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まえがき

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Academic year: 2021

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まえがき

著者 長沼 さやか, 大野 旭, 小松 かおり

雑誌名 静岡市・用宗地区. ‑ (フィールドワーク実習調査 報告書 ; 平成26年度)

ページ none‑none

発行年 2014‑12

出版者 静岡大学人文社会科学部社会学科文化人類学コース

URL http://hdl.handle.net/10297/8064

(2)

まえがき

静岡大学人文社会科学部社会学科文化人類学コースでは、例年 6月 に 1週 間ほど静岡県 内の調査地に泊ま り込み、その土地の暮 らしや社会について学ぶ フィール ドフニク実習を 実施 しています。参加す るのは本 コースに在籍す る学部 3年 生です。調査地は教員が選定 しますが、その後は学生が文献や統計、地図な どの資料 を収集 し、現地 を下見す るな ど事 前準備 を進め、本調査にのぞみます。

今年度は、駿河湾 に面 した海辺の町・静岡市駿河区用宗地区を訪問 しま した。用宗は、

静岡大学静岡キャンパスか ら車で 20分 圏内に所在 しています。 じつは、本 コースでフィー ル ドワー ク実習を実施 して以来、これほど近い場所での調査は初めてで した。実習期間は

6

月 8日 か ら 14日 までの 6泊 7日 間で、教員 3名 と学生 9名

(秋

山陽香・天野浩二・海野 未樹・高源・ 行 日望音・小林亮太・戸塚翔・李玉潔・渡邊萌子 )の 12名 が、用宗地区に宿 泊 しなが ら現地調査を行いま した。また、実習の最終 日にあたる 6月 14日 には、用宗公民 館で現地発表会 を開催 し、地域の方々に調査の成果 を聴いていただきま した。

用宗地区は、駿河湾で とれ るシラスの水揚げとカロエで有名 な用宗漁港があることか ら、

漁村や港町のイ メ‐ ジを持たれがちですが、かつては山の斜面を利用 した果樹栽培な どの 農業 もさかんで した。付近には安倍川が流れ、東海道の宿場か らも近 く、水路・陸路の便 に優れてお り、江戸時代には幕府 の直轄地 とされていま した。そ して現在、静岡駅か ら電 車で 2駅 の距離にある用宗地区は、お よそ 4,500人 が暮 らす近郊の住宅地 となっています。

こ うしてみ ると、過疎化 とは縁遠いかにみ える用宗ですが、近年では、海がもた らす 自然 災害今の不安、若年層の都市部への転出な どを背景に、人 口減少 と高齢化が進みつつあ り ます。 フィール ドワークでは、こ うした現象にともな う緩やかな社会変化、それ らに対応 す るために地域の人々が始めた取 り組み、海 とともにある用宗での暮 らしについて学ぶ こ とができま した。それ と同時に、現代社会において文化人類学が向き合 うべき 「身近な場 所にある異文化」を改めて知る機会 ともな りま した。

調査にあたつては多 くの方々にご支援 を賜 りま した。用宗町内会の皆 さんには、学生の 開き取 り調査にご協力いただ くとともに、地図や文献な ど貴重な資料 を提供 していただき ま した。宿泊先の柳家旅館 さんには、寝食以外に勉強部屋 をご用意いただ くな ど、わがま まを聞いていただきま した。静岡県清水漁業協同組合用宗支所の皆 さん、用宗魚仲買人水 産カロエ業協同組合の方々、用宗で活動す る地域お こし団体の皆 さんに もたいへんお世話に な りま した。紙幅の関係上、お名前 を申 し上げ られなかった皆様 をふ くめて、 この場で厚 くお礼を申 し上げます。

なお、本報告書の

Tl行

にあたつては、静岡大学人文社会科学部学部長裁量経費の助成を 受けま した。本報告書の内容は、下記の U3Lか らもご覧いただけます。

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hss.shlzuoka,acjPノ shaka1/bunJin/

平成 26年

12月

静岡大学人文社会科学部社会学科文化人類学コース

長沼

 

さやか 大野

 

(楊 

梅英

)

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松   かお り

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