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前年同期の米国の医療保険改革法によるコストを除いた 1 株あたり中核利益は 8% 増加しました これは 売上高の成長 コスト削減 実効税率の減少 ならびに社外流通株式数の減少による効果が 投入原価の上昇 マーケティング費用の増加 事業ポートフォリオ拡大のための投資を上回ったことによるものです 市場シ

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*米国本社リリース参考訳 *公式リリースは、P&G米国本社サイトでご覧ください。 2010/2011 年度第 3 四半期(1-3 月)

P&G、幅広い分野にわたり売上数量と市場シェアが増加

第 3 四半期の 1 株あたり利益は見通し範囲内である 0.96 ドル 2011 年 4 月 28 日シンシナティ発 P&G(ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー、NYSE:PG)は、第 3 四半期の継続事業からの希薄化後 1 株当たり純利益が 16%増加し、0.96 ドルであった と発表しました。1 株当たり中核利益は 8%増加し、当社見通しの範囲内に収まりまし た。 当社は、引き続き幅広い分野で売上数量および市場シェアの増加を達成しています。 売上数量は、6 つの事業セグメントのすべて、上位 17 カ国のうち 16 カ国、ならびに 24 あるビリオンダラーブランド(売上高 10 億ドル以上の製品ブランド)のうち 20 ブランド での成長を受けて、5%増加しました。市場シェアはすべての地域で上昇し、また、上 位 17 カ国のうち 14 カ国、24 のビリオンダラーブランドのうち 18 ブランドで維持又は 上昇しました。純売上高の約 3 分の 2 を占める事業で市場シェアを維持又は上昇させま した。 純売上高は、売上数量の 5%増加、価格設定の見直し、ならびに有利な為替レートが 不利な地域ミックスや製品ミックス分を上回ったことにより、5%増の 202 億ドルにな りました。事業の買収・売却の影響と為替レートの影響を除いた本源的売上高は 4%増 加しました。 会長、社長兼最高経営責任者(CEO)ボブ・マクドナルドは、「当社事業の成長基盤 は強固です。当社は、大変厳しい事業環境下にかかわらず、幅広い分野にわたり、売上 数量、売上高、及び市場シェアの増加を達成し、1 株あたり利益を伸ばしています。株 主配当金は 55 年連続増配となる 9%増配を達成しました。当社は、『より多くの消費 者、そしてより広い地域の消費者の暮らしをよりよくすること、そしてそれらの消費者 のニーズをより完璧に満たすこと』という企業目的に基づく成長戦略を引き続き推し進 めていきます」と話しています。

エグゼクティブ・サマリー

 当該四半期の純売上高は 5%増加し、本源的売上高は 4%増加しました。  継続事業からの希薄化後 1 株当たり純利益は 16%増加し、0.96 ドルになりました。

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 前年同期の米国の医療保険改革法によるコストを除いた 1 株あたり中核利益は 8% 増加しました。これは、売上高の成長、コスト削減、実効税率の減少、ならびに社 外流通株式数の減少による効果が、投入原価の上昇、マーケティング費用の増加、 事業ポートフォリオ拡大のための投資を上回ったことによるものです。  市場シェアはすべての地域で上昇し、また、上位 17 カ国のうち 14 カ国、24 のビリ オンダラーブランドのうち 18 ブランドで維持又は上昇しました。  当該四半期の営業活動によるキャッシュフローは 41 億ドルでした。また、営業活 動によるキャッシュフローから設備投資支出を差し引いたものであるフリーキャ ッシュフローは、純利益の 113%に当たる 32 億ドルとなりました。

1-3 月期について

純売上高は、売上数量の 5%増加により、5%増の 202 億ドルになりました。本源的 売上高は、4%増加しました。売上数量の増加は広範にわたり、すべての主要な地域、 上位 17 カ国のうち 16 カ国、6 つの事業セグメントすべて、24 あるビリオンダラーブラ ンドのうち 20 ブランドで増加しました。売上数量は、開発途上地域でひと桁台後半の 増加となり、先進地域でひと桁台前半の増加となりました。価格設定の見直しと有利な 為替レートは、純売上高の増加にそれぞれ 1%ずつ寄与しました。製品と地域ミックス は純売上高の増加に 2%の悪影響を及ぼしました。 市場シェアは、イノベーションの推進、事業拡大施策により引き続き増加しました。 シェアは、すべての地域で増加し、また、上位 17 カ国中 14 カ国、6 つの事業セグメン ト中 5 つ、24 あるビリオンダラーブランドのうち 18 ブランドで維持又は増加しました。 現在の世界全体でのシェアは、過去 3 カ月、6 カ月、ならびに 12 カ月平均と比べ、上 昇しました。 営業利益率は、主に売上総利益率の低下により、210 ベーシス・ポイント収縮しまし た。売上総利益率は、140 ベーシス・ポイント減少しました。これは、原料となる相場 商品コストの上昇ならびに、不利な地域ミックス・製品ミックスによる影響が、製造コ スト削減と価格設定の見直しと売上数量増加のスケールメリットを上回ったことによ るものです。販売費及び一般管理費は、為替レートによる影響、イノベーション推進と 事業拡大施策への投資が、売上げあたりの間接経費削減分を上回り、純売上高に対する 割合で 70 ベーシス・ポイント増加しました。 継続事業からの希薄化後 1 株当たり純利益は、16%増加の 0.96 ドルになりました。 これは、当期に実効税率が減少したこと、前年同期に米国の医療保険改革法に関する税 負担が生じたこと、ならびに株式社外流通数が減少したことによるものです。1 株あた り中核利益は、8%増の 0.96 ドルとなりました。

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営業活動によるキャッシュフローは 41 億ドルでした。また、営業活動によるキャッ シュフローから設備投資支出を差し引いたものであるフリーキャッシュフローは、純利 益の 113%に当たる 32 億ドルになりました。当社は、当該四半期において、10 億ドル の株式を買戻し、配当として 14 億ドルを株主の皆様に分配しました。 今月初旬、P&Gは、四半期配当の 9%増配を発表しました。これでP&Gは、法人 化以来 121 年連続で配当を続け、55 年連続で増配しています。

各事業セグメントについて

 ビューティー事業の純売上高は、売上数量の 5%増を受け、5%増の 49 億ドルとな りました。「ゼスト」と小規模香水ブランドの売却の影響を除いた本源的売上数量は 6%増加、本源的売上高では 4%の増加となりました。売上数量の増加は、先進地域 で前年同期並みだったものの、開発途上地域におけるふた桁増によりもたらされま した。有利な為替レートは純売上高を 2%改善しました。価格設定の見直しは純売 上高を 1%改善しました。製品ミックスは、開発途上地域での成長が高かったため、 純売上高を 3%押し下げました。小売流通向けヘアケア事業の売上数量は、ひと桁 台後半の増加となりました。これは、アジアとラテンアメリカにおける新製品投入 ならびに販売地域拡大を要因とする開発途上地域でのふた桁成長によりもたらさ れました。女性向けビューティー事業の売上数量は前年同期と同水準でした。アジ アとラテンアメリカでのスキンケア製品「オレイ」の販売地域拡大、北米でのデオド ラント製品の成長の一方で、「ゼスト」の売却、北米化粧品事業における他社との競 合、ならびに「オレイ UV」の製品改良とブランド刷新に備えた北米での売上数量 減によって先進地域でひと桁台半ば減少したことにより相殺されました。サロンプ ロフェッショナル事業の売上数量は、主に、非戦略事業から撤退と西ヨーロッパで の市場縮小により、ひと桁台後半の減少となりました。プレステージ製品事業の売 上数量は、香水の新製品投入の継続的成功が小規模ブランドの売却の影響を上回っ たことにより、ひと桁台後半の増加となりました。純利益は、営業利益率の低下が 売上高の成長を上回ったことにより、3%減少の 547 百万ドルとなりました。営業 利益率は、マーケティング支出の増加が製造コストの削減および売上高に対する間 接経費支出の割合の減少を上回り低下しました。  グルーミング事業の純売上高は、売上数量の 2%増加により、8%増加の 19 億ドル となりました。本源的売上高は 7%増加しました。価格改定は、純売上高に 5%寄 与しました。これはカミソリ・替刃事業の価格改定ならびに、ラテンアメリカと先 進地域にわたる販売促進活動の削減によるものです。有利な為替レートは、純売上 高の成長に 1%寄与しました。売上数量の増加は、開発途上地域でひと桁台後半の

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増加が、先進地域でのひと桁台半ばの減少分を上回ったことによるものです。男性 用グルーミング事業の売上数量は、ひと桁台前半の増加となりました。これは、主 として開発途上地域、特にラテンアメリカとアジアにおけるカミソリ・替刃事業の 成長、ならびに北米におけるデオドラント事業の成長によるものです。電化製品事 業の売上数量はひと桁台後半の減少となりました。これは、西ヨーロッパにおける 景気回復の遅れと前年同期にヘアケア新製品が好調であった反動によるものです。 純利益は、純売上高の増加と営業利益率の改善が実効税率の上昇を上回ったため、 1%増加の 379 百万ドルとなりました。営業利益率の増加は、価格改定による売上 総利益率の改善と売上高に対する間接経費支出の削減が、マーケティング支出の増 加を上回ったことによりもたらされました。  ヘルスケア事業の純売上高は、売上数量の 4%増加により、6%増加し、30 億ドル になりました。本源的売上高は 5%増加しました。価格改定と有利な為替レートは、 純売上高にそれぞれ 1%寄与しました。売上数量は、先進地域、開発途上地域とも にひと桁台半ばの増加となりました。オーラルケア事業の売上数量は、ひと桁台半 ばの増加となりました。北米における「クレスト・3Dホワイト」へのさらなる販 売促進活動と継続的な成功、ブラジル、ベルギー、およびオランダでの歯磨き粉「オ ーラルB」の拡大、ならびにアジアにおける歯ブラシの新製品投入がこれに寄与し ました。フェミニンケア事業の売上数量は、中国における「ナチュレラ」の販売拡 大と、アジアと西ヨーロッパにおける「オールウェイズ」の新製品投入により、ひ と桁台前半の増加となりました。パーソナルヘルスケア事業の売上数量は、新製品 投入と風邪の流行により北米ビジネスがふた桁台の伸びとなったため、ひと桁台後 半の増加となりました。純利益は、2%減少し、427 百万ドルとなりました。これは 売上高が増加したものの、原料となる相場商品コストの上昇、ならびに成長促進の ための間接経費とマーケティング支出の増加の影響が上回ったためです。  スナック&ペットケア事業の純売上高は、売上数量の 7%増加を受け、7%増加の 799 百万ドルとなりました。「ナチュラ」買収の影響を除いた本源的売上数量は 4% の増加、本源的売上高は前年同期と同水準でした。有利な為替レートは純売上高に 2%寄与しましたが、これは製品ミックスの 2%の悪影響により相殺されました。製 品ミックスの悪影響は、開発途上地域やスナック事業といった販売価格が事業セグ メント平均よりも低い分野に成長が傾斜したことによりもたらされました。スナッ ク事業の売上数量は、開発途上地域で販売拡大ならびに先進地域での販売促進活動 の強化により、ふた桁増となりました。ペットケア事業の売上数量は、2010 年 6 月に実施したペット製品「ナチュラ」買収効果が、ペットフードの自主回収に起因 する供給上の制約の影響を上回り、ひと桁台前半の増加となりました。純利益は、 21%減少の 61 百万ドルとなりました。これは、主としてペットフードの供給上の

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制約に起因する製品コストの上昇、ならびに不利な製品ミックスにより売上総利益 率が低下したことでもたらされました。  ファブリックケア&ホームケア事業は、売上数量の 6%増加により、純売上高が 5% 増加し 61 億ドルになりました。「アンビピュア」事業買収の影響を除いた本源的 売上数量は 5%増加し、本源的売上高は 3%増加しました。有利な為替レートは、 純売上高を 1%押し上げました。製品ミックスは、主にセグメント平均より販売価 格が低い中・低価格帯製品での成長が大きかったことにより、純売上高に 2%の悪 影響を及ぼしました。売上数量は、開発途上地域でひと桁台後半の増加となり、先 進地域でひと桁台半ばの増加となりました。ファブリックケア事業の売上数量は、 ひと桁台半ばの増加となりました。これは、西ヨーロッパでの液体タブレット洗剤 や洗濯補助剤のような新製品投入が引き続き好調であると同時に、開発途上地域で の市場拡大によりもたらされました。ホームケア事業の売上数量は、新製品投入、 ディッシュケアとエアケア製品の販売地域拡大、ならびに「アンビピュア」事業の 買収により、ふた桁増となりました。ホームケア事業の本源的売上数量は、ひと桁 台後半の増加となりました。電池事業の売上数量は、前年同期と同水準でした。こ れは、当期に新製品投入活動と流通網を拡大しましたが、北米において、前年同期 に消費者価値改善によって売上数量が急増した反動で今年度分が減少し、相殺され たためです。純利益は、売上高の成長分を営業利益率の低下がほぼ相殺したことに より、前年同期と同水準の 754 百万ドルとなりました。営業利益率の低下は、原料 となる相場商品コストに起因する売上総利益率の低下、ならびに「アンビピュア」買 収による間接経費支出の増加が、純売上高に対するマーケティング費用の削減を上 回ったことによります。  ベビーケア&ファミリーケア事業の純売上高は、売上数量の 7%増加により、5%増 の 40 億ドルになりました。本源的売上高は 5%増加しました。価格改定は、純売上 高を 1%改善しました。製品ミックスは、セグメント平均より販売価格の低い中間 価格帯製品、お値打品、大型徳用サイズ、開発途上地域向け製品での成長の比重が 高かったため、純売上高を 2%押し下げました。不利な為替レートは純売上高に 1% の悪影響を及ぼしました。開発途上地域での売上数量はふた桁台の増加、先進地域 ではひと桁台前半の増加となりました。ベビーケア事業の売上数量は、ひと桁台後 半の増加となりました。これは、ヨーロッパと開発途上地域における市場の成長、 流通網の拡大、新製品投入活動によるもので、一部、前年同期に「パンパース・ド ライ マックス」を投入した反動があった北米ビジネスの影響を受けました。ファ ミリーケア事業の売上数量は、ひと桁台半ばの増加となりました。これは、前期に 投入した「シャーミン」と「バウンティ」ブランドにおけるいくつかの新製品の継続 的な成功、ならびに、北米における「シャーミン・ベーシック」のふた桁成長によ るものです。純利益は、売上高の成長分を上回る営業利益率低下の影響により、5%

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減少し、528 百万ドルとなりました。営業利益率の低下は、主に原料となる相場商 品コストの上昇に起因する売上総利益率の減少が製造コストの削減を上回ったこ とによるものです。

2011 事業年度通期の予想

2011 事業年度通期の純売上高は、4%~5%増加すると予想されます。継続事業から の希薄化後 1 株当たり純利益は、3.89 ドル~3.94 ドルの範囲、また、1 株当たり中核 利益は 7%~8%増加し、3.91 ドル~3.96 ドルの範囲になると予想されます。

2011 年 4-6 月期の予想

4-6 月期の純売上高は 8%~10%増加すると予想されます。本源的売上高は、売上数 量の堅実な増加と市場価格の改善傾向を反映して 4%~6%増加すると予想されます。 為替レートは、純売上高の成長に約 4%寄与するものと予想されます。継続事業からの 希薄化後 1 株当たり純利益、および 1 株当たり中核利益は、13%~20%増加し、0.80 ドル~0.85 ドルの範囲になると予想されます。

将来展望に関する記述

このニュース・リリースや図表に含まれる過去の事実に関する記載を除くと、すべて の記載内容は、米国証券民事責任訴訟改革法(1995 年)に規定されている将来展望に関 する記述です。この記述は、作成時点で入手可能な財務データ、市場に対する仮定、な らびに事業計画に基づき、古いデータであったり、不完全である可能性があります。新 しい情報、将来の出来事、またはその他の要因によっても、当社は、将来展望に関する 記述を更新するいかなる義務も有していません。将来展望に関する記述は、本来不確実 なものであり、投資家の皆様は、当社の予想と著しく異なる出来事が起こりうることを 認識していただく必要があります。このニュース・リリースや図表に記載されているリ スクや不確定要素に加えて、予想と著しく異なる四半期若しくは通年の実績を引き起こ す可能性のある要因が存在します。それらはたとえば:(1)特に当社が重点を置くことと した製品カテゴリーおよび地域の市場(開発途上市場を含む)に関して、熾烈な競争状況 および日々不安定になっていく経済環境にあっても、高い収益性を伴った既存の売上高 および売上数量の成長を含む事業計画を達成できる能力;(2)現在進行中の事業買収や 合併を成功裡に実行し、それらの取引に関して発表された目標に沿ったコストと成長の 相乗効果を、従来事業の目標達成に悪影響を及ぼすことなく、達成できる能力;(3)特に

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スキルの高い従業員が限られる主要な成長市場において、主要な従業員を成功裡に見出 し、育成し、維持しつつ、当社の成長戦略を支えるために経常的に行う組織変更を首尾 よく管理できる能力;(4)主要な顧客との関係を管理・維持できる能力;(5)主要な製造元、 および供給元を維持できる能力(単独供給元、製造元を含む);(6)規制、税務、および法 律上の要求や問題(製造物責任関連問題、特許権その他知的財産権関連問題、ならびに 税法を含む)を成功裡に管理でき、現在の予測の範囲内で係争事項を解決できる能 力;(7)現在の予測の範囲内でヨーロッパにおける不正競争防止法関連の係争事項を解 決できる能力;(8)製造部門や間接部門でのコスト改善計画(当社の外注計画を含む)を 成功裡に実施、達成、維持することができる能力;(9)通貨(ベネズエラ、中国、インド など一部の国々での通貨問題を含む)、債務、金利、相場商品コストに関わる問題、お よび、深刻な金融不安や流動性の問題を巧みに管理できる能力;(10)継続的な世界政 治・経済の不確実性や混乱(とりわけ当社にとって重要な地域市場において)、ならびに 世界的あるいは地域的な金融危機やテロリストその他の敵対的な活動(中東での政情不 安を含む)、または自然災害(東日本大震災を含む)によってもたらされる政治・経済の 不確実性や混乱を管理できる能力;(11)価格、販売促進のインセンティブ、製品の取引 条件などを含む競争上の要因を巧みに管理できる能力;(12)特許を取得したり、また、 競合他社が達成した技術的進歩や競合他社が取得した特許に対応できる能力;(13)当社 の製品を生産するために使用される原料価格の上昇を巧みに管理できる能力;(14)メデ ィアの細分化が進む時代において、消費者との緊密な関係を維持することができる能 力;(15)革新の最先端を歩み続け、当社ブランドに対する名声を維持できる能力;ならび に(16)北米と西ヨーロッパにおける受発注システムおよび配送システムの新システム への移行を含む主要な情報技術システムを用い、管理できる能力。実際の業績がこのニ ュース・リリースで予想した業績と大きく異なる結果をもたらす可能性のある要因に関 する追加情報については、直近の 10-K、10-Q、8-Kのレポートをご参照ください。

P&Gについて

1 日に 40 億回、P&Gの製品は世界中の人々の暮らしに接しています。パンパース®、 タイド®、アリエール®、オールウェイズ®、ウィスパー®、パンテーン®、マッハスリー®、 バウンティ®、ドーン®、ゲイン®、プリングルズ®、シャーミン®、ダウニー®、レノア®、 アイムス®、クレスト®、オーラルB®、デュラセル®、オレイ®、ヘッド&ショルダーズ®、 ウエラ®、ジレット®、ブラウン®およびフュージョン®をはじめ、当社は高い信頼と品質、 先進性を持つ、強力なブランド群を誇っています。P&Gグループは世界 80 カ国以上 で、およそ 12 万 7 千人の従業員を擁しています。P&Gとその所有するブランドに関 す る 最 新 ニ ュ ー ス と 詳 細 な 情 報 に つ い て は 、 米 国 本 社 ホ ー ム ペ ー ジ http://www.pg.com(英語)をご参照ください。

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ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー

添付書類 1:米国会計原則で規定されていない財務指標

米国証券取引委員会(SEC)のレギュレーションGに従い、このニュース・リリース で使用している米国会計原則で規定されていない財務指標について、以下、その定義を 示し、最も密接に関連がある米国会計原則上の数値との差異説明をします。

本源的売上高成長率(Organic Sales Growth)

本源的売上高成長率は、売上高成長率に関する米国会計原則で規定していない財務指標 であり、前年同期との比較において事業の買収・売却の影響と為替レートの影響を除い たものをいいます。当社は、一貫した基準で売上高の成長性を示すことにより、基礎的 な売上高の傾向について、投資家の皆様にいっそう理解を深めていただけるものと考え ています。また、本源的売上高は、上席経営者の評価に使用される財務指標の一つであ り、リスク報酬を決定する際の一要素でもあります。 純売上高成長率と本源的売上高成長率との差異説明: 2011 年 1-3 月期 売上高全体 の成長率 為替レート の影響 事業の 買収・売却の 影響* 本源的 売上高 成長率 ビューティー事業 5% -2% 1% 4% グルーミング事業 8% -1% 0% 7% ヘルスケア事業 6% -1% 0% 5% スナック& ペットケア事業 7% -2% -5% 0% ファブリックケア& ホームケア事業 5% -1% -1% 3% ベビーケア& ファミリーケア事業 5% 1% -1% 5% P&G全体 5% -1% 0% 4% *事業の買収・売却の影響は、純売上高から本源的売上高への差異分析に必要な端数処理の影響を含みます。 1 株当たり中核利益(Core EPS) 1 株当たり中核利益とは、継続事業からの当社の希薄化後 1 株当たり純利益から、ヨー ロッパにおける係争中の事項に関わる費用、前期に施行された米国の医療保険改革法に よる退職者健康保険への助成に関わる税負担引当金、ならびに前期の技術供与の費用計 上に関する法人所得税に対する多額の調整による恩恵を除外した指標です。当社は、こ れらの項目が当社の持続的な業績の一部とは考えていません。当社は、この財務指標に より基盤的な事業の傾向と業績を見ることが容易になり、1 株当たり利益が前年と比べ どれだけ増加しているか比較することが可能になると考えています。また、1 株当たり 中核利益は、上席経営者の評価に使用される財務指標の一つであり、リスク報酬を決定

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する際の一要素でもあります。継続事業からの希薄化後 1 株当たり純利益と 1 株当たり 中核利益との差異を以下に説明します。 2011 年 1-3 月期 2010 年 1-3 月期 継続事業からの希薄化後 1 株当たり純利益 0.96 ドル 0.83 ドル 退職者健康保険拠出金に対する税金費用 ― 0.05 ドル 端数処理 ― 0.01 ドル 1 株当たり中核利益 0.96 ドル 0.89 ドル 1 株当たり中核利益成長率 8% 2011 年 4-6 月期(見込み) 2010 年 4-6 月期 継続事業からの希薄化後 1 株当たり純利益 0.80 ドル~0.85 ドル 0.71 ドル 1 株当たり中核利益 0.80 ドル~0.85 ドル 0.71 ドル 1 株当たり中核利益成長率 13%~20% 2011 事業年度(見込み) 2010 事業年度 継続事業からの希薄化後 1 株当たり純利益 3.89 ドル~3.94 ドル 3.53 ドル 法人所得税に対する多額の調整 -0.08 ドル ― ヨーロッパでの係争中の事項の費用 0.10 ドル 0.09 ドル 退職者健康保険拠出金に対する税金費用 ― 0.05 ドル 1 株当たり中核利益 3.91 ドル~3.96 ドル 3.67 ドル 1 株当たり中核利益成長率 7%~8% 注 - すべての差異項目は税引後の金額で表示されています。税の影響は本来の取引の性質に沿 って計算されています。退職者健康保険拠出金の課税負担と法人所得税に対する多額の調整が税 費用に計上されています。ヨーロッパでの係争中の事項の費用に由来する 1 株当たり純利益への 税務上の影響はありません。

フリーキャッシュフロー(Free Cash Flow)

フリーキャッシュフローとは、営業活動によるキャッシュフローから設備投資支出を差 し引いたものをいいます。当社は、フリーキャッシュフローが重要な財務指標であると 考えています。なぜなら、フリーキャッシュフローは、配当および任意の投資に利用で きる資金の金額を決定する際の一要素となるからです。また、フリーキャッシュフロー は、上席経営者の評価に使用される財務指標の一つであり、リスク報酬を決定する際の 一要素でもあります。営業活動によるキャッシュフローとフリーキャッシュフローとの 関連を以下に説明します。

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営業活動による

キャッシュフロー 設備投資支出 キャッシュフロー フリー 2011 年

1-3 月期 4,056 -810 3,246 (単位百万ドル)

フリーキャッシュフロー生産性(Free Cash Flow Productivity)

フリーキャッシュフロー生産性とは、純利益に対するフリーキャッシュフローの割合で す。当社の長期目標は、純利益に対し、90%以上のフリーキャッシュフローを生み出す ことです。また、フリーキャッシュフローは、上席経営者の評価に使用される財務指標 の一つです。当社は、こうすることで当社の根本的な流動性の傾向が明らかになるもの と信じています。調整後フリーキャッシュフローと調整後フリーキャッシュフロー生産 性との関連を以下に説明します。 フリー キャッシュフロー 純利益 キャッシュフロー生産性 フリー 2011 年 1-3 月期 3,246 2,873 113% (単位百万ドル)

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1-3月期 3月31日をもって終了した9カ月 2011年 1-3月期 2010年 1-3月期 %増減 2010年7月~ 2011年3月期 2009年7月~ 2010年3月期 %増減 純売上高 20,230 19,178 5% 61,699 60,012 3% 売上原価 10,005 9,225 8% 29,981 28,359 6% 売上総利益 10,225 9,953 3% 31,718 31,653 0% 販売費及び一般管理費 6,453 5,985 8% 19,185 18,582 3% 営業利益 3,772 3,968 -5% 12,533 13,071 -4% 支払利息合計 202 223 -9% 619 734 -16% その他の営業外収益、純額 71 17 318% 70 93 -25% 継続事業からの税引前利益 3,641 3,762 -3% 11,984 12,430 -4% 法人所得税 768 1,177 2,697 3,669 継続事業からの純利益 2,873 2,585 11% 9,287 8,761 6% 非継続事業  非継続事業からの税引き前利益 - - - 2,938 -100%  非継続事業に対する法人所得税 - - - 1,148 -100% 非継続事業からの純利益 - - - 1,790 -100% 純利益 2,873 2,585 11% 9,287 10,551 -12% 継続事業における実効税率 21.1 % 31.3 % 22.5 % 29.5 % 普通株式1株当たり: 継続事業からの基本的純利益 $ 1.01 $ 0.88 15% $ 3.24 $ 2.96 9% 非継続事業からの基本的純利益 $ - $ - $ - $ 0.61 -100% 基本的純利益合計 $ 1.01 $ 0.88 15% $ 3.24 $ 3.57 -9% 継続事業からの希薄化後純利益 $ 0.96 $ 0.83 16% $ 3.09 $ 2.82 10% 非継続事業からの希薄化後純利益 $ - $ - $ - $ 0.57 -100% 希薄化後純利益合計 $ 0.96 $ 0.83 16% $ 3.09 $ 3.39 -9% 配当金 $ 0.4818 $ 0.4400 9.5% $ 1.4454 $ 1.3200 9.5% 希薄化後株式社外流通数平均 2,999.3 3,103.9 3,008.6 3,110.2 純売上高に対する比率 ベーシス・ ポイント 増減 ベーシス・ ポイント 増減 売上総利益 50.5 % 51.9 % -140 51.4 % 52.8 % -140 販売費及び一般管理費 31.9 % 31.2 % 70 31.1 % 31.0 % 10 営業利益 18.6 % 20.7 % -210 20.3 % 21.8 % -150 継続事業からの税引前利益 18.0 % 19.6 % -160 19.4 % 20.7 % -130 継続事業からの純利益 14.2 % 13.5 % 70 15.1 % 14.6 % 50 ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーおよび子会社 (単位:百万ドルまたは百万株、ただし1株当たりの数値を除く) 連結損益計算書情報

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3月31日をもって終了した9カ月(累計) 2011年 2010年 期首残高 2,879 4,781 営業活動 純利益 9,287 10,551 減価償却費および償却費 2,103 2,328 株式報酬費用 295 333 繰延法人所得税 186 187 事業売却損益 -70 -2,650 以下の勘定における残高増減: 受取債権 -495 -338 棚卸資産 -817 -27 買掛金、未払費用およびその他の負債 -223 2,198 その他の営業資産および営業負債 -797 -43 その他 -84 220 営業活動合計 9,385 12,759 投資活動 設備投資支出 -2,066 -1,980 資産の売却収入 89 3,047 事業買収、取得現金控除後 -489 -65 投資有価証券増減 97 -32 投資活動合計 -2,369 970 財務活動 株主配当金 -4,237 -4,001 短期債務増減 -420 -3,481 長期債務増加 1,536 2,752 長期債務減少 -188 -5,922 自己株式購入 -4,536 -3,417 ストックオプション行使による収入及びその他 758 531 財務活動合計 -7,087 -13,538 現金及び現金同等物に対する為替レート変動の影響 138 -73 現金及び現金同等物の増減 67 118 期末残高 2,946 4,899 ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーおよび子会社 (単位:百万ドル) 連結貸借対照表情報 2011年3月31日 2010年6月30日 現金及び現金同等物 2,946 2,879 受取債権 6,264 5,335 棚卸資産合計 7,619 6,384 その他 4,985 4,184 流動資産合計 21,814 18,782 有形固定資産、純額 20,521 19,244 営業権及びその他無形固定資産、純額 89,628 85,648 その他の固定資産 4,575 4,498 資産の部合計 136,538 128,172 買掛金 6,458 7,251 未払費用及びその他流動負債 9,996 8,559 1年以内に返済予定の債務 9,721 8,472 流動負債合計 26,175 24,282 長期債務 21,699 21,360 その他 21,232 21,091 負債合計 69,106 66,733 株主資本合計 67,432 61,439 負債及び株主資本の部合計 136,538 128,172 ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーおよび子会社 (単位:百万ドル) 連結キャッシュフロー情報

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2011年3月31日をもって終了した3カ月 対前年同期比 継続事業から 対前年同期比 継続事業から 対前年同期比 純売上高 増減(%) の税引前利益 増減(%) の純利益 増減(%)   ビューティー事業 4,870 5% 762 -1% 547 -3%   グルーミング事業 1,907 8% 524 13% 379 1%   ヘルスケア事業 2,962 6% 658 -1% 427 -2%   スナック&ペットケア事業 799 7% 94 -24% 61 -21%   ファブリックケア&ホームケア事業 6,088 5% 1,195 2% 754 0%   ベビーケア&ファミリーケア事業 3,968 5% 832 -6% 528 -5%    全社共通 -364 - -424 - 177 -全社合計 20,230 5% 3,641 -3% 2,873 11% 2011年3月31日をもって終了した9カ月 対前年同期比 継続事業から 対前年同期比 継続事業から 対前年同期比 純売上高 増減(%) の税引前利益 増減(%) の純利益 増減(%)   ビューティー事業 15,089 2% 2,984 2% 2,272 3%   グルーミング事業 5,969 4% 1,683 8% 1,259 8%   ヘルスケア事業 9,084 3% 2,178 -5% 1,453 -4%   スナック&ペットケア事業 2,306 -1% 264 -31% 182 -27%   ファブリックケア&ホームケア事業 18,693 2% 3,777 -8% 2,449 -10%   ベビーケア&ファミリーケア事業 11,550 3% 2,383 -12% 1,500 -11%    全社共通 -992 - -1,285 - 172 -全社合計 61,699 3% 11,984 -4% 9,287 6% 2011年3月31日をもって終了した3ヶ月 事業の買収・ 事業の買収・ 売却を含む 売却を除く 製品ミックス・ 純売上高 売上数量 売上数量 為替レート 価格 その他 成長率   ビューティー事業 5% 6% 2% 1% -3% 5%   グルーミング事業 2% 2% 1% 5% 0% 8%   ヘルスケア事業 4% 4% 1% 1% 0% 6%   スナック&ペットケア事業 7% 4% 2% 0% -2% 7%   ファブリックケア&ホームケア事業 6% 5% 1% 0% -2% 5%   ベビーケア&ファミリーケア事業 7% 7% -1% 1% -2% 5% 全社合計 5% 5% 1% 1% -2% 5% 2011年3月31日をもって終了した9カ月 事業の買収・ 事業の買収・ 売却を含む 売却を除く 製品ミックス・ 純売上高 売上数量 売上数量 為替レート 価格 その他 成長率   ビューティー事業 5% 5% -1% 0% -2% 2%   グルーミング事業 4% 4% -2% 2% 0% 4%   ヘルスケア事業 5% 5% -1% -1% 0% 3%   スナック&ペットケア事業 1% -2% 0% -1% -1% -1%   ファブリックケア&ホームケア事業 7% 6% -2% -1% -2% 2%   ベビーケア&ファミリーケア事業 9% 9% -2% -1% -3% 3% 全社合計 6% 6% -1% 0% -2% 3% ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーおよび子会社 (単位:百万ドル) 連結損益計算書情報 (対前年同期比増減%)* *これらの純売上高に係る増減割合は、継続的に適用されている計算方法に基づく概算値です。 (対前年同期比増減%)*

参照

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