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収縮性心膜炎

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Academic year: 2021

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51 変法:内服方法は遵法と全く同様,但し内服当日は 菜食とする。薬は原法と同様。但し両薬を同時に内服 せしめる。薬の総量は原法は(24十14)であるが,変法 は:(20十12)である。 附記: (1)2日3回法(ms量ti同量,夜,早朝,夜,内服)を 試みた佛ま第2目早朝内服後に心身の安静を保ち難い 為か副作用を訴えるものが多かった。 (2)寄生の軽重判定は糞便0。5gr試験管濾紙培養法 (25∼30。C,蒸溜水使用)10日目迄の仔虫総数による。 (仔虫数50以下の場合は:1回だげの内服で完全駆虫の可 能な場合が多い。多数寄生の場合時としで第=:次治療 を要するが其時依少量の内服で可能である)。 ㈲ 駆虫後の虫卵陰癬は早きは数日,遅きは数週以 上に及ぶが,目下は30日以内の所見(浮游法培養法併 用)で決定している。 (4)副作用を訴える場合は:概ね初回内服後だけであ る。 (初回は更に減量可能なとともあるので目下検討 中である)。 ㈲ 絶食並びに下剤は用いなくでも何等の心配はな Vio (追加) 長 野 寛 治 私共lt# tw年以来傍豆の初島で糞便の処理には触れな いで,ただ治療だけによつで寄生虫予防に対しどの程 度の成績が得られるかに就て研究しでおるのでありま すが,十二指腸虫に就で述べると,従来一般に行われで おる諸法によつでは完全駆虫を得難く,従って再感染 が続出したのであ;)ましたが演者の述べた原法の応用 で始めて完全駆虫が得られ本年夏期には再感染が発生 しなかった。即ち初島の十二指腸虫は根絶したものと 確信しでおります。演者の変法は原法に比し利点が多 いので,今後少なからず役立つもa.であると恵います。 47.敬縮性心膜炎 (外科)太田八重子皆川健次 服部淳 心膜炎の後遺症として,心膜が勝腹性に肥厚し,心 臓との聞に癒着を生じで心臓の拡張を妨げられた状態 が所謂収縮性心膜炎と云われでいる。 との収縮1生心膜炎に対する手術は:すでに1924年瀬尾 教授が発表せられ,榊原享,福田保教授らの発表があ り,最も古くから手がけられた心疾患の一つである。 しかもその後久しく報吉’に接せず等閑視されていたか の観があった。昨年京大緒方氏が一例,東大三枝氏が 四例の手術軽快例を報告しでいる。両氏とも臨床的IC は軽快するが近接カテ・・’テル検査成績には改善は余り みとめられないと云う。 手術時剥離す導き範囲,その他についてHolman は右心,大静脈開口部附近の劇離を,Overholtは左 心室の剥離を強調しているが未だ定説を得られぬ現況 であるQ我々の教室でも今夢現5例の手術例を経験 し,2例は死亡したが,3例は軽快乃至良好な経過を得 ている。例えば静脈圧が下降し,血圧は上昇,循環時 聞は短縮し,血漿蛋白,就中血漿アルブミンの増加, 腎臓クVアラソス成績の好転,肺機能の好転を来し, 叉心悸無難,呼吸困難の減少,肝腫脹の減少,頸囲腹 囲の縮小をみでいる。 術式はすべで胸骨正中切開法により,出来るだけ広 範囲に可能な限り切除したが,左心室後面の広い剥離 にぽ稽々困難を感ずるのでOverholtのRva i/こ従えば他 の切開法が必要かと思われる。 これらは今後の臨床的並に実験的検討にまつ所であ ろう。 48.炎症に対する外科的処置の再検討 (外科)岸 本 頼 子 急性化膿性疾息は,外科臨床上極めて重要な位置を 占めており,之に対する外科的処置の効あるtとぽ, 昔から経験上証明せられているとtろである。然し, その作用機序に関しでは未だ不明の点が多いのであ る。そこで,私ぱとの問題を炎症組織圧の面より検討 し.でみたいと思い実験を行った。 まつ,家兎の皮内に黄色葡萄状球菌による炎症を作 製し,組織圧を測定してみるに,中間層の圧が最も高 く,中心層が之につぎ,外側層が最も低い。然るに, 之に外科的処置を行うと,全体に圧の低下をみる。そ しで,中心層に最も著しい低下をみ,中尊層,外側層 は之につぐ。そこで,更にかかる炎症に対しで,外科 的処置を行は:ないで,冷湿布,化学療法等を行い,そ の際の組織圧を測定しで,その変動を前者と比較検討 してみた。 49.Klebsiella pneumoniae l二よる全眼球炎 (群盗 眼科)南 丈 子 Kebsiella pneumoniae(い:わゆるFriedltinder氏 肺炎桿菌)による限疾患の記載は一般に極めて少い が,特に本菌にによる全眼球炎は吾国でぱ未だ報告さ れでいない。 実験例:20才の男子。昨日工事中石の破片が右眼に 飛入,眼痛及び視力障害のため某国に受診,ペニシリ ン30万単位注射の後翌日本院に紹介された。右眼視力 =手動。眼瞼の腫脹,眼球結膜の充血浮腫が高度で角 膜に穿孔創があり,前房蓄膿を認め,X線照射により 眼内に異物らしき存在を証明した。直ちに1前房穿刺を 行い,血液寒天に細菌を培養,ペニシリン及びストレ プトマイシンで前房洗源,更にペニシリンの筋注及び サルミックスを投与す。2日後再び上記の前房穿刺及 一 258 一

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