【論 文】 UDC :624
.
075.
2.
012 日本 建 築学 会構 造 系 論 文 報 告 集 第 367 号・
昭 和 61 年 9月2
軸 偏
心 圧
縮
を
受
け
る
鉄
筋
コン
ク
リ
ー
ト
長 柱
の
終 局
耐
力
その1
正 方形 断面柱
の載 荷実 験
正 会 員 正 会 員 正 会 員岩
南
若
井
林
宏
哲
*_
* *實
* * *1.
序 鉄 筋コ ン ク リー
ト柱の 2軸 曲 げに関 する研 究は国 内 外 で数 多く行わ れ るよ うに な っ てきた が,
実 験 的な資 料は ま だ あ まり多くはない。
鉄 筋コ ンクリー
ト短 柱の 2軸 偏 心 圧 縮 載 荷 実 験 は,
長 方 形 断 面 柱につ い てBreslerl
},
正方 形 断 面 柱につ い てRamamurthy2
}が,
また高 強 度 鉄 筋を用い た 正方 形 断 面 柱に つ い て Heimdahl ら3;が そ れ ぞ れ行っ てい る。 ま た 短柱の定 軸 力 下に お け る2
軸 曲げ 実 験に関して は,Meek4
) が正 方形断 面 柱に横 力を加え るこ とによ る 比例モー
メ ン ト(Mx/My=
const.
)載 荷を,
滝口・
黒正 らs〕・
6}は 正方 形 断 面 柱につ いて 2軸 曲 げモー
メ ン トの組み合わ せ と径 路が異な る載 荷を行っ て いる。
鉄 筋コ ンク リー
ト長 柱に関し て は,
2軸 偏心 圧縮 載 荷 実 験 をPanneli,
Robinson’
7),
岡 田・
平 沢らs[・
?}が,
定 軸 力 下で の 2軸 曲 げ載 荷 実 験 をFurlongL
°,が 長 方 形 断 面 柱・
長 円 形 断 面 柱につ い て行っ て い る。
ま た鉄骨鉄 筋 コ ン ク リー
ト長 柱に関 し て は,
Virdi,
Dowling11〕お よ び松井・
森 野ら12)が2
軸 偏心 圧縮 載 荷 実 験を,
Johnson
,
Mayi3} が定 軸 力 下で の 2軸 曲げ載 荷 実 験を行っ て い る。 載 荷は材 端 部にボー
ル・
ベ ア リン グを 用い て圧縮加力 をす る.
ものが 多いが,
2方 向に 直交し た ナ イフエ ッジを 用い た支 持 条 件の ものLqや,
加 力に ター
ンバ ック ルあ る い は ス クリュー
ジャッ キで両 材 端 部に取り付け た載 荷ば りを引 張るもの5)・
10・
11]な ど が ある。
また近 年,
短 柱の 2 軸 曲 げせん断 実 験な ど が行わ れ,
地 震時に おける複 雑な 応 力 径 路を実 現させ る実 験 手 法が開 発さ れ始めて い る。
しか しなが ら,鉄 筋コ ン クリー
ト柱の 2軸 曲 げ 実 験は , ほ か の鉄 筋コ ンク リー
ト構 造 部 材に比べ る と ま だ試 験 体 数 も少な く, 系 統 的な実 験 的 研 究はあま り見られ ない。
柱 部 材の 2軸 曲 げ耐 力や変 形 挙 動の実 験 的 資 料 だけ で な く,
例えば部 材の変形の際に断 面の平 面 保 持が成 立し て い るか と・
か,
t
最 大 耐 力 時に部 材の critical な断 面で最 大 圧 縮ひずみ炉
どの程度の大き さ に なっ て いるのか,
その ひずみ の大き さは 1軸 曲 げの 場合と 比べ て差 異が ある の か,
ある い は破 壊の状 態に 1軸 曲 げ との違いが ある の か な どにつ い て は, 不 明な点 も多い。
本 研 究は,
2軸 曲 げ を 受ける鉄 筋コ ンク リー
ト長 柱の 材長 が断 面せい の 6倍・
16倍・
26倍で,
正方 形 断 面を 有 する鉄 筋コ ン クリー
ト柱23体に対し て行っ た偏心距 離と偏心角を変 数と し た 2軸 偏 心 載 荷 実 験につ いて, 部 材耐力 と横方向変形 軸 方向ひずみ分 布・
破 壊 状 況な どの 実験結果を ま と め たもの であ る。ま た,
2軸 曲 げ を受 ける 柱 断 面の終局荷 重につ いて,
Bresler
】),
Ramamurthy2
}ら の提 案し た計 算 法に よ る結 果との比 較を行っ た。
な お,
続 報 (その 2 )では長柱の弾塑性解析に よ る結 果と の比 較 を行う。
2.
実 験 方 法 2.
1 試 験体 試 験体はFigs.
1
,2
に示ず よ う に断面が幅b2120
mm・
せいD
= 120 mm の正 方 形で,
柱の有 効 部 材 長 (支・
点間距 離)は 1=
680mm (t/D=
5.
7 ), 1 880 mm (l/D=
15.
7),
3080mm (1
/D=
25.
7>の 3種であ る。配 筋は,
2軸 曲げ を受け る 正方 形 断 面の耐力 の考ec15
)か ら4 本よ り も8
本と す る 方 が よ り一
般的な挙動 を表し得る と考え られ る た め, 主筋は異形鋼SD
30の D10 を8 本用い た 対 称 配 筋 とし た。
鉄 筋 両 端 部に は9.5mm
径のネジ 切 り日
コ ・・ヒ
:
:
:
」
ω 1_ フヒ
=
ゴ
:
:
=
:
d
鞠
本論文の一
部は,
文 献17)に おい て発表 済で あ る。
寧 京 都 大 学 防災 研究所 助手・
工博 牌 大 阪工業 大 学 助 教 授・
工博寧
*
*
京 都 大学 名 誉 教 授,
日本 建 築 総 合 試 験所 所長・
工博 (昭和60年12月9日原稿受理}’
.
ユll。Fig・
1 C°Lumn c「°ss section 【b ,■soE15.
7 Cc, L’D.
25T
止
=
=
= =
…=
=
= =
亅
・
Fig,
2Dimensions
of test specimens.
/ 59
旧
in 5騨 丶/ 〃 S’
咀
ins
°
ges \ …一
出r_
r匿
.
匿
一
_齟
____
}
、
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_
_
_
_ .
660_
.
___
む1ro4.
1ro.
1_.
−
am−一
___
_
_
レ1ZO的
一 :
一
二1
鰮二.
7二=…
coFig
.
3 Reinforcement detail ln column specimen (t/D=
】5.
力一
cTable
l
Mechanical properties of main reinferce 皿enヒ●tD
=
.
7じ肌 S曜rk3 G8A ぴ胆 讐正。
Ms、
,
。
.
8、
h {、
’。
。
2, しロ
鴨
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M 5じ
閃
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肛
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ロ
飢o胸
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n 22 , , 1.
723.
5● ,.
2’ 15.
z 零 1Jz1.
52 ,.
171b,
9 竃 ⊃,
6, ⊃.
自95.
50z2.
6 罵Fig
.
4 Loading point variationTable2 Mix proportions of concrete
and specific
’
gravities ofmixing material τ2
■
ヒ
SorIe5 cBA 岡i鷹
inB 貼d四
b7 冒璽
正8h【冒
■
電eτ
O,
σ O,
650,
6b C館 幣n じ 1 卩 1 5即
● 1,
971.
,11.
91 o【
■
ud 2.
7亀 2,
762,
76 5P86iric 6開
輔巳ie墨
c20蹌n匸 ⊃.
匿6 」.
■6 ,.
lb 5md 2.
6匹 2、
622.
65 6【
墨
u.
L 2.
562.
602.
50 を 施して Fig.
3の よ うに試 験 体 端 部の 120 mm 角で20
mm 厚の鋼 板 (SS
41 材 〉を貫 通さ せ,
鋼板の両 側でナ ッ トに よって固 定 した。 主 筋の引 張 試 験 結 果 をTable 1に 示 す。 帯 筋にはSR
24
規 格 相 当 品で 4,
5mm
φの 丸 鋼を 用い 60mm 間 隔で取り付けた。
コ ンク リー
トの調 合に は, 普 通 ボル ト ラン ドセ メ ン ト・
粒 径1.
2mm 以 下の淀 川 産の川 砂・
粒 径5〜
10 mm の京 都 府 城 陽 産の 山砂 利を用いた。 コ ン ク リー
トの調合 および調 合 材 料の試 験 結 果 をTable Zに示 す 。 試 験 体は 部材 寸法を 正確に成型 す る た め に作 製し た機械 削り仕一
ヒ げの鋼 製 型枠を用い, コ ン ク リー
トの打 設 を 水平打ちと し た。
こ れ を用 い る こ と によっ て得られ た試 験体の断 面 寸 法の誤 差の 範 囲は一
LO〜
+1.
5mm , 平 均で +O.
5 mm であった。
な お 偏 心 載 荷に際 して は, コ ン ク リー
ト 断 面の圧縮 縁 (Fig.
4の A,
B の側 面 )が型 枠で成型 さ れた面と なり,
引 張 縁がコテ仕 上 げさ れ た面と な る よう に載 荷点を設 定 し た。
短 柱 試 験 体は予 備の 1体 を含めて全8体 を4体 ずつ 2 回に分け てコ ンクリー
トを打 設し, 長 柱 試 験 体はすべ て 1体 ずつ 打 設し た。
コ ンク リー
トの ス ランプは 17.
5 cm〜
23cm で平 均20.
5cm で あっ た。
長 柱 試 験 体で は主 筋 が部 材 中 央で た わ むの を防 ぐため,
水セ メ ン ト比 30% の セ メ ン トペー
ス トで作 製し た 15mm 立 方 程 度の さい ころ状の ス ペー
サー
を, 部 材の3
等分点 付近で隅角 部 主 筋の下に置い た。
試 験体は打 設 3日後に脱 型 し, 1週間 湿布養生し た後,
実験日 ま で空中養生を行っ た。
実験時 の材 齢 は 短 柱 試 験 体 (l
/D
= 5.
7)が 38〜
90日 , 長柱 試一
60
一
験体が 75〜
141日 (1/D
==15.
7) ,71−
85 日(l/D・
=25.
7 ) であっ た。
2.
2 載 荷 方 法 実 験 変 数と し て, 載 荷に お け る偏心角 θ=
0°
, Z2.
5°
, 4S”
と偏 心 距 離 e/D=
・
O,
0.
05,
0.
1,
0.
2,
0.
5を採 り,
Fig.
4に示すように中心圧縮と1
軸偏心圧縮を含む 7通 りの 載荷を行っ た。
試験体名は次の よ うに表現し た。 初めの英字は“
材 長 /断面せい比” を示し,
“A
” はl
/1
)=25.
7
シ リー
ズ,
“B
” は1
/D
= 15.
7 シ リー
ズ,
“
C ”
は1
/D =
=
5.
7 シ リー
ズで あ る。
英 字に続 く3桁の数 字の頭の 1数 字は偏心角 θ を示し,
“
0”
は0
°
,
“
2”
は22.
5°
,
“
4”
は45°
を意 味し,
残 り の 2数字は偏 心 比e/D をパー
セ ン ト表 示し た もの であ る。 加 力に は,t
/D1・
5.
7,
15.
7の柱は負 荷 容 量100t の ア ム ス ラー
型 長柱試験 機を使用 し,1
/D=
25.
7の長 柱 は負 荷 容量が圧縮 400t の油 圧 式 ジャ ッキ を 使 用 し た。
試 験 体は上 下 端に球 面 半 径57
mm の既製の球 面滑り軸 受 け齣 (静 的 負 荷 容 量224t) を用いて両 端ピン支 持と し た。 支 持 点の 回 転 中心 は 200mm 角40 mm 厚の鋼 板 の外 側 表 面 上に ある。 実 験 時の載 荷 状 況 をPhoto 1に 示す。 実 験で は,
偏心載 荷の前に,
柱 断 面の全 塑 性 中心軸 圧 縮 耐 力の 1/3〜
1/4程 度 まで の弾 性 とみ ら れる範 囲で断 面の幾 何 学 的 中 心につ い て中心 圧 縮 載 荷 を 行っ た後 ,一
旦 除 荷し て初 期 不 整 を調べ る ために そ の過 程に おける ひ ずみ履 歴 を計 測 し た。
偏 心 載 荷 実 験は, その幾 何 学 的 中 心から所 定の偏 心 量だけ載 荷 点 をず らせ る方 法で加 力 を 行っ た。 こ れら の中心 圧縮 載 荷および偏心圧 縮 載 荷の前 には材 端 部 球 座の回 転 を円 滑にする ため グリー
スを 塗 布 し た。
2.
3 測 定 方 法 荷 重は試 験体下部に設 置 し た容量 100t・
感度 20× 10−
s /tの ロー
ドセ ルで, 試 験 体の変 形は摺 動 抵 抗型変位 計 と電 気 抵 抗 線ひずみゲー
ジで計 測し た。
長 柱 試 験 体の載 荷 実 験 時の測 定 状 況をFig.
5に示す。 長 柱 試 験 体の変 形の測 定の ために,
柱一
ヒ端および下 端 で断 面の2
主 軸 回りの 回 転を拘 束し ない 口型の鋼 製フ レー
ム を取り付け, また部 材 下 端で は部 材の伸 縮 を 拘 束 し ない よ うに材 軸 方 向に スライ ド装 置 を使っ て, これ ら の上 下の口型フ レー
ム を山 形 鋼 を用い た支柱によっ て上 端ピン・
下 端ロー
ラー
の支 持 方 法で連 結し た。
さ らに変 位 計 を 取り付 ける ための上・
中・
下 層の 3組の 口型フ レー
ム をこ の支 柱に 固 定す るこ とに よっ て,
計 測 用フ レー
ム を 構 成 した。
柱上 下 端の 断 面重心 を 基 点 と して取 り付け ら れ た計測用フ レー
ム全体は,
試験 体 端 部の回 注1)球 面 滑り軸 受 けの一
定 圧 縮 荷 重 下にお ける回転 性 能 を 調べた実験 の 結 果 を 付 録 1に 示 す。
Pho電01 0vera壷l view of test of AOOO b 転
・
伸縮に対し て影 響 を受けずに試 験 体の各 変 位の測 定 を可 能にする。
部 材 中 央の水 平 方 向に変位 計 3本を用い てFig.
6に示す 2方 向の 横た わ み u,
v とね じれ角α を,
部 材の上 端 と下 端で鉛 直 方 向に各3本 を用い て材 端 回 転 角 亀,
乳と部 材の全 縮み 量 ω を 測定し た。
変位計に よ る計 測 値か らの 2方 向 水 平 変 位と ね じ れ角 の計算は次の よ うに行っ た。
変 形 前の部 材の断 面 重心 を 原点に と り, 座 標 軸 をFig.
6(b)の よ うに と る。 断 面 形 は変 化し ない もの として,
変 形 後の部 材の断 面重心 の変 位u,
v と 回転角 a を, 図の点1, 2, 3の位 置に当て ら れ た3
本の 変 位 計の変 位 量 δ1,
δ2,
δ,で表 現 する。 こ こ で,
そ れ ぞ れの変 位は図に示し た矢 印の向 き を 正と す る と,
次 式が成 立するt「2 } 。 δ1=
x1(1
/cos a}
1)(Yi
−
V)tanα十u δz= x2(1/cos α一
1}一
(駈一
v}tanα十 u δ,=
(Xs−−
u)tan a 十y3(1/cos α一
1)十 v…・
……・
………・
………
(1 ) こ こ で回 転 角α・
が小さい場 合には,
sin a=
a, COS a;
1, tan a=
・
a と お くこと がで き る (α; leの と きの最 大 誤 差 は (1−
cos a)/cos α= L52 × lo−
4 で あ る)。
し た がっ て,
注2) 式 (1}の誘 導 を付 録2に示す。
臼
監
,
1 駟 転 r衄
9糊 瞳 遡 』 朏 ・F
一
隣 nO 醐 買h凹
1 叩 Ce)A璃s●
ttiei 恥 噺1 OkRdi … 陌ng● 1のεb
糧
{6 ,c{ 謡聖
痼
●
nFig
.
5 Measuring device of lo皿g colu 皿nd
これ よ り式 (1 )は a=
(δi一
δ2}/(3凸一
yt) v=
(δ3一
己じ3)α十δ3十!ノ2 α2…
甲
77・
・
・
・
…
r77
・
・
…
(2) u=
δ1十(Yi−
v>α と な る。
部材中央 部の軸方 向ひずみ・
曲率な どの測定には変位 計 を用い た測 定 用 治 具 を 標 点 距 離 3D−
360 mm と して 取り付けた。
変 位 計は材 軸に対し て対 称 位 置にある 2本 が組とな り, 直 交する 2組は独 立に計 測で き る機 構に なっ てお り,
この治 具は上 記の計 測システムと は独 立に 働く。
短 柱 試験 体では試 験 体の変 形の測 定はこ の軸 方向 z鴫
y1
瓦2,
yz) 162 2卜一一
3
一
一
「 》 1 α ;11 ト
ー
ロ
ー
ul冒
一
用一
一
一
363−
(置3.
y3) (,1.
y;}6,1
(a ) Membe 【 (b) Mid
−
hoigh ヒ 5ec しionTable 3 Summary of test「esults Co
“
cτ
6 匕巳
P■
Pb P8P 凹罵
Spod 麗 n θ 2 ’DFC εP σtP 【 Pb ずb6 匚bP 聞 冨 ov
脚
α
θ 覧ue yu0 翼L9y1 チ皿u冨 ♂囲冨 翼愚
ロ
腰
d2匹 zk 呂ノc鵬 2k8 ’c皿 tt 【薗
皿
d23d
已
6d∈
8do8d犀
9・
−
3 霊10罵
10一
3冨
10一
3 翼lo一
」一
3 冨10 COOOo02 ア12.
57 55.
35.
215.
3757.
1 4.
045,
64 Cユ052z50.
05z802.
85 51.
へ 4.
155.
2351.
6 4.
165,
23 C21022.
50.
iZ672.
60 4コ.
3 4.
235.
15 CZZOz2.
5o.
22712.
43 29.
も 3.
65 高.
26 コo.
o 4、
756.
71 C250z2.
5o.
52632.
80 17.
33.
726.
7718.
0 5.
41 COZO00.
22932.
26 29.
52.
223.
0333.
南 4.
6鞠 6.
98 C420450.
22802.
59 32.
53 」95.
2033.
3 ,.
0} 6.
42 6000oo2702.
38 27.
5 亀7.
947.
9 47.
95,
09}
o.
183.
自o0.
OlO 』0o.
50O.
03o.
512.
562、
η 320522.
5o.
052582.
35 31.
262.
3 4622.
妬 4.
653.
03一
〇.
02O.
430,
43o.
510.
392,
712.
δ8 3210822.
5o.
12 ア82.
28 36.
O35.
833.
0 35.
87.
736.
652.
41一
〇.
02o.
64o.
830.
67o、
863.
B3、
13 麗10b22.
5o.
12782.
30 22.
534.
434.
4 ,4.
49.
766 」62.
65一
〇.
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730、
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5o.
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24 28.
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3 25.
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099.
19L80一
〇.
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5o.
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66.
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3 13.
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45Il.
B0.
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34 ら.
36 BO20oo.
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6ム 1.
72一
〇.
021.
551.
20L521.
185.
083.
83 AOOO鋤 oo3002,
も4 22.
9 55.
ら 55.
畠 5.
24.
45.
87一
〇.
o自 o.
06O.
080.
21O.
163.
322.
89 AOOOb003022,
34 22.
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9 56.
95.
85.
らA205ZZ
.
5o.
053162.
32 29.
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〇.
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852.
592.
98A210zz
.
5o.
13112,
∬ 29.
327.
3 28.
o13.
510.
92.
50一
〇.
02o.
65o.
デ8o.
71o.
go2.
132.
41 AZ2022.
5o.
23262.
65 27.
318.
9 り.
2 18.
925.
717,
4Z.
190.
07Lo61,
581.
05L59Z,
B7Zj7 A25022.
50.
5 ユOlZ.
3Z Zら.
17.
9lO.
Z Io.
942.
322,
5L65一
〇.
071.
452.
73L482 」93.
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2305z.
zg z7.
918,
616.
9 18.
833 」一
L22.
16一
〇.
07一
〇.
12z.
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〇.
042.
06z.
2も 2,
41 A420650.
232 弖 z.
78 26.
2 卩,
214.
ア }7.
220.
625,
4z.
08一
〇.
0ら L52 」.
z61.
541.
24Z.
乃 z.
7 コ 変形の みに 限 定し,
中 央 部2D = 240 mm を 標 点 距 離と して,
各側 面に変位 計を取り付け た。
ま たFig.
3に示 す よ う に, 部材中央お よび両材端 部の隅角部鉄 筋4本 と コ ンク リー
ト表 面に ひずみゲー
ジ を 貼 付 し た。
ひずみ ゲー
ジの検 長は鉄 筋 用1mm,
コンク リー
ト用30
mm で あ る。3.
実 験 結 果 と考 察 実 験 より得 られ た各 種 載 荷 別の結 果を ま と めて Table3
に示す。 表でP
,は引 張初亀裂発 生時の荷重,P
,はコ尸
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t , ンクリー
トの圧 壊 が 初めて観察さ れた時の荷 重を示し,
D εb は圧 壊 時に変 位 計に よっ て部 材 中 央で測 定され たひ ずみ分 布か ら推 定さ れ る断 面 隅 角 部の最 大 圧 縮ひずみ, cεb は その時 記 録され た隅 角 部に最 も近い コ ンクリー
ト ゲー
ジによ る最大圧縮ひずみの実測値であ る。 変数の前 付添字でD
は変位 計に よ る も の,G
は ひずみゲー
ジ に よ る もの を意 味す る。
右 欄に は最 大 荷 重Pmax
と その時 の 変形状態を表すFig.
6に示す諸量で, 部 材中央の横 方 向 変 形 u,
v と, ね じれ角 α, 部 材の軸 方 向 変 形 w, 材 端 部の回 転 角佑,
傷 (添 字の u は上 端 部,1
は下 端 部 を意 味す る),
断 面 隅 角 部の最 大圧縮ひずみ D εm。x,
。εmax を示すe3.
1
1
/D =5.7
の短柱の挙動 (i
) 荷重一
軸 方 向ひずみ関 係 部 材 中 央の各側 面の幅方向中 央点 (Fig.
4
の A,
B,
C ,D
の位置)に お け る軸方向ひずみ ε と荷重P
との関 係をFig.
7に示す。 図 中の荷 重とひず み は 圧縮を 正 と して表示 して いるtt3) 。 実 験で最 大 荷 重 点まで測 定さ れ たコ ン クリー
ト面の ひ員
…
ずみゲー
ジに よ る軸 方 向ひ ずみ ε と荷 重 P と の関 係 を !.
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1 )〔嘲ro 示す実 線は部 材 中 央の各 側 面の 2点の ひずみ ゲー
ジに よ る もの を平均 し た ひずみ を描い た も のであ る。 破 線は変 位 計に よっ て測 定 さ れ た 変 位 量 か ら 求 め ら れ た もの で,
比 較の ために重ね て示してい る。
両者はよ く 合っ て お り,
Fig
.
7 Load versus longitudinal strain Ielationships注3) 比 較のためにFig
,
7に圧 壊 時ひずみ ceb の大 き さ を▼ で示 し た が,
この ひずみ 図 は断 面 幅 方 向の中 央 点に お け るひずみ につ い て描い たもの で,
断 面 隅 角 部の最 大 圧縮 点に お け る ひずみを 示す DEb,
cεb,
ρεm 。x,
c εmax と は直接 対応す る もの でない。
一
62
一
実験に用い た測定治具が 正 し く機 能 を働か せ て い る こ と が認 めら れ る。これらの結 果か ら変 位 計による計 測 値は, 引 張ひずみの計 測に難 点 を もつ ひずみ ゲ
ー
ジに比べ て十 分 信 頼ぞき るもの であ り, 実 験で 現 れ た ひずみの全 過程 が記 録できて い るた め非 常に有用 な デー
タであ る といえ る。 ひずみ ゲー
ジのデー
タがや や大き なひずみを示して い る の は,
変 位 計に比べて ひずみゲー
ジは検 長が短く,
部 材 中 央で局 所 的に ひずみが大き く なっ てい ること を 示 す と考え ら れ る。 中心 圧縮COOO
の場 合は,
最 大 荷 重 付 近まで各 点の ひ ず み は ほ ぼ一
致 しており,
断 面 内に均 等なひずみ分 布 が 見ら れ て良好な中心 圧縮 載荷が な さ れ たことを示す。
ま たこ の試 験体だ け は最 大荷重に達し た後で荷重が低 下し 始め て す ぐに コ ン クリー
トの 圧 壊が観 察 され たため,
Table
3
では 。εmax よ りDeb が大き く なっ て いる。 ひずみ ゲ
ー
ジの 値6 εm。x とc εb の大 小が逆の関 係に な っ て い るのは,
最 大 耐 力 時に最 大ひずみを示したゲー
ジが その 後で壊れ た ため,
その近 傍の別の ゲー
ジの値 を示し たこ とに よ る。 最 終 的に圧壊が著 し く生 じ た部 分は コ ンク リー
トの打 設 方 向と直 角 方 向の側 面に あた り,
コ ン ク リー
トを部材の横方 向か1
ら打 設し たことに よ る直接 的な 影 響は見られ な か っ た。
2軸 偏心 圧縮 (θニ
22.
5e)の場 合で は, 偏心距 離が大 き くなる につ れて最 大 荷 重は低 下 するが,
部 材 中 央の断 面の ひずみ分 布 状 況は偏 心 距 離の大きい試 験 体C250
(e/D=
0.
5>を除い て最 大 荷重点に至 る までほ と ん ど1
全 断 面 圧 縮の状 態にあり,
わ ず かに引 張ひずみが計 測さ れ た場 合におい て も ひずみ が引張亀裂を生 じ る まで拡が る の は最 大荷 重 点に近づい て か ら で あっ た。
コ ン ク リー
トの圧 壊が観 察さ れ たの はいずれも最 大 荷 重 点に達 する 直 前 あるい は最 大 荷 重 時と ほ ぼ同 時で あり,
圧 壊が始 まっ て からは急 激な荷 重 低 下 を 生じた。
圧 壊は中 央 部 標 点 間で発 生し た が,
試 験 体C220
(e/D =
0.
2)だけは 鉄 筋の定 着 不 良に よっ て部 材 下 端 部で生じた。
最 大 荷重 以後,
圧縮域に あっ た荷重一
軸 方 向ひずみ曲線が 圧 縮 側 か ら引 張 側へ 移 行して,
荷 重の低 下に伴っ て中 立軸が急 速に移動してい る様子が う か が え る。 1軸 偏 心 圧 縮CO20
(e/D
= O.
2)お よ び45°
方向2軸 偏心 圧縮C420
(e/D=
O.
2 }で は,A .
・B ・C ・D
点の ひずみ状 況は理 論 的に同じ大き さの ひずみを生じ る部 位 の ひずみ曲 線が ほ ぼ重なっ てそれ ぞれ明瞭な 分布 を 表し て おり, 載荷が正 し くな され たこと を示して い る。
ま た 最大 荷 重 点 以 後の中 立 軸の移 動 状 況か ら,
中央 断 面の圧 縮 域が 急 速に減少しているこ と が 推 測で き る。
圧 壊時の最大圧縮ひずみ は,
部材 中央に貼付さ れ た ひ ずみ ゲー
ジの デー
タに よ れ ば,2
軸 偏心 圧縮 載荷の場合 4.
8〜
5.
2×10−
3 の値 を 示 してお り,1
軸 偏 心 圧縮 載 荷の 場合の 3.
OX10−
3に対して 1.
5倍 以 上の大き さと な っ て い る こと が注 目さ れ る。
(ii
) 荷 重 推 移に よる試 験 体 中 央 断 面の ひずみ分 布部 材 中 央の 断 面における ひずみ分 布 状 況 を
,
コ ンク リー
トお よ び鉄 筋に貼 付し た ひずみゲー
ジによ る ひずみ デー
タを用いて荷 重 段 階ご とに示し た ものがFig,
8
で ある。
図は中 心 圧 縮 (COOO
)、
1軸 偏 心 圧縮 (CO20
),
2軸 偏 心 圧 縮 (C210 )の 各 場 合で そ れ ぞれ左 図は コン ク リー
トゲー
ジに よ る もの, 右図は鉄 筋 ゲー
ジに よ るも の であ る。 いずれ も最 大 荷 重の 8〜
9割まで の荷 重で は コ ン ク リー
トと鉄 筋の ひずみ分 布 面は ほ ぼ一
致し た平 面 を構 成して いるこ と が わ か る。 し か し最 大 荷 重 時におい ては鉄 筋は既に圧縮 降 伏して局 部 的に ひず み が増 大して おり,
ひずみ分布面に乱 れ が生じ,
もはや平 面 保持が成 立してい る と はい い 難い。 試 験 体C210
で は荷 重30t ま で断 面 全 体に わ たっ て圧 縮ひ ず み が増 大してお り,
最 大 荷重点付 近で隅 角 部の圧縮ひずみ が 急激に大き く な ると ともに,
反 対 側の隅 角 部で は ひずみ のもどりを生じ て引 張ひずみ が現れて いる。 ほ かの試 験 体で も同 様に最 大荷 重 点に至るまで は平 面 保 持が成 立し て い る こと が確か め ら れた。 5000 3COO2cootDoo o 500040003 oo2000looeo 50QQ oo 2000locoo」
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P ρ PP {e} coooじ
P:
30t P1rOtP=
101P.
OtCb )COIOPrrt:
Pv40t P=
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O1 喝 切 詔 副 301 20■ 10■ Ot 40ヒ 鋤 蹴 ゆ o巳 {c ) ClloCa) 嵩 〔c ) tb) 口 [ 皇!D
冒
15.
7 値〕 ω (b) {幻 tlD嚇
25.
7Fig
.
g Load versus lateral deformatiQn匸elatiQnsh ゆs3
.
21
/D=
15.
7お よ び1
/D・
・
25.
7の長 柱の挙 動 (i
) 荷 重一
横 方向変形 関 係 部材中 央の断 面 重心の横 方 向 変 形 u, v と荷 重P
との 関係をFig.
9
に示す。
試 験 体 中 央で引 張ひび 割れ お よ びコ ン ク リー
トの圧壊が観 察され た時 点 を図中に▽ , ▽ で示し た。
偏 心の小さい場 合で は材 長に か か わ らず横 方 向 変 形 が 大 き く現 れは じめて部 材 耐 力 点に達 した後,
圧 壊すると同時に引張側に亀裂が生じ た。
最 大 耐 力 以 後で は, 座屈によっ て耐 力 が落 ちると と もに, 部 材の変 形が 増し,
部 材 中 央 断 面な ら びに その近 傍で はコ ンク リー
ト の は く落,
鉄 筋の座 屈な ど が生 じ る ことに よっ て,
部材 耐力の低下をよ り急 速に促 すことに なっ た と考えられ る。
偏 心 が 大 き く な る と,1
/D =
15.
7の場 合 引 張ひ び 割れ が まず現れ,
コ ン クリー
トの圧 壊が生じ ると同 時に 部材 耐 力に達す るという経 過 をたどり,
最 大 荷 重 点 以 降 の耐 力の低 下は偏 心が小 さい場 合に比べ て緩や かで あ る。
‘/D=
25.
7の 場 合は,
圧壊の始ま る時点が最大荷 重 点 を越えて変 形が相 当に進ん だ ところに な り, 圧壊 発 生と ともに荷重の低 下が大き く なっ た。
Table
3に示し た よ うに部 材 中央 断面の ね じ れ角 α は 載 荷 全 過 程 を 通 じて ほ と ん ど現れ ず, 最 大角度は 0.
6°
(l
/D =
15.
7)あ るい はO.
3
°
(l
/D =
25.
7 )を示 し ただ けで あった。
また部 材 上 下 端の 回 転 角はx 軸 回りとy 軸回りにつ い てそれ ぞれ よ く一
致し て お り, 最大荷重後 も含め て上 下に対称な変形 を生じ てい た。
部材の破 壊は 部材 中央に集 中して生 じ た がt 中心圧 縮のBOOO
の 試 験 体だ け は部 材 中 央の下 端か ら材 長の 1/4位の位 置に生 じ た。 (ii
)部 材 中 央の横 方 向 変 形の軌 跡 部 材の横方 向変形の軌 跡 をFig.
10に示す。
θ=
o°
の 1軸 偏 心 載 荷の場 合 とθ≡
4S°
の 2軸 偏 心 載 荷の場 合は,
変 位の進 行 方 向が ほ ぼ真 直ぐで ある の に比べ て,
θ=
22.
5°
の各2軸 偏心載 荷の場 合で は最 大 荷 重 点あた り か ら進 行 方 向が変 化し て いる。 これは Fig.
11の例に み る よ うに,
断 面の中 立 軸の傾き が徐々 に変っ て い くことに 結びつ い ており, 常に中立 軸に垂 直な方 向へ 変形が進ん で い ること が わか る。 中立 軸の変 動は圧 縮 側および引 張 側の各 鉄 筋の降伏や,
コ ン ク リー
トの圧 縮ひずみ の増 大 (a) (b ) ‘1, £ ’D■
】5.
7 (a) ‘b) C2)鳳ノD国
25,
7Fig
.
10 Trajectories of lateral deformation65
る
3 で , O 6 6 0 2 ‘ 5 8 10Fig
.
11
VaTiation of neutral axis and yle且ding
of Inaill reinfo 「cementPhoto2 Mid
・
height portion・
of columns after test_
Compres−
siQn sides に よる圧壊・
は く落などが原 因 して い る と 思 わ れ る。
3.
3
破 壊 状 況 載 荷 実 験 終 了後の試 験 体の圧 縮 側コ ンク リー
トの破 壊 状 況を Photo 2に示す。
コ ン ク リー
トの圧壊・
は く落 の領 域が,
2軸 偏 心 載 荷の場 合に は断 面せいD
の約2
倍の範 囲に拡がっ てい るの に対して,
1軸 偏 心 載 荷の場 合は 1〜
].
5倍 程 度の範 囲に生 じ ただ けで あっ た。
この 結 果は長 柱・
短 柱にか か わ らず 同じ で あっ た。1
軸曲 げ と 2軸 曲 げで は断 面せい の有 効な長さが 実 質 上 変る わ け であるが,
圧 壊する領 域が有 効 断 面せ いの 1〜
1.
5倍で あると 考え れ ば相 対 的な領 域 長さ は同じ である と見るこ と がで き る。 これ らの圧 壊 領 域で は圧 縮 側の鉄 筋が帯 筋 間で座 屈を生じ て い た。
4.2
軸 偏 心 載 荷 を受 ける短 柱の終 局 荷 重.
2
軸 偏心 圧縮を受け る鉄 筋コ ンク リー
ト柱の終 局 荷 重Pu
を 計 算す る方 法とし て 1960 年にBreslerl
}が提案し た式は次の よ うであ る。 偏心 量 (ex,
ey)で作 用す る時 のPu
は, 1/P臨
= 1/P
エ十1/Py
−
1/Po・
………・
(3 ) で与え ら れ る。
こ こ でPr
は x 軸方 向に ex だ け偏心 し た時の1
軸 偏心圧縮 耐力,Py
はy 軸 方 向に es だ け偏 心 し た時の 1 軸偏心 圧縮 耐 力,
P。は中心軸 圧 縮 耐 力で ある。
こ の式は形が単 純で あり,
P。,
Px
,Py
が 比 較 的 簡 単に決 定され る とい う長 所によ り,
実 験や解 析の結 果 などの比較・
検 討の た めに よ く用い られる2L8 )。
1 軸 偏心圧縮 耐 力」Px,
鳥 の 算 定に は,
1軸 曲 げ と 軸 力 を受け る柱 断 面の終局強度 計算 図表を用いれ ばよい。
こ こで は
ACI
Building
Codei6)な どで使わ れ て い る コ
ンク リ
ー
トの等価 長方形 応 力 分 布および鉄 筋の完 全 弾 塑性型応カ
ー
ひずみ関係を用い て断 面の終 局 強 度 計 算 図 表を 作成 し た
。ACI
Building Code の 方 法に よれ ば, コンク リ
ー
ト最 大圧縮 縁の ひ ずみ εu を0.
003, 断 面に お け るコ ンク リー
トの 圧縮 域の応 力の分 布 長さ を最 大 圧 縮 縁か ら中 立 軸まで の距 離の 0.
85倍とし,
圧縮 域の コ ン ク リー
ト強 度 σ。をシ リン ダー
強度Fc
の0.85
倍 (た だ し,Fc
≦Z80
kg
/cm2 の と き〉と おい て,
鉄 筋 応 力は平 面 保 持 を仮 定して求め ら れ る。 しか し,
こ の よ うな等 価 長 方 形 応 力分布を 用い た 場 合に は 計算 値が実 験 値よりも 安 全 側の値 を与え ること が報告さ れて い る た めZ)・
1ω,
コ ンク リー
ト強 度 σ, がシリンダー
強 度Fe
に等し い と お き,
さ ら に最 大 圧 縮 縁ひ ずみ εu を0,
003 の ほ か に O.
・
004,0.
005
と仮 定し, よ り実験の挙 動に合わ せ た場 合につ い て も図 表の作 成 を行っ た。
ま た中心軸圧縮耐力P
。にっ い てはACI Building Code で は初 期 不 整の影 響を考 慮し て全 塑性圧縮耐 力か ら の低 減を行 うことが示 さ れ て お り
,
例えば帯 筋 を有す る部 材の場 合,
全 塑 性圧縮 耐 力の 0.
80倍 以上の軸 力を と ること ができ ない ことに なる。 しか し,
こ れ を適 用す る と今回 の実験で偏心の小 さい場 合のPx,
Py を 算 定す るこ と も不可 能と な り,
Bresler
の意 図に反す る と思わ れ るた め, こ こ では最大 軸 力の 制 限を行わず 先の 曲 げ終 局 強 度 計 算図表に おい て 偏心 量 e=O
の値をP
。と し た。 以 上の値 を用い てBres−
ler
の 式 (3 )に より計 算 し た 2軸 曲 げ 終局荷 重をTable
4に示 す 。Ramamurthy2
〕 は主 筋が 8本 以 上で均等に配 筋さ れ た 正方 形 もし くは長 方 形 断 面 柱の等 荷 重 曲 線の近似 式を」
Table4 Summary of analytical results ‘or shor 吐celumns P
。
。
1 ω (ρ ,.。ノ P 。 。亀, Spe匸
L凹
m H凰
囗
oP匸
08【
(ζ
) σ■
Fに
c ム n
●
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O.
明 FC
o
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O.
OO3u
馳
爵
し
u
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o.
oo3匚
u
.
O,
004 しu巳
0.
OO5 1 1【 匸 111 :11 11 COOOC 205C210C220C250 57.
151.
643、
330.
OI8.
0 ⊃65 {1.
011レ 69,
6 ‘1.
Q36 ) ら ユ.
3 【1、
000 》 33.
3 ζO.
901レ 聖7.
〜 〔LO47 ) 533 5,3 く1、
059) (1.
059) 45.
7 47.
2 ‘1.
125 } (1.
089 ) 39、
6 4 コ.
5 (1、
093 , 〔1.
0凸D 30.
0 31.
9 q.
ooo} 〔o.
94ω 15、
7 17.
Z (1鹽
1ら6レ 〔Lo47 , 59.
8 59.
呂 (O.
955) (O.
955) 5D.
6 52,
6 (1.
OI2 , 〔0.
卯η 鞠4.
1 雨6,
3 (o.
9臼2 , (o.
935) 3].
幽 ユ5、
喬 (0,
898⊃ 〔O.
847) 幽7.
3 i8、
9 G.
oらoレ 〔o.
952) 59.
a 59.
6 〔0,
955, 【O,
955) 別3 52,
9 〔1.
oo2 , 〔o.
9η ) 4◎.
8 46.
7 (0.
96η 〔0.
9η ) 3自.
2 36.
o {O.
877} 〔0.
833) 17.
8 18、
9 〔1.
O凵レ 〔0.
952 } 59.
B 59.
8 〔0,
9⊃5) (O.
9551 51.
4 53,
0 【聖.
00 ω {0.
9701 “4.
巳 46,
7 (0.
% η ω.
9η〕 ,喬.
5 36.
6 〔0,
870) ω,
82ω 1U.
0 18,
9 【1.
ooo) 〔o.
952 〕 CO30C 自ZO31.
433.
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9 〔o,
985 ) 33.
o 【1.
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7 32.
7 〔1,
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02〕レ 29.
ユ ⊃1.
Q 〔1.
1ユη q.
074) 36.
, 36.
亅 (0.
920) 〔O,
920》 32,
6 36J q.
02D 【03 翼1) ∬.
9 36、
9 〔0.
905 】 (O.
905 ⊃ 】3.
5 」5.
0 【o.
,9の 〔o.
9別 , ユ7.
4 コフ、
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oo3 0臓 aoos 12 覃oQS oCOOO C2e5 C210 C210 C250 COIO C420 Fig
.
12 Comparison of ultirnate loads o { short columnsPヒ05 且 Pcd
、
1965年に提 案 し た。 正方 形 断 面 柱に対 し て は偏心方 向 角 θ のと き次 式で与え ら れ る。 Mu
;
Musoll
−
O.
1(θ/45°)}・
・
…
一・
・
一・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(4 ) こ こで,M
。 は斜め 方向の終 局曲 げモー
メ ン ト,1
臨。 。は 1軸 偏心の場 合の終 局曲げモー
メン トであ る。 この式は θ;
45°で の終 局曲げモー
メ ン ト を 1 軸偏心載荷の場合 の終 局 曲げモー
メ ン トの 0,
9倍と おい て,
その 間の終 局 曲 げモー
メ ン トを偏心角 θ (°
)で線 形 補間 す ることに よっ て求める こと を示 して い る。
こ こ で はMuy
。の算 定 にBresler
の式 (3) を適 用する際に作 成した先の 4組 の終 局 強 度 計 算 図表 を使 用 した。 これより求め た終 局 荷 重をTable
4に示す。
これら 2つ の終 局荷重計算法に よる結果と,
続報 (そ の 2)で 詳 述 する精 算に よる解 析 結 果 をま とめてFig.12
に示す。 いずれ の方 法に よっ て も計算値と実 験 値は よ く合っ てい る と思わ れ る が,Bresler
の提案式に よ る もの がRa
皿amurthy の提 案式に よ る もの よ り も全 体と し て荷重を低く,
安全 側に評価す る形に なっ てい る。 コ ンク リー
ト応 力分布にお け る強度 σe の取り扱いと し て は,
1軸 偏 心 載 荷 (COOO
)を除いて,
シリンダー
強 度Fe
を と る方がより実 験 値に近く な る傾 向 を示 す。 コ ン ク リー
トの最 大 圧 縮 縁ひずみ εu の値に関し て は そ れ ほ ど大き な差 異は認め ら れ な かっ た。 ま た精 算 値は非 常 に よ く実験 値に合っ てい る。
こ の解 析はσ。=
F
。,
εp≡
0,005
を仮 定し たこ とに対 応す るもの で ある が,
材 料 強 度の取り扱い は実験値と計算値を 比較する時に重大な意 味 を もっ と思わ れ る。5.
結 論 本 報では,
材長 お よ び偏心 距離と偏心角を変 数と した2
軸 偏心 圧縮 載 荷 実 験によ る結果の概要を ま と めた。
載 荷 実験は120mm
×120
mm の正 方 形 断 面に主 筋の異 形 鉄 筋 8本を配し,
材 長を断 面せい の6
倍・16
倍・26
倍 とし た両 端 ピン支 持の鉄 筋コ ンクリー
ト柱23
体につ い て行っ た。
実 験 結 果に よっ て次の こと が確 認さ れ た。 (1 ) 最大 荷 重 点に至るまで の ひずみ分 布 状 況を調べ た結 果で は,
2軸 曲 げ を受 ける断 面に おい ても平 面 保 持 が ほ ぼ成 立 する。
(2) 材 料 破 壊を し た部 材の,
最大 荷 重 時にお け る 部 材 中 央の 断 面 隅角 部に生 じる最 大圧縮ひずみ の大き さ は,
コンク リー
ト シリンダー
の圧 縮 強 度 時の ひずみ の約 2倍の 0.
004−
O.
005の値とな っ た。
コ ン クリー
トの圧 壊に よっ て は く落が生じ た領 域は,
1軸 偏心載 荷の場 合 に断 面せ い と同じ程 度の範 囲であるの に比して,2
軸 偏 心載 荷の場合に はその 2〜
3倍の範 囲に拡が っ て い る。
〔3 )偏 心 載 荷 点が主 軸か ら22.
5°
離れ た場 合の 2軸 偏心載 荷で は,
部材中央の横たわみは, その偏 心 角の方 向に進み始め る が,
最大荷 重 点付 近 か ら中 央断 面の中 立 軸の傾きの変化に対応し て変位の進 行方向が変 化す る。一
66
一
(4) 部材 中央の断 面の ね じ れ は 変 形の全 過 程 を 通 じ て ほ と ん ど現れ な かっ た。 (5 )2
軸曲 げ を受け る短柱の耐 力は,
終 局 圧 縮 縁ひ ずみ およ び平 面 保 持を仮 定し た終局強 度理 論に基づ く断 面 耐 力の計 算 に よっ て 算 定す るこ と が で き る。 ま たBresler
お よ びRamamurthy
に よ る2
軸 曲 げを受け る柱 の終 局 荷 重の計 算 法は実 験 結果によ く合う が,
そ れ らの 計 算の際に用い ら れ る1
軸曲げ終局荷重の算定にACI
Building
Code
の方 法 (σ,=O.
85
F
。,
εu=0.003
)を適用し た場 合に は 1割 程 度 安 全 側に評 価さ れ る が
,
実験 結 果 と対 応 させる に はコ ン クリー・
ト強 度 σc をシリンダー
強 度F
。に等し く と るこ と な どによっ て よ り近い評 価 を 得る こと ができる。 謝 辞 本論文で報告し た実験の実 施と そ の資 料 整 理には,
大 阪工業 大学の卒業研 究 生と して,
北川 匠 (現,
北川工 務店 ),
重久弘文 (現,
馬 瀬 構 造 設 計 事 務 所 ),
濱 田 浩 司 (現, 桝 谷設計 〉の各氏の御協 力を得ま し た。 御 協 力 を 賜 り ま し た各位に,
心 よ り厚く御 礼を申し上げます。
参 考 文 献1) Bresler
,
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2) Ra皿amurthy
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6) 滝口克 己,
黒 正 清 治,
岡 田謙二 :鉄 筋コ ン ク リー
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日本 建 築 学 会 論 文 報 告 集,
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7) Pannell
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1968,
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204.
8)岡 田 清
,
平 沢 征 夫 ;2方 向 偏 心 軸 圧 縮 荷 重 を 受ける鉄筋コ ンク リ
ー
ト短柱の破 壊 強 度,
コ ン ク リー
トジャー
ナ丿レ