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消火器や水をはったバケツを準備している 2. いつも風呂の水をためおきしている 3. 家具や冷蔵庫などを固定し 転倒を防止している 4. 食器棚や本棚は揺れによって中のものが飛び出さないように工夫している 5. タンスは固定し 扉が開いたり引き出しが飛び出さないように耐震ロック

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Academic year: 2021

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2017 年防災アンケート調査結果

2017年12月 グランアヴェニュー防災委員会 皆様にご協力頂きました、「防災アンケート」の結果を報告致します。 アンケートも 5 回目になりますが、お答え頂く中でご自身の確認になられたのではないでしょうか。普段の備 えを今一度見直して、今後の対策を進めていただきたく存じます。今回も前回との実施状況の比較に重点を置き ましたので、設問の大半は前回と同じものです。 毎年なぜアンケート?というお声もいただいておりますが、年に一度ご家庭の防災対策をご確認いただきたい という啓発活動の一環でもありますので、どうかご理解くださいますようお願いいたします。 昨年度までは、防災会にて「居住者情報」の提出もお願いし、居住者の年齢構成等の分析をしておりましたが、 今年度より管理組合にて一元管理することになり、まだ未提出の方も多いことから今回の報告からは割愛させて いただいております。年齢構成の分析は、GA に何らかの助けを必要とする方がどれくらいいらっしゃるのか、 実際災害時に活動できる方がどれくらいいらっしゃるのかを推定するための貴重な資料となりますので、データ が揃い次第、分析資料を管理組合にお願いする予定です。 ※今回は前回の 1.8 倍以上の 76 軒の方にホームページからの回答を頂きました。皆様のご協力に感謝申し 上げます。 ◆アンケート回収状況◆ 11 月 20 日現在での回収率は 69.4%(496 軒)です。(昨年 73.8%) 1 号棟 2号棟 3 号棟 4 号棟 5 号棟 6 号棟 全体 69.1% 60.8% 64.5% 61.0% 70.6% 72.0% 69.4% 以下のグラフではアンケート回収軒数 496 に対する各設問の回答数を回答率としております。(Q5-③以外) 例 「家具や冷蔵庫などを固定し、転倒を防止している」の回答数:192 アンケート回収軒数:496 「家具や冷蔵庫などを固定し、転倒を防止している」の回答率:192÷496 = 38.7% (去年まではアンケートと居住者情報を一緒に回収していましたので、居住者情報回収軒数に対する各設問の回答数 を回答率としておりました。) Q1.あなたの家では、大地震が起こった場合に備えて、どのような対策をとっていますか。 在宅避難の備え 食料や水、非常用トイレの備蓄はいずれも前年より増えていますが、3 日分の備蓄をされているご家庭が一番 多く、政府が呼び掛けている 1 週間分の準備には達していません (内閣府南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ 最終報告など) 。 簡易トイレについては、復旧に何日要するのか判りませんが、一人 1 日 5 回×家族の人数×7 日分をご準備 頂くのが望ましいです。たとえ汲み置き水があったとしても、汚水配管が破損してしまったら階下に汚水が漏水 し二次被害の恐れがあります。また、今年の台風21号の影響で、松原市の下水処理場の下水管の破損により、 堺市では複数のマンホールから下水が溢れ出す事故が発生し、この地域でも 1 週間ほど排水制限がありました。 この場合、マンションでは1階の居室から汚水が逆流することがありますので、トイレの使用は禁止となり、簡 易トイレが必要になります。しかし、簡易トイレの準備は、まだ全体の 39%にとどまっています。 また、食料、水の備蓄については約 72%の方がされています。高価な非常食でなくても、普段食べ慣れたレ トルト食品、インスタント食品等を食べたら買い足すローリングストックで少しでも備蓄して下さい。 特に、高層階にお住まいの方で階段での移動が困難な方は、多めに備蓄されることをお勧めします。 また、個別に日常必要とするもの(常備薬、女性用品、赤ちゃん用品、ペット用品)なども多めにご準備くだ さい。

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- 2 - 13.1% 34.1% 38.7% 25.2% 12.3% 27.0% 34.1% 57.9% 7.9% 71.4% 39.1% 14.5% 45.4% 27.2% 16.5% 59.7% 66.3% 24.6% 38.5% 19.4% 36.5% 18.1% 7.7% 2.0% 13.0% 33.8% 29.3% 19.6% 9.9% 28.5% 29.9% 58.4% 7.4% 60.0% 26.0% 13.4% 40.4% 28.7% 15.7% 57.3% 12.4% 16.9% 31.7% 18.3% 36.1% 9.5% 8.7% 0.0% 13.3% 37.1% 32.8% 20.4% 7.9% 26.1% 30.1% 62.7% 6.3% 64.0% 17.5% 13.9% 42.0% 28.1% 13.3% 67.2% 14.4% 23.1% 32.8% 16.9% 40.0% 11.7% 11.0% 1.8% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 1.消火器や水をはったバケツを準備している 2.いつも風呂の水をためおきしている 3.家具や冷蔵庫などを固定し、転倒を防止している 4.食器棚や本棚は揺れによって中のものが飛び出さな いように工夫している 5.タンスは固定し、扉が開いたり引き出しが飛び出さな いように耐震ロック(耐震ラッチ)などをつけている 6.万一倒れてきても安全なように、家具の向きを変えて いる 7.背の低い家具を設置している 8.基本的に、重いものは上に置かないようにしている 9.ガラス類にフィルムを貼ったりしている 10.食糧や飲料水を準備している(何日分) 11.非常用トイレを準備している(何日分) 12.非常持ち出し用衣類、毛布などを準備している 13.スリッパやズック靴などをいつでも使えるように置い ている 14.貴重品などをすぐに持ち出せるように準備している 15.スペアのメガネ、常備薬、入れ歯や補聴器等無けれ ば困るものを準備している 16.携帯ラジオ、懐中電灯、医薬品などを準備している 17.マスクを準備している 18.修理・工作用具を準備している 19.家族との連絡方法などを決めている 20.ハザードマップで地震防災情報を確認している 21.近くの学校や公園など避難する場所を決めている 22.防災訓練に積極的に参加している 23.特に何もしていない 24.その他 H29実施率 H27実施率 H26実施率

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- 3 - 室内の安全確保 家具の転倒によるけがの防止対策は徐々に増えているものの、家具の固定は 39%にとどまっています。固定 はしていないが、家具の配置や、高さなどを工夫して対策しておられるご家庭もあります。すべての部屋を一度 に対策するのは大変でしょうから、寝室や高齢者、小さいお子さんが長く居る部屋から始めましょう。自分や家 族が怪我をしないで無事でいることが大切です。 3.8% 14.7% 26.4% 1.4% 6.3% 1.4% 9.7% 2.2% 4.7% 14.0% 18.1% 2.9% 5.0% 0.8% 6.6% 2.7% 7.9% 13.7% 21.6% 1.8% 3.4% 1.1% 4.7% 0.9% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 1 2 3 4 5 6 7 8以上 H29 H27 H26

5.2% 5.8% 9.3% 0.6% 3.8% 0.4% 5.2% 4.0% 2.7% 4.5% 4.9% 0.8% 2.5% 0.0% 3.1% 2.9% 3.8% 3.4% 3.6% 0.0% 1.6% 0.4% 1.1% 1.1% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 1 2 3 4 5 6 7 8以上 H29 H27 H26

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- 4 - <命を守るための対策・優先順位> 1.家庭内で安全な場所を作りましょう…回答 NO.3~9 2.非常食・飲料水は一人当たり 1 週間分準備しましょう…回答 NO.10 3.トイレの対策は一人当たり 1 週間分準備しましょう…回答 NO.11 <参考>地震による負傷原因の 30%~50%は家具類の転倒・落下が原因 近年発生した大きな地震での負傷原因を調べると、30~50%が家具類の転倒・落下によるものでした。 新潟県中越沖地震発生後の柏崎市民へのアンケート調査でも、約 94%の家庭で家具類の転倒・落下が発生しました。 1~5 号棟の建物は「耐震」ですが、上層階ほど大きく揺れ、危険度は高くなります。6 号棟は「免震」で家具 等の転倒は「耐震」に比べて少ないと言われていますが、キャスター付きの家具は移動し、吊り下げ式の照明器 具等は大きく揺れ落下の恐れがあり、油断できません。ちなみに私たちの住んでいる GA の想定震度は、上町 断層帯地震で震度7、南海トラフ巨大地震で震度6弱となっています。(堺市ハザードマップ) Q1-①.あなたが家具や冷蔵庫などを固定していない理由は何ですか。 その他の回答 ・賃貸のため 5 件 ・固定方法がわからない 6 件 ・準備中 12 件 ・なかなか行動に移せない 12 件 ・家具の配置、高さを考えており固定不要 30 件 建物が頑丈であっても、部屋が安全でなければ在宅避難はできません。劣悪な環境の避難所よりも不便であっ ても自宅の方が快適であるに違いありません。東日本大震災や熊本地震でも、転倒した家具、部屋中散乱した備 品、割れたガラス等で、結局自宅では住めないと避難を余儀なくされた方が多くいらっしゃったと伺います。し かしながら、避難所では集合住宅の住人が避難できるスペースも物資も用意できていません。結局、エントラン スや、公園、大型商業施設の駐車場で、車で過ごすことになります。せっかく命が助かっても、エコノミークラ ス症候群などの災害関連死で命を落とす方もいらっしゃいました。 ご家庭での対策については、フォレスト防災展や、活動ニュース、ハンドブック、東京防災等で、対策方法を 紹介しておりますので、そちらも参考になさってください。今後防災会で、固定方法等どうしたら良いかわから ない、自分一人ではできない方への個別のサポートも検討してまいります。 12.5% 12.5% 11.9% 5.0% 15.5% 13.4% 9.5% 5.6% 3.9% 0.0% 16.9% 15.5% 7.9% 4.0% 9.7% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 1.どうやって固定したらよいかわ からないから 2.固定する方法はわかっても、自 分ではできないと思うから 3.部屋の見た目が悪くなるから 5.お金がかかるから 6.その他 H29回答率 H27回答率 H26回答率

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- 5 - Q2.あなたは、緊急地震速報を受け取った場合を想定して、どのような準備をしようと考えていますか。 Q3.安否確認のはちまきはありますか? 「はちまき」は、家族の皆さんがいつでも取り出せるところに保管しておいてください。災害発生時には、居 住者の安否確認を最優先で行い、万一不幸にして家具等に挟まれるようなことがあれば、みんなで急ぎ助け出さ なければなりません。715戸の安全確認を速やかに行う為の「安否確認のはちまき」です。1軒 1 軒走り回 って確認していては労力と時間を無駄に消費するばかりです。まず、赤色の「はちまき」のお宅に急行、次に「は ちまき」の掲示の無いお宅に訪問します。今回のアンケートで、38 軒のお宅で「安否確認のはちまき」が無い とのことでした。若干予備がありますので、今回は「無い」と回答された方には、後日配布いたします。「はち まき」のセットは、300円掛かっておりますので、大切に保管をお願いいたします。 55.8% 48.6% 33.1% 11.7% 2.8% 47.8% 41.6% 23.9% 13.0% 0.0% 52.4% 44.0% 31.9% 17.3% 2.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 1.家の中の安全な場所の確保 2.机の下に入る、安全な場所に 移動する等のとるべき行動の確 認 3.家庭内でとるべき行動につい ての確認 4.特に考えていない 5.その他 H29回答 H27回答 H26回答 87.9% 7.7% 4.4% 0% 20% 40% 60% 80% 100% はい いいえ 無回答 <家庭内で緊急地震速報を受け取った時の行動> ・頭を保護し、大きな家具からは離れ、丈夫な机の下など安全な場所に避難してください。 ・あわてて外に飛び出さないでください。 ・その場で火を消せる場合は火の始末、火元から離れている場合は無理に火を消そうとし ないでください。 ・扉を開けて避難路を確保する。 あわてずに、まず身の安全を確保することが基本です。普段から、家具の配置の工夫、固 定などを心がけ安全な場所を確保しておきましょう。

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- 6 - Q4.あなたは、家族や身近な人と、災害が起きた時の安否確認方法について話し合い、取り決めていま すか。 平日の昼間に地震が発生した場合、道路の大渋滞、鉄道の運休で帰宅が難しくなることが予想されます。無理 に帰宅せず、職場や学校に留まる方が安全な場合もあります。離れていても家族の安否確認ができる方法を考え ておきましょう。 Q4-①. それはどのような方法ですか。 Q5-①あなたの所属の班にチェックを入れてください。 1.情報・設備班 2.救出・救護班 3.消火班 4.給水・給食班 5.警護班 50 132 79 81 111 48.4% 43.9% 37.8% 45.2% 51.1% 58.2% 6.5% 5.0% 4.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% H29回答 H27回答 H26回答 はい いいえ 無回答 29.4% 15.7% 6.7% 2.8% 38.1% 10.9% 4.9% 0.0% 40.0% 11.0% 5.4% 0.9% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 1.171 災害用伝言ダイヤル、ケータイ 災害伝言板サービスなどで無事を知ら せる。 2.遠くの親戚や知人を中継役と決め、 そこに連絡する 3.保育園、幼稚園、小学校等に通う 子どもの引き取りに関する取り決めを 確認している 4.その他 H29回答 H27回答 H26回答 家族の安否確認が出来ないと、心配で次の行動 に移すことが出来にくくなります。 震災後は安否確認で電話が一斉に使われるた め、つながりにくくなります。ご家族で、やり易 い方法を話し合って、電話以外の具体的な安否確 認方法を決めておきましょう。

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- 7 - Q5-②班のステッカーを玄関扉に貼っていますか? Q5-③参加状況をお教えください。 下のグラフは各班の参加回答数(Q5-①)に対する回答数を参加率としております。 Q6.5月の総会議事録にありますように、防災会では災害対策の基盤造りはほぼ完成したと考え、 今後は「つくる」から「維持管理と実行」の体制に移行してゆく考えです。 グランアヴェニューの今後の防災活動について、ご意見等ございましたらご記入ください ご意見を分類し、ごく一部ですが掲載させて頂きます。 1.防災活動への感謝 14 件 ・いつも有難うございます。今後ともよろしくお願いいたします。 2.高齢、体調面の不安 8 件 ・家に老人二人がいる為、二人きりの時に災害に遭った場合遠方に外出していたらすぐに家に戻れないので 不安を抱えてます。 3.防災会へのご意見 12 件 ・ふれあい祭りなどのイベントの時にも「訓練」等実施できれば良いのではないでしょうか ・この度の台風による大雨の中、巡回、浸水の予防等役員の方々本当にありがとうございました。地下 駐車場に浸水の恐れのある時は、イオン駐車場に無料で停めさせてもらえる様交渉をしてもらえない でしょうか。 4.アンケートについてのご意見 3 件 5.給食について 2 件 87.9% 7.7% 4.4% 0% 20% 40% 60% 80% 100% はい いいえ 無回答 36.0% 12.9% 10.1% 27.2% 17.1% 22.0% 36.4% 35.4% 19.8% 21.6% 22.0% 8.3% 10.1% 14.8% 17.1% 20.0% 40.9% 41.8% 37.0% 43.2% 1.5% 2.5% 1.2% 0.9% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 1.情報・設備班 2.救出・救護班 3.消火班 4.給水・給食班 5.警護班 1. 訓練と班の会議両方に参加 2.訓練に参加した 3.班の会議に参加した 4.参加したことがない 5.無回答

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- 8 - 6.その他 11 件 ・家庭内の対策がまだまだ十分ではありませんので、話し合い、対策を取っていこうと思っています。 ・維持管理と実行という点で、今後は気軽に多くの方が楽しく参加出来る、身近なものとして感じられる ものに、なればいいと思います。 多くの方から、防災会の活動に対し感謝と期待のお言葉を頂きました。ライフラインが麻痺したときの共用設 備の使用について、怪我人が出た場合、防災・防犯対策について等、GA の実態と照らし合わせて、共助のしく みを皆さんのご意見を伺いながら作って参りました。 しかしながら、怪我をしないよう、無事でいられるよう、まず皆さんがご家庭での対策をしていただくことが 最も大切です。 10 月 22 日の台風 21 号の際の止水対策の活動に対しても感謝のお言葉もいただきました。理事会、自治会 役員で構成される自衛消防隊の皆さんと防災委員約 50 名で、電気室等対策が必要な止水箇所に防水シートや土 嚢を施しました。対策を講じた箇所は守られましたが、それ以外の箇所で浸水被害があり、更に検討を要する結 果となりました。被災の曜日、時間帯によって、応援に駆け付けられる人員も違ってきます。管理防災センター 内も電話の問い合わせや、車の移動の問い合わせ、被害状況の現地確認等で人手が足りない状況でした。 車の移動など、事前に自分で出来ることは早めに各自で行いたいものです。また、非常時には、数名では対応 できません。自分たちのマンションは自分たちで守るという意識で、可能な方は役員でなくても一緒に応援頂け ますようお願いいたします。 また、こういった活動を行うに当たって、訓練や説明会、フォレスト防災展や活動ニュース等で対策の方法を 紹介しております。これらも積極的にご参加頂き、いざという時に力になっていただければと思います。 訓練に関しては、毎年継続して行うべき、「ふれあい祭り」等のイベントの時に取り入れてはどうか、とのご 意見も頂いております。 楽しく多くの方が参加できるよう、身近なものとして感じて頂けるようなものを今後、理事会、自治会と共 に考えていきたいと思います。 ~今後の維持管理と体制~ GA に資産を持ち、住まう私たちにとって、防災とは無視できない永遠の課題です。 誰もが、自分が被災することは考えたくありませんが、集合住宅として共用設備を利用している我々は、いざ というときに、それらが使えなくなったときにどうするかを考えておかないと大きな混乱を招くことになりま す。防災会を立ち上げ、マニュアルを作成し、備品を揃えてきましたが、これらを活用するのは皆さんです。 活用するには、毎年の訓練と備品の維持管理をやっていかなくてはなりませんし、自分の棟の備品の場所、何 があるかも知っておく必要があります。特定の誰かが知っているだけでは、その人が居ない時は何もできませ ん。また、棟ごとに構造も設備も異なりますので、棟ごとで活動できるようにしておかなければなりません。 実際、被災の程度も建物の場所、向き、構造の違いで、棟ごとで違うはずです。また、棟に住まう協力者数の 差により、各棟の二次被害の程度や問題の発生率にも差が生じるはずです。 防災会を立ち上げるに当たり、当時の理事会、自治会役員を中心に、継続性を重視し任期を定めず、輪番制 を取らずに委員会を組織しましたが、有志ということもあり棟ごとのバランスが取れておりません。また、高 齢化という、避けて通れない問題もあり、今後防災会の運営がいつまでこの体制で継続できるかが課題となり ます。また、人の高齢化だけではなく、建物、設備の老朽化、それに伴う修繕積立金の値上げ、コミュニティ の衰退など問題は増えていきますので、管理組合、自治会運営にも関わってきます。今後 GA にとって管理組 合、自治会、防災会の3組織がどうあるべきか、体制、役割も含めて考える時期ではないかと思われます。 最後に、防災は誰かがやるものでは無く、みなさん各自がやっていただかなくてはなりません。 また、人と人の繋がりが最も大切です。共に一歩ずつ、踏み出してみましょう。 おわり

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