1 東大日本史のみかた34〔問題編〕 こんにちは,日本史の岡上です。この「東大日本史のみかた」も連載10 年目です。今年度も東大の最新の 問題の解説と,その問題の根底にある「東大が受験生に問いたい(知っておいてもらいたい)日本史」につ いて考えていきたいと思います。 さて,第34 回となる今回は 2018 年の東大日本史の第1問を取り上げてお話をしていきたいと思います。 さぁ,しっかり問題を考えてみてください。 【2018 年度 東京大学 文科前期 第1問】 中国の都城にならって営まれた日本古代の宮都は,藤原京(694~710 年)にはじまるとされる。それまで の大王の王宮のあり方と比べて,藤原京ではどのような変化が起きたのか。律令制の確立過程における藤 原京の歴史的意義にふれながら,解答用紙(イ)の欄に 6 行以内で説明しなさい。なお,解答には下に示し た語句を一度は用い,使用した語句には必ず下線を引きなさい。 官僚制 条坊制 大王宮 大極殿
東大日本史のみかた34
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