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的に推進すべき事項を定めること (2) 本部本部関係課は 全国的な犯罪情勢を勘案し 本部が主導して抑止を行う種類の犯罪 ( 以下 本部重点犯罪 という ) を定め その犯罪抑止計画 ( 以下 本部犯罪抑止計画 という ) を策定すること 本部重点犯罪は 県境において続発している犯罪その他関係する本部

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Academic year: 2021

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(1)

○ 地域の犯罪情勢に即した効果的な犯罪抑止対策の推進について (平成 27 年4月1日付け香生企第 181 号) 犯罪抑止については、「地域の犯罪情勢に即した効果的な犯罪抑止対策の推進について」 (平成 25 年4月 11 日付け通達香生企第 167 号。以下「旧通達」という。)に基づく「香川 県警察本部重点犯罪等抑止総合対策委員会設置要綱」により諸対策を推進しているところ であるが、この度の組織改正に伴い、新たに別添の「香川県警察本部重点犯罪等抑止総合 対策委員会設置要綱」を定めたので事務処理上誤りのないようにされたい。 なお、旧通達は廃止する。 記 1 背景 犯罪の抑止については、平成 15 年から街頭犯罪及び侵入犯罪の発生を抑止するための 総合対策を推進してきた結果、全国では平成 14 年に戦後最多を記録した刑法犯認知件数 がほぼ半減する状況に至っているほか、本県でも平成 15 年のピークから 10 年連続して 減少し、平成 23 年には 14 年振りに1万件を割り込むものとなった。これは、地域住民、 事業者、関係団体、自治体等(以下「地域住民等」という。)と連携した防犯活動の展開 のほか、街頭での警戒活動や取締活動の重点的な推進等の対策を県警察を挙げて講じて きた成果である。 しかし、平成 26 年には 11 年ぶりに刑法犯認知件数が増加に転じるとともに、振り込 め詐欺をはじめとする特殊詐欺については、被害額が過去最悪を更新するなど極めて厳 しい状況にある。また、地域の犯罪情勢や社会構造の変化により、警察を取り巻く環境 は年々複雑となってきており、県民の警察に対する要請も多様化してきている。このよ うな中、今までの諸対策をそのまま継続していくだけでは不十分であり、警察活動を取 り巻く環境を確実に把握するなどした上で、地域住民等と連携協働し、治安上の脅威に 対して十分な耐性のある地域社会を構築していくことが重要である。 したがって、今後も、犯罪の抑止を始めとする県民の安全・安心の確保の観点から最 大の効果を上げられるよう、地域の犯罪情勢に即して警察の諸活動を戦略的に展開して いく必要がある。 このため、県警察では、本通達に基づき「香川県警察本部重点犯罪等抑止総合対策委 員会設置要綱」を定め、香川県警察本部重点犯罪等抑止総合対策委員会(以下「委員会」 という。)を設置し、犯罪を抑止するための諸対策を総合的に推進することとした。 2 犯罪抑止計画の策定 (1) 警察署 警察署は、本部による支援の下、管轄区域ごとに重点的に抑止すべき種類の犯罪(以 下「署重点犯罪」という。)を定め、その犯罪抑止計画(以下「署犯罪抑止計画」とい う。)を策定すること。署重点犯罪は、本部が提供する犯罪に関する情報のほか、警察 署が相談、警ら、捜査その他の警察活動により収集した情報を分析し、地域住民等の 安全・安心を脅かしていると認められる種類の犯罪を定め、署犯罪抑止計画において は、警察署の管轄区域はもとより、必要に応じて交番・駐在所に係る区域ごとに重点

(2)

的に推進すべき事項を定めること。 (2) 本部 本部関係課は、全国的な犯罪情勢を勘案し、本部が主導して抑止を行う種類の犯罪 (以下「本部重点犯罪」という。)を定め、その犯罪抑止計画(以下「本部犯罪抑止計 画」という。)を策定すること。本部重点犯罪は、県境において続発している犯罪その 他関係する本部及び警察署が連携して広域的な抑止活動を行うことが必要と認められ る種類の犯罪を定め、本部の各部門及び関係する警察署がそれぞれ推進すべき事項を 定めること。 なお、本部重点犯罪以外の犯罪が現に連続して発生し、又は今後連続して発生の可 能性があり、複数の警察署が連携して抑止活動を行う必要がある場合は、当該犯罪を 本部重点犯罪として随時指定する。 3 犯罪抑止戦略官の設置 警察署及び本部における実効的な犯罪抑止計画の策定及びその的確な遂行のため、部 門横断的な調整を行うことができる幹部職員として、警察署においては署犯罪抑止戦略 官及び署犯罪抑止副戦略官を、本部においては本部犯罪抑止戦略官及び本部犯罪抑止副 戦略官を置くものとし、署犯罪抑止戦略官にあっては副署長(ただし、香川県警察の組 織に関する訓令(平成 12 年本部訓令第6号)第 30 条2項の刑事官を置く警察署にあっ ては当該刑事官)を、本部犯罪抑止戦略官にあっては生活安全部長をもって充て、署犯 罪抑止副戦略官にあっては生活安全課長(生活安全・刑事課長)を、本部犯罪抑止副戦 略官にあっては生活安全企画課長をもって充てるものとする。 (1) 署犯罪抑止戦略官の行うべき業務 ア 署犯罪抑止計画の策定及び遂行に際しての各種対策の総括 イ 警察署管轄区域及びその周辺の犯罪の発生状況、発生環境(犯罪を容易にし、又 は助長する要因その他犯罪を取り巻く環境をいう。以下同じ。)等に関する情報の収 集及び分析の総括 ウ 警察本部から提供を受けた犯罪の発生状況、発生環境等に関する情報の分析の総 括 (2) 本部犯罪抑止戦略官の行うべき業務 ア 本部犯罪抑止計画の策定及び遂行に際しての各種対策の総括 イ 情報分析支援システム等を用いた管内の犯罪情勢の分析及び各警察署が独自に行 った犯罪情勢分析の集約 ウ 各警察署が行う署重点犯罪の選定及び署犯罪抑止計画の策定に際しての上記分析 結果を踏まえた支援及び必要に応じた警察署間の調整 エ 署重点犯罪及び本部重点犯罪の発生状況、発生環境等に関する情報の集約及び当 該情報の警察署への提供の総括 オ 各種システム、統計等の効果的な活用方策の検討及びその成果の警察署への提供 カ 関係する他の警察本部の本部犯罪抑止戦略官との緊密な連携及び犯罪抑止計画等 に関する調整 (3) 副戦略官の行うべき業務 署犯罪抑止副戦略官は署犯罪抑止戦略官の業務を、本部犯罪抑止副戦略官は本部犯

(3)

罪抑止戦略官の業務を補佐する。 4 配意事項 本通達に基づく諸対策を実施するに当たり、特に配意すべき事項は次のとおりである。 (1) 地域住民等との連携協働による総合的な犯罪抑止対策の推進 警察署及び本部は、その犯罪抑止計画において、地域住民等との連携協働が効果的 に行われるよう、署重点犯罪又は本部重点犯罪ごとに、連携協働の相手方となる者の 果たすべき役割及びその相手方に対して行う情報提供等の支援に関する事項をできる 限り具体的に定めること。 なお、連携協働の相手方として、これまで警察と協力してきた者・団体にのみ依存 することなく、より広範な連携協働を図ることによって、総合的な犯罪抑止対策を強 力に推進すること。 (2) 情報等の相互提供・活用 警察署及び本部の各部門は、犯罪抑止計画に基づく各種対策の実施によって得られ た知見等、犯罪抑止計画の見直しや更なる推進に資すると認められる情報及びその分 析の結果を、署犯罪抑止戦略官及び本部犯罪抑止戦略官を通じて相互に提供し、活用 すること。 (3) 予測と検証に基づく臨機応変な犯罪抑止計画の見直し 犯罪抑止計画に基づき推進する対策については、関係する各部門においてその効果 を予測し、一定期間経過後にその検証及び効果測定を行うなど、臨機応変な見直しを 図ること。 (4) 他の施策との連動 犯罪の起きにくい社会づくりや非行少年を生まない社会づくり、犯罪インフラ対策 その他諸対策における各種対策と緊密に連動させること。 5 計画の始期 平成 27 年1月1日とする。

(4)

別添 香川県警察本部重点犯罪等抑止総合対策委員会設置要綱 1 設置 本部に、香川県警察本部重点犯罪等抑止総合対策委員会(以下「委員会」という。)を 設置する。 2 任務 委員会は、県民の警察に対する多様な要請や県民に不安感を生じさせている身近な事 案、事件に迅速かつ的確に対応して安全・安心を確保するため、必要な対策を総合的に 検討し、その効果的な推進を図ることを任務とする。 3 構成及び運営等 (1) 委員会は、委員長、副委員長及び委員をもって構成し、それぞれ次に掲げる者をも って充てる。 委 員 長 本部長 副 委 員 長 生活安全部長(本部犯罪抑止戦略官) 委 員 警務部長、刑事部長、交通部長、警備部長、首席監察官、地域監、 学校長 (2) 委員会は、委員長が必要に応じて招集し、これを主宰する。 (3) 委員長は、必要があると認めるときは、委員以外の者に対し、委員会への出席を求 めることができる。 (4) 委員長に事故あるときは、副委員長が委員長の職務を代行する。 (5) 委員は、各所掌分野について委員長を補佐する。 (6) 委員会の庶務は、生活安全企画課において処理する。 4 幹事会 (1) 本部重点犯罪等の抑止に関する事務について委員会を補佐し、犯罪情勢を集約分析 するとともに、犯罪抑止計画の企画・立案、総合調整の実施及び警察署の犯罪抑止計 画の策定等の支援を図るため、委員会に重点犯罪等抑止対策幹事会(以下「幹事会」 という。)を置く。 (2) 幹事会は、幹事長、副幹事長及び幹事をもって構成し、それぞれ次に掲げる者をも って充てる。 幹 事 長 生活安全部長 副 幹 事 長 生活安全企画課長(本部犯罪抑止副戦略官) 幹 事 警務部 総務課長、広聴・被害者支援課長、企画課長、人事課長、 会計課長 生活安全部 人身安全対策課長、少年課長、生活環境課長、地域 課長、通信指令課長 刑事部 刑事部参事官、刑事企画課長、捜査第一課長、捜査第二 課長、組織犯罪対策課長、鑑識課長 交通部 交通企画課長、交通指導課長 警備部 公安課長、警備課長

(5)

(3) 幹事会の運営は、委員会の運営に関するこの要綱の規定を準用する。 (4) 幹事会の庶務は、生活安全企画課において処理する。 5 部会 (1) 本部重点犯罪等抑止計画(以下「計画」という。)を策定するとともに、計画の推進 状況及び一定期間ごとにその効果を検証するため、幹事会に犯罪抑止等対策部会(以 下「部会」という。)を置く。 (2) 部会は、部会長、副部会長及び部会員をもって構成し、それぞれ次に掲げる者をも って充てる。 部 会 長 生活安全部参事官(生活安全企画課長) 副 部 会 長 刑事部参事官(刑事企画課長) 生活安全部参事官(人身安全対策課長) 部 会 員 警 務 部 総務課広報官 広聴・被害者支援課課長補佐(広聴) 企画課課長補佐(企画) 会計課課長補佐(装備) 生活安全部 生活安全企画課管理官(犯罪抑止対策官) 生活安全企画課課長補佐(犯罪抑止対策) 生活安全企画課課長補佐(企画・指導) 人身安全対策課課長補佐(子供・女性安全対策) 人身安全対策課課長補佐(ストーカー・DV指導) 少年課課長補佐(企画) 少年課課長補佐(少年事件指導) 生活環境課サイバー犯罪対策室室長補佐 地域課課長補佐(企画) 地域課課長補佐(指導) 通信指令課課長補佐(企画・職務質問指導) 刑 事 部 刑事企画課課長補佐(企画・指導) 刑事企画課課長補佐(統計・捜査支援・情報分析) 捜査第一課課長補佐(強行犯第二) 捜査第一課課長補佐(盗犯) 捜査第二課課長補佐(知能犯) 組織犯罪対策課調査官(総務担当) 鑑識課調査官(企画担当) 交 通 部 交通企画課課長補佐(企画) 交通指導課課長補佐(指導取締り) 交通指導課課長補佐(事件) 警 備 部 公安課課長補佐(外事) 警備課課長補佐(警備事件) (3) 部会の運営は、委員会の運営に関するこの要綱の規定を準用する。 (4) 部会長は、部会の検討結果、計画の推進状況、効果の検証結果等について、委員会

(6)

に報告しなければならない。

参照

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