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24. 進行再発乳癌における在宅医療介入時期の検討(第40回埼玉・群馬乳腺疾患研究会<セッション5>)

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Academic year: 2021

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良症例での同平 時間は 15.2 だった. 【 察】 ポ ジショニングにかかる時間と気 不良の相関性を検討し たが, 明らかな要因とはならなかった. 麻酔後に気 が 悪くなった要因として注射による痛みと恐怖心が えら れた. 採取後半に気 不良になった要因として, 姿勢保 持の苦痛, 緊張による疲労, 検査への不安が えられる. 今後は患者の緊張を和らげるために, 検査についての十 な説明を徹底し, 苦痛軽減のために 検査時間を短縮 していく事が課題である. 21.上腕 CVポートの活用 藤澤 知巳,平方 智子,柳田 康弘 (群馬県立がんセンター 乳腺科) 化学療法で血管刺激性の高い薬剤により末梢血管の荒 廃, 確保困難が生じるようになった. また, 在宅介護が普 及, 自宅で病院と同様の輸液が行えるようになってきた. これにより近年 CVポートの必要性が高まってきた. 合 併症の起きやすい鎖骨下静脈アプローチに代わり上腕静 脈からのアプローチを試みた. 上腕留置 CVポートの安 全 性 に つ い て 検 証 し た. 【対 象】 2007年 6月 か ら 2009 年 3月までのエコーガイド下でのポート挿入症例 98例. うち鎖骨下ポート 65例, 上腕ポート 30例. 【結 果】 合併症について比較した. 鎖骨下留置症例でポー ト感染が 1例 (2.0%), フィブリンシースが 1例 (2.0%), 上腕留置症例でカテーテル脱落が 1例 (4.1%) であった. 気胸, カテーテル閉塞, 静脈血栓はみられなかった. 【結 語】 上腕留置 CVポートは従来の鎖骨下 CVポートと 比べ安全性は同等であると えられた. 22.エラストグラフィの 用経験―HITACHI EUB8500 と TOSHIBA AplioXG との比較― 甲 敏弘(新都心レディースクリニック) 首藤 介伸 (東京北社会保険病院) HITACHI EUB8500によって臨床での組織弾性計測 の有効性は市民権を得つつある. しかし相対的指標であ ること, 手技や対象病変の所在によるバイアスなど客観 性, 定量性などでなお課題が残っている. 今回, 新しくド プラ技術を利用した TOSHIBA AplioXG でのエラスト グラフィを 用する経験を得たため報告する. 54例にエ ラストグラフィを実施しこのうち評価可能病変は乳癌 3 例,線維腺腫 17例,囊胞 7例,fat island 2例.それぞれの FLR (fat lesion ratio)は 14.1,2.7,1.7,0.6であった.両機 器の 用経験とその相違点, 臨床の現場からみたエラス トグラフィの課題などについて報告する.

セッション6>

患者支援 座長:山下 純男 23.乳癌術前説明会の経験 野澤 亜矢,野田 敦子,大塚 麻由 大橋 郁織,森 祐子,石田 早紀 おぎ 美香,高瀬 民,秋山 朱美 滝川 雅子 (さいたま赤十字病院 2-3病棟) 王 宏生,有澤 文夫,齋藤 毅 (同 乳腺外科) ここ数年, 乳癌患者の急増と入院期間の短縮化により, 患者一人一人に十 な説明時間が割けないようになって きた. そのため, H20年 4月より病棟看護師が主導する 形で, 数名の手術待機患者に対し, 周術期の説明を同時 に行う乳癌術前合同説明会を導入した. 論的な基本事 項や各種承諾書の説明などの内容も盛り込んでいる. 開 始後 1年で約 140人の患者が術前合同説明会に参加し た. 内容は定期的に見直している. 患者からの質問を記録 し定型的な回答をできるように努め, また最近では術前 説明会の中にリンパ浮腫指導も組み入れている. 時間短縮を目的に行った合同説明会ではあるが, 患者 が入院生活についてのイメージの把握, 不安の軽減にも 期待した以上の役割を果たしているとの手応えを感じて いる. そこで, 括評価とさらなる改善を目的としたア ンケート調査を実施した. 今回, 患者の実際の反応を追 跡調査したため, ここに報告する. 24.進行再発乳癌における在宅医療介入時期の検討 高田美和子,春山美由紀,棚部久美子 (国立病院機構高崎病院 地域医療連携室) 高他 大輔,山田 達也,坂元 一郎 大木 孝,中村 正治 (同 外科) 当院では地域医療連携室に 3名の看護師が配置され, よろず相談, がん相談, 退院調整を行なっている. また最 近は, 外来患者に対する在宅療養支援の依頼も増えてき ている. 急性期病院には急性期医療に特化したサービス 提供が期待され, 急性期を脱した患者には, 地域におい て医療・介護サービスを継続して受けられるような橋渡 しをしていく役割が重要となっており, 療養の場が変 わっても患者・家族が安心して療養できる環境の調整が 必要である. 進行再発乳癌は基本的に根治が望めない状況下で, QOL の改善, 命を目的とした抗癌治療が行われてい る. その経過の中で在宅医療, 緩和医療の導入時期につ 85

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いて えるとき, 私たち医療従事者と, 患者及び家族と ではその時期について, え方・受止め方に食い違いが あることも少なくない. 終末期の え方も人によってま ちまちである. 今回, 当院で集学的治療を行った進行再 発乳癌症例に対し, 在宅医療介入時期の妥当性等につい てアンケートを用いて調査を行った. 対象は現在も療養 中の方 3名と, 既に亡くなられた方 6名のご遺族の計 9 名である. うち 7名の方からご意見を聞くことができた. アンケート結果をもとに, 在宅医療の介入時期及び患 者・家族への支援について振返り報告する. 25.乳がんにおける地域医療連携パスの導入経験 竹尾 (マンモプラス竹尾クリニック) 池田 文広 (前橋赤十字病院 乳腺内 泌外科) 池谷 俊郎 (同 外科) 前橋赤十字病院では, 乳がん術後患者を地域の開業医 と共同で診療する地域医療連携パス (以下,パス)を導入 した. 準備として, パスの作製と地域の開業医からの連 携先の募集を並行して行った. 次に応募してきた開業医 に対しパスの説明会を開催して, パスに必要な診療内容 を解説した. その後パスの診療が実施可能かつ連携希望 のある医療機関を連携医として登録した. パスの目的 (アウトカム) は再発の検索, 術後晩期合併症の管理, 内 泌療法の管理とした. パスの形態は医療の質の保証, 連携先開業医の専門性に対する不安を取り除く, 最新の エビデンスを取り入れていく等の目的で, 循環型パス (1 年に 1度は前橋赤十字病院で検査を行う) とした. 実施 に際してはパスの適応を満たす乳がん術後患者に対して パスの説明を行い, 同意が得られた患者に対して連携医 一覧表を提示して連携先を決定した. 今回の経験をもと に, パス導入の方法とパス運用の実際について報告する.

特別講演>

座長:小島 誠人 『DCIS の診断と治療』 岩瀬 拓士(癌研有明病院 乳腺科 部長) 86 第 40回埼玉・群馬乳腺疾患研究会

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