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Microsoft Word - 報告書 H27静岡県高等学校体育教育研究会.doc

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(1)

平成 27年度

静岡県高等学校体育教育研究会

(2)

各地区研究大会報告

・東部地区

伊豆総合高等学校

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・講演「競技用自転車体験乗車」

・・・・・・・・・・・・・・

・中部地区

榛原高等学校

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・講演「要素と育成」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

14

・西部地区

湖西高等学校

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

15

・講演「生涯スポーツ(ゴルフ)

」 ・・・・・・・・・・・・・・・・

22

女子部会

・東部地区

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

23

・中部地区

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

26

・西部地区

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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(3)

静岡県高等学校体育教育研究会

東部支部

研究大会

平成 27 年度 11 月 11 日(水)

静岡県立伊豆総合高等学校

(4)

平成27年度 静岡県高等学校教育研究会体育部会 東部支部総会および研究大会 次第 Ⅰ 日 程 12:30 ∼ 13:00 受 付 13:05 ∼ 13:55 公 開 授 業(伊豆ベロドローム) 13:55 ∼ 14:05 移 動(休憩) 14:05 ∼ 14:55 講 習 会(伊豆ベロドローム) 14:55 ∼ 15:10 移 動(休憩) 15:10 ∼ 15:40 総 会 Ⅱ 内 容 1 総 会 (1)東部支部長挨拶 静岡県立小山高等学校 校 長 綾 部 信 明 (2)所管事項説明 スポーツ振興課生涯スポーツ班 班 長 朝 倉 徹 (3)研修テーマの取組について 静岡県立伊豆総合高等学校 教 諭 増 田 裕 (4)本年度役員紹介 (5)事業・会計報告 ア 平成 26 年度 事業報告・会計報告 東部支部事務局 イ 平成 27 年度 事業計画・予算(案) 同 上 ウ 東部支部会則について エ 女子部会報告 オ その他 2 公 開 授 業 テーマ 「ライフスポーツ」 担当 増田 裕 教諭 集団 2年選択者 3 研 究 発 表 テーマ 「自転車競技」 −競技用自転車乗車− 4 講 演 会 演 題「競技用自転車体験乗車」 講師 サイクルスポーツセンター 職員 野 田 尚 宏 5 講 評 6 閉 会

(5)

研究主題

「ライフスポーツ」

∼自転車競技・地域と連携した特色のある授業を目指して∼

静岡県立伊豆総合高等学校

1.研究発表の概要 (1)研究主題設定の理由 伊豆総合高校の「ライフスポーツ」は、生涯を通じて行うことができるスポーツを経 験すること、地域と連携し、地域の特色を生かして行うことを目的として始まった。H24 年度からはサイクルスポーツスポーツセンターの協力を得て自転車競技が始まり、もと もと行っていたゴルフも H27 年度より静岡県ゴルフ場協会の力を借りて授業を行うよう になった。伊豆総合高校でしかできない種目であること、また、東京オリンピック自転 車競技の開催候補地でもある、伊豆ベロドロームでの授業をぜひ他校の先生方に見てい ただきたいと思い、研究主題として設定しました。 (2)研究の仮説 ライフスポーツの授業を通して、自転車、ゴルフ、トレーニング等を専門的に行い、 これまでに経験したことのないスポーツに触れることで改めてスポーツの“楽しさ”を 知ることができ、生涯を通じてスポーツに関わる(見る・する・支える)といった意識 をもつことができるようになる。また、地域の協力を得ることにより、学校と地域との より深い信頼関係を築くことができるようになる。 (3)研究の視点 【視点1】素晴らしい環境での授業 本授業を行っている伊豆ベロドロームは、日本初の室内の木製走路の自転車競技場で あり、日本で唯一、国際大会が開催できる競技場である。東京オリンピック自転車競技 の候補地でもある素晴らしい環境で授業ができること、また、ここまでの生徒の送迎を 含めて全て無料で行ってもらっていることなど、サイクルスポーツセンターからの協力 を得て成立する伊豆総合高校ならではの授業である。 【視点 2】センター職員による専門的な指導 自転車競技のコーチ資格をもったサイクルスポーツセンター職員の方々の専門的な指 導により、2時間×5回の計 10 時間の授業で、自転車競技未経験の生徒たちが競技用自 転車を乗りこなすことができるようになる。技術指導だけでなく理論指導も行われ、他 では決して経験することのできない授業を受けることができる。

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2.研究実践の内容 (1)平成 22 年度∼ 静岡県立伊豆総合高等学校 開校 選択授業 「ライフスポーツ」開講(50 分×2) (2)平成 24 年度∼ 「ライフスポーツ」サイクルスポーツセンターと連携し、自転車競技開始 1回目 オリエンテーション・トレーニング 2回目 ゴルフ① ※静岡県ゴルフ場協会よりプロ講師派遣 3回目 ゴルフ② →コガワグリーンゴルフセンターにて実施(学校より徒歩 3 分) 4回目 ゴルフ③ 5回目 ゴルフ④ 6回目 ゴルフ⑤ 個人スキルテスト 7回目 水泳・ランニング① 8回目 水泳・ランニング② 9回目 自転車競技① オリエンテーション・脱着練習・集団走行 10 回目 自転車競技② ペダル脱着・集団走行(スプリンターレーン) 11 回目 自転車競技③ ウォーキングスタート・スタンディングスタート 12 回目 自転車競技④ スタンディングスタート タイム測定(1周) 13 回目 自転車競技⑤ スタンディングスタート タイム測定(2周) 3.公開授業について 授業者 増田 裕 (1) 第2年次 領域名 「 ライフスポーツ 」 単元名 「 自転車競技 」 今回の公開授業では、本校の総合学科の特色で もある学校設定科目「ライフスポーツ」の自転車 競技を行った。サイクルスポーツセンターベロド ロームは東京オリンピックの自転車競技の開催候 補にもなっており、多くの方に認知してもらうと いう大きなねらいがあった。自転車競技の単元目 標は、ブレーキの操作がない競技自転車の乗車・ 走行の基本的な技能の習得と、実際の競技場を走行して、スピード感を体感する魅力・楽 しさを味わうことである。また、サイクルスポーツセンターの職員の方が指導していただ くことで、より自転車の魅力を味わうことができるのも大きな強みであり、地域交流とい

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4.成果と課題 (1)成果 成果としては大きく2つあった。1つ目は、実際のレース時のスタートから1周のタイ ム測定を行い、自転車競技レースを体験できたことである。トップスピードで走行するこ とにより、スピード感を体感することができ、自転車競技の魅力を感じられたことが生徒 にとって大きな成果といえる。2つ目は、自転車競技部に所属している3名の生徒につい てである。自転車競技部の生徒と一般の生徒と の1周(250m トラック)のタイムは、3秒∼ 5秒も違いがある。スピードの出し方やコーナ ーの走り方などを視覚的に捉え、どうしたら速 く走ることができるかといった思考・判断にも つながり、次のステップへつなげることができ た。 (2)課題 技術的な課題として、スタート時からスピードを上げる技術と、コーナーリングの技術 向上が挙げられる。一般生徒と自転車競技部の生徒との差は、スタートからスピードを上 げるまでが遅いこと、スムーズなコーナーリングができないことである。上級者の走行を 参考にすることや、ハンドル操作のコツなどをつかむことが、次回の大きな課題となる。 全体を通しての課題としては、協同作業を通して、他者とのかかわりを持ちながら、自転 車競技の楽しさをグループで共有していくことである。自転車競技は、個人競技ではある が、他者の走行を見ることが多く、集団走行を行うこともある。他者への自転車走行のア ドバイスや、お互いコミュニケーションをとって共に技術向上を目指すことができる。そ してそれは、生涯スポーツを目指した「ライフスポーツ」の授業の大きなねらいである。

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特別講演「

競技用自転車体験乗車

サイクルスポーツセンター

職員

野田

尚宏

講師紹介 1.氏名 野田 尚宏(のだなおひろ) 2.保有資格 保健体育教員免許(高一種・中一種) 健康運動指導士、温泉利用指導者 日本体育協会公認コーチ(自転車競技) 特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会公認トレーニング指導者 3.学歴 平成 4 年(1992 年)3 月 静岡県立韮山高等学校 卒業 バレーボール部(国民体育大会静岡選抜少年男子のメンバーに選出) 平成 8 年(1996 年)3 月 日本大学文理学部体育学科 卒業 バレーボール部 平成 8 年(1996 年)4 月 財団法人日本サイクルスポーツセンター 入社 現職(競技振興課長)に至る 内容 今回の講習会では、事前に希望をした先生 25 名が競技用自転車に体験乗車し、ベロドロ ームの走路を走行した。実際の初回の授業と同様、ペダル脱着、集団走行を行った。50 分 という短い時間ではあったが、体験乗車をした先生方は皆上手に乗りこなし、多くの先生 がバンク(傾斜 45 度)を走ることまでできた。競技用自転車は、ペダルとシューズがくっ ついていること、ブレーキがないこと、スピードがでることなどから、一歩間違えると大 怪我につながることもあるが、安全面に留意をした上で効率良く講習が行われていた。体 験乗車が終了したあとは、参加した先生方全員で走路を歩かせていただいた。オリンピッ クの候補地でもあるベロドロームの走路を歩き、整備がしっかりとなされた木製の走路や 予想以上に傾斜角度があるカーブに、皆驚かされていた。普段の授業ではなかなか体験す ることができない競技用自転車ではあるが、その指導から得られるものは数多くあり、今 後指導者として生徒たちを指導していく上で大変参考になる講習会であった。

(9)

静岡県高等学校体育教育研究会

中部支部

研究大会

平成

27年度 11 月 13 日(金)

静岡県立榛原高等学校

(10)

平成27年度 静岡県高等学校教育研究会体育部会 中部支部総会および研究大会 次第 Ⅰ 日 程 12:15 ∼ 12:45 受 付 12:45 ∼ 12:55 日 程 説 明 ・ 案 内 12:55 ∼ 13:25 総 会 13:25 ∼ 13:40 ゴルフ場協会事業協力について(説明) 13:40 ∼ 14:00 研 究 発 表 14:15 ∼ 15:05 公 開 授 業 15:20 ∼ 16:20 講 演 会 16:20 ∼ 16:25 閉 会 Ⅱ 内 容 1 総 会 (1)中部支部長挨拶 静岡県立島田工業高等学校 校 長 服 部 康 雄 (2)会場校校長挨拶 静岡県立榛原高等学校 校 長 佐 伯 泰 広 (3)所管事項説明 スポーツ振興課生涯スポーツ班 班 長 朝 倉 徹 (4)事業・会計報告 ① 平成 27 年度 事業報告・会計報告 中部支部事務局 ② 平成 28 年度 事業計画・予算(案) 同 上 2 研 究 発 表 テーマ「主体的な生徒を育てるグループ学習」 3 公 開 授 業 単元 「球技(サッカー)」 <グラウンド> 担当 増田 雄也 教諭 ・ 松井 唯喜 教諭 集団 21・22・23HR 男子 54 名 4 講 演 会 演 題「要素と育成」 講師 元プロ野球選手・榛原高校野球部コーチ 片 瀬 清 利 5 閉 会

(11)

研究主題

「主体的な生徒を育てるグループ学習」

静岡県立榛原高等学校

1.研究発表の概要 (1)研究主題設定の理由 本校の球技(サッカー)は、教師主導の授業でゲームを中心に行っている。平成 26 年 度の授業後、生徒に学習指導要領の目標を基にして作成したアンケートを実施し「授業 満足度」について調査を行った。アンケート結果より、勝敗を競う楽しさや喜びを味わ うことはできている生徒の割合は多いが、生徒自らが自主的・主体的に取り組んだり、 自己やチームの課題解決に向けて取り組み達成感や充実感を味わったりするといった点 において不十分だと感じている生徒の割合が多かった。そこで、生徒が自主的・主体的 に取り組むことで課題解決能力を高めることを目的にグループ学習を導入し、昨年まで の教師主導のゲーム中心の授業との比較検討を行い、今後の指導に活かすことを目的に テーマを設定した。 (2)研究の仮説 生徒の実態として、球技に取り組む意欲は高く、態度も非常に真面目、理解力もある 一方で、自主的・主体的に取り組む雰囲気には乏しい。グループ学習を取り入れ、学習 ノートの活用やグループワーク、審判や観察係を経験することで、自発的な発言が増え、 学習効果が得られるのではないかと考える。 (3)研究の視点 【視点1】サッカーサーキットの導入 グループ学習が主体となるため、個人技能の習得に取り組む時間が少なく、それを補 うためにサッカーサーキットを取り入れた。これは、始業前にグランドに出てきた生徒 から2人1組で行うもので、ウォーミングアップを兼ね、ドリブル、パス、シュート、 ヘディングといった基本技能を、短時間に、一斉に全員の生徒が学べるものとして毎時 間継続して取り組んだ。 【視点2】授業の工夫・学習ノートの活用等 生徒の主体的な学習をメインテーマとするため、各チームのメンバーは固定メンバー とした。1チーム 13∼14 名となるが、ゲームは9対9で行うことで、出場選手のポジシ ョンを明確にした。また、それ以外の生徒で審判、観察係を行わせることで全員に役割 を持たせるようにした。チーム練習では、各チームが目指すチーム像から必要とされる

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練習を各チームに考えさせ、ゲーム前、ハーフタイム、ゲーム終了後に1時間に3度チ ームミーティングを行うことで、積極的な言語活動を促すようにした。さらに、それら の内容について、学習ノートに記入させ、毎時間教師がチェックし、必要に応じて改善 を促した。また、チーム練習とゲームのみでなく、同一内容の専門的トレーニングをチ ーム毎行い、一定の運動量の確保、サッカーの戦術的駆け引き、チーム練習前のチーム ワークの向上を目指した。 2.研究実践の内容 (1)平成26年度 教師主導のゲーム中心の授業 授業後、アンケートの実施(1年男子対象) (2)平成27年度 グループ学習による授業(2年男子対象) 1時間目 オリエンテーション・チーム編成(チーム名、キャプテンの決定等) 2時間目 サッカーサーキット・初めのゲーム(チームメイトの特性理解) 3時間目 サッカーサーキット・チームミーティング・チーム練習 4∼9 時間 サッカーサーキット・専門的トレーニング・チーム練習・リーグ戦 10 時間目 スキルテスト・アンケート (3)アンケート結果

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(4)生徒の感想(抜粋) ○良かった点 ・サッカーを考えてやったことがあまりなかったけど、考えながらやれて楽しかった。 ・1年生のときと比べて、チーム同士の戦いという意識が高まった。 ・チームでたくさん話をして、自分たちの課題を自分たちで見つけ、それを解決するため の練習も自分たちで考える授業は、新鮮で楽しかった。 ・チームで反省点を言い合って、次の試合に活かそうとする授業はとても良かった。 ・サッカーサーキットで、基礎的な練習時間がで増えたので、ドリブルができるようにな った。 ・チーム練習が増えたので、練習のことを試合で活かそうという意識が出た。 ●物足りなかった点 ・もっと試合を多くやりたかった。 ・技術的に足りないことが多くて、チームにあまり貢献できなかった。 ・練習でできていても、試合でできないことが多くあって残念だった。

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3.公開授業について 授業者 増田雄也・松井唯喜 (2) 第2年次 領域名 「球技(サッカー)」 5時限目/10時限の授業を公開授業とした。導入では、グランドに出てきた生徒から 2人1組のサッカーサーキットを行い、その後、準備体操としてストレッチ、榛高生体操 を行った。専門的トレーニングは、前時の授業を発展させた内容の2対2+1でボールを 持っていないときの守備の役割を学び、その後チームミーティングを行った。チームミー ティングでは、チーム毎狙いに応じた練習方法、戦い方、役割分担について確認し、チー ム練習の後、リーグ戦第2節を行った。まとめでは、学習カードを使用し、チーム毎本時 のゲームを振り返り、次時の目標を確認した。 4.成果と課題 (1)成果 授業後のアンケート結果を昨年度のものと比較すると、Q1「勝敗を競う楽しさや喜び」 については、昨年度よりも少し満足度が低かったがQ2「課題解決に向けてチームで協力し、 作戦や技能を高めること」については、「とてもできた」「できた」を合わせた割合が、46% →62%に増加した。Q3「自己やチームの課題に応じた取り組み方の工夫」については、同 様の割合が25%→74%に約3倍に増加した。Q4「主体的な取り組み」についても、同様の 割合が32%→70%と倍以上になった。 (2)課題 アンケート結果Q1「勝敗を競う楽しさや喜び」が昨年度と比較して満足度が低かったの は、もっとゲームをたくさんしたいという生徒が多かったからだと思われる。もっと自由 にやりたいと考える生徒の気持ちと、こちらの授業の目的を理解し、納得して取り組ませ る工夫が今後更に必要だと思われる。また、今回の研究では、授業評価についてまでは十 分に検討できなかった。指導と評価の一体化という部分から、生徒主体のグループ学習を どのように評価したら良いかについても、今後研究を続けて行きたい。

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特別講演「

要素と育成

元プロ野球選手・現榛原高校野球部コーチ

片瀬

清利

内容 「要素と育成」というテーマで、本校卒業生であり元プロ野球(広島・阪神)選手、現 在は本校の野球部コーチを務める片瀬清利氏から講演をいただいた。 良い選手の要素として、心技体についてそれぞれ検証する必要があること。心の部分は 特に重要で、負けず嫌いであることや意欲的な顔つきをしている選手に将来性を感じるこ と。また、技術については単に上手い子では十分ではなく、不器用な子ほど努力してでき たことは忘れないことなどから、継続性や集中力が大切であること。体力、体格の部分で は、先天的要素(入学してからは教えられない部分)を持っている子に注目する。育成に ついては、「悔しさのない選手は伸びない」、「目的のない練習は無意味だ」、という言葉が 特に印象的だった。 野球選手だけでなく全ての競技、さらに全ての高校生に繋がるようなお話をしていただ いた。プロ野球で長年活躍し、その後、各大学のコーチや高野連の技術指導員として11 年間活動してきた中で多くのトップレベル選手を指導してきた経験をもとに話をしていた だき、今後指導者として生徒たちと接していく上で大変参考になる講演であった。

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静岡県高等学校体育教育研究会

西部支部

研究大会

平成 27年 11 月 24 日(火)

静岡県立湖西高等学校

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平成27年度 静岡県高等学校体育教育研究会西部支部総会および研究大会 次第 Ⅰ 日 程 12:10 ∼ 12:30 受 付 12:30 ∼ 13:10 総 会 13:10 ∼ 13:25 移 動(休憩) 13:25 ∼ 14:15 公 開 授 業 14:15 ∼ 14:25 移 動(休憩・更衣) 14:25 ∼ 15:25 講 演 会(講習会:ゴルフ) 15:25 ∼ 15:35 移 動(休憩・更衣) 15:35 ∼ 16:05 研究協議・県教育委員会講評 16:05 ∼ 16:15 閉会式 Ⅱ 内 容 1 総 会 (1)西部支部長挨拶 静岡県立湖北高等学校 校 長 加 藤 洋 一 (2)会場校校長挨拶 静岡県立湖西高等学校 校 長 長 井 利 樹 (3)所管事項説明 スポーツ振興課 指導主事 村 田 佳 代 (4)事業・会計報告 ① 平成 26 年度 事業報告・会計報告 西部支部事務局 ② 平成 27 年度 事業計画・予算(案) 同 上 (5)諸連絡 事務局・会場校 2 公 開 授 業 単元 「武道:柔道」 <武道場> 研究テーマ ∼ICT を活用し自ら考え学習する力を身に付ける授業∼ 担当 川端 常弘 教諭 集団:21HR 男子 3 講 演 会(実 技) 「生涯スポーツ(ゴルフ)講習会 ∼学校施設でできるゴルフ∼ 講師:TEAM TOKITO 朝霧カントリークラブ所属 時任 宏治 氏 4 研 究 発 表 テーマ「ICT を活用した取組に関する成果と課題」 5 講 評 総合支援課高校Ⅱ班 指導主事 野 村 和 弘 6 閉 会

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研究主題 「ICT を活用した授業の展開」 ∼自ら考え、課題を解決する力を身に付ける∼ 静岡県立湖西高等学校 1 研究発表の概要 (1)研究主題設定の理由 ICT 機器が多様化する中で、高等学校においても様々な形で ICT を活用し効果的な授業を 展開することが求められている。他の教科に比べ体育の授業においては、ICT 機器の活用は 生徒の技術の習得や理解、言語活動など幅広くその効果が期待できると考えられる。 本校はタブレット型の ICT 機器を10台所有しており、複数の領域において活用し、視 覚による理解を深めることで、学習効果を高めることができるのではないかと考えこの研 究主題を設定した。 (2)研究の仮説 柔道の授業において、各グループでタブレットを使用して投げ技の動作を撮影し、スク リーンに映し出したり、動画を元に技のポイントや注意点を説明したりするなどして、客 観的に自分の技を確認することができる。また、その映像を見ながら指導することでより 理解を深めることができる。更に、動画をグループで確認していく中で言語活動が活発に なり、コミュニケーション能力が育成されるとともに、技術の改善等について互いに話し 合う活動を通じ、論理的思考力を伸ばすことができると考える。 (3)研究の視点 【視点1】 タブレットとスクリーンを併用することによる学習効果 タブレットにより、個人が自身の技を振り返り確認しやすいことに加え、本校の武道場 に設置されている大型テレビを活用し、グループで映像をみることで技のポイントを集団 全体にわかりやすく見せることができる。また、客観的に自己課題の把握ができるだけで なく、投げ技のイメージを共有することで、技術面での課題を解決するための対策を発見 することができる。 【視点2】 映像比較ソフトで見本の技と自分の技を見比べる 見本となるいくつかの投げ技をすべてのタブレットに映像として保存しておき、映像比 較アプリを使用して自分の投げ方と見本の投げ方の違いを比較することで、技術の習得段 階に応じた自己の課題を見つけることができる。 ※使用したアプリ

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2 研究実践の内容 (1)平成25年度 ICT を活用して授業を展開する領域の設定 ・教科会議による教材選定と教材研究 (2)平成26年度 タブレットを活用して授業を展開(体つくり運動、柔道) ・第1∼第3学年「体つくり運動」(7時間) ・第1学年 「柔道」 (10時間) ・教科会議による反省と課題→武道場に大型テレビを設置 (3)平成27年度 タブレットと大型テレビを併用して授業を展開(体つくり運動、柔道、ゴルフ) ・第1∼第3学年「体つくり運動」 (7時間) ・第3学年 「選択体育・ゴルフ」 (12時間) ・第2学年 「柔道」 (10時間) 1時間目 礼儀・作法 2時間目 受け身を習得 3時間目 受け身を発展させ習得、投げ技を習得(釣り込み腰) 4時間目 投げ技を習得する(背負い投げ) ※公開授業 5時間目 投げ技を習得(体落とし、大腰、払い腰) 6時間目 得意技・連絡技を習得 7時間目 相手の動きに対応した固め技の攻防を習得 8・9時間目 相手の動きに対応した立ち技の攻防を習得 10時間目 スキルテスト、知識・理解力テスト ※2時間目以降タブレット及び大型テレビを随時使用

(21)

3 成果と課題 (1)成果 ① 映像によるフィードバック ICT を活用する一番の利点は普段見ることができない自分の姿を映像として客観 的に見ることができる点である。即時フィードバックすることができるので、技術 の上達が早く理解を深めることができた。また、撮影する生徒にとっても、被写体 となる生徒のどの部分に注目して撮れば良いのかを考えるため、その後の練習の中 で自分自身の体の使い方を意識できるようになることも利点であった。教師側の立 場としては、映像を見せながら指導ができるので生徒に注意点やポイントが伝えや すく、教師同士の共通理解や教師の指導力向上にも繋がった。 ② 言語活動の充実 単なるビデオ再生ではなく、ICT 機器の活用により自分の投げ方と見本や仲間の投 げ方との違いが簡単に比較できることで議論が生まれ、より言語活動が活発になる ことが、ICT 機器を実際に活用して気付いたことである。グループ内の振り返りにお いて、自らの意志を伝えたり、仲間の意見を聞き入れたりするなど、人間関係など に配慮しつつ互いに指摘し合うことで、コミュニケーション能力も育成され、技術 レベルの到達点を共有し合い、グループの目標到達にむけた意欲を高めることがで きた。 ③ 怪我の予防 柔道の授業を実施していて特に注意する点は怪我である。怪我を予防するために は正しい受け身の方法を指導する必要があるが、生徒にその必要性を理解させるの に今までは苦労することも多かった。しかし、ICT を活用し、見本となる教材を動画 で説明することで、受け身の理論的側面や自分の受け身の問題点などを生徒が明確 に理解することができたことは大きな効果の一つといえる。そして、結果として怪 我をする生徒が少なくなったことも過去のデータから見てとることができ、ICT 活用 したことの大きな成果といえる。

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(2)課題 ① タブレットの操作とネット環境の整備 すべての生徒がタブレットを使い慣れているわけではなく、操作の仕方を説明す る手間が思った以上に大きかった。また、ネット環境が整っていない場合には、調 べ学習やアンケート集計などに十分活用できず、映像の利用等、限定された使い方 となるためネット環境の整備が必要である。 ② 運動量の確保 ICT 機器は学習効果を高めるために活用する授業実践の補助的手段である。一方、 映像を生徒に見せたり、グループ全体が一人ずつ自分の技を動画で確認したりして いると時間がかかることから、運動量の確保が課題となっている。また、台数の制 限により、時間のロスがある等課題も多い。工夫して使用することで運動量を確保 することを常に心掛けたい。 (3)アンケート結果(2学年男子104名) 問1 体育の授業で i Pad を使って授業を受けたことがありますか? はい 13名 ・ いいえ 91名 問2 模範となる映像を見ながら学習する方が理解できますか? はい 104名 ・ いいえ 0名 問3 今回 i Pad を使って気が付いたことがありますか? ・できていないところがはっきりわかる ・自分の動きを確認できて改善点を見つけることができた ・自分がやっている動作がよくわかった ・先生に言われたポイントを意識して自分の動きを見ることができた ・自分を客観的に見ることができた ・直す所がわかりやすい ・自分が思っていた動きと違う ・先生に言われたことができていないことに気が付いた 問4 i Pad を使用したことで技能(投げ技)は向上しましたか? 向上した 104名 ・ i Pad がなくても向上した 0名 問5 自分の運動している姿を見て感じたことは何ですか? ・思ったより動けてなかった ・自分では気付かなかったことが気付けた ・自分の姿がしっかり見ることができ、できないところがわかること ・思っていたより動きがぎこちなかった ・下手、あまり上手くない

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・見る前はできていると思っていたが、実際は全然できていなかった ・とても下手だけど頑張る勇気をくれた 問6 今回 i Pad を使ったことで授業の理解度はどうですか? ① 大変理解できた 41名 ② 理解できた 63名 ③ あまり理解できなかった 0名 ④ 理解できなかった 0名 問7 今後も i Pad を使用して授業を受けたいですか? はい 104名 ・ いいえ 0名 授業の感想 ・i Pad を使っていつもの体育の授業より楽しくできた ・このような授業を続けて欲しい ・i Pad を使うことでとてもわかりやすかった ・最先端の技術を使って授業ができて楽しかった ・映像として残せるため便利だと思った ・自分の違うところがわかるのでこれからも使って授業がしたい ・i Pad を使った授業は初めてだったので楽しかった ・友達と話し合いながら見ることができるので良いと思う ・できているところとできていないところがわかって良かった ・口頭で説明するよりもわかりやすかった ・技術を上げることができると思う ・他人の動きを見るだけでは学べないこともあるので勉強になった ・友達と話し合いをすることで理解を深めることができた ・他の授業より楽しく理解できた

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講習会「生涯スポーツ(ゴルフ)」

朝霧カントリークラブ所属

時任

宏治

内容 生涯スポーツとして親しまれているゴルフの競技人口が減少傾向にあり、若い世代への 普及の観点から静岡県ゴルフ協会では高等学校を対象にスクールプロジェクトを実施して いる。本校の体育でもゴルフ協会の全面的なバックアップのもと、選択体育のゴルフの授 業を展開していることもあり、今回の講習会が実現した。講習会では具体的に学校体育の 中でどのような授業ができるのかを主軸に、実践方法や理論などを紹介して頂いた。特筆 すべき点は県ゴルフ協会が今後もこの事業を継続する意向があり、学校体育と連携をして ゴルフの普及活動をしていく予定があるということである。学校の施設・設備や予算では 道具などの用意に限界があるが、協会にクラブやボールを準備していただけることもあり スムーズに授業をスタートすることができる。また、協会から毎時間アシスタントコーチ も派遣され、細かな技術指導を生徒が受けることができるなどメリットが多くある。

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平成 27 年度静岡県高等学校体育教育研究会

東部支部研究会(女子部研修会)報告書

1 日 時 平成 27 年 11 月 27 日(金)午後1時から午後4時 2 会 場 伊豆にらやまカントリークラブ 3 研修内容 「ゴルフ」 4 講 師 (一社)静岡県ゴルフ場協会 (静岡県プロゴルファー会)より派遣 5 参加者数 女性教諭 20 名、男性教諭 5 名、計 25 名 6 内 容 今回の研修内容である「ゴルフ」は、2016 年リオデジャネイロ五輪から正式種目となり、 スポーツとして認められた。また、生涯スポーツとして注目されているだけでなく、教育 に適した教材としても有効的である「ゴルフ」を研修内容に選んだ。今回静岡県ゴルフ場 協会の皆様に御協力いただき、静岡県プロゴルファー会のプロ3名を講師としてお招きし、 非常に有意義な研修となった。 初めに講義を行い、ゴルフという競技の特性について学んだ。ルールブックの第1章に エチケットして礼儀作法が出てくるスポーツはゴルフ以外にはないようだ。ゴルフは他種 目とは違い審判がいないため、フェアにプレイする必要があるためマナー、エチケットを 学び、社会性を育む教材としても、高校生に非常に適している。 次に、3 グループに分かれ、『ドライバーショット』『アプローチ』『パター』の練習をグ ループごとにローテーションで行った。ウォーミングアップでは 2 人組でのストレッチや ゲーム感覚のボール慣れを行うことで、打ち解けながら楽しい雰囲気の中でゴルフの実技 を始められた。今回の実技講習では、特にクラブの握り方を重要視した指導を受け、何よ りもこの「グリップ」が重要で、グリップは体と腕の動きや力をクラブヘッドに伝える重 要な役割を果たすようである。グリップの方法(右利きの場合)だが、まずは左手でクラ ブが真上を向くように持ち、そのまま自分の体と垂直になるように地面に置く。グリップ の中央にあるロゴを左手親指で押さえ、そのまま左手を右方向に少しずらす。右手をクラ ブの横から添えるようにし、小指を左手の人差し指と中指の間に絡ませる。そのまま左手 親指を包み込むように右手を握り、右手親指と人差し指でクラブを挟み込むように握る。 この握り方を何度も確認することが上達への近道であるとおっしゃっていた。 アプローチやパターでは、時計の何時何分をイメージしながら行うことで、初心者でも わかりやすく調整できた。遠くへ飛ばすことよりも、ターゲットに近づけることの方が難 しいことが体験する中でわかった。プロゴルファーの講師の方々は、常に前向きな言葉を 心がけ、褒めながら指導に当たってくださった。「ゴルフは楽しい!」まずはそう感じさせ ることを大切にしているそうだ。前向きな雰囲気づくり、きめ細やかで肯定的な指導、そ れに対するフィードバックを行うことで、運動やスポーツに興味や関心を持たせることが

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でき、またそれが体育教師の使命であることを、指導を受ける立場となって改めて感じた。 最後にショートホールを時間の限りグループでまわり、少し風は強かったが天候にも恵 まれ、美しい紅葉などの大自然も感じることができた。初心者にとって、コースでの体験 は心に残るものだと思う。コースやグリーン内でのマナーやエチケットも学ぶことができ、 是非生徒にも体験させたい。上級者グループは個別のアドバイスや状況に応じたレッスン を受けながら、ショートコースを回っていた。 ゴルフは、生涯スポーツとして身につけるメリットがあるだけでなく、他のスポーツと 同様に集中力や判断力を養え、礼儀の大切さなども修養でき、そのゲームにおいては競い 合う他者への思いやりが基本であることを学べる魅力がある競技種目だと感じた。今後は 体育の授業や選択授業、または部活動等、学校現場に積極的に取り入れようとの声が多く の参加された先生方から聞こえた。2020 年東京五輪でゴルフ競技に関わる生徒を 1 人でも 多く輩出できるように、興味・関心を持たせたい。今回、静岡県ゴルフ場協会の方々の御 支援とプロゴルファーの先生の熱心な御指導、そして参加していただいた先生方の御協力 により、大変有意義な研修会となった。今後もこのような研修会に積極的に参加し、知識・ 技術の習得や先生方との交流を深める貴重な時間としたい。

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【講習後のアンケートより】 ・生涯スポーツの入口として、良い教材だと思う。 ・ゴルフの楽しさや難しさを改めて感じ、非常に有意義な研修だった。 ・コースでは、場の状況によりアドバイスを頂き、途中くじけることなく楽しくできた。 生徒にもこの達成感や楽しさを体験させたい。 ・グリップの正しい握り方を習得できた。 ・学校の授業で行うことを考えるとできる部分と難しい部分があると思うが、生涯スポー ツの観点から見ると、経験をさせたいと強く感じた。 ・ゴルフというスポーツが大人だけのものではなく、学校教育にも取り入れられているこ とに驚き、競技人口は今後増えていくかもしれないと感じた。 ・一緒に回った先生方が楽しい雰囲気にしてくださり、教員の交流もできて良かった。

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平成27年度静岡県高等学校体育教育研究会

中部支部研究会(女子部研修会)報告書

1 日 時 平成 27 年 11 月 20 日(金)午後1時から午後4時半 2 会 場 富嶽カントリークラブ 3 研修内容 「ゴルフ」 4 講 師 鈴木 直人 プロ 明石 義政 プロ 静岡県ゴルフ場協会 5 参加者数 女性教諭 16 名、男性教諭 1名、計 17 名 6 内容 静岡県ゴルフ場協会事務局より、現在活動している「高校生へのゴルフ実習」について 説明を受けた。中部地区でも選択体育でゴルフを取り入れている高校もあり、協会として も生涯スポーツのひとつとして高校生への浸透を図っているそうである。近年、女子部会 の研修はダンス系の研修が多く、ゴルフ研修の参加者が少ないのではないかと心配したが、 皆様に協力いただき充実した研修を実施することができた。 当日は富嶽カントリークラブを会場に開会式で は、協会常務理事の青木様やクラブ支配人の黒﨑 様にご挨拶を頂き、その後プロ講師よりゴルフの 基本的なルールやマナー等について講義があった。 講義後は場所を屋外に移し、打ちっぱなし練習場 とパター・アプローチショット練習場の2箇所に 分かれ、プロからの指導を受けた。 打ちっぱなし練習場ではクラブの握り方、ボー ルを置く位置、スイングフォーム等を指導していただいた。ほとんどの参加者が初心者の ため、最初はボールに当てることもできなかったが、徐々にボールが当たるようになり、 前に飛ぶようになっていった。実際に芯に当たると快音がして、爽快であった。 次に会場を移動してパターの指導を受けた。まず、構えが窮屈なのに驚いた。さらに傾 斜の見方や力加減も難しく、参加者は苦戦していた。

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その後はアプローチショットの練習をしたが、 テレビで見ているようなわけにはいかず、また、 プロの「自分の手で投げるようなイメージで打っ てください」とアドバイスをもらってもうまくい かず、思うようなところにボールは飛んでいかな かった。 最後に実際のコースに出て、ティーショットか らパターまで、ひと通りを経験した。ティーショ ットはドライバーではなくアイアンで打ち、その後はグリーン近くまで手でボールを運ぶ という疑似体験であったが、ティーショットの開放感やパターの難しさなどを味わうこと ができた。 短い時間であったが、基礎から実際のコースに出るまでひと通りを体験し、ゴルフの楽 しさを垣間見ることができた。また、参加した先生方からは「ゴルフの授業に活かしたい」 「ゴルフの授業も方法しだいで実施可能だとわかった」などの感想をいただいた。 今回の研修は、生涯スポーツとしてメジャーなゴルフを高校の体育授業に取り入れてい くきっかけとなった。そういう意味ではたいへん意義深い研修であったと思う。 最後に、今回の研修にあたり全面的にご協力いただいた静岡県ゴルフ場協会の青木様、 前市岡様、また、参加していただいた先生方、この研修会を開く機会を与えてくださった 方々に深く感謝いたします。

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平成

27 年度静岡県高等学校体育教育研究会

西部支部研究会(女子部研修会)報告書

1 日 時 平成27 年7月2日(木)午後1時から午後4時 2 会 場 浜松シーサイドゴルフクラブ(磐田市) 3 研修内容 「ゴルフ」 4 講 師 静岡県プロゴルファー会 難波 健太朗 プロ 田畑 雅章 プロ 5 参加者数 女性教諭 19 名、男性教諭 4名、計 23 名 6 内容 【開会式】 静岡県ゴルフ場協会常務理事、青木恒博様 ○静岡県ゴルフ場協会の説明:中学、高校生向けの主なゴルフ振興策について →授業支援のためにレッスンやマナーを指導する講師の派遣 →授業で使用する場合はゴルフ場の使用料は無料 →授業で導入する学校にクラブやマットなどゴルフ用具を貸与 →送迎バス活用など学校とゴルフ場施設間の交通手段の提供 →部活動へのプロゴルファーの定期的な派遣 ○静岡県の高等学校でのゴルフの授業の導入状況についての説明を受けた。 【担当プロによる講義】 基礎練習① コース同様の芝生を利用している練習 場にて基礎練習を行った。 (1) クラブの種類の紹介 (2) クラブの握り方 (3) クラブの振り方 経験の有無に関わらず、参加者全員に 丁寧な説明をしていただいた。 基礎練習② 練習場にて、経験者、男性、未経験者 に分かれ打ちっぱなしを行った。 プロの方に一人一人細かく指導を受 けながら数多く練習をすることがで きた。

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発展①(コースデビュー) 【左】習熟度別でグループを作り1番ホール、11番ホ ールを回った。 発展②(パター練習) 【左下】姿勢や芝の斜面の角度によってどのように力を いれるか、グリーン上でのマナーを詳しく学んだ。 発展③(アプローチ練習) 【右下】男性教諭の先生方中心にアプローチ練習が行わ れた。多く練習をすることにより、上達が感じられた。 【講習後のアンケートより】(一部抜粋) ・ショットやアプローチ、パター握り方まで教えていただき、生徒達への活動として取り 入れていきたい。初めての経験でしたので、知る、親しむという点でとても良かった。 ・ゴルフが中高生に広まりつつあり、またゴルフ人口を増やそうという背景も伺えて大変 興味深かったです。 ・実際にコースに出られたのが良かった。沢山打てたことが一番の収穫だと思います。 ・実際にコースを回り目標に向かって打ち進むことや複数で楽しめる内容であった。自然 の芝で打つことができたのは良い経験であった。 ・実技の時間が多く、グループごとに専門の指導者が付いてくださったので迷うことなく 疑問に思うことがすぐに聞けたり、手本を見ることができたことが良かったです。 【まとめ】 静岡県内の学校でゴルフを導入し始めた学校が増え始めた。ゴルフというと始めるのに 敷居が高く感じるが、講習会を通じて先生方にもゴルフの楽しさやなどを知っていただく ことができ、きっかけ作りや授業での導入の良い機会であったのではないかと感じる。ゴ ルフ場協会の御協力により、ホールを回りながら、ルールやマナーの指導を受けることが でき、とても勉強になり、充実した時間であった。女子部会では男性教諭の参加も可能で あることから、少しでも多くの先生方が参加できる種目選択をしていきたいと思う。

(32)

編集後記

平成 27 年度静岡県高等学校体育教育研究会報告書をお届けします。

体育研究会は平成 25 年度から「学校会員制」となりました。そこで、授業研

究を中心とした活動の内容を三地区から寄稿いただき、電子データにまとめた

ものを研究報告書として会員の皆様に配布する運びとなりました。報告書を電

子化し3年目になります。電子化により、編集の簡便化、編集費用・郵送費用

の節約などを達成することができました。編集、発刊に際して御協力いただい

た各地区研究発表校の方々に心より感謝申し上げます。準備不足で体裁が整っ

ていなかったり、スペースの都合で研究内容が十分に掲載できなかったりと不

備な点もありますが、是非御一読いただき御活用ください。

本研究会での諸活動が、会員の先生方にとって御自身の指導を振りかえる良

い機会となり、教科の発展や各校の教育活動を充実させるための一助になれば

幸いです。

終わりに、本研究会のために御尽力いただいた各支部の事務局及び研究発表

校の先生方、理事の皆様に重ねて感謝するとともに、相互に研修できたことを

嬉しく思います。ありがとうございました。

静岡県高等学校体育教育研究会

理事長

澤入

正通

参照

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実施期間 :平成 29 年 4 月~平成 30 年 3 月 対象地域 :岡山県内. パートナー:県内 27

①中学 1 年生 ②中学 2 年生 ③中学 3 年生 ④高校 1 年生 ⑤高校 2 年生 ⑥高校 3 年生

平成 31 年度アウトドアリーダー養成講習会 後援 秋田県キャンプ協会 キャンプインストラクター養成講習会 後援. (公財)日本教育科学研究所