JAIST Repository
https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 日本・アジア新興国の裾野産業競争力変化と経済危機 の影響 : アジア通貨危機から東日本大震災まで Author(s) 馬場, 敏幸 Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 975-978 Issue Date 2012-10-27Type Conference Paper Text version publisher
URL http://hdl.handle.net/10119/11182
Rights
本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.
ど 化がない。 は 用 も 化がな く、 には行動の 化までは っていないこ とが考えられたため、消費者は 来 こりうる 環境 を過 評価していたのではないかと できる。 4.結 本研究では消費 を対象としたアンケート 調査により、 の被 の大 によって意識の 化に 域 が生じ、生活に をきたす ど の かった の 域で消費 の価 が 上 し、消費 の 要性に いたという結果 が得られた。また、全 的に消費 に対する価 観 化はあったものの、 用 を えるよ うな行動の 化までは っていないことも明 らかとなった。そして、消費 に対する価 観 化というものは 200日 内に の価 観 ろうとする 性をもつという特性も発見 することができた。さらに、 行研究で行 れ た環境 の 定と の を 験した 域とをライ スタイル ザード ップを用い て すると、 と環境負荷( 用 )の 評価に いが られ の を生活に をきたすような とするなら 、生活者は の生活において環境 を 定することは しく、 における価 観を過 評価して いた可能性が された。 別に 的に価 観 化を見ていくと、 生活者は楽し を重 し、生活の さを 容 していることが かった。また、環境 を 定した場合では消費 全 で価 の減少が られたが、 に を 験した場合では価 が減少したのはア ティ を中心とした ものに られ、生活の さをある 容で きると考えられる。しかし 観 されたのは あくまで価 観または意識の 化であるため、 においてどのような要因があれ 行動 の 化 とつながるのか、 のさらなる研究 が 要である。
用文献
[1] International Energy Agency .『World
Energy Outlook 2008』,197-217,249-276(2008).
[2]Oxfam . 『Oxfam Research Report, June 2011』, 12-15(2011). [3]古川柳蔵. 『環境 におけるイノ ー ン』 大学出 会,29-44 (2010). [4]石田秀輝,古川柳蔵, 通グランドデザイン・ ラ ラトリー.『キ が大 になる に。』日 刊工業新聞社,12-19(2010). [5]増田 ,石田秀輝,古川柳蔵.「ライ スタイ ル・ ザード ップ 手法の高 化に関す る研究- 計調査を用いて-」『研究・ 計画学会 25 年 学 大会 要 集』, 440-443 (2010). [6] 業 資源エネルギー庁. 『日本のエネ ルギー2010』,37-40(2011). [7] 法 環境研究 . 日本の 室 果 ス 出 デ ー タ ,(2011). http://www-gio.nies.go.jp/aboutghg/nir/nir-j.h tml#e
2I30
日本・アジア新
の
業
化と
機の影響
アジア通
機から
日本大
まで
場 法 大学) 1980 90 年代 にかけて、アジアでは部 ・ ・機 などを日本に る、アジアの 構造 が 題となった。その アジアの工業化は 展し、もはや日本の が工業発展 ではなくなった。 の 子 業のように、日本を するようなケースも 見されるようになった。 こうした中、 業分 での日本 は 続しているのだろうか。この に対し、本項ではいく つかの で分析を行いたい。 一がアジアの 業分 での日本 の そのものの である。 また、 二がアジア新 の と 構造の 化の である。そして、 がいくつかの 的 動が 構造にどのような影響を与えたのかについての である。 これらの のため、本論では の分析を行った。 一が、日本とアジア NIEs、アセアン、中 との 自動 部 、 子部 、 )の分析である。 二が上 域の代 についての 状 の 観察である。 的には、中 およ 、アジア NIEs については 、アセアンについてはタ イについて分析を行った。 一の分析では、 務 計の「 域別・主要 別 出 の 年)」をもとに、アジア NIEs、ASEAN、中 のデータを抽出して計 を行った。 二の分析では、タイ 1988 2011 年)、 1988 2011 年)、中 1992 2011 年)の 別の データを 連 計デ ータ ース UN comtrade)より抽出して計 を行った。なお 連 計では、 は「その他アジ ア」に分 されてしまうが、合理的に考えて、 としか考えられないケースは とした。なお、自 動 部 は HS8708、 子等 子部 は HS8541、 は HS72 を 用した。 評価では 出 あるいはその のその 目の を す である 特 化 を用いた。 特化 は「- 」 「 」までの をとる。「- 」の時は 全に でその のその 目の は いとされ、「 」で 出 はバランス、「 」が全 出でその のその 目の が いとされる。2
1988 2011 年のアジア NIEs と日本の を見ると、自動 部 、 子部 、 の 3 目す てで日本の が 続している 1)。自動 部 と 子部 では 1990 年代 には日本の はおお 大 向だったが、1997 年のアジア 通 機や IT バ ル などの影響で は減 少した。2000 年代 に日本の がやや 大する も見られたが、2000 年代 の一連の で日本の は大きく減少した。2010 年に一時 大が見られたが、 日本大 のあった 2011 年には は減少した。 は 2000 年代に って日本の が に 大したが、2000 年代 の一連の と 日本大 の影響で日本の は大 に減少した。 を に 目の を見ると のようになる 1)。自動 部 の と全 との は、 1990 年 、1997 年を境に から に し、その を 大させている。1990 年の 特 化 の は-0.3 でやや だったが、1997 年に は正に し、2011 年では 0.7 と大 な 出 過構造に している。1995 年の トップ 3 は日本(54%)、 (23%)、ドイ (13%)だった。2010 年には日本(34%)、中 (25%)、ドイ (16%)になった。この 間、一 して日本 は 続しているが、 その は大きく低 している。他方、1995 年には ア 1 に過ぎなかった中 が、2010 年に は 2 となった。中 の が である。. NIEs . 2. 2. 子部 の と全 との で は 2009 年まで が 続したが、2010 2011 年は になった。 特化 の は 2009 年までおお -0.1 -0.4 とやや 向で した が、2010 年 は 0 になり 出 はバランスした状態になった。1995 年 の トップ 3 は日本(65%)、 (10%)、 (6%)だった。2010 年には 中 (32%)、日本(25%)、 (21 )に なった。 的な日本 はなくなり、 二 になった。日本のプレ ンスは低 した。またここでも中 の はめざましい。1995 年には中 アは ずか 3 に過ぎなかったが、 2010 年には 一 になってい る。 の と全 との では、 1990 年代 おお 向であ る。ただし 特化 の は全 間 おお 0 で しており、 出 は バランスした状態にある。 1995 年の トップ 3 は日本(31%)、 中 (18%)、 (13%)だった。2010 年 には日本(41%)、中 (25%)、 (6 ) になった。自動 部 や 子部 とは 向が異なり、 の場合は、 しろ 日本 が くなった。 アセアンと日本の でも、自 動 部 、 子部 、 の 3 目す てで日本の が 続している。 自動 部 と はアジア 通 機で日本の は減少したが、その は 日本の は増 した。 子 部 は 1990 年代 に日本の は大きく 大したが、アジア通 機 は一 して は減少している。 全 目とも、2008 年 からのリー ン ックの影響で日本の は大き く減少したが、2010 年には は 増した。2011 年の 日本大 の影 響で自動 部 と 子部 は日本の が減少した。 タイを に 目の を見る と のようになる 2)。自動 部 のタイと全 との は 1990 年 、おお である。 1990 年の 特化 の は-0.9 と めて い 状 にあった。しかし、2005 年 はおお 0 を しており、 出 はバランスした状態となっている。1995 年の トップ 3 は日本(88%)、 ィリ ン(4%)、ドイ (3%)だった。2010 年には日本(65%)、 ィリ ン(7%)、インドネ ア(5%)にな
. NIEs . 2. 2. 子部 の と全 との で は 2009 年まで が 続したが、2010 2011 年は になった。 特化 の は 2009 年までおお -0.1 -0.4 とやや 向で した が、2010 年 は 0 になり 出 はバランスした状態になった。1995 年 の トップ 3 は日本(65%)、 (10%)、 (6%)だった。2010 年には 中 (32%)、日本(25%)、 (21 )に なった。 的な日本 はなくなり、 二 になった。日本のプレ ンスは低 した。またここでも中 の はめざましい。1995 年には中 アは ずか 3 に過ぎなかったが、 2010 年には 一 になってい る。 の と全 との では、 1990 年代 おお 向であ る。ただし 特化 の は全 間 おお 0 で しており、 出 は バランスした状態にある。 1995 年の トップ 3 は日本(31%)、 中 (18%)、 (13%)だった。2010 年 には日本(41%)、中 (25%)、 (6 ) になった。自動 部 や 子部 とは 向が異なり、 の場合は、 しろ 日本 が くなった。 アセアンと日本の でも、自 動 部 、 子部 、 の 3 目す てで日本の が 続している。 自動 部 と はアジア 通 機で日本の は減少したが、その は 日本の は増 した。 子 部 は 1990 年代 に日本の は大きく 大したが、アジア通 機 は一 して は減少している。 全 目とも、2008 年 からのリー ン ックの影響で日本の は大き く減少したが、2010 年には は 増した。2011 年の 日本大 の影 響で自動 部 と 子部 は日本の が減少した。 タイを に 目の を見る と のようになる 2)。自動 部 のタイと全 との は 1990 年 、おお である。 1990 年の 特化 の は-0.9 と めて い 状 にあった。しかし、2005 年 はおお 0 を しており、 出 はバランスした状態となっている。1995 年の トップ 3 は日本(88%)、 ィリ ン(4%)、ドイ (3%)だった。2010 年には日本(65%)、 ィリ ン(7%)、インドネ ア(5%)にな 3. 3. った。日本 の一 は 続しているものの、アセアン域内での相 の まりも観察される。 子部 のタイと全 との は 1996 年を境に に したが、2005 年と 2010 2011 年は だった。1990 年の 特化 の は-0.4 と 向だったが、1992 年 の は 0 あるい はそれ 上であり、 出 バランスはおお になった。1995 年の トップ 3 は日本(45%)、 ン ール(21%)、 (12%)だった。2010 年には日本(31%)、 (21%)、 ン ール(12 )になった。 日本 は まりつつも 続している。 のタイと全 との では、1990 年代 、大 な が 続している。 特化 の も 全 間-0.5 と い 構造が 続している。1995 年の トップ 3 は日本(36%)、ロ ア(20%)、 中 (9%)だった。2010 年には日本(43%)、 (11%)、中 (9 )になった。タイでも 日本 の高 まりが観察された。 中 と日本の を見ると、自 動 部 、 子部 、 の 3 目す てで日本の が 続している。 2000 年代 、3 目とも日本の はおお 大 向であった。中 で は 2000 年代 の一連の に よる 目 の影響は異なる。 出志 向が い 子 業では の 影響で 子部 の 要が減り、日本の は一 減少したが、2010 年に 増 に じた。一方、自動 部 や は の影響をそれ ど受 けていない。2000 年代 の 、 出は減 したが、一方で内 は 大きく 大した。このため、内 向け の 目はそれ ど影響を受けなかった のである。 自動 部 の中 と全 との は 1992 年 2011 年まで、2007 2008 年をのぞいて である。ただし 構造は大きく している。1992 年の 特化 の は-0.7 と い 状態であったが、2005 年 の はおお 0 であり、 出 は バランスした状態になった。1995 年の トップ 3 はドイ (53%)、日本(21%)、 (9%)だった。2010 年には日本(43%)、ドイ (27%)、 (13%)になっ た。この 間で日本 の は 大した。 子部 の中 と全 との は 1992 年 2007 年まで が 続した。2008 2009 年と 出 が した 、2010 2011 年は明確に に じた。 特化 の は 1990 年代 おお -0.2 -0.5 と 過状態だったが、2010 2011 年には 0.2 に した。1995 年の トッ プ 3 は日本(42%)、 (22%)、 (18%)だった。2010 年には中 (22%)、日本(20%)、 (19 )にな った。日本 は 続しているが、 は大 に低 し、 二 の となった。中 の 一 相手 は中 である。これは と れ、 の 子部 でよく見られる 。 の中 と全 との は 1990 年代 だったが、2006 年 は 2009 年を いて とな った。 特化 の は 1992 年で-0.5 だったが、2006 年 はおお 正になった。1995 年の トップ 3 は日本(45%)、ロ ア(16%)、 (12%)だった。2010 年には日本(40%)、 (17%)、 (10 )になった。中 でも の日本 が まった。
3
1990 年代 の 、 特化 、 アなどで 分析を行った。その結果、アジアの 構造は大きく 化しつつあることが明らかになった。1990 年代 は自動 部 、 子部 、など、 業分 での日本 は だった。しかし、1990 年代 、 情 の 化、アジア の活発な 外からの 資、アジア 場 業の など、さまざまな要因により 構造は大 きく 化した。この 1990 年代 の 化を一 で うと、アジア新 業の 向上 と、 業分 での日本一 集中からアジア域内相 の である。ただし や 目によ って状 は異なる。 一 的に 発 では、 業の発展が明確になってから、 業分 の発展が する。 業の発展 の では、 業分 の 要は増えるが、現 調 は しい。そのため 外 は まる 向にある。1990 年代 から 2000 年代の中 がそれにあたる。さらにそれぞれの で現 生 大や 高 化が 展すると、部 ・ 分 での 資増 や関連資本 増 、 場 業の参 、 増 などが 的に行 れるようになる。そうしてその の 業の発展が 。 そうなると現 調 は増え、日本 はその で調 できない部 ・ が中心となる。アジア NIEs で観察された日本 の低 がこれにあたる。他方、高 な を生 する に、特 な 調 の 要も多くなる。このため、自動 部 や 子部 の日本 が低 する一方で、 の日本 は に 高まった。しかし 2000 年代 には、 でもアジア NIEs やアセアンで日本 低 が見られるよう になった。 の影響もあるが、 業などの発展の影響も できないと える 。 このようにアジア の 業発展が になると、その で調 できない部 ・ を、日本 外のアジア域内で調 するケースも増える。同 のものが調 できたり、コストが安かったり、 が かったり、あるいは 業 の一環だったり、 の 策の影響だったり、 々の要因は様々で ある。1990 年代 、こうした 要因が、重 的にかつ 域的に 行した。その結果、アジアの 構造は大きく 化した。 日、 業分 での日本 は低 しつつも、未だ に っている。一 方、新 の 、他の の 感の高まり、などによりアジアの 業分 での 構造は多 化しつつある。 動があった時 と、その時 およ それ の 業の を にまとめた。 動の時 と日本の 業分 の の影響 アジア 通 機 (1997-98) IT バ ル (2001) リー ン ックなど (2007-2008) 日本大 2011) 子 部 アジア NIEs 98 18 減、 影響大、 日本 は低 向に 01 24 減、一時的に 影響大 08 12 減、09 は 20 減、 影響大、日本 大 低 11 25 減、 影響大 アセアン 98 5 減、 影響大、 日本 は低 向に 01 23 減、影響大、 日本 に低 大 08 11 減、09 は 27 減、 影響大、日本 大 低 11 27 減、 影響大 中 98 19 増、影響なし 01 19 増、影響なし 08 16 減、09 は 17 減、 一時的に影響大 11 4 増、 影響なし 自動 部 アジア NIEs 98 8 減、影響あり、 から日本 低 向 01 19 減、一時的に 影響大 08 25 減、09 は 10 減、 影響大、日本 大 低 11 16 減、 影響あり アセアン 98 76 減、影響 大、 日本 大 01 2 減、影響軽 09 16 減、一時的に影 響あり 11 3 減、 影響軽 中 98 8 減、この時 はま だ日本 01 69 増、影響なし 09 34 増、影響なし 11 8 減、 影響あり アジア NIEs 98 22 減、一時的に影 響大 01 5 減、一時的にや や影響あり 09 35 減、一時的に影 響 大 11 21 減、 影響大 アセアン 98 30 減、一時的に影 響大 01 1 増、影響なし 09 45 減、一時的に影 響 大 11 3 増、 影響なし 中 98 10 増、影響なし 01 25 増、影響なし 09 7 減、的影響あり 11 16 減、 影響あり 本分析にあたっては科研費基 A) 法 大学 スティ リティ研究 機構の を得た
連 計 デ ー タ ー ス(UN comtrade, http://comtrade.un.org/, 最 参 日 2012/07/25)、 務 計 http://www.customs.go.jp/toukei/, 最 参 日 2012/07/11)、 場 (2005) 『アジアの 業』白 書