課題別参考資料2
固定資産税に係る主な論点
(中間整理)
固定資産税は非課税又は大幅に軽減する。
(論点)
・
「保有・債務返済機構」が所有する道路は、
「公共の用に供する道路」に該当するかどうか
道路関係四公団等の有料道路が「公共の用に供する道路」に該当するかどうかについての考え方(総務省自治税務局提出資料より)
○料金徴収期間が定められていること
→料金徴収期間が経過すれば無料開放され、何ら制約を設けず広く不特定多数人の利用に供されることとなる。
○徴収する料金の水準が建設費等からみて適正な水準にあること
→一般の有料道路と異なり、収益事業とみるべきものではない。
・
「公共の用に供する道路」に該当しない場合であっても、用途非課税又は課税標準の特例措置を
講じる事情があるかどうか
○高速道路等の性格やその供されている用途に鑑み、非課税とする事情はないか
○経済政策的な要請等に基づいて、課税標準の特例措置を設ける事情はないか
○他の社会資本整備、公益事業等における用途非課税、課税標準の特例措置等の状況はどのようになっているのか
鉄道事業者に対する固定資産税の課税標準の特例
経済政策的要請に基づいて、課税上の特例として個別に課税標準の特例措置が認められおり、鉄道事業者に対しても、次のような特
例措置が認められている。
固定資産の種類 特例の内容 制度趣旨
新たに営業路線を開業するために敷設した鉄道 取得後の 5年度分の価格の1/ 3 鉄道の輸送力増強は経済政策的に必要性が極
又は軌道に係る線路設備、電路設備、その他の その後の 5年度分の価格の2/ 3 めて高いが、他方建設原価は極めて高く、他
構築物 方運賃は公共料金として規制されていること
等を考慮して、鉄軌道施設の建設当初の固定
このうち、立体交差化施設に係る線路施設 取得後の 5年度分の価格の1/ 6 資産税の負担の急増を一定期間緩和する目的
その後の 5年度分の価格の1/ 3 で措置
青函トンネル又は本四連絡橋に係る鉄道施設 価格の1/ 6 青函トンネル又は本四連絡橋は、国土開発及
び地域振興に重要な意義を有する国家的プロ
ジェクトであり、公共的性格が極めて高いこ
と、国鉄再建監理委員会意見においても税制
上の特段の配慮を求めていることからの措置
利用者利便の向上に資する相互乗入れ、直通化 取得後の 5年度分の価格の2/ 3 都市部における複数事業者間の乗継ぎが悪い
等に係る一定の大規模改良工事により取得する (平成11 年1月2 日から平成15 場合に、一方の事業者にとって工事費の負担
一定の鉄軌道用構築物及び家屋 年 3月 31日までの間に取得した がある一方メリットが小さい場合が多いこと
もの) から、相互乗り入れ、直通化等のための大規
模な改良工事が行われ難いことから、こうし
た大規模改良工事へのインセンティブを与え
ることを目的とした措置
他に 「鉄軌道に係る一定の新造車両、 」、「東北・上越・北陸新幹線の新たな営業路線に係る一定の構築物」、「河川改修に伴う橋梁の新
設等により敷設された線路設備等」、「車庫の新増設のための鉄軌道用構築物」、「雪崩、落石等防止のために敷設された一定の線路設
備」、「鉄道事業者等により新たに建設された変電所等のように供する償却資産」、「車両の運行の安全性の向上に資する一定の償却資
産」に対する特例措置がある。
旧3公社に対する民営化に伴う固定資産税等の特例措置
S H
60
61
62
63
10
11
12
13
14
年度
元
2
3
4
5
6
7
8
9
民営化
独自の特例なし
納付金 電公社現物出資で一定の基幹
電電公社
2/3
3/4
的な設備 1/2
(廃止)
算定標準額の /21
民営化
独自の特例なし
塩専売事業に係る一定の固定資産(保管倉庫、検査施設、試験研究施設)
専売公社 納付金
/2
1
(廃止)
算定標準額の1/2
民営化
独自の特例なし
納付金 JR 東日本、東海、西日本 承継特例1/2
算定標準額
国鉄
1/2 三島JR、JR貨物 ※
三島特例1/2 ※ 特例延長 ※特例延長
承継特例1/2 三島特例と連乗あり1/4( ) 三島1/2
なお、JR貨物は承継特例のみ 承継3/5
※三島特例:三島JRが所有する一定の固定資産等について、課税標準を価格の2分の1とするもの
承継特例:JR等が国鉄から承継した一定の固定資産について、課税標準の特例を設けるもの
例えば、国鉄から承継した三島JRが所有する一定の固定資産については、課税標準は価格の4分の1となる。
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独 立 行 政 法 人 の 例
独 立 行 政 法 人 通 則 法 (「 通 則 法 」) 及 び( 独) 石 油 天 然 ガ ス ・ 金 属 鉱 物 資 源 機 構 法 (「 機 構 法 」) の 規 定 振 り
①設立の根拠 特別法に基づき設
立される法人
機 構 法 第 2 条 この法律及び通則法の定めるところにより設立される通則法第2条第1項に規定する独立行政法人
の名称は独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構とする。
②事業の内容
国又は地方公共団
体が行うべき業務
を代行していると
認められる。
通 則 法 第 2 条 第 1 項 この法律において「独立行政法人」とは、国民生活及び社会経済の安定等の公共上の見地か
ら確実に実施されることが必要な事務及び事業であって、国が自ら主体となって直接に実施する必要のないもの
のうち、民間の主体にゆだねた場合には必ずしも実施されないおそれがあるもの又は一の主体に独占して行わせ
ることが必要であるものを効率的かつ効果的に行わせることを目的として、この法律及び個別法の定めるところ
により設立される法人をいう。
③ 出 資 関 係 国又は地方公共団
体の全額出資
機 構 法 第 5 条 機構の資本金は、石油公団法及び金属事業団法の廃止に伴う法律附則第 4 条第3項及び第5条第4
項の規定により政府から出資があったものとされた金額の合計額とする。
④ 利 益 処 分
利益処分は国等に
納付又は積立金と
して留保
通 則 法 第 4 4 条 独立行政法人は、名事業年度、損益計算において利益を生じたときは、前事業年度から繰り越し
た損失をうめ、なお残余があるときは、その残余の額は、積立金として整理しなければならない。ただし、第3
項の規定により同項の使途に充てる場合は、この限りでない。
2 独立行政法人は、毎事業年度、損益計算において損失を生じたときは、前項の規定による積立金を減額して整
理し、なお不足があるときは、その不足額は、繰越欠損金として整理しなければならない。
3 独立行政法人は第1項に規定する残余があるときは、主務大臣の承認を受けて、その残余の額の全部又は一部
を第30条第1項の認可を受けた中期計画(中略)の剰余金の使途に充てることができる。
機 構 法 第 1 3 条 機構は、(中略)中期目標の期間(中略)の最後の事業年度に係る通則法第44条第1項又は第2
項の規定による整理を行った後、同条第1項の規定による積立金があるときは、その額に相当する金額のうち経
済産業大臣の承認を受けた金額を(中略)次の中期目標の期間における(中略)業務の財源に充てるものとする。
3 機構は、第1項に規定する積立金の額に相当する金額から同項の規定による承認を受けた金額を控除してなお
残余があるときは、その残余の額を国庫に納付しなければならない。
法人税が非課税とされる公共法人について
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独 立 行 政 法 人 の 例
独 立 行 政 法 人 通 則 法 (「 通 則 法 」) 及 び( 独) 石 油 天 然 ガ ス ・ 金 属 鉱 物 資 源 機 構 法 (「 機 構 法 」) の 規 定 振 り
⑤ 残 余 財 産
(1)国等に帰属
もしくは
(2)解散につい
ては別に法律
で定める
通 則 法 第 6 6 条 独立行政法人の解散については、別に法律で定める。
⑥役員の任命
会長、理事長等及
び監事は主務大臣
又は知事が任命
通 則 法 第 2 0 条 法人の長は、(中略)主務大臣が任命する。
3 監事は、主務大臣が任命する。
⑦ 監 督 主務大臣等による
監督
( 業 務 関 係 → 業 務 方 法 書 は 主 務 大 臣 の 認 可 )
通 則 法 第 2 8 条 独立行政法人は、業務開始の際、業務方法書を作成し、主務大臣の認可を受けなければならない。
( 中 期 目 標 → 主 務 大 臣 が 指 示 )
通 則 法 第 2 9 条 主務大臣は、3年以上5年以下の期間において独立行政法人が達成すべき業務運営に関する目標
(以下「中期目標」という。)を定め、これを当該独立行政法人に指示するとともに、公表しなければならない。
これを変更したときも同様とする。
( 中 期 計 画 → 主 務 大 臣 の 認 可 )
通 則 法 第 3 0 条 独立行政法人は、前条第1項の指示を受けたときは、中期目標に基づき、主務省令で定めるとこ
ろにより、当該中期目標を達成するための計画(以下「中期計画」という。)を作成し、主務大臣の認可を受けな
ければならない。これを変更しようとするときも同様とする。
( 年 度 計 画 → 主 務 大 臣 に 届 出 )
通 則 法 第 3 1 条 独立行政法人は、毎事業年度の開始前に、前条第1項の認可を受けた中期計画に基づき、主務省
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独 立 行 政 法 人 の 例
独 立 行 政 法 人 通 則 法 (「 通 則 法 」) 及 び( 独) 石 油 天 然 ガ ス ・ 金 属 鉱 物 資 源 機 構 法 (「 機 構 法 」) の 規 定 振 り
⑦監督(続) 主務大臣又は知事
が監督
令で定めるところにより、その事業年度の業務運営に関する計画を定め、これを主務大臣に届け出るとともに、
公表しなければならない。これを変更したときも、同様とする。
( 財 務 諸 表 等 → 主 務 大 臣 の 承 認 )
通 則 法 第 3 8 条 独立行政法人は、毎事業年度、貸借対照表、損益計算書、利益の処分又は損失の処理に関する書
類その他主務省令で定める書類及びこれらの附属明細書を作成し、当該事業年度の終了後3月以内に主務大臣に
提出し、その承認を受けなければならない。
( 財 産 の 処 分 等 の 制 限 → 主 務 大 臣 の 認 可 )
通 則 法 第 4 8 条 独立行政法人は主務省令で定める重要な財産を譲渡し、又は担保に供しようとするときは、主務
大臣の認可を受けなければならない。
( 報 告 及 び 検 査 )
通 則 法 第 6 4 条 主務大臣は、この法律を施行するため必要があると認めるときは、独立行政法人に対し、その業
務並びに資産及び債務の状況に関し報告させ、又はその職員に、独立行政法人の事務所に立ち入り、業務の状況
若しくは帳簿、書類その他必要な物件を検査させることができる。
( 違 法 行 為 等 の 是 正 )
通 則 法 第 6 5 条 主務大臣は、独立行政法人又はその役員若しくは職員の行為がこの法律、個別法若しくは他の法
令に違反し、又は違反するおそれがあると認めるときは、当該独立行政法人に対し、当該行為の是正のために必
要な措置を講ずることを求めることができる。