きました。ご講演いただいた東北 大 学 大 学 院 伊 藤 房 雄 教 授、 パ ネ ラーの皆様、現地視察先の皆様、 企画運営に当たられました実行委 員会の皆様に感謝申し上げます。 国では本年5月に「担い手への 農地の集積面積と農地中間管理機 構 の 活 動 実 績 等 の 状 況」を発表しました。 こ れ に よ る と、 平 成 29年 3 月 末 ま で の 集 積 率 は、 全 国 が 54・ 0%、本県が 50・ 6% で あ り、 国 が 目 標 と し て 示 し た 80% を 達 成 す る た め に は、 農 地 利 用 最 適 化 の 取 り 組 み を 一 層 加 速 す る ことが求められます。 認定農業者は、 地域 農業の担い手として、 農 地 利 用 集 積 の 受 け 手 と な る こ と が 期 待 されております。 農業委員会組織は、 「 農 地 中 間 管 理 事 業 に よ る 農 用 地 の 集 積・ 集 約 化 の 推 進 に 関 す る 連 携 協 定 」 を 締 結 した岩手県農業公社、 認 定 農 業 者 組 織 連 絡 協 議 会、 農 業 法 人 協 会 な ど 担 い 手 組 織 と の 連 携 に よ り 現 場 の 意 見 を 聞 き な が ら、 農 地 利 用 の 最 適 化 に 重 点 的 に 取 り 組 む 必 要があります。 農地利用最適化の業務推進に当 たり、種々の問題が農業委員や農 地利用最適化推進委員等から指摘 されています。 そのひとつに相続未登記農地問 題があります。 国では、農地法改正等により、 所有者不明農地対策を講じてきた ところでありますが、平成 に各市町村農業委員会を通じて、 実態調査したところ、登記名義人 が死亡していることが確認された 農 地 が 約 47万 7 千 ha、 人 が 市 町 村 外 に 転 出 し し て い る 可 能 性 が あ る 続 未 登 記 の 恐 れ の あ る 45万8千 haで合計すると全農地面 積の約2割を占めることが明らか になりました。 本県でも、相続未登記農地が約 2万3千 ha、相続未登記の恐れの ある農地が約1万5千 の 21・4%を占めています。 全国農業会議所では、学識経験 者 に よ る 遊 休 農 地 対 策 「 相 続 未 登 記 農 地 の 利 用 に関する中間報告」 を取りまとめ、 全国農業委員会会長大会決議を経 て、 国 に 対 し、 「 相 続 登 地の登記促進と国等による所有権 取得・再配分を可能とする制度的 措置の検討」等を進めるよう政策 提案しております。 私たち農業委員会組織として、 「 相 続 な ど に よ り 農 地 の 得したときは『農業委員会への届 け出』が必要です」との啓発活動 を徹底するとともに、行政内部の 連携協力体制を強化し、相続未登 記農地の発生防止・農地の有効利 用に取組む必要があります。 (一社) 岩手県農業会議会長 佐々木 第1回東北認定農業者サミット が6月 29日、 30日の両日、当会議 と岩手県認定農業者組織連絡協議 会の主催により開催されました。 サミットには、東北各県から認 定農業者を中心に約370人が参 加し、盛会裏に終了することがで
農地利用集積と相続未登記農地問題
No.
いわて
農業会議通信
農地利用最適化の推進
~農地の利用集積・集約化を加速しよう~
平成29年度スローガン53
平成29年7月1日発行り、地目、所有者の意向、権利 の種類などの条件を設定して、 将来の望ましい農地利用の在り 方を地図上に示すことができま す。 農地ナビを活用し、利用者ご とに農地を色分けして表示し、 お互いの利用農地を交換したら どのようになるのかシミュレー ションをするなど、農地を集約 する際の調整活動にも活用する ことが出来ます。 今まさに担い手農家がモザイ ク状に集積して利用している農 地を交換して集約していくこと が担い手農家から求められてい ますので、担い手農家同士が利 用する農地を効率よく作業でき るように交換する取り組みへの 活用が期待されます。 農業委員及び農地利用最適化 推進委員は、担い手への農地の 利用集積・集約化の推進が必須 業務となり、農地の出し手、受 け手の調整役が両委員の重要な 業務と考えられますので、積極 的に取り組んでいく必要があり ます。 農地中間管理機構との連携の 強化により、担い手への農地の 利用集積・集約の取り組みに農 業委員会組織として総力を挙げ て取り組んでいきましょう。 (文責 藤平しのぶ) て 間 も な い 職 員 や コ ン ピ ュ ー ターシステムに不慣れな職員も おり、今回のデータ移行の作業 に苦戦しているところもありま す。 今回に限らずこうした専門的 な 知 識 が 必 要 な 業 務 に つ い て は、農業委員会に対して、共同 事業体から具体的な支援をして もらう必要があります。 全国農業会議所には支援要請 をしているところですが、各作 業段階において発生する課題に ついて、農業委員会に対する支 援体制をしっかり整備していた だきたいと思います。 また、今後、このシステムを 継続的に運用していくことが必 要となりますが、データの入力 や管理は農業委員会が対応する こととなると思われるので、こ れ ま で 以 上 の 事 務 局 体 制 の 強 化・充実のための国の支援(作 業に要する予算的な措置のみな らず、人員の増加が可能となる 仕組みへの支援)を国に要望す るとともに、共同事業体からの 継続した支援が受けられるよう 措置をしていただきたいと思い ます。 ○ 農地ナビの活用による担い手 への農地の集積・集約化 全 国 農 地 ナ ビ に は、 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン 機 能 が 備 わ っ て お の 活 用 に よ り、 新 規 就 農 希 望 者、参入希望法人などに必要と なる農地情報を提供し、農地の 利用促進や遊休農地の解消と発 生防止に活用できることとなっ ております。 ○ 農地情報公開システムの本格 稼働に向けた取組みと課題 システムの本格稼働に向け、 農業委員会組織も主体的に取り 組んでいるところですが、本格 稼働に向けいくつかの課題が浮 かび上がってきています。 各農業委員会は、それぞれ保 有する農地台帳システムのデー タを全国農地ナビで使える形に するため、本格稼働加速化推進 共同事業体:代表ソフトバンク テクノロジー株式会社(以下、 共同事業体)に提供する業務を 行っております。 しかしながら、農地台帳シス テムには、住民基本台帳や固定 資産課税台帳などもデータとし て含まれており、市町村によっ ては個人情報保護のため農業者 以外のデータを除いて提供しな ければならないなど、当初、想 定されていなかった作業が発生 しております。データ提出の期 限である本年8月末を目指し、 作 業 を 進 め て い る と こ ろ で す が、農業委員会は、異動により 職員が入れ替わるため、異動し ○農地情報公開システムの概要 農地情報公開システム(全国 農地ナビ)は、各市町村の農業 委員会が整備している農地台帳 に基づく農地情報を電子化・地 図化して公開する全国一元的な システムとして整備が進められ ているものです。 システム開発は、国が行いま すが、全国農業会議所が国から の委託を受け、フェーズ1(農 地情報のインターネット公表機 能の構築) を経て、 現在、 フェー ズ2(農地台帳・農地地図管理 機能の構築)の段階に入ってい ます。 このシステムでは、①農業委 員会等の農地台帳システムの全 国一元化、②農地法や農業委員 会法に定められる県や市町村、 農地中間管理機構などの行政機 関や関係機関などに農地情報を 提供できるようにすること、③ 農地台帳の項目のうち公表でき る項目をインターネットの利用 により一般国民に公開すること を目的としております。 これにより、農業委員会事務 が標準化されるとともに、シス テム改修コストが低減でき、情 報流出の発生リスクも低減でき ます。また、行政機関による統 計、集計業務の省力化、農地中 間管理機構事務の効率化を図る とともに、農地中間管理事業へ
オピニオン
コーナー
全国農地ナビ稼働への課題と担い手への
農地集積・集約化に向けた取組み
農 業 会 議 と 市 町 村 農 業 委 員 会 は、5月 29日、県選出国会議員に 対して「農業施策の充実にかかる 要請」を行いました。平成 29年度 全国農業委員会会長大会に併せて 同日の午前に実施したもので、農 業会議会長、副会長を先頭に3班 に分かれ、国会議員の事務所(議 員室)を訪問し、要請しました。 要請は、国の平成 30年度予算に 反映してもらうため、昨年の「岩 手県農業委員会大会決議事項」の うち実現していないものや緊急性 の高いものについて、農業委員会 や経営者組織の意見を踏まえ、常 設審議委員会の協議を経て決定し たものです。 「農地等の利用集積・集約化の 推 進 に 関 す る 事 項 」「 水 田 農 業 対 策 の 強 化 に 関 す る 事 項 」「 農 業 生 産 の 体 制 強 化 に 関 す る 事 項 」「 中 山間地域振興施策の充実強化に関 す る 事 項 」「 国 際 農 業 交 渉 へ の 対 応 に 関 す る 事 項 」「 農 業 委 員 会 組 織 に 対 す る 支 援 に 関 す る 事 項 」 「東日本大震災津波及び台風一〇 号大雨等からの復旧復興に関する 事項」について要請しました。 当日は、国会開会中にも関わら ず、県選出国会議員にご対応いた だきました。 (村上 俊一) 5月 29日、東京都・文京シビッ クホールで、平成 29年度全国農業 委員会会長大会が開催され、全国 から2000名近くの市町村農業 委員会会長等(本県参加 40名)が 参加しました。 当日は「農業・農村の持続的発展 と競争力強化に向けた政策提案」 「『新・農地を活かし担い手を応援 する全国運動』の更なる推進に関 す る 申 し 合 わ せ 」「 情 報 提 供 活 動 の 一 層 の 強 化 に 関 す る 申 し 合 わ せ」などを決議しました。 (村上 俊一) の支援などがあります。 ◆注目される農業委員会活動 さらに、昨年度からは改正農業 委員会法に基づく「農地等の利用 の最適化の推進」の一つとして、 耕作放棄地の発生防止・解消が位 置付けられ、農業委員会活動が注 目されている中での取り組みとな ります。 このため、各農業委員会ともこ れ ま で の 取 り 組 み の 蓄 え、よりステップアップを図るよ う工夫をお願いします。 ま た、 こ の 活 動 は、 「 や関係機関・団体の参画と協力を 得ながら」取り組むこととしてお り、各地域耕作放棄地対策所管協 議会、市町村、JAなどと連携し て行いましょう。 (三浦 ◆農地の日とは 昭和 27年の農地法制定日を記念 して、本県農業会議・農業委員会 が独自に、7月 15日を 「農地の日」 として設定したもので、今年で5 年目を迎えます。 これまで、各農業委員会が創意 工夫を凝らした多彩な活動を県下 一斉に実施し、このことを通じて 農業委員会組織の取組み意欲の結 集の機会とするとともに、農業委 員会活動の「見える化」に資して きました。 主 な 活 動 と し て は、 農 地 パ ト ロール出発式、遊休農地の再生活 動、景観形成作物等の作付、農地 等相談会の開催、食育農園活動へ 平成 29年度 全国農業委員会会長大会開催 要請を説明する佐々木会長と農業委員会会長 昨年の花巻市農委の刈払作業
県選出国会議員に
農業施策の充実にかかる
要請を実施
5年目を迎える 「農地の日」岩手県認定農業者組織連絡協議 会 ( 髙橋淳会長 ) と一般社団法人 岩手県農業会議 ( 佐々木和博会長 ) は、6月 29日、 30日の両日、八幡 平市内のホテルを主会場に、第1 回東北認定農業者サミットを開催 しました。 サミットは、東北地方の意欲あ る認定農業者らが相互研鑽と交流 を通じて、自らの経営改善と地域 農業・農村の発展に生かすことを 目的に開催し、東北各県の認定農 業者や関係機関・団体の職員をあ わせ、総勢約370名が参加しま した。 初日は、東北大学大学院農学研 究科伊藤 房雄教授 が「これ からの東 北農業の 展開につ いて」を テ ー マ に 、 現在の農 業情勢や これから の農政改 革につい て講演し ました。 パ ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン で は 「目指そうとする経営とその戦略」 をテーマに4県の若手・女性など 7名のパネラーによる意見交換が 行われ、現在の経営上の課題や今 後の経営展開等について意見が交 わされました。奥州市でリンゴを 生産する髙野寛子さんは「農業に 対して意欲のある若者を積極的に 起 用 し、 若 者 が 活 躍 す る 機 会 を もっと作っていって欲しい」と意 見を述べました。 2 日 目 は、八幡平 市コース、 八幡平市・ 岩手町コー ス、雫石町 コースの3 コースにそ れぞれ分か れ、多様な 農業経営体 を視察し、 参加者から は視察先経 営体へ経営 から生産まで多くの質問がなされ ました。 本県の呼びかけにより、初開催 した同サミットについて参加者か らは「大変有意義であった。来年 以降各県持ち回りで開催して欲し い」との声も多く聞かれました。 (伊藤 翼) 平 成 28年 4 月 1 日 よ り 改 正 農 業 委 員 会 法 が 施 行 さ れ、 当 委 員 会 も 新 体 制 の 下、 2 年 目 に 入 り ま し た。 農 地 利 用 の 最 適 化 の 推 進 が 従 来 の 振 興 業 務 か ら 必 須 業 務 に 位 置 付 け ら れ ま し た。 農地を守るということは、 地域 ・ 集 落 を 守 り、 維 持・ 発 展 さ せ る こ と に も つ な が り、 重 要 な 業 務 で あ る こ と は 変 わ り ま せ ん。 そ の 意 味 に お い て、 新 設 さ れ た 農 地 利 用 最 適 化 推 進 委 員 の 地 域 に お い て 果 た す 役 割 は 非 常に重要となります。 当 委 員 会 で は、 エ リ ア を 6 地 域 に 分 割 し、 そ れ ぞ れ に 推 進 委 員 の 代 表 者 を 置 き、 定 期 的 に 代 表 者 会 議 を 開 催 し、 地 域 の 課 題・ 問 題 等 幅 広 い 意 見 交 換 の 場 を 設 け て お り ま す。 当 然、 業 務 を 丸 投 げ す る こ と な く、 各 エ リ ア の 農 業 委 員 と 密 な 連 携 が 基 本 と な り、 そ れ が 意 識 向 上 に も つ な が り ま す。 7 月 に は、 千 を 超 え る 農 業
第1回東北認定農業者
サミットを開催しました
私
も
一
言
委 員 会 が 新 体 制 へ 移 行 し ま す が、 組 織 が 円 滑 に 機 能 す る に は 時 間 を 要 す る こ と は 間 違 い な い わ け で、 適 切 な 対応が求められます。 国 で は、 「 水 田 フ ル 活 用 」 と い う 言 葉 を 盛 ん に 使 い、 さ ま ざ ま な 農 業 政 策 を 打 ち 出 し ま す が、 地 域 の 実 態 を 果 た し て ど こ ま で 把 握 し て い る の か 机 上 の 理 論 を 持 っ て、 予 算 あ り き の 制 度 が 毎 年 の 様 に 変 わ り ま す。 そ の 都 度 生 産 者 は 営 農 計 画 の 見 直 し を し な け れ ば な ら な く な り、 い つ ま で た っ て も「 足 腰 の 強 い 産 業 」 に は な ら な い 訳 で、 特 に も 農 地 中 間 管 理 事 業 は 信 頼 で き る 農 地 の 中 間 的 受 け 皿 で あ る に も か か わ ら ず、 果 た し て 各 地 に お い て 十 分 に 活 用 さ れ て い る の か も 含 め、 早 い 時 期 の 見 直 し が 必 要 ではないかと思います。 農 地 利 用 の 最 適 化 が 法 律 上 重 点 化 さ れ た こ と は こ れ ま で 以 上 に 農 業 委 員 会 が そ の 役 割 と 機 能 を 果 た さ な く て は な り ま せ ん。 農 業 委 員 と 推 進 委 員 と の 連 携 は 勿 論 の こ と、 新 体 制 の 下、 機 能 を 最 大 限 発 揮 し、 地 域 農 業 の 活 性 化 に 取 り 組 ん で い き た い と 思 い ま す。 誰 の た め の 新 制 度 な の か、 「 農 業 が 衰 退 す る 国 に 繁 栄 は な い 」 と い う 言 葉 を 忘 れ な い よ う に し て い きたい。「地域農業の
活性化のために」
北上市農業委員会 会 長佐藤 幸太郎
平成 29年度定時社員総会開催 平成 29年度いわて男女共同参画 社会づくり表彰において、いわて ポラーノの会が「いわて男女共同 参画社会づくり功労者表彰(知事 賞) 」を受賞しました。 県では、男女共同参画社会づく りの推進に著しい功績のあった団 体 等 を 表 彰 す る 制 度 を 設 け て お り、今般、いわてポラーノの会の 農業委員等への女性の登用の促進 の取り組みや、資質向上のための 活動が評価されたものです。 本県の女性農業委員は 92名、農 地利用最適化推進委員は1名で、 農 業 委 員 に 占 め る 女 性 の 割 合 は 1 3 ・ 7 % と、 全 国 1 位 と な っ て おります。 今後、両委員の任命が順次行わ れますが、全 ての農業委員 会において女 性の農業委員 及び推進委員 が登用される よ う 引 き 続 き、ポラーノ の会として活 動を行ってい くこととして おります。 ( 藤 平 し の ぶ ) 遠野市農業委員会は、全国農業 会議所等主催の耕作放棄地発生防 止・解消活動表彰において、全国 で第2席(農業委員会としては1 席)となる農村振興局長賞を受賞 しました。 ◆ 現地調査をきっかけに取り組ん だ息の長い活動 遠野市農業委員会は、平成 18年 度に関係機関・団体を巻き込んで 農地パトロールを実施した結果、 約202 haの耕作放棄地を確認し ました。 そこで、解消対策の必要性・緊 急性を改めて関係者で共有し、こ れをきっかけに耕作放棄地解消活 動をモデル的に実施するなど、現 在に至るまで息の長い活動を行っ ています。 ◆耕作放棄地ゼロ宣言 遠野市は平成 22年策定の遠野市 農 林 水 産 振 興 ビ ジ ョ ン( タ フ ビ ジ ョ ン ) で「 耕 作 放 棄 地 ゼ ロ の ま ち」を目指すとしました。 こ れ を 受 け 農 業 委 員 会 は、 「 耕 作放棄地には菜の花を」というス ローガンを立て、農業委員が出身 町(市内 11町)毎にグループを編 成し、地域の児童・保護者及び自 治会等に声を掛けながら菜の花を 植えるなど、地域が一体となった 解消対策に取り組みました。 ◆特産品づくりを目指す そ の 後、 耕 作 放 棄 地 解 消 の 取 り 組みを加速するため、農業委員会 内に 「遠野市農地有効活用研究会」 を組織しました。 そこでは、菜種からの搾油、更 には販売による特産品化を目指す とともに、健康食品として人気の あるエゴマ栽培、販売にも取り組 むなど、生産物の付加価値の向上 を自ら率先垂範しました。 ◆広報を通じた効果 菜の花の栽培は、市ケーブルテ レビ等を通じて市民に情報提供さ れるとともに、SL銀河が走るJ R釜石線沿線の菜の花を背景にS L銀河を撮影する観光客が増える など、耕作放棄地解消の効果の見 える化が図られており、今後とも 更なる展開が期待されています。 (三浦 良夫)
遠野市農業委員会が
農村振興局長賞を受賞
平成 29年度定時社員総会を6月 30日、盛岡市・岩手県産業会館で 開催しました。 総 会 で は、 「 平 成 28年 告 及 び 決 算 の 承 認 」、 「 任 」、 の 2 議 案 が 審 議 さ 通り決定しました。 佐々木和博会長は、 「農業委員、 農地利用最適化推進委員が最前線 に立って、農地等の利用の最適化 の推進に着実に取り組み、農業者 の期待と信頼に応えていくことが 求められている。岩手県農業会議 は、市町村農業委員会とともに、 「 人 」 と「 農 地 」 の 課 題 り組んで参ります」と挨拶しまし た。 新たに選任された理事2名 岩手県農業協同組合中央会 副会長 小澤隆一氏 岩手県信用農業協同組合連合会 代表理事理事長 菅原和則氏 (相場 JR釜石線の列車が走る風景 いわてポラーノの会 「いわて男女共同参画社会づくり 功労者表彰 (知事) 」受賞■ 29年度の加入推進の取り組み 岩手県の平成 29年度加入推進目 標は新規加入者 97人です。そのう ちの重点対象としている若年層の 方 ( 20~ 39歳 ) については 64人の 加入を目標としています。 現在は、平成 28年度から平成 29 年度までを「加入者累計 13万人に 向けた後期2カ年強化運動」とし て位置づけ、強化運動を展開中で す。目標を達成するためには、加 入推進名簿の適切な整備により重 点対象者を設定し、加入推進部長 の陣頭指揮の下、取組の進捗状況 を点検しつつ進めることが重要で す。関係機関・団体が一層連携を 密にして、目標達成に向けた取組 みを進めましょう。 1加入推進の基本方針 農業者年金は農業者の老後生活 を支える唯一無二の公的年金であ ることを踏まえ、農業者年金の制 度の意義及び必要性について農業 者への理解を深めながら、農業者 年金に入っていて良かったという 農業者が一人でも多く出るよう、 取り組む。加入資格があるにもか かわらず、あるいは、政策支援を 受けられる可能性があるにもかか わらず、制度の内容を知らなかっ たため加入しなかったという農業 者が一人もいなくなるよう、 周知、 啓発を徹底する。 2加入推進強化月間 日常の加入推進活動に加え、制 度の周知徹底及び戸別訪問等を集 中的に行う「加入推進強化月間」 を設定し、効果的な加入推進活動 を実施する。