潮 汐
改
正
数
と
海
図
の
水 深 基 準
面
決 定
に
関 す
る
一
私 案
*彦
坂
繁
雄
**1.
は し が き 潮 汐 表に は, 標 準 港の高 潮・
低 潮の潮1
高 と潮 時 か ら,
補 助 港の潮 汐 を 求め る た めに 潮汐 改 正数(
普通に は,
潮 高 比 と潮 時 差 )が掲 げて ある.
こ の 改 正に は各 国それぞれ の方 法が ある.
日本 水 路 部 発 行の 潮 汐 表では,
LI
潮 不等の小さい 港で は大潮 の平 均の状 態の潮 高 比 と潮 時差 を,
日潮 不 等の大 きいと きには,
回 帰潮の 平 均の状
態の 潮 高比 と潮時
差を採用 してい る.
こ こでは潮汐の 調 和 定数を 用い て最 小 自乗 法に よ り潮汐改正数を求め る方 法 を考えて みた.
ま た最近数
口間の 短 時日の水路灘 量が 多くな り、
これ に伴な う潮汐改正 を験 潮す る ことな く行な う方 法の要}製 が あ り,
この た め特 定 の 日の潮 汐改正数を求め る た めの 方 法と して,
四 季別の改
正数を一
一
例 と して考えて みた.
海 図の水深の基準 面につ い て は
,
国際水
路局 技 術 決議
に よ れば、
潮 汐が基 準 面 以 下には殆ん ど下 が ら ない よ うな低い 面で な ければな ら ない こ とに なっ てい る.
各 国と もこ の決議
にそ う よ うに海 図 の 基 準 面を決 定してい る.
し か し基準 面は,
各 国 ま ち ま ち であ り1),
その 数は10
種 類程に も及んで い る よ う で あ る.
日本
水 銘 部か ら刊 行 され て い る 口本 沿 岸の海 図の基 準 面につ い ては,原 則 として,
その地の平 均水面
か ら潮汐の主 要4
分 潮 (M2
,Si
,K
,,Oi
分 潮)の 振 巾の和だ け下 方に とっ た インド大低 潮 面 (
lndian
Spring
Low
Water
)を採 用し てい る
.
各 国い ずれの 基準 面を採用 する に し て も,
そ れ が絶 対の最低低潮面では ない の で,
頻 度 の差 は あ るが海面
が某準面 以下に下がる こと (負 潮 位 現 象 )がある.
海 図の 水 深の基準 面は,
船 舶 の航 行 安 全 とい う観 点か らは,
低 く決め る に こし * 197〔}年 1月16L 亅受理 * *海L
保 安 庁 水 挌 祁 た こ とは ない.
事 実 英 国で は,
天文
潮の みを考え た場 合に,
こ の面より低 くな らない よ う なLAT
(
Lowest
Astronomical
Tide
)21 な る面を基 準 面に採 用しつ つ ある
、
しか し,
基 準 面をい たず らに低
くとる ことは か え っ て一
一
般 船 舶に とっ て不 便で あ る.
こ こ では,
潮 位が平 均 水 面の 回わ りに正規
分 布 をしてい る との仮 定に基 ずい て,
こ の基準面
を 求める方 法を考え て み た.
2.
潮汐改 正 数数 潮 汐の改正数は.
日潮 不 等の 小さい 港に つ い て は,
普 通 次の方 法に よっ て求め て い る 3,
4).
即ち,
溂
1
薛寺改⊥}三数=
(K
.!
29
)一
(Km
!
29
)o 潮 高改fE
数=
(H
肌十仏 )1
(仏 汁1
ム)。 こ こにH
,n,Hs
はM2
,
S2
分潮の 振巾,
Km
はM2
分 潮の遅 角で ある.
添 字 。 は標 準 港に対す る もの で ある.
但しKm
は何れ も同一
子午
線に準拠 した もの.
である.
日潮 不 等の大きい場 合には,,
回 帰 潮の平 均の状 態を考えて改
[Etw
を求
め てい る5[.
な お潮 型 の似た港を標 準 港に選 定 する た め,
補 助 港の (H
ノ十Hv1Hnt
十Hs
) と(Ks
’〆
15− Km129
)が1
票 準 港のそれ ら に等 しい よう な港 を選ん で改正を行 なっ て い る.
こ こにHm
,
Hs
,
Km
は上にの べ た 調 和 定 数であ り,
Ht
,
Ho
はK
,,
0
量 分潮の振 巾,K
! はK
且 分 潮の 遅角であ る.
さて
.
標 準港補 助 港の 潮汐 を それぞれ
17Lt
),
f
(t
)と するとF
(t) =2Erf
.H
. cos (Vo
.
m +n,
mt− K
,n)f
(
t
)=
2’
fm
Hm
’ C・S(Vn
.
nt+〃。、t−−
Knt
ノ)
と書くこと がで き る.
こ こに,
H
・・,
Km
,
Hm
’,
Km
’ は そ れ ぞ れ 標準港,
補 助 港の 各 分 潮の 調和 定 数 で ある.
しか し, Km ,
Km
’ は同一
子 午 線 例えば135e
E
に準拠 し た 値 とす る,
fm
は 約 ユ8,
6
年の 周期で変 化し 1 年間位で は定 数とみ な し て も よい一
39一
彦 坂 繁 雄 1 に近い数
,
Yo
.
m は紀 元 時にお ける天文 引数
で あ る,
い ま潮 時 改 正 数.
潮 高 改正数を そ れ ぞれ τ,A
とすると,
そ れ らの 改 正 数を用い た と さの予 報 値 の誤 差 はδ=
・
x
δ ,。=f
(t)−
AF
(t一
τ)=XfmR
。, COS (VO
.
,。+n,。t一
αの で表わ さ れ る.
こ こ に餐
:
1
:
撒
:
饒
:
:
:
謙
:
:
訟
:
暫
認
禽
)}
_
(1
) で あ る,
したが っ て,
この誤 差の標 準偏 差 O は璽
÷
∫
画
一 取
i
壁
・
……・
……・
… と な る.
簡 単な た め に,
fn
≒1
とお くと, os を最 小に する た めの , 潮 時羌 τ , 潮 高⊥:ヒA
は次の 式 か ら求め られ る.
即ち,“
E7nm
,
HmHm
/ sin (nm τ十Km
−
Km
’)=
0
__
(3
) ・一一
t
−
’nHmC°s
鑛
準
巡
’・
・
… これ らの改止数を用い て潮汐予報 を行なっ た と き に起こ る誤差の標 準偏 差 σ はA2
1
02=一 .
SH .
!2 十一
コ
E
H
,n22
2
一
ノ1XH
」n正lm
’ cos (nm τ一
トKm − K
肌!
).
.
.
.
.
,
(4 )’ か ら求め られ る.
(例 )
宮古の潮 汐を横浜の 潮 汐か ら
改
正 するた めの改
正数を求 めて み る.
計算を簡 単に する た め,
主 要な4
分 潮の み を用い,
日周 潮の 速 度は 15°1
時,
半日周 潮の 速 度は30
°1
時 と して計 算す る.
横 浜,
宮 古の4
分 潮の調 和 常 数は次の とお り で あ る.
但し遅角は 135 °E
の 子 午線に拠 して あ る.
宮 u (cm ) M 畠 κ01
46,
722、
724、
919.
3 古 照 ゜ ) 145.
9175.
8175.
1155.
6 横H
(cm ) 28.
4 13.
1 22.
7 18.
6 浜 K (°
丿 100.
4136、
4162,
9146.
5 こ の 4分潮を用い て,
(3),(
4
) 式 次 ら改 正 数 を 求 める と,
τ;− lh21m
(宮 古の方が早い )A
= :O.
687.
.
.
,
.
,
.
.
,
.
,
.
_.
.
tt.
.
,
.
.
.
.
.
.
,
.
.
.
,
.
,
.
t.
.
,
.
t.
(5
)従
来の万 法では τt=−
lh34m
,A
,=0.
598
,
.
,
.
.
.
.
,
,
.
.
.
.
、
.
,
.
tttt
(6
) である.
また これ らの改iE
数を 用い た と きの 誤差 の標 準 偏 差 σ は (4
)t 式か ら計算で き,
τ,A
を用 い た と きは a=7.
27cm
また 〆,
A
’ を 用い た とき は σ’=8,
28cm となる.
次に四季に よ る改正数 を求めてみ る,
前と同 様に し・・
歩
構
鱒
… 全 分 潮を用い る.
一
般の 場 合も行な うことができ るが, こ こでは4
分 潮の み を 用い,H
潮期
の 速度はlS
°
!
時, 半日周 潮の速 度は30ツ
時とす る と,
上の 積 分は簡 単に な っ て,
号
脚
Rm2
=
E’
一
ガ
冨R
轟 c°s(Vo .
m− Vo
.
n十α貼一
αm ) と書ける.
こ こ にR ,
α は (1
)式 を満足するもの である.
但 し右辺 の第 2 項に お け る(m
,
n)
は(
M
,,
S2
)
お よ び (K1
,
0
,)
の2
組につ い ての も の で ある.
こ の σ2 を最 小にす る よ うに改⊥E
数を 求め る と,
潮 時羌 につ い ては仏 魚 1η・sin (η,τ+
Km − K
。1
)十
HsHs
’n2 sin (n2T十Ks − Ks !
) + 」伍 島 ’ η、sin(n1τ+・臨・
・
κめ +ff
。、UO
’
n、 sin (n、τ+K
。−
K
。 ’ )+
H
。H
、 ’ n・sin(
V
。,
r賑
。糎 2τ+Km −・
K
、 ’ )+
Lll
、Um
’n2 sin (v
・、
,广v
・.
,+n2τ+K
,−
Km
’)
一
トH
,H
,!
nl sin (し/o.0− Vo
.
k十nLτ一
1
−
」〈r
,1−
Ko
’
)十
HoHk
/nt sin (Vo
.
k−
Vo
.
o−
「nlτH
−Ko 一
κ♂)=0
.
.
.
,
,
.
.
(7
)ま た潮高比
・
4
を求め る式は加
一
万
………・
・
…・
…・
…・
一 …・
・
…
(8
)こ こ に
R =Hm2
十Hsz
十Hk
: 十Hoi
→−2
臨1
ノ』cos (Vo
.
s−
1
/li
.
7n十∫(m−
Ks
)十
2HkHo
cos (Vo
.
o−
Yo
.
iC十Kk
−
Ko
)L
=H
。Hm
’ C・S(n2τ+Km
−
Km
ノ
)+
H
、Hs
’COS(
n2τ+K
厂K
、’
)+
llkHic
’ COS(
n、τ+臨一
κの
+
HeH
/。 ’ C・S(
nlτ+K
。−
Ke
〆)+
HmHl
, ’ COS (V
。.
、一
Ve
.
m +n2τ+Km
−
K
の十正
1
』H ,
nt cos (Ve .
rn− Vo .
s一
トn2τ一
トKs − K ,
,
、
t)+ ノム温・ ’ COS (
V
・,
。− V
・.
k+n、τ+Kic
−
K
・ ’ )+
He
H
・〆 coS (V
。.
k−
V
。、
・+n、τ+ κ厂K
の
であ る,
但 し
n2
=30
°
1
時,
nl;15
°!時を表わ す
.
(例
)
春の朔 望
,
春の両 弦,
夏の朔 望,
夏のlrhi 弦にお け る改11三数を求
め てみ る.
これ らの と きの 天 文 引 数 (t・
=O
は12
時 )は次 の とお りであ る.
春の朔望 1 春の 両 弦 : 夏の 朔 望 : 夏の両 弦 :Vo
.
mVo
.
sVo
.
κVe
.
ooe
o°
− go°
90D
− 180
°0
°− 90
°−
go
°0
°0
°0
°0
°− 180
°0
°OD
−
180
° これ らの 値お よ び4
分潮の調 和 定 数 を (7
),
(8
) 式に代 入 する と, 横 浜か ら宮 古へ の改
正数は 春の朔 望 : τ=− lh2gm
, 春の両 弦 ; T=
:
:
− lhlO
?n,
夏の朔望 : r=− la22m,
.
夏の 両 弦 : τ;−
1932m,
A
=0.
593A
=0.
855
A
=0
.
690
A =0.
685
とな る.
これ らの 改r丘数を用い た宮 古の 潮 汐の 予 報 曲線を第 1 図に示してある.
な お比 較の た め,
従来
の 改正数 (6
)を 用い た予報 曲 線 も同図に画い ておい た.
こ れ らの改⊥E
数を用い た ときの誤差 の 標 準 偏 差 a と, 従 来の改jT
三数を用い た と きの標 準 偏 差は次 表の とお りに な る.
’
春の朔 望 : 春の 両 弦: 夏の朔望 : 夏の 1iiiidiF : a; 1.
54cm
o= 5.
56cm σ= =10.
07cm
σ= 2.
03cm
a;
1.
80
cm 〆=
10.
84cm
σ’=11.
51cm
σノ=
2.
50crn
一
a りL
第1図 4分潮のみ を用いた宮古の瀏 汐の予報曲 線 実 線二 宮古の 調和定 数 を 使 用 し て求め た もの 太い破 線:− rm・
・
一 一
横 浜が らこの方 法の改正 数で改正 したもの 細い破線:一 一 一 一
横 浜か ら従来の改正数で 改正 しtc
もの3
・
海図 の水 深の基 準面第
1
表は赤 木6)が 調 査 し た1−
【本沿岸の1960
年,
1961
年の1
[“i
年にお け る岩1「奇, 舞 律寫, 外ノ言甫, 絞 別,
浦河,
釜石,朿
京,
高 知,
佐 旧1保の 9港の 実 測 潮 位が海 図の 水 深の基 準 面以 下 に 下 がっ た 回 数,
お よ び 基準 1酊か ら測 っ た潮 位の最 小 値を示 し た もの であ る.
これを み る と特に 貝本 海沿 岸で一
41一
彦 坂 繁 雄 第 1 表 負 潮 位 現 象 の 発 生 頻 度 ( ) 内は海 図 基 準 面か ら測っ た最 小 潮 位 地 点 ユ
96
年 1961 年 崎 鶴 浦 別 河 石 京 知 ノ 岩 舞 外 紋 浦 釜 東 高 佐 世 保LW
648回中 178回 (・
−
30 cm ) LW 622 回中 166回 (−
30cm ) LW 664回中 133回 (−
30 cm ) LW 526 回 中 10 回 (・
15cm )LW
623 回中 3 回 (一
ユ5cm
) LW 686回中 12 回 (−
20 cm ) LW 645回中 8 回 (一
.
20 cm ) LW 708回 中 14 回(−
25 cm ) LW 710回 中 33 回 (−
50cm )LW
653回 中224 回 (.
−
40cm ) LW 641 回中210 回 (・
35 cm )LW
660回 中 131回 (−
30 cm )LW
436an
中 11 回 (一
.
10cm )LW
638
回 中7
回 (−
10cm )LW
699回 中 22 回 (−
20 cm )LW
644
N
中9
回 (−
15cm ) LW 705回中 20 回C35
cm ) LW 70S回 中 37 回 (−
55 cm ) は,1 年
の低 潮の う ち約 30 % が 基準 面以 下に下 が っ てい るこ と が わか る.
平
均水
面上の潮位y
は調 和定
数 を用い ると,y
=・
Y・
Hm
COS (V
・.
m +n.t− Km )
で表わ され る.
但 しfm
=1
と おい てあ る.
い ま潮位が平 均 水 面の ま わ りに
Ill
規分布を して い る と仮 定す る と,
潮位
の標 準 偏 差 σ は at一
殉
豊
÷
∫
1
{XHm
cos (V
。.
m 十n .t−
K
、)}2dt
=
Σ∠壁
2
.
σ=
O.
7071/27
]]IAi
−
.
,
.
.
.
.
,
.
.
.
.
_.
_.
.
.
.
.
.
、
.
・
・
・
…
(
9
) と なる.
(例 )
い ま
一
例
として,
横 浜 と舞 鶴にお ける潮 汐 調 和 定 数 (潮 汐 表で 予報に用い て い るもの)
を 用い て両 港に お け る標準
偏 差を(
9
)式か ら求め て み る と, 横 浜 σ≒48、
2cm ,
舞 鶴 σ≒16,
1m
とな る.
し たが っ て横 浜の基 準 面はZD=
114cm =2 .
365
a と な り,
基準 而 以 下に な るの は平 均 水面 以 下の1.
8
%と な る
.
ま た 鐸 鶴 の 場 合には,
Zo=19cm
=1.
180
σ とな り, 基 準 面以下 に な る の は 平均水
面以 下 の23.
8
% とな る.1963
年の 潮 汐 表に よ りil
瞬巷の潮 位 が基準面
以下に な る図 数を調 査 して み る と,
横 浜
LW
706 回中 36 回5.
1
% 舞 鶴LW
687
回 中181
回 (う ち1
圃はHW
)26 .
4
% であっ た.
これ らの 値は上に求め た1.
8
%,
23.
8
% とは数%以 内で一
致 して い る.
舞 鶴では,
負 潮 位 現象
が 起 こ る 回数
が多
い の は前
にの べ た よ うに,
日本
海沿岸
で は年周
期潮Sa
の振「「亅が 20 cm(
舞 鶴では20,
2cm )
程 度も あ るこ と に よ る もの で あ る と考 え ら れ る.
舞 鶴に おい て も基準
面
以 下 に なるの を横 浜 と同 じ く 2% 以 内にす る た め に は Zo=2.
365
σ と す れ ばよい か らz。= 38,
0cm 即ち現在
の Zo よ り更に19
cmr ドげればよい こ と に な る.
そこで舞 鶴の潮 位 の うちで一19cm
以 下の 回 数を調べ て み る とLW
687
囘 中0
であっ た.
なお最 低は一17cm
で,
− 15〜− 17cm
の もの は8
回で1.
2
% であ る.
4.
む す び以上
,
潮 汐 改正数と海 図基準 面の決
定につ い て の私
案をの べ た が,
潮 汐改1E 数に つ い ては 四季別 の改正数か らわか るよ うに,
現 行の方 法は春の朔 望時の もの と よく一
致し て い るの は その求め方か ら当 然であ り, それ以 外の と き は改正数は だい ぶ 異なっ て い る.
しか し宮古 と横 浜の場 合で は私 案 の方法によっ て もそ れ程 精 度がよ くな っ た と はい え な い.
しか しこ の方 法は,
標 準 港の選定に際し,
予 報 値の誤差の標 準 偏 差を比べ るこ と に よ っ て,
その選定基 準 を与えるこ とがで きる で あろ う.
ま た海 図の基準面
は.
理論
的に は,
どんな耐を採 用 して もよい わけ で あ る が,
その決
定には次の方 法 が考え ら れ る.
即 ち,
(1
) 潮 位は基 準 面よ り あ る 数値 (例えば10cm
)以L
に は下が ら ない.
(2
) 潮位が基
準面
以下に下が るの は,
年 間を 通 じてある割
合 (例えば2
%) 以一
H
には な ら ない の2
つ で あ る.
こ こ での べ たの は (2
)の考え万に対 する1
っ の方法
をの べ た もの で ある.
参
考
文献
1
)U .
S.
Hydrographic
OMce
(ユ958):
American
Practical
Navigator.
H.
0。
Pub.
No .
9, Appendix M
.
2) Admiralty Hydrographic Department (1958):
The
Admiralty
Tide
Tables
for
1964,
voL3.
3) 小倉伸吉 (1934): 潮汐