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工学基礎技術の融合と創造教育の実践

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Academic year: 2021

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熊本大学工学部 附属革新ものづくり教育センタ

平成23年度 年次報告書

工学基礎技術の融合と創造教育の実践

1 . はじめに

工学部は平成23年度から革新ものづくり展開力の 協働教育事業に着手している。 本プロジェクトはその 中の「早期体験型実験・演習科目開発プロジェクト」

に技術部枠が認められ実施したものである。

本プロジェクトは受講生の好奇心を掴養し、 創造す る楽しさを発見してもらうことを目的としている。

学科の垣根を越えて学生がものづくりで協働する。

また、 技術職員は工学基礎技術である電子回路の基礎 や計測技術、

イオ技術、 機械設計 ・加工技術、 電子 制御、 材料評価技術など、 日頃から培った技術を融合 させ指導にあたった。

2. 実施テ

以下に実施テ

マ毎に報告する。

2-1 金属からガラス薄膜を造ろう!

(薄膜ス

ッタ装置の製作)

図1. 薄膜スパッタ装置の製作

本コ

スは反応性ス

ッタ装置を題材に各種の機能 性薄膜を創成することを目的として、 その基礎となる 技術開発、 装置の製作まで、を行なった。 具体的には既 存の真空チャンパ

に、 ガス導入ポ

ト、 覗き窓、 ゲ

ジポ

ト、 カソ

ドマウント等の追加工を施した。

加工したチャンパ

は架台にマウントし、 ロ

タリ

ポンプにより真空リ

クがないことを確認した。また、

高周波電源を作製し、

ルス波の発生を確認した。 分 析技術については、 FIBによる薄膜断面観察法の指導 を実施した。 参加した学生はマテリアノレ工学科4名、

機械システム工学科3名、 電気電子情報工学科3名で あった。 企業経験者に技術アド

イザ

として参画し てもらい、 機器分析・ 化学 WG と装置開発 WG、 計測 制御 WG の技術職員が連携して開発のサポ

トにあた った。 本機は平成24年度の実用化を目指している。

77

技術部 里中 忍

2 2 音声ガイド式ポ

タブル点字タイプ練習機の開 発

熊本県立盲学校から要望されていた就学前の子供に も使いやすい点字タイプ練習機を開発して提供した。

開発に参加する学生はマイコン活用技術の習得と基本 的な電子回路設計・製作技術が習得する機会になった。

併せて学生が開発した製品が実際に「人を助ける」様 子を確認でき、 創造する意欲を高めることができた。

学生の募集は工学部1,2 年生を対象に行い、 1年生5 名、 2年生2名合計7名がプロジェクトに参加した。

図2. 熊本県立盲学校にて贈呈式

図3 開発した点字タイプ練習機 2

3 Android アプリ開発・ 実装体験

近年、 スマ

トフォンなどの携帯電話等で話題にな

っている1AndroidJ OS上で動作するアプリケ

ショ

ンをプログラミング初心者でも直感的に扱いやすい

Web上の

/レ形式で

簡単に作成し、Android端末に実

装することで受講した学生にソフトウェア開発を体

験してもらった。

(2)

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