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小型無人超音速飛行機の風洞試験用機体模型の設計 製作 : 製作報告

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Academic year: 2021

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小型無人超音速飛行機の風洞試験用機体模型の設計 製作 : 製作報告

著者 羽田  尚太, 工藤  摩耶, 笹山  容資, 溝端  一秀 , 棚次  亘弘

雑誌名 室蘭工業大学航空宇宙機システム研究センター年次

報告書

巻 2006

ページ 10‑12

発行年 2007‑05

URL http://hdl.handle.net/10258/00008682

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小型無人超音速飛行機の風洞試験用機体模型の設計 製作 : 製作報告

著者 羽田  尚太, 工藤  摩耶, 笹山  容資, 溝端  一秀 , 棚次  亘弘

雑誌名 室蘭工業大学航空宇宙機システム研究センター年次

報告書

巻 2006

ページ 10‑12

発行年 2007‑05

URL http://hdl.handle.net/10258/00008682

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1 風洞試験用機体模型

2006 年度の宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部(JAXA/ISAS)における風洞試験の実施に あたり,設計した 3 つの機体(K 型機体形状,M 型機体形状,O 型機体形状)の風洞試験用機体 模型を製作した.それらの詳細を以下に示す.

1.1. K 型機体模型(可変後退角翼式)

K 型機体形状の風洞試験用機体模型の概観を図 1 に示す.同図(a)は主翼前縁後退角が 30 deg.と なる亜音速飛行形態(KL 形態) ,同図(b)は同後退角が 56 deg.となる超音速飛行形態(KH 形態)

の写真である.この機体模型のスケールは 1/8 である(その諸元については表 1 を参照) .この機 体模型の可変パラメータとして,上述の主翼後退角(30, 56 deg.) ,カナードの舵角(0, 5 deg.)を 設けた.可変後退角翼の模擬方法としては後退角が異なる 2 種類の主翼を付け換える方法を,カ ナードの舵角の変更方法は,胴体とカナードの間にスペーサーを挟む方法をとった.また,エン ジン部は加工上,流路を開口することができなかったため,閉塞状態とし,胴体と一体化させた.

主翼およびカナード翼はねじで胴体に固定した.この機体模型の材料としては,胴体部とエンジ ン部にアルミニウム材料を,翼に真鍮材料を採用した.㩷

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図 1  K 型機体(可変後退角翼式機体)の機体模型(スケール 1/8) . (a) 亜音速飛行形態(KL,主翼前縁

後退角 30 deg.)

(b) 超音速飛行形態(KH,主翼前

縁後退角 56 deg.)

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1.2. M 型機体模型(固定後退角翼式)

M 型機体形状の風洞試験用機体模型の概観を図 2 に示す.この機体模型のスケールは 1/5.7 であ る(その諸元については表 1 を参照) .この機体模型では,空力試験だけでなく,模擬エンジンに かかる抗力の測定を行った.そのため,模擬エンジンはエンジン内の抗力を測定するためのピト ー管を設置した抗力試験用と,ピトー管を設置していない空力試験用を製作した.

機体模型の製作に関しては,胴体の製作を容易にするために,胴体形状を楕円形状から長径を 直径とした円形状とした.また,水平尾翼は垂直尾翼に取り付けた際,水平尾翼と垂直尾翼との 間に隙間と段差が生じるので,その隙間をパテで埋めた.この機体模型の材料は,胴体前部をア ルミニウム材料,胴体中部をステンレス材料,胴体後部,翼,模擬エンジンは真鍮材料を採用し た.

表 1  風洞試験用機体模型の仕様等一覧.

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1.3. O 型機体模型(固定後退角翼式)

大阪府立大学の設計による O 型機体形状の風洞試験用機体模型の概観を図 3 に示す.この機体 模型のスケールは 1/7.27 である(その諸元については表 1 を参照) .この機体模型は,空力試験に より Close Coupled Canard と Area Rule の効果の測定を行っている.そのため,胴体は Area Rule を適用した場合としていない場合について製作した.

機体模型の製作に関しては,エンジン部の流路を開口できなかったため,流路は閉塞状態とし,

胴体と一体化している.この機体模型の材料は,全てアルミニウム材料を採用している.

図 3  O 型機体(固定後退角翼式機体)の機体模型(スケール 1/7.27) .

2 機体模型の設計・製作に関する反省・改善項目

・  M 型機体模型について,納入後の機体形状,寸法が設計図面と異なっていた.

→模型の加工方法,加工精度について再検討する必要がある.

→模型の加工プログラムに問題がないか検討する.

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  本風洞試験で使用した機体模型の製作においては,アジア模型株式会社様,有限会社馬場機械 製作所の馬場義則様と同製作所の従業員の皆様,日鋼デザイン株式会社の山田富士夫様,佐々木 和之様,室蘭テクノセンターの花岡裕様より,多大なるご協力とご尽力を賜りました.

  ご支援,ご協力を頂きました全ての皆様に,深く感謝の意を表します.

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