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○特別支援学校の小学部児童指導要録・中学部生徒指導要録の手引

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特別支援学校の小学部児童指導要録・

中学部生徒指導要録の手引

平成23年2月

栃木県教育委員会

(2)

ま え が き

。 、 平成21年3月に新しい学習指導要領が告示されました 学習評価や指導要録の改善についても 文部科学省から 中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会においてとりまとめられた 児、 「 童生徒の学習評価の在り方について(報告)」(平成22年3月24日 (以下「報告」という )を) 。 受けて 「小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導、 要録の改善等について(通知)」(平成22年5月11日 (以下「通知」という )が出されました。) 。 「通知」において、障害のある児童生徒に係る学習評価の考え方について、次のように記され ています。 障害のある児童生徒に係る学習評価の考え方は、障害のない児童生徒に対する学習評価の 考え方と基本的に変わるものではないが、児童生徒の障害の状態等を十分理解しつつ、様々 な方法を用いて、一人一人の学習状況を一層丁寧に把握することが必要であること。また、 特別支援学校については、新しい学習指導要領により個別の指導計画の作成が義務付けられ たことを踏まえ、当該計画に基づいて行われた学習の状況や学習の結果の評価を行うことが 必要である。 以上を踏まえ、各学校においては、組織的・計画的な取組を推進し、学習評価の妥当性、信頼 性を高めるよう努めることが重要であると考えます。 指導要録は、児童生徒の学籍並びに指導の過程及び結果の要約を記載し、その後の指導及び外 部に対する証明等に役立たせるための原簿となるものであり、各学校で学習評価を計画的に進め ていく上で重要な表簿です。小学部においては平成23年度から、中学部においては平成24年度か ら、新たに定められた様式を用いることになります。 県教育委員会では、本年度、特別支援学校の小学部児童指導要録・中学部生徒指導要録の手引 作成委員会を設置し、学習評価及び指導要録の改善の趣旨に基づき、各学校が適切に指導要録を 作成するための参考資料として、本書を作成しました。 手引の内容は 「報告」及び「通知」に準拠しています。第1章には学習評価の基本的な考え、 方を示し、第2章以降に指導要録全般にわたる解説を示しました。また、評価事例や記入例も掲 載しましたので、指導要録作成の際の参考にしてください。 各学校においては、本書を十分に御活用いただくことにより、適切に学習評価を実施し指導要 録を作成していただくことを期待します。 最後に、本書の作成に当たり、御尽力いただきました特別支援学校の小学部児童指導要録・中 学部生徒指導要録の手引作成委員会の委員各位に厚く御礼申し上げます。 平成23年2月 栃木県教育委員会事務局 特別支援教育室長 林 信 夫

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1 第1章 学習評価の基本的な考え方 1 学習評価の意義・目的 1 2 観点別学習状況の評価の在り方 1 3 障害のある児童生徒の学習評価 2 4 学校における組織的な評価活動の取組 3 4 第2章 指導要録の概要 <様式> 【別紙1】小学部児童指導要録 (視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行 う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録 6 様式2 指導に関する記録 8 【別紙2】中学部生徒指導要録 (視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行 う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録 10 様式2 指導に関する記録 12 【別紙3】小学部児童指導要録 (知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録 14 様式2 指導に関する記録 16 【別紙4】中学部生徒指導要録 (知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録 18 様式2 指導に関する記録 20 22 第3章 指導要録の取扱い 1 進学の場合 22 2 転学の場合 22 3 転入学の場合 22 4 学校統合、学校新設等の場 22 5 退学等の場合 22 6 編入学等の場合 23 7 保存期間 23 8 様式、規格 23 9 整理の仕方 23 10 その他 24 25 第4章 記入上の注意 1 全般的事項 25 2 学籍に関する記録(様式1) 26 3 指導に関する記録(様式2) 30 (1) 視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行う 特別支援学校【小学部】 30 (2) 視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行う 特別支援学校【中学部】 34 (3) 知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校【小学部及び中学部】 38

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2 外国語活動の記録 65 3 特別活動の記録 65 4 行動の記録 66 <指導要録記入例> 68 記入例1(様式1)学籍に関する記録(小学部) 68 記入例2(様式1)学籍に関する記録(中学部) 70 記入例3(様式2)指導に関する記録(小学部) 72 (視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行 う特別支援学校) 記入例4(様式2)指導に関する記録(中学部) 74 (視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行 う特別支援学校) 記入例5(様式2)指導に関する記録(小学部) 76 (知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校) 記入例6(様式2)指導に関する記録(中学部) 78 (知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校) <評価事例> 80 評価事例1 知的障害者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校に おける各教科等 80 評価事例2 外国語活動 82 評価事例3 総合的な学習の時間 82 評価事例4 自立活動 83 評価事例5 総合所見及び指導上参考となる諸事項 84 86 第5章 指導要録抄本について 1 抄本の作成について 86 2 取扱い 86 3 記入上の注意 86 4 様式 87 【別紙5】小学部児童指導要録抄本 88 (視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行 う特別支援学校) 【別紙6】中学部生徒指導要録抄本 89 (視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行 う特別支援学校) 【別紙7】小学部児童指導要録抄本 90 (知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校) 【別紙8】中学部生徒指導要録抄本 91 (知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校)

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第1章 学習評価の基本的な考え方

1 学習評価の意義・目的 学習評価は、児童生徒の学習状況を検証し、結果の面から教育水準の維持向上を保障する 機能を有するものである。また、学習評価を通じて、学習指導の在り方を見直すことや個に 応じた指導の充実を図ること、学校における教育活動を組織として改善すること等が重要で ある。 学習指導と学習評価のPDCAサイクルは、日常の授業、単元等の指導、学校における教 育活動全体等の様々な段階で繰り返されながら展開することが必要である 【図1】。 児童生徒にとって学習評価は自らの学習状況に気付き、その後の学習や発達・成長が促さ れる契機となるべきものである。また、学習評価の結果を保護者に適切に伝えることは、学 習評価に関する信頼性を高め、家庭における学習を児童生徒に促す契機となる。 Plan 指導計画等の作成 Action Do 授業や指導計画等の 指導計画を踏まえた 改善 教育の実施 Check 児童生徒の学習状況 指導計画等の評価 【図1】学習指導に係るPDCAサイクル 2 観点別学習状況の評価の在り方 (1) きめの細かい学習指導と児童生徒一人一人の学習内容の確実な定着を図るため、各教科 における児童生徒の学習状況を分析的にとらえる観点別学習状況の評価と総括的にとらえ る評定については、目標に準拠した評価として実施していくことが適当である。 (2) 評価の観点については、学力の3つの要素との関係を踏まえつつ、基礎的・基本的な知 識・技能については「知識・理解」及び「技能」とし、それらを活用して課題を解決する ために必要な思考力・判断力・表現力については 「思考・判断・表現」とし、主体的に、 学習に取り組む態度については「関心・意欲・態度」とし、それぞれ評価する 【図2】。 基礎的・基本的な知識・技能 「知識・理解」 及び 「技能」 で評価 課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等 「思考・判断・表現」 で評価 主体的に学習に取り組む態度 「関心・意欲・態度」 で評価 【図2】学力の3つの要素と新しい観点

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(3) 観点別学習状況の評価 ① 「知識・理解」及び「技能」 「知識・理解」は、各教科において習得すべき知識や重要な概念等を児童生徒が理解 しているかどうかを評価するものである。 「技能」は、各教科において習得すべき技能を児童生徒が身に付けているかどうかを 評価するものである。 ② 「思考・判断・表現」 それぞれの教科の知識・技能を活用して課題を解決すること等のために必要な思考力 ・判断力・表現力等を児童生徒が身に付けているかどうかを評価するものである。 ③ 「関心・意欲・態度」 各教科が対象としている学習内容に関心をもち、自ら課題に取り組もうとする意欲や 態度を児童生徒が身に付けているかどうかを評価するものである。評価に当たっては、 各教科が対象としている学習内容に対する児童生徒の取組状況を通じて評価することを 基本とし、他の観点と同様、目標に照らして「おおむね満足できる」状況にあるかどう かの評価を中心とすることが適当である。 (4) 留意事項 ① 授業改善のための評価は日常的に行われることが重要である。一方で、指導後の児童 生徒の状況を記録するための評価を行う際には、単元等ある程度長い区切りの中で適切 に設定した時期において「おおむね満足できる」状況にあるかどうかを評価することが 求められる。 ② 児童生徒に身に付けさせようとする資質や能力を明確にした上で、それに照らして学 習評価を行うことが重要である。 3 障害のある児童生徒の学習評価 (1) 障害のある児童生徒の学習評価に当たっては、児童生徒の障害の状態等を十分理解しつ つ、行動の観察やノート等の提出物の確認など様々な方法を活用して、一人一人の学習状 況を一層丁寧に把握する工夫が必要である。 (2) 学習指導要領に定める目標に準拠して評価を行うことや個人内評価を重視すること、学 習指導と学習評価とを一体的に進めること、指導目標や指導内容、評価規準の設定におい ては一定の妥当性が求められることなど、障害のない児童生徒に対する評価の考え方と基 本的に変わりがない。ただし、障害の状態等に即した適切な指導や評価上の工夫は必要で あるが、一方で、評価そのものへの信頼性にも引き続き十分配慮することが求められる。 (3) 特別支援学校に在籍する児童生徒については、学習指導要領において自立活動の指導だ けでなく各教科等の指導に当たっても個別の指導計画を作成することが義務付けられたこ とを踏まえ、それに基づいて行われた学習の状況や結果を評価する必要がある。 (4) 知的障害及び重複障害のある児童生徒に対する指導や自立活動の指導を行う場合には、 児童生徒一人一人の実態に即して、個別に指導目標や指導内容を設定し、個別に評価する ことになるが、設定した指導目標が高すぎたり、指導内容が具体性を欠いたりするなどに より、結果として、効果的な指導につながらないことも考えられる。このため、設定する

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4 学校における組織的な評価活動の取組 (1) 校長のリーダーシップの下での組織的・計画的な取組と教師の役割 ① 評価規準や評価方法を明確にする。 ② 評価結果について教師同士で検討する。 ③ 実践事例を着実に継承していく。 ④ 授業研究等を通じ教師一人一人の力量の向上を図る。 ⑤ 評価の実施者として、個々の児童生徒の学習評価に関する妥当性、信頼性等を高め説 明責任を果たすとともに、児童生徒や保護者との間で必要な情報の共有を進め教育の効 果の増進を図る。 (2) 保護者の理解の促進等 ① 学習評価の趣旨や方法について保護者等の理解を進める。 ② 情報を共有する手段として、通信簿の記載内容や記載方法、様式などを改善充実させ る。 (3) 学習評価における情報通信技術の活用 学習評価に関する情報の適切な管理を図りつつ、情報通信技術の活用により指導要録等 に係る事務の改善を検討することも重要である。

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第2章 指導要録の概要

指導要録は、児童生徒の学籍並びに指導の過程及び結果の要約を記録し、その後の指導及び 外部に対する証明等に役立たせるための原簿としての性格をもつものである。 また、指導要録は、指導のための資料として、学年末に1年間の学習の状況を総括的に評価 するものであるが、その記録を確かなものにするため、そこに至るまでの日頃の継続的な評価 の充実が重要である。この意味から、指導要録における評価の方法や観点等は、日頃の指導と 評価に当たって重要な役割を果たすものである。 特別支援学校については、個別の指導計画を作成する必要があることから、指導に関する記 録を作成するに当たって、個別の指導計画における指導の目標、指導内容等を踏まえた記述と なるよう留意する。 <様式> 【別紙1】小学部児童指導要録 (視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する 教育を行う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録 様式2 指導に関する記録 【別紙2】中学部生徒指導要録 (視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する 教育を行う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録 様式2 指導に関する記録 【別紙3】小学部児童指導要録 (知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録 様式2 指導に関する記録 【別紙4】中学部生徒指導要録 (知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録 様式2 指導に関する記録

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<様式>

【別紙1】視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行う特別支援学校 様式1(学籍に関する記録) 6 平成   年度 平成   年度 平成   年度 4 5 6 学年 区分 学  級 4 3 年  度 区分 学年 区分 学年 学級担任者 氏 名 印 校長氏名印 1 現住所 氏 名 生年月日

小 学 部 児 童 指 導 要 録

5 学     籍     の     記     録 2  平成  年  月  日 第 1 学年 入学          第 学年編入学  平成  年  月  日 第 学年転入学 転 入 学 入学・編入学等 整理番号 3 現住所 氏 名 学 校 名 及   び 所 在 地 (分校名・所在地等)   平成    年    月    日生 1 平成   年度 2 児       童 性   別 ふりがな     卒   業 年  度 校長氏名印 平成   年度 平成   年度   転学・退学等 (平成   年   月    日)   平成   年   月    日 入学前の経歴 保   護   者 ふりがな   平成   年   月    日 進 学 先

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様式2 (指導に関する記録) 教科 観  点 児童会活動 クラブ活動 6 1 2 3 4 5 6 内  容 学級活動 学 年 観 点 特 別 活 動 の 記 録  学 習 活 動   観  点  評  価 3 学年 4 5 国       語 社     会 算     数 理     科 音     楽 図 画 工 作 生   活 総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録 算数への関心・意欲・態度 理科 音楽 図画工作 家庭 5 国語 3 4 家     庭 体     育 運動の技能 健康・安全についての知識・理解 家庭生活への関心・意欲・態度 生活を創意工夫する能力 運動や健康・安全についての思考・判断 生活の技能 家庭生活についての知識・理解 社会的な思考・判断・表現 言語や文化に関する気 付き 観点 学年 コミュニケーションへ の関心・意欲・態度 外国語への慣れ親しみ 1 2 社会的事象への関心・意欲・態度 国語への関心・意欲・態度 話す・聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識・理解・技能 運動や健康・安全への関心・意欲・態度 鑑賞の能力 学年 教科 Ⅱ     評     定 体育 社会 算数 3 児 童 氏 名 学  校  名 6 1 2 外 国 語 活 動 の 記 録 学  級 整理番号 区分 学年 学  年 各 教 科 の 学 習 の 記 録 Ⅰ   観 点 別 学 習 状 況 3 4 5 4 6 5 6 5 数学的な考え方 数量や図形についての技能 数量や図形についての知識・理解 活動や体験についての思考・表現 身近な環境や自分についての気付き 音楽表現の創意工夫 生活への関心・意欲・態度 観察・資料活用の技能 社会的事象についての知識・理解 自然事象への関心・意欲・態度 科学的な思考・表現 観察・実験の技能 自然事象についての知識・理解 造形への関心・意欲・態度 発想や構想の能力 創造的な技能 音楽表現の技能 鑑賞の能力 音楽への関心・意欲・態度

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1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 第 1 学 年 第 4 学 年 第 2 学 年 第 5 学 年 第 3 学 年 第 6 学 年 第 1 学 年 第 4 学 年 第 2 学 年 第 5 学 年 第 3 学 年 第 6 学 年 区分 学年 勤労・奉仕 公正・公平 入学時の障害の状態 自  立  活  動  の  記  録 創意工夫 公共心・公徳心 学  年 項  目 基本的な生活習慣 学  年 健康・体力の向上 自主・自律 責任感 行   動   の   記   録 総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項 思いやり・協力 生命尊重・自然愛護 項  目 4 出席しなければ ならない日数 1 2 3 出席停止・ 忌引等の日数 欠席日数 出席日数 備     考 出     欠     の     記     録 児 童 氏 名 授業日数

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【別紙2】視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行う特別支援学校 様式1(学籍に関する記録) 区分 学年 校長氏名印 氏 名 保   護   者

中 学 部 生 徒 指 導 要 録

2 学年 区分 学  級 整理番号 3 学 校 名 及   び 所 在 地 (分校名・所在地等)   平成    年    月    日生 性   別 学     籍     の     記     録 現住所 1 入学前の経歴 年  度 卒   業 1 2  平成  年  月  日 第 1 学年 入学          第 学年編入学  平成  年  月  日 第 学年転入学 転 入 学 入学・編入学等 3 進 学 先 就 職 先 等 平成   年度 平成   年度 平成   年度 (平成   年   月    日)   平成   年   月    日   平成   年   月    日 現住所 ふりがな 生         徒 転学・退学等 ふりがな 氏 名 生年月日

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様式2 (指導に関する記録) 学年 教科 学年 教科 話す・聞く能力 音楽 理科 保 健 体 育 技 術 ・ 家 庭 外 国 語 生活の技能 生活や技術についての知識・理解 3 2 1 2 3 社     会 数     学 理     科 音     楽 美     術 1 2 3 1 2 3 数学 社会 Ⅱ     評     定 国語 美術 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識・理解 運動や健康・安全への関心・意欲・態度 運動や健康・安全についての思考・判断 運動の技能 自然事象についての知識・理解 鑑賞の能力 科学的な思考・表現 観察・実験の技能 コミュニケーションへの関心・意欲・態度 運動や健康・安全についての知識・理解 生活や技術への関心・意欲・態度 生活を工夫し創造する能力 1 音楽への関心・意欲・態度 音楽表現の創意工夫 音楽表現の技能 鑑賞の能力 美術への関心・意欲・態度 発想や構想の能力 創造的な技能 数学的な技能 数量や図形などについての知識・理解 自然事象への関心・意欲・態度 社会的事象についての知識・理解 数学への関心・意欲・態度 数学的な見方や考え方 社会的事象への関心・意欲・態度 資料活用の技能 社会的な思考・判断・表現 1 言語についての知識・理解・技能 教科 観  点 1 2 国       語 国語への関心・意欲・態度 学  年 整理番号 観 点 教科 学 年 生 徒 氏 名 学  校  名 3 学年 学  級 区分 書く能力 読む能力 各 教 科 の 学 習 の 記 録 Ⅰ   観 点 別 学 習 状 況 保健体育 技術・家庭 外国語 総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録 学年 学 習 活 動 観  点 評  価 学級活動 内  容 1 2 3 生徒会活動 特 別 活 動 の 記 録 3 2 観 点 学 年

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1 2 3 1 2 3 第 1 学 年 第 2 学 年 第 3 学 年 第 1 学 年 第 2 学 年 第 3 学 年 区分 出席停止・ 出席しなければ 学年 忌引等の日数 ならない日数 公共心・公徳心 項  目 学  年 学  年 思いやり・協力 生命尊重・自然愛護 勤労・奉仕 公正・公平 入学時の障害の状態 生 徒 氏 名 項  目 基本的な生活習慣 健康・体力の向上 自主・自律 責任感 創意工夫 出     欠     の     記     録 行   動   の   記   録 総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項 自  立  活  動  の  記  録 1 2 3 備     考 授業日数 欠席日数 出席日数

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【別紙3】知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校 様式1(学籍に関する記録) 6 平成   年度 平成   年度 平成   年度 4 5 6 学年 区分 学  級 学級担任者 氏 名 印 年  度 区分 学年 区分 学年 学級担任者 氏 名 印 校長氏名印 整理番号 1 現住所 氏 名 生年月日 4 3

小 学 部 児 童 指 導 要 録

5   平成    年    月    日生 学     籍     の     記     録 2  平成  年  月  日 第 1 学年 入学               第 学年編入学  平成  年  月  日 第 学年転入学 転 入 学 入学・編入学等 児       童 性   別 ふりがな 3   現住所 氏 名 学 校 名 及   び 所 在 地 (分校名・所在地等) 年  度 校長氏名印 平成   年度 平成   年度 転学・退学等 (平成   年   月    日)   平成   年   月    日 入学前の経歴 保   護   者 ふりがな   平成   年   月    日 1 平成   年度 2 進 学 先 卒   業

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様式2 (指導に関する記録) 学年 教科等 自 立 活 動 生   活 国   語 算   数 音   楽 体   育 特 別 活 動 図 画 工 作 児 童 氏 名 学  校  名 1 2 学  級 整理番号 区分 学年 3 4 5 6 各 教 科 ・ 特 別 活 動 ・ 自 立 活 動 の 記 録 1 2 3 4 5 6

(21)

第 1 学 年 第 4 学 年 第 2 学 年 第 5 学 年 第 3 学 年 第 6 学 年 第 1 学 年 第 4 学 年 第 2 学 年 第 5 学 年 第 3 学 年 第 6 学 年 区分 学年 入学時の障害の状態 行  動  の  記  録 総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項 欠席日数 出席停止・ 忌引等の日数 4 児 童 氏 名 5 出席しなければ ならない日数 1 2 6 授業日数 出席日数 備     考 出     欠     の     記     録 3

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【別紙4】知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校 様式1(学籍に関する記録) 生         徒 転学・退学等 ふりがな 氏 名 生年月日 (平成   年   月    日)   平成   年   月    日   平成   年   月    日 現住所 ふりがな 平成   年度 平成   年度 平成   年度 卒   業  平成  年  月  日 第 1 学年 入学               第 学年編入学  平成  年  月  日 第  学年転入学 転 入 学 入学・編入学等 3  進 学 先  就 職 先 等 1 2 入学前の経歴 年  度 3 学 校 名 及   び 所 在 地 (分校名・所在地等)   平成    年    月    日生 性   別 学     籍     の     記     録 現住所 1

中 学 部 生 徒 指 導 要 録

2 学年 区分 学  級 整理番号 区分 学年 校長氏名印 氏 名 保   護   者

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(24)

様式2 (指導に関する記録) 学年 教科等 保 健 体 育 職 業 ・ 家 庭 3 特 別 活 動 そ の 他 音   楽 理   科 社   会 美   術 数   学 学年 2 学  校  名 生 徒 氏 名 国   語 1 学  級 整理番号 区分 自 立 活 動 2 3 各 教 科 ・ 特 別 活 動 ・ 自 立 活 動 の 記 録 1

(25)

学年 第 1 学 年 第 2 学 年 第 3 学 年 第 1 学 年 第 2 学 年 第 3 学 年 第 1 学 年 第 2 学 年 第 3 学 年 区分 出席停止・ 出席しなければ 学年 忌引等の日数 ならない日数 行   動   の   記   録 1 出     欠     の     記     録 総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項 備     考 授業日数 欠席日数 出席日数 総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録 入学時の障害の状態 生 徒 氏 名 学 習 活 動 観  点 評  価

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第3章 指導要録の取扱い

指導要録の作成、送付及び保存等については、次のような事項に留意すること。 1 進学の場合 (1) 校長は、児童生徒が進学した場合においては、その作成に係る当該児童生徒の指導要録 の抄本又は写しを作成し、これを進学先の校長に送付しなければならない。 (2) (1) において抄本を作成し送付する場合、その記載事項は、おおむね下記の事項を含む ものとする。 ① 学校名及び所在地 ② 児童生徒の氏名、性別、生年月日及び現住所 ③ 卒業年月日 ④ 入学時の障害の状態 ⑤ 小学部第6学年又は中学部第3学年の各教科の学習の記録 ⑥ 小学部第6学年の外国語活動の記録 ⑦ 小学部第6学年又は中学部第3学年の総合的な学習の時間の記録 ⑧ 小学部第6学年又は中学部第3学年の特別活動の記録 ⑨ 小学部第6学年又は中学部第3学年の自立活動の記録 ⑩ 小学部第6学年又は中学部第3学年の行動の記録 ⑪ その他将来の指導上必要と思われるものがある場合にはその事項 2 転学の場合 校長は、児童生徒が転学した場合においては、指導要録の抄本又は写しを作成し、それを 転学先の校長に送付する。転学してきた児童生徒がさらに転学した場合においては、指導要 録の写し及び転学により送付を受けた写しを送付する。これらの場合、幼稚部及び小学部等 から送付を受けた抄本又は写しも転学先の校長に送付する。 3 転入学の場合 校長は、児童生徒が転入学した場合においては、当該児童生徒が転入学した旨及びその期 日を前に在学していた学校の校長に速やかに連絡し、当該児童生徒の指導要録の写しの送付 を受ける。 なお、この場合、校長は、新たに当該児童生徒の指導要録を作成すべきであって、送付を 受けた写しに連続して記入してはならない。 4 学校統合、学校新設等の場合 学校名及び所在地の変更として取り扱うか、上記2及び3に準じて取り扱うかは実情に応 じて処理する。 5 退学等の場合 校長は、児童生徒が外国にある学校などに入るため退学した場合等においては、当該学校

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が日本人学校その他の文部科学大臣が指定した在外教育施設であるときにあっては上記1及 、 、 び2に準じて指導要録の抄本又は写しを送付するものとし それ以外の学校などにあっては 求めに応じて適切に対応する。 6 編入学等の場合 校長は、児童生徒が外国にある学校などから編入学した場合においては、編入学年月日以 後の指導要録を作成すること。その際、できれば、外国にある学校などにおける履修状況の 証明書や指導に関する記録の写しの送付を受ける。 校長は、就学猶予の義務又は免除の事由がなくなったことにより就学義務が生じ、児童生 徒が就学した場合においては、就学した日以後の指導要録を作成する。 7 保存期間 (1) 指導要録及び転入学の際、送付を受けた写しのうち、学籍に関する記録については、20 年間、指導に関する記録については5年間保存する。 (2) 幼稚部又は小学部等から送付を受けた指導要録の抄本又は写しは、児童生徒が当該学校 に在学する期間保存する。 (3) 外国にある学校などへ入るための退学の場合、学齢を超過している児童生徒の退学の場 合、就学義務の猶予・免除の場合、又は児童生徒の居所が1年以上不明の場合には、原本 及び転入学の際送付を受けた写しは、校長が退学又は在学しない者と認めた日以後、学籍 に関する記録については20年間、指導に関する記録については5年間保存する。 8 様式、規格 (1) 指導要録の様式は 【別紙1】から【別紙4】のとおりとする。、 (2) 指導要録の用紙の規格は、日本工業規格A4判縦型とする。なお、紙質は70㎏程度の上 質紙とする。 9 整理の仕方 (1) 指導要録は、各学級ごとに様式1(学籍に関する記録)と様式2(指導に関する記録)とを 別々に、表紙、名列表(索引表)を付してとじて(左とじ)おく。 (2) 児童生徒が入学、編入学又は転入学した後、直ちに指導要録を作成し、児童生徒の氏名 及び住所を記入してとじ、名列表にも氏名と事由を記しておく。 転入学等の際は、送付を受けた写しも併せてとじておく。 (3) 児童生徒が転学又は退学したときは、直ちに、別に整理して保存するようにすること。 この際、名列表の当該児童生徒氏名も削除し、事由を付記しておく。 なお、転学先へ送付する写しは指導要録の用紙を用い、欄外に○と記し,この写しは指写 導要録の原本と相違ないことを証する旨、年月日、学校名、校長氏名等を欄外に記入、押 印(職印)するようにする。 (4) 表紙はなるべく厚い紙を用い、その内容を示すのに必要な事項を表面に記載しておく。

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例 平成 年度入学 児童指導要録 様式1(学籍に関する記録) 栃木県立○○特別支援学校 年 度 学 級 担 任 氏 名 校 長 氏 名 、 、 。 、 (5) 原級留置の場合には 新たに指導要録を作成し その学年以降の記録を記入する なお それ以前の指導要録も併せてとじておく。 10 その他 (1) 対外的に証明書等を作成する必要がある場合には、指導要録の記載事項をそのまま転記 することは必ずしも適切ではないので、個人情報保護や教育的な配慮の観点から、申請の 趣旨等を確認した上で、証明の目的に応じて必要な事項のみを記載するように留意する。 (2) 指導要録は、学習指導の過程や結果の要約を記録するものであり、その様式や記載方法 等を学校と家庭との連絡に用いるいわゆる通信票等にそのまま転用することは必ずしも適 切ではない。したがって、学校においては、指導要録における各教科等の評価の考え方を 、 、 、 踏まえ 児童生徒の学習指導の過程や成果 一人一人の可能性などについて適切に評価し 児童生徒一人一人のその後の学習を支援することに役立つようにする観点から、通信票等 の様式や記載内容等について工夫改善に努める必要がある。 (3) 配偶者からの暴力の被害者と同居する児童生徒については、転学した児童生徒の指導要 録の記述を通じて転学先の学校名や所在地等の情報が配偶者(加害者)に伝わることが懸 念される場合がある。このような特別の事情がある場合には、平成21年7月13日付け21生 参学第7号「配偶者からの暴力の被害者の子どもの就学について」に沿って、配偶者から の暴力の被害者と同居する児童生徒の転学先や居住地等の情報については、各地方公共団 体の個人情報保護条例等に則り、配偶者暴力相談支援センターや福祉部局等との連携を図 りながら、厳重に管理する。

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第4章 記入上の注意

1 全般的事項 (1) 記入の文字 ① 黒又は青のインクのペン(変色の恐れのあるものは避けること )を用いる。ゴム印。 を用いてもよい。 ( ) 「 」 ② 表記は原則として常用漢字表 平成22年11月30日内閣告示 及び 送り仮名の付け方 等の現代の国語を書き表すための目安やよりどころに従い、横書き 「∼である」体で、 記入する。固有名詞についてはこの限りではない。 (2) 記入の位置 記入の変更あるいは併記する必要が生じた場合に、新事項を下部に記入できるように、 欄の上部に寄せて記入する。 (3) 記入の時期 記入時期 指導要録(学籍に関する記録) 指導要録(指導に関する記録) 入学時 ① 年度、学級及び整理番号 ① 氏名、学校名 ② 児童生徒の氏名、性別、生年月日及び現住所 ② 学級及び整理番号 ③ 保護者の氏名及び現住所 ④ 入学年月日 ③ 入学時の障害の状態 ⑤ 入学前の経歴 ⑥ 学校名及び所在地 ⑦ 入学(転入学)の期日・学年 ⑧ 年度、校長氏名、学級担任者氏名 (押印はしない) 学年当初 ① 年度、学級及び整理番号 ② 校長氏名、学級担任者氏名(押印はしない) 学年末 ① 校長及び学級担任者の押印 ① 学習の記録 ② 行動の記録 ③ 総合所見及び指導上参考と なる諸事項 ④ 出欠の記録 卒業時 ① 卒業年月日 ② 進学先等 事由発生時 ① 転入学年月日、転・退学年月日 ② 上記の欄のうち該当事項 (4) 記載事項の変更 氏名、現住所等記載事項に変更が生じた場合には、その都度、前の記載事項が読めるよ うに原則として旧事項を朱一本線で削除し、その欄の余白等に新事項を記入する。この場 合は訂正者の認印を押さない。 併せて、例のように欄外に変更した項目と日付を記入し、押印する。

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〈記入例〉 ※○印は記入者の認印 児童氏名変更 住所変更 保護者変更 住居表示の変更 23.10.23 23.10.23 23.10.23 23.10.23 (5) 記載事項の誤記の訂正 誤記事項を朱二本線で削除し、訂正事項を記入し訂正箇所に訂正者(原則として学級担 任者)の認印を押す。 2 学籍に関する記録(様式1) (1) 学級及び整理番号 ( 、 。) 。 各学年ごとに学級名 重複障害学級 訪問教育学級等は用いない と番号を記入する (2) 児童生徒の氏名、性別、生年月日及び現住所 ① 原則として学齢簿の記載に基づき記入する。 ② 外国籍の児童生徒に関しては 「ふりがな」はできるだけ母国語に近い読み方で記入、 すること。片仮名を用いてもよい。 ③ 現住所は略すことなく記入する。 (3) 保護者の氏名及び現住所 ① 「氏名」の欄には、児童生徒に対して親権を行う者を記入する。親権を行う者がいな いときは、後見人を記入すること。 ② 「現住所」については、児童生徒の現住所と同一の場合には 「児童(生徒)の欄に、 同じ」と略記すること。その際、ゴム印を用いても差し支えない。 〈記入例〉 とち ぎ はな ふ り が な 児 性 女 氏 名

別 生 年 月 日 平成 年 月 日生 童 16 6 15 栃木県○○市○○町1丁目1番1号 現 住 所 とち ぎ だい すけ ふ り が な 保

護 氏 名 者 児童の欄に同じ 現 住 所 (4) 入学前の経歴 ① 小学部の場合の例 ○○幼稚園在園(平成○年○月○日∼平成○年○月○日) ○○保育所在所(平成○年○月○日∼平成○年○月○日) ② 中学部の場合の例

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○○市立○○小学校卒業 ○○県立○○特別支援学校小学部卒業 ③ 外国において教育を受けた場合の例 ○○国 ○○市○○スクール在学(平成○○年○月○日∼平成○○年○月○日) (5) 入学・編入学等 ① 「入学」は児童生徒が第1学年に入学した期日を記入する。この年月日は、県立学校 ( 。 にあっては県教育委員会が通知した入学期日 必ずしも入学式の日ではないことに留意 ほとんどが4月1日)を記入し 「第、 学年編入学」の文字を黒又は青一本線で削除す る。 期日に遅れて出校した場合にも、指定の入学期日を記入する。 他の学校に入学した者が第1学年の中途に転入学した場合は この欄に記入せずに 転、 「 入学」の欄に記入する。 ② 「編入学等」は、第1学年の中途又は第2学年以上の学年に、在外教育施設や外国の 学校等から編入学した場合、又は就学義務の猶予・免除の事由の消滅により就学義務が 発生した場合について、その年月日、学年及び事由等を記入する。 なお、この場合には「第1学年入学」の文字を黒又は青一本線で削除する。 〈記入例〉 ①小学部入学の場合の例 平成 年 月 日 第 1 学 年 入 学 入学・編入学等 22 4 1 学 年編入学 〈記入例〉 ②外国の学校等から編入学した場合の例 平成 22年 4月 1日 第 学 年 入 学 入学・編入学等 第 2 学 年編入学 ブラジル連邦共和国○○市○○スクールより編入学 (6) 転入学 他の特別支援学校の小学部(小学校を含む。)、あるいは、他の特別支援学校の中学部 (中学校及び中等教育学校の前期課程を含む )から転校してきた児童生徒について、転。 、 、 、 。 入学年月日 転入学年 前に在学していた学校名 所在地及び転入学の事由等を記入する なお、外国にある学校などからの編入学の場合などはこの欄に記入しないで「入学・編 入学」の欄に、編入学の場合として記入する。 〈記入例〉 特別支援学校から転入した場合の例 平成22年 6月 1日 第 3 学年 転 入 学 学 校 転 入 学 新 潟 県 立 ○ ○ 特 別 支 援 新 潟 県 ○ ○ 市 ○ ○町 1丁目 1番 1号 転 居 の た め

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(7) 転学・退学等 上記(5)及び(6)に記入された日以後における異動についてのみ記入する。 ① 他の特別支援学校の小学部又は中学部(小学校又は中学校及び中等教育学校の前期 課程を含む )に転学する場合。 学校を去った日を上部括弧内に、下部には転学先の学校が受け入れた年月日の前日を 、 、 、 。 記入し その下の余白に転学先の学校名 所在地 転入学年及びその事由等を記入する ② 在外教育施設や外国の学校に入るために退学する場合又は学齢(満15歳に達した日の 属する学年の終わり)を超過している児童生徒の退学の場合は、校長が退学を認めた年 月日を下部の年月日欄記入し、その事由等を余白に記入する。 ③ 療養に専念するなどのため就学義務の猶予・免除をする場合又は児童生徒の居所が1 年以上不明である場合 在学しない者として取り扱い、校長が在学しない者と認めた年月日を上部括弧内に記 入し、その事由等を余白に記入する。 ④ 児童生徒が死亡した場合 死亡した年月日を下部に記入し、その事由を余白に記入する。 〈記入例〉 転学の場合 (平成 23年 10月 5日) 平成 23年 10月 7日 埼玉県立○○特別支援学校 小学部第3学年 転学・退学等 埼玉県○○市○○町1丁目123番地 転居のため 〈記入例〉 外国の学校へ入るため退学した場合の例 (平成 年 月 日) 転学・退学等 平成 23年 9月 5日 ブラジル連邦共和国へ転居のため退学 〈記入例〉 病気療養のため、就学義務の猶予をした場合 (平成 23年 11月 5日) 転学・退学等 平成 年 月 日 病気療養のため就学義務の猶予 (8) 卒業 校長が卒業を認定した年月日(原則として3月31日)を記入する。 (9) 進学先・就職先等 ① 進学先の中学部(中学校及び中等教育学校の前期課程を含む )名、あるいは高等部。 (高等学校を含む )名及び所在地を記入する。。 ② 就職した場合は就職先の事業所名及び所在地を記入し、就職しながら進学した者につ いては、進学先と就職先の両方を記入する。

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③ 福祉施設に入所・通所した者については、施設名及び所在地を記入する。 ④ 家事又は家業に従事した者、在宅になった者については、その旨を記入する。 ⑤ 学齢の超過による退学の場合には、退学後の状況もこの欄に記入する。 〈記入例〉 小学部卒業の場合 栃 木 県 立 ○ ○ 特 別 支 援 学 校 中 学 部 進 学 先 栃木県○○市○○町1丁目123番地 〈記入例〉 就職しながら進学した場合 栃 木 県 立 ○ ○ 高 等 学 校 定 時 制 課 程 栃木県○○市○○町1丁目12番地 進 学 先 ・ ○○産業株式会社 就 職 先 等 栃木県○○市○○町2丁目345番地 〈記入例〉 福祉施設に入所した場合 身体障害者療護施設 ○○園入所 進 学 先 ・ 栃木県○○市○○町3丁目45番地 就 職 先 等 〈記入例〉 在宅になった場合 在 宅 進 学 先 ・ 就 職 先 等 (10) 学校名及び所在地(分校名・所在地名等) ① 学校名は栃木県立○○○学校のように記入する。また、所在地は町(市)名、番地を栃 木県○○市○○町○○番○○号のように略すことなく記入する。 ② 分校の場合は、本校名及び本校の所在地を記入し、その下部に、分校名、所在地及び 在学した学年等を併記する。 〈記入例〉 分校の場合 栃 木 県 立 ○ ○ 特 別 支 援 学 校 学 校 名 栃木県○○市○○町1丁目2番地3号 及 び 所 在 地 ○○分校 ○○市○○町3−234番地 (分校名・所在地等) 第3学年から第6学年まで在学 (11) 校長氏名印・学級担任者氏名 各年度当初に、校長の氏名、学級担任者の氏名を欄の上部に記入する。 ① 同一年度内に校長又は学級担任者が代わった場合には、その都度後任者の氏名をその 下方に併記する。この場合、前任者名は消除せず、代わった月日又は期間を括弧書きす

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る。 〈記入例〉 金 子 さ や か 学 級 担 任 者 (4.1∼10.31) 氏 名 印 板 橋 大 輔 印 (11.1∼3.31) ② 教員の休暇中において臨時的任用の教員が担当した場合は、その氏名の最初に(産・ 補 (育・補)のように記入し、その担任期間も併記しておく。なお、臨時的任用の教) 員の場合は、3月31日は任用されないために、3月31日のみの担任(学部主事等)の氏 名を記入する。 〈記入例〉 印 学 級 担 任 者 石 川 氏 名 印 (産・補) 5 1∼10 31 小 川 愛 子 中 野 あ ゆ み 学 級 担 任 者 (産・補) 氏 名 印 (11.20∼3.30) 印 齋 籐 利 夫 (3.31) ③ 指導要録の作成が完結した学年末又は転学・退学等の際は、記入について責任を有す る校長及び学級担任者(現任者)が押印(認め印)する。 3 指導に関する記録(様式2) (1) 視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行う特 別支援学校【小学部】 〔各教科の学習の記録〕 ① 観点別学習状況 小学校学習指導要領(平成20年文部科学省告示第27号)及び特別支援学校小学部・ 中学部学習指導要領(以下 「小学校学習指導要領等」という )に示す小学部の各教、 。 科の目標に照らして、その実現状況を観点ごとに評価し記入する。その際 「十分満足、 できる」状況と判断されるものをA 「おおむね満足できる」状況と判断されるものを、 B 「努力を要する」状況と判断されるものをCのように区別して評価を記入する。、 各教科の評価の観点について、小学校学習指導要領等を踏まえ、別添資料を参考に設 定する。また、特に必要があれば、観点を追加して記入する。 ② 評定 第3学年以上の各教科の学習の状況について、小学校学習指導要領等に示す各教科の 目標に照らして、その実現状況を総括的に評価し記入する。 各教科の評定は、小学校学習指導要領等に示す各教科の目標に照らして 「十分満足、 できる」状況と判断されるものを3 「おおむね満足できる」状況と判断されるものを、

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2 「努力を要する」状況と判断されるものを1、のように区別して評価を記入する。、 評定に当たっては、評定は各教科の学習の状況を総括的に評価するものであり観点別 学習状況において掲げられた観点は、分析的な評価を行うものとして、各教科の評定を 行う場合において基本的な要素となるものであることに十分留意する。その際、評定の 適切な決定方法等については、各学校において定める。 〔外国語活動の記録〕 評価の観点を記入した上で、それらの観点に照らして、児童の学習状況に顕著な事項 がある場合にその特徴を記入する等、児童にどのような力が身に付いたかを文章で記述す る。 評価の観点については、小学校学習指導要領等に示す外国語活動の目標を踏まえ、別添 資料を参考に設定する。また、各学校において、観点を追加して記入できるようにする。 〔総合的な学習の時間の記録〕 この時間に行った学習活動及び各学校が自ら定めた評価の観点を記入した上で、それら の観点のうち、児童の学習状況に顕著な事項がある場合などにその特徴を記入する等、児 童にどのような力が身に付いたかを文章で記述する。 評価の観点については、小学校学習指導要領等に示す総合的な学習の時間の目標を踏ま え、各学校において具体的に定めた目標、内容に基づいて定める。その際、例えば「より よく問題を解決する資質や能力」、「学び方やものの考え方」、「主体的、創造的、協同的 に取り組む態度」及び「自己の生き方」等と学習指導要領に示す総合的な学習の時間の目 標を踏まえて定めたり 「学習方法に関すること、 」、「自分自身に関すること」及び「他者 や社会とのかかわりに関すること」等の視点に沿って各学校において育てようとする資質 や能力等を踏まえて定めたりすることが考えられる。また、教科との関連を明確にし、総 合的な学習の時間の学習活動にかかわる「関心・意欲・態度」、「思考・判断・表現」、「技 能」及び「知識・理解」等と定めることも考えられる。 〔特別活動の記録〕 各学校が自ら定めた特別活動全体に係る評価の観点を記入した上で、各活動・学校行事 ごとに、評価の観点に照らして十分満足できる活動の状況にあると判断される場合に、○ 印を記入する。 評価の観点については、小学校学習指導要領等に示す特別活動の目標を踏まえ、各学校 において別添資料を参考に定める。その際、例えば 「集団の一員としての思考・判断・、 実践」にかかわる観点について、学校として重点化した内容を踏まえ、育てようとする資 質や能力などに即し、より具体的に定めることも考えられる。 〔自立活動の記録〕 個別の指導計画を踏まえ、以下の事項等を記入する。 ① 指導の目標、指導内容、指導の結果の概要に関すること ② 障害の状態等に変化が見られた場合、その状況に関すること ③ 障害の状態を把握するため又は自立活動の成果を評価するために検査を行った場合、 その検査結果に関すること 〔行動の記録〕

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たって認められる児童の行動について、小学校学習指導要領等の総則及び道徳の目標や内 容、内容の取扱いで重点化を図ることとしている事項等を踏まえて示している別添資料を 参考にして、項目を適切に設定する。また、各学校において、自らの教育目標に沿って項 目を追加できるようにする。 各学校における評価に当たっては、各項目の趣旨に照らして十分満足できる状況にある と判断される場合に、○印を記入する。 〔総合所見及び指導上参考となる諸事項〕 児童の成長の状況を総合的にとらえるため、以下の事項等を文章で記述する。 ① 各教科や外国語活動 総合的な学習の時間の学習に関する所見、 各教科や外国語活動、総合的な学習の時間の学習について、総合的に見た場合の児童 の特徴や指導上特に留意すべき事項などについて記入する。 前学年の各教科の目標・内容によって替えて指導した場合は、その旨を記入する。 ② 特別活動に関する事実及び所見 特別活動における児童の活動状況について、主な事実及び総合的に見た場合の所見を 記入する。その際、所見については、児童の長所を取り上げることが基本となるよう留 意する。 ア 所属する係名や委員会名、学校行事における役割など、活動の状況についての事実 に関すること イ その児童個人として比較的優れている点など、特別活動全体を通してみられる児童 の特徴に関すること 、 、 、 ウ 当該学年において その当初と学年末とを比較し 活動の状況の進歩が著しい場合 その状況に関すること エ その他特に指導が必要である場合には、その事実に関すること ③ 行動に関する所見 行動の状況について総合的に見た場合の児童の特徴及び指導上留意すべき事項を記入 する。記入に当たっては、例えば次の事項が考えられる。その際、児童の長所を取り上 げることが基本となるよう留意する。 ア 全体的にとらえた児童の特徴に関すること イ その児童個人として比較的優れている点など 、 、 、 ウ 当該学年において その当初と学年末とを比較し 行動の状況の進歩が著しい場合 その状況に関すること エ 指導上特に留意する必要があると認められる児童の健康状況、その他特に指導が必 要である場合にはその事実に関すること ④ 児童の特徴・特技、学校内外におけボランティア活動などの社会奉仕体験活動、表彰 を受けた行為や活動、学力について標準化された検査の結果等指導上参考となる諸事項 ⑤ 児童の成長の状況にかかわる総合的な所見 記入に際しては、児童の優れている点や長所、進路の状況などを取り上げることに留 意する。ただし、児童の努力を要する点などについても、その後の指導において特に配 慮を要するものがあれば記入する。

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記入する。 ⑥ 交流及び共同学習を実施している児童について、その相手先の学校名や学級名、実施 期間、実施した内容や成果等を記入する。 〔入学時の障害の状態〕 入学時の障害の状態について、障害の種類及び程度等を記入する。 〔出欠の記録〕 ① 授業日数 児童の属する学年について授業を実施した年間の総日数を記入する。学校保健安全法 第20条の規定に基づき、臨時に、学校の全部又は学年の全部の休業を行うこととした日 数は授業日数には含めない。 この授業日数は、原則として、同一学年のすべての児童につき同日数とすることが適 当である。ただし、転学又は退学等をした児童については、転学のため学校を去った日 又は退学等をした日までの授業日数を記入し、転入学又は編入学等をした児童について は、転入学又は編入学等をした日以後の授業日数を記入する。 ② 出席停止・忌引き等の日数 以下の日数を合算して記入する。 ア 学校教育法第35条による出席停止日数、学校保健安全法第19条による出席停止日数 及び感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第19条、第20条、第26 条及び第46条による入院の場合の日数 イ 学校保健安全法第20条により、臨時に学年の中の一部の休業を行った場合の日数 ウ 忌引日数 エ 非常変災等児童又は保護者の責任に帰すことのできない事由で欠席した場合など で、校長が出席しなくてもよいと認めた日数 オ その他教育上特に必要な場合で、校長が出席しなくてもよいと認めた日数 ③ 出席しなければならない日数 授業日数から出席停止・忌引等の日数を差し引いた日数を記入する。 ④ 欠席日数 出席しなければならない日数のうち病気又はその他の事故で児童が欠席した日数を記 入する。 ⑤ 出席日数 出席しなければならない日数から欠席日数を差し引いた日数を記入する。 なお、学校の教育活動の一環として児童が運動や文化などにかかわる行事等に参加し たものと校長が認める場合には、指導要録の出欠の記録においては出席扱いとすること ができる。 また、平成15年5月16日付け15文科初第255号「不登校への対応の在り方について」 や平成17年7月6日付け17文科初第437号「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活 用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について」に沿って、不登 校の児童が適応指導教室等学校外の施設において相談・指導を受け、又は自宅において IT等を活用した学習活動を行ったとき、そのことが当該児童の学校復帰のために適切

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ができる。この場合には、出席日数の内数として出席扱いとした日数及び児童が通所若 しくは入所した学校外の施設名又は自宅においてIT等を活用した学習活動によること を備考の欄に記入する。 ⑥ その他 ア 上記の日数については、該当すべき日数がない場合には、空白とせずに0と記入す ること イ 出席停止・忌引等の日数に関する特記事項、欠席理由の主なもの、遅刻、早退等の 状況、転入学した児童についての前に在籍していた学校における出欠の概要及び教員 を派遣して教育を行った児童については、備考の欄にその旨等を記入すること ○ 重複障害者等についての指導に関する記録 特別支援学校小学部・中学部学習指導要領に規定する重複障害者等に関する教育課程の取 扱いにより指導上の配慮を行った場合には、必要に応じてその状況を記述する。例えば、各 教科の指導に当たっては、その目標・内容を児童の在籍する学年の前学年の目標・内容の全 部又は一部によって替えることができるが、その評価を前学年の各教科の目標に照らして行 うことが適当な場合は、観点別学習状況の評価や評定として記述した段階の意味を的確に表 す観点から、前学年の各教科の目標・内容によって替えて指導している事実について 「総、 合所見及び指導上参考となる諸事項」に記述する。 (2) 視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行う特別 支援学校【中学部】 〔各教科の学習の記録〕 ① 観点別学習状況 中学校学習指導要領(平成20年文部科学省告示第28号)及び特別支援学校小学部・中 学部学習指導要領(以下 「中学校学習指導要領等」という )に示す各教科の目標に、 。 照らして、その実現状況を観点ごとに評価し記入する。その際「十分満足できる」状況 と判断されるものをA 「おおむね満足できる」状況と判断されるものをB 「努力を、 、 要する」状況と判断されるものをCのように区別して評価を記入する。 各教科の評価の観点について、中学校学習指導要領等を踏まえ、別添資料を参考に設 定する。また、各学校において、観点を追加して記入できるようにする。 選択教科を実施する場合は、各学校において観点を定め、記入する。 ② 評定 各学年における各教科の学習の状況について、中学校学習指導要領等に示す各教科の 目標に照らして、その実現状況を総括的に評価し記入する。 必修教科の評定は、中学校学習指導要領等に示す各教科の目標に照らして、その実現 状況を 十分満足できるもののうち 特に程度が高い 状況と判断されるものを5「 、 」 、「十 分満足できる」状況と判断されるものを4 「おおむね満足できる」状況と判断される、 ものを3 「努力を要する」状況と判断されるものを2 「一層努力を要する」状況と、 、 判断されるものを1、のように区別して評価を記入する。 選択教科を実施する場合は、各学校が評定の段階を決定し記入する。

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別学習状況において掲げられた観点は、分析的な評価を行うものとして、各教科の評定 を行う場合において基本的な要素となるものであることに十分留意する。その際、評定 の適切な決定方法等については、各学校において定める。 〔総合的な学習の時間〕 この時間に行った学習活動及び各学校が自ら定めた評価の観点を記入した上で、それら の観点のうち、生徒の学習状況に顕著な事項がある場合などにその特徴を記入する等、生 徒にどのような力が身に付いたかを文章で記述する。 評価の観点については、中学校学習指導要領等に示す総合的な学習の時間の目標を踏ま え、各学校において具体的に定めた目標、内容に基づいて定める。その際、例えば 「よ、 りよく問題を解決する資質や能力」、「学び方やものの考え方」、「主体的、創造的、協同 的に取り組む態度」及び「自己の生き方」等と学習指導要領に示す総合的な学習の時間の 目標を踏まえて定めたり 「学習方法に関すること、 」、「自分自身に関すること」及び「他 者や社会とのかかわりに関すること」等の視点に沿って各学校において育てようとする資 質や能力等を踏まえて定めたりすることが考えられる。また、教科との関連を明確にし、 総合的な学習の時間の学習活動にかかわる「関心・意欲・態度」、「思考・判断・表現 、」 「技能」及び「知識・理解」等と定めることも考えられる。 〔特別活動の記録〕 各学校が自ら定めた特別活動全体に係る評価の観点を記入した上で、各活動・学校行事 、 「 」 、 ごとに 評価の観点に照らして 十分満足できる 活動の状況にあると判断される場合に ○印を記入する。 評価の観点については、中学校学習指導要領等に示す特別活動の目標を踏まえ、各学校 において別添資料を参考に定める。その際、例えば 「集団や社会の一員としての思考・、 判断・実践」にかかわる観点について、学校として重点化した内容を踏まえ、育てようと する資質や能力などに即し、より具体的に定めることも考えられる。 〔自立活動の記録〕 個別の指導計画を踏まえ、以下の事項等を記入する。 ① 指導の目標、指導内容、指導の結果の概要に関すること ② 障害の状態等に変化が見られた場合、その状況に関すること ③ 障害の状態を把握するため又は自立活動の成果を評価するために検査を行った場合、 その検査結果に関すること 〔行動の記録〕 各教科、道徳、総合的な学習の時間、特別活動やその他学校生活全体にわたって認めら れる生徒の行動について、中学校学習指導要領等の総則及び道徳の目標や内容、内容の取 扱いで重点化を図ることとしている事項等を踏まえて示している別添資料を参考にして項 目を適切に設定する。また、各学校において自らの教育目標に沿って項目を追加できるよ うにする。 各学校における評価に当たっては、各項目の趣旨に照らして十分満足できる状況にある と判断される場合に、○印を記入する。 〔総合所見及び指導上参考となる諸事項〕

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① 各教科や総合的な学習の時間の学習に関する所見 各教科や総合的な学習の時間の学習について、総合的に見た場合の生徒の特徴や指導 上特に留意すべき事項などについて記入する。 前学年の各教科の目標・内容によって替えて指導した場合は、その旨を記入する。 ② 特別活動に関する事実及び所見 特別活動における生徒の活動状況について、主な事実及び総合的に見た場合の所見を 記入する。その際、所見については、生徒の長所を取り上げることが基本となるよう留 意する。 ア 所属する係名や委員会名、学校行事における役割など、活動の状況についての事実 に関すること イ その生徒個人として比較的優れている点など、特別活動全体を通してみられる生徒 の特徴に関すること 、 、 、 ウ 当該学年において その当初と学年末とを比較し 活動の状況の進歩が著しい場合 その状況に関すること エ その他特に指導が必要である場合には、その事実に関すること ③ 行動に関する所見 行動の状況について総合的に見た場合の生徒の特徴及び指導上留意すべき事項を記入 する。記入に当たっては、例えば次の事項が考えられる。その際、生徒の長所を取り上 げることが基本となるよう留意する。 ア 全体的にとらえた生徒の特徴に関すること イ その生徒個人として比較的優れている点など 、 、 、 ウ 当該学年において その当初と学年末とを比較し 行動の状況の進歩が著しい場合 その状況に関すること エ 指導上特に留意する必要があると認められる生徒の健康状況、その他特に指導が必 要である場合にはその事実に関すること ④ 進路指導に関する事項 学校の教育活動全体を通じて行う進路指導に関し、生徒の将来の希望や学習状況等に ついて記入する。例えば、次の事項が考えられる。 ア 生徒の将来の希望や、進学,就職など当面する進路についての希望に関すること イ 主体的な進路選択に対する生徒の意欲や態度についての事実に関すること ウ 自己の将来や進路に関する生徒の学習、活動の状況等についての事実に関すること エ 生徒の希望を実現するために行った指導・助言に関すること ⑤ 生徒の特徴・特技、部活動、学校内外におけるボランティア活動などの社会奉仕体験 活動、表彰を受けた行為や活動、学力について標準化された検査の結果等指導上参考と なる諸事項 ⑥ 生徒の成長の状況にかかわる総合的な所見 記入に際しては、生徒の優れている点や長所、進路の状況などを取り上げることに留 意する。ただし、生徒の努力を要する点などについても、その後の指導において特に配 慮を要するものがあれば記入する。

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記入する。 ⑦ 交流及び共同学習を実施している生徒について、その相手先の学校名や学級名、実 施期間、実施した内容や成果等を記入する。 〔入学時の障害の状態〕 入学時の障害の状態について、障害の種類及び程度等を記入する。 〔出欠の記録〕 ① 授業日数 生徒の属する学年について授業を実施した年間の総日数を記入する。学校保健安全法 第20条の規定に基づき、臨時に、学校の全部又は学年の全部の休業を行うこととした日 数は授業日数には含めない。 この授業日数は、原則として、同一学年のすべての生徒につき同日数とすることが適 当である。ただし、転学又は退学等をした生徒については、転学のため学校を去った日 又は退学等をした日までの授業日数を記入し、転入学又は編入学等をした生徒について は、転入学又は編入学等をした日以後の授業日数を記入する。 ② 出席停止・忌引き等の日数 以下の日数を合算して記入する。 ア 学校教育法第35条による出席停止日数、学校保健安全法第19条による出席停止日数 及び感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第19条、第20条、第26 条及び第46条による入院の場合の日数 イ 学校保健安全法第20条により、臨時に学年の中の一部の休業を行った場合の日数 ウ 忌引日数 エ 非常変災等生徒又は保護者の責任に帰すことのできない事由で欠席した場合など で、校長が出席しなくてもよいと認めた日数 オ 選抜のための学力検査の受検その他教育上特に必要な場合で、校長が出席しなくて もよいと認めた日数 ③ 出席しなければならない日数 授業日数から出席停止・忌引等の日数を差し引いた日数を記入する。 ④ 欠席日数 出席しなければならない日数のうち病気又はその他の事故で生徒が欠席した日数を記 入する。 ⑤ 出席日数 出席しなければならない日数から欠席日数を差し引いた日数を記入する。 なお、学校の教育活動の一環として生徒が運動や文化などにかかわる行事等に参加し たものと校長が認める場合には、指導要録の出欠の記録においては出席扱いとすること ができる。 また、平成15年5月16日付け15文科初第255号「不登校への対応の在り方について」 や平成17年7月6日付け17文科初第437号「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活 用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について」に沿って、不登 校の生徒が適応指導教室等学校外の施設において相談・指導を受け、又は自宅において

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