【04】第2部 パネルディスカッション
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(2) するという適格者主義が薄れ、それが入学後の 支援の充実の背景にあるのではないかというも ので、そこから準義務教育化した高校教育と適 格者主義との整合性という論点が浮かびました。 また、実は. 城県には外国人生徒を対象とし. た高校入学の特別枠定員が神奈川県よりも多く ありながら、その利用は極めて少ないという興 味深い報告がなされました。その原因は、すべ ての高校に 2 名ずつという枠の設定が外国人の 多い地域ではむしろ倍率を高くしてしまうこと にあり、冒頭で田巻氏から当日配布資料につい. にあり、地域の実情に合った効果的な支援策に. ての説明があった後、横田氏には. 城県、小池. 改善される必要があると確認されました。これ. 氏には群馬県、田巻氏には栃木県の状況につい. ら外国人生徒に対する支援策と同時に考えられ. て御報告頂きました。. るべきは、学校が多様性を受け入れていくとい. 当日資料では、北関東 3 県の高校では日本語. う意識の変化が重要であるという小池氏の指摘. 指導を必要とする外国人生徒の数が神奈川県の. です。これに関して田巻氏からは、外国人生徒. それと比較して顕著に少ないというデータが示. に対する救済措置という面だけが注目されるが、. されました。その理由の一つに高校教員がその. 多様性というキーワードでも考えていくことが. 必要性を判断できていない可能性が考えられる. 必要であるとのコメントがありました。. との指摘が横田氏から出され、吉田氏は教員養. 他にも、関係諸機関の協働・連携、特別枠・. 成・研修の重要性について具体的な方策と共に. 特別措置の志願資格における在日年数の年限延. 説明されました。さらに、その背後に見え隠れ. 長、進路指導における情報交換の重要性、外国. する「適格者主義」にも話が及びました。すべ. 人生徒を対象とした大学入学の特別枠設置等々、. ての高校で定員内不合格を出さない方針の神奈. 多様な論点が短い時間の中で共有されました。. 川県では、学力要件を満たした生徒だけが入学. 御参加の皆様に、心より御礼申し上げます。. 感想・意見等アンケートより(抜粋) <第1部について> . タン・フィリピンと外国につながる学生が多. ・発表者の日本で学ぶ先輩の話は、進路を意識. いことに驚いた。そのかれらが、HANDS Jr. しなければならない中学生にたくさん聞かせ. となり、自分と同様の境遇である小中学校の. てあげたい。(40代、中学校教諭). 児童生徒に支援するという活動を展開し、そ. ・3名それぞれが成長過程で様々な問題を抱え. の活動が外国人児童生徒の学力向上、進学、. ていたことが分かった。もっと細かく聞きた. 就職に繋がることは意義があるのではと感じ. い部分もあった。(30代、幼稚園教職員). た。(20代、学生). ・純日本人として生きてきた自分にとっては、 想像できなかった生の話をたくさん聞けて、 本当に有意義だった。 (30代、小学校教諭) ・発表した学生たちのルーツが、中国・パキス 6 HANDSnext. <第2部(基調講演)について> ・学校現場の面だけではなく、行政面や教育委 員会の面からも外国人児童生徒の話が聞けて 良かった。(20代、学生).
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