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3.2.10 情報通信部門 自然言語グループ

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Academic year: 2021

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3.2.10 情報通信部門 自然言語グループ

グループリーダー 井佐原均 ほか16名

自然言語処理の研究開発

概 要

人間の知的活動を支援する環境の実現のため、人間のコミュニケーションの基幹をなす自然言語の処理と伝達の過程 を研究し、言語情報を多言語かつ多様な形態で処理するシステムを開発する。システム開発を視野に入れた学習に基づ く自然言語処理の研究を中心に、ブレークスルーを目指す自然言語の基礎研究にも注力した。他機関との協調、競争的 資金の獲得にも努力している。

平成17年度の成果

従来に引き続き、自然言語処理の研究を中心に、世界最大級の研究用言語資源の開発、言語に関する基盤的研究の推 進、実用的な技術開発を一元的に推進することにより、国際会議41件、誌上論文11件、特許取得10件、申請14件という 研究成果を上げた。この成果に基づくシステムは情報検索コンテストにおいて、1位2件、2位2件、3位1件の成績を上げ た。さらに、オープンラボを活用した企業との共同研究により、実システムに組み込み可能な技術を開発した。

自然言語処理の研究においては、基盤となる要素技術を開発・統合し、機械翻訳支援及びその他の応用システムの開 発を行った。学習を用いた解析システムでは世界最高水準にある。医療用機械翻訳システムの精度向上・分野拡張(ジュ ネーブ大学と共同開発)、機械翻訳システム評価法の検討、話し言葉コーパスを用いた話し言葉の分割及び解析処理の研 究を行った。用例翻訳・統計翻訳を融合するシステムの開発に向けて、研究用プラットフォームの構築を行った。

自然言語の基礎研究においては、大規模データに基づく客観的な語彙知識の獲得とその可視化を行った。当該分野の 国際会議(GL2005)を開催した。また、敬語誤用検出システムを開発した。意図の自動抽出、英語の誤り検出の研究を行 い、システム化した。

実用システムの開発においては、オープンラボを活用し、商用システムへの搭載技術を開発した。その成果を報道発 表し、7紙に掲載された。

言語資源の開発においては、NICT多言語コーパスの拡充と、学習者コーパス・EDR電子化辞書の改良を進めた。日英 対訳データを活用するホームページ(LinguaPark)を開設・公開した。配布している言語資源は順調に売り上げを伸ばし ている。

多言語処理においては、タイ自然言語ラボへの技術移転を行った。ISOの標準化活動に参加し、日本語・中国語・韓国 語の単語分割の標準化に関する検討を行った。さらに、日中自然言語処理共同研究促進会議の開催、中国語言語資源(辞 書及びコーパス)の構築などを通して、中国との関係を強化した。翻訳支援ツールを開発し、京都大学と共同でそれを用 いた多言語翻訳実験(日英⇨タイ、韓国、中国、マレーシア)を実施した。

LinguaPark 語彙知識の可視化

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3 活動状況

参照

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