岡 監 第 2 0 2 号 平成21年 9 月 4 日
岡山市長 髙 谷 茂 男 様
岡山市監査委員 藤 本 徹
同 若 井 逹 子
同 田 尻 祐 二
平成19年度決算に基づく健全化判断比率 及 び 資 金 不 足 比 率 再 審 査 意 見 に つ い て
平成 21年 7月31日付けで審査依頼のあった平成 19年 度決 算に 基づ く健 全化判 断比率及 び 資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類について審査した結果,別 紙のとおり意見を提出します。
平成19年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率再審査意見
第1 審査の対象
1 平成19年度決算に基づく健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載し た書類
2 平成19年度決算に基づく資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した 書類
第2 審査の期間
平成21年 7 月31日から 平成21年 9 月 3 日まで
第3 審査の方法
が関係法令等に基づいて適正に 再審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率
算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されて 算定されているか,また,
いるかについて,歳入歳出決算関係書類,算定根拠資料等との照合及び関係職員から により審査した。
の説明の聴取等
第4 審査の結果
平成20年8月1日付けで審査に付され意見を提出した健全化判断比率及び資金不足比 ,将来負担比率の算定を誤っていた。
率のうち
は,訂 平成21年7月 31日 付 けで 再 審査 に付 され た健 全化 判断 比率 及び 資金 不足 比率
,その算定の基礎 正後の将来負担比率も含め,関係法令等に基づいて適正に算定され
は,いずれも関係法令等に準拠して作成されており,計数 となる事項を記載した書類
1 健全化判断比率
実 質 赤 字 比 率 連結実質赤字比率 実 質 公 債 費 比 率 将 来 負 担 比 率 166. 8 %
− % − % 18. 1 %
( 11. 25 %) ( 16. 25 %) ( 25. 0 %) ( 350. 0 %) (注)1 実質赤字額,連結実質赤字額がない場合は,「−」を記載している。
2 括弧内には, 地方公共団体 の財政の健全化に関する法律施行令第7条の規定により 岡山市に適用される早期健全化基準をそれぞれ記載している。
・将 来 負 担 比 率
将来負担比率は130. 1%から166. 8%に訂正されているが,早期健全化基準350. 0% を下回っている。
2 資金不足比率
特 別会 計の 名称 資 金 不 足 比 率 経営健全化基準
水道事業会計 − %
工業用水道事業会計 − %
20. 0 %
病院事業会計 − %
市場事業会計 − %
下水道費特別会計 − %