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「動物園」と研究する―動物園で研究試料を手に入れる方法―

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Academic year: 2021

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Title

「動物園」と研究する―動物園で研究試料を手に入れる方

法―( 本文(Fulltext) )

Author(s)

畑瀬, 淳; 早川, 大輔; 中道, 正之; 楠田, 哲士; 森角, 興起

Citation

[哺乳類科学] vol.[54] no.[1] p.[131]-[134]

Issue Date

2014

Rights

The Mammalogical Society of Japan (日本哺乳類学会)

Version

出版社版 (publisher version) postprint

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/52665

(2)

©日本哺乳類学会

2013 年度大会ミニシンポジウム記録

は じ め に 近年,動物園(JAZA に加盟する「動物園と水族館」:以 下同義)と研究機関が連携した研究事例が目立ちはじめた. しかしながら,行動研究の分野から,「野生下でない動物た ちから何がわかるのか?」といった疑問の声や,他分野の 研究者からは「動物園からの試料入手法が知りたい」といっ た声を耳にする.一方で,動物園も研究がままならず,動物 を死なせた場合も何か役立てたいと思いながら処分するこ とも多い.この企画は,協働の実践事例から,試料提供する 動物園と,試料を使って研究する大学研究者との橋渡しの きっかけ作りを目的とした. 動物園での行動研究の可能性と必要性 動物園で暮らす動物の環境は,野生場面と比べれば大き く異なる.近年,生態展示や行動展示と呼ばれるような展 示・飼育環境に代表されるように,動物園動物が暮らす環境 の改善は着実に進んでいるが,それでも,その広さや複雑さ は野生場面とは比べようもない.それでは,私たちが目にす る動物園動物のくらしぶりは,野生でくらす動物とはどれ ほど異なるのだろうか.残念ながら,この疑問に十分に答え ることができるほど,動物園動物を対象とした行動研究は 活発ではない. 日本とアメリカの動物園で私が行ってきた,大型草食動 物とゴリラ(Gorilla gorilla)を対象とした行動研究の結果を 見てみよう.キリン(Giraffa camelopardalis)は誕生直後か ら母が子から離れて過ごすことが多く,置き去り型哺育を 示すと言われている.京都市動物園で観察した,1 頭のメス のキリンが初産と 2 産目の子どもに対して行った子育ても, まさに置き去り型であった.互いに首を伸ばせば届く範囲 にいる時間は,生後 1 カ月目から 1 年を過ぎる頃まで変わ ることなくわずかな時間であり,子が授乳を求めても母の 拒否行動が頻出し,授乳してもらってもその終了は母の動 きによって行われていた(投稿準備中).他方,クロサイ (Diceros bicornis)は追従型の子育てをすると言われている. 安佐動物公園で観察したクロサイの母子は,生後 1 年間の ほとんどの時間を 1 頭胴長の距離内で過ごし,授乳行動に ついても,母は子に対して許容的であった(投稿準備中). つまり,動物園で暮らしているキリンでもクロサイでも, 野生場面と同じ子育てパターンを示し,さらに,動物園で は,もっと詳細な行動記録が得られることがわかる.アメ リカのサンディエゴ野生動物公園(現サファリ公園)のゴ リラで記録した,12 年間にわたるメンバー間の親和関係の 推移(Nakamichi et al. in press),棒を投げて,放飼場内の木 の葉や実を取って食べるという,野生場面では皆無に近い 道具使用行動(Nakamichi 1999),さらには,母子交換によ る子育て(中道 2007)など,野生場面では観察が不可能と 思えるようなことが,動物園では詳細に記録できる. 動物園動物を対象にした行動研究には種々の制約はあ る.しかし,野生場面に比べて詳細なデータを,長期間にわ たり継続して収集できるし,野生場面では稀有な状況(例え ば,上述のゴリラの道具使用や母子交換による子育て)を記 録することもできる.動物舎の新築のように飼育環境が変 わった時の動物の行動も定量的に記録できる.さらに,夜間 の行動観察も赤外線カメラなどを用いることで,かなり容 易にできる.野生場面では実施が難しいと思えるこのよう な行動研究から得られる成果は,当該の動物そのものの理 解に大きく貢献するだろうし,動物園動物としての飼育・管 理にも役立つはずである. それでは,実際に動物園での行動研究を成功させるため には何が必要だろうか.行動研究者の立場から考えてみよ う.新しい動物を対象に観察を開始するときには,その動物 の一日のくらしぶりを知ることが不可欠である.これは動 物園動物も同じことである.同時に,その動物を世話する飼 育担当者の一日のくらしぶりもしっかりと知っておくこと が大事である.観察対象個体を最もよく知っているのは飼 育担当者であるが,飼育担当者は,行動研究者ほどには, 長時間にわたって継続して動物を見つめる時間を作り出す ことは難しい.飼育担当者と研究者のどちらもが,自分たち が得た情報をお互いに密にやり取りすることが双方にとっ てとても重要なことであると思うが,このやり取りを十分 に行うためにこそ,研究者は飼育担当者の日常も知る必要 があると思う.この先に,飼育担当者と行動を観察する者 が,共同研究者として相互に位置づけることができ,そし て,共同研究の成果として明らかになる「動物の生き様」を, 来園者にも共有してもらえる道が開けるだろう. 最後に,「出会いと別れの動物園行動学」を提案したい. 動物園では,動物の出産(誕生)と死,一時的な集団からの 分離と再導入,他園からの導入と他園への移動などは,日常 的な出来事である.これらの出来事は,動物同士の出会いと 別れ,動物と飼育担当者との出会いと別れ,さらには,来園 者が動物と出会い,別れることでもある.動物園でのこのよ うな日常を,出会いと別れという視点で,動物の行動観察だ けでなく,飼育担当者や来園者の心情にも問いかける調査

「動物園」と研究する―動物園で研究試料

を手に入れる方法―

畑瀬  淳

1

,早川 大輔

2

,中道 正之

3

楠田 哲士

4

,森角 興起

5 1広島市安佐動物公園 2わんぱーくこうちアニマルランド 3 大阪大学大学院人間科学研究科 4岐阜大学応用生物科学部 5横浜市立金沢動物園

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畑瀬 淳 ほか 132 を実施することによって,新しい知が得られると思う. (文責:中道正之) 動物園と大学の共同研究における両者の考え方の相違: 繁殖生理研究を例に 動物園動物の繁殖生理について,動物園との共同研究(主 に,糞を用いた非侵襲的なホルモン分析法の研究)を十数年 来行ってきた.この間,多くの絶滅危惧種の基礎的な繁殖生 理が明らかになり,これにより生理学的な妊娠診断法が実 践的に取り入れられるようにもなってきた.しかし,この研 究を進めていく中で,動物園と大学の双方の立場や考え方 (目的や目標の主軸)には,僅かな違いがあることに気が つき始めた.ある人の言葉を借りれば,「医学」と「治療」, 「音楽学」と「演奏」,「繁殖研究(繁殖学)」と「繁殖の実 践」の違いということかもしれない. 動物園側は,飼育している「個体」の生理状態を知りた いのに対し,大学側は「種」としての生理の一般的特性を明 らかにしたい.繁殖生理を解明したい大学と繁殖管理を確 実にしたい動物園の思いが,当初は合致して共同研究が進 められる.大学にとってはそれが研究論文になれば成果に なるし,動物園にとってはそれが飼育や繁殖の参考になり, 繁殖がうまくいけば万歳となる.すなわち,「研究」として だけではなく「検査」としての実践を伴っているのである. 実際には,繁殖生理を解明できるまでは,それを実践的に 使って繁殖管理に反映させることは,たいていの場合難し い.生理が解明できた時点で,大学側は研究機関としての役 目を一旦達成できたことになり,実践に使う「検査」段階で は,すでに「研究」ではなくなっているという矛盾が生じる (図 1).しかし,何年も何世代も何個体も,「個体」の「検 査」や「実践」を長期に積み重ねていくことで,「種」とし ての「研究」データが蓄積され,真の生態が解明できてい く,ということを忘れてはならない.まさに「繁殖の実践が 繁殖学」になるのである. 検査になった段階で大学が手を引いてしまうと,動物園に とっては,何のための共同研究だったのか分からない.大学 としては本来の姿かもしれないが,絶えず実践である動物園 との間には亀裂が生じるだろう.「繁殖研究」か「繁殖の実 践」か,「研究」か「検査」か,「種」か「個体」か,いずれ も同じことのようだが,この言葉の違いは大きい.このこと が共同研究における両者間のトラブルの根源だろうと思わ れる例をよく見聞きする.しかし,双方にはそれぞれの専門 性と存在意義があり,異なる職務があるため,避けられない 部分でもある.互いの事情を理解し合う(理解しなくても認 識し合う)ことで,ある程度のトラブルは回避でき,それが 研究や繁殖の体制強化や共同研究の発展につながるだろう. しかし,このことは本質的な話ではない.絶滅危惧種の 繁殖に関わる共同研究は,その種の保全に,動物園と大学が 一丸となって取り組んでいるということを,共に忘れては ならない.それぞれの職務(目先の目的)は,繁殖の成功 (動物園)であったり,研究論文(大学)であったりするか もしれない.共同研究であるのだから,研究データは動物園 の成果でもあり,繁殖の成功は大学の成果でもあるはずだ が,その意識が互いに希薄であるようにも思える.それらを 共有しながら,その先の「生物界の解明」「種の保存」「生物 多様性保全」に貢献したいという思いで,同じ目標を見てい なければならない.理想論かもしれないが,それが真の「協 働」研究だと考える.直面するいくつのも現実をクリアしな ければならないが,この理想の仕組みを実現させられるよ う,今後も動物園と一緒に思案を続けていきたい. 本稿の内容は楠田(2013)に詳しい.あわせてご覧いた だければ幸いである. (文責:楠田哲士) 動物園と研究 ~動物園としての課題~ 動物園・水族館の重要な事業目的の一つとされている調 査研究の実情は,内容や水準,公開件数ともに,大学や博物 館と比べるとかなり見劣りをすることは否めない.その原 因として,飼育職員の採用形態,待遇,業務の多忙,低予算 などが挙げられる. 採用形態とは,古くから,動物園の飼育職員は技術者と してではなく,作業員(公立では現業)として採用・処遇 されてきた歴史がある.一人一台のパソコンが貸与されな いどころか,独立した事務机も与えられないといった動物 園も存在した.動物園において,技術者として扱われたのが 獣医職だけであった時代は長く,飼育職員が科学的な研究 に触れる機会は少なかった.そのため,飼育職員の間にはな がらく研究に関して理解する文化が根付かなかった.片や 水族館では,飼育職員に大卒等水産技術者を採用してきた 伝統があり,動物園に比べると研究に関する認識は高く,実 績もあげている.ここで重要なのは水族館の飼育職員がす べて大卒というわけではないが科学的研究に対する組織の 理解が構築されているため,高卒の職員に対しても,自然に 組織内教育が行われ,発表手法一つとってみても学術的に 洗練されているという点が特徴的であった.昨今,理由は 様々であるが大卒技術者を採用する流れが一般化しつつあ る.よって,この点においてはかなり改善されており今後の 進歩も期待できる.しかし,予算上の問題による研究の停滞 は如何ともし難く,物品の購入やパソコンの整備,検査費 用,郵送費用あらゆる面で支障をきたしている. 以上の要因の他にもっと根本的な問題がある.一つは,設 置者である行政や経営者が研究を必要であるとする認識が ゼロ,または著しく低いことにある.これはあまりに根本的 な問題すぎてたちが悪いが,経営者サイドに立って事業に優 先順位をつければ,昨今の動物園に求められている行政等の 要求を考えると致し方ないことかもしれない.もう一つの要 図 1.共同研究はいつの間にか研究から検査へ移行していく.

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因は,飼育職員が現場の業務で忙しすぎることにある.現在 の動物園の経営環境は,指定管理者制度の導入以来,入園者 数と利益追求に偏重し,現場の職員は集客を目的としたイベ ントの企画と実施に多くの労力を割かれている.研究はもと より動物を健全に飼育するという動物園の根幹をなす業務 にすら支障をきたすような状況であり,とにかく現場の職員 は忙しい.これでは,研究どころではない.この問題の解決 策として,横浜市では非公開の研究専門施設,横浜市繁殖セ ンターを設立し動物園業務とは切り離して運営をしている. 残念ながら学芸員や研究職として選任されているわけでは ないため,おのずと研究成果には限界があるが発展の可能性 がある一形態であることは確かである. 組織体制が未整備なうえ研究選任スタッフの雇用がない ため,代わりに大学との連携を強化しようという流れが生 じるのは必然である.ここ十数年学生の間では,野生動物 保全や動物園に関わる研究も人気傾向となっており,卒業 研究のために動物園を利用することが増加し,動物園で卒 論を書いた学生が大学の教員となる例も出てきている.と ころが,学生を送り込んでくる大学側の姿勢が大きく二つ に分かれてしまう.一つは自らの研究対象として動物園を 選定し,学生を送り込むタイプ,もう一方は,残念なことに 卒論をこなさせるためだけに学生のみを送り込み放置して しまうタイプである.後者のように,キリンの子育て的に 置き去りにされると現場はたまったものではない.この状 況を避けるため,まずは大学教員が研究者としてテーマを 選定していることを確認し,動物園と大学の間で共同研究 協定を結ぶことを提唱したい.もちろん,受け入れる動物園 側にも無理解と非常識な所が多々あり,大学を無料の検査 センター的な認識で利用しているきらいがある.大学の研 究は奉仕ではなく,目的を達成するための手段であり,そこ には経費と手間がかかるという認識が動物園には希薄であ る.動物園側の低予算や糞中ホルモンなど特殊な検査の必 要性から,受け入れてくれる大学に依頼が集中するのは致 し方がないのであるが,今後,今以上に両者に利となる関係 が持てるように相互理解を深めてゆかねばならない. すくなくとも,著者が奉職して二十数年の間に職員間で 研究に対するアレルギーはなくなったと思う.大学との垣 根も格段に低くなった.下地はすでにできている.あとはシ ステムを整えるだけである. (文責:森角興起) 動物園と大学それぞれの事情 ~歩み寄りの一歩~ 公立動物園の現場職員の立場からまとめたい.まず,十 歩譲って,昨今人気の野生動物観を錯誤させる動物園類似 施設と,配信するマスメディアに感化された世間への問題 は別の機会に譲るとしよう.それらを差し引いても,国内の 動物園が真っ当に「博物館」として社会認識されたことはな い.これは,設置者の意識的課題と,それを[悪し]としな い文化・社会構造に起因するものが少なくない.しかしな がら,動物園は「原石だらけの鉱山のような場所」である. ただ,残念なことに動物園人の多くは,原石の識別法も研磨 法も知らない.一方で,今ほど大学で野生動物が注目された 事もない. 言うまでもなく,動物園は博物館の一形態であり,動物の 収集・保存,展示・普及,調査・研究などの業務をこなすべ き施設である.ところが,動物園業界に働く人数のわりに研 究や標本化に心血を注ぐ人材が少ない.さらに,興味があっ ても環境に阻まれる場合も少なくなく,広島市安佐動物公園 の場合も例外ではない.例えば,標本を作る余裕がないと, 死体を溜め込むか,処分するかしかない.大きくない冷凍庫 は天井まで死体で埋め尽くされ,次に保存すべきものができ た(死なせた)時,「だれ 4 4 を処分するか?」悩むのである.何 とか仕上げた標本も,燻蒸施設や収蔵庫がないため,骨でさ えまともな保管がかなわず朽ちてゆく.「誰か,外部の研究 者が利用してくれたなら……」と悩むことも多い. そこで動物園側への提案である.近年,外部への標本 ・ 試 料提供を行なう動物園が増えている.主な目的に,成果を 「希少種の繁殖」など現場に生かすことと,共同研究者とし ての業績がある.当然,発信時に名を連ねるには,動物園が 「博物館」としての自覚を持ち,共同研究者に見合うスキル を身につけねばならない.また同時に,大学 ・ 大学院で 「野生動物」を経験し,動物園への就職を目指す若者も増え ている.希望に満ちた新人たちのやる気を決して削がぬよ う,研究施設としての機能を強化していくのも動物園人たる 我々の役目と考えたい.そして,共同研究を重ねた先で,大学 を「研究と教育のライバル施設」と呼ぶことを目標としよう. 続いて大学 ・ 研究者へのお願いである.各動物園には, 博物館であることを誇りに精進してきた職員が少なからず 存在する.唐突ではあるが,彼らを評価し,動物園に博物館 としての自覚を促すため,「飼育員」と呼ばないでほしい. 今や一般名称的感のある呼称だが,本来は役所の現業職 (作業員)をさす職名の一つである.飼育員は個人の能力に かかわらず,指示された作業のみが仕事であり,自ら考えて 実行する権限を持たない.それではまともな仕事ができる わけも無く,獣医師などの行政職員がこっそりと代行起案 を行なう事例を耳にする.これは,動物園をレジャー施設と 位置付け,専門(行政)職員を採用してこなかった自治体の 「負の遺産」でしかない.一方で,「技師」や「学芸員」など の専門職員を採用する動物園も増加している.前向きに活 動する両者を区別しないため,従来の「飼育係」や「飼育担 当者」,「Keeper」など仕事の内容で表現してほしいのであ る.次に,虫のいい話であるが,試料提供を受けた場合,「共 同研究者」として名を連ねさせてほしい.その理由が二つ. 一点は,動物園を管轄する上位部局では,「自治体の財産を 試料提供する理由が理解できない」ことに起因する.「共同 研究」は業績と判断され,魔法の呪文のごとく事を容易にす る.もう一点はサンプリングの困難さで,飼育下とはいえ野 生動物の捕獲・保定には,採材者の安全確保とともに動物の 脱出や事故死などのリスクが付きまとい,匠の技を必要と するためである. 最後に参加いただいた諸氏,読者への提案である.現実 に両者は,複雑な事情を抱えながら,協働の道を探り続けて いる.違う立場の相手と協働するには,個人レベルでの直接 の繋がりと対話が欠かせない.都合よく,日本哺乳類学会 の大会の場では,いろいろな立場の人に出会う.ポスター会 場や懇親会での名刺交換,休憩室での雑談から新たな研究 が始まることも珍しいことではない.まずは,この話題に興 味を持った者同士,話をしてみよう. (文責:畑瀬 淳)

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畑瀬 淳 ほか 134 お わ り に 集会の冒頭でもお話したが,「これほどまでに立場や目的 が違っているものをまとめることができるのか?」実のと ころ,このテーマに手を出してしまったことを少し後悔し ていた.ところが,決して条件がいいとは言えない時間帯で の開催にもかかわらず,動物園業界人,研究者はもとより, 多くの学生諸氏のおかげで参加者は 80 余名を数えた.そし て,演者はじめ,多くの参加者らに助けられ無事進行 ・ 収拾 できたものの,内心冷や汗ものであった.しかし,注目に値 するテーマである.これで終わらせることなく,今後へ繋げ たい. (企画者:畑瀬 淳,早川大輔) 引 用 文 献 楠田哲士.2013.動物園と大学の共同研究における現状の体制 と課題~動物園動物の繁殖生理学研究の場合~.動物園研 究 13/14: 8–16.

Nakamichi, M. 1999. Spontaneous use of sticks as tools by captive gorillas (Gorilla gorilla gorilla). Primates 40: 487–498. 中道正之.2007.ゴリラの子育て日記.昭和堂,京都,228 pp. Nakamichi, M., Onishi, K., Silldorf, A. and Sexton, P. 2014. Twelve-year proximity relationships in a captive group of western lowland gorillas (Gorilla gorilla gorilla) at the San Diego Wild Animal Park, California, USA. Zoo Biology (in press).

Jun Hatase, Daisuke Hayakawa, Masayuki Nakamichi, Satoshi Kusuda and Kouki Morikaku: A report on the mini-symposium “Doing cooperative research with “zoos” —How to get research material at zoos” at the Joint Congress of the 29th Annual Meeting of PSJ and the Annual Meeting of MSJ 2013 著 者: 畑瀬 淳,〒 731-3355 広島市安佐北区安佐町動物園 広島市安佐動物公園  [email protected] 早川大輔,〒 780-8010 高知県高知市桟橋通 6-9-1 わんぱーくこうちアニマルランド 中道正之,〒 565-0871 吹田市山田丘 1-2 大阪大学大学院人間科学研究科 楠田哲士,〒 501-1193 岐阜市柳戸 1-1 岐阜大学応用生物科学部 森角興起,〒 236-0042 横浜市金沢区釜利谷東 5-15-1 横浜市立金沢動物園

参照

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