• 検索結果がありません。

3 今後の就労希望 就労意識 今後働きたいと思っている人の就労理由をみると 生活費のため が 5 割近くを占め 次に 健康のため が 4 割強と続く 経済的な理由については 老後や将来への備え が 3 割 小遣い稼ぎ が 2 割で 借金の返済 といった必要性に迫られた理由は 1 割に満たない 今後働

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "3 今後の就労希望 就労意識 今後働きたいと思っている人の就労理由をみると 生活費のため が 5 割近くを占め 次に 健康のため が 4 割強と続く 経済的な理由については 老後や将来への備え が 3 割 小遣い稼ぎ が 2 割で 借金の返済 といった必要性に迫られた理由は 1 割に満たない 今後働"

Copied!
43
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

第1章

高齢者向けアンケート調査の結果

1.アンケート結果の要約

①現在の就労状況と今後の意向 ◆就労状況をみると、「現在働いている」が 42%であり、年齢別には、高齢者になったばか りの「65 歳~67 歳」55%では過半数を占め、年齢が上がるにしたがって「68 歳~69 歳」 4割台、「70 歳~74 歳」3割台、「75 歳~79 歳」2割台、「80 歳以上」1割台と減少する。 ◆「現在働いている」のうち「今後も働き続けたい」が 86%を占める。年齢別にみると、74 歳までは9割近くが、75 歳以降は7割~8割がそれぞれ「今後も働き続けたい」として いる。男女別には「働き続けたい」がいずれも 85%程度を占めている。 ◆全体としてみると、今後、就労意向のある人は「今後も働き続けたい」38%、「今後は働 きたい」10%、「働きたいが今は働けない」9%と合せた 57%となった。 ②現在働いている人の就労実態 ◆業種別には、「その他のサービス業」16%が最も多く、以下「その他」15%、「製造業」11%、 「卸・小売業」11%、「医療・福祉」9%、「建設業」9%等の順である。職種別には「事 務的業務」14%が最も多く、以下「接客サービス業務」11%、「施設管理・清掃・警備業 務」10%、「管理職業務」9%等の順である。就労形態をみると、「パート・アルバイト」 が4割で最も多く、以下、「自営業・個人事業主」が2割、「役員」、「正社員」、「嘱託・契 約社員」がそれぞれ1割となっている。 ◆現在働いている会社が定年前に勤めていた会社(グループ会社を含む)と同じかどうかを 聞いたところ、「はい(同じ会社)」40%、「いいえ(異なる会社)」48%であり、若干では あるが「いいえ」が多い。年齢別には、他の年齢層に比べて「はい」が多いのは、比較的 若い「69 歳まで」であり、前の会社とのつながりを継続している。 ◆働いている人の就労日数(1週間に)は、「5日以上」が半数以上を占め、「1~2日」、「3 日」、「4日」は、いずれも1割台となるなど、スポット的に働いている人はそれほど多く ない。就労時間(1日に)については、ほぼフルタイムで働く「7時間以上」がほぼ4割、 「4~6時間」も4割近くとなっている。収入(月額)をみると、「5~10 万円未満」と 「10~20 万円未満」が 25%程度で若干多いものの、「20 万円以上」22%、「5 万円未満」 18%といった収入層もほぼ同じ割合となっている。 ◆現在働いていることに対する意識として“意欲”と“経済面”について聞いたところ、「意 欲があり経済的にも働く必要がある」48%がほぼ半数近くを占め、以下、「働く意欲はあ るが経済的に必要性はない」と「進んで働きたいわけではないが経済的に働く必要がある」 がそれぞれ2割程度を占めている。これを“意欲”と“経済面”で分けると、「意欲のあ る」人も「経済的に働く必要性がある」人も全体の7割弱を占めている。働いていること に対する満足状況については、「満足している」人は7割、「満足していない」人は2割強 となった。不満足の理由としては、「賃金」が5割、「勤務時間」が4割、「仕事の内容」 が2割である。

(2)

1 ③今後の就労希望・就労意識 ◆今後働きたいと思っている人の就労理由をみると、「生活費のため」が5割近くを占め、 次に「健康のため」が4割強と続く。経済的な理由については、「老後や将来への備え」 が3割、「小遣い稼ぎ」が2割で、「借金の返済」といった必要性に迫られた理由は1割に 満たない。 ◆今後働きたい業種をみると、「シルバー人材センター」16%、「その他のサービス業」14%、 「製造業」11%、「卸・小売業」8%、「医療・福祉」7%、「農林水産業」7%などの順 となっている。今後働きたい職種をみると、「接客サービス業」13%、「事務的業務」11%、 「生産工程(製造作業)」11%、「運転・配送・包装業務」11%、「施設管理・清掃・警備 業務」10%であり、多い職種でも1割程度にとどまる。 ◆現在、働いている業種と今後働きたい業種との関係をみると、いずれの業種も現在働いて いる業種で今後働きたいがトップを占める。とくに割合が多いのは「教育・学習支援業」 92%、「公務」90%、「金融・保険業」80%などであり、現在の業種とは異なる業種として 2番目として選ぶのは「シルバー人材センター」を挙げる人が多いもののその割合は2割 程度であり、経験のない業種については、何の業種を選んで良いのかわからないのが実情 であると考えられる。これは、職種についても同じであり、ほとんどの職種において、現 在働いている職種で今後働きたいがトップを占め、2番目に選ぶ職種のほとんどが1割程 度で、これまでと異なる職種で今後働きたいとする希望は少ないなど、新しい業種・職種 への広がりはみられない。 ◆今後働きたい人の就労条件の希望として、就労日数(1週間に)については、「3日」と 「4日」が3割、「5日以上」が2割、「1~2日」が1割であり、就労時間(1日に)に ついては、「4~6時間」が6割弱、「7時間日以上」が2割、「1~3時間」が1割強で あり、希望収入(月額)については、「5~10 万円未満」が4割弱、「10~20 万円未満」 が3割弱、「5万円未満」と「20 万円以上」が1割強となった。 ◆現在働いている就労条件と今後の就労条件の希望を比較すると、いずれも現在よりも少な い日数、時間、収入を希望しており、「無理をしない」、「こだわらない」などの姿勢を垣 間見ることができる。これは、今後、どのような立場で働きたいかにも表れており、「と くに希望はない」が4割であるなど、立場にもあまりこだわらない人が多いようである。 ◆仕事を選ぶときに重視することをみると、「とても重視する」が多いのは、「体力的にも精 神的にも無理なく働けること」69%がトップであり、今後の就労条件の希望を反映した結 果となった。以下、「人間関係が良いこと、気心の知れた仲間がいること」が5割、「自分 のペースで進められる仕事であること」、「自分のやりたい仕事であること」、「勤務日や勤 務時間を選べること」、「勤務先が自宅に近いこと」が4割台となっている。全体的には、 給料が良いことや勤務先の内容や自分の能力などについて第三者がどう評価するなどの 人目を気にするよりも、健康面で肉体的にも精神的にもストレスのかからない仕事を、時 間、場所、仕事内容について自分のペースで従事したいという希望の方が大きいようであ る。

(3)

④その他の就労に関すること ◆仕事を探すにあたって利用したことのある就労関係機関・サービスをみると、「ハローワ ーク」が3割強、「求人情報誌・新聞チラシ」が2割強、「シルバー人材センター」で1割、 「ジョブステーション中部」は1%に満たなかった。いずれの就労関係機関ともに利用状 況は低調といえる。 ◆起業については、「すでに起業して事業を行っている」5%、「機会があれば起業してみた い」3%、「興味・関心はある」14%にとどまった。起業について身近に感じる高齢者は 少ないようである。 ◆今後、何歳まで働きたいかをみると、「71 歳~75 歳」37%、「働けるならいつまでも」32%、 「66 歳~70 歳」16%の順である。年齢別には、「65 歳~67 歳」では3割が「66 歳~70 歳」 でのリタイアを、「68 歳~69 歳」では5割が「71 歳~75 歳」でのリタイアを考えており、 比較的早期のリタイアを3~5割の高齢者が考えている ⑤今後、働くつもりのない人の意向 ◆「今は働けない・働くつもりはない」理由をみると、「体力に自信がない」48%、「病気・ けがの問題がある」36%が多く、肉体的な問題を理由に挙げている。以下、「趣味に没頭 したい・みつけたい」22%、「仕事以外にやりたいことがある」20%、「働く必要性を感じ ない」18%と、仕事から離れたいとする理由が続き、さらに、「介護・看護の必要性」、「知 識・能力に自信がない」、「人生をリフレッシュしたい」など働かない理由は多様である。 ◆どんな職場なら働くことができるかを聞いたところ、「自宅に近い職場」、「希望する勤務 日数や勤務時間で働ける職場」、「健康や体力に配慮してくれる職場」で3割弱の回答を得 た。自分が無理をしない職場ならば働くことも可能であることを示唆している。 ◆どのような活動なら社会参加できるかを聞いたところ、「自分の趣味やスポーツ・健康や 生きがいづくりの活動」4割や、「地域や人の役に立つ活動(無償ボランティア)」3割に 多く関心があるようだ。また、「週1~3日程度だけ働いて収入を得る活動(短時間就労)」 も2割近くみられるなど、就労についてまったく関心がない訳ではない高齢者もみられた。 ⑥高齢者の就労に関する自由意見 ◆高齢者の就労に関する自由意見について 400 件近く寄せられるなど非常に高い関心が示さ れた。内容としては、①高齢者が働くための制度や行政への要望、②高齢者が働くための 企業・社会への要望、③働くことは大事・重要であるとの意見、④自分が就いている仕事・ 活動の内容、⑤働くこと、仕事への意欲、⑥働くことよりボランティアを選びたい、⑦働 くことよりスポーツ、趣味・自分のやりたいことをしたい、⑧働きたくとも高齢者には働 き口がない・難しい、⑨働くことに前向きになれない、⑩アンケートそのものに対する意 見、⑪仕事や制度などに対する不満、⑫働けない状況にあること、など非常に多様な意見・ 要望がみられた。

(4)
(5)

2.回答者の概要

(1)基本属性(年齢、性別、住所、世帯構成) 回答者の年齢は、高齢者になったばかりの「65 歳~67 歳」29%、60 代後半の「68 歳~69 歳」 25%、前期高齢者までの「70 歳~74 歳」26%、後期高齢者となる「75 歳~79 歳」14%、「80 歳以上」5%となった。なお、回答者全体の平均年齢は 70.6 歳である。 男女別には「男性」47%、「女性」53%である。 住所別には「葵区」36%、「駿河区」26%、「清水区」36%である。 世帯構成別には「単身」14%、「夫婦のみ」38%、「子供との2世代」26%、「親との2世代」 4%、「親と子の3世代」4%、「子と孫の3世代」9%となっている。 年齢別、男女別、住所別のいずれも、ほぼバランスのとれた構成の回答を得られた。 男女別・住所別・世帯構成別にみた年齢別の割合は、いずれも同じような構成比であるが、 世帯構成において、「親との2世代」、「親と子の3世代」について「65 歳~67 歳」の占める割 合が比較的多い。 図表 1-1 年齢構成 (n=1,286、SA) 図表 1-2 男女別構成 (n=1,286、SA) 図表 1-3 住所別構成 (n=1,286、SA)

(6)

5

図表 1-4 世帯構成 (n=1,286、SA)

(7)

3.高齢者の就労状況と今後の就労意識

(1)現在の就労状況と今後の意向 現在の就労状況をみると、現在については「働いている」42%、「働いていない」57%で約 4割が就労している。 また、「現在働いている」のうち「今後も働き続けたい」86%、「今後は働くつもりはない」 7%であり、引き続き、就労意向を持つ人が9割近くを占める。一方、「現在働いていない」の うち「今後は働きたい」16%、「働きたいが今は働けない」15%であり、働きたい意向のある人 は3割に及ぶ。 全体としてみると、今後、就労意向のある人は「今後も働き続けたい」38%、「今後は働き たい」10%、「働きたいが今は働けない」9%と合せた 57%となった(不明を除く)。 図表 1-6 現在の就労状況と今後の就労への意向 図表 1-7 現在の就労状況 (n=1,286、SA) 図表 1-8 現在働いていない人の今後の働くことへの意向 (n=729、SA) 今後も働き続けたい 460(85.8%) 460(38.0%) 今後は働くつもりはない 36(6.7%) 36(3.0%) 不明 40(7.5%) -小計 536(100.0%) - 今後は働きたい 117(16.0%) 117(9.7%) 働きたいが今は働けない 106(14.5%) 106(8.8%) 今後も働くつもりはない 491(67.4%) 491(40.6%) 不明 15(2.1%) -小計 729(100.0%) - 不明 全体 1,286(100.0%) 小計に占める割合 全体に占める割合 (不明を除く) 現在の就労状況 今後の就労への意向 現在働いて いる 536 (41.7%) 現在働いて いない 729 (56.7%) 21(1.6%) 合計 57%

(8)

7 年齢別にみた現在の就労状況をみると、「現在働いている」は、高齢者になったばかりの「65 歳~67 歳」55%と半数以上を占め、「68 歳~69 歳」4割台、「70 歳~74 歳」3割台、「75 歳~ 79歳」2割台、「80 歳以上」1割台と減少する。 男女別には、男性5割に対して女性 3.5 割程度となっている。 また、現在働いている人の今後の就労意向を、年齢別にみると、74 歳までは9割近くが、75 歳以降は7割~8割がそれぞれ「今後も働き続けたい」としている。男女別には「働き続けた い」がいずれも 85%程度を占めている。 図表 1-9 年齢別・男女別にみた現在働いている人と働いていない人の割合 (年齢・性別不明を除く、SA) 図表 1-10 年齢別・男女にみた現在働いている人の今後の就労意向(年齢・性別不明を除く、SA)

(9)

一方、現在働いていない人の今後の就労意向について、年齢別にみると、「今後は働きたい」 が「65 歳~67 歳」で約2割、「79 歳まで」が1割台であり、男女別には「男性」が約2割、「女 性」が約 1 割となっている。 図表 1-11 年齢別・男女別にみた現在働いていない人の今後の働くことへの意向 (年齢・性別不明を除く、SA) (2)現在働いている人の就労実態 ①業種 現在働いている人の業種をみると、「その他のサービス業」16%(86 人)が最も多く、以下 「その他」15%(82 人)、「製造業」11%(59 人)、「卸・小売業」11%(57 人)、「医療・福祉」 9%(48 人)、「建設業」9%(44 人)等の順である。 図表 1-12 年齢別にみた現在働いている人の企業・組織の業種の人数 (n=536、年齢不明を除く、SA)

(10)

9 合計 合計 65歳~67歳 68歳~69歳 70歳~74歳 75歳~79歳 80歳~ 不明 536 536 205 154 118 45 9 5 100.0 100.0 38.2 28.7 22.0 8.4 1.7 0.9 37 37 12 8 7 8 2 0 6.9 100.0 32.4 21.6 18.9 21.6 5.4 0.0 46 46 25 9 6 4 0 2 8.6 100.0 54.3 19.6 13.0 8.7 0.0 4.3 59 59 20 15 16 7 1 0 11.0 100.0 33.9 25.4 27.1 11.9 1.7 0.0 4 4 3 0 1 0 0 0 0.7 100.0 75.0 0.0 25.0 0.0 0.0 0.0 7 7 5 2 0 0 0 0 1.3 100.0 71.4 28.6 0.0 0.0 0.0 0.0 23 23 8 7 8 0 0 0 4.3 100.0 34.8 30.4 34.8 0.0 0.0 0.0 57 57 25 15 10 7 0 0 10.6 100.0 43.9 26.3 17.5 12.3 0.0 0.0 5 5 2 2 1 0 0 0 0.9 100.0 40.0 40.0 20.0 0.0 0.0 0.0 17 17 5 4 6 1 1 0 3.2 100.0 29.4 23.5 35.3 5.9 5.9 0.0 13 13 7 6 0 0 0 0 2.4 100.0 53.8 46.2 0.0 0.0 0.0 0.0 13 13 7 2 2 1 1 0 2.4 100.0 53.8 15.4 15.4 7.7 7.7 0.0 50 50 20 16 12 0 0 2 9.3 100.0 40.0 32.0 24.0 0.0 0.0 4.0 86 86 31 30 18 5 2 0 16.0 100.0 36.0 34.9 20.9 5.8 2.3 0.0 10 10 5 2 3 0 0 0 1.9 100.0 50.0 20.0 30.0 0.0 0.0 0.0 13 13 1 4 5 3 0 0 2.4 100.0 7.7 30.8 38.5 23.1 0.0 0.0 82 82 24 29 19 8 2 0 15.3 100.0 29.3 35.4 23.2 9.8 2.4 0.0 医療・福祉 その他のサービ ス業 公務 シルバー人材セ ンター その他 運輸・郵便業 卸・小売業 金融・保険業 宿泊・飲食業 教育・学習支援 業 不動産・物品賃 貸業 全体 農林水産業 建設業 製造業 電気・ガス・水 道業 情報通信業 年齢別にみると、他の年齢層に比べて多い業種は、高齢者の中でも比較的若い「65 歳~67 歳」が「建設業」、「電気・ガス・水道業」、「情報通信業」、「教育・学習支援業」、「公務」など であり、「75 歳以上」の高齢者が多い業種は「農林水産業」、「不動産・物品賃貸業」、「シルバ ー人材センター」などである。 図表 1-13 年齢別にみた現在働いている人の企業・組織の業種割合(SA) は年齢別の中で高い割合の業種

(11)

合計 合計 男性 女性 不明 536 536 295 239 2 100.0 100.0 55.0 44.6 0.4 37 37 19 18 0 6.9 100.0 51.4 48.6 0.0 46 46 38 7 1 8.6 100.0 82.6 15.2 2.2 59 59 34 24 1 11.0 100.0 57.6 40.7 1.7 4 4 4 0 0 0.7 100.0 100.0 0.0 0.0 7 7 5 2 0 1.3 100.0 71.4 28.6 0.0 23 23 21 2 0 4.3 100.0 91.3 8.7 0.0 57 57 24 33 0 10.6 100.0 42.1 57.9 0.0 5 5 4 1 0 0.9 100.0 80.0 20.0 0.0 17 17 4 13 0 3.2 100.0 23.5 76.5 0.0 13 13 8 5 0 2.4 100.0 61.5 38.5 0.0 13 13 8 5 0 2.4 100.0 61.5 38.5 0.0 50 50 13 37 0 9.3 100.0 26.0 74.0 0.0 86 86 39 47 0 16.0 100.0 45.3 54.7 0.0 10 10 9 1 0 1.9 100.0 90.0 10.0 0.0 13 13 8 5 0 2.4 100.0 61.5 38.5 0.0 82 82 53 29 0 15.3 100.0 64.6 35.4 0.0 その他のサービ ス業 公務 シルバー人材セ ンター その他 卸・小売業 金融・保険業 宿泊・飲食業 教育・学習支援 業 不動産・物品賃 貸業 医療・福祉 農林水産業 建設業 製造業 電気・ガス・水 道業 情報通信業 運輸・郵便業 全体 男女別にみると、男性の割合が多い業種は、「建設業」、「電気・ガス・水道業」、「情報通信 業」、「運輸・郵便業」、「金融・保険業」、「公務」などであり、女性の割合が多い業種は「宿泊・ 飲食業」、「医療・福祉業」などである。 図表 1-14 男女別にみた現在、働いている人の企業・組織の業種の人数 (n=536、性別不明を除く、SA) 図表 1-15 男女別にみた現在、働いている人の企業・組織の業種の割合 (業種不明を除く、SA) は男女別の中で高い割合の業種

(12)

11 合計 合計 65歳~67歳 68歳~69歳 70歳~74歳 75歳~79歳 80歳~ 不明 536 536 205 154 118 45 9 5 100.0 100.0 38.2 28.7 22.0 8.4 1.7 0.9 42 42 15 8 8 9 2 0 7.8 100.0 35.7 19.0 19.0 21.4 4.8 0.0 35 35 20 6 5 2 0 2 6.5 100.0 57.1 17.1 14.3 5.7 0.0 5.7 42 42 15 15 9 2 1 0 7.8 100.0 35.7 35.7 21.4 4.8 2.4 0.0 8 8 3 3 0 2 0 0 1.5 100.0 37.5 37.5 0.0 25.0 0.0 0.0 74 74 35 20 11 7 1 0 13.8 100.0 47.3 27.0 14.9 9.5 1.4 0.0 51 51 20 15 14 2 0 0 9.5 100.0 39.2 29.4 27.5 3.9 0.0 0.0 39 39 16 12 8 1 0 2 7.3 100.0 41.0 30.8 20.5 2.6 0.0 5.1 48 48 12 23 12 1 0 0 9.0 100.0 25.0 47.9 25.0 2.1 0.0 0.0 60 60 23 20 11 3 2 1 11.2 100.0 38.3 33.3 18.3 5.0 3.3 1.7 20 20 8 7 3 2 0 0 3.7 100.0 40.0 35.0 15.0 10.0 0.0 0.0 5 5 2 2 1 0 0 0 0.9 100.0 40.0 40.0 20.0 0.0 0.0 0.0 1 1 1 0 0 0 0 0 0.2 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 7 7 2 3 2 0 0 0 1.3 100.0 28.6 42.9 28.6 0.0 0.0 0.0 47 47 17 9 13 7 1 0 8.8 100.0 36.2 19.1 27.7 14.9 2.1 0.0 管理職業務(役 員を含む) 運転・配送・包 装業務 接客サービス業 務 セールス営業業 務 検査業務 IT関連業務 研究・開発・設 計等専門業務 建設業務 生産工程(製造 作業) 生産工程(熟練 作業) 事務的業務 施設管理・清 掃・警備業務 医療・介護業務 全体 農林水産作業・ 業務 ②職種・仕事の内容 現在働いている人の職種をみると、「事務的業務」14%(74 人)が最も多く、以下「接客サ ービス業務」11%(59 人)、「施設管理・清掃・警備業務」10%(51 人)、「管理職業務」9%(47 人)等の順である。 図表 1-16 年齢別にみた現在、働いている人の職種・仕事の内容の人数 (n=536、年齢不明を除く、MA) 年齢別にみると、他の年齢層に比べて多い業種は、高齢者の中でも比較的若い「65 歳~67 歳」が「建設業」、「事務的業務」などであり、「75 歳以上」の高齢者が多い業種は「農林水産 業務」、「生産工程(熟練作業)」などである。 図表 1-17 年齢別にみた現在、働いている人の職種・仕事の内容の割合(職種不明を除く、MA) は年齢別の中で高い割合の職種

(13)

合計 合計 男性 女性 不明 536 536 295 239 2 100.0 100.0 55.0 44.6 0.4 42 42 25 17 0 7.8 100.0 59.5 40.5 0.0 35 35 34 1 0 6.5 100.0 97.1 2.9 0.0 42 42 23 18 1 7.8 100.0 54.8 42.9 2.4 8 8 6 1 1 1.5 100.0 75.0 12.5 12.5 74 74 33 41 0 13.8 100.0 44.6 55.4 0.0 51 51 32 19 0 9.5 100.0 62.7 37.3 0.0 39 39 7 32 0 7.3 100.0 17.9 82.1 0.0 48 48 44 4 0 9.0 100.0 91.7 8.3 0.0 60 60 13 47 0 11.2 100.0 21.7 78.3 0.0 20 20 18 2 0 3.7 100.0 90.0 10.0 0.0 5 5 2 3 0 0.9 100.0 40.0 60.0 0.0 1 1 0 1 0 0.2 100.0 0.0 100.0 0.0 7 7 5 2 0 1.3 100.0 71.4 28.6 0.0 47 47 40 7 0 8.8 100.0 85.1 14.9 0.0 セールス営業業 務 検査業務 IT関連業務 研究・開発・設 計等専門業務 管理職業務(役 員を含む) 生産工程(熟練 作業) 事務的業務 施設管理・清 掃・警備業務 医療・介護業務 運転・配送・包 装業務 接客サービス業 務 全体 農林水産作業・ 業務 建設業務 生産工程(製造 作業) 男女別にみると、男性の割合が多い職種は、「建設業務」、「生産工程(熟練作業)」、「運転・ 配送・包装業務」、「セールス営業業務」、「研究・開発・設計等専門業務」などであり、女性の 割合が多い業種は「医療・介護業務」、「接客サービス業務」などである。 図表 1-18 男女別にみた現在、働いている人の職種・仕事の内容の人数 (n=536、性別不明を除く、MA) 図表 1-19 男女別にみた現在、働いている人の職種の割合 (業種不明を除く、MA) は男女別の中で高い割合の職種

(14)

13 ③就労形態 現在働いている人の就労形態をみると、「パート・アルバイト」が4割で最も多く、以下、「自 営業・個人事業主」が2割、「役員」、「正社員」、「嘱託・契約社員」がそれぞれ1割となってい る。 年齢別にみると「74 歳まで」は、他の年齢層に比べて「パート・アルバイト」が4割程度と 多く、「75 歳以上」では「役員」が2割を超え、「80 歳以上」では「自営業・個人事業主」が5 割超と多くなっている。 男女別にみると、「男性」の方が多いのは「役員」、「正社員」、「嘱託・契約社員」、「自営業・ 個人事業主」などであり、「女性」の方が多いのは「パート・アルバイト」である。 図表 1-20 現在働いている人の就労形態 (n=536、SA) 図表 1-21 年齢別・男女別にみた現在働いている人の就労形態 (年齢・性別不明を除く、SA)

(15)

④現在働いている会社と定年前に勤めていた会社との関係 現在働いている会社が定年前に勤めていた会社(グループ会社を含む)と同じかどうかを聞 いたところ、「はい(同じ会社)」40%、「いいえ(異なる会社)」48%であり、若干ではあるが 「いいえ」が多い。 年齢別にみると、他の年齢層に比べて「はい」が多いのは、比較的若い「69 歳まで」であり、 前の会社とのつながりを継続している。「75 歳以上」については、「不明(未記入)」がやや多 くなっている。 男女別には、女性で「はい」が、男性で「いいえ」が、それぞれやや多くなっている。 図表 1-22 現在働いている会社は定年前に勤めていた会社(グループ会社を含む)と同じか (n=536、SA) 図表 1-23 年齢別・男女にみた現在働いている会社は定年前に勤めていた会社(グループ会社 を含む)と同じか (年齢・性別不明を除く、SA)

(16)

15 ⑤就労の日数(1週間)、時間(1日)、収入(月額) 働いている人の就労日数(1週間に)をみると、「5日以上」が半数以上を占め、「1~2日」、 「3日」、「4日」は、いずれも1割台となるなどスポット的に働いている人はそれほど多くな い。 年齢別にみると、年齢が上昇するに伴い、「5日以上」の割合は徐々に低下している。 男女別にみると、いずれの日数についても、男女差はそれほどないことがわかる。 図表 1-24 現在働いている人の日数(1週間に) (n=536、SA) 図表 1-25 年齢別・男女別にみた現在働いている人の日数(1週間に) (年齢・性別不明を除く、SA)

(17)

働いている人の就労時間(1日に)をみると、ほぼフルタイムで働く「7時間以上」がほぼ 4割、「4~6時間」も4割近くとなっている。 年齢別には、他の年齢層に比べて「65 歳~67 歳」で「7時間以上」が、「80 歳以上」で「4 ~6時間」がそれぞれ多い。 男女別には、「男性」で「7時間以上」が、「女性」で「1~3時間」と「4~6時間」が多 い。これらは、いずれも職種として「パート・アルバイト」が比較的多いことを反映した結果 と思われる。 図表 1-26 現在働いている人の時間(1日に) (n=536、SA) 図表 1-27 年齢別・男女別にみた現在働いている人の時間(1日に) (年齢・性別不明を除く、SA)

(18)

17 働いている人の収入(月額)をみると、「5~10 万円未満」と「10~20 万円未満」が 25%程 度で若干多いものの、「20 万円以上」22%、「5 万円未満」18%といった収入層もほぼ同じ割合 となっている。 年齢別にみると、他の年齢層に比べて、「65 歳~67 歳」で「10~20 万円未満」と「20 万円以 上」が、「68 歳~69 歳」で「10~20 万円未満」が、「75 歳以上」で「5万円未満」がそれぞれ やや多いが、全体としてはどの年齢層も同じような収入構成といえる。 男女別にみると、女性の方が「5万円未満」と「5~10 万円未満」が多い。これは、就労形 態でみたように、女性の方が「パート・アルバイト」が多いことによるものと思われる。 図表 1-28 現在働いている人の収入(月額) (n=536、SA) 図表 1-29 年齢別・男女別にみた現在働いている人の収入(月額) (年齢・性別不明を除く、SA)

(19)

⑥働いていることに対する意識(“意欲”と“経済面”) 働いていることに対する意識として“意欲”と“経済面”について聞いたところ、「意欲があ り経済的にも働く必要がある」48%がほぼ半数近くを占め、以下、「働く意欲はあるが経済的に 必要性はない」と「進んで働きたいわけではないが経済的に働く必要がある」がそれぞれ2割 程度を占めている。これを“意欲”と“経済面”で分けると、「意欲のある」人も「経済的に働 く必要性がある」人も全体の7割弱を占めている。 年齢別には、他の年齢層に比べて「69 歳以下」で「意欲があり経済的にも働く必要がある」 が、「70 歳~79 歳」で「働く意欲はあるが経済的に必要性はない」がそれぞれやや多い。働く 意欲については、「80 歳以上」を除き「働く意欲のある」人が 7 割程度を占め、「働く必要性が ある」のは「69 歳以下」で 7 割程度を占める。かなりの高齢者であっても、就労の担い手とし て期待される。 男女別には、“意欲”と“経済面”のいずれも大きな差はみられなかった。 図表 1-30 現在働いている人の働いていることへの考え (n=536、SA) 図表 1-31 年齢別・男女別にみた現在働いている人の働いていることへの考え (年齢・性別不明を除く、SA)

(20)

19 ⑦働いていることに対する満足状況 働いていることに「満足している」人は7割、「満足していない」人は 2 割強となった。 年齢別には、他の年齢層に比べて「65 歳~67 歳」と「70 歳~74 歳」で、やや満足度が低下 している。 男女別には、満足度にほぼ差がない結果となった。 不満足の理由としては、「賃金」が5割、「勤務時間」が4割、「仕事の内容」が2割である。 不満足の理由を年齢別にみると「賃金」については「65 歳~69 歳」で、「仕事の内容」につ いては「75 歳~79 歳」で、「勤務時間」については「68 歳~69 歳」で多くなっている。 図表 1-32 現在働いている人の働いていることへの満足状況 (n=536、SA) 図表 1-33 年齢別・男女別にみた現在働いている人の働いていることへの満足状況 (年齢・性別不明を除く、SA) 図表 1-34 不満足の理由 (n=129、MA)

(21)
(22)

21

4.今後の就労希望・就労意識

(1)現在働いている人の今後働くことへの意向 現在働いている人の今後働くことへの意向をみると、「今後は働くつもりはない」は7%にと どまり、「今後も働き続けたい」が8割以上を占めた。 年齢別には、他の年齢層に比べて「75 歳以上」で「今後も働き続けたい」がやや減少するも のの、「80 歳以上」でも「今後も働き続けたい」が8割近くを占めている。 男女別には、ほとんど差がみられない結果となった 図表 1-36 現在働いている人の今後働くことへの意向 (n=536、SA) 図表 1-37 年齢別・男女別にみた現在働いている人の今後働くことへの意向 (年齢・性別不明を除く、SA)

(23)

n(サンプ ル数) 生活費のた め 老後や将来 への備え 住宅ローン など借金の 返済のため 小遣い稼ぎ のため 健康のため 働くことが好 きなため 社会貢献の ため 65歳~67歳 221 52.0 35.3 9.0 14.5 38.0 16.3 10.4 68歳~69歳 157 51.6 30.6 9.6 19.1 40.1 13.4 9.6 70歳~74歳 141 41.8 22.7 4.3 22.7 48.9 19.9 9.2 75歳~79歳 48 31.3 18.8 6.3 6.3 66.7 25.0 14.6 80歳~ 11 45.5 0.0 0.0 9.1 81.8 18.2 0.0 男性 320 49.7 29.4 10.3 19.7 46.3 16.6 11.6 女性 260 44.2 28.1 4.2 13.5 42.7 17.3 8.1 n(サンプ ル数) 世間や近所 への体裁 家でゴロゴロ したくないか ら 若い人を育 てるなど恩 返し 社会や人と のつながりを 保つため 生活のリズ ムや刺激を 得るため 頼まれて働 かざるを得 ないため 65歳~67歳 221 0.9 22.2 7.2 35.3 29.4 2.7 68歳~69歳 157 0.6 25.5 4.5 29.3 34.4 5.7 70歳~74歳 141 0.7 24.1 5.0 34.0 30.5 5.0 75歳~79歳 48 0.0 27.1 8.3 33.3 18.8 8.3 80歳~ 11 0.0 27.3 0.0 27.3 45.5 0.0 男性 320 0.9 24.1 6.6 28.1 27.2 3.4 女性 260 0.4 23.8 5.0 40.0 34.6 5.8 (2)今後働きたいと思っている人の就労理由、業種・職種や就労条件の希望 ①今後働きたい理由 今後働きたいと思っている(今後も働き続けたい+現在働いていないが今後働きたい)人の 就労理由をみると、「生活費のため」が5割近くを占め、次に「健康のため」が4割強と続く。 経済的な理由については、「老後や将来への備え」が3割、「小遣い稼ぎ」が2割で、「借金の返 済」といった必要性に迫られた理由は1割に満たない。 年齢別には、他の年齢層に比べて、比較的若い「65 歳~67 歳」において「生活費のため」、 「老後や将来への備え」といった経済的理由が多く、「75 歳以上」になると、「健康のため」が 多くなっている。他の項目については、それほど大きな差はみられない。 男女別には、「男性」では「生活費のため」、「借金の返済のため」、「小遣い稼ぎのため」など 経済的理由がやや多く、「女性」では「社会や人とのつながりを保つため」と「生活のリズムや 刺激を得るため」がやや多い。 図表 1-38 今後働きたいと思う理由 (n=582、回答は 3 つまでの MA) 図表 1-39 年齢別・男女別にみた今後働きたいと思う理由(回答は 3 つまでの MA、単位:%) は各項目別の中で高い割合の年齢・性別

(24)

23 n(サンプル 数) 農林水産業 建設業 製造業 電気・ガス・ 水道業 情報通信業 運輸・郵便 業 卸・小売業 金融・保険 業 65歳~67歳 221 5.4 7.7 10.0 0.9 3.6 4.1 7.2 1.4 68歳~69歳 157 4.5 5.7 11.5 0.6 0.0 8.3 8.9 1.9 70歳~74歳 141 8.5 5.0 10.6 2.1 2.8 4.3 7.8 1.4 75歳~79歳 48 16.7 4.2 16.7 4.2 2.1 2.1 8.3 0.0 80歳~ 11 18.2 0.0 18.2 0.0 0.0 9.1 0.0 0.0 男性 320 9.4 10.3 13.1 2.5 3.1 9.4 5.9 2.2 女性 260 4.2 0.4 8.1 0.0 1.2 0.0 10.0 0.4 n(サンプル 数) 宿泊・飲食 業 教育・学習 支援業 不動産・物 品賃貸業 医療・福祉 その他の サービス業 公務 シルバー人 材センター 65歳~67歳 221 4.1 8.1 2.3 9.5 15.4 7.2 12.2 68歳~69歳 157 5.1 6.4 0.6 7.6 14.0 7.0 14.6 70歳~74歳 141 6.4 1.4 0.7 4.3 16.3 5.0 21.3 75歳~79歳 48 12.5 2.1 2.1 4.2 8.3 0.0 22.9 80歳~ 11 0.0 0.0 0.0 0.0 9.1 9.1 9.1 男性 320 6.3 5.6 1.9 5.0 15.6 8.8 15.3 女性 260 4.6 5.0 0.8 10.0 13.1 2.7 16.9 ②今後働きたい業種 今後働きたい業種をみると、「シルバー人材センター」16%、「その他のサービス業」14%、 「製造業」11%、「卸・小売業」8%、「医療・福祉」7%、「農林水産業」7%などの順となっ ている。 年齢別では、他の年齢層に比べて比較的多いのは、「65 歳~67 歳」が「建設業」、「教育・学 習支援業」、「医療・福祉」など、「68 歳~69 歳」が「卸・小売業」、「70 歳~74 歳」が「その他 のサービス業」、「75 歳以上」は「農林水産業」、「製造業」、「運輸・郵便業」、「宿泊・飲食業」、 「シルバー人材センター」などである。 男女別には、「男性」が「農林水産業」、「建設業」、「製造業」「運輸・郵便業」などで多く、 「女性」が「卸・小売業」、「医療・福祉」などで多くなっている。 図表 1-40 今後働きたいと思う業種 (n=582、MA) 図表 1-41 年齢別・男女別にみた今後働きたいと思う業種 (MA、単位:%) は各業種別の中で高い割合の年齢・性別

(25)

農林水産業 37 農林水産業 64.9 シルバー人材センター 5.4 製造業 5.4 建設業 46建設業 63.0 シルバー人材センター 8.7 農林水産業 4.3 製造業 59製造業 42.4 シルバー人材センター 10.2 卸・小売業 5.1 電気・ガス・水道業 4 電気・ガス・水道業 50.0 建設業 25.0 - 情報通信業 7 情報通信業 28.6 運輸・郵便業 28.6 教育・学習支援業 14.3 運輸・郵便業 23 運輸・郵便業 60.9 シルバー人材センター 21.7 その他のサービス業 8.7 卸・小売業 57 卸・小売業 43.9 その他のサービス業 10.5 シルバー人材センター 8.8 金融・保険業 5 金融・保険業 80.0 宿泊・飲食業 20.0 教育・学習支援業 20.0 宿泊・飲食業 17 宿泊・飲食業 23.5 その他のサービス業 5.9 - 教育・学習支援業 13 教育・学習支援業 92.3 公務 23.1 農林水産業 7.7 不動産・物品賃貸業 13 不動産・物品賃貸業 53.8 教育・学習支援業 15.4 宿泊・飲食業 7.7 医療・福祉 50 医療・福祉 54.0 シルバー人材センター 8.0 宿泊・飲食業 6.0 その他のサービス業 86 その他のサービス業 38.4 シルバー人材センター 14.0 農林水産業 1.2 公務 10 公務 90.0 シルバー人材センター 30.0 医療・福祉 20.0 シルバー人材センター 13 シルバー人材センター 69.2 製造業 15.4 卸・小売業 15.4 現在、働いている業種(SA) 1位 2位 3位 今後働きたい業種(現在働いていないが今後は働きたいを含む、MA)     単位:% サンプ ル数 現在働いている業種と今後働きたい業種との関係をみると、いずれの業種も現在働いている 業種で今後働きたいがトップを占める。とくに割合が多いのは「教育・学習支援業」92%、「公 務」90%、「金融・保険業」80%などである。現在の業種とは異なる業種として2番目として選 ぶのは、業種区分のない「シルバー人材センター」を挙げる人が多いもののその割合は2割程 度であり、経験のない業種については、何の業種を選んで良いのかわからないのが実情である と考えられる。 図表 1-42 現在働いている業種と今後働きたい業種との関係 (MA) ③今後働きたい職種 今後働きたい職種をみると、「接客サービス業」13%、「事務的業務」11%、「生産工程(製造 作業)11%、「運転・配送・包装業務」11%、「施設管理・清掃・警備業務」10%であり、多い 職種でも1割程度にとどまる。 年齢別には、「69 歳以下」の比較的若い高齢者において「建設業務」、「医療・介護業務」、「運 転・配送業務」などが、「75 歳以上」において「農林水産作業・業務」、「生産工程(製造作業)」、 「検査業務」、「管理職業務」などが、それぞれ多い。 男女別には、男性において「建設業務」、「施設管理・清掃・警備業務」、「運転・配送・包装 業務」などが、女性において「接客サービス業務」などがそれぞれ多い。 図表 1-43 今後働きたいと思う職種 (n=582、MA)

(26)

25 n(サンプル 数) 農林水産 作業・業 務 建設業務 生産工程 (製造作 業) 生産工程 (熟練作 業) 事務的業 務 施設管 理・清 掃・警備 業務 医療・介 護業務 65歳~67歳 221 5.4 6.8 10.0 0.9 14.9 10.9 6.3 68歳~69歳 157 4.5 5.7 12.1 1.3 11.5 10.2 7.6 70歳~74歳 141 8.5 5.7 9.2 0.0 7.1 11.3 2.8 75歳~79歳 48 12.5 0.0 14.6 0.0 4.2 6.3 4.2 80歳~ 11 18.2 0.0 9.1 0.0 18.2 9.1 0.0 男性 320 9.1 9.7 10.6 0.9 10.9 14.1 3.1 女性 260 3.8 0.0 10.4 0.0 11.5 5.8 8.8 n(サンプル 数) 運転・配 送・包装 業務 接客サー ビス業務 セールス 営業業務 検査業務 IT関連 業務 研究・開 発・設計 等専門業 務 管理職業 務(役員 を含む) 65歳~67歳 221 7.7 13.1 3.2 1.4 3.2 5.0 5.0 68歳~69歳 157 17.2 11.5 1.9 4.5 1.9 2.5 6.4 70歳~74歳 141 9.9 14.9 3.5 2.1 1.4 1.4 4.3 75歳~79歳 48 4.2 16.7 2.1 0.0 2.1 2.1 10.4 80歳~ 11 9.1 0.0 0.0 9.1 0.0 0.0 9.1 男性 320 17.2 10.9 4.7 3.4 2.8 4.7 8.8 女性 260 2.3 15.8 0.4 1.2 1.5 1.2 1.9 農林水産作業・業務 42 農林水産作業・業務 57.1 運転・配送・包装業務 7.1 生産工程(製造作業) 4.8 建設業務 35 建設業務 68.6 施設管理・清掃・警備業務 5.7 農林水産作業・業務 2.9 生産工程(製造作業) 42 生産工程(製造作業) 40.5 農林水産作業・業務 4.8 接客サービス業務 4.8 生産工程(熟練作業) 8 生産工程(製造作業) 50.0 生産工程(熟練作業) 37.5 農林水産作業・業務 25.0 事務的業務 74 事務的業務 48.0 運転・配送・包装業務 9.5 管理職業務(役員を含む) 8.1 施設管理・清掃・警備業務 51 施設管理・清掃・警備業務 49.0 接客サービス業務 23.5 生産工程(製造作業) 7.8 医療・介護業務 39 医療・介護業務 48.7 生産工程(製造作業) 5.1 事務的業務 5.1 運転・配送・包装業務 48 運転・配送・包装業務 56.3 管理職業務(役員を含む) 10.4 施設管理・清掃・警備業務 8.3 接客サービス業務 60 接客サービス業務 48.3 事務的業務 5.0 施設管理・清掃・警備業務 5.0 セールス営業業務 20 セールス営業業務 50.0 接客サービス業務 20.0 事務的業務 15.0 検査業務 5 生産工程(製造作業) 40.0 検査業務 20.0 生産工程(製造作業) 20.0 IT関連業務 1 IT関連業務 100.0 農林水産作業・業務 100.0 接客サービス業務 100.0 研究・開発・設計等業務 7 研究・開発・設計等業務 57.1 建設業務 14.3 事務的業務 14.3 管理職業務(役員を含む) 47 管理職業務(役員を含む) 40.4 接客サービス業務 10.6 事務的業務 6.4 現在、働いている職種(M A) 今後働きたい職種(現在働いていないが今後は働きたいを含む、MA)     単位:% 1位 2位 3位 サンプ ル数 図表 1-44 年齢別・男女別にみた今後、働きたいと思う職種 (年齢・性別不明を除く、MA) 現在働いている職種と今後働きたい職種との関係をみると、ほとんどの職種において、現在 働いている職種で今後働きたいがトップを占める。 2位以下をみると、業種と同様に、これまでと異なる職種で今後働きたいとする希望は少な い。おそらくは、経験のない業種についてそこで働くことに対する情報がほとんどないため、 何の職種を選んで良いのかわからないのが実情であると考えられる。 図表 1-45 現在働いている職種と今後働きたい職種との関係(MA) は各職種別の中で高い割合の年齢・性別

(27)

④今後働きたい人の就労条件の希望(日数、時間、収入、立場) 今後働きたい人の就労日数(1週間に)をみると、「3日」と「4日」が3割、「5日以上」 が2割、「1~2日」が1割となった。これを現在働いている人の日数(図表 1-24)と比べる と「5日以上」(53%→21%)が大きく減少するなど、全体的に希望日数は減少している。 年齢別にみると、「74 歳以下」までは、どの日数の割合もほぼ同じであり、「75 歳以上」では、 他の年齢層に比べて、「1~2日」と「3日」が多くなっている。 男女別には、若干ではあるが、女性の方が「1~2日」と「3日」が多く、短い日数を希望 している。 現在働いている人の日数と今後の希望日数を比べると、「1~2日」の人は現状維持 49%に 対して「3日」30%と少し日数を増やしたい意向が多く、「3日」の人は現状維持 64%が多く、 「4日」の人は現状維持 51%に対して「3日」31%、また「5日以上」の人は現状維持 39%に 対して「4日」39%と、少し日数を減らしたい意向が多くみられる。 図表 1-46 今後働きたい日数(1週間に) (n=582、SA) 図表 1-47 年齢別・男女別にみた今後働きたい日数(1週間に) (年齢、性別不明を除く、SA) 図表 1-48 現在働いている人の現在働いている日数(1週間)と今後働きたい日数の比較 (現在働いている日数不明を除く、SA)

(28)

27 今後働きたい人の就労時間(1日に)をみると、「4~6時間」が6割弱、「7時間以上」が 2割、「1~3時間」が1割強となった。これを現在働いている人の時間(図表 1-26)と比べ ると、「7時間以上」(39%→19%)が大きく減少するなど、全体的に希望時間は減少している。 年齢別にみると、「68 歳~69 歳」において「7時間以上」が、「75 歳~79 歳」において「1 ~3時間」が、他の年齢層に比べてそれぞれ多くなっている。 男女別には、女性では「1~3時間」が、男性では「7時間以上」の希望が多い。 現在働いている人の時間と今後の希望時間を比べると、「7時間以上」の人は「4~6時間」 と、現在より少ない時間を希望している。 図表 1-49 今後働きたい時間(1日に) (n=582、SA) 図表 1-50 年齢別・男女別にみた今後働きたい時間(1日に) (年齢・男女不明を除く、SA) 図表 1-51 現在働いている人の現在働いている時間(1日)と今後働きたい時間の比較 (現在働いている時間不明を除く、SA)

(29)

今後働きたい人の希望収入(月額)をみると、「5~10 万円未満」が4割弱、「10~20 万円未 満」が3割弱、「5万円未満」と「20 万円以上」が1割強となった。これを現在働いている人 の収入(図表 1-28)と比べると、「20 万円以上」(22%→12%)が大きく減少するなど、全体的 に希望収入は減少している。 年齢別にみると、年齢が上がるにしたがって、「5万円未満」の割合が増えるなど、それほど 収入の多さにこだわらなくなるようである 男女別には、女性の方が希望収入は少なくなっている。 現在の収入と今後の収入を比べると、「5万円未満」の人は「5~10 万円未満」を希望する 人が増え、「10 万円以上」の人は、現状維持が半数を占める半面、現状の収入よりも少ないこ とを許容する人も3割近くを占める。 図表 1-52 今後希望する収入(月額) (n=582、SA) 図表 1-53 年齢別・男女別にみた今後希望する収入(月額) (年齢・男女不明を除く SA) 図表 1-54 現在働いている人の現在働いている収入(月額)と今後希望する収入の比較 (収入不明を除く、SA)

(30)

29 今後、どのような立場で働きたいかをみると、「とくに希望はない」が4割で、立場にはあま りこだわらない人が多いようである。この他、「一般勤務者・一般作業者」が2割、「実務経験 者、技能者、指導者」と「補助勤務者、補助作業者」が1割強となった。 年齢別にみると、「65 歳~67 歳」において「実務経験者、技能者、指導者」と「一般勤務者・ 一般作業者」が、他の年齢層に比べてそれぞれ多くなっている。 男女別には、男性では「実務経験者、技能者、指導者」と「一般勤務者・一般作業者」が、 女性では「とくに希望はない」が多い。 図表 1-55 今後どのような立場で働きたいか (n=582、SA) 図表 1-56 年齢別・男女別にみた今後どのような立場で働きたいか(年齢・性別不明を除く、SA)

(31)

⑤仕事を選ぶときに重視すること ア.全体 仕事を選ぶときに重視することをみると、「とても重視する」が多いのは、「体力的にも精神 的にも無理なく働けること」69.2%、「人間関係が良いこと、気心の知れた仲間がいること」 53.6%であり、以下、「自分のペースで進められる仕事であること」、「自分のやりたい仕事であ ること」、「勤務日や勤務時間を選べること」、「勤務先が自宅に近いこと」が4割台となってい る。一方、「重視しない」が多いのは、「勤務先の事業内容・経営ビジョン」26.8%、「経験した ことのある業界・職務であること」24.6%、「給料が良いこと」24.4%、「評価され納得できる 仕事であること」24.4%となっている。 重視することを全体的にみると、給料が良いことや勤務先の内容や自分の能力などについて 第三者がどう評価するなどの人目を気にするよりも、健康面で肉体的にも精神的にもストレス のかからない仕事を、時間、場所、仕事内容について自分のペースで従事したいという希望の 方が大きいようである。 図表 1-57 仕事を選ぶ時に重視すること (n=582、SA)

(32)

31 イ.各項目別にみた年齢別・男女別にみた重視度 a.「体力的にも精神的にも無理なく働けること」 年齢別には、「69 歳以下」の比較的若い高齢者の方がむしろ「重視する」割合が多い。 男女別には、「女性」が「重視する」割合が多い。 図表 1-58「体力的にも精神的にも無理なく働けること」 (年齢・性別不明を除く、SA) b.「給料が良いこと」 年齢別には、「75 歳以上」では「重視しない」割合が多い。 男女別には、「重視する」、「重視しない」ともにほぼ同じ割合である。 図表 1-59「給料が良いこと」 (年齢・性別不明を除く、SA)

(33)

c.「人間関係が良いこと、気心が知れた仲間がいること」 年齢別には、「65 歳~67 歳」で「重視する」割合が多い。 男女別には、女性の方が「重視する」割合が多い。 図表 1-60「人間関係が良いこと、気心の知れた仲間がいること」(年齢・性別不明を除く、SA) d.「自分のペースで進められる仕事であること」 年齢別には、年齢が若い高齢者ほど「重視する」割合が多い。 男女別には、「重視する」、「重視しない」ともにほぼ同じ割合である。 図表 1-61「自分のペースで進められる仕事であること」 (年齢・性別不明を除く、SA)

(34)

33 e.「勤務日や勤務時間が選べること」 年齢別には、年齢が若い高齢者で「重視する」割合が若干多い。 男女別には、女性の方が「重視する」割合が多い。 図表 1-62「勤務日や勤務時間を選べること」 (年齢・性別不明を除く、SA) f.「勤務先が自宅に近いこと」 年齢別には、年齢が若い高齢者で「重視する」割合が多い。 男女別には、女性の方が「重視する」割合が多い。 図表 1-63「勤務先が自宅に近いこと」 (年齢・性別不明を除く、SA)

(35)

g.「自分のやりたい仕事であること」 年齢別には、「65 歳~67 歳」で「重視する」割合が若干多い。 男女別には、「重視する」、「重視しない」割合はほぼ同じである。 図表 1-64「自分のやりたい仕事であること」 (年齢・性別不明を除く、SA) h.「評価され納得できる仕事であること」 年齢別には、「69 歳以下」で「重視しない」割合が若干多い。 男女別には、男性の方が「重視しない」割合がやや多い。 図表 1-65「評価され納得できる仕事であること」 (年齢・性別不明を除く、SA)

(36)

35 i.「自分の経験・能力を活かせる仕事であること」 年齢別には、「69 歳以下」で「重視する」割合が多い。 男女別には、男性の方が「重視する」割合がやや多い。 図表 1-66「自分の経験・能力を活かせる仕事であること」 (年齢・性別不明を除く、SA) j.「経験したことのある業界・職務であること」 年齢別には、「80 歳以上」で「重視しない」割合が多い。 男女別には、「重視する」、「重視しない」割合がほぼ同じである。 図表 1-67「経験したことのある業界・職務であること」 (年齢・性別不明を除く、SA)

(37)

k.「勤務先の事業内容・経営ビジョン」

年齢別には、「75 歳以上」で「重視しない」割合が多い。

男女別には、「重視する」、「重視しない」割合がほぼ同じである。

(38)

37 年齢・性別 サンプル 数 ハローワー ク ジョブステー ション中部 シルバー人 材センター 民間就職支 援サービス 求人情報 誌・新聞・チ ラシ 会社のホー ムページ 65歳~67歳 221 42.5 0.5 5.4 3.6 26.7 3.6 68歳~69歳 157 34.4 0.6 10.2 0.6 29.9 1.9 70歳~74歳 141 29.1 0.0 12.1 1.4 24.8 1.4 75歳~79歳 48 22.9 0.0 20.8 0.0 12.5 0.0 80歳~ 11 9.1 0.0 0.0 0.0 27.3 0.0 男性 320 38.1 0.0 10.6 2.5 20.6 3.4 女性 260 30.4 0.8 8.1 1.2 32.3 0.8

5.その他の就労に関すること

(1)就労関係機関・サービスの利用、起業、いつまで働きたいか ①就労関係機関・サービスの利用状況 仕事を探すにあたって利用したことのある就労関係機関・サービスをみると、「ハローワーク」 が3割強、「求人情報誌・新聞チラシ」が2割強、「シルバー人材センター」で1割、「ジョブス テーション中部」は1%に満たなかった。いずれの就労関係機関ともに利用状況は低調といえ る。 図表 1-69 利用したことのある就労関係機関・サービス (n=582=今後働きたい人、MA) 年齢別にみると、比較的若い高齢者層で利用が比較的多いのは「ハローワーク」、「民間就職 支援サービス」などである。 男女別にみると、男性は「ハローワーク」、女性は「求人情報誌・新聞・チラシ」が多い。 図表 1-70 年齢別・男女別にみた利用したことのある就労関係機関・サービス(単位:%) (年齢・性別不明を除く、MA) は各項目の中で高い割合の年齢・性別

(39)

起業の事業内容 リハビリケアステーション、土木設計、書道教室、農業 世直し隊(世間の悪を追放し楽しい生活を送れることを目指す) 超高齢化社会での福祉、建設業、DNA分析業、ツキ板業、福祉関係 BCPコンサルティング協同組合、NPO、IT静岡、マーケティング ペット、小売業、技術コンサルタント、省力化機械製造、福祉関係 オクシズの発展関係、子供保育関連業、住宅に関するセールス 食肉販売、保育所、老人たちの趣味を活かす事業、個人職安 すべての障害者の方の就労支援、農業関連事業、官民で行う事業 環境保全及び普及活動、文化財保護活動、化粧品製造・卸・販売 ボランテ音楽事務所、電気工事、古布等布地小売、介護事業 62歳で免許をとり鍼灸院を自宅で開業したが営業力がなくうまくいかない 今持っている免状でできる仕事、電子電気の設備関係、損保代理店 海外貿易、広告代理業、飲食サービス業、不動産管理 ②起業への意識 起業については、「すでに起業して事業を行っている」6%、「機会があれば起業してみたい」 3%、「興味・関心はある」14%にとどまった。起業について身近に感じる高齢者は少ないよう である。 図表 1-71 企業やNPO法人の設立(起業)について (n=582=今後働きたい人、SA) 図表 1-72 年齢別・男女別にみた企業やNPO法人の設立(起業)について (年齢・性別不明を除く SA) 図表 1-73 起業の事業内容

(40)

39 ③何歳まで働きたいか 今後、何歳まで働きたいかをみると、「71 歳~75 歳」36.6%、「働けるならいつまでも」32.1%、 「66 歳~70 歳」16.2%の順である。 年齢別には、「65 歳~67 歳」では3割が「66 歳~70 歳」でのリタイアを、「68 歳~69 歳」で は5割が「71 歳~75 歳」でのリタイアを考えており、比較的早期のリタイアを3~5割の高齢 者が考えている。 男女別には、リタイアの年齢について、それほど大きな差はみられなかった。 図表 1-74 今後何歳まで働きたいか (n=582=今後働きたい人、SA) 図表 1-75 年齢別・男女別にみた今後何歳まで働きたいか (年齢・性別不明を除く、SA)

(41)

サンプル 数 体力に自信 がない 病気・けが の問題があ る 気力の喪失 家族の介 護・看護の 必要がある 知識・能力 に自信がな い 重い責任を 負いたくな い 組織の中で 命令された くない 過去の人間 関係を引き ずりたくない 趣味に没頭 したい・みつ けたい 65歳~67歳 135 42.2 34.8 13.3 23.7 14.8 13.3 9.6 5.9 16.3 68歳~69歳 153 39.2 32.0 11.8 15.0 13.1 14.4 9.2 5.2 19.0 70歳~74歳 178 46.6 30.9 12.4 14.6 12.9 12.9 9.6 1.1 30.3 75歳~79歳 123 60.2 48.0 17.9 16.3 27.6 12.2 9.8 3.3 22.8 80歳~ 50 62.0 38.0 12.0 8.0 12.0 12.0 8.0 2.0 16.0 男性 251 39.8 37.5 15.1 10.0 12.0 9.6 16.7 4.8 24.7 女性 390 52.8 34.9 12.3 20.5 19.2 15.4 4.6 2.8 20.3 サンプル 数 人生をリフ レッシュした い 働く必要性 を感じない 探しても職 がみつから ない 希望の仕事 がみつから ない 年金の支給 額に影響が ある 経済的にゆ とりがある 仕事以外に やりたいこと がある 孫の世話が ある 65歳~67歳 135 16.3 20.7 7.4 9.6 5.2 7.4 19.3 21.5 68歳~69歳 153 13.1 17.6 7.8 8.5 3.3 8.5 26.1 20.3 70歳~74歳 178 18.0 15.2 6.2 5.6 2.2 7.3 19.7 12.4 75歳~79歳 123 10.6 17.9 6.5 4.9 2.4 3.3 15.4 4.9 80歳~ 50 10.0 28.0 6.0 14.0 6.0 8.0 14.0 0.0 男性 251 19.1 19.5 8.8 10.4 4.0 6.8 23.5 8.4 女性 390 11.3 17.7 5.6 5.9 3.1 6.9 17.4 17.4

6.今後、働くつもりのない人の意向

(1)今は働けない・働くつもりはない人の理由、働くことのできる職場、社会参加 ①「今は働けない・働くつもりはない」理由 「今は働けない・働くつもりはない」理由をみると、「体力に自信がない」48%、「病気・け がの問題がある」36%が多く、肉体的な問題を理由に挙げている。以下、「趣味に没頭したい・ みつけたい」22%、「仕事以外にやりたいことがある」20%、「働く必要性を感じない」18%と、 仕事から離れたいとする理由が続き、さらに、「介護・看護の必要性」16%、「知識・能力に自 信がない」16%、「人生をリフレッシュしたい」14%など、働かない理由は多様である。 図表 1-76 今は働けない・働くつもりはない理由 (n=643、MA) 図表 1-77 年齢別・男女別にみた今は働けない・働くつもりはない理由(単位:%) (年齢・性別不明を除く、MA) は各項目の中で高い割合の年齢・性別

(42)

41 サンプル数 健康や体力 に配慮して くれる職場 同年代が多 くいるなど人 間関係の良 い職場 希望する勤 務日数や勤 務時間で働 ける職場 柔軟な時間 管理のもと で働ける職 場 自宅に近い 職場 自分のや りたい仕 事だけで きる職場 65歳~67歳 135 26.7 23.0 44.4 28.1 35.6 6.7 68歳~69歳 153 22.2 16.3 28.1 20.9 38.6 5.2 70歳~74歳 178 28.7 15.2 27.5 19.7 27.0 8.4 75歳~79歳 123 27.6 11.4 17.1 13.0 22.8 4.9 80歳~ 50 12.0 10.0 4.0 6.0 10.0 4.0 男性 251 27.5 12.7 31.5 25.9 26.7 10.8 女性 390 23.8 17.9 24.6 15.1 31.3 3.3 サンプル数 自分の専門 性を評価し てくれる職 場 これまでの 経験を活か せる職場 仕事に対す る責任が限 定されてい る職場 定年がなく、 いつまでも 働ける職場 どんな職場 でも働けな い・働くこと は難しい 65歳~67歳 135 5.9 14.1 4.4 6.7 16.3 68歳~69歳 153 5.2 9.2 2.0 8.5 13.7 70歳~74歳 178 6.7 15.2 3.9 3.4 16.9 75歳~79歳 123 2.4 8.1 3.3 4.9 25.2 80歳~ 50 6.0 12.0 2.0 6.0 22.0 男性 251 10.0 15.9 5.6 4.4 12.4 女性 390 2.3 9.2 1.8 6.7 21.8 ②どんな職場なら働くことができるか 「今は働けない・働くつもりはない」高齢者に対して、どんな職場なら働くことができるか を聞いたところ、「自宅に近い職場」、「希望する勤務日数や勤務時間で働ける職場」、「健康や体 力に配慮してくれる職場」で3割弱の回答を得た。自分が無理をしない職場ならば働くことも 可能であることを示唆している。 年齢別には、比較的若い高齢者層において、職場の条件について、多様に挙げている。 男女別には、男性は仕事の内容に関することを、女性は職場環境に関することを多く挙げて いる。 図表 1-78 どんな職場なら働くことができるか (n=643、MA) 図表 1-79 年齢別・男女別にみた「どんな職場なら働くことができるか(単位:%) (年齢・性別不明を除く、MA) は各項目の中で高い割合の年齢・性別

(43)

サンプル数 自分の趣味 や好きなス ポーツ、健 康や生きが いづくりの活 動 地域や人の 役に立つ活 動(無償ボ ランティア) 地域や人の 役に立つこ とを、手当を 貰って行う 活動(有償 ボランティ ア) シルバー人 材センター に登録し て、軽易な 作業を行っ て、収入を 得る活動 人材バンク に登録し て、自分の 専門知識や 技能を活か して、収入を 得る活動 個人で起業 して、好きな ことをやりた い時間だけ 行って、収 入を得る活 動(自営業) 週1~3日 程度だけ働 いて、収入 を得る活動 (短時間就 労) 65歳~67歳 135 41.5 27.4 14.8 11.1 2.2 7.4 30.4 68歳~69歳 153 41.8 28.8 11.8 4.6 1.3 1.3 20.9 70歳~74歳 178 41.0 32.0 8.4 5.1 2.8 2.8 18.0 75歳~79歳 123 39.0 34.1 3.3 3.3 3.3 0.8 10.6 80歳~ 50 28.0 28.0 0.0 2.0 2.0 0.0 2.0 男性 251 36.7 30.3 8.8 5.6 4.0 4.0 19.9 女性 390 42.3 30.3 9.0 5.6 1.3 2.1 17.7 ③どのような活動なら社会参加できるか 「今は働けない・働くつもりはない」高齢者に対して、どのような活動なら社会参加できる かを聞いたところ、「自分の趣味やスポーツ・健康や生きがいづくりの活動」4割、「地域や人 の役に立つ活動(無償ボランティア)」3割に多く関心があるようだ。また、「週1~3日程度 だけ働いて収入を得る活動(短時間就労)」も2割近くみられるなど、就労についてまったく関 心がない訳ではなさそうである。 年齢別には、比較的若い高齢者層において、収入を得る就労を挙げる人が多い。 男女別には、いずれの項目もそれほど大きな差はみられなかった。 図表 1-80 どのような活動ならば社会参加が行えるか (n=643、MA) 図表 1-81 年齢別・男女別にみた、社会参加活動(単位:%) (年齢・性別不明を除く、MA) は各項目の中で高い割合の年齢・性別

図表 1-4 世帯構成                                                      (n=1,286、SA)
図表 1-35 年齢別・男女別にみた不満足の理由                  (年齢・性別不明を除く、 MA)
図表 1-68 「勤務先の事業内容・経営ビジョン」                 (年齢・性別不明を除く、 SA)

参照

関連したドキュメント

最も偏相関が高い要因は年齢である。生活の 中で健康を大切とする意識は、 3 0 歳代までは強 くないが、 40 歳代になると強まり始め、

に関連する項目として、 「老いも若きも役割があって社会に溶けこめるまち(桶川市)」 「いくつ

■はじめに

を行っている市民の割合は全体の 11.9%と低いものの、 「以前やっていた(9.5%) 」 「機会があれば

親子で美容院にい くことが念願の夢 だった母。スタッフ とのふれあいや、心 遣いが嬉しくて、涙 が溢れて止まらな

賠償請求が認められている︒ 強姦罪の改正をめぐる状況について顕著な変化はない︒

単に,南北を指す磁石くらいはあったのではないかと思

都調査において、稲わら等のバイオ燃焼については、検出された元素数が少なか