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研究室紹介(琉球大学農学部農業機械学研究室): 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

研究室紹介(琉球大学農学部農業機械学研究室)

Author(s)

-Citation

沖縄農業, 28(1): 100-101

Issue Date

1993-12

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/1306

Rights

沖縄農業研究会

(2)

100 沖縄農業 第

2

8

巻 第

1

(

1

9

9

3

年)

琉球大学農学部農業機械学研究室

琉球大学農学部では、平成3年度か ら実施 された改 組に伴い、従来の5学科を3学科 に し、さ らに、・教授 1・助教授1・助手1の講座制を複数の教授 を中心 と して構成される大講座制へと改めた。ここで紹介す る 農業機械学研究室は旧組織の もので、農業工学科 に属 していた。新組織では生物生産学科 ・生産 システム工 学講座に属する

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分野である。 旧組織の名称が直感的 にわか りやすいので、ここでは昔の名前で紹介 したい。 新組織 に移行 したとは言え、農業機械学分野の教育 ・ 研究は今後 とも継続され る。 農業機械学研究室は教授1・助教授 1の小 さな所帯 で不完全講座である。本研究室 とさとうきび との係わ りは深 く、収穫作業の機械化 、機械化 と基盤登僻の閉 局、さらには、かんがいシステムの有効利用 な どに取 り組んできた。 さとうきび作の横紙化、特 に、収穫機械化の研究 を 本格的に開始 したのは、沖縄煮作研究協会および沖縄 県宛に、大東塘業 (秩)より 「南大東島に於ける糖業 の問題点と対策について」 と層す る要請香が提 出され たのが契操になっている (昭和

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月).研究室 にも 役負の方Jtが見え られ、要請書の主 旨に沿 った協力を 依頼された.当時はEg藍の中型 グ リー ンハ-ベス タの 実用化に向けて、国 (農業横紙化研究所 )や県 (沖農 読)で実証展示事業を行 っている最中で、南北大東村 や石垣市の一部以外は 「機械のキ」 の字 もない状態で あった。 したが って、機械化の問題 といわれても ピン とこないのが正直なところであった。 何はともあれ実態をみようと南大東村まで見学に行っ たり、機械化委員会で検討を重ねた。 同 じ頃、沖縄在 の屋比久農機 (樵)が進めていたハ-ベス タ開発のサ ポー トを沖縄県より依頼された。昭和58年度 にこの機 械を南大東村に持ち込んで現地 テス トを実施す るかた わ ら、現地の状況を見開するうちに、機械化間麿の輪 郭が次第に明かになってきた。 機械化の問壇を本格的に取 り扱 った、南大東村 での 収穫攻城化 シンポジウム (昭和

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月)の実施 に参 画 した後、研究室の総力をあげて機械化の間周 に取 り 組むことになった。まず、間確点を明確 に して敬啓解 を模索するための基礎データの収集か ら開始 した。 こ のような調査は教官だけでは如何 とも し難 いので 、学 生諸君の力を借 りることにな り、春休み を利用 した1 ケ月はどの合宿調査が始まった。この合宿調査は本研 究室の年中行事になって今 日まで続いている。 調査方法そのものの開発か ら始めなければな らな ら ず、試行錯誤の連続であったが、現地の皆さんとあれ これ話なが ら進めている内に、何とか形になって きた。 現地調査をや っていると次J∼と新 しいテーマが生 まれ て くる.冗紋でつぶやいた一首が次の 日か ら実施 に移

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情報交流 ・研究室紹介

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され 、言わ なければよか ったと後悔す る場面 もあ った。 また、境域の ことだけでな く、不得 手 な分野 まで検 討 す る必要があ り、勉強させ られ ている。 この調査は第一段階と してはあ る程度 まと ま ってき た. これ らの結果は折 J4に報告 してい るが 、-推 した 報告書 を出 したいと思いっつ も、延 び延 びに な ってい る.これ まで実施 してきた主 な研究 テーマを紹介す る と次のようになる。 (1) ハーベスタの作業性能の分析 (2) その結果 を踏 まえた作業 シミュレー シ ョン (3)ハーベス タの壊構学的分析 (4) ハーベスタによる土壌踏庄 (5)バー ン収穫 システムと グ リー ン収穫 シス テムの比 較 (6)墳披収穫 における原料品質の分析 (7) トラ ッシュ問題 (8)品質取引における機械収穫原料の問題 未研究室の大東での調査研 究 は 、 国 ・県の試験研究 機関の研究活動の及びに くい ところを補 うものであ る と考えてい る。昨今では機械化 の必要性が強 く叫ばれ てお り、これ らの機関の研究体制の強化が期待 され る。 沖縄県全体でハーベス タの導 入が精 力的 に進 め られ て いる今 、基本的なデ-タの嘗横 と現 状 分析が 重要 な意 味をもって くる.枚械化に と っては最 も大事 な時 期 で あろう。 調査 シーズ ンが年度末に当た るため に 、十 分 な時 間 の確保が次第に難 しくなりつつ あ る。この時期 、忙 し いのは大学だけではないが、最近 では入試 な どが複雑 化 し、この傾 向 に一層拍 車 をかけ てい る. この 中で 、 できるだ け成果が あが るよ う努めた い と考 えて い る。 最近では大東以外の地域で も調 査 を行 うよ うにな って きた。人手不足で十分な対応 はで きないか も しれ ない が、枚械化に関す る相談な らいっ で も どこで も引 き受 けることを心がけたい。 さとうきびに関す る今後の研究 テー マは 、情報 化 を 含むシステム化の間確を中心 に、機械 とさとうきびの 生理に係わ るテーマを展開 したい.これ までは基礎デー タの収集に重 きをおき、安 易 な コ ンピュー タ ・シ ミュ レー シ ョンは退けてきた。今後は 「地域生産 シス テ ム」 の構築をめざ して、この技術 も積極的 に利用す る予定 である。 最後になったが、本研究室 の さとうきび に関す る調 査研究には多 くの方々の支援 をいただ いてい るoこの 場 を借 りて御礼申 し上げたい。 (上 野 正 棄)

参照

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