ストレス体験についての思考・自己開示・聞き手の反応がトラウマ反応・外傷後成長に及ぼす影響
2
0
0
全文
(2) 名(20.3%),学業・進路に関すること57名(15.9%). 果,「全分析対象者」,「狭義の外傷体験」,「近親者. と続いた。次に,A基準の回答から狭義と広義の. の死」という出来事の性質の違いによってモデル. 外傷体験に分類したところ,狭義の外傷体験に分. 内の諸要因が異なることが見出された。PTGモデ. 類された者は92名であった。全対象者のIES・R. ルではいずれも,語りに対する聞き手のポジティ. 得点の平均値は14.65(SD=15.77),PTSDが疑わ. ブな反応と,ストレス体験についての建設的思考. れるカットオフ値25点を上回った者は19.50%. が重要な要因となっていた。一方,IES・Rモデル. (70名)存在した。PTGI−J得点の平均値は41.11. では,最近の侵入的思考がIES−Rの増大に寄与し. 点(SD=20.98,得点範囲O・108)であった。. ていた。本研究の結果は,反猫思考がトラウマか. R㎜lnatl㎝Scaleの因子分析結果. らの回復を妨げるとする余語(1997)や,聞き手の. Rumination Sca1eに対して,因子分析(主因子. 反応の重要性を述べたHamey(2000/2002)の知. 法,Promax回転)を行った結果,「侵入的思考」. 見と一致するものであり,解釈可能であった。以. とr意図的思考」の2因子が抽出された。直後・. 上のことから,ストレス体験に直面された人々の. 中間・最近の3時期におけるそれぞれの2因子の. トラウマ反応を減じるには,まず,ストレス体験. Cronbachのα係数は.78∼.92の範囲内であった。. についての侵入的思考の緩和と建設的思考の促進. 信頼性分析. を目指した支援をする必要があると考える。さら. ①自己開示の3項目. に,ストレス体験の開示者が,話を良く聞いても. 直後(α=.90),中間(α=.89),最近(α=.93)。. ②聞き手のポジティブな反応尺度得点(α=.95)。. らえたと思えるような援助的関わりをすることが. ③聞き手のネガティブな反応尺度得点(α=.80)。. PTGの促進に重要であることが見出された。 ・.H’. 口握血リーシャル・サポー旧坦度. ④日本語版外傷後成長尺度得点(α=.93)。. 当^ω昔’目. {1. τ・“. 間き事の柵肝イラな丘葭. .一皿・・. .H“. 1目…. .!}’. ⑤InS・R得点(α=.94)。なお,分布の正規性に疑. .旧‘・. 一. 問がもたれたためルート変換した値が用いられた。. .1‘・・. ●oω■9曲・量。曲目寺. コ優。自己■示. ○ヨ. 由. .H・ .‘”}. .]}}. .蛆‘・’. 」ヨ1・・. 申聞。日目調示. 申聞⑦■田曲・富田舳里宥. ■‘. ・.oヨ. PTGモデル、lES−Rモデルの構築. .珊’’. 一. ・.1}・. .“.}. .1}. ・.m. .μ’. ■田。日目,■示. ■近。■聞出・量目曲皿。. 本研究では,まず階層的重回帰分析によって. 一. .H}. .1o}’ .!“’ .1コ’‘. .1”. PTGIとIES−Rに関連する要因の検討を行った。. ■田。o工由囲著. ■. p・・. 郁. 次に,関連が認められた要因について共分散構造. 昇●O虚■{PTON]. 散皿一全分析対表者におけるPTOモデル ■ ・けヒ旧世目は信。o回冊睡黎を示す、. 分析を行いr全分析対象者」,r狭義の外傷体験」,. 帥 ・・『昨。□皿1一・巾』1.ヤ、旧. 討果す呂ことが大自だrた. r近親者の死」での出来事の内容別にPTGモデ. 出^■o羅胴回目 当略。苦‘眉. ■き手。中ガテイラな臣由. ルとIES−Rモデルの構築を行った。その結果,い. iooo入山蛆宥. ずれのモデルにおいても適合度は概ね高く採択可. 中間。,入山題竈. 能であると判断した。全分析対象者のPTGモデ. □植田自己”示. 口近。優五曲蛆。 曲. ルとIES−RモデルをFigure1,2に示す(「狭義の 出票■から蜆組‘舳間. 外傷体験」と「近親者の死」においてのPTGモ. 心的外■硅ユトしス‘咄. {1而昌・刷. デルとIES−Rモデルは書面の都・合上,省略する)。. 【考察】. PTGモデルとIES−Rモデルの構築を行った結. 亭1目u1七1生分新対魚者iこおける冊咀一冊‘心的外傷性刈・し;碗渕丁デ札 ’11パ^上田抽植1主標事。回帰岳畦苗示す。 } 一},π11..、{●1,ヤ山. 主任指導教員 市井雅哉. 把措挑目 土井雌地 佃等微只一1』亦他眺.
(3)
関連したドキュメント
重回帰分析,相関分析の結果を参考に,初期モデル
直接応答の場合と同様に、間接応答も一義的に Yes-response と No-response と に分かれる。先述のように、yes/no 疑問文の間接応答は
名の下に、アプリオリとアポステリオリの対を分析性と綜合性の対に解消しようとする論理実証主義の
FSIS が実施する HACCP の検証には、基本的検証と HACCP 運用に関する検証から構 成されている。基本的検証では、危害分析などの
参加者は自分が HLAB で感じたことをアラムナイに ぶつけたり、アラムナイは自分の体験を参加者に語っ たりと、両者にとって自分の
析の視角について付言しておくことが必要であろう︒各国の状況に対する比較法的視点からの分析は︑直ちに国際法
これら諸々の構造的制約というフィルターを通して析出された行為を分析対象とする点で︑構
次に、 (4)の既設の施設に対する考え方でございますが、大きく2つに分かれておりま