小澤哲会長を団長とする中部経済界訪中団(18社 25名※事務局を含む)が7月31日から8月6日にか けて、北京市、陝西省西安市を訪問した。 小澤会長が団長を務める初の訪中団であり、北京 では当センター創立からのカウンターパートである 中国国際貿易促進委員会をはじめ、長年にわたり協 力いただいている中国商務部、中国日本友好協会、 在中国日本国大使館を表敬訪問したほか、北京市内 に進出している日系高齢者介護施設と河北省廊坊市 の生活ごみ焼却発電施設を視察した。 当訪中団は、ここ数年、中国内陸部の経済発展に 着目して、経済視察・交流を行ってきた。今年は 「一帯一路」発展戦略の1つである陸のシルクロード の起点となる陝西省西安市に着目し、西安と中央ア ジアを結ぶ国際貨物列車「長安号」の発着地となる西 安国際港務区、ならびに西安ハイテク開発区及びハ イテク区内に進出しているブラザー工業㈱などを視 察したほか、陝西省商務庁はじめ地元企業との交流 会に参加した。 ◇北京市 【中国日本友好協会】 面談者:袁敏道 秘書長 朱 丹 副秘書長 張振興 理事 都市・経済交流部副部長 袁秘書長は「日中関係は政治面では改善に向かっ ているものの低迷している。幸い民間交流は盛ん で、昨年は中国から約500万人もの人々が日本を訪 れた。日本製品を沢山買って帰ることは良いことだ と思う。80年代、90年代は日本から中国に多くの 人々が観光に訪れたが、今は逆転してしまった。で きれば日本の方にもっと中国を訪れて欲しい。日中 双方で500万人ずつ、或いはそれ以上の大交流時代 に入れば、相互理解は深まると思う。それぞれの国 に国策、発展戦略があり、お互いの考えに違いはあ るが、今はそれよりも、それぞれの理解不足、誤解 によって相互信頼ができていないと言う問題が大き い。80年代には中曽根元総理と胡耀邦元総理が関係 改善の中で必要な課題として4つの言葉を挙げ、そ の一つに『相互信頼』があった。30年以上経っても、 相互信頼が深まっていないことは残念である。昨年 は減少したが、日中貿易総額は3,000億ドルもあり、 関係改善において、経済貿易交流が重要な役割を果 たしていることには変わりなく、皆様にはこれから もご活躍いただきたい」と語った。
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月号
中部経済界訪中団が北京市、陝西省西安市を訪問……… 1〜8 交流記録……… 9 9月の行事案内 ……… 9 寄稿新「上海市企業給与支払い弁法」についての要点解釈 …… 10〜12 寄稿中国における税関調査― 一般的な流れと対応方法 ……… 12〜13 中国経済データ……… 14〜17 2016年9月1日 発行2016
中部経済界訪中団が北京市、陝西省西安市を訪問
主 要 目 次
小澤会長(左)と袁秘書長(右)【商務部】 面談者:高 燕 副部長(副大臣) 唐文弘 外事司 司長(司=局) 劉 怡 同 副司長 羅暁梅 亜洲司 中日経済高層弁公室 処長 張 瑜 〃 幹部(通訳) 高副部長は、「中国は世界第二位の経済規模で、 世界一の貿易国である。中国経済は、近年は中高速 のスピードで成長しているが、その規模は非常に大 きい。最近、政府が目標とする6.5 ~7%と言う成 長率は、率的にも世界の上位にあり、世界経済に対 する貢献も非常に大きい。更に08年の金融危機以 来、中国の存在感と世界経済への貢献度は益々高 まっている。 今、中国経済には下振れ圧力もあり、構造改革に 伴う痛みがあり、痛みが必要な段階だと認識してい る。これから中国が安定的、持続可能な成長を実現 する為に、中高速の成長が必要で、中国は経済、工 業の高度化、全面的な改革を深化する事など色々な 取り組みを行うが、その中で経済構造の最適化が図 られ、長期的、持続的成長が図られると思う。 上半期の外資導入は安定しており、導入金額は 694億2千万ドル、前年同期比で1.5%増加した。 国・地域別の対中投資は、アメリカが1.4倍、EU28 カ国が38.3%増、日本が14.2%減となっている。 また、中国からの対外投資も増加し、今年上半期 の金融セクターを除く海外直接投資は888.6億ドル、 前年同期比58.7%増となり、そのうち地方企業によ る海外直接投資の割合が9割以上となっている。 中国の訪日観光客は上半期300万人を上回り、去 年一年間では500万人弱だった。中日両国の経済交 流と往来は密接な関係があり、相互補完性も高く、 様々な分野で交流され、かけがえのない協力関係に ある。 一方、様々な要因で協力規模が縮小・低下してお り、それは、先ほどの投資金額から見てとれる。原 因としては国際的経済環境の変化、両国市場の変化 もあり、政治環境の影響もあると思うが、こうした 中で両国の経済界、特に日本の中部経済界の皆様に はWIN-WINの理念を強く持ち、お互いの強みを活 かして頂きたい。 中国自身も投資家のビジネス環境をしっかりと整 えている所であり、これからは中国の市場環境を国 際ルールに合致できるよう、一生懸命努力してい る。日本企業を含めて更に多くの外国企業が対中進 出する中で、良い成果を収められるよう、能力、活 力の優位性を十分に活かして、その技術の成果を事 業に結びつける事ができるように頑張って行きた い」と語った。 この高副部長の発言に対して、小澤会長は「日中 間の貿易や日本から中国への投資が今は落ち込んで いるが、その理由として中国が変革期にあり、日本 も新しい技術革新に向けた、新しい技術を生み出す ための胎動期にあるものだと考えており、次の飛躍 のための踊り場の時期にあるのではないかと思う。 したがって、我々民間の企業にとっては、これから 先、新しい技術をベースに中国企業と一緒に協力す ることにチャンスがあると思っている」と、変革期 にある中国市場に期待を寄せた。 【在中国日本国大使館】 面談者:林 禎二 経済部長兼公使 岩永正嗣 公使 山田 卓 経済部 参事官 ※司会進行 ほか ここ数年、当 訪中団が北京を 訪問した際に、 在中国日本国大 使館との交流が 恒 例 化 し て お り、本年は大使 館にて「中国経済について」をテーマに林経済部長よ り、以下3点にポイントを絞り説明いただいた。 ◇中国経済について 昨年はGDP成長率が6.9%増で、今年は6.5 ~ 7%が目標。第二四半期は6.7%増で目標範囲内の 数値だった。今年の全人代の報告では20年までに10 商務部にて 高燕副大臣(下段中央) 講演する林経済部長(左)、右は岩永公使
年比で所得を倍増する計画を発表している。 今年上半期で国有企業の投資が23.5%増となっ たが、民間投資の伸びが2.8%増と低迷。不動産関 係の投資は6.1%増。それに対し、消費は11%増と なった。中央自体が、投資主導から消費主導へと産 業構造の転換を図っているが、重厚長大産業から サービス業中心へ、第三次産業の発展が進められて いるが、民間投資の落ち込みを心配している。 この訳の1つに、構造改革により民間企業が積極 的に投資し難くなっている事があげられる。国有企 業には優遇措置があるのである程度リスクを回避で きるが、民間はそうではない。そこで7月に入り、 中国政府は投融資関係の対策を立ててきている。 中国のエコノミスト、政府関係者と話を聞くと十 分成長率は取れると言う。これは財政出動の余地、 金融政策も金利を含めたある程度余地があると言っ た所を根拠としている。 ここ数か月、政府、党内部で構造改革を優先させ るか、景気の下支えを優先させるかの政策論争、路 線対立があるのではないかとアナリストの間で騒が れている。5月に人民日報に「景気の下支えの為に、 ゾンビ企業などは生き残らせるべきではない。市場 に任せて改革を進めるべきだ」と”権威人士”の匿名 記事が掲載された。ある程度調和のとれた、結局は 景気の下支えと構造改革の両方のバランスを取りな がらやっていかなければならないとの感じを受け る。実際に今年の成長目標が6.5 ~7%と幅を出し て発表された訳だが、これは構造改革と経済成長の どっちを優先させていくのか論争があったからだと 思う。政府内部の細かい政治的ニュアンスは判らな いが、2つのバランスを上手く取りながら成長を続 けることに一番苦心している。 ◇eコマース 中国における電子商取引(以下、eコマース)は昨 年、BtoCで約60兆円、前年比3割増加した。日本 は昨年14兆円で前年比1割増。ネット消費の伸びに は目を見張るものがある。インターネットはペイメ ント(ネット決済)が大きな背景にある。また、宅配 便が、人件費が安いこともあり急速に伸びており、 これは日中貿易にも影響している。前年比3割増 で、昨年中国人がeコマースで買った金額は約8,000 億円と言われる。北京を見ると大手スーパー、百貨 店の売り上げがマイナスとなり、その分をeコマー スが補っている。BtoCをやっている企業の方はか なりeコマースを使わないと売り上げが伸びない。 某大手メーカーと話をしたら、「スーパーとか百貨 店で自分の製品を棚に置くのはこれくらいにしてお いて後はネットの世界」とのことだった。 ◇日中経済について 14年11月の北京APECに合わせて行われた日中首 脳会談による軌道修正で、島の問題が起こる前の8 ~9割にまで戻ったと思う。昨年11月に日中社会保 障協定の交渉を3年半ぶりに再会し、今は日本と優 先して交渉を継続している。色々な対話も再開し、 増加傾向にある。航空便は大幅に路線が増加し、静 岡、セントレアも増便となっている。現在、国際便 の発着の1/4が中国路線となっている。人の往来 が増え、昨年は約500万人の中国人が日本を訪れた。 今年上半期も4割増となっており、通年では700万 人に達する見込みで、消費に期待している。 他方、貿易は昨年、前年比1割減、3,000億ドル を割っている。投資も32億ドルで25%減少してい る。中国への投資は韓国が伸びて、アメリカが横ば い。日本の減少が目立つ。日本企業が投資をしたタ イミング(時期)もあるが、外販型の進出企業の存続 が難しくなってきている。「メイドインチャイナ」か ら「マーケットインチャイナ」へ移行してきている。 中国は高速成長から中高速成長へ移行しており、 中国市場であれば何でも売れるわけではない。販売 戦略を良く理解している企業が伸びている。 【中国国際貿易促進委員会】 面談者:王 俐 巡視員(局長級) 史 銘 国際聯絡部アジア・アフリカ処 副処長 張 勛 国際聯絡部 副処長 王部長からは「当委員会は、発足して60年以上に なる団体で、発足当初は貿易の促進が主な活動だっ たが、その後は外資導入の促進、最近は中国企業が 力を付けてきたこともあり、中国企業の海外投資の 促進業務に力を入れている。時代の変化とともに 我々の業務も変化している。 毎年、日本へ代表団の派遣を行い、15年のはじめ には東京で日中企業家交流会を開催し、姜増偉会長 が訪日したが、時間の関係で名古屋には訪問できな かった。また日本貿易振興機構との協力により、中
国企業を集めて日本への投資について、どの分野で ニーズが高いかを確認し、ビジネスマッチングを 行っている。その中で、日本の先進的なシルバービ ジネスを中国に導入したいと関心を寄せる中国企業 が多いことが判った。 元々、中国経済は投資や貿易が成長エンジンだっ たが、今は消費がメインの成長エンジンとなってい る。昨年は投資、貿易が低迷したが、消費は好調 だった。また、消費の内容も変化を続けており、一 昔前までは衣、食の割合が高かったものが、所得の 向上に伴い、レジャー、旅行、健康など多様化が進 んでいる。 日本へ代表団を毎年派遣しており、今年も予定し ている。今年は東京や大阪だけでなく、東海地区も 訪問し、専門的な特定分野で小規模な交流会を開催 することを検討してみたい」と発言があった。 【創冠環保(廊坊)有限公司】 面談者:張 錚 副総経理 同社は当センターと業務協力関係にある北京真友 堂国際技術発展有限公司の白文花総経理より紹介を 受け、日中環境技術の協力モデル事業として訪問・ 視察した。 同社の親会社である創冠環保股份有限公司は、主 に中国におけるゴミ焼却発電事業への投資及び施設 運営を行う企業で、中国事業は、子会社の創冠環保 (中国)有限公司の傘下に建設中を含め12施設(遼寧 省2施設、河北省1施設、湖北省2施設、貴州省1 施設、福建省6施設)が事業展開中。 廊坊の施設については、09年12月に河北省廊坊市 環境衛生局より認可され、10年08月より建設を開始。 12年08月に第一期工事が完成したが、周辺住民の反 対により2回操業を停止。15年10月より操業を再開 し、現在に至っている。 同社の敷地面積は約68,000㎡。現在第一期として 2基の焼却炉があり、三菱重工製を採用している。 将来第二期として更に1台追加する予定。 現時点で既にフル稼働になっており、廊坊市全域 から集められるゴミの焼却だけでなく、隣接する河 北省内の他市からも焼却の要請が入り、第二期建設 は前倒しになる可能性が高いという。 第一期の処理能力は2台で計1,000t/日であり、 最大で1,100t/日まで処理可能。 生活ゴミには多くの水分が含まれ、冬季の含水率 は10 ~ 15%だが、平均して20 ~ 25%と意外と含水 率が高い。焼却処理には、排気ガスが出る。中国の GB18485-2014基準に適合しているとの説明があった が、EU-2000に相当するという。正門にモニターが 設置されており、排気ガスの状態が表示されていた。 処理の過程で、残液が200t、残渣350t、飛灰50 tほど出るが、残液は汚水処理して流し、残渣と飛 灰は建設用のレンガ材などにして売却処理している。 また発電して、河北電網に売電し、河北電網は更 に電力会社に売電している。発電能力は12メガワッ ト×2基=24メガワットの能力で、既に能力に対し て100%~ 110%で発電している。自社使用が17%、 残りの83%の電力を売電しており、年間の発電量は 1億9,200万KW。売電価格は0.65元/KW。ごみ処理 については、補助金があり、廊坊市政府から58元/t が支給される。 従って、同社はゴミ処理の補助金、売電、残渣と 灰の再利用による建設用レンガ材の売却費用が主な 収入となっている。同社の運営は建設から併せて27 年間のBOT方式が採用されている。 【礼愛老年看護サービスセンター】 面談者:田中克幸 理愛(北京)企業管理諮詢㈲ 董事 陳 雁兵 〃 営業担当 今回訪問した「礼愛老年看護セービスセンター」 は、リエイ(千葉県)が独資で運営している介護施設 で、リエイは介護施設のほかに介護コンサル会社で ある理愛(北京)企業管理諮詢有限公司があり、中国 各地の福祉施設から多くの依頼を受けて、施設の運 営ノウハウを提供しており、その事業は順調に軌道 に乗っているとの説明があった。 従業員は、オフィススタッフ2名、介護スタッフ 6名、調理師2名、営業1名の合計11名と小さな所 帯である。介護スタッフは8hを一直とした四組三 交代制で勤務している。 創冠環保のモニタリングルーム
実際にはベッドは10床(=5部屋、=10名)まで入所で きるが、現在は移転を計画している事、男女同室にで きない事もあり、入居者は計6名に留まる。何故10床 なのかは、補助金を受けられる最小床数が10床から で、10床に満たないと民政局からの運営認可が下り なかったからという。3フロア合わせても建屋面積 は420㎡という小規模多機能型の介護施設である。 ここでの最大の特徴を聞くと、「自立支援」だそう で、もちろんリハビリも行っているが、できる限り 自分でやってもらうようにしている。これが「日式 介護」の特徴とも言われており、中国の老人ホーム とのサービスの違いだそうである。 また、日本と中国の最大の違いを聞くと、日本で は家族が施設に訪れるのは週末とか月末が主だが、 中国は毎日来るケースもあるほど来訪の頻度が多 い。とにかく家族が頻繁に訪れるそうである。この 都心部に施設があるのも、自宅から30分から1時間 県内の家族が預けようとするからだという。 利用者数が少なく、運営費をペイできるのかとの 質問では、場所が良すぎて、家賃が高いため、ペイ はできないが、ショールームとしての機能や、初期 のマーケ―ティングにおいては役立ってきたとい う。重度の認知症や要介護者にニーズがあることも この施設のおかげで分かったという。 北京での成功により、現在は、上海市(13年12月 開設、約300床)でも介護サービスセンターを展開し ており、今年10月には四川省成都(約80床)でも開設 を予定しており、更に17年には江蘇省泰州(約150 床)でも開設を予定している。 センターとしては初めて中国における高齢者介護施 設を視察したが、同分野においては非常に高いニー ズがあり、今後同分野における経済交流に力を入れ ていく必要があると改めて認識することができた。 ◇陝西省西安市 【西安国際港務区管理委員会】 面談者:楊明瑞 主任 黄瑜暉 副主任 呂 志 投資合作促進局 局長 ほか 楊主任から最初に挨拶、陝西省西安市並びに国際 港務区について紹介された。 ◇西安市の紹介 西安市は街ができて3,100年以上の歴史があり、 そのうち1,300年もの間は首都だった。王朝の時代 で数えると13王朝で首都となり、中でも周、秦、 漢、唐の時代が最も栄えていた。現在は10の区、1 つの県を置く都市であり、1万㎢の土地に650万人 が住んでいる。北京、上海に続く中国で三番目に人 気のある観光都市でもある。 近代的な産業基盤を持つ都市であり、サムスン (半導体)、ファーウェイ(華為、スマホメーカー)、 ZTE(中興、スマホメーカ)などが進出し、IT産 業が発展している。スマホは2020年までに西安だけ で年間1億台の生産能力を持つ予定。ファーウェイ は中国スマホ市場でアップルとサムスンの二大大手 を抜き、トップシェアとなっている。また西安は半 導体の製造から実装までできる一大拠点であり、サ ムスン、米マイクロンが進出している。 航空宇宙産業も発展しており、中国の有人宇宙船 「神舟号」の9割の部品は西安製である。C929輸送 機、AG600水上飛行艇も西安で製造されている。 自動車産業も発展しており、BYDが乗用車を生 産し、EVも生産している。中国最大のトランス ミッションメーカーの法士特(ファスト)の本社もあ り、陝西汽車が大型トラックを生産している。 陝西省全体としてはエネルギー産業の規模が大き い省であり、石炭、天然ガス、電力の生産量が全国 でも上位に位置する。 西安は教育・科学技術の著しい都市であり、大学 の在校生は100万人に上り、毎年25万人が卒業生を 輩出している。そういうこともあり、世界の売上上 位500社のうち、46社が西安に進出している。 ◇西安国際港務区について 西安国際港務区は2008年に設立され、8年目 を迎える。第一期44.6km²及び第二期75.4km²の計 120km²と言う広大な敷地内には鉄道貨物基地、保 税区、トラック物流基地の三つのプラットフォーム があり、物流を筆頭に、近代的サービス業(金融業 など)、戦略的新興産業(IT産業など)の産業が集 積している。鉄道物流では、東の中国沿海部とは、 青島、上海、連雲港の港で陸揚げされた貨物が鉄道 で西安まで結ばれている。西は中央アジアまで国際 鉄道貨物列車「長安号」が走り、今は西への往路は週 3便出ており、今年は1~6月の実績で67便、通年 で150便を見込んでいる。西からの復路は昨年まで
なかったが、今年になって2便あり、カザフスタン の菜種油が運ばれた。「無水港」という海に面してい ない内陸部では最大の外国貨物を扱う拠点を目指し ている。そのため、中国沿海部との港との関係強化 を進めており、寧波港とも提携する方向で交渉して いる。国の「一帯一路」戦略により西側諸国との関係 強化は加速される見込み。 電子商取引にも注力しており、2020年までに年間 1,000億元の取扱高を目指しており、またリース業 も2020年までに同規模の売上高を目指している。 <提携調印式> 当センターは、江蘇省、浙江省、広東省内の複数 の開発区や投資促進局と業務提携を結んでいるが、 西安国際港務区の提案により、業務提携を結び、当 センター西安デスクを設置して、西安の最新情報の 発信に協力する事となった。 ◇西安鉄道コンテナセンター駅 同様のコンテナセンターは中国全土に18か所あり、 運営は中国鉄道総公司(旧鉄道省)傘下で中外合弁企 業の中鉄聯合国際集装箱有限公司が担っている。 東は河南省鄭州、西はウイグル自治区ウルムチ、 青海省蘭州、南は重慶、四川省成都、北は内モンゴ ル自治区包頭、フフホトにセンター駅があり、東西 南北から貨物が集められる。西安から国際貨物列車 「長安号」が中央アジア、欧州に向けて運行してい る。最も長距離を走る長安号はカザフスタンまで。 ◇中国シルクロード経済ベルト商品交易センター 交易センターの西安華南城2号館では、アジア12 か国の物品を展示販売している。昨年(15年)に開 業。建物面積は6フロア合わせて4万㎡で、外国製 品の展示場は最上階の6階にある。 日本館がないので、是非ともセンター及び会員の力 で日本館の設置を働きかけて欲しいとのことだった。 西安華南城の運営会社・華南城は複数の都市で商 業用テナントビルの開発を行っている香港上場企 業。ただ実店舗の売り上げはネット販売に押されて 低迷しているとのことで、当初、港務区内で10万㎡ の敷地面積を確保し、テナントビルの開発を行う予 定であったが、開発に至った面積は3万㎡に留ま り、今後も拡大する目途は立っていないという。見 学した、2号館のビルも6フロアのうち2フロアの 全フロアが空いている状態であった。 【兄弟機械(西安)有限公司】 面談者:野崎剛寿 董事長・総経理 杉本育夫 副総経理 園田陸男 製造部部長 ほか 出 資 者:ブラザー工業株式会社 100% 資 本 金:4,300万ドル 生産品目:工業用ミシン(10機種)、産業機器(3機種) 野崎董事長・総経理より説明概要を説明いただいた。 20年以上前の93年に地元資本の工業用ミシンメー カー “標準”との合弁会社として設立されたことが、 西安に進出することになったきっかけである。 組織体制は、営業(販売)以外の機能以外は生産に 関する機能は全てそろっている。 CSR(社会貢献活動)に力を入れており、全従業 員にエコポイント活動に参加してもらい、上位者や 優秀な部署を6月5日の世界環境デーに合わせて毎 年表彰することで、従業員に環境保全に対する意識 向上を図っている。地域貢献も兼ねて、年に一回、 山登りと同時にゴミ拾いを行ったり、ほかの登山者 にエコバックを渡して環境保護の啓蒙に取り組んで いる。服装業界の技術者を100年以上輩出している 地元の西安工程大学と提携し、ミシンを寄贈した り、技術交流を行ったりしている。また社員の家族 向けに「家族見学会」を毎年一回行っている。社員の 家族にも認められる会社を目指しており、社員の仕 事の様子を家族にも見てもらうことで親近感を持っ てもらうことを狙いとしている。その中でも家族と 昼食をとってもらう「ランチ会」は大変好評で、ちょ うど明日予定している。 優秀社員表彰活動として、「YTS大賞」という表 彰制度を設けており、中国語の頭文字、Y=Yong gang( 勇 敢 )、 T =Tiao zhan( 挑 戦 )、 S =Shi
xian(実現)から名付けた賞で、従業員が従業員を 評価し合い、その優秀者を表彰している。周りの人 から認められることで、従業員のモチベーションが 高まると考えており、積極的に行っている。これら の活動が評価され、15年には中国商務部傘下の中国 外商投資企業協会などが主催する中国外資系企業優 秀CSR事例の選定において、当社が「地域社会の良 きパートナー」として陝西省の企業としては初めて 表彰された。ほかにも省、市などから様々な賞をい ただいたという。 ショールームのほか、工業用ミシンと産業機器の 工場を見学した。 【西安高新技術産業開発区】 面談者:陳 輝 副主任 ほか 陳輝副主任は「当開発区は1991年に西安初の国家 級開発区として誕生。 面 積 は60万km²に 及 ぶ。今は4万社が進出 し、40万人が働いてい る。昨年、区内企業の 売 上 高 は2,000億 ド ル に上った。 国家級開発区の科学技術競争力では北京の中関 村、上海の張江高科技園区に次いで3位に位置す る。146ある国家級開発区のうち総合力で4位にラ ンクインした。 外資は1,000社が進出し、うち日系は80社あまり。 代表的な日系企業としては、古くからはブラザー工 業、ダイキン工業、東芝、富士通、NECなどがあ り、最近では住友化学、キヤノン、村田製作所など が進出している」と紹介した。 続いて、趙亜楠項目経理より、「陜西省の面積 は20.56万㎢で日本の面積の約半分に相当し、人口 3,700万人である。省の北部は石油や石炭などの資 源に恵まれ、中部は穀倉地帯で農産物に恵まれ、南 部は秦嶺山脈が連なり、漢方薬の原料が採れ、ここ 西安も漢方薬産業が発達している。開発区の主要 産業は、電子情報産業(半導体、通信機器、ソフト ウェアなど)、先端製造業、現代サービス業、バイ オ医薬産業である。半導体はサムソン、マイクロン など70社が進出している。特にサムスンが100億ド ルをかけてフラッシュメモリの工場を建設したこと が大きい。サムスンは進出を決めた理由に、周辺に 顧客が多いことや優秀な人材を確保できることを挙 げている。通信関連では、ZTE,ファーウェイな どもある。ソフトウェアではデンソー(※電装(上 海)信息技術有限公司西安分公司)、富士通、NE C、インテル、IBMオラクルなども進出している」 と更に詳細な説明があった。 【西安北村精密機械有限公司】 面談者:趙 濱 董事長 李俊鵬 総経理 ほか 設 立:2000年4月 資 本 金:4,676万元 出 資 者:西安北村韓火科技有限公司 (董事長の資産管理会社)52.82% ㈱北村製作所(東京都)26.65% ほかファンド3社が出資 日本の工作機械メーカーで修業した趙董事長が帰 国後に創業した会社。日本の北村製作所(東京都)か ら資本が入っているが、会社概要紹介とショールー ムを案内してくれた、北村製作所の稲葉社長の娘さ ん1名が留学を兼ねて研修に来ているだけで、日本 人出向者はいない。趙董事長、李総経理とも日本語 が堪能。 挨拶する陳輝副主任 展示されている工業用ミシン 西安北村のショールーム
小型精密NC旋盤(くし刃旋盤、タレット旋盤、マ シニングセンタ)を製造し、ハイテク企業の認定を 受けている。また同社は同じ敷地内で西安長島精工 機械有限公司、陝西諾貝特自動化科技有限公司、特 納斯(西安)機械有限公司の三つの合弁会社を一体経 営している。自社と上記3社を一体経営すること で、旋盤、研削盤、ロボットという豊富なライン ナップを揃え、携帯電話、自動車、家電、光学機器 など幅広い業界に納入し、15年の売上高は5.09億元 (約80億円)。中国国内に分公司5ヵ所、事務所25社 をもち、営業サービス拠点は中国全土をほぼ網羅し ているという。 【中国(陝西)-日本経済合作餐叙会】 会 場:西安索菲特人民大厦 会展センター 陝西省商務庁、西安市内の開発区、企業の関係者 21名及び日本語通訳複数名と夕食懇談会を開催。 陝西省商務庁の李偉峰渉外投資服務処処長が司会 を務め、戴士芳副庁長が主催者を代表して挨拶した。 戴副庁長は、「東海日中貿易センターは長い歴史を 持ち、日本の中部地区では唯一日中間の経済貿易を 促進する為の団体で、経済交流と人的往来に重要な 貢献をされた。センターの会員企業である、豊田通 商やブラザー工業が陜西省で投資された事業は著し い成長を遂げている。 陜西省と日本の友好関係は極めて古く、隋、唐の 時代には日本は5,000名以上もの遣隋使、遣唐使を派 遣し、彼らは日中友好の開拓者であり、陜西省と日本 が密接な関係にあったことを示す証人であった。 近年、陜西省は「一帯一路」戦略に主体的に融合を 図り、中国内陸部の改革・開放の新天地となるべく、 交通・商業貿易・物流の中心、国際的な産業能力の 協力の中心、科学技術教育の中心、国際的な観光の 中心、地域金融の中心となることを目指し、中国(陜 西)自由貿易試験区の設立を申請し、省全体の経済社 会が新たな成長を迎えられるように取り組んでいる。 過去5年で陜西省は年平均11.1%の成長を遂げ、 2015年にはGDPは1兆8,200億元に上り、中レベル まで発展した省に分類される歴史的快挙を遂げた。 近年、陜西省と日本の経済貿易関係は深まる一方 であり、日本は陜西省にとって重要な経済貿易の パートナーであり、直接投資の出所であり、また海 外向け労働者派遣の受入国である。 昨年陜西省と日本の輸出入高は18億9,100万ドル と、前年比22%増加し、全体の6.2%を締め、今年 上半期も9億6,200万ドルと前年同期比28%増加し ている。現在、日本から陜西省に投資されたプロ ジェクトは340件、投資額にして6億4千万ドルに 上る。また、陜西省から日本に送り出された労働者 は2,507名に達している。 陜西省と日本は経済貿易、文化、観光などの分野 で相互補完性が高く、陜西省には設備製造、エネル ギー、化学、ハイテクなどの分野の強みを持ってお り、協力できる余地は大きいと言える。自動車、物 流、金融、環境保全、アニメ、安全な食品、人材育 成などの分野では特に大きな協力できるポテンシャ ルを秘めている。今回の来訪を機に、東海日中貿易 センターとの関係強化を図り、相互理解を深め、提 携を強化していきたい。投資環境を更に改善し、日 本企業の皆様が陜西省で発展いただけるよう努めて 行く。共に手を携え、陜西省と日本の新たな発展の 歴史を共に描き、WIN-WINの素晴らしい関係を築 いて行きたい」と語った。 小澤会長は「西安国際港務区、そして西安ハイテ ク区をつぶさに見させていただいた。私自身は初め ての西安の訪問で、訪問前は歴史に溢れる古都とい うイメージを持っていたが、今回、ハイテク開発区 で話では、ほんの十数年前まで畑であったところが 今は4万社が進出し、40万人が働いていると聞き、 大変驚かされた。西安国際港務区では一帯一路、シ ルクロード経済圏がここを起点に西へと伸びていく 基盤が整いつつあると感じた。先ほど戴副庁長の話 では、1,300年前に、日本から遣隋使、遣唐使がの べ5,000人もの人々が西安を訪れ、文明を学んだと のことだが、彼らが日本に西安で学んだことを持ち 帰り京都という街をつくっており、このようなアン トレプレナーシップ(進取の精神)を私ども日本企業 はもっと学ぶべきだと強く感じた」と語った。(了) 挨拶する戴士芳 陝西省商務庁副庁長
<北京新致佰誠機電工程有限公司> 7月25日(月)、北京で空調電気工事を手掛ける北 京新致佰誠機電工程有限公司の劉明常務取締役が北 京天瑞金置投資有限公司の張文生董事長以下3名を 伴い、当センターを表敬訪問した。 北京天瑞金置投資有限公司は工業団地、オフィス ビルの開発、管理、リース、販売などを行う不動産 会社で、中国から日系企業が撤退する際に、土地建 物を買い取りたいと情報提供を求めてきた。弁護 士、コンサル系、金融機関などと接触し、業務提携 するという。 また、建築設計、建築工事管理、建物管理などの 方面で日本の企業と提携を模索しており、当セン ターに企業の紹介が求められた。 劉 明 北京新致佰誠機電工程有限公司 常務取締役 張文生 北京天瑞金置投資有限公司 董事長 陸 戦 同 副総裁 劉鑫穎 同 董事長助理 <江蘇海安高新技術産業開発区管理委員会> 7月27日(水)、江蘇省南通市海安県の江蘇海安高 新技術産業開発区管理委員会一行が再び当センター を表敬訪問した。 同委員会は今年4月7日に初めて当センターを訪 れた。当センターとしても、海安県には誰も訪れた ことがなく、初めての交流となった。 その際に、当センターが江蘇省内の複数の開発区 と連携・業務協力関係にあることを紹介したこと が、目に留まり具体的に今後の業務協力関係を強化 するために改めて今回の訪問となった。 日本からの対中投資の減少傾向が続く中で、中々 新規投資案件を紹介することができないが、同開発 区としては日系企業の誘致を積極的に働きかけてお り、先ずは関係づくりからと当センターとの業務提 携を締結することとなった。 仲月軍 海安高新技術産業開発区管理委員会 委員 海安高新区招商服務中心 主任 史盆華 海安高新技術産業開発区 海外招商局局長 薛宏斌 海安高新技術産業開発区 海外招商服務センター 項目経理 伊藤敏茂 同 招商顧問
交流記録
共 催 事 業 「第8回日中友好杯ゴルフコンペ」 日 時:9月17日(土)AM 9:10 OUT/IN同時スタート 会 場:さなげカントリークラブ 参加者:72名(18組) 主 催:中華人民共和国駐名古屋総領事館 中部日本華僑華人連合会 NPO愛知県日本中国友好協会 一般社団法人東海日中貿易センター 主催セミナー 「中国の会計税務の基礎知識と財務分析」 ~少人数の座談形式にて~ 日 時:9月21日(水)09:30 ~ 16:30 ※12:00 ~ 13:00 昼食休憩 会 場:名古屋商工会議所ビル3階 第2会議室 講 師:前田 勝己 氏 前田公認会計士事務所 公認会計士 参加費:15,000円/名9月の行事案内
9月の行事案内
仲月軍主任(左 2 番目)近日、上海市人力資源と社会保障局は従来の「上 海市企業給与支払い弁法」(2003年1月17日交付、 2003年4月1日から施行、以下「旧弁法」という)に ついて修訂を行い、新たな「上海市企業給与支払い 弁法」(以下、「新弁法」という)を2016年6月27日に 公布し、2016年8月1日から施行された。 「新弁法」は地方条例ではあるが「中華人民共和国労 働法」、「中華人民共和国労働契約法」等において明確 に規定されていなかった給与構成、給与計算等につ いて明確に規定し、日系企業の子会社が上海に多数 存在している現在、給与の支払いについて一定の影 響を与えると考える。また他の明確な規定がない地 域においても参照することも可能であると考える為、 以下に「新弁法」における要点について解説する。 1.修正の背景 中国の労働法や労働契約法において、給与の支払 い等については明確に規定されていなかった。2003 年、上海市は独自に規定を作成し、地方条例として 「旧弁法」を公布したが、近年の労働者意識の高ま り、時間外勤務の増加、労働争議の増加を受け、上 海市は新たに規定を見直し、近年多発する労働争議 について、具体的な解釈を制定した。 2.「新弁法」要点解釈 (1)適用範囲 「新弁法」第1条では「新弁法」は上海市行政区域内 において各種企業と労働関係を形成した労働者を対 象とすると明記し、従来の対象範囲であった個体経 済組織は民間非企業単位、法に依り設立された会計 士事務所、弁護士事務所、基金会等組織と労働関係 を形成した労働者と同様に「新弁法」を参照して執行 するとされた。 (2)労働契約終了に伴う給与清算について 「旧弁法」第7条では、企業と労働者が労働契約 を終了または解除する場合、企業は労働者が手続き を行う際に、一括で労働者の給与を精算しなければ ならないと規定されていたが、「新弁法」では特殊な 事情がある場合で双方が別途約定し、それが法律、 法規に違反しない場合は約定に従うとされ、実務上 企業に対する制限を緩和した。 (3)時間外勤務手当(残業代)や休暇給与の算出基準 の明確化 これまでの労務管理において、多数の企業は労働 契約書にて交通手当、住居手当等具体的な金額を記 載し、残業代や休暇給与計算の際、契約書に記載さ れた手当を全て含めて計算することが多かった。し かし実務上、交通手当、住居手当、食事手当等の手 当を支給している企業も多く、また残業の増加や、 休暇取得の割合も増え、残業代や休暇給与計算の 際、計算の基数が大きくなり企業の負担が増加して いた。そのため、上海市は「旧弁法」を見直し、新た な規定を作成した。 「新弁法」第9条第2項において、残業代や休暇給 与計算の際、従業員の通常の月給を基準とするとさ れ、計算の際、ボーナス、交通手当、食事手当、住 宅手当、夜勤手当、夏季高温手当、残業代等特殊な 状況下にて支払われる給与は含まれないとした。同 時に、第9条第2項第(1)号において、上述計算基 数は労働契約にて約定された従業員の職務に基づく 月給を基に確定される、即ち労働契約に規定された 従業員の職務に基づく基本給与に基づき残業代等を 計算するとされ、各種手当は含まない。 そのため「新弁法」に基づくと、今後従業員の残業 代や休暇給与計算のための計算基数を算出する際、 交通手当等の各種手当を含む必要がなくなる為、企 業のコスト負担を一定程度抑えることが可能であ る。但し、残業代及び休暇給与は上海市の最低給与
寄 稿
新「上海市企業給与支払い弁法」についての要点解釈
上海市華鑫法律事務所 弁護士高華鑫、高秀智
基準を下回ってはならないとされた。 (4)ノルマ給与制従業員への残業代支払いに関する 「定額ノルマ任務」の要求 「旧弁法」において、ノルマ給与制の従業員につい ては法定標準業務時間以外に業務を行った場合、残 業代として計算することが可能であった。その為、 従業員が残業代を得る為に業務を怠慢し、故意に残 業時間を増やすという問題が生じやすかった。 これについて、「新弁法」第13条の規定では、上記 旧規定以外に、「定額ノルマ任務」の要求を追加した。 これにより従業員が「定額ノルマ任務」を完成後、法 定標準業務時間以外に業務を行った場合に、残業と して計算される。このことから、従業員が法定標準 業務時間外に業務を行っていたとしても、規定の 「定額ノルマ任務」を完成していなければ、残業代は 発生しないようになった。但し、「定額ノルマ任務」 については企業が一方的に決定することはできず、 民主管理手続きに基づき合理的に決定する必要があ る。 (5)試用期間中の給与支払いについて 試用期間中の給与について、「旧弁法」においては、 企業が支払うべき給与は上海市規定の最低給与基準 を下回ってはならないとされていたが、具体的には 規定されていなかった。この点について「新弁法」で は、企業が支払うべき給与について、企業内の同様 の職務の最低ランク給与の80%、または労働契約約 定給与の80%を下回ってはならず、かつ上海市規定 の最低給与基準を下回ってはならないとされた。こ れは試用期間中の従業員についても、最低給与基準 に基づき給与を支払えば良いと言う訳ではなく、労 働契約約定の80%、または「同一職位同一給与」の原 則に基づき、同様の職務であれば同職務の最低ラン ク給与の80%に基づき支払う必要があるとした。な お、どちらの基準に基づき給与を支払うかについて は、企業が選択することは可能である。 (6)婦女節、青年節等一部公民を対象とした祝日の 給与支払いについて 中国国務院が発布した「国年節及び記念日放暇弁 法」(2014年1月1日から施行)の規定に基づくと、 婦女節(3月8日)、青年節(5月4日)等一部の公民 を対象とした祝日の給与支払いについて、以前は法 律、法規には明確な規定がなく、企業毎に給与支払 い等が異なっていた。 この点について、「新弁法」第13条の規定では、上 述一部公民の祝日の際、従業員が社会または企業組 織の記念行事に参加したり、通常通り業務を行った 際、企業は給与を支払うが、残業代は支払わないと 規定された。但し、当該祝日が休日の場合で、企業 が従業員に業務を手配した場合、従業員の日給給与 基準の200%を残業代として支払わなければならな い。これにより、当該祝日に休暇を取った場合、及 び業務に従事した場合を問わず、日給は支払われる が、業務に従事したとしても、残業とはみなされ ず、残業代は支払われないことが明確にされた。 上述のことから、今後企業の労務管理において、 上記一部公民の祝日における業務手配及び給与支払 いに留意する必要がある。 (7)日給計算、時給計算について 「旧弁法」において日給計算の際、「毎月平均制度 業務日数20.92日」に基づき日給、及び時給を計算す る必要があったが、「新弁法」では日数が見直され、 365日から土日を差し引いた月平均日数「毎月平均給 与計算日数21.75日」に基づき計算し、時給について は更に8時間で割ると規定された。 (8)給与支払い遅延時の賠償金について 「旧弁法」の規定では、企業が従業員の給与を不払 い又は無断に遅延した場合、最低給与基準を下回る 給与の支払い、及び従業員に残業を手配したが規定 に基づき残業代を支払わなかった場合、未払い給与 を支払う以外に企業は別途従業員へ未払い給与の 25%を補償金として支払わなければならなかった。 これに対して「新弁法」第21条の規定では、企業に 上記状況が発生した場合、関連政府部門は先ず企業 へ期限内に未払い給与を支払うよう命令する。企業 が当該期限内に支払わない場合、企業は未払い給与 の50%-100%を賠償金として従業員に払わなけれ ばならない。「新弁法」では給与の不払い、支払い遅 延等状況について、政府関連機関はまず期限を設定 し、期限内に未払い給与を支払うよう命令すること が可能である。その後、なお未払い給与を支払わな い場合、政府関連機関は旧規定よりも厳重な50%-
100%の未払い給与を「賠償金」として支払うことを 命令することが可能となる。 上述のことから、「新弁法」は企業の給与不払い、 支払い遅延等違法状況の場合の処罰を厳重化してい ることから、企業は給与支払いについて重視する必 要がある。 (9)労働争議期間における給与について 「新弁法」第23条において、企業が労働者との労働 契約を解除し、それにより労働争議が引き起こさ れ、労働人事争議仲裁部門または人民法院が企業の 原決定を取消す決定を行い双方が労働関係を回復し た場合、企業は労働者へ調停、仲裁、訴訟期間の給 与を支払わなければならないとされている。給与基 準は労働契約の解除前12カ月間の労働者の月平均給 与に支払い停止した月数をかけたものである。双方 共に責任がある場合、責任を大きさに基づき各自責 任を負わなければならない。 3.おわりに 「新弁法」は企業の労務管理コストを一定程度削減 し、残業代の支払いやノルマ給与制度時の給与支払 いについて明確な基準を作成した。その一方で、給 与不払い、支払いの遅延等違法行為を行った企業に 対しての処罰を厳罰化した。その他に、これまで取 り扱いが不明確であった一部公民を対象とした祝日 の給与支払いや残業代の支払いについて明確化し、 企業の労務管理上の疑問点に具体的な解釈を行った ことにより、今後の企業管理が一層円滑に進むよう になると考える。 一、税関調査の一般的な流れ (一)調査対象企業への連絡 税関は調査を実施する際に、開始日の3日前まで に、調査対象企業に、書面として「査察通知書」を発 行するのが一般的であるが、企業に重大な違法嫌疑 があり、証拠を隠蔽する恐れがあると疑われる場 合、上記のような事前連絡もなく、直接調査を実施 することも可能である。 (二)調査対象企業による関連資料の準備と提出 企業にとって、税関調査への対応において最も難 しいのは、短期間において税関の要求に応じて、大 量の資料を準備、提出することである。 特に内部管理の弱い企業では、資料の紛失があ り、要求通りに資料を提出できなかったり、不備の ある資料を提出し、税関リスクを招いてしまったり することがよく見られる。この段階における対応ポ イントを次のようにまとめる。 ①社内の関連部署(財務、生産管理、物流、倉庫、 営業など)が共同で対応チームを立ち上げて、対 応策を探り出す。 ②税関査察により効率的に対応できるように、窓口
寄 稿
中国における税関調査― 一般的な流れと対応方法
深圳市中弘伝智諮詢有限公司 パートナー中国公認会計士王 鋭
<執筆者プロフィール>
上海市華鑫法律事務所 弁護士 高華鑫 上海市高級人民法院、上海市司法 局での勤務を経て、1984年6月から 日本の大江橋法律事務所にて勤務、 外国法事務弁護士として大阪弁護 士会に登録、1998年5月に上海華 鑫律師事務所を開設し、対中投資、 取引、仲裁、裁判事件の最前線で 活躍。2016年6月に(一社)東海日中 貿易センター中国法律顧問に就任。 弁護士 高秀智 華東政法大学法律学院(民商法)卒 業後、慶應義塾大学大学院法学研 究科博士前期課程を修め、2012年4 月に上海市華鑫律師事務所に入所、 対中取引、日系在華企業の企業法 務を担当。を事前に決めておき、その窓口を通して、資料の 提出や税関の質疑に対応する。また、税関に提出 するすべての資料は必ずコピーを取ること。 ③税関査察に独自で対応できない企業は外部の第三 者専門機構に依頼することが考えられる。 (三)税関による審査段階 この段階においては、主導権を持つのが税関であ る。対応の際に、次のコツが必要である。 ①企業はできる限り自社にとって有利な資料を積極 的に提出すること。 ②場合によっては、自主報告という制度をうまく利 用する。税関調査の関連規定によると、税関が関 連の問題を把握する前に、企業は違法行為を税関 に自主的に報告する場合、行政処罰が軽減され る。最近、各地の税関が自主報告を奨励する公告 も公布している。 二、税関調査の具体的な対応方法 (一)調査事項別での対応 ◇HS コード分類 前回の寄稿で取り上げたように、HSコード分類 はなかなか難しく、この問題による税関リスクを防 ぐための一つの方法として、企業が商品を輸出入す る45日前に所轄税関に輸出入商品のHSコードにつ いて事前分類を申請することが考えられる。 ◇ロイヤリティ ロイヤリティ問題で税関調査を受けている企業 は、まず、現行の法律に基づき、自社のロイヤリ ティが課税範囲に該当するかを自己判断すべきであ る。規定される課税対象であると判定された場合、 企業は自社にとって有利な分担方法を検討したほう が良い。 一方、ロイヤリティ問題は時にはグループ全体に 影響を与えるため、いかなる対応を行う際に、関連 企業への影響も考慮に入れなければならない。 ◇関連者からの輸入価格 現状、関連者間の価格政策がしっかりと整理でき ておらず、中国子会社に開示していない会社が多 い。実務上、中国の子会社が指摘される際に、その 価格の合理性を証明できない。 実は、この関連者からの輸入価格の問題はHS コードなどの客観的な問題と比べて、会社が説明で きる余地が大きい。 自社ではなかなか説明できない場合、コンサルタ ントに相談した方が良い。コンサルタントは通常、 移転価格などの手法をもって、専門のデータベース を使って、会社の価格政策をよりうまく説明でき る。 (二)調査後の対応 税関調査終了後に、これからは、同様なことが発 生しないよう、企業が下記の面から改善を行うべき である。 ◇定期的な税関健康診断の実施 企業の潜在的なリスクを事前に把握し、早急に改善 できるように、経営陣は外部の第三者専門機関に定 期的に税関健康診断を実施してもらい、不備のある 通関行為を直ちに是正すべきである。 ◇内部管理制度の強化 税関リスクを軽減させるために、経営陣は内部管 理の強化に力を入れ、しっかりとした内部管理制度 を立ち上げ、各部署間のコミュニケーションをより 効率的で有効なものにしなければならない。 ◇税関最新動向の適時な把握 企業の経営陣が税関の最新動向をより一層重視す べきである。税関から最新規定が公布された場合、 通関部署をはじめ、関連部署の責任者を対象に、社 内で適時にトレーニングを行うことにより、コンプ ライアンス違反を有効に防止すべきである。 最後に 最近、税関総署が各地の税関に自動車業界及び一 部の電子部品業界に対する調査を指示しています。 多くの会社では税関との苦戦がまだまだ続く事と存 じます。 この4回にわたる短い寄稿が皆様の税関調査への 対応に少しでもヒントとなれば、非常に嬉しく存じ ます。何かお悩みでもござまいましたら、お気軽に お問い合わせください。 <執筆者のプロフィール> 深圳市中弘伝智諮詢有限公司 王鋭 パートナー 中国公認会計士 TEL:86-755-2220-9446 携帯:86-13590171050 アドレス:[email protected]
中国経済データ
<ご注意> 伸率は前年同期比を%で表示。減少は▲または-で表示。速報値と確定値が混在しているため、不確定なデータが含まれている。 名古屋税関管内の対中貿易 単位:億円、% 年月 金 額 輸 出伸 率 全国比 金 額 輸 入伸 率 全国比 金 額差 引備 考 2009年 16,836 ▲21.1 16.4 14,039 ▲27.9 12.3 2,797 黒字拡大 2010年 22,358 32.8 17.1 16,318 16.2 12.2 6,040 黒字拡大 2011年 22,941 2.6 17.8 18,835 15.4 12.9 4,106 黒字縮小 2012年 20,594 ▲10.2 17.9 19,512 3.6 13.0 1,082 黒字縮小 2013年 23,913 16.1 18.9 20,971 7.5 11.9 2,942 黒字拡大 2014年 25,217 5.5 18.8 22,515 7.4 11.7 2,702 黒字縮小 2015年 24,687 ▲2.1 18.7 23,725 5.4 12.2 962 黒字縮小 2016年7月 1,979 ▲12.4 19.2 1,587 ▲19.6 12.2 392 黒字拡大 2016年1-7月 13,107 ▲6.2 21.5 12,059 ▲12.1 14.0 1,048 黒字拡大 出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆 ※名古屋税関管内 国際貿易港:名古屋港、三河港、衣浦港、清水港、田子の浦港、御前崎港、四日市港、尾鷲港、津港 国際空港:中部空港、静岡空港 日本の対中貿易(日本側統計) 単位:億円、% 年 月 金 額 輸 出 伸 率 金 額 輸 入 伸 率 金 額 差 引 備 考 2009年 102,356 ▲21.0 114,360 ▲22.9 ▲12,004 赤字縮小 2010年 130,856 27.8 134,130 17.3 ▲3,274 赤字縮小 2011年 129,021 ▲1.4 146,419 9.2 ▲17,398 赤字拡大 2012年 115,091 ▲10.8 150,387 2.7 ▲35,296 赤字拡大 2013年 126,252 9.7 176,600 17.4 ▲50,348 赤字拡大 2014年 133,815 6.0 191,765 8.6 ▲58,238 赤字拡大 2015年 132,293 ▲1.1 194,204 1.3 ▲57,950 赤字拡大 2016年7月 10,299 ▲12.7 12,959 ▲21.7 ▲2,660 赤字縮小 2016年1-7月 60,886 ▲20.4 86,334 ▲22.2 ▲25,448 赤字縮小 出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆 7月の国・地域別の貿易 単位:億円、% 金 額 構成比 輸 出 総額 57,284 100.0 内訳 アメリカEU 11,8256,655 20.6 11.6 アジア 30,438 53.1 うち中国 10,299 18.0 輸 入 総額 52,149 100.0 内訳 アメリカEU 5,8856,667 11.3 12.8 アジア 25,568 49.0 うち中国 12,959 24.8 出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆 7月の国・地域別の貿易 単位:億円、% 金 額 構成比 輸 出 総額 13,891 100.0 内訳 アメリカEU 4,1041,837 29.5 13.2 アジア 4,989 35.9 うち中国 1,979 14.2 輸 入 総額 6,514 100.0 内訳 アメリカEU 521965 14.8 8.0 アジア 3,413 52.4 うち中国 1,587 24.4 出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆 7月の主な増減品目 単位:%、ポイント 概況品名 伸率 寄与度 輸出 減少 12 科学光学機器非鉄金属 ▲27.6▲30.8 ▲ 1.7▲ 1.0 3 有機化合物 ▲18.3 ▲ 0.9 輸入 減少 12 通信機衣類・同付属品 ▲25.5▲19.6 ▲ 2.7▲ 2.1 3 電算機類(含周辺機器) ▲26.7 ▲ 2.1 出所:日本・財務省 7月の主な増減品目 単位:%、ポイント 概況品名 伸率 寄与度 輸出 増加 1 加熱用・冷却用機器 +48.2 +0.4 2 原動機 +12.2 +0.4 減少 12 自動車金属加工機械 ▲30.2▲25.5 ▲1.3▲1.3 輸入 増加 1 医薬品 +81.8 +0.3 減少 12 原動機衣類及び同付属品 ▲39.6▲10.8 ▲1.5▲1.2 出所:名古屋税関中国の貿易 単位:億ドル(金額)、%(伸率) 年月 金 額輸 出伸 率 金 額輸 入伸 率 2009年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015年 22,766 ▲2.8 16,821 ▲14.1 2016年7月 1,847 ▲4.4 1,324 ▲12.5 2016年1-7月 11,676 ▲7.4 8,601 ▲10.5 出所:中国税関総署 中国の外資導入 単位:件(件数)、億ドル(金額)、%(伸率) 年 月 件 数件 数伸 率 金 額実行ベース金額伸 率 2009年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015年 26,575 11.8 1,262.7 5.6 2016年7月 2,400 ▲3.8 77.1 ▲6.2 2016年1-7月 15,802 9.7 771.3 0.7 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く。 中国対外貿易の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル(金額)、%(伸率) 年月 輸出 輸入 金額 伸率 金額 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 22,766 ▲2.8 16,821 ▲14.1 2016 年 7 月 1,847 ▲4.4 1,324 ▲12.5 2016 年 1-7 月 11,676 ▲7.4 8,601 ▲10.5 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額)、%(伸率) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 26,575 11.8 1,262.7 5.6 2016 年 7 月 2400 ▲3.8 77.1 ▲6.2 2016 年 1-7 月 15802 9.7 771.3 0.7 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く。 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の貿易 中国外資導入の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル(金額)、%(伸率) 年月 金額 輸出 伸率 金額 輸入 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 22,766 ▲2.8 16,821 ▲14.1 2016 年 7 月 1,847 ▲4.4 1,324 ▲12.5 2016 年 1-7 月 11,676 ▲7.4 8,601 ▲10.5 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額)、%(伸率) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 26,575 11.8 1,262.7 5.6 2016 年 7 月 2400 ▲3.8 77.1 ▲6.2 2016 年 1-7 月 15802 9.7 771.3 0.7 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く。 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の貿易 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル(金額)、%(伸率) 年月 輸出 輸入 金額 伸率 金額 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 22,766 ▲2.8 16,821 ▲14.1 2016 年 7 月 1,847 ▲4.4 1,324 ▲12.5 2016 年 1-7 月 11,676 ▲7.4 8,601 ▲10.5 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額)、%(伸率) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 26,575 11.8 1,262.7 5.6 2016 年 7 月 2400 ▲3.8 77.1 ▲6.2 2016 年 1-7 月 15802 9.7 771.3 0.7 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く。 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の貿易 中国への輸出額の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル(金額)、%(伸率) 年月 輸出 輸入 金額 伸率 金額 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 22,766 ▲2.8 16,821 ▲14.1 2016 年 7 月 1,847 ▲4.4 1,324 ▲12.5 2016 年 1-7 月 11,676 ▲7.4 8,601 ▲10.5 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額)、%(伸率) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 26,575 11.8 1,262.7 5.6 2016 年 7 月 2400 ▲3.8 77.1 ▲6.2 2016 年 1-7 月 15802 9.7 771.3 0.7 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く。 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の貿易 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル(金額)、%(伸率) 年月 金額 輸出 伸率 金額 輸入 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 22,766 ▲2.8 16,821 ▲14.1 2016 年 7 月 1,847 ▲4.4 1,324 ▲12.5 2016 年 1-7 月 11,676 ▲7.4 8,601 ▲10.5 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額)、%(伸率) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 26,575 11.8 1,262.7 5.6 2016 年 7 月 2400 ▲3.8 77.1 ▲6.2 2016 年 1-7 月 15802 9.7 771.3 0.7 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く。 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の貿易 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル(金額)、%(伸率) 年月 輸出 輸入 金額 伸率 金額 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 22,766 ▲2.8 16,821 ▲14.1 2016 年 7 月 1,847 ▲4.4 1,324 ▲12.5 2016 年 1-7 月 11,676 ▲7.4 8,601 ▲10.5 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額)、%(伸率) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 26,575 11.8 1,262.7 5.6 2016 年 7 月 2400 ▲3.8 77.1 ▲6.2 2016 年 1-7 月 15802 9.7 771.3 0.7 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く。 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の貿易