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新しい経済政策パッケージ

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Academic year: 2021

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新しい経済政策パッケージ

(平成29年12月8日)

第1章 はじめに -

第2章 人づくり革命

第3章 生産性革命

1.中小企業・小規模事業者等の生産性革命

・中小企業・小規模事業者の投資促進と賃上げの環境の整備

・事業承継の集中支援 等

2.企業の収益性向上・投資促進による生産性革命

・賃上げ及び設備・人材投資の加速

・コーポレート・ガバナンス改革 等

3.Society 5.0の社会実装と破壊的イノベーションによる生産性革命

・規制の「サンドボックス」の制度化

・第4次産業革命の社会実装と生産性が伸び悩む分野の制度改革

・イノベーション促進基盤の抜本的強化

・Society 5.0のインフラ整備 等

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新しい経済政策パッケージ 第3章 生産性革命 ・90年代のIT(情報技術)の登場⇒「IT革命」 2000年代にかけて、G7諸国の生産性は、平均、年2%近い伸びを示した。 しかし、2010年代に入ると、生産性の伸びが、多くの先進諸国で0%台に低迷。 ・近年、IoT、ビッグデータ、ロボット、人工知能などの新しいイノベーションの登場 は、これまでにない革新的なビジネスやサービスを、次々と生み出している。単な る効率化・省力化にとどまることなく、「Society 5.0」時代のまったく新しい付加価 値を創出することによって、まさに「革命的」に生産性を押し上げる大きな可能性 を秘めている(「生産性革命」)。 ・生産性革命を2020年を大きな目標に、我が国が、世界に先駆けて実現すること を目指し、あらゆる政策を総動員する。 ・更なる経済成長を実現するためには、供給面の対策を講じて潜在成長率を引 き上げていく必要がある。このため、過去最高の企業収益を活かして、生産性を 高める投資を積極果敢に進めていく必要がある。 ・第4次産業革命により、世界的に破壊的イノベーションが進行、将来にわたる我 が国競争力の維持・向上のためには、Society 5.0の社会実装に向けた制度整備 を加速するとともに、破壊的イノベーションに対応した世界標準のイノベーション エコシステムを創り上げる。 ・「未来投資戦略2017」の施策の着実な実行、2020年までの3年間を「生産性革 命・集中投資期間」として、大胆な税制、予算、規制改革等の施策を総動員する。 Copyright © 2018 T.Taka All rights reserved 2

(3)

①我が国の生産性を2015年までの5年間の平均値である0.9%の伸びから倍増 させ、年2%向上、 ②2020年度までに対2016年度比で日本の設備投資額を10%増加、 ③2018年度以降3%以上の賃上げ、といった目標の達成を目指して、 「生産性革命」を実現し、国民一人ひとりのやりがいの発揮や、 持続的な賃金上昇とデフレからの脱却、我が国の潜在成長率の向上と国際 競争力の強化を実現する。 新しい経済政策パッケージ

第4次産業革命

自律的な最適化が可能に大量の情報を基に人口知能が自ら考えて最適な 行動をとる 第1次産業革命 動力を取得 (蒸気機関) 第2次産業革命 動力が革新 (電力・モーター) 第3次産業革命 自動化が進む (コンピュータ)

狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、 情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会

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1.中小企業・小規模事業者等の生産性革命

(1)中小企業・小規模事業者の投資促進と賃上げの環境の整備

・中小企業・小規模事業者の生産性革命を実現するため、生産性向上のた めの新たな設備投資を強力に推進(自治体の固定資産税の負担減免) ←「ものづくり・商業・サービス補助金」等の予算措置を拡充・重点支援 ・ 人手不足が深刻化するなか、賃上げや人的投資(新たなスキル獲得のた めの研修や社員の学び直し等)等に取り組む中小企業に対して、賃上げ 促進を図る税制として、法人税の負担を軽減する措置を講じる。 ・生産性向上に必要なIT・クラウド導入を強力に支援する。また、ITツール、I T事業者の実績等の「見える化」や、身近な支援機関による経営改善支援 等、地域での支援体制(プラットフォーム)を構築する。 ⇒3年間で全中小企業・小規模事業者の約3割に当たる約100万社のIT ツール導入促進を目指す。 ・生産性向上国民運動推進協議会を推進するとともに、ローカルベンチマー ク等の成果も活用しつつ、関係業界団体や地域金融機関等の支援機関も 巻き込み、ベストプラクティス事例の共有等を通じ、中小企業の業種・業態 に応じた生産性向上の取組を促進する。 ・中小企業予算の執行の柔軟性・弾力性を高める方策について引き続き検 討する。

(5)

(2)事業承継の集中支援

(3)下請取引適正化に向けた取組拡大

(4)中小企業等を支援する機関の機能強化

(5)地域中核企業等による地域経済の活性化

地域未来牽引企業

地域内外の取引実態や雇用・売上高を勘案し、地域経済

への影響力が大きく、成長性が見込まれるとともに、地域経

済のバリューチェーンの要を担っており、地域経済牽引事業

の中心的な担い手候補

選定企業数:2,148社 (2017/12/22 )

(6)地方創生の推進

(7)中小企業向けの特許料金の一律半減

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中小企業庁長官 平成30年 年頭所感

事業承継・再編・統合による新陳代謝の促進 第一に日本経済・地域経済を支える中小企業・小規模事業者の円滑な事業承継に向けた集中支援 を行います。 今後10年の間に、70歳(平均引退年齢)を超える中小企業・小規模事業者の経営者は約245万人とな り、うち約半数の127万人(日本企業全体の1/3)が後継者未定です。 そのため、経営者の早期の気づきの促進から後継者とのマッチング、事業承継、第二創業まで、切 れ目のない支援を今後10年集中して実施してまいります。 生産性革命の実現 第二に日本経済の生産性を抜本的に高める生産性革命を牽引するため、中小企業・小規模事業者 における設備投資支援、IT活用支援を抜本的に拡大していきます。 このため、自治体が選択した固定資産税の減免措置に合わせて、「ものづくり・商業・サービス補助 金」等の重点支援等を行ってまいります。 また、生産性向上の鍵となる中小企業・小規模事業者へのIT導入についてはまだ導入が進んでいな い層に対して、どのようにIT導入を進めていくかが大きな課題です。 そのため、生産性向上につながるITツールの見える化を図るとともに、中小企業の身近な支援者で ある皆様と連携してIT導入を進める体制の構築を図ってまいります。 働き方改革 第三に中小企業・小規模事業者における「働き方改革」実現に向けた対策を行います。 「働き方改革」は、女性、若者、高齢者等、誰もが生きがいを感じられる「一億総活躍社会」実現の最 大の鍵であり、我が国雇用の7割を占める中小企業・小規模事業者において着実に実施することが必 要です。 具体的には「働き方改革」の理解を図り、相談に応じ、支援を行う体制を構築します。また、人手不足 感の強い中小企業・小規模事業者において、女性・若者・高齢者等がさらに活躍できるよう、環境整備、 マッチング、人材の育成等を支援してまいります。 (安藤 久佳 長官)

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経済産業省関係 平成30年度 当初予算案

及び平成29年度 補正予算案

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1.Connected Industries による社会課題の解決・競争力強化

~第4次産業革命を契機とした生産性革命~

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「主要30業種の天気図」

晴れは、「旅行・ホテル」「人材派遣」「アミューズメント」が昨年同様 「電子部品・半導体(曇)」「産業・工作機械(小雨)」「化学(曇)」「建設・セメント(薄日)」 薄日は「ドラッグストア」「ネットサービス」「広告」「リース」「家電」「通信」「食品・飲料」 『精密機械(小雨)」「石油(曇)」 雨は、今年も変わらず「電力」、そこに「紙・パルプ(小雨)」 「外食」が、曇から小雨に 「自動車」は、4年前「晴れ」から「薄日」「曇り」と下降線の後現状。 H30 H29 H28 H27 H26 H25 H24 H23 晴れ: 3⇒7 晴 れ : 3⇒3 晴 れ : 2⇒3 晴 れ : 2⇒2 晴 れ : 1⇒2 晴れ:0 晴 れ : 0⇒1 晴 れ : 0⇒0 薄 日 : 10⇒11 薄 日 : 10⇒9 薄 日 : 12⇒10 薄 日 : 13⇒12 薄 日 : 12⇒13 薄日:5⇒ 7 薄 日 : 5⇒4 薄 日 : 3⇒2 曇 り : 12⇒8 曇 り : 12⇒9 曇 り : 14⇒12 曇 り : 8⇒14 曇 り : 10⇒8 曇 り : 13⇒11 曇 り : 13⇒13 曇 り : 11⇒12 小雨: 4⇒2 小 雨 : 4⇒8 小 雨 : 1⇒4 小 雨 : 6⇒1 小 雨 : 6⇒6 小 雨 : 10⇒10 小 雨 : 10⇒10 小 雨 : 11⇒11 雨 : 1⇒2 雨 : 1⇒1 雨 : 1⇒1 雨 : 1⇒1 雨 : 1⇒1 雨 : 2⇒2 雨 : 2⇒2 雨 : 5⇒5

<参考>

(12)

Society5.0

ドローン宅配、AI家電、遠隔医療、私たちの暮らしや働き方が

変わろうとしています

スマートワーク

‎ · ドローン宅配‎ · 無人走行‎ · クラウド‎

政府広報オンライン https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/ ソサエティ5.0「すぐそこの未来」篇〈字幕版〉はこちら

参照

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