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福島県立医科大学 学術機関リポジトリ

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Academic year: 2021

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Fukushima Medical University

福島県立医科大学 学術機関リポジトリ

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Title IL-13 attenuates early local CXCL2-dependent neutrophil recruitment for Candida albicans clearance during a severe murine systemic infection( 内容・審査結果要旨 )

Author(s) 阿部, 良伸

Citation

Issue Date 2019-09-30

URL http://ir.fmu.ac.jp/dspace/handle/123456789/1043

Rights © 2019. This accepted manuscript version is made available under the CC-BY-NC-ND 4.0 license.

DOI

Text Version ETD

(2)

論 文 内 容 要 旨

氏名

し め い

阿部良伸

学位論文題名

IL-13 attenuates early local CXCL2-dependent neutrophil recruitment for Candida albicans clearance during a severe murine systemic infection

(マウスの

Candida albicans

重症全身感染モデルにおいて、

IL-13

は菌体の排除に関与

する

CXCL2

に依存した早期の好中球の動員を減弱する)

マウスの

Candida albicans(C.albicans)重症全身感染モデルでのIL-13

の役割を検討するた め、BALB/c 野生型マウスをコントロール群として、IL-13 ノックアウトマウスを用いて、経 静脈感染後の腎臓内のカンジダ菌数と生存日数を評価した。また、炎症性メディエーターと 組織への細胞動員を、定量的リアルタイム

PCR、マルチプルELISA

システム、形態学的な細 胞の分化により評価した。IL-13 ノックアウト群ではコントロール群と比較して、感染後

4

日目において腎臓内の菌数はより少なく、

CXCL-2

および

IFN-γの発現と多形核好中球は優位

に増加していた。また、ノックアウト群のほうが生存期間も延長していた。一方、感染後

10

日目における

TGF-βとIL-17A

の発現は、IL-13 ノックアウト群よりもコントロール群で優位 に高値であった。経気道感染モデルにおいて、IL-13 ノックアウト群で、感染後

6

時間で肺 胞の多形核好中球の増加と迅速な

CXCL2

の増加を認めた。骨髄由来の培養細胞を用いた実験 では、C.albicans との接触

3

時間後に急速な

CXCL2

mRNA

のアップレギュレーションを認 め、これは、リコンビナント

IL-13

の事前処理により減少したが、

TGF-βのアップレギュレー

ションは保持されていた。本研究の結果から、マウスでの

C.albicans

重症全身感染モデルに おいて、IL-13 は炎症性メディエーターを抑制するため、標的臓器における迅速な

CXCL2

の 上昇と多形核好中球の凝集を制限しており、感染後

4

日以内の局所でのカンジダの排除を減 弱させることが示唆された。

※日本語で記載すること。1200字以内にまとめること。

(3)

学位論文審査結果報告書

令和元年7月1日 大学院医学研究科長様

下記のとおり学位論文の審査を終了したので報告いたします。

【審査結果要旨】

氏 名 :阿部 良伸(感染制御医学講座)

学位論文題名 :

IL-13 attenuates early local CXCL2-dependent neutrophil recruitment forCandida albicans clearance during a severe murine systemic infection

(マウスの

Candida albicans

重症全身感染モデルにおいて、

IL-13

は菌体の排除に関与する

CXCL2

に依存した早期の好中球の動 員を減弱する)

本学位論文は、

IL-13

ノックアウトの

BALB/c

マウスを用いて、

Candida

albicans

経静脈感染後の重症全身感染下での生体防御における

IL-13

の役割を評

価した論文である。

解析の結果、コントロール群と比較して、

IL-13

ノックアウト群では、感染後

4

日目の腎臓内菌数の有意な減少と腎臓内

CXCL2

IFN-

γの発現および多形核 好中球数の有意な増加、 生存期間の有意な延長を認めたが、 感染後

10

日目では、

TGF-

β、

IL-17A

の発現の有意な減少を認めた。さらに経気道感染モデルでも、

IL-13

ノックアウト群で、感染後

6

時間目で肺胞内多形核好中球数と迅速な

CXCL-2

の有意な増加を認め、マウスでの

Candida albicans

重症全身感染モデル

では、

IL-13

は炎症性メディエーターの抑制と、感染標的臓器における多形核好

中球数の招集を抑制し、感染後

4

日以内での感染局所でのカンジダの排除を減 弱していることが示唆されると結論した。

学位論文審査会は、令和元年

6

19

日福島県立医科大学

8

号館

1

S101

議室で開催された。質疑応答による審査の結果、各委員の質疑事項について文

書で回答する旨の指示が大学院医学研究科長からなされた。同年

6

26

日に阿

部氏から回答が提出され、各委員が審査した結果、本論文は学位論文に値する

(4)

と判断された。

学位論文審査委員 主査 関根 英治

副査 志村 浩己

副査 谷野 功典

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