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Ⅳ 中長期計画書・定期報告書

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(1)

中長期計画書の作成

特定事業者(特定連鎖化事業者)は、毎年、『中長期計画書』の提出が必要です。

ここでは『中長期計画書』の記入方法について説明します。

様式8 Ⅰ~Ⅳ

1

平成29年6月

中国経済産業局

エネルギー対策課

(2)

1-1.中長期計画の作成

2.

告示

中長期的な計画の作成のための指針」

(3)鉱業、電気供給業、ガス供給業及び熱供給業

(1) 専ら事務所

○製造業一般(特定4業種以外) ○特定4業種: ・パルプ製造業及び紙製造業 ・石油化学系基礎製品製造業 ・セメント製造業 ・鉄鋼業

(2) 製造業

(4) 上水道業,下水道業及び 廃棄物処理業

ホテル、百貨店、スーパー、病院等業務用ビル、製造業本社ビルはここに含まれる 専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等を設置しているものによる中長期 的な計画の作成のための指針 (平成22年3月30日 告示第1号) (平成22年3月30日 告示第68号) (平成22年3月30日 告示第1号) (平成22年3月30日 告示第1号)

1.

告示「工場等の判断基準」

毎年度報告(将来計画)

管理標準

中長期計画書

■省エネルギー推進方策

Ⅱ.

目標部分

Ⅰ.基準部分

~ 非日常改善、

ハード改善

~ 日常改善、ソフト改善

2

高効率設備の導入検討に活用

エネルギー消費原単位又は電力平準化評価原単位を、工場等ごと又

は事業者として

中長期的にみて年平均1%以上改善

させることを目

標として、

技術的かつ経済的に可能な範囲で

目標等の実現に努める

努力目標:

(3)

1-2.中長期計画作成のおおよその手順

省エネルギーの管理はPDCAサイクルの推進により行い、

社内承認

を得た

省エネ対策

中長期計画

となります。

中長期計画作成(計画+予算申請・承認)のおおよその手順は下表のとおりです。

項 目

内 容

計画(Plan)

実施(Do)

検証(Chack)

是正(Action)

予算申請・承認

効果の実測・確認

対策の修正、追加・強化

対策の実施

エネルギー使用量・費用の把握

優先順位と対策時期の判断・決裁

老朽設備の洗出し ・更新時期のチェック ・新規設備導入検討 ・設備改善の検討 ・同業他社との比較 ・優秀事例発表会事例 ・専門家による省エネ診断・省エネ相談 ・費用対効果試算 ・省エネルギー投資 促進に向けた支援補助金等の活用 ・投資負担の平準化、組み合わせ ・年平均1%改善するのか?

対策案の策定

所要投資額・効果の把握

問題点の抽出

省エネ対策の発掘

備 考

・経営戦略・社内投資査定基準 ・実績の解析と計画との比較、差異の原因 (経済産業省資源エネルギー庁補助事業) 財団法人省エネルギーセンター <対象> 年間エネルギー使用量 の原油換算値 1.工場の省エネルギー診断サービス 100kl以上1500kl以下 2.ビルの省エネルギー診断サービス 100kl以上1500kl以下 ※100kl未満または、1500kl以上の場合は問い合わせ下さい。 省エネ無料診断 【参考】 3

(4)

中長期計画のイメージ(マスタープラン)

平成28年度 4 3 平成29年度 4 3 平成30年度 4 3 平成31年度 4 3 平成32年度 4 3 平成33年度 4 3

1. 電動機の効率アップ

2. 照明設備の

リニューアル

3. 機器のインバータ化

4. エネルギー監視体制

の整備

5. 省エネ型・

高効率設備導入

高効率電動機導入

高効率蛍光灯器具の更新

流体機器のインバータ制御拡大(ポンプ、ファン)

新開発システム建設

エネルギー計測システム確立

BEMS導入

1-3.中長期計画の作成

◎中長期計画の指針内容及び省エネのネタ案件を検討し、スケジュール化する。

4

(5)

×××・・・・×× 株式会社 □△○工業 730-○○○○ 広島県○○○○ 取締役(環境・CSR担当) 省エネ 一郎 エネルギー環境技術部 次長 省エネ 二郎 **-2013–3-***** ××× ×× ×××× 中国経済産業局長 広島県○○○○ 株式会社 □△○工業 1234567890123 代表取締役社長 経済 太郎 平成 29 7 20 ××× ×× ×××× 730-○○○○ 広島県○○○○

2-1.中長期計画書の書き方と記入例(様式第8のⅠ)

① 提出宛先は、事業者の主たる事務所(通常は本社)の所在地を 管轄する経済産業局長及び設置している全ての工場等に係る 事業所管省庁。 ② 提出期限は、毎年7月末日。 ③ 法人名・法人番号・代表者役職名・氏名を記入のうえ、押印。 ●社印のみの押印や認印の押印は、再提出となるので注意。 ●法人の代表者以外の者が省エネ法に係る諸手続きの委任を受けた 場合は、委任状を添付。氏名には委任された者の役職・氏名を記入。 ④ 経済産業局が通知した指定番号を記入。(事業者番号は7桁) ⑤ 実際に本社として機能している事業所の所在地を記入。 ⑥ 選任されているエネルギー管理統括者の職名・氏名を記入。 ●原則として、役員等の役職についている方から選任。 ⑦ 選任されているエネルギー管理企画推進者の職名・氏名・免状 番号又は講習修了番号・勤務地・連絡先を記入。 ●エネルギー管理士免状取得者又はエネルギー管理講習修了者か ら選任。 ⑧ エネルギー管理企画推進者未選任の場合には、作成実務者名 等を記入。氏名の後ろに(作成実務者)と追記。 ●免状番号又は講習修了番号欄には、H○○年○○月受講予定等 今後の予定を記入。 ⑨ 勤務先の代表番号ではなく、該当者に直接連絡がとれる直通番 号を記入。また、メールアドレスを記入。

5 改ページ ×××××@×××× 床板製造業 1 2 2 8 平成29年度提出分より様式が一部改正されて います。 必ず新様式での提出をお願いします。

(6)

55台の空気圧縮機のうち32台を順次 ブロアに更新する 全ての 工場等 平成29年 ~ 平成31年 154kL /年 高圧変圧器の66台を順次更新 高効率アモルファス変圧器へ更新 全ての 工場等 平成29年 ~ 平成31年 38kL /年 揚水ポンプ(30kW×6台)のうち3台の 更新 (1) 高効率電動機の採用(29千kWh) (2) インバーター化(121千kWh) 高岡工場 平成29年 ~ 平成30年 30kL /年 溶解炉設備の更新時に炉圧制御及び排 ガスO2監視装置設置による効率改善 仙台工場 平成29年 26kL /年 高効率照明ランプ、灯具への更新 (1,200本) 本社、全工場 の管理棟 平成29年 25kL /年 外気導入量の適正化制御(CO2濃度制 御) 本社 平成29年 20kL/年 避難誘導灯の高効率ランプへの更新 本社 平成29年 8kL/年 蒸気バルブ等の断熱強化 全工場 平成29年 5kL /年 ① 内容欄は主に、ハード面の省エネ計画を記入。 ●具体的には、設備投資を伴う設備・システム・技術の導 入、改善等の内容を記入。 ●アイデア段階の設備内容等は記入せず、必ず社内で 承認されている内容を記入。 ●「エネルギー管理の強化、計測機器の管理強化」等の ソフト面の内容は不適切。 ●太陽光発電、風力発電等の記入は不適切。 (記入する場合は、「Ⅲその他のエネルギー使用合理化 に関する事項」に記入して下さい。) ②「該当する工場等」の欄には、複数の工場・事業場 が該当する場合は、それぞれの工場等の名称を 記入し、工場、本社、営業所を含む全ての工場等 が対象となる場合は、“全ての工場”等と記入。 ③「実施時期」の欄には、期間の目安を3~5年で記 入。・・・単年度計画の場合は単年度で記入。 ●実施時期は当年度以降で記入。 ④「エネルギー使用合理化期待効果」の欄には、基 準年に対する計画完了時点の年間削減量を原 油換算(kl年)で記入。・・・基準年は前年度 <不適切な記載> ●「歩留1%向上、原単位○○kl/t 削減、電力使用量千 kwh/年削減」等の記載。

2-2.中長期計画書の書き方と記入例(様式第8のⅡ

6

(7)

2-3.中長期計画書の書き方と記入例(様式第8のⅡ)

提出が平成29年度のとき →「基準年」は平成28年度となる。 計画最終年度である平成32年度の照明のエネルギー消費量が、平成28年度のそれと比較してどのくらい減る かが「合理化期待効果」となる。 注意: 「平成29年度から平成32年度にかけて工場の照明器具を高効率のものに切り替える」という計画案件は、中止しなければ平 成30年度にも続けて中長期計画書で報告することになる。平成30年度の報告の際の「基準年」は平成29年度となる。 基準年 平成28年度 平成29年度 4月 5月 ・・・・・・・ 2月 3月 3月 平成29年度に提出する中長期計画書の計画 平成30年度 平成31年度 平成32年度 基準年 平成30年度提出の中長期計画書の継続計画

【記入例】

【「基準年」の考え方】

29年度報告 30年度報告 高効率照明ランプ、灯具への更新 (1,200本) 内 容 該当する工場等 実施時期 エネルギー使用合理化期待効果 本社、全工場の管理棟 平成29~32年度 25KL/年 高効率照明ランプ、灯具への更新 (900本) 本社、全工場の管理棟 平成30~32年度 19KL/年 削除した計画 該当する工場等 理由 高効率照明ランプ、灯具への更新(300本) 本社、全工場の管理棟 平成29年度実施済 30年度報告 <Ⅱ計画内容> <Ⅳ前年度との比較>

◎「本社、全工場の1200本の照明器具を4年間で高効率照明に更新する」という計画の場合

平成33年度 7

(8)

2-4.中長期計画書の書き方と記入例(様式第8のⅢ,Ⅳ)

1 平成20年改正省エネ法の施行に合わせて、社長の命により、従来からの 「省エネ推進責任者会議」を改組し、エネルギー管理統括者として選任予定の 環境・CSR担当役員を委員長、エネルギー管理企画推進者に選任予定のエ ネルギー管理部次長を副委員長とし、全拠点から1名の部長を委員とする「省 エネ委員会」を平成23年3月に立ち上げた。 主たるミッションは、省エネルギーの推進とCO2排出量の削減に関して全社 の組織を見渡した中長期基本計画の作成と、そのローリングプランとしての年 度計画の作成、及び毎四半期毎の年度計画の達成状況のチェックである。 本中長期計画は、この「省エネ委員会」において認証されたものである。 2 また、本年(平成29年)より、全社的に固定エネルギー削減計画をスタートさ せ、この一環として4年間で順次高効率変圧器への転換、高効率型照明等の 導入を図る計画である。

① 定量的に記入できない省エネに向けた

「ソフト面の計画」等について記入。

●具体的には、「Ⅱの計画内容に関連する上 位の計画(例えば複数工場に関連するプロ ジェクト)、会社又は工場の全体計画」等の内 容を記入。 ●この欄のみでは記入が困難な場合は、CSR 報告書等の関係資料を添付。

② 削除した計画には、Ⅱの前年度計画の

「実施済、計画中止、計画順延」の内容

を記入。

●削除した計画が空欄の場合は、前年度は何 もしなかった事となりますので、必ず実施済み の内容を記入。

③ 追加した計画には、Ⅱの前年度計画に

対して、新規に追加した計画内容を記入。

8

(9)

9 ○○社の 中長期計画書 及び 定期報告書 飲料卸売業 (細分類番号: 5225)

D営業所

10kl)

経済産業省

(経済産業局)

農林水産省

(農政局)

財務省

(国税局)

主として管理事務 を行う本社等 (細分類番号: 1000)

○○社本社

(200kl) ○○社  定期報告書及び中長期計画書は、①事業者の主たる事務所(本社)所在地を管轄する経済産業局、及び ②当該事業者が設置している全ての工場等に係る事業の所管省庁*に提出。

中長期計画書・定期報告書の提出先

所管:農林水産省 * 所管省庁については下記URL の「定期報告書記入要領」 P104~ 参照 http://www.enecho.meti.go.jp/categor y/saving_and_new/saving/procedure/ pdf/140422teiki_kinyuyouryou.pdf 清涼飲料製造業 (細分類番号: 1011) 所管:農林水産省

A工場(

1,500kl)

B工場(

1,000kl) 清涼飲料製造業 (細分類番号: 1011) 所管:農林水産省

C工場

500kl) ビール類製造業 (細分類番号: 1022) 所管:財務省

(10)

判断基準に基づく管理標準の作成

『判断基準』とは省エネ法の5条に定められたもので、事業者がエネルギー

使用の合理化を図るに当たって、具体的に取り組むべき事項を国が定めたも

のです。省エネ法は、エネルギーを使用して事業を営む者すべてに、『判断

基準』に基づいて適切に省エネに努めることを求めています。

この判断基準の中で、事業者自ら『管理標準』(省エネ推進を目的として事

業者自ら定めたマニュアル)を策定するとともに、特定事業者、特定連鎖化事

業者には定期報告書で毎年エネルギーの使用実績や判断基準の遵守状況

を国に報告することを求めています。

ここでは『判断基準』とは何か、『管理標準』とは何か、『管理標準』の作り方

について解説します。

(11)

1.判断基準とは

判断の基準の詳細は、資源エネルギー庁HPを参照。 http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/ summary/pdf/handankijyun.pdf

判断基準は、事業者がエネルギー使用の合理化を図るに当たって、具体的

に取り組むべき事項を国が定めた告示。

 事業者は、この判断基準に基づき、エネルギーの使用の合理化に係

る取組方針や管理標準を作成し、エネルギー使用の合理化に取組ま

なければならない。

 特定事業者(又は特定連鎖化事業者)が毎年国に提出する定期報告

において判断基準の遵守状況を記載することが求められている。

 この遵守状況が著しく不十分な場合には合理化計画の作成指示など

の法的措置がとられることがある。

※省エネ法第5条において、経済産業大臣は、工場等においてエネルギーを使

用して事業を行う者の判断の基準となるべき事項を定めこれを公表するものとし

ている。

11

(12)

2.判断基準の構成と内容①

 判断基準は、基準部分と目標部分で構成

Ⅰ エネルギーの使用の合理化の基準

事業者が設置している工場・事業場を俯瞰し、事業者全体として遵守すべき8

項目に取り組み、きめ細かいエネルギー管理を徹底し、1又は2の諸基準の遵

守を通じて、エネルギー使用の合理化の適切かつ有効な実施を図る

1.専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等に関する事項

2.工場等(1に該当するものを除く)に関する事項

Ⅱ エネルギーの使用の合理化の目標及び計画的に取り組むべき措置

工場等全体として又は工場等毎にエネルギー消費原単位又は電気需要平準化

評価原単位を中長期的にみて年平均1%以上低減させることを目標として、技術

的経済的に可能な範囲内で、1及び2の諸目標及び措置の実現に努める。

1.エネルギー消費設備等に関する事項

1-1専ら事務所に関するもの

1-2工場等(1に該当するものを除く) に関するもの

2.その他エネルギーの使用の合理化に関する事項

基準部分

目標部分

(13)

2.判断基準の構成と内容②

ア.事業者はその設置している工場等について、全体として効率 的かつ効果的なエネルギーの使用の合理化を図るための管 理体制を整備すること。 イ.ア.で整備された管理体制には責任者(特定事業者及び特定 連鎖化事業者にあっては「エネルギー管理統括者」)を配置 すること。 ウ.事業者は、その設置している工場等におけるエネルギーの使 用の合理化に関する取組方針(以下「取組方針」という。)を 定めること。その際、取組方針には、エネルギーの使用の合 理化に関する目標、設備の新設及び更新に対する方針など を含むこと。 エ.事業者は、その設置している工場等における取組方針の遵守 状況を確認するとともに、その評価を行うこと。なお、その評 価結果が不十分である場合には改善を行うこと。  事業者全体として遵守すべき判断基準は、PDCAサイクルを廻すア~クまでの8項目  事業者は、エネルギー使用合理化推進のための取組方針として、事業者全体としてのエネルギー管 理組織や体制、省エネの目標、省エネ設備の新設、更新等に関する事項を定めることが必要  取組方針と管理標準をあわせ、エネルギー管理規定として定めてもよい。  これらの遵守状況は、定期報告書の特定-第8表に記載 エネルギー管理統括者を中心とした全 社的なエネルギー管理組織が整備さ れ、エネルギー管理統括者・企画推進 者、エネルギー管理者・管理員(エネル ギー管理指定工場等を有する場合)を 選任し、届出する。 ウの「エネルギーの使用合理化の取組 方針」とは、エネルギー管理組織や体 制、省エネの目標、省エネ設備の新設、 更新等に関する事項を規定したもので あり、これを社内文書として明確に規 定し整備する。 各工場等の省エネが、取組方針に基 づいて実施されているか評価する。

判断基準の基準部分:事業者として取り組むべき事項

13

(14)

2.判断基準の構成と内容②(続き)

オ.取組方針及び遵守状況の評価手法については、定期的に精 査を行い必要に応じ変更すること。 カ.エネルギーの使用の合理化を図るために必要な資金・人材を 確保すること。 キ.事業者は、その設置している工場等における従業員に取組方 針の周知を図るとともに、工場等におけるエネルギーの使用 の合理化に関する教育を行うこと。 ク.事業者は、その設置している工場等に係る名称、所在地及び エネルギー使用量を記載した書面並びにア.の管理体制、ウ. の取組方針及びエ.の遵守状況・評価結果を記載した書面を 作成、更新、保管することにより、状況を把握すること。 策定された取り組み方針とその評価方 法の定期的な見直しがなされ、(必要 に応じ)改正をする。 従業員に取組方針の周知を図り、エネ ルギーの使用の合理化に関する教育 を行う。 工場等のエネルギー使用量、管理体 制、取組方針及びその遵守状況・評価 結果を記載した書面を作成、更新、保 管する エネルギーの使用の合理化を図るた めに必要な資金や人材の確保する。

(15)

2.判断基準の構成と内容③

1 専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等における

エネルギーの使用の合理化に関する事項

(1) 空気調和設備、換気設備に関する事項 (2) ボイラー設備、給湯設備に関する事項 (3 )照明設備、昇降機設備、動力設備に関する事項 (4) 受変電設備、BEMSに関する事項 (5) 発電専用設備及びコージェネレーション設備に関する事項 (6) 事務用機器、民生用機器に関する事項 (7) 業務用機器に関する事項 (8) その他エネルギーの使用の合理化に関する事項

1.専ら事務所その他これらに類する工場等におけるエネルギーの使用の合理

化に関する事項

事業場(専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等)で設置している

設備ごとに

、エネルギーの使用の合理化に関する事項について規定(エネル

ギーの使用設備単位に規定)

15

(16)

2.判断基準の構成と内容④

2 工場等(1に該当するものを除く)におけるエネルギーの使用の合理化に

関する事項

(1)燃料の燃焼の合理化 (2) 加熱及び冷却並びに伝熱の合理化 (2-1)加熱設備等 (2-2)空気調和設備、給湯設備等 (3)廃熱の回収利用 (4)熱の動力等への変換の合理化 (4-1)発電専用設備 (4-2)コージェネレーション設備 (5)放射、伝導、抵抗等によるエネルギーの損失の防止 (5-1) 放射、伝導等による熱の損失の防止 (5-2)抵抗等による電気の損失の防止 (6)電気の動力、熱等への変換の合理化 (6-1)電動力応用設備、電気加熱設備等 (6-2)照明設備、昇降機、事務用機器、民生用機器等

2.工場等でのエネルギーの使用の合理化に関する事項

工場等においては設備が多岐にわたるため、燃料の燃焼の合理化や廃熱の回

収利用など

エネルギーの使い方ごと

に、エネルギーの使用の合理化に関する事

項について規定

(17)

3.管理標準とは

判断基準に基づき、省エネ(エネルギー使用の合理化)を適切かつ有

効に実施するため、エネルギーを消費する設備ごとに運転管理、計測

及び記録、保守及び点検、新設に当たっての措置について

自ら定める

管理マニュアル

エネルギー管理標準(工場・事業場全体の省エネルギー管理規定)

エネルギー使用設備管理標準(主要設備の運転、保守マニュアル等)

テナントへの情報提供に関する管理標準

設備単位の記録シート(運転日誌、保守記録表、PDCA管理ツール)

17

(18)

4.管理標準の書き方と記入例①

事業者全体としての管理標準の書き方(サンプル)

 事業者全体としての管理標準を、管理規定と して作成するにあたっては、判断基準の基準 部分に定められた事業者全体として守るべき8 項目に基づき作成。

○○株式会社 エネルギー管理標準

目 次 1.総則:エネルギー管理体制の管理標準 (1)管理標準制定の目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (2)エネルギー管理組織 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (3)エネルギー使用合理化に関する取組方針・4 (資金・人材の確保を含む) (4)エネルギー使用量の把握体制 ・・・・・・・・・・4 (管理記録の作成、保管を含む) (5)エネルギーの原単位管理,使用量の管理 ・5 (6)従業員の教育,訓練 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 管理組織図 工場等一覧 1.総則:エネルギー管理体制の管理標準 (1)管理標準制定の目的 本管理標準は,「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」(平成25年12 月施行,以下「省エネ法」という)の規定に基づき,○○株式会社の省エネルギー 活動を全体として効率的かつ効果的に推進することを目的とする。 (2)エネルギー管理組織 1)エネルギー管理組織及び職務権限 ① エネルギー管理組織図 a ○○株式会社のエネルギー管理組織を別紙(添付図)のとおり定める。 b エネルギー管理統括者(○○常務)を長とし,エネルギー管理企画推進者 (○○部長)が補佐する。 c メンバーは,エネルギー管理者・管理員(指定工場等)及び各事業所の エネルギー管理責任者で構成する。 ② エネルギー管理者・管理員の職務権限 a エネルギー管理者・管理員は以下の項目について責任及び権限を有する。 ・省エネ法に定めるエネルギーに関する管理,記録,保守,新設措置にか かる指示,指導 ・省エネルギーに関する方策の策定並びにエネルギー管理企画推進者へ の意見具申 ・エネルギー管理標準の制定・改廃に関する立案 b エネルギー管理組織の長及び従業員は,エネルギーの使用の合理化に 関し,エネルギー管理者・管理員のその職務を行う上での意見を尊重し, エネルギー管理者・管理員の職務を行う上で必要と認めてする指示に従 わなければならない。 2)省エネルギー推進委員会 ① 省エネルギー推進のために,「省エネルギー推進委員会」(以下「委員会」と いう)を設ける。 ② 委員長は,エネルギー管理統括者とする。 ③ 委員は,エネルギー管理企画推進者,エネルギー管理者・管理員(指定 工場等)及び各事業所のエネルギー管理責任者とする。 ④ 委員会の事務局は○○部に置く。 ⑤ 委員会は3カ月に1回以上開催する。 ⑥ 委員会の役割は,次のとおりとする。 (以下略)

(19)

<判断基準の目標部分> 事業場の居室等を賃貸している事業者は、事業場の居室等を賃借している事業者と協同してエネルギーの使用の合理化に関する活動を推 進するとともに、事業場の居室等を賃貸している事業者は、事業場の居室等を賃借している事業者によるエネルギーの使用の合理化の適切 かつ有効な実施を促すため、エネルギーの使用に係る費用の負担方法にその成果が反映される仕組み等を構築するように務めるものとする。

エネルギー管理組織と委員会(例:業務用ビル)

エ ネ 推 進 委 員 会

B部門代表

A部門代表

C部門代表

・事務局

・エネルギー管理員

委員長(統括管理者)

Aテナント代表

Bテナント代表

社 長

委託管理会社 (エネルギー管理員) 管理部長 (エネルギー 管理統括者) 省エネ推進委員会 省エネ推進担当委員会 (2回/年) (4~6回)/年) (会議開催頻度)

委員会の推進体制

エネルギー管理企 画推進者(事務局) 19

(20)

エネルギー管理体制と委員会(例:工場用

代表者 エネルギー管理 統括者 (*1) エネルギー管理 企画推進者 (*1) 工場長 (*1,2) ○○部長 (*3) 各部事務局 (*4) 工場事務局 (*2) ○○部長 ○○部長 ○○課長 ○○課長 ○○課長 担当者 作業長 担当者 作業長 担当者 係長 エネルギー管理者 (指導・助言) (*2) エネルギー 担当者会議(*4) 6回/年 各部エネルギー管理 委員会議(*3) 4回/年 工場エネルギー管 理委員会議(*2) 2回/年 本社委員会議(*1) 1回/年

エネルギー管理委員会

(21)

4.管理標準の書き方と記入例②

 事務所等の設備ごとの管理標準のうち、サンプルを下記に示す。 各設備ごとに該当する判断基準の項目ごとを 記入する。

事業場の管理標準の書き方(サンプル)

(22)

4.管理標準の書き方と記入例③

 工場等においては設備が多岐にわたるため、エネルギーの使い方ごとに規定する管理標準のサンプルを

下記に示す。 エネルギーの使い方ごとに該当する判断基 準の項目ごとを記入する。

(23)

4.管理標準の書き方と記入例③続き

(24)
(25)

4.管理標準の書き方と記入例④続き

(26)

5.対象設備の判断基準該当番号①

専ら事務所その他これらに類する用途に供する工場等 設備等 管理・基準 計測・記録 保守・点検 新設措置 備考 空気調和設備 ・換気設備 (1)①ア,ウ,エ,オ, カ,キ (1)②ア,イ,ウ (1)③ア,イ,ウ (1)④ア,イ,ウ エアハン,ファンコ イルなど 吸収式冷凍機 (蒸気・温水等熱源) (1)①ウ,エ,オ (1)②イ (1)③ア,イ 吸収式冷凍機 (燃料焚) (1)①イ,ウ,エ,オ (1)②イ (1)③ア,イ 電動ターボ冷凍機、 チラー (1)①ウ,エ,オ (1)②イ (1)③ア,イ ヒートポンプ (1)①ア,ウ,エ,オ、 カ,キ (1)②ア,イ,ウ (1)③ア,イ,ウ (1)④ア,イ,ウ GHP,EHP ボイラー設備 (2) ① ア,イ,ウ、 エ、オ (2)②ア (2)③ア,イ (2)④ア,イ,ウ, オ 温 水 ボ イ ラ ー を 含む 給湯設備 (2)①カ,キ,ク (2)②イ (2)③ウ (2)④エ,オ 照明 (3)①ア (3)② (3)③ア (3)④ア,イ 昇降機 (3)①イ (3)③イ (3)④ウ 動力設備 (3)③ウ 給 排 水 、 機 械 式 駐車場 受変電設備 (4)①ア,イ (4)② (4)③ (4)④ア,イ 発電専用設備 (5)①ア (5)② (5)③ (5)④ア,イ コージェネレーション (5)①イ (5)② (5)③ (5)④ウ 事務用機器 (6)① (6)③ 民生用機器 (6)③ 業務用機器 (7)① (7)② (7)③ (7)④ア,イ,ウ BEMS (4)④ウ

(27)

5.対象設備の判断基準該当番号②

工場等(専ら事務所を除く) 管理区分、設備又は設備 群名 判断基準項目 管理・基準 計測・記録 保守・点検 新設措置 備考 蒸気ボイラー (プロセス用) (1)燃料の燃焼管理 ①ア,イ,ウ,エ ② ③ ④ア,イ (2-1)①アは燃料加熱等で蒸気 使用の場合、コは製造する蒸 気について設定 (3)①エは、連続ブローが対象 (2-1)加熱設備等 ①ア,キ,コ ② ③ ④ア,イ (3)廃熱回収 ①ア,イ,ウ,エ ② ③ ④ア,イ (5-1)断熱・保温 - - ③ア,イ ④ア,イ,ウ (6-1)電動力応用 ①ア,ウ,カ ② ③ア,イ ④ 蒸気ボイラー (空調用) (1)燃料の燃焼管理 ①ア,イ,ウ,エ ② ③ ④ア,イ (3)①エは、連続ブローが対象 (2-2)空気調和設備 ①ウ,エ ②イ ③ア,ウ ④ア (3)廃熱回収 ①ア,イ,ウ,エ ② ③ ④ア,イ (5-1)断熱・保温 - - ③ア,イ ④ア,イ,ウ (6-1)電動力応用 ①ア,ウ,カ ② ③ア,イ ④ 空気調和機設備(エアハン 等) (2-2)空気調和設備 ①ア,イ,ウ,カ ②ア,イ ③ア,ウ ④ア,ウ (3)蒸気ドレンが対象 (5-1)冷温水、蒸気等の配管が 対象 (3)廃熱回収 ①ウ ② ③ ④ア,イ (5-1)断熱・保温 - - ③ア,イ ④ア,ウ (6-1)電動力応用 ①ア,イ,ウ,カ ② ③ア,イ ④ 空気調和の熱搬送設備 (2-2)空気調和設備 ①ウ,オ ②イ ③ア,ウ ④ア,ウ (5-1)断熱・保温 - - ③ア ④ア,ウ (6-1)電動力応用 ①ア,イ,ウ,カ ② ③ア,イ ④ 給湯設備(電気温水器) (2-2)給湯設備備 ①キ,ク,ケ ②ウ ③イ,ウ ④イ,ウ (5-1)断熱・保温 - - ③ア ④ア,イ,ウ (6-1)電動力応用 ①ア,イ,ウ,カ ② ③ア,イ ④ (3)廃熱回収 ①ウ ② ③ ④ア,イ (5-1)断熱・保温 - - ③ア,イ ④ア,ウ (6-1)電動力応用 ①ア,ウ,カ ② ③ア,イ ④ 照明 (6-2)照明設備 ①ア ② ③ア ④ア,ウ 昇降機 (6-2)昇降機 ①イ - ③イ ④イ 受変電・配電設備 (5-2)受変電・配電設備 ①ア,イ,ウ,エ, オ,カ,キ ② ③ ④ア,イ 空気圧縮機 (6-1)電動力応用 ①ア,イ,ウ,カ ② ③ア,イ ④ ポンプ、ファン (6-1) 電動力応用 ①ア,イ,ウ,カ ② ③ア,イ ④ 排水処理 (6-1)電動力応用 ①ア,イ,ウ,カ ② ③ア,イ ④ 構内車両 (1)燃料の燃焼管理 ①ウ,エ ② ③ 1共通的設備の該当番号(抜粋) 27

(28)

特定事業者

定期報告書の作成

特定事業者(特定連鎖化事業者)は、毎年、『定期報告書』の提出が必要です。

ここでは『定期報告書』の記入方法について説明します。

(特定-第1表~第12表)

28

(29)

3-1.定期報告書の書き方と記入例(特定

-第1表 )

特定-第1表には事業者の名称・連絡先等を記入

<環境省HPで事業者の特定排出者番号を検索可能> http://ghg-santeikohyo.env.go.jp/search 資源ネルギー庁のHPに、定期報告書の作成支援ツールを掲載しています。 29

平成29 27

① 提出宛先は、事業者の主たる事務所(通常は本社)の所在地 を管轄する経済産業局長及び設置している全ての工場等に係 る事業所管省庁 ② 提出期限は、毎年7月末日 ③ 法人名・番号・代表者役職名・代表者氏名を記入のうえ、押印 ④ 経済産業局が通知した特定(特定連鎖化)事業者番号を記入 ⑤ 特定排出者番号を記入 ⑥ 実際に本社として機能している事業所の所在地を記入 日本標準産業分類の細分類に従い分類の名称及び番号を記 入(特定第12表1特定事業者全体の主たる事業と同じ) ⑧ 選任されているエネルギー管理統括者の職名・氏名を記入 選任されているエネルギー管理企画推進者の職名・氏名・免状 番号又は講習修了番号・勤務地を記入 ⑩ 未選任の場合には、作成実務者名等を記入。氏名の後に(作 成実務者)と追記。講習終了番号欄には、選任中と記入 ⑪ 勤務先の代表番号ではなく、該当者に直接連絡がとれる電話 番号及びメールアドレスを記入 ⑫ 前回の報告から変更が有る場合には、変更前の名称・所在地 を記入。所在地が経済産業局の管轄を超えて変更となる場合 は、提出前に局に相談してください

(30)

3-2.定期報告書の書き方と記入例

( 特定-第2表 )

種類 1㎥当たりの t(トン)への 換算係数 プロパン 1/502 t ブタン 1/355 t プロパン・ ブタンの混合 1/458 t

事業者全体のエネルギーの使用量、販売した副生エネルギーの量、購入した未利用熱の量を記入

① 報告の対象となる年度(報告年の前年度)を記入 ●平成29年度報告では平成28年度と記入 ② 使用量の熱量は原則GJ(ギガ(109)ジュール)で記入。桁数が多くなる場合は単 位をTJ(テラ(1012)ジュール)やPJ(ペタ(1015)ジュール)で記入可(ツールは GJを使用) ③ エネルギー供給を主たる事業とする工場等では、販売した副生エネルギーの量 に販売のために生産したエネルギーは含めない。 「副生エネルギー」とは、エネ ルギー供給を主たる事業としていない工場等において、事業を行う際に発生した 副生エネルギーのこと。 「販売した副生エネルギーの量」の欄には、この副生エネ ルギーを他社に販売した場合に記入 ⑤ 使用していないエネルギーの種類の 使用量欄等は、無記入 ●ゼロや斜線は記入不可 ⑥ LPG供給事業者からの使用量が立方メー トルで表示されている場合は、ガス会社 に㎥からt(トン)への換算係数(ガス密度) を確認のうえ、換算。換算係数が不明な 場合は右上の表の数値を用いてt(トン) に換算 ⑦ 使用量の数値、熱量GJは、原則小数点 第1位を四捨五入し整数で記入 特定-第2表 事業者のエネルギーの使用量及び販売した副生エネルギーの量 エネルギーの種類 単位 平成 年度 使用量 販売した副生エネル ギーの量 購入した未利用熱の量 数値 熱量GJ 数値 熱量GJ 数値 熱量GJ 燃 料 及 び 熱 原油(コンデンセートを除く。) kl 原油のうちコンデンセート (NGL) kl 揮発油 kl ナフサ kl 灯油 kl 軽油 kl A重油 kl B・C重油 kl 石油アスファルト t 石油コークス t 石油ガス 液化石油ガス(LP G) t 石油系炭化水素 ガス 千m 3 可 燃 性 天然ガス 液化天然ガス(LN G) t その他可燃性天 28 243 9,501 1 19 19 697 21 1,067

④ 他社の未利用熱を、購入して使用した場 合に記入(未利用熱を証明する「未利用 熱に関する覚書(記入要領別添資料7) が必要」

(31)

④ 「産業用蒸気」には、外部の製造業に 該当する工場から供給された蒸気量を 記入。また、「産業用以外の蒸気」、「温 水」、「冷水」には、熱供給事業者など の外部から受け入れた熱量(取引メー ター値)を記入

3-3定期報告書の書き方と記入例 (特定-第2表 )

31 ① その他の燃料には「記載されているエネルギー種別以外の燃料」、または推計により「エネルギー種類の 特定できないエネルギー」を記入 ② 都市ガスは、「その他燃料 都市ガス」に記入(都市ガス会社のLPガスパイプライン供給はその他燃料に記入) ●都市ガスの発熱量は地域により相違することから、供給を受けている都市ガス供給事業者に熱量への換算 係数(MJ/m3)を確認する。・・・確認できない場合:『定期報告書記入要領』巻末の別添資料4参照 ⑥ 対前年度比は、百分率(%)で計算 し、小数点第2位を四捨五入して 小数点第1位まで記入 ③ 他社の未利用熱を、購入して使用し た場合に記入 転炉ガス 千m その他 の 燃 料 都市ガス 千m3 産業用蒸気 GJ 産業用以外の蒸気 GJ 温水 GJ 冷水 GJ 小計 GJ 電 気 電気 事業者 昼間買電 千kWh 夏期・冬期における 電気需要平準化時間 帯 千kWh 夜間買電 千kWh その他 上記以外の買 電 千kWh 自家発電 千kWh 小計 千kWh 合 計GJ 原油換算kl 前年度原油換算kl 対前年度比(%) 備考 「夏期・冬期における電気需要平準化時間帯」については、昼間買電の内数であるため「( )」とし ている。 「電気」の「小計」で重複計上をしないこと。 都市ガス(LPG 千m3 41,030 409,069 5,807 261,315 都市ガス熱量は、13A標準発熱 量(換算係数)45MJ/m3で算定 13,339 123,786 ⑤ 使用量、販売した副生エネルギー の量、熱量GJ、合計GJ、原油換算 量は、小数点第1位を四捨五入して 整数を記入 486 4,743 (24,500) 244,265 601 613 273,212

55,569 537,598 810,810 20,919 22,622 92.5

713 購入した未利用熱がある場合

(32)

② 省エネ法の昼夜間の買電量は、一般電気事業者の検針票等にある昼夜間の電気使用量とは異なるので注意 昼間の買電量は、検針票等の『力率測定用有効電力量』という欄がある場合、これが省エネ法の昼間買電に該 当。夜間買電は、全使用電力量から力率測定用有効電力量を引いて算出。 区分できない場合は、すべて昼間 買電として記入 ④ 自家発電した電気のうち、自らが使用した 電気の量を記入 ⑤ 他社に販売した電気の量は、「自家発電」 の「販売した副生エネルギーの量」の欄 に記入 省エネ法上の昼間買電:8時~22時 省エネ法上の夜間買電:22時~翌8時 ・高圧電力等の季時別などの契約は、 昼間買電=力率測定用有効電力量 夜間買電= 全使用電力量-力率測定用有効電力量で 計算 ・従量電灯、低圧電力などの契約の場合では、 力率用有効電力量が分からないため、すべ て昼間買電として計算

3-4.定期報告書の書き方と記入例 (特定-第2表 )

① 電気事業者は、一般電気事業者(電力会社)が維持し、及び運用する電線路を介して供給する電気を供給す る事業者が該当 ③ 夏期・冬期における電気需要平準化時間帯の電気使用量は、昼間買電量のうち夏期(7~9月)・冬期(12月 ~翌年3月)の電力量を記入 「夏期・冬期における電気需要平準化時間帯」については、昼間買電の内数のため「( )」としている。 「電気」の「小計」に重複計上しないこと。 転炉ガス 千m その他 の 燃 料 都市ガス 千m3 ( ) 産業用蒸気 GJ 産業用以外の蒸気 GJ 温水 GJ 冷水 GJ 小計 GJ 電 気 電気 事業者 昼間買電 千kWh 夏期・冬期における 電気需要平準化時間 帯 千kWh 夜間買電 千kWh その他 上記以外の買 電 千kWh 自家発電 千kWh 小計 千kWh 合 計GJ 原油換算kl 前年度原油換算kl 対前年度比(%) 備考 「夏期・冬期における電気需要平準化時間帯」については、昼間買電の内数であるため「( )」とし

都市ガス(LPG 千m3 5,807 261,315 601 613 273,212 41,030 409,069

486 4,743 13,339 123,786 55,569 537,598 810,810 22,622 92.5 20,910 3

713 319 3,113 80 3113 購入した未利用熱がある場合 (24,500)244,265

(33)

電力小売会社から提供される検針票の力率測定用有効電力量の値を報告

3-5.電気需要平準化時間帯の買電量(①)

電気需要平準化時間帯の買電量を自ら計測して把握できない場合 資源 太郎 昼間買電(8~22時の買電量)= 力率測定用有効電力量:35,609kWh 夜間買電(22~翌8時の買電量)= 全使用電力量-力率測定用有効電力量 =47,504-35,609=11,895kWh 33 電気需要平準化時間帯の買電量を自ら計測しておらず、かつ電力小売会社から提供される検針票からは 把握できない場合 特定-第2表(指定-第2表)の電気使用量において、昼間買電と夜間買電の区分ができ ない場合は、全て昼間買電とする。同様に夏期(7~9月)及び冬期(12月~翌年3月)の 全ての昼夜間買電量を、電気需要平準化時間帯の買電量とする

(34)

3-5.電気需要平準化時間帯の買電量(②)

資源 太郎 昼間買電(8~22時の買電量)= 力率測定用有効電力量:17,082kWh 夜間買電(22~翌8時の買電量)= 全使用電力量-力率測定用有効電力量 =24,404-17,082=7,322kWh 34 電気需要平準化時間帯の買電量を自ら計測して把握できない場合 契約種別:高圧電力Aの場合

(35)

3-5.電気需要平準化時間帯の買電量(③)

電気需要平準化時間帯の買電量を自ら計測して把握できない場合 資源 太郎 電気使用量は、昼間買電と夜間買電の 区分ができないため、全て昼間買電とす る。 昼間買電= 1,108kWh 35 契約種別:低圧電力の場合

(36)

② 複数の工場・事業場における事業(分類番号)が同一であっても、密接な関係を持つ値Ⓔが異なる場合には、事 業分類を分けてもよい。

3-6.

定期報告書の書き方と記入例 ( 特定-第3表 )

 事業者全体及び事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等を記入

① すべての工場・事業場を、『日本標準産業分類』の細分類番号(4桁)ごとに分類し、集計して記入 〈日本標準産業分類(総務省)HP: (http://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/sangyo/H25index.htm)を参照 36 ③ エネルギーの使用量と密接な関係を持つ値の記入は、補助単位として千又は百万を使用してもよい。原則、毎 年度同一の単位を使用し、やむを得ず単位等を変更する場合には、その理由と新旧の(時系列)対比表を別紙に 記入 (変更理由書:エネルギー管理企画推進者等が作成・押印したもの) ・また、生産数量の換算を行った場合には、換算の考え方を余白又は別紙に記入 ・事業分類が4分類以上になる場合は、行の追加を行うこと。 上段:数値 中段:エネルギーの使用量と密接 な関係を持つ値の種類 下段:エネルギーの使用量と密接 な関係を持つ値の単位 密接な関係を持つ値の種類が2種類以上あり、事業者全体の「エネルギーの使用に係わる原単位」Ⓦの算出が難しい場 合は、ⒺⒻⒼⒽⒾⓏを記入。この場合はⓋⓌⓍⓎは記入不要 特定-第3表 事業者の全体及び事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等及び電気需要平準化評価原単位等 1 エネルギーの使用に係る原単位等 番 号 事業分類 事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等の計算 エネルギーの使用 量 (原油換算kl) 販売した副生エネ ルギーの量 (原油換算kl) 購入した未利用熱 の量 (原油換算kl) Ⓒの構成割合(%) 生産数量又は建物延 床面積その他のエネ ルギー使用量と密接 な関係をもつ値 エネルギーの使用 に係る原単位 エネルギーの使用 に係る前年度の原 単位 エネルギーの使用 に係る原単位の対 前年度比(%) エネルギーの使用 に係る原単位の対 前年度比の寄与度 (%) Ⓐ Ⓑ Ⓑ' Ⓒ=Ⓐ-Ⓑ-Ⓑ' Ⓓ=Ⓒ/Ⓤ×100 Ⓔ Ⓕ=Ⓒ/Ⓔ Ⓖ Ⓗ=Ⓕ/Ⓖ×100 Ⓘ=Ⓓ×Ⓗ/100 1 工場等に係る 事業の名称 ① (名称: ) 細分類番号 (単位: ) 2 工場等に係る 事業の名称 ② (名称: ) 細分類番号 (単位: ) 3 工場等に係る 事業の名称 ③ (名称: ) 細分類番号 (単位: ) 事業者全体 Ⓢ(合計) Ⓣ(合計) Ⓣ'(合計) Ⓤ (合計) 100% Ⓥ Ⓦ Ⓧ Ⓨ=Ⓦ/Ⓧ×100 (名称: ) (単位: ) Ⓩ=①+②+③+… その他の管理補助的経済 活動を行う事業所 製鋼・製鋼圧延業 2 2 2 1 主として管理事務 を行う本社等 2 2 0 0 2 2 0 9 102,500 粗鋼量 延床面積 延床面積 ㎡ 10トン ㎡ 33,000 2,000 99.2 89.9 8.4 0.9

18,943 0 0 18,943 90 1,854 0 0 1,854 9 122 0 0 122 1 20,919 0 0 20,919 0.1848 0.1850 99.9 0.0562 0.0601 93.5 0.0610 0.0650 93.8

(37)

3-7.

定期報告書の書き方と記入例 ( 特定-第3表 )

 事業者全体及び事業分類ごとの電気需要平準化評価原単位等を記入

① すべての工場等の事業分類、Ⓒの構成割合(Ⓓ)、事業ごとの生産数量又は建物の延床面積その他エネル ギーの使用量と密接な関係を持つ値・単位(Ⓔ)については、特定第3表1における値と同じとする。 ② 電気需要平準化時間帯の買電量(原油換算kl)Ⓐ’ =事業分類別の電気需要平準化時間帯の買電量(GJ)×0.0258 37 ③ 電気需要平準化評価原単位のエネルギー使用量の算定(単位:kℓ) 電気需要平準化評価原単位のエネルギー使用量Ⓒ’=エネルギー使用量Ⓐ+電気需要平準化時間帯の 買電量Ⓐ’×(評価係数=1.3-1)-販売した副生エネルギーの量Ⓑ-購入した未利用熱の量Ⓑ’ (評価係数(1.3):経済産業省総合資源調査会省エネルギー・新エネルギー分科会省エネルギー小委員会において、①事業者の電気需要平準化に資する措置の評価 ②国全体としてエネルギーの使用の合理化を阻害しない範囲とする点から決定した) 2 電気需要平準化評価原単位等 番 号 事業分類 事業分類ごとの電気需要平準化評価原単位等の計算 エネルギー の使用量 (原油換算kl) 電気需要平準化時間 帯の買電量 (原油換算kl) 販売した副生エネル ギーの量 (原油換算kl) 購入した未 利用熱の量 (原油換算kl) Ⓒ'= Ⓐ+Ⓐ'×(評価係数-1)-Ⓑ-Ⓑ' Ⓒの構成割合(%) Ⓓ (特定第3表1のⒹと同 じ値) 生産数量又は建物延 床面積その他のエネ ルギー使用量と密接 な関係をもつ値 電気需要平準化評価 原単位 前年度の電気需要平 準化評価原単位 電気需要平準化評価 原単位の対前年度比 (%) 電気需要平準化評価 原単位の対前年度比 の寄与度(%) Ⓐ Ⓐ' Ⓑ Ⓑ' Ⓔ Ⓕ'=Ⓒ'/Ⓔ Ⓖ' Ⓗ'=Ⓕ'/Ⓖ'×100 Ⓘ'=Ⓓ×Ⓗ' /100 1 工場等に係る 事業の名称 ①' (名称: ) 細分類番号 (単位: ) 2 工場等に係る 事業の名称 ②' (名称: ) 細分類番号 (単位: ) 3 工場等に係る 事業の名称 ③' (名称: ) 細分類番号 (単位: ) 事業者全体 Ⓢ(合計) (合計) Ⓣ(合計) Ⓣ'(合計) Ⓤ'(合計) 100% Ⓥ Ⓦ' Ⓧ' Ⓨ'=Ⓦ'/Ⓧ' ×100 (名称: ) (単位: ) Ⓩ'=①'+②'+③'+… 2 2 0 9 2 2 0 0 2 2 2 1 粗鋼量 33,000 ㎡ 2,000 ㎡ 89.7 8.9 1.0 99.6 その他の管理補助的経済 活動を行う事業所 主として管理事務 を行う本社等 製鋼・製鋼圧延業

20,919 6,302 0 0 22,809 18,943 5,670 0 0 20.644 90 1,854 567 0 0 2,024 9 122 64 0 0 144 1 102,500 10トン 延床面積 延床面積 0.2014 0.2016 99.9 0.0613 0.0623 93.5 0.0706 0.0730 93.8

Ⓐ Ⓐ

’ Ⓑ Ⓑ’

(38)

【エネルギーの使用と密接な関係を持つ値

(原単位の分母)が、

事業者全体で

1つに設定できる

場合】

① 日本標準産業分類の細分類に基づいた事業ごとに、 Ⓐにエネルギーの使用量の原油換算kℓ、Ⓑに販売 副生エネルギーの量、Ⓑ’に購入した未利用熱の量、 Ⓒ=Ⓐ-Ⓑ- Ⓑ’を記入 ② Ⓐ Ⓑ Ⓑ’ Ⓒ Ⓔのそれぞれの合計値を Ⓢ Ⓣ Ⓣ’ Ⓤ Ⓥ に記入し、 Ⓤ /Ⓥにより事業者全体の「エネル ギー使用に係る原単位 Ⓦ 」を算出 ③ 原単位 Ⓧに前年度の値を記入。対前年度比Ⓨは百分率(%)で計算し、小数点第2位を四捨五入して小 数点第1位まで記入 ④ 原単位については、原則有効数字4桁で記入 注意:作成支援ツールによる作成では、前年度原単位 Ⓧが少数点第4桁目以降から有効数字が始まる場合 は、入力できないため第4桁目より前に始まるよう桁数を変更してください。 婦人服小売業

3-8. 定期報告書の書き方と記入例 特定-第3表 )

38 特定-第3表 事業者の全体及び事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等及び電気需要平準化評価原単位等 1 エネルギーの使用に係る原単位等 番 号 事業分類 事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等の計算 エネルギーの使用 量 (原油換算kl) 販売した副生エネ ルギーの量 (原油換算kl) 購入した未利用熱 の量 (原油換算kl) Ⓒの構成割合(%) 生産数量又は建物延 床面積その他のエネ ルギー使用量と密接 な関係をもつ値 エネルギーの使用 に係る原単位 エネルギーの使用 に係る前年度の原 単位 エネルギーの使用 に係る原単位の対 前年度比(%) エネルギーの使用 に係る原単位の対 前年度比の寄与度 (%) Ⓐ Ⓑ Ⓑ' Ⓒ=Ⓐ-Ⓑ-Ⓑ' Ⓓ=Ⓒ/Ⓤ×100 Ⓔ Ⓕ=Ⓒ/Ⓔ Ⓖ Ⓗ=Ⓕ/Ⓖ×100 Ⓘ=Ⓓ×Ⓗ/100 1 工場等に係る 事業の名称 ① (名称: ) 細分類番号 (単位: ) 2 工場等に係る 事業の名称 ② (名称: ) 細分類番号 (単位: ) 3 工場等に係る 事業の名称 ③ (名称: ) 細分類番号 (単位: ) 事業者全体 Ⓢ(合計) Ⓣ(合計) Ⓣ'(合計) Ⓤ (合計) 100% Ⓥ Ⓦ Ⓧ Ⓨ=Ⓦ/Ⓧ×100 (名称: ) (単位: ) Ⓩ=①+②+③+… 5 7 3 1 5 7 9 3 5 7 9 1 かばん・袋物小売業 洋品雑貨・小間物小売業 売上高 (百万円) 4,300 1.860 1.862 99.9

記入しない

Ⓐ Ⓑ Ⓑ’

5,000 0 0 5,000 2,500 0 0 2,500 500 0 0 500 8,000 0 0 8,000

(39)

 1つの工場や事業場で業種分類の異なる複数の事業を行っている場合には、日本標準

産業分類(4けたコードの細分類)により主たる事業を選んで記入

 主たる事業は、

主要な経済活動によって決定

する。この場合の主要な経済活動につい

ては、生産される財、取り扱われる商品又は提供されるサービスに帰属する

付加価値等

によって決定

製鋼・ 製鋼圧延業 (細分類番号: 2221) 中国○△◇工業株式会社 広島工場 倉庫業(冷蔵倉 庫業を除く) (細分類番号: 4711 ) 産業廃棄物 処分業 (細分類番号: 8822 ) 広島工場では上記3つの事業を営んでいるが、製鋼・製鋼圧延業(2221)が最も付加 価値額が高いため、この事業場の産業分類は2221となる。 【中国○△◇工業(株)の製鋼・製鋼圧延業を主に行っている広島工場の例】

【日本標準産業分類の細分類コードの決め方】

3-9. 定期報告書の書き方と記入例 ( 特定-第3表 )

39

(40)

エネルギーの使用に係わる原単位=(A-B-B’)/C

A= エネルギー使用量(燃料の使用量、他人から供給された熱の使用量、他人から供給された電気の使用量) B= 販売した副生エネルギーの量 B’=購入した未利用熱の量 C=エネルギーの使用量と密接な関係を持つ値(例:生産数量、売上高、建物床面積、延床面積×営業時間、 入場者数、外来者数、ベッド数×稼働率 等) ※「A」、「B」 、「B’」は原油換算kℓとして計算 「エネルギーの使用量と密接な関係を持つ値=分母(C)」の事例 (平成27年度工場等の判断基準遵守状況分析調査報告書より抜粋)

3-10. 定期報告書の書き方と記入例 ( 特定-第3表 )

エネルギー使用量と密接な関係を持つ値の単位については、事業者が実施する事業に適したものを選択。 ●単位の種類については、定期報告書記入要領別添資料2,3を参照 40 3113自動車部分品・ 附属品 生産数量単位 事業者数 売上金額(円) 92 生産数量(個) 78 生産金額(円) 67 生産数量(t) 61 売上高(円) 59 生産数量(台) 50 加工高(円) 42 付加価値額(円) 27 付加価値生産額(円) 17 売上(円) 15 生産数量(本) 14 生産高(円) 10 内製生産高(円) 8 その他 214 5611百貨店、総合スーパー 生産数量単位 事業者数 延床面積×営業日数(㎡・日/年) 210 延床面積×営業時間(㎡・時間) 176 延床面積(㎡) 135 面積×営業時間(㎡・時間) 63 床面積×営業時間(㎡・時間) 39 営業面積×営業時間(㎡・時間) 32 営業面積×年間営業時間(㎡・時間) 27 延床面積×営業時間×10^-6(㎡・時間/) 22 延床面積×時間(㎡・時間) 17 延床面積×営業日数(㎡・日) 14 売場面積(㎡) 9 延床面積×年間営業時間(㎡・時間/年) 4 売場面積×営業時間(㎡・時間) 4 (㎡) 4 その他 45

(41)

41 5611百貨店、総合スーパー 生産数量単位 事業者数 延床面積×営業日数(㎡・日/年) 210 延床面積×営業時間(㎡・時間) 176 延床面積(㎡) 135 面積×営業時間(㎡・時間) 63 床面積×営業時間(㎡・時間) 39 営業面積×営業時間(㎡・時間) 32 営業面積×年間営業時間(㎡・時間) 27 延床面積×営業時間×10^-6(㎡・時間/) 22 延床面積×時間(㎡・時間) 17 延床面積×営業日数(㎡・日) 14 売場面積(㎡) 9 延床面積×年間営業時間(㎡・時間/年) 4 売場面積×営業時間(㎡・時間) 4 (㎡) 4 その他 45 6911貸事務所 生産数量単位 事業者数 延床面積(㎡) 367 売場面積×営業時間(㎡・時間) 45 延床面積×稼働率(㎡) 19 延床面積×営業時間(㎡・時間) 11 面積(㎡) 11 入居面積+共用部面積(㎡) 9 床面積(㎡) 7 延床面積×入居率(㎡) 6 貸室面積(㎡) 5 延床面積×営業時間×営業日(㎡・時間・日) 4 稼働面積=延床面積-未契約面積(㎡) 4 (㎡) 4 その他 93 9731行政機関 生産数量単位 事業者数 延床面積(㎡) 124 床面積(㎡) 4 延床面積×時間(㎡・時間) 2 1日平均の在館者数(人) 1 延床面積(K㎡) 1 施設人数(人) 1 面積(㎡) 1 8161大学 生産数量単位 事業者数 延床面積(㎡) 297 延床面積×利用時間(㎡・時間) 13 空調面積(㎡) 6 延床面積(㎡) 4 延床面積×稼働年数(㎡・年) 4 稼働面積(㎡) 4 床面積(㎡) 4 床面積(㎡)×学生等延人数(㎡・人) 2 延床面積×補正係数(㎡) 2 その他 14

3-11. 定期報告書の書き方と記入例 ( 特定-第3表 )

(42)

g 工場 C 工場 D 工場 E 本社ビル 事業者 ② 事業 ③ 事業 ⑤ 事業 B 工場 f 工場 ① 事業 A 工場 A工場~D工場、 E本社は指定工 場(1500kl以上) 指定 n 病院 i 営業所 (14営業所) j 研究所 h 支社 m 体育館 l 保養所 k 研修センター ④事業 (厚生施設)

3-12. 定期報告書の書き方と記入例 ( 特定-第3表 )

1821 プラスチックフィ ルム製造業 プラスチック シート製造業 主として管理事務を 行う本社等 その他の管理、補助的経 済活動を行う事務所 一般病院 1822 1800 1809 8311

産業分類番号

① (例)プラスチック製品製造業の場合、本社ビル・営業所・研究所等の産業分類は「主として管

理事務を行う本社等」に該当する。また、厚生施設(研修センター、保養所、体育館等)の産業

分類は、「その他の管理、補助的経済活動を行う事務所」に該当する。

42

(43)

3-13.定期報告書の書き方と記入例

( 特定-第4表 )

事業者の過去5年間のエネルギー使用に係る原単位及び電気需要平準化評価原単位の変

化状況を記入

① 直近5年度間の原単位(特定-第3表のⓌ)、対前年度比(%)(特定-第3表のⓎ)を記入

当該年度の値が最右欄となるように記入

●直近5年度間の途中で報告義務が発生した場合には、報告を始めた年度の値から記入

●原単位については、原則、有効数字4桁で記入

② 5年度間平均原単位変化は、過去5年度間の対前年度比をそれぞれ乗じた値を4乗根し、小

数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで記入(5年度間データがない場合は算定不要)

( Ⓙ × Ⓚ × Ⓛ × Ⓜ )

1/4

(%)

【エネルギーの使用と密接な関係を持つ値

(原単位の分母)

事業者全体で

1つに設定できる

場合】

43

②=

( Ⓙ × Ⓚ × Ⓛ × Ⓜ)

1/4

(%)

1 エネルギーの使用に係る原単位 年度 年度 年度 年度 平成 年度 平均原単位変化 5年度間 エネルギーの使用に係る原 単位 対前年度比(%) Ⓙ

平成24 平成25 平成26 平成27 28 3.244 3.247 2.906 2.819 2.796 100.1 Ⓚ 89.5 Ⓛ 97.0 Ⓜ 99.2 97.0

(44)

2 電気需要平準化評価原単位 年度 年度 年度 年度 平成 年度 平均原単位変化 5年度間 電気需要平準化評価原単位 対前年度比(%) Ⓙ' Ⓚ' Ⓛ' Ⓜ' -

3-14.定期報告書の書き方と記入例

( 特定-第4表 )

① 直近5年度間の原単位(特定-第3表のⓌ

’)、対前年度比(%)(特定-第3表のⓎ’)を記入

当該年度の値が最右欄となるように記入。なお、本ケースの寄与度による場合は、エネルギー

の使用に係わる原単位欄(特定-第3表のⓌ

’が、算出不可のため空欄)は空欄とする。

なお、法施行前の過去年度値の報告は任意

特定-第3表Ⓩ

’を最右欄の当該年度となるように記入

●直近5年度間の途中で報告義務が発生した場合は、報告を始めた年度の値から記入

●原単位については、原則、有効数字4桁で記入

② 5年度間平均原単位変化は、過去5年度間の対前年度比をそれぞれ乗じた値を4乗根し、小

数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで記入(5年度間データがない場合は算定不要)

( Ⓙ’ × Ⓚ’ × Ⓛ’ × Ⓜ’ )

1/4

(%)

【エネルギーの使用と密接な関係を持つ値

(原単位の分母)

事業者全体で

1つに設定できない

場合】

44

②=( Ⓙ’ × Ⓚ’ × Ⓛ’ × Ⓜ)’

1/4

(

%)

97.5 99.6

平成24 平成25 平成26 平成27 28

参照

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