CA ARCserve
®
Backup
『NDMP NAS Option』設定ガイド
Rev: 1.1
2013 年 4 月
改訂履歴
2012/11 初版リリース (Rev: 1.0)
2013/04 r16.5 情報追加 (Rev: 1.1)
すべての製品名、サービス名、会社名およびロゴは、各社の商標、または登録商標です。 本ガイドは情報提供のみを目的としています。CA は本情報の正確性または完全性に対して一切の責任を負いません。CA は、該当する法律が許す範囲で、いか なる種類の保証(商品性、特定の目的に対する適合性または非侵害に関する黙示の保証を含みます(ただし、これに限定されません))も伴わずに、このドキュメ ントを「現状有姿で」提供します。CA は、利益損失、投資損失、事業中断、営業権の喪失、またはデータの喪失など(ただし、これに限定されません)、このドキュ メントに関連する直接損害または間接損害については、CA がその損害の可能性の通知を明示的に受けていた場合であっても一切の責任を負いません。目次
1.
はじめに ... 2
1.1
NDMP
について ... 2
1.2
NDMP
NAS
O
PTIONについて ... 2
1.3
NDMP
NAS
O
PTIONを利用したバックアップ方法 ... 2
2.
事前確認 ... 3
2.1
ARC
SERVEB
ACKUPでサポートしている NDMP
NAS のバックアップ構成の確認 ... 3
2.2
D
ATAONTAP バージョンの確認 ... 3
2.3
NDMP バージョンの確認 ... 3
2.4
認定デバイスの確認 ... 4
2.5
テープの接続準備(リモート
バックアップ/3 ウェイ
バックアップ
のみ) ... 5
2.6
NDMP サービスの有効化 ... 5
3.
NDMP NAS OPTION の導入と設定 ... 7
3.1
NDMP
NAS
O
PTIONのインストール ... 7
3.2
インストール後の作業と確認 ... 16
3.3
(参考)
バックアップとリストア ... 21
4.
製品情報と無償トレーニング情報 ... 22
4.1
製品情報... 22
4.2
トレーニング情報 ... 22
1.
はじめに
このガイドは、NetApp,Inc 社の提供する NAS 上のデータを、NDMP NAS Option を利用してバックアップするために必要な設定方 法について記載しています。
1.1 NDMP について
NDMP は、Network Data Management Protocol の略で、NAS と対話するための通信プロトコルです。NDMP により、 NDMP サーバで実行されるデータのアックアップおよびリストアを、ARCserve Backup などのバックアップ アプリケーシ ョンから制御可能になります。
1.2 NDMP NAS Option について
NDMP NAS Option は、NDMP プロトコルに対応した NAS 上のデータをバックアップするための、CA ARCserve Backup(以下 ARCserve Backup)のオプション製品です。NDMP コマンドを利用することで、大容量のデータを保持す る NAS のバックアップを効率的に実施できるようになります。。
1.3 NDMP NAS Option を利用したバックアップ方法
NDMP NAS Option を利用すると、以下の 3 種類のバックアップ方法に対応します。このガイドでは、以下のバックアッ プ方法を実施するために必要な設定の手順を示します。
(参考)
CA ARCserve Backup r16 for Windows NDMP NAS Option ユーザ ガイド
https://support.ca.com/cadocs/0/CA%20ARCserve%20%20Backup%20r16-JPN/Bookshelf_Files/PDF/AB_NDMP_NAS_W_JPN.pdf
2.
事前確認
2.1 ARCserve Backup でサポートしている NDMP NAS のバックアップ構成の確認
NDMP NAS Option 導入の前に、使用する NDMP NAS が ARCserve Backup の対応製品であることを確認します。 そのためには、以下の情報が必要です。 ・Data ONTAP のバージョン ・NDMP のバージョン 以下で、それぞれの確認方法を記載します。
2.2 Data ONTAP バージョンの確認
NAS のコンソールより、「version」と入力します。 例) この例では、Data ONTAP のバージョンが 8.1 ということがわかります。2.3 NDMP バージョンの確認
使用する NDMP NAS が ARCserve Backup の対応製品であることを確認するため、NDMP バージョンを確認します。 ARCserve Backup r16/r16.5 で対応している NDMP のバージョンは以下です。 ・NDMP Version 3 ・NDMP Version 4 <NDMP バージョンの確認方法> NAS のコンソールより、「ndmpd version」と入力します。 例) この例では「4」と表示されていますので、NDMP のバージョンは 4 ということが分かります。
注:以下の確認作業は、NAS を利用して行います。実機での確認ができない場合、事前に
メーカーのホームページ等で、DATA ONTAP のバージョンを確認し、「2.4 認定デバイスの
確認」より、ARCserve Backup で対応するバージョンであることを確認してください。
2.4 認定デバイスの確認
NDMP NAS Option を利用してバックアップするには、NAS が、認定デバイスリストに掲載されている必要があります。 今回は NetApp,Inc 社の NAS を例に確認します。
※認定デバイスリストとは、弊社でテストを実施したデバイスのリストです。 ① 下記 URL をクリックし、ARCserve Backup サポートページを開きます。
(このガイドでは ARCserve Backup r16 の例で説明します。) 「ARCserve Backup r16 サポートページ」 http://www.casupport.jp/resources/bab16win/ 「ARCserve Backup r16.5 サポートページ」 http://www.casupport.jp/resources/bab165win/ ② サポートページ内の「認定デバイスリスト」をクリックします。 ③ 英語ページにリンクします。ベンダーのリストが表示されるので「Network Appliance」をクリックします。
④ NDMP V4 Support Matrix (NAS Option)をクリックします。
⑤ Data ONTAP のバージョンが掲載されていることを確認します。
NDMP Version4 に Data ONTAP 8.1 が掲載されているため、ARCserve Backup r16 で使用できることが確認できま す。特に明記がない場合、マイナー リリースはサポートします。
ここでは、注記に「Certified with ARCserve Patch RO52754」とあるため、パッチを適用する必要があります。 ARCserve Backup r16 をご利用の場合、下記のサイトからパッチをダウンロードし、適用してください。ARCserve Backup r16.5 を利用する場合はこの修正が含まれているため、パッチの適用は丌要です。 ※ ここに掲載されているバージョンは、弊社でテストを実施したバージョンです。 <ARCserve Backup r16 パッチリスト> https://support.ca.com/irj/portal/anonymous/phpsupcontent?contentID={34594704-864A-4B34-AA8E-367315F0EDAE}
2.5 テープの接続準備(リモート バックアップ/3 ウェイ バックアップ のみ)
NDMP NAS に接続したテープ装置にバックアップを行うためには、あらかじめ NDMP NAS とテープ装置を接続し、 NDMP NAS からテープ装置が認識できるように設定を実施しておく必要があります。 NDMP NAS と、テープ装置の接続方法については、各 NDMP NAS メーカーの示すガイドに従って設定を行ってくださ い。2.6 NDMP サービスの有効化
NDMP プロトコルを使用したバックアップを実施するには、NDMP サービスが動作している必要があります。そのため、 NDMP サービスが有効になっていることを確認します。NDMP サービスの有効化は、NAS のコンソール、System Mangaer どちらからでも可能です。◆NAS のコンソールから確認する方法
「ndmpd status」と入力し、NDMP サービスの状態を確認します。 例)
status が OFF になっている場合、「ndmpd on」と入力し、NDMP サービスを起動します。 例) 再度「ndmpd status」と入力し、「ndmpd ON」と表示されたら、NDMP プロトコルを利用したバックアップの準備は完了 です。 例) ◆System Manager から確認する方法 画面左の[Configuration]-[System Tools]より[NDMP]をクリックします。 NDMP が有効になっていない(グレーアウトしている)場合は、[Enable]をクリックし、サービスを有効にします。 サービスが[Enabled]になっていることを確認します。
3.
NDMP NAS Option の導入と設定
3.1 NDMP NAS Option のインストール
NDMP NAS Option は、バックアップ サーバにインストールします。今回は ARCserve Backup 本体製品が既に導入 されているバックアップ サーバに追加するため、NDMP NAS Option のみインストールします。
① インストール
ARCserve Backup のインストール メディアを ARCserve Backup サーバの DVD ドライブに入れると、自動的に 以下の画面が表示されます。表示されない場合は、DVD ドライブ内の Setup.exe をクリックします。
ARCserve Backup のインストーラ画面が表示されるので、[インストール]をクリックします(ここでは、ARCserve Backup r16 SP1 を使用しています。)
② 言語の選択
③ 使用許諾契約
使用許諾契約を最後まで読み、同意できる場合は[同意する]を選択し、[次へ]をクリックします。
④ ライセンス キー
⑤ 方式
[ローカル]を選択し、[次へ]をクリックします。
⑥ インストールの種類
⑦ コンポーネント
[コンポーネント]画面で、「NDMP NAS Option」を選択し、[次へ]をクリックします。 (インストール丌要な製品が選択されている場合は、チェックを外します。)
⑧ メッセージ
⑨ メッセージ
メッセージを確認し、[次へ]をクリックします。
⑩ セットアップ サマリ
⑪ インストールの進捗状況 ⑫ ファイアウォール登録 ファイアウォールが有効な環境では、ARCserve サービス/プログラムを例外として登録する必要があります。 [Windows ファイアウォールの例外として、ARCserve サービス/プログラムを登録することを許可する]が選択 されていることを確認し、[次へ]をクリックします。
⑬ インストールレポート
[デバイス環境設定]を促すメッセージが表示されます。ここからの手順は、バックアップ方法により変わります。 以下の A)、B)の手順に従ってください。
A) Filer to Server バックアップを実施する場合
Filer to Server バックアップ(バックアップ サーバに接続したテープ装置やファイル システム デバイ ス、データ デデュプリケーション デバイスにバックアップする方法)の場合、環境設定は丌要なため、 [いいえ]を選択して、インストール レポートの[完了]をクリックし、インストールを終了します。 (画面に ARCserve Backup のインストーラ画面が残っている場合は、[終了]をクリックします) B) NAS ローカル バックアップ/3 ウェイ バックアップを実施する場合 NDMP NAS に接続されたテープ装置にデータをバックアップする場合、デバイス環境設定が必要に なるため、[はい]を選択して⑭へ進みます。
⑭ デバイス環境設定 デバイス環境設定画面が表示されるため、[NAS サーバ(ローカル サーバ用のみ)]を選択し、[次へ]をクリック します。 ⑮ デバイス環境設定 [追加]ボタンをクリックし、「NAS サーバ」を選択します。 NAS サーバに NDMP NAS サーバ名を入力し、ユーザ名パスワードを入力します。 [次へ]をクリックします。
⑯ デバイス環境設定
デバイス環境設定の完了確認画面が表示されます。[終了]をクリックします。
3.2 インストール後の作業と確認
① [スタート]メニューから、[プログラム]-[CA ARCserve Backup]-[マネージャ]を選択し、ARCserve Backup のマ ネージャ画面を起動します。
② ARCserve Backup サーバを選択し、テープエンジンとその他すべてのサービスが起動していることを確認します。 ※NDMP NAS の環境設定を行い、テープエンジンが停止している場合は、起動を促すメッセージが表示される ため[はい]をクリックしてテープエンジンを起動させます。
③ [ウィンドウ]メニューより[ホーム]を選択し、ARCserve Backup のマネージャ画面に戻ります。[クイック スタート] バーより、[バックアップ マネージャ]を選択します。
④ [ソース]タブを選択します。
⑥ NDMP NAS が登録されることを確認します。
3.3 (参考) バックアップとリストア
NDMP NAS の設定後は、通常のバックアップ ジョブ及びリストアを実行してください。 ◆ [バックアップ マネージャ] – [ソース] 画面 ※3 ウェイ バックアップを実施する場合、NDMP NAS に接続されているテープ装置をデスティネーションで選択 します。 ◆ [リストア マネージャ] – [ソース] 画面4.
製品情報と無償トレーニング情報
製品のカタログや FAQ などの製品情報や、動作要件や注意事項などのサポート情報については、ウェブサイトより確認し てください。4.1 製品情報
製品情報 http://www.arcserve.com/jp/products/ca-arcserve-backup.aspxARCserve Backup の FAQ
http://www.arcserve.com/jp/products/ca-arcserve-backup/faq.aspx サポート情報、動作要件、およびマニュアルなど (r16) http://www.casupport.jp/resources/bab16win/ (r16.5) http://www.casupport.jp/resources/bab165win/