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南京市の経済発展と環境問題

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Academic year: 2021

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平 成 24 年 修 士 論 文

南京市の経済発展と環境問題

生 物 資 源 学 研 究 科 資 源 循 環 学 専 攻 循 環 社 会 シ ス テ ム 学 講 座 地 域 環 境 管 理 研 究 室

510M116 张 婷

(2)

【 目 次 】

は じ め に ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 研 究 背 景

研 究 の 課 題 と 方 法

第 一 章 南 京 市 の 現 状 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 1 - 1 南 京 市 の 概 要

1 - 2 行 政 区 画

1 - 3 南 京 市 の 発 展 状 況

第 二 章 交 通 発 展 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4 2 - 1 道 路

2 - 2 鉄 道 2 - 3 空 港

第 三 章 南 京 の 都 市 交 通 の 発 展 の 環 境 問 題 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 1 3 - 1 交 通 大 気 汚 染

第 四 章 大 気 汚 染 防 止 対 策 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 7 4 - 1 自 動 車 排 出 ガ ス の 負 荷 の 低 減

4 - 2 よ り 環 境 負 荷 の 低 い 交 通 手 段 へ の 転 換

(3)

4 - 3 都 心 部 交 通 の 円 滑 化

ま と め ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 1

参 考 文 献 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 2

(4)

は じ め に

現 在 、科 学 技 术 の 进 歩 と 社 会 の 生 産 力 の 発 展 で 、人 口 が 急 増 し 、資 源 の 过

度 の 消 耗 や 環 境 の 悪 化 、生 態 系 破 壊 な ど 、人 類 の 未 来 の 生 存 と 発 展 の 重 大 な

問 題 、 人 类 の 见 直 し が 迫 ら れ る 発 展 の 歴 史 を 発 展 の 道 を 探 す の 通 路 だ っ た 。

そ こ で 、持 続 可 能 な 発 展 が 世 界 発 展 モ デ ル の 主 要 な 流 れ だ 。経 済 の 迅 速 な 発

展 の 過 程 で 、都 市 は 生 態 環 境 の 悪 化 の 圧 力 に 直 面 し て い る 。生 態 環 境 の 悪 化

と 都 会 発 展 の 矛 盾 を 解 決 す る た め 、資 源 の 循 環 使 用 と 廃 物 発 生 の 減 少 を 特 色

と し た 循 環 経 済 の 道 を 歩 む こ と は 今 の 都 市 の 発 展 を 持 続 で き る 不 可 欠 な 成

り 行 き で あ る 。

南 京 市 に 適 し て い る「 グ リ ー ン・南 京 」を 建 設 の 持 続 可 能 な 発 展 戦 略 を 実 施

す る 客 観 的 な 要 請 を に と っ て 重 要 な 现 実 の 意 味 と 深 い 歴 史 的 意 味 が 大 き い 。

本 文 は 长 年 の 経 済 と 南 京 に よ っ て 环 境 デ ー タ な ど を 分 析 し た 経 済 発 展 や 環

境 汚 染 の 相 関 関 係 を 樹 立 し た 南 京 市 経 済 成 長 や 環 境 汚 染 水 準 を 分 析 し ま す 。

南 京 の 経 済 発 展 に 対 す る 環 境 に 及 ぼ す 影 響 を 、合 理 的 に 効 果 的 に 措 置 し 、究

極 的 に は「 周 囲 を 中 心 に 、構 造 多 元 的 、间 隔 分 布 」と い う 組 職 の ジ ャ ン プ に

市 街 地 空 间 の レ イ ア ウ ト 構 造 、南 京 を 良 好 に 保 つ こ と の 生 態 環 境 、自 然 を 守

る 山 水 と 歴 史 文 化 資 源 を ス タ ー ト さ せ 、山 水 城 リ ン に 統 合 さ れ た 都 市 の 特 色

(5)

を 目 標 に 、実 现 南 京 市 自 然 、社 会 経 済 シ ス テ ム の 健 康 、持 続 的 に 成 長 し て い

ま す 。

研 究 背 景

都 市 が 経 済 の 最 も 発 達・人 口 の 最 も 集 中・生 態 環 境 問 題 の 最 も 深 刻 な 地 域 と

し て 、経 済 の 高 速 発 展 の 時 期 に 、都 市 の 生 態 環 境 の 保 護 が 無 視 さ れ る こ と に

よ っ て 、人 間 の 生 活 と 密 接 す る 生 態 環 境 が 徐 々 に 悪 化 に な っ て 、都 市 発 展 の

条 件 が 破 壊 さ れ て 、 都 市 の 経 済 と 社 会 の 持 続 的 な 発 展 も ひ ど く 影 響 さ れ た 。

世 界 の 生 態 環 境 問 題 の 深 刻 に つ れ て 、都 市 化 が 持 っ て き た 豊 富 な 物 質 と 精 神

な 生 活 を 感 じ る と と も に 、人 間 は 日 々 深 刻 に な る 生 態 と 環 境 の 問 題 も 直 面 し

な け れ ば な ら な い 。 都 市 の 発 展 は 進 歩 と 伴 う が 、 環 境 公 害 も 引 き 起 こ し た 。

こ れ ら が 人 類 の 生 存 や 発 展 を 脅 か す 重 大 な 問 題 と な っ て い ま す 。江 蘇 省 の 首

都 南 京 市 の 経 済 も 急 速 に 発 展 し た が 、同 時 に 、よ り 激 し い 環 境 問 題 が 噴 出 し

て い ま す 。

研 究 の 課 題 と 方 法

本 論 本 で は 文 献 研 究 統 計 デ ー タ に よ る 数 量 分 析 ( 主 な 統 計 資 料 南 京 市

統 計 年 鑑 南 京 市 環 境 保 護 局 統 計 ) を 通 じ て 南 京 市 の 経 済 発 展 に 伴 う 環 境 問

題 の 発 生 と 現 状 を 把 握 . 環 境 対 策 の 内 容 を 分 析 し ま す 。

(6)

第 一 章 南 京 市 の 現 状

1- 1 南 京 市 の 概 要

( 1 ) 地 理 、 人 口 お よ び 気 候

図 1 . 江 蘇 省 の 位 置

(7)

図 2 . 南 京 市 の 位 置

江 蘇 省 の 南 西 部 、上 海 か ら 西 北 西 2 9 0 k m に 位 置 す る 。市 の ほ ぼ 中 心 を 東

西 に 長 江 が 横 断 し て お り 、西・北 ・南 側 は 安 徽 省 に 、東 側 は 鎮 江 、常 州 の 各

市 と 境 を 接 し て い ま す 。 江 蘇 省 の 首 都 、 長 江 下 流 の ゴ ー ル デ ン 航 路 で 最 も

物 資 が 豊 富 で 人 口 が 多 い 地 区 セ ン ー で あ る 。 面 積 は 6.582 平 方 米 ( 島 根 県 、

栃 木 県 と ほ ぼ 同 じ 大 き さ )で あ る 。2010 年 南 京 市 の 人 口 は 800 万 人 で あ る 。

南 京 市 域 は 長 江 が 東 西 に 貫 い て お り 、多 く の 中 州 や 湖 が 散 在 す る 。長 江 は 南

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西 か ら 南 京 市 街 地 の 西 を 通 る よ う に 流 れ 、東 の 鎮 江 市 方 面 へ 流 れ て ゆ く 。南

京 城 内 を 南 北 に 貫 く 秦 淮 河 、 お よ び 北 か ら 注 ぐ 滁 河 が 長 江 に 合 流 し て い る 。

市 域 内 の 地 形 は 丘 陵 地 が 中 心 で 、 特 に 市 街 地 に 接 す る 紫 金 山 は 有 名 で あ る 。

ケ ッ ペ ン の 気 候 区 分 で は 温 暖 湿 潤 気 候 に 属 す る 。年 間 平 均 気 温 は 16 °C、 最

高 気 温 極 値 は 40.7 °C、 最 低 気 温 極 値 は −14 °C と な っ て い 1940 年 3 月 に

汪 兆 銘 政 権 の 首 都 と な っ た 。1949 年 10 月 1 日 に 中 華 人 民 共 和 国 が 建 国 さ れ

る と 直 轄 地 に な る が 、1953 年 に 江 蘇 省 の 発 足 と と も に 同 省 の 省 都 と な っ た 。

1994 年 に は 副 省 級 市 に な っ て い る 。 自 動 車 、 電 子 、 鉄 鋼 、 石 油 化 学 、 鉄 鋼

な ど が 主 な 産 業 。そ れ ら を 含 め て 36 業 種 200 分 野 、2000 種 類 の 製 品 が 生 産

さ れ て い る 。 こ れ ら の 齎 す 工 業 総 生 産 は 3285 億 元 ( 南 京 市 の GDP の 43.1%

を 占 め る )。南 京 市 政 府 は 今 後 は 資 本 集 約 産 業 か ら 技 術 集 約 産 業 へ の 転 換 を

進 め て 行 く 方 針 。観 光 業 の み な ら ず 物 流 、金 融 、情 報 セ ン タ ー を 指 向 、投 資

の 拡 大 を 狙 っ て い る 。南 京 市 は 市 域 が 長 江 に 跨 っ て 立 地 し て お り 、す で に あ

る 第 1 大 橋 、 第 2 大 橋 、 加 え て 2005 年 の 国 体 に あ わ せ て 第 3 大 橋 と 地 下 鉄

1 号 線 が 2005 年 に 開 通 。 更 に 第 4 大 橋 、 第 2 地 下 鉄 が 2004 年 起 工 さ れ た 。

こ れ ら に よ っ て 市 の 人 口 の 移 動 を 促 進 さ せ る 。 環 状 道 路 の 整 備 、 竜 潭 港 の

整 備 、禄 口 国 際 空 港 の 整 備 と 物 流 セ ン タ ー の 建 設 、こ れ ら の 政 策 の 推 進 で 、

(9)

経 済 都 市 と し て の イ ン フ ラ を 整 備 し 、 21 世 紀 の 国 際 社 会 に ふ さ わ し い 都 市

機 能 を 充 実 さ せ る こ と を 目 指 し て い る 。 ま た 超 高 層 ビ ル も 市 内 に 多 く 建 ち 、

鼓 楼 広 場 に 面 す る 中 国 第 2 位 の 超 高 層 ビ ル で あ る 紫 峰 タ ワ ー が 2010 年 に 完

成 し ま し た 。

1 - 2 行 政 区 画

江 蘇 省 の 省 都 で あ る 、 財 政 面 で 中 央 政 府 と 直 結 し て い る 副 省 級 市 で あ る 。

市 の 行 政 区 画 は 、11の 区 と 2 つ の 県 か ら 構 成 さ れ 、区 部 は 旧 市 街 地 で あ る 6

つ の 〔 城 区 〕 と 5 つ < 郊 外 > に 大 別 で き ま す 。

図 3 南 京 行 政 区 画

(10)

1 - 3 南 京 市 の 発 展 状 況

2008 年 の G D P は 、3775 億 元 で 江 蘇 省 全 体 の 13% を 占 め 、省 内 で は 蘇 州 、

無 錫 に 次 ぐ 第 三 位 の 規 模 で あ る 。過 去 20 年 に わ た り 年 間 成 長 率 10% 以 上 の

経 済 成 長 を 逐 げ て い ま す 。1980 年 か ら 2009 年 ま で の 南 京 市 の G D P の 発 展

状 況 で す 。 4 3 億 元 か ら 4170 億 元 ま で 改 革 開 放 の 30 余 年 間 で 著 し い 発 展

を と げ ま し た 。北 京 、上 海 ,南 京 の G D P 発 展 、南 京 市 の GDP と 北 京 、上 海

の G D P 比 較 す る と 1980 か ら 2009 年 に か け て 80 年 を 基 準 と し て 南 京 市

は 97 倍 北 京 市 は 87 倍 上 海 は 46 倍 と な っ て お り 、 南 京 市 の G D P 発 展 進 ん

で い る こ と が 分 り ま す

図 4 南 京 市 の G D P の 発 展 状 況

資 料 : 南 京 市 「 南 京 市 統 計 年 鑑 」

1980 年 か ら 2009 年 ま で の 南 京 市 の G D P の 発 展 状 況 で す 。43 億 元 か ら 4170

億 元 ま で 改 革 開 放 の 30 余 年 間 で 著 し い 発 展 を と げ ま し た 。北 京 、上 海 ,南

43 80 177

576 671 755 825 89910211150

1570 1570 1930

2410 2774

3367 3775

4170

0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500

1980 1985 1990 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2001 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009

億元

(11)

京 の G D P 発 展 、 南 京 市 の GDP と 北 京 、 上 海 の G D P 比 較 す る と 1980 か

ら 2009 年 に か け て 80 年 を 基 準 と し て 南 京 市 は 9 7 倍 北 京 市 は 87 倍 上 海 は

46 倍 と な っ て お り 、 南 京 市 の G D P 発 展 進 ん で い る こ と が 分 り ま す 図 5 北 京 、 上 海 , 南 京 の G D P 発 展

資 料 : 中 国 の 「 中 国 統 計 年 鑑 」 よ り 作 成

図 6 南 京 市 の 人 口

資 料 : 南 京 市 「 南 京 市 統 計 年 鑑 」

120  100  80  6 0   4 0  

20 

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(12)

急 速 な 経 済 発 展 は 、 都 市 の 労 働 力 需 要 を 増 加 さ せ 、 大 量 の 若 年 ・ 壮 年 労

働 力 を 農 村 か ら 南 京 市 内 に 引 き 寄 せ ま し た 。 人 口 が 増 加 し 都 市 化 が 加 速

さ れ ま し た 。

2010 年 南 京 市 の 人 口 は 800 万 人 で 1985 年 の 449 万 人 よ り 351 万 人 増 え ま し

た 。

南 京 市 の 人 口 の 発 展 状 況 と 北 京 、上 海 の 比 較 す る と 1985 年 か ら 2010 年 に か

け て 85 年 を 基 準 と し て は 北 京 は 2 倍 南 京 は 1 .7 8 倍 上 海 は 1.39 と な っ て

お り ま す 。

図 7 南 京 市 の 人 口 の 発 展 状 況 と 北 京 、 上 海 の 比 較 す る

資 料 : 南 京 市 「 南 京 市 統 計 年 鑑 」

(13)

図 8 2010 年 南 京 市 の 一 人 当 た り GDP

資 料 : 南 京 市 「 南 京 市 統 計 年 鑑 」

2010 年 南 京 市 の 一 人 当 た り GDP は 62600 元 で 1985 年 1000 元 よ り 51600

元 増 え ま し た 。 一 人 当 た り GDP の 上 昇 率 ( 北 京 、 上 海 と 比 較 し ま す ) 1985

か ら 2010 年 に か け て 85 年 を 基 準 と し て 南 京 市 は 62 倍 北 京 市 は 27 倍 上 海 は

26 倍 と な っ て お り 、 南 京 市 の G D P 発 展 進 ん で い る こ と が 分 り ま す 。 図 9 一 人 当 た り GDP の 上 昇 率 ( 北 京 、 上 海 と 比 較 し ま す )

資 料 : 中 国 の 「 中 国 統 計 年 鑑 」 よ り 作 成 第 二 章 交 通 発 展

1000 3400 10200 16700

35000

62600

0 10000 20000 30000 40000 50000 60000 70000

1985 1990 1995 2000 2005 2010

(14)

2 - 1 道 路

南 京 か ら は 、9 本 の 高 速 道 路 が 放 射 状 に 伸 び て お り 、各 高 速 道 路 は 市 中 心 部

を 囲 む 環 状 高 架 道 路 で 結 ば れ て い ま す 。高 速 道 路 を 利 用 し た 各 市 ま で の 所 要

時 間 は 、上 海 ま で 3 .5 時 間 、杭 州 ま で 3 時 間 で あ る 。南 京 市 は 、外 部 へ の

ア ク セ ス ル ー ト と し て 、 高 速 道 路 と 一 級 道 路 を 数 本 整 備 し て い る ほ か 、「 都

市 部 が ネ ッ ト ワ ー ク で つ な が り 、市 の 外 側 が 環 状 線 で つ な が り 、交 通 至 便 で 、

四 方 八 方 に 通 じ る 」と い っ た 形 の 立 体 的 な 交 通 網 を 形 成 し て い る 。こ れ に よ

っ て 、南 京 の 交 通 シ ス テ ム は 根 本 か ら 改 善 さ れ 、交 通・運 輸 の 利 便 性 が 向 上

し た 。 南 京 は 国 道 4 本 ( 104 号 線 、 205 号 線 、 312 号 線 、 328 号 線 )、 省 ク ラ

ス の 道 路 9 本 、県・郷 に 通 じ る 道 路 や 専 用 道 路 約 2,000 本 を 有 す る 。道 路 の

総 延 長 は 6,800・ を 超 え 、 密 度 は 100・ 2 当 た り 96・ に 達 し て い る 。 幹 線 道

路 は 支 線 道 路 と 接 続 、都 市 部 と 農 村 部 を 繋 ぐ 道 路 網 が 基 本 的 に 形 成 さ れ て い

ま す 。

滬 寧( 上 海 ~ 南 京 )高 速 道 路 の 開 通 は 江 蘇 省 南 部 、乃 至 は 長 江 デ ル タ 地 域 に

お け る 新 た な 「 ゴ ー ル デ ン ル ー ト 」 と な っ て い ま す 。

寧 高 高 速 道 路 、雍 六 高 速 道 路 、高 望 道 路 、浦 泗 道 路 等 が 予 定 通 り に 完 成 し た

こ と で 、省 内 各 県 ま で 高 速 道 路 が 通 じ る よ う に な り 、南 京 市 か ら 外 部 へ と 広

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が る 高 水 準 の 道 路 網 が 形 成 さ れ た 。

南 京 は 国 道 4 本 ( 104 号 線 、 205 号 線 、 312 号 線 、 328 号 線 )、 省 ク ラ ス の 道

路 9 本 、県・郷 に 通 じ る 道 路 や 専 用 道 路 約 2,000 本 を 有 す る 。道 路 の 総 延 長

は 6,800・ を 超 え 、 密 度 は 100・ 2 当 た り 96・ に 達 し て い る 。 幹 線 道 路 は 支

線 道 路 と 接 続 、 都 市 部 と 農 村 部 を 繋 ぐ 道 路 網 が 基 本 的 に 形 成 さ れ て い る 。

2 - 2 鉄 道

鉄 道 も 、在 来 線 が 四 方 に 伸 び て お り 、全 国 の 主 要 都 市 へ の 直 通 便 が あ り ま

す 、 現 在 の 上 海 ま で の 主 要 時 間 は 新 幹 線 車 両 の 特 急 で 2 時 間 で す 、 さ ら に 、

2 0 1 0 年 7 月 に は 、最 高 時 速 3 0 0 k m の 上 海・南 京 間 の 都 市 間 高 速 鉄 道

が 開 業 し 、2 0 1 2 年 に 最 高 時 速 3 5 0 k m の 上 海・北 京 間 の 高 速 鉄 道 が 開

通 を 予 定 し て い ま す 。南 京 の 鉄 道 は 華 東 地 域 に お け る 最 も 重 要 な 通 路 の 要 に

あ る 。南 京 長 江 大 橋 、電 気 化・機 械 化 さ れ た 華 東 地 域 最 大 の 現 代 的 な 貨 物 車

両 編 成 ス テ ー シ ョ ン は 、全 国 の 鉄 道 網 と 道 路 網 と つ な が っ て い る 。津 浦 、滬

寧 、 寧 銅 、 皖 _幹 線 鉄 道 4 本 は こ こ で 合 流 し 、 全 国 の 各 主 要 幹 線 鉄 道 と 各 大

中 都 市 を 結 び 、華 中 、華 東 、華 北 地 域 へ と つ な が る 重 要 な 鉄 道 中 枢 と な っ て

い る 。鉄 道 輸 送 量 は 年 を 追 う ご と に 増 加 し 、旅 客 ・貨 物 輸 送 の ス ピ ー ド ア ッ

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プ が 実 現 し ま し た 。

旅 客 列 車( 乗 換 え を 含 む )は 北 京 市 、上 海 市 、広 東 省 、新 疆 ウ イ グ ル 自 治 区 、

黒 龍 江 省 等 、20 以 上 の 省・直 轄 市・自 治 区 へ と 放 射 線 状 に 広 が っ て い ま す 。

2 - 3 空 港

市 中 心 地 か ら 南 に 3 6 k m 離 れ た 位 置 に 南 京 空 港 が あ り ま す 、国 内 の 主 要

都 市 や 欧 米・ア ジ ア の 主 要 都 市 と の 直 通 便 が あ り ま す 、日 本 と は 、東 京 、大

阪 、 名 古 屋 と の 直 通 便 が 週 ② 便 運 行 し て い ま す 。

南 京 禄 口 国 際 空 港 で は 既 に 85 航 路 が 就 航 し て お り 、国 内 の 54 の 主 要 都 市 と

香 港 に 広 が っ て い る 。 空 港 の 対 外 開 放 に 伴 い 、 韓 国 、 タ イ 、 シ ン ガ ポ ー ル 、

米 国 等 の 国 際 航 路 や 、マ カ オ 、台 湾 等 の 航 路 も 開 通 し た 。ま た 、ヨ ー ロ ッ パ

航 路 も 開 設 す る 予 定 。こ れ に よ っ て 、同 空 港 は 重 要 な 国 内 幹 線 空 港 及 び 華 東

地 域 に お け る 主 な 貨 物 取 扱 空 港 と な っ て い ま す 。

(17)

図 1 0 南 京 市 の 土 地 の 拡 大

' l n t n u

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2  1 0  1  0  2 0 0 4  

5 0 k m  

(18)

過 去 の 30 年 間 、 南 京 市 の 市 街 地 は 不 断 に 拡 大 し 、 都 市 機 能 は 多 元 化 し 、

経 済 活 動 も 日 々 活 発 と な っ た 。都 市 交 通 の 総 需 要 量 は 年 々 増 加 し 、都 市 交 通

の 建 設 資 金 も 毎 年 増 大 し て き ま し た 。

表 1 地 下 鉄 の 整 備 状 況 ー 上 海 、 北 京 と の 比 較 ー

2010 年 人 口 地 下 鉄 終 延 長 人 口 / 本 数 人 口 / KM

南 京 800 万 人 2 本 43KM 400 万 18.6 人

上 海 1696 万 人 11 本 410KM 154 万 4.1 人

北 京 1961 万 人 9 本 228KM 218 万 8.6 人

資 料 : 中 国 の 「 中 国 統 計 年 鑑 」 よ り 作 成

南 京 市 8 0 0 万 人 地 下 鉄 2 本 4 0 0 万 人 一 本 数 地 下 鉄 1 k m は 1 5 .6 人

を 利 用 し ま す 。

上 海 1 k m は 4 .1 人 を 利 用 し ま す 、北 京 は 1 km5 .6 人 を 利 用 す る 上 海 、

北 京 よ り 南 京 市 の 人 口 が 少 な い で す け れ ど 、 1k m は 利 用 す る 人 多 い 過 ぎ る

の で だ か ら 南 京 市 の 地 下 鉄 の 本 数 が 足 り な い こ と の 問 題 が 出 て ま し た で

(19)

す 。

南 京 市 の 自 動 車 保 有 量 の 発 展

4.7

23

49.6 58.1

73.2

100.5

132

0 20 40 60 80 100 120 140

1985 1999 2003 2004 2006 2009 2011

万台

図 1 1 資 料 : 南 京 市 の 【 南 京 市 交 通 発 展 年 度 報 告 】 よ り 作 成

2011 年 南 京 交 通 発 展 年 度 報 告 の 統 計 デ ー タ に よ る と 南 京 市 の 自 動 車 保 有 量

は 1985 年 の 4.7 万 台 か ら 2011 年 ま で に 132 万 台 と 急 激 に 増 大 し 26 倍 近

く に な り ま し た 。 南 京 の 自 動 車 保 有 量 と 上 海 、 北 京 の 保 有 量 比 較 す る と

2010 年 上 海 の 人 口 は 1696 万 人 自 動 車 140 万 台 一 人 当 た り は 0.08 台 、 北 京

の 人 口 は 1961 万 人 保 有 量 は 238 万 台 一 人 当 た り は 0.12 台 南 京 市 の 人 口 は

800 万 人 こ れ き り で す け れ ど 一 人 当 た り の 自 動 車 は 0.15 台 上 海 、 北 京

よ り 多 い で す

表 2 自 動 車 の 保 有 状 況 ー 上 海 、 北 京 と の 比 較 ー

(20)

資 料 : 中 国 の 【 中 国 交 通 発 展 年 度 報 告 】 よ り 作 成

図 1 2 道 路 延 長 の 建 設 の 状 況

資 料 : 中 国 の 【 中 国 の 道 路 延 長 の 年 度 報 告 】 よ り 作 成

2010 人 口 自 動 車 の 保 有 台 / 人

上 海 1696 万 人 140 万 台 0.08 台

北 京 1961 万 人 238 万 台 0.12 台

南 京 800 万 人 118 万 台 0.15 台

(21)

21

2009 年 南 京 市 の 道 路 延 長 は 10509K M で す 上 海 市 は 12682K M 北 京 市 は

14763K M 上 海 市 北 京 市 と 比 較 す る と 南 京 市 は 他 の 都 市 よ り 道 路 延 長 が

お こ な は れ て い ま せ ん 。2010 年 上 海 の 1 キ ロ - メ ト ル あ た り は 0.13 人 利 用

し ま す 、 北 京 も 1 キ ロ ― メ ト ル あ た り は 0.13 人 利 用 し ま す 上 海 、 北 京 と

比 較 す る と 、上 海 、北 京 よ り 南 京 市 の 人 口 は 少 な い け れ ど 、南 京 市 の 1 キ ロ

― メ ト ル は 0.1 人 が 利 用 し ま す の で 、だ か ら 南 京 市 の 道 路 延 長 が 足 り な い こ

と の 問 題 が 出 て ま し た で す

表 3 道 路 整 備 の 状 況 ー 上 海 、 北 京 と の 比 較 ー

2 0 1 0 年 人 口 道 路 延 長 人 口 / KM

上 海 1 6 9 6 12682KM 0.13 人

北 京 1 9 6 1 14763KM 0.13 人

南 京 8 0 0 10509KM 0.1 人

資 料 : 中 国 の 【 中 国 の 道 路 延 長 の 年 度 報 告 】 よ り 作 成

第 三 章 南 京 の 都 市 交 通 の 発 展 の 環 境 問 題

交 通 問 題 は 最 初 の 頃 は マ シ な の で す が 、都 市 が 発 展 す る ほ ど そ の 問 題 が 深 刻

化 し て い き 、し か も 発 展 し た 都 市 の 交 通 問 題 を 後 か ら な ん と か し よ う と し て

も 、大 幅 な 交 通 径 路 の 改 造 な ど が 必 要 な た め 難 し く な り ま す 。で も 放 っ て お

(22)

く と ど ん ど ん 悪 化 す る 上 に 、排 気 ガ ス に よ る 公 害 、車 の 騒 音 な ど に よ っ て 街

の 発 展 が ま す ま す 鈍 る 事 に な っ て し ま い ま す 。交 通 計 画 の 展 望 が 不 足 交 通

管 理 の 手 段 が 薄 弱 交 通 計 画 は 社 会 と 技 術 の 総 合 体 で あ る 。 過 去 の 都 市 交 通

計 画 は 、技 術 の 方 面 を 重 視 し た が 、社 会 の 持 続 的 な 発 展 需 要 を 軽 視 し た 。多

く の 都 市 交 通 計 画 は 明 確 性 に 欠 け 、長 期 見 通 し が な く 、そ の 結 果 と し て 、新

建 設 の 都 市 道 路 は ほ ん の 数 年 間 の う ち に 再 整 備 、あ る い は 大 改 造 を 行 う 。例

え ば 大 規 模 の 立 体 交 差 橋 を 地 下 ト ン ネ ル に 変 更 し た り 、 新 建 設 の 4 車 道 道

路 を 6 車 道 道 路 に 拡 大 す る こ と な ど な ど 枚 挙 に い と ま が な い 。 絶 え ず 行 わ

れ て い る 大 規 模 な 都 市 交 通 建 設 は 、有 限 な 道 路 資 源 を 占 用 し 、ま す ま す 都 市

道 路 交 通 へ の 制 約 を 深 刻 化 し て い る 。

一 方 で 、 交 通 管 理 手 段 の 薄 弱 は 、 都 市 道 路 交 通 の 運 行 効 率 を さ ら に 低 下

さ せ て い る 。南 京 都 市 道 路 の 信 号 灯 は す べ て の 方 向 に 相 応 す る コ ン ト ロ ー ル

信 号 が あ り 、交 差 点 の 交 通 容 量 は 大 き く 高 め ら れ た 。し か し 、ハ イ テ ク の 交

通 管 理 設 備 は す べ て の 道 路 に 普 及 す る こ と が で き ず 、ラ ッ シ ュ ア ワ ー 時 に は

大 量 の 自 動 車 、非 自 動 車 、歩 行 者 が 混 流 し 、南 京 都 市 交 通 の 運 行 は 依 然 と し

て 交 通 警 察 と 補 助 警 察 の「 人 海 戦 術 」の 現 場 管 理 に 頼 っ て い る 。そ の 上 、公

共 交 通 部 門 と 公 安 交 通 安 全 部 門 が 統 一 し た 都 市 交 通 管 理 体 制 が 無 く 、有 効 な

(23)

交 通 管 理 体 制 を 形 成 し に く い 原 因 の 一 つ と な っ て い る 動 車 の 急 増 、道 路 工 事

等 の 建 設 と と も に 、 環 境 問 題 は 日 々 深 刻 に な っ て い ま す 。

3 - 1 交 通 大 気 汚 染

南 京 市 環 境 保 護 局 の 報 告 に よ る と 、南 京 市 の 自 動 車 の 排 気 ガ ス 汚 染 は 、毎 年

10%ず つ 増 加 し 、 南 京 市 の 環 境 汚 染 の 最 大 の 原 因 と な っ て い ま す 。 排 気 ガ ス

が 含 む 大 量 の 有 害 ガ ス は 、住 民 の 健 康 と 生 活 品 質 に 危 害 を 及 ぼ し 続 け て い ま

す 。50%の 住 民 は 大 気 汚 染 に 我 慢 で き な い と 訴 え 、WHO( 世 界 保 健 機 関 、ス イ

ス ・ ジ ュ ネ ー ブ )は 、91 か 国 約 1100 都 市 の 屋 内 外 の 大 気 汚 染 デ ー タ の 比 較

調 査 結 果 を 発 表 し 、毎 年 200 万 人 以 上 が 、粒 子 状 空 気 汚 染 物 質 が 原 因 で 死 亡

し て い る と 警 鐘 し ま し た 。 空 気 中 の 浮 遊 粒 子 状 物 質 は PM10 と い う 単 位 で 表

さ れ 、 PM10 は 長 さ 10 マ イ ク ロ メ ー ト ル 以 下 の 粒 子 を 指 す 。 1 マ イ ク ロ メ ー

ト ル は 1000 分 の 1 ミ リ と 非 常 に 短 く 、PM10 は 肺 を 透 過 し て 血 液 に も 浸 透 す

る 可 能 性 が あ り 、心 臓 病 や 肺 ガ ン 、喘 息 を 引 き 起 こ す 要 因 に も な り 得 る 。 「 WHO

の 空 気 質 ガ イ ド ラ イ ン 」 で は 、 PM10 年 間 平 均 を 1 立 方 メ ー ト ル あ た り 最 大

20 マ イ ク ロ グ ラ ム (20μ g/m3)と 定 め て い る が 、調 査 で は イ ン ド 、パ キ ス タ

ン 、 イ ラ ン な ど で 200 マ イ ク ロ グ ラ ム (200μ g/m3)を 超 す 都 市 も 見 ら れ ま し

た 。

(24)

図 1 3 南 京 市 の 交 通 渋 滞

南 京 市 の P M 10 は 2001 年 か ら 2010 年 ま で に 段 々 下 げ し て い ま す け れ ど 国 家 基 準 : 100μ g / m3 と 比 較 す る と 南 京 市 の P M 1 0 は 依 然 厳 し い 状 況 を 呈 し て い ま す

図 1 4 南 京 市 の P M 1 0 基 準 の 達 成

0 0.02 0.04 0.06 0.08 0.1 0.12 0.14 0.16

2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 国

家 標 準 0

. 1

資 料 : 南 京 市 環 境 保 護 局 統 計

(25)

図 1 5 南 京 市 の P M 1 0 調 査 地 区

(26)

表 4

2 0 0 1 年 南 京 市 の 政 府 は P M 1 0 汚 染 の 原 因 と 状 況 の 調 査 の た め 、干 线 道

路 区 の 苏源 宾 馆 ビ ジ ネ ス 食 事 区 の 夫 子 庙 、风景 旅 行 区 の 中 山 陵 、住 民 住

宅 の 瑞 金 新 村 、 工 場 の 扬 子 技 校 、 そ れ ぞ れ P M 1 0 に 対 し て 調 査 し ま し た 。

2 0 0 1 年 南 京 市 は 五 つ の 地 区 の P M 1 0 と 比 較 す る と 8 月 で 干 线 道 路

区 の 苏 源 宾 馆 P M 1 0 は 380.12μ g / m3 ビ ジ ネ ス 食 事 区 の 夫 子 庙 P M 1

0 は 184.03μ g / m3 风 景 旅 行 区 の 中 山 陵 P M 1 0 は 73.67μ g / m3 住

民 住 宅 の 瑞 金 新 村 P M 1 0 は 132.54 μ g / m3 工 場 の 扬 子 技 校 P M 1 0

は 111.85μ g / m3 1 1 月 で 干 线 道 路 区 の 苏源 宾 馆 は 670.30μ g / m3 ビ

ジ ネ ス 食 事 区 の 夫 子 庙 426.70μ g / m3 风 景 旅 行 区 の 中 山 陵 232.44μ g /

m3 住 民 住 宅 の 瑞 金 新 240.00μ g / m3 工 場 の 扬 子 技 校 394.97μ g / m3 8 調 査 地 点 分 布 状 況

調 査 地 点 機 能 性

苏 源宾 馆 幹 線 道 路 地 区

夫 子 庙 ビ ジ ネ ス 食 事 地 区

中 山 陵 観 光 地 区

瑞 金 新 村 住 民 住 宅 地 区

扬 子 技 校 工 場 地 区

(27)

月 、1 1 月 と の 平 均 値 が 比 較 す る と 夏 よ り 冬 の 時 期 自 動 車 の 使 用 頻 度 が 高

く な っ て お り 空 気 の 流 通 が 減 速 し て き ま す の で 冬 の 大 気 汚 染 は も っ と 深

刻 に な り ま し た 。

表 5 南 京 市 2 0 0 1 年 調 査 地 区 の pm1 0 値 単 位 μ g / m3

資 料 : 南 京 市 【 南 京 環 境 保 護 局 統 計 】 よ り 作 成

第 四 章 大 気 汚 染 防 止 対 策

4 - 1 自 動 車 排 出 ガ ス の 負 荷 の 低 減

( 1 ) 低 公 害 車 の 普 及 促 進

低 公 害 車 に は 、大 気 汚 染 物 質 の 排 出 が 少 な い 、ま た は 全 く 排 出 し な い 、燃

調 査 地 点 国 家 標 準 8月 11月

苏源 宾 馆 100 380.12 670.30

夫 子 庙 100 184.03 426.70

中 山 陵 100 73.67 232.44

瑞 金 新 村 100 132.54 240.00

扬子 技 校 100 111.85 394.97

平 均 値 100 176.44 344.88

(28)

費 性 能 が 優 れ て い る な ど の 環 境 に や さ し い 自 動 車 で 、電 気 自 動 車 、天 然 ガ

ス 自 動 車 、 ハ イ ブ リ ッ ド 自 動 車 、 低 燃 費 か つ 低 排 出 ガ ス 車 等 が あ り ま す 。

( 2) デ ィ ー ゼ ル 燃 料 の 低 公 害 化

超 低 硫 黄 燃 料( サ ル フ ァ ー フ リ ー 燃 料 )の 供 給 、ご み 収 集 車 等 の 公 用 車 に 低

硫 黄 燃 料 を 率 先 し て 導 入 、不 正 軽 油 の 使 用 を 撲 滅 す る た め 、重 油 混 和 燃 料 の

製 造・販 売・使 用 を 禁 止 す る 、関 係 機 関 に よ る 街 頭 検 査 等 の 取 締 り の 強 化 を

要 請 す る な ど 、 徹 底 を 図 り ま す 。

( 3) 自 動 車 の 点 検 ・ 整 備 の 促 進

適 切 な 点 検 整 備 を 行 な わ な い と 有 害 な 排 気 ガ ス を ま き 散 ら し 、健 康 へ の 被 害

や 地 球 の 環 境 破 壊 に も つ な が り ま す 。

( 4 ) 自 動 車 等 の 駐 車 時 の 原 動 機 の 停 止

自 動 車 に 荷 物 を 積 み 下 ろ し す る と き や ,駐 車 場 で 待 ち 合 わ せ を す る と き な ど ,

(29)

自 動 車 を 駐 車 す る と き に は ,原 動 機 を 停 止( ア イ ド リ ン グ・ス ト ッ プ )す る

ア イ ド リ ン グ・ス ト ッ プ に よ り ,燃 料 の 使 用 量 の 抑 制 に よ る ガ ソ リ ン 代 の 節

約 や , 有 害 ガ ス の 排 出 量 の 削 減 に よ る 大 気 汚 染 の 防 止 効 果 も 期 待 さ れ ま す 。

4 - 2 よ り 環 境 負 荷 の 低 い 交 通 手 段 へ の 転 換

環 境 に 優 し い 大 量 輸 送 機 関 で あ る 鉄 道 を 中 心 と し た 交 通 体 系 を 構 築 す る

た め 、地 下 鉄 の 延 伸 に つ い て 引 き 続 き 検 討 を 進 め る と と も に 、地 域 の 状 況 に

応 じ た 適 正 な 鉄 道 計 画 の 推 進 に 努 め ま す 。ま た 、鉄 道 輸 送 を 補 完 す る バ ス 等

の 公 共 交 通 機 関 を 充 実 し ま す 。

南 京 市 の 現 有 の 地 下 鉄 南 京 市 地 下 鉄 の 計 画 図

4 - 3 都 心 部 交 通 の 円 滑 化

(30)

( 1 ) 公 共 交 通 の 利 便 性 向 上

休 日 の 地 下 鉄 、バ ス の「 1 日 乗 車 券 」割 引 販 売 や 、休 日 限 定 の バ ス 乗 り 放 題

定 期 券 の 販 売 に よ り 、 休 日 の 公 共 交 通 利 用 促 進 を 図 る 。 公 共 交 通 案 内 や IC

カ ー ド な ど の 情 報 を ま と め た「 公 共 交 通 マップ」を 作 成 し 、来 街 者 や 市 民 な ど

に 広 く 配 布 す る こ と で 、公 共 交 通 の 利 用 促 進 を 図 っ た 。南 京 市 内 を 運 行 す る

す べ て の 鉄 道 、バ ス の 利 用 も 1 枚 の I C カ ー ド 乗 車 券 で 可 能 と な り 、公 共 交

通 の 乗 り 換 え 利 便 性 が 向 上 し た 。

( 2 ) バ ス ・自 動 車 交 通 の 円 滑 化 ・分 散 化

駐 車 場 空 き 情 報 提 供 の 拡 充 お よ び 駐 車 場 へ の 誘 導 す る 、タ ク シ ー 乗 り 場 位 置

の 見 直 し 、 バ ス 停 位 置 や バ ス ル ー ト の 見 直 し 。 市 内 へ の 転 入 者 を 対 象 に 公

共 交 通 の パ ン フ レ ッ ト 類 を 配 付 し 、公 共 交 通 の 利 用 促 進 を 図 る 。歩 行 者 の 地

(31)

下 街 へ の 案 内・誘 導 、歩 車 分 離 信 号 機 の 導 入 や 横 断 歩 道 位 置 の 見 直 し ま す 、

南 北 方 向 の 新 た な 交 通 容 量 の 確 保 を 図 る た め 、通 り の 機 能 を 補 完 す る 新 た な

幹 線 道 路 に つ い て 実 現 可 能 性 を 検 討 し ま す 。

ま と め

南 京 市 の 経 済 の 発 展 に 伴 う 交 通 の 環 境 問 題 と し て 、北 京 、上 海 と 比 較 す る と

南 京 市 の G D P 、人 口 、自 動 車 な ど は 急 速 に 発 展 し て い る 、激 し い 大 気 汚 染

問 題 が 噴 出 し て い る こ と も 多 く 存 在 す る 、大 気 汚 染 の 排 出 削 減 と い う 困 難 な

目 標 に 対 し て 、環 境 管 理 の 対 策 を 模 索 す る こ と が 必 要 と な っ て い る と 考 え ま

す 。道 路 交 通 は 都 市 の 要 で あ り 、完 備 さ れ た 交 通 体 系 は 都 市 経 済 発 展 の 条 件

で あ る 。大・中 都 市 の 交 通 発 展 法 則 に 従 い 、人 間 本 位 の 考 え 方 を 堅 持 し 、そ

し て 南 京 の 特 徴 に よ る 適 切 な 発 展 様 式 を 追 求 し 、計 画 を 制 定 し 、適 切 な 発 展

措 置 を と る こ と 、そ れ こ そ が 南 京 を 現 代 化 、国 際 化 し た 大 都 市 に 向 っ て 発 展

さ せ 、住 民 が 安 心 し て 暮 ら す こ と の で き る 、美 し い 都 市・南 京 を 創 造 す る 方

法 で あ る 。

(32)

参 考 文 献

南 京 市 の 「 南 京 市 統 計 年 鑑 」

南 京 市 の 【 南 京 市 交 通 発 展 年 度 報 告 】

中 国 の 【 中 国 の 道 路 延 長 の 年 度 報 告 】

南 京 市 の 【 環 境 保 護 局 統 計 】

中 国 の 【 環 境 保 護 局 統 計 】

南 京 市 の 【 南 京 都 市 交 通 計 画 に つ い て の 考 え 】『 江 蘇 交 通 』。

図 1 . 江 蘇 省 の 位 置
図 2 . 南 京 市 の 位 置   江 蘇 省 の 南 西 部 、上 海 か ら 西 北 西 2 9 0 k m に 位 置 す る 。市 の ほ ぼ 中 心 を 東 西 に 長 江 が 横 断 し て お り 、西・北 ・南 側 は 安 徽 省 に 、東 側 は 鎮 江 、常 州 の 各 市 と 境 を 接 し て い ま す 。 江 蘇 省 の 首 都 、  長 江 下 流 の ゴ ー ル デ ン 航 路 で 最 も 物 資 が 豊 富 で 人 口 が 多 い 地 区 セ ン ー で あ る 。 面
図 8                 2010 年 南 京 市 の 一 人 当 た り GDP  資 料 : 南 京 市 「 南 京 市 統 計 年 鑑 」   2010 年 南 京 市 の 一 人 当 た り GDP は 62600 元 で 1985 年 1000 元 よ り 51600 元 増 え ま し た 。 一 人 当 た り GDP の 上 昇 率 ( 北 京 、 上 海 と 比 較 し ま す ) 1985 か ら 2010 年 に か け て 85 年 を 基 準 と し て 南 京 市
図 1 0   南 京 市 の 土 地 の 拡 大   'lntnu 且bnmm2 10 1 0 2004 50km 
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参照

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1 ニジェール 15.7 1 エチオピア 104 2 エチオピア 38.7 2 ニジェール 194 3 マリ 40.3 3 モザンビーク 230 4 バングラデッシュ 40.8 4 マリ 240 5 ギニア 41.1 5 タンザニア 267

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