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平野治和学佐藤

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Academic year: 2021

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(1)

RightVentricularDysplasia症例の核医学的所見

平野治和学佐藤 l謙末吉正一※※

かつた。平衡時法による位相イメージから左室右 室の位相ヒストグラムを作成した(図3)。左室位 相角-4±14.,右室位相角55±51゜と右室が左室 に比べ位相角約60.,160,secの遅延を認め、SD も犬である。次に位相遅延、振幅低下が最も強い 右室心尖部と、右室体部、左室に関心領域をおき ヒストグラムを作成した(図4)。右室心尖部は 体部に比べ位相角約80゜、210,secの遅延が認めら れた。第1回循環時法によるfunctionalimageで も同様の結果を得た。

〔まとめ〕

RVDは組織学的には右室心筋の線維化と脂肪 浸潤が特徴で、右室拡張、右室壁運動異常を来た し、右室心筋症ともいえる病因不明の稀な疲患で ある3本例においては診断上Uhl6anomaly成人例 との鑑別が問題となるが、両疾患を同一スピクト ルでとらえるか異なるclinicalentityと考えるかに ついては確立していない:左室心尖部、下壁、流 出路前壁に病変が多いとされ?又電気生理学的検 査より、同部が心室頻拍のfocusとなることも確認 されている:難治性心室性不整脈に対しては外科 手術も行われ?従ってRVD例において病変の局 在やVPC、心室頻拍のfocusを明らかにすること が必要である。

自聴例では右室心尖部に位相遅延を認め、この 部よりdelayedpotentialがもたらされていると推 定された。RVDにおいては、これまでの電気生 理学的検査に加え核医学的検査は新たな意義を有 するものと思われた。

文献

1)FontaineGetaLArrhythmogenicright

ventriculardysplasia:Aclinicalmodelfor thestudyofchronicventriculartachyca‐

rdia・JaPCirculationJ.,48,515,1984.

2)MarcusFLetaLRightventriculardyspla‐

sia:Areportof24adultcases・Circulation,

65,384,1982.

3)GuiraudonGM・etaLTotaldisconnection oftherightventricularfreewall:surgical treatmentofrightventriculartachycardia associatedwithrightventriculardysplasia・

Circulation,67,463,1983.

RightVentricularDysplasia(RVD)は右室 拡大、右室壁運動異常を特徴とし、又右室起源性 心室頻拍を伴うものはArrhythmogenicRVDとし て近年注目されている疾患である:)今回RVDの 1例に核医学的検査を施行した。Phaseanalysis によりnoninvasiveに病変の局在、VPCのfocusな どを知る上で興味ある知見を得たので報告する。

〔症例〕

59才、女性。主訴は労作時呼吸困難で中学時 代より心肥大を指摘されている。昭和55年より主 訴を自覚し昭和59年1月主訴が増強し入院となる。

現症では口唇に軽度のチアノーゼを認める。肺野 清で心音ではⅡ音の幅広い固定性分裂を認める。

Ⅲ音Ⅳ音は聴取せず。血圧は104/70mmHg、脈拍 72/分整で浮腫は認めない。

血算・尿・血液生化学検査で異常なし。動脈血 ガス分折で低酸素血症(pH7.430、Po2597mmHg Pco2342mmHg)を認めた。

胸部X線写真(図1)ではCTR60%で左第4 号の突出が著明である。

心電図(図1)は洞調律で左軸変位(-50。)を 認める。QRSは右脚ブロック型パターンを示し、

delayedpotentialを認める。又、VI-sでは陰性T 波を認めた。ホルダー心電図では左脚ブロック型

VPCの多発、連発を認めた。

断層心エコー図(図2)では著明な右室拡大と 心室中隔異常運動を認めた。三尖弁中隔尖の位置 は正常であった。右心カテーテル検査では圧デー タに異常なく、O2saturationでstePupは認めな かった。

以上の所見よりRVDと考えられた。次に東芝 GCA-401ガンマカメラ、データ処理はGMS-55Aを 使用して核医学的検査を施行した。

心拍同期心プールイメージ(図2)では右室拡 張が著明である。201Tl心筋シンチグラムでは左室 心尖部に軽度の集積低下をみるのみで右室への集 積は認められなかった。平衡時法より求めた左室 駆出率は42%と軽度低下し第1回循環時法により 求めた右室駆出率は24%と高度のdiffuseな壁運動 低下が認められた。次にフーリエ解析1次項近似 により、functionalimageを作成した。左室は位 相イメージ、振幅イメージとも異常は認められな

※城北病院内科

※※寺井病院放射線科

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