三橋貴明の「新」日本経済新聞ゴールドメンバー講座
ポイントまとめ&月刊三橋が10倍おもしろくなる経済用語
室谷克実×三橋貴明・特別対談
「日本人が知らない本当の日韓歴史問題」
目 次
TRACK1
(17:36)
いわゆる「従軍慰安婦問題」と韓国の歪んだ歴史学
TRACK2
(10:22)
左翼と結びつく韓国の実態とは
TRACK3
(15:47)
韓国は未だに「階級制度」が残る後進国
TRACK4
(13:59)
短期的利益しか追わない韓国は日本にとっての反面教師だ
▶ T R A C K 1 い わ ゆ る「 従 軍 慰 安 婦 問 題 」と 韓 国 の 歪 ん だ 歴 史 学
‐ いわゆる「従軍慰安婦問題」に火を着けた日本人たちは北朝鮮と通じていた。
‐「韓国挺身隊問題対策協議会」は金が目的。
‐ 韓国の政権は、北主導のいわゆる「従軍慰安婦問題」を国内統治に都合がいいので利用した。
‐ 米CIAの弱体化で「裏に北朝鮮や中共がいる」と言えなくなった。
‐ 在日朝鮮人の帰還事業の際、日本から帰還費用を出させるために、北朝鮮系の人たちが「強制連行」というウ
ソを広めた。それに「慰安婦」の話もいつの間にか一緒になってしまった。
‐ 日本の歴史学会の歪みの発端は戦後まもなくに遡る。
‐ 韓国の歴史書が日本できちんと翻訳されていない。
‐『隋書』をあえて無視する日本の歴史家たち。
‐ 韓国の南西部には前方後円墳がたくさんあるが、韓国の歴史家はブルドーザーでこれを壊している。
‐ ウソはウソを呼ぶ。
‐ 政敵を追い落とすために出てきた「米軍慰安婦」という真実。
‐ 韓国に根付く「報復マインド」。「『どろぼう』と言われたら『どろぼう』と言い返せ」という格言があるほど。
‐ 韓国には権威に頼る「讒言文化」がある。
▶ T R A C K 2 左 翼 と 結 び つく韓 国 の 実 態 と は
‐ なぜ、韓国はこれほど加速度的に反日になっていったのか。
‐ 盧泰愚元大統領は、小学校時代の日本人教師を強く尊敬していた。
‐ 80年代半ばの韓国の世論調査では、高齢者はそれほど反日的ではなかった。ところが、若い層、特に高学歴層ほ
▶ T R A C K 3 韓 国 は 未 だ に 「 階 級 制 度 」 が 残 る 後 進 国
‐ 豊臣秀吉と会った2人の韓国人使節が帰国後に言ったこと。
‐ 上に報告される意見は、「意見の内容」ではなく「派閥争いに勝ったかどうか」で決まる。
‐ 韓国は序列の文化。階級が上の人は絶対的に威張る。
‐ 日本には「奴隷」という概念がない。
‐ サムスンの子会社の正社員の給料は時給制だった。身分が違うと思わないとできないこと。
‐ 宅配業者は高級マンションのエレベーターに乗れない。日本ではありえないこと。
‐ 韓国はアメリカ発のグローバリズムと相性がいい。
‐ お金を儲けることがすべてになると、行き着くところは「奴隷制」。
‐ 犯罪が増えてもOK。セキュリティ万全な財閥オーナーたち。
‐ 国内で革命が起こると考えている韓国人はほとんどいない。
‐ 一般市民でも財閥の役員になる道が、狭いながらも一応ある。そこがポイント。ほとんどなれないにもかかわら
ず、夢を見てしまう。
‐ 大企業に入社できても、45歳までに役員に出世できなければクビになるので、同僚の足を引っ張ったり、上司に
ゴマをすったりする。
ど反日だった。
‐ 漢字を捨ててしまったために、一般の人が昔の文献を読めなくなった。
‐ 歴史学会のトップが「日本は百済の植民地だった。それは『魏志倭人伝』に書いてある」などと堂々と嘘をつく。
韓国人は魏志倭人伝を読めなくなっているので、ばれないと思っている。
‐ 過去だけでなく、未来に対しても「ウソ」で対応しようとする。
‐「『韓国に投資すると儲かる』という噂を流して、外資を呼び込もう」と寄稿した銀行協会トップ。
‐ 韓国の人たちの思考、行動、政治的意図がぴったりとはまった日本の左翼。
‐ 終戦直後から80年代まで、朝日新聞はずっと「アンチ韓国・親北朝鮮」だった。金大中の登場で変わった。
▶ T R A C K 4 短 期 的 利 益 し か 追 わ な い 韓 国 は 日 本 に とっ て の 反 面 教 師 だ
‐ 友人にも平気でウソを言う韓国人たち。
‐「外華内貧」が最大の問題点。
‐ 国と国との関係においては、相手の間違いをはっきり指摘すべき。
‐ 韓国は日本にとっての反面教師となる。
‐ 短期の結果ばかりを求める韓国財閥企業。短期利益だけを求めると真似するしかなくなる。
‐ 車の運転手は「運転技師」様。工場で車を造る人は「ブルーカラー」。
‐「ものづくり」とは「蓄積」。蓄積は人にしかなされない。
‐ 勾玉に代表されるように、日本は昔からものづくりをする人にそれなりのお金を支払う文化、つまり、いいもの、
いい技術に対価を支払う文化があった。
‐ 競争を激化させると、品質が犠牲になり、国民が貧しくなる。アベノミクスの第三の矢の政策は、まさに競争激
化政策。日本を韓国化させる政策だと言える。
▶ 経 済 用 語 集
【KCIA】
「Korean Central Intelligence Agency」の略。韓国中央情報部。朴正煕大統領時代にあった、韓国の情報機関。現
在は「韓国国家情報院」と改称している。北朝鮮スパイの摘発が主な任務だったが、反政府運動の取り締まりも行い、
国民を恐れさせた。
【CIA】
「Central Intelligence Agency」の略。アメリカ中央情報局。対外諜報活動を行うアメリカ合衆国の情報機関。主
に人的スパイ活動(「ヒューミント」と呼ばれる)を行う機関とされるが、その詳細は明らかにされていない。大
統領直轄の組織で、軍からは独立している。なお、軍(アメリカ国防総省)はその管轄下に諜報機関NSAを持つ。
CIAが人的スパイ活動を主な任務としているのに対して、NSAは盗聴やメール検閲、暗号解読など、電子機器を使
った諜報活動(「シギント」と呼ばれる)を主な任務としている。昨今、中東での対テロ戦争時にテロ容疑者を世
界中で逮捕し、秘密収容所に連行して拷問を行っていたことが明らかになり、問題となった。
【北朝鮮人の帰還事業】
1959年から1984年まで行われた、在日朝鮮人とその家族による日本から北朝鮮への集団帰国、集団移住。日本が
資金を支出する際の理由づけとして、第二次世界大戦中の日本による朝鮮人徴用(あるいは連行)の「強制性」が
しきりに喧伝された。
【随書】
中国王朝の正史『二十四史』の一つ。隋王朝の時代を扱った歴史書。日本(倭国)についての記述があり、朝鮮半
島の新羅、百済が倭を大国として尊敬し、使いを送っていたこと、倭人が鉄を使用していたこと、聖徳太子が煬帝
に遣隋使を遣わし、「日出る処の天子、書を日没する所の天子に致す、恙なきや云々」という書を献じたといった
ことが書かれている。
【米軍慰安婦】
朝鮮戦争中から1970年代頃まで存在したとされる、在韓米軍を相手に性的行為を強要された韓国の女性たち。2014
年6月、元米軍慰安婦だったという122人の女性が、韓国政府を相手取って、謝罪と賠償を求める訴訟を起こした。
彼女らの主張が事実なら、韓国政府は「強制的な管理売春」を行っていたことになる。なお、「朝鮮戦争中から
1970年代頃まで」としたのは、裁判を起こした女性たちの主張に基づく。裁判を起こした女性たち以外にも大勢い
たことは、十分に示唆される。
【盧泰愚(ノ・テウ)】
1932年生まれ。韓国第13代大統領。任期は1988年~ 1993年。韓国陸軍士官学校では、全斗煥と同期。朴正煕大統
領時代に全斗煥が組織し、軍の要職を独占した軍事グループ「ハナフェ」の一員。盧泰愚以降、韓国では軍人出身
の大統領は誕生していない。
【李承晩(り・しょうばん、イ・スンマン)】
1875-1965。朝鮮の独立運動家、韓国初代大統領。任期は1948年~ 1960年。朝鮮の独立運動に長く関わっていた
ことや、日本統治時代のほとんどを海外で過ごしていたために日本統治の実態を知らなかったことなどもあり、強
い「反日思想」を持っていた。戦後、政権に就くとその独裁的手法により、反日政策も激化する。日本の大衆文化
の規制はもちろんのこと、教育面での反日教育も徹底し、親日派は徹底的に弾圧した。
【魏志倭人伝】
中国王朝の正史『二十四史』の一つ『三国志』の中の「魏書」第30条烏丸鮮卑東夷伝倭人条の略称。日本人(倭人)
の習俗、地理等が書かれている。時代としては2 ~ 3世紀頃。邪馬台国(邪馬壹国)の女王・卑弥呼が魏に遣いを
送り、「親魏倭王」の称号を得たことなどの記述がある。
【OINK】
「Only in Korea」の略。韓国でしか起こり得ない、非常識な出来事を指す言葉。国際常識をわきまえない韓国の振
る舞いに対する怒りや蔑みを込めた言葉として使用される。2006年に起こったローンスター問題(アメリカの投資
会社ローンスターが韓国外換銀行を買収し、経営を立て直して黒字化させたあとに、「ローンスターは韓国外換銀
行を不当な低価格で買収した」として検察が家宅捜索を行った事件)に怒ったアメリカの金融関係者たちが使い始
めたとされる。なお、英語圏における豚の鳴き声の擬音語「OINK」に掛けた言葉である。
【日韓併合】
1910年に「韓国併合ニ関スル条約」に基づき、大日本帝国が大韓帝国(李氏朝鮮)を併合したこと。もしくは、条
約締結後から1945年まで続く、日本による朝鮮半島統治時代のこと。
【豊臣秀吉】
1537(?)-1598。日本の戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。低い身分から才覚でのし上がり、天下を
統一。その後、中国(明)の征服を目指して朝鮮半島へ軍を派遣した(朝鮮出兵)。1952年の派兵は「文禄の役」、
1597年の派兵は「慶長の役」などと呼ばれる。なお、秀吉自身は中国への出兵という意味で「唐入り(からいり)」
と称していた。文禄の役では、当初、日本軍は連勝し、進撃を進めたが、明の出兵により戦況は膠着状態となる。
穏便に和平を結ぼうとした両国の使者たちが、お互いに為政者に対して「相手が降伏した」などと虚偽の報告をし
たため、話がこじれ、慶長の役へとつながっていくことになる。朝鮮出兵は、1598年の秀吉の死によって日本軍が
撤退し、終了する。
【士大夫】
中国の北宋以降の科挙官僚のこと。歴史学者の宮崎市定は、士大夫を単なる官僚ではなく、「官僚・地主・商人の
三位一体」と定義している。士大夫が修めるべき儒学として「道学」が生まれ、のちに朱熹によって「朱子学」と
して発展した。朝鮮半島には13世紀頃に伝わり、王朝国家の理念として利用された。李氏朝鮮では官僚機構を担う
支配階級を両班と呼んだが、両班は朱子学を思想的基盤としている。士大夫や両班が担った朱子学は、実践論では
なく、観念論哲学であり形而上学であったため、議論のための議論が繰り返されたとの批判もある。
【士農工商】
儒教における、社会を構成する主要な要素を指す概念(官吏・農民・職人・商人)のこと。日本では、江戸時代に
あったとされる身分制度と解釈されてきたが(士が最上位身分で、以下、農、工、商の順番で身分が下がるとする
解釈)、最近の研究でそれは誤りとされ、学校の教科書からもそうした記述は消えている。「士農工商」とは単に「す
べての国民」「あらゆる職種の人々」といった意味であり、「四民平等」も「すべての国民が平等である」くらいの
意味だとされている。
【塩奴隷】
「塩田奴隷」とも。韓国の塩田で奴隷同様に働かされる身体障碍者や知的障碍者たちを指す。韓国では21世紀の現
在でも奴隷商人が存在し、障碍者の人を見つけると「働き口がある」と声を掛けて連れて行って、塩田経営者に日
本円で10万~ 30万円ほどで売り払う。そして、塩田経営者は買い取った塩奴隷を労働力としてこき使っている。
【遠征出産】
アメリカ合衆国やカナダでは、国籍を「出生地」で決める「出生地主義」を採用しているので、アメリカやカナダ
で生まれた子どもは、将来、本人が希望すればその生まれた国の国籍を取得できる。これを利用して、韓国人の富
裕層の中には出産前にアメリカに行き、アメリカの病院で出産して、自分の子どもを、将来、アメリカ国籍も選択
できるようにする人も少なくない。このように、子どもが、将来、自国以外の国籍を選べるように、海外で出産を
することを「遠征出産」と呼んでいる。「ナッツリターン」問題で話題となった、大韓航空前副社長・趙顕娥(チョ・
ヒョナ)氏は、自身の子をアメリカで出産する遠征出産を行っていた。韓国人が遠征出産する最大の理由は、兵役
逃れだとされている。
【勾玉(曲玉)】
日本の縄文時代頃から古墳時代頃にかけて作られた装飾品(ただし、使い道の詳細は不明)。ヒスイ、メノウ、水晶、
滑石、琥珀などを磨いて、「C」字型もしくは「コ」の字型にし、多くの場合、穴があいている。相当に固い材質の
ものが多く、磨き上げて、形を整えるのには、かなりの月日を要したと推測されている。片手間ではできないと思
われ、専門の職人が存在し、彼らに賃金を支払う(養う)だけの財力を持った存在も多くいたと考えられている。
なお、韓国でも出土しているが、これは時代的に見ても日本から伝わったものと考えられるが、韓国側は否定して
いる。