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明星大学韓国語教育の遠隔授業実践報告

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(1)

〈要旨〉本稿は、

2007

年度から始まった明星大学での韓国語教育の歩みをまとめた上で、

2020

度前期に行った遠隔授業の実践を報告したものである。履修者数の増加及び学習者のニーズの多 様性をはじめ、カリキュラムに適した教科書作成や授業運営の試みが確認できた。また、韓国語

1A/1B, 3A/3B

、自由会話レッスンにおける、

Zoom

と明星

LMS

による遠隔授業の実践を報告し、

その成果と課題をまとめた。遠隔授業を通して、教員と学生ともに、

Zoom

や明星

LMS

といっ た学習形態を経験することで新たなツールが使えるようになり、それらは、従来の対面授業を補 い、併用できる教育方法の一つとして位置付けられることが分かった。一方、学生からは学びへ の不安や通信環境による学習への不公平さ、過重な課題などの声があり、また教員も過重な業務 に追われることもあり、それらを解決していくことが今後の課題と言える。

1. はじめに

1995

年の日本国内の

4

年制大学における韓国語開設は、

565

校のうち、

143

校であったのに対し

(国際文化フォーラム

2005

)、

2014

年は、

775

校のうち、

474

校にて開設されている(文部科学省高 等教育局大学振興課大学改革推進室「大学における教育内容等の改革内容について」

2014

年度資 料)1。韓国語の学習者数の増加は、

2002

年に大学入試センター試験に韓国語が導入されたこと、ま た日韓交流の拡大や、若者の韓国文化に対する関心の増大などによるものである。また、日韓の歴 史認識問題や領土問題などをめぐる日韓関係の悪化の影響も受けやすく、実際、

2013

年以降から は学習者の数が年々減少する傾向にあることが報告されている(오고시2

2015

오기노

2015

など)。

 明星大学においても、

2007

年日野校で初めて韓国語が開設されて以来、履修者はその時々の日 韓関係に影響されながらも着実に増加しており、主に、学習者のニーズや学びやすさを工夫した授 業運営や教材作成などを試みている。本稿では、これまでの明星大学における韓国語教育の歩みを まとめた上で、

2020

年度前期に行ったオンライン授業の実践を報告する。

明星大学韓国語教育の遠隔授業実践報告

金 庚芬  趙 英恩

《研究ノート》

(2)

2. 先行研究

 日本の大学における韓国語教育に関する研究には、テキストの比較(桂正淑、

2005

)、韓国語学 習に関する意識調査(朴瑞庚・林河運)や、学習者のニーズ、

e

ラーニングシステムの活用に関す るものが多い(타니자키

2012

、朴珍希

2016

2017

박종후정선영

2019

)。それらによると、学 習の動機は、韓国に対する関心や文化的興味、旅行などが挙げられ、多くの学習者は「韓国人と韓 国語で話したい」という会話能力の向上を学習の目的としている。また、朴珍希(

2017

)では、

e

ラー ニングの導入及び活用が学習意欲の向上に寄与するものと示しており、オンライン授業での具体的 な教育方法や新カリキュラムの提案において示唆している。しかし、オンライン授業の実践に関す る研究はほぼなく、本稿では、明星大学での韓国語教育を事例にオンライン授業の実践の詳細を報 告することと、その成果と課題をまとめることを目的とする。

3. 明星大学における韓国語教育

3.1 科目詳細と授業運営、教科書

 現在、明星大学の全学共通の科目で卒業に必要な単位は

32

単位で、そのうち、外国語は同一言 語で

8

単位を履修することになっている。設置されている外国語は、英語、ドイツ語、フランス語、

スペイン語、中国語、韓国語の

6

つの言語である。また、

9

学部のうち、人文学部と心理学部は、

6

つの言語から同一言語で

8

単位修得することになっているが、その他の

7

学部3は英語を学部指定 科目としている。

 全学共通教育の韓国語は、

2007

年日野校で、韓国語Ⅰ

A

とⅠ

B

3

クラスずつ設置され、現在 は、学習

1

年目の前期は韓国語

1A/1B

、後期は韓国語

2A/2B

が開講され、

2

年目の前期は韓国語

3A/3B

、後期は韓国語

4A/4B

が開講されている。また、

3

年生以上履修の「上級韓国語

1

2

」、

4

年生以上履修の「上級韓国語

3

4

」も設けられている4

 各レベルで、

A

クラスは、月曜日と火曜日に、

B

クラスは、水曜日と木曜日に設置されており、例年、

A

クラスでは、各課の新しい文法や単語、本文の学習を行い、

B

クラスでは、

A

クラスで学習した 内容の復習と、応用練習(作文、読解、会話)を主な授業内容とし、

1

週間で一つの課の学習が完 結するようにしている。なお、担当教員は、専任教員

3

名と非常勤講師

6

名である。

 教科書は、このような授業運営に合わせるために作成した『チョアヘヨ!韓国語 初級・中級』(著 者:金庚芬・丁仁京、朝日出版社)を、統一教科書として採用している。

3.2 韓国語履修者数の推移

 まず、

2007

年度開講から

2010

年度までは、通年科目として、韓国語Ⅰ

A

韓国語Ⅰ

B

、韓国語Ⅱ

A

韓国語Ⅱ

B

が開講されていた。履修者数は、

2007

年度はⅠ

A

とⅠ

B

の計

171

名、

2008

年度はⅠ

A

B

、Ⅱ

A

、Ⅱ

B

合わせて計

211

名、

2009

年度は計

156

名、学期科目としての韓国語の授業が開

(3)

設され始めた

2010

年には、通年科目としてはⅡ

A

とⅡ

B

だけが開講され、計

58

名であった。

2010

年度から全学的に新カリキュラムが始まり、韓国語も学期科目として開設されるようになっ た。

2010

年度には、学習

1

年目の前期科目である韓国語

1A

1B

および後期科目の韓国語

2A

2B

が、

2011

年には、

1A

1B

2A

2B

と、学習

2

年目の前期科目である韓国語

3A

3B

および後期科目 の韓国語

4A

4B

まで開設された。また、

2012

年度からは上級韓国語の

1

2

が、

2013

年からは上 級韓国語

3

4

が開講され、現在まで続いている。

 図

1

は、

2010

年度から

2020

年度までの韓国語のクラス数および履修者数である。

図 1.2010 年度〜 2020 年度韓国語のクラス数および履修者数

 図

1

から分かるように、まず、クラス数において、

2010

年度から

2015

年度まで、

1A/1B/2A/2B

はそれぞれ

8

クラス開設され、

3A/3B/4A/4B

は、

2011

年度から

2015

年度までそれぞれ

5

クラス開 設されていた。その後、

2016

17

年度では、前年度までの学習者数の減少の影響を受け、クラス 数が減っていた。しかし、

2017

年度から学習者数はまた増え始めたため、クラスも増加してきた。

現在の

2020

年度は、

1A(12

クラス

)

1B

10

クラス)、

2A

9

クラス)、

2B

9

クラス)、

3A

3B

4A

4B

はそれぞれ

4

クラスずつ開講されている。なお、上級韓国語

1

2

3

4

1

クラスずつ の開講である。

 履修者数は、

2010

年から

2012

年まで急激な増加を見せた後、

2013

年から

2016

年までは減りつ つあった5。その後、

2017

年度から再び増加し、今年度は履修者数が

1397

名まで上った。

4. 2020 年度前期の韓国語授業 4.1 授業開始まで

 新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響で、大学での対面授業ができなくなったため、韓国

(4)

語も急遽、遠隔授業に切り替えることになり、シラバスの修正、教員同士の遠隔授業に向けての講 習、準備に取り掛かった。

 遠隔授業としては、明星

LMS manaba

(以下、明星

LMS

)と

Zoom

を用いた同時双方向型の授業 を併用していくことになった。

3

月下旬から

4

月下旬の授業開始まで、

1

ヶ月ほど、遠隔授業に関 する教員同士の講習を繰り返し、授業の進め方や課題内容の確認、

Zoom

授業の練習を行い、授業 を準備していった。教員同士の講習会は、毎月行い、遠隔授業での課題作成、使い方の共有を続け て行った。また、全クラスの明星

LMS

でのお知らせや共通課題は、専任の方でまとめて行い、各 科目担当者は課題のチェック、評価を行うことにした。さらに、履修者向けの遠隔授業用の案内を 作成し、

Zoom

授業を受ける際の注意点や明星

LMS

の使い方についてまとめ、活用した。

4.2 授業開始時の学生アンケート

2020

4

月上旬〜中旬にかけて、韓国語

1A

1B

の履修登録者を対象に、韓国語授業の履修に 関する状況や履修の理由を確認するため、明星

LMS

の「アンケート」にて無記名調査を行った。

 まず、履修登録者の「履修状況」について、

484

名(

1A

253

名、

1B

231

名)が回答した。履 修状況について、韓国語

1A

1B

の両方の授業を履修すると答えたのは

80.6

%で、

1A

のみは

12.8

%、

1B

のみ履修は

7.2

%であった。次に、「教科書の準備の状況」について、すでに教科書を持っ ていると答えた学生が

43.4

%で最も多く、教科書を持っていないと答えた学生が

32.2

%、教科書を 注文したと答えた学生が

25.4

%であった6

 次に、履修の理由についてのアンケートには、

492

名(

1A

255

名、

1B

237

名)が回答した。

その結果を図

2

に示す。

図 2. 韓国語履修の理由

 図

2

に示したように、韓国語を履修する理由としては、まず、「韓国の文化や社会に関心がある から」が

76.6

%で最も多く、次いで、「1単位を取りたかったから」が

73.2

%で多い。また、

K-POP

が好きで韓国語を話せるようになりたいから」が

46.7

%、「必修選択だから」が

41.5

%、「将来、韓

(5)

国に留学してみたいから」が

18.3

%と続き、また「韓国語を習ったことがあるから」は

4.7

%に過ぎ ないものの、入学前にすでに学習したことがある人が

23

名もいることは、以前とは異なる傾向で ある。

4.3 韓国語授業の実践

 開設された全クラスの遠隔授業では、時間割通りの授業時間で

Zoom

を用いた同時双方向型で 行い、また、明星

LMS

を通して、教員と学生間の連絡、お知らせ、授業資料などのコンテンツや 課題の提示、小テストを行った。以下に、韓国語

1A/1B

、韓国語

3A/3B

クラスの一部で行ってい た授業実践を報告する。

4.3.1 韓国語 1A/1B

 前述の通り、韓国語学習

1

年目の前期科目としては

1A

1B

が開設されている。通常は、

1A

教科書『チョアヘヨ!韓国語 初級』の各課に登場する新しい概念や文法、表現などを説明し、

1B

ではそれらを使った練習を行う。しかし、

2020

年度前期においては、

5

6

日水曜日から遠隔授業 が始まったため、先に行われる

1B

の授業で新たな概念を説明し、その次の週の

1A

にて練習を行 うことにした。

4.3.1.1 韓国語 1A/1B の授業計画

2020

年度前期は、韓国語

1A

1B

ともに、通常より

2

回少ない

13

回の授業が実施され、そのうち、

最初の

2

回は資料閲覧および課題提出を、その後の

11

回は

Zoom

と明星

LMS

を用いた遠隔授業を 行った。そのため、例年は教科書の「文字と発音編」の学習が終わった後、「本文編」の第

4

課まで 学習するところ、今回は第

2

課までの学習となった。表

1

に、

2020

年度の韓国語

1A/1B

の授業計 画を示す。

表 1. 韓国語 1A/1B の授業計画

回数 授業計画

1 韓国文化についての資料閲覧および課題提出

2 韓国語・韓国語の文字についての動画閲覧および課題提出 3 発音1: 単母音

4 発音2: 子音(初声):鼻音、流音 5 発音3: 子音(初声):平音 6 発音4: 母音 : 半母音、二重母音 7 発音5: 子音(初声):激音、濃音 8 発音6: 子音(終声1):鼻音、流音 9 発音6: 子音(終声2):口音、終声のまとめ 10 発音の変化、文字と発音の復習 11 第1課 : 私はスズキケンタです。

12 第2課 : あれは教科書ではありません。

13 前期学習内容の総まとめ

(6)

4.3.1.2 韓国語 1A/1B の Zoom 授業の流れ及び教科書の構成

1A

1B

で、最も時間をかけて学習させるのは、ハングル文字の習得である。また、

1A

または

1B

のみ履修する学生もいたため、ハングルの学習が続く

10

回までは、

1A

1B

とでは、基本的に 同じ内容を繰り返し学習させる方法を用いるが、

1B

では、新しい概念の説明をより丁寧に行い、

1A

では、練習を中心に進めて行った。

 教科書『チョアヘヨ! 韓国語初級』の「文字と発音編」では、①文字および発音の紹介、②文字 の書き・読みの練習問題、③単語の書き・読みの練習問題、④単語を用いた聞き取りの練習問題、

⑤あいさつ表現の紹介、⑥あいさつ表現の練習問題で一つの課が構成されている。

授業では、基本的に次のような手順で授業を行い、各課で導入された文字とその発音の読み方・書 き方をしっかり理解してもらう一方、教科書にはない単語の紹介と単語の組み合わせの練習などで、

1B

1A

を両方履修する学生も興味を失わず、授業に集中できるように工夫した。表

2

は、「文字 と発音編」の

1A

授業の流れを示したものである。

表 2.「文字と発音編」の1A/1B 授業の流れ

内 容 詳 細

①文字および発音の紹介 文字の書き方および読み方を説明した後、全員で発音練習をする。

②文字の書き・読みの練習問題 文字を書かせた後、一人ずつ読ませて発音を確認する。

③単語の書き・読みの練習問題 単語の意味や使い方、既習単語との関連性や組み合わせなどを説明 し、全員で発音練習をする。単語を書かせた後、一人ずつ読ませて

発音を確認する。

④単語を用いた聞き取りの練習問題 音声を流し、発音されている単語を選んだり書いてもらう。正解を発表させ、答え合わせをする。

追加単語の紹介 その課で学習した文字で表現できる単語の中、教科書に提示されて いないものを見せる。当てて単語を読ませた後、全員で発音練習をす る。

⑤あいさつ表現の紹介 あいさつ表現の意味や使い方を説明し、全員で発音練習をする。

⑥あいさつ表現の練習問題 状況に合うあいさつ表現を書かせた後、正解を発表させ、答え合わ せをする。教科書に提示されている以外の場面を提示し、簡単な会 話練習をさせる。

 学習内容の提示および練習問題の答え合わせは、事前に用意した資料を

Zoom

の画面共有機能 を使って学生に見せることによって行った。その際、プレゼンテーション様式の資料で授業を行う ことで、学生たちの理解や習得の様子を確認しながら、資料を提示する速度を調整したり、同じ内 容を繰り返し練習することができた。

 なお、授業中に質問や意見がある時には音声での呼びかけや

Zoom

での「手を挙げる」ボタンで の表示以外に、教員へのプライベートチャット機能の使用も許可し、遠隔授業の難点になり得る教 員との間のコニュニケーションの低下を防止するために工夫した。

 次に、教科書の「本文編」は、①本文、②本文に使われた単語、③新しい文法や表現の紹介、④

③の文法・表現の練習問題、⑤その課で紹介された全ての文法・表現が用いられた応用練習の順に 構成されており、⑤の応用練習は更に、提示された日本語文を韓国語に直す作文練習の「A」、韓 国語の提示文を読んで質問に答える読解練習の「B」、会話文を作って会話の練習をする「C」に分 けられる。

(7)

 この「本文編」に入った

11

12

回目の授業では、先に行われる

1B

の授業で新しい文法・表現を 学習し、練習問題で確認を行った後、

1A

では、学習内容の復習を行ってから、応用練習のA〜Cで、

表現や発音の練習が行われた。また、学生が一人でも予習できるように、各課の動画(音声付きパ ワーポイント)ファイルを作成し、毎週明星

LMS

にアップし、

1B

では、新しい課に入る前の予習 用資料として活用できた。

 また、文字と発音の学習の際と同様、

1A

1B

の各クラスでは、両方のクラスでの学習が連携 して進めるように、相互の授業内容を繰り返し復習できるよう工夫した。とりわけ、応用練習を行

1A

では、授業の冒頭に文法・表現の簡単な復習を、応用練習が終わった後には単語および本文 の確認も行った。このような文法の学習における授業の流れをまとめると、次のようになる。

表 3.「本文編」の1A/1B 授業の流れ

内 容 詳 細

予習 動画ファイル(各課の単語、本文、文法の説明をまとめたもの)を活用する。

1B

単語 単語の意味や使い方、既習表現との関連性や組み合わせなどを説明し、全 員で発音練習をする。

本文 本文を読んで日本語訳を発表させた後、全員で発音練習をする。

文法・表現の紹介 文法・表現の意味や使い方、既習文法・表現との関連性や組み合わせなど を説明し、全員で例文の発音練習をする。

1A

復習 1B での文法、本文などを復習する。

応用練習A 答えを発表させ、答え合わせと説明を行った後、全員で発音練習をする。

応用練習B 提示文を読んで日本語訳を発表させた後、質問と答えの順に読みと日本語訳 の発表を行い、答え合わせをする。

応用練習C ペアで会話を行わせ、適切な修正や説明を与える。

4.3.1.3 韓国語 1A/1B の明星 LMS での課題

 「文字と発音編」の学習の際には、明星

LMS

の「レポート」機能を利用して、毎回その週に学習 した文字および単語を書くためのプリントを提示し、手書きで書いたものを提出させた。提出後、

良かったところや修正の必要な箇所についてコメントを残し、発音の確認はできても文字の確認が 難しいといった遠隔授業の弱点を補うことにした。

 また、授業で学習した韓国語の発音で表現できる日本語の単語を

5

つ以上探し、それを韓国語の 文字で表記することも課題とし、学生の母語である日本語を利用して、韓国語の文字や発音への理 解を深めることを試みた。

 「本文編」に入った後は、次の授業で進める応用練習の部分を、授業参加までに回答を済ませて おくように課題として出題し、授業では円滑な答え合わせや発音練習ができるようにした。さらに、

明星

LMS

の「小テスト」機能を使い、各課の学習の達成度を計ることもできた。

 ちなみに、昨年度の授業においても、明星

LMS

を使って資料の配布や課題のアナウンスを行っ てはいたが、学生たちの

LMS

への関心が低かったため、課題を忘れて提出しない学生も少なくな かった。それに比べ、今年度は学生の明星

LMS

の利用が定着し、課題の確認や再提出、教員のフィー ドバックの確認が容易になったことから、課題の提出率も高くなった。

(8)

4.3.2 韓国語 3A/3B

 韓国語学習

2

年目の前期科目である

3A

および

3B

においては、

1

年間の学習経験があり、遠隔授 業への切替にも大きな問題などはなかったため、初回から

Zoom

と明星

LMS

を用いた遠隔授業 を行うことができた。ただ、授業回数は全学的な方針に従い、例年より

2

回少ない

13

回であった。

基本的な授業の流れは、

3A

で新しい概念を説明し練習問題で理解の度合いを確認した後、

3B

では、

復習と応用練習により学習を深める進め方で行われた。

4.3.2.1 韓国語 3A/3B の授業計画

 まず、韓国語学習

1

年目は、ハングルの文字と発音の学習後、基本的な単語や数詞の学習のほか に、基本的な文法として、用言の活用、ハムニダ体とヘヨ体、尊敬形、過去形、様々な助詞、語尾 と接尾辞の習得を学習目標としている。韓国語学習

2

年目の韓国語

3A/3B

では、最初に、そのよう な学習内容を復習してから、新たに、連体形、変格用言の活用、様々な表現を学習する。

 表

4

に、

2020

年度の韓国語

3A/3B

の授業計画を示す。

表 4. 韓国語 3A/3B の授業計画

回数 授業計画 主な文法・表現

1 初級の復習 既習文法の復習

2 第1課 : 韓国の友達のところに行ってきました。 ハムニダ体・ヘヨ体、現在・過去形の復習 3 第2課 : 自転車乗りに行きましょうか。 尊敬形のハムニダ体・ヘヨ体

4 第3課 : 昨日、どこに行かれましたか。 尊敬過去形

5 第4課 : 今、向かっているところはどこですか。 動詞・存在詞の現在連体形 6 第5課 :この背の高い人は誰ですか。 形容詞・指定詞の現在・連体形 7 学習内容の復習と展開 : 読解1: 自己紹介 第1 〜 5課の文法・表現の復習① 8 学習内容の復習と展開 : 作文1: 自己紹介 第1 〜 5課の文法・表現の復習② 9 第6課 : 新大久保に行ったことがありますか。 動詞の過去連体形、経験表現 10 第7課 : 夏休みには何をするつもりですか。 予期連体形、意思・推測表現 11 第8課 : 韓国語の試験はよく出来たと思います。 「ウ」活用用言。連体形のまとめ 12 学習内容の復習と展開 : 読解2: 済州島旅行 第1 〜 8課の文法・表現の復習 13 前期学習内容の総まとめ

4.3.2.2 韓国語 3A/3B の Zoom 授業の流れ及び教科書の構成

 まず、韓国語

3A/3B

の履修者は、初級に比べ、必修選択科目として履修する場合が多く、ほと んどの履修者は

3A/3B

を両方受講している。また、教科書の『チョアヘヨ!韓国語 中級』は、初 級の「本文編」と同じ構成になっている(

4.3.1.2

参照)。

 授業の流れは、

3A

クラスでは、教科書の各課で提示された新しい文法や表現を紹介した後、練 習問題で使い方を確認し、本文で状況に合う使い方への理解を深める順番で授業を行った。次に、

3B

クラスでは、事前に、各課の本文の発音練習や応用練習の回答を予習の課題としていて、授業 では、

3A

での学習内容の復習と応用練習の確認、口頭練習を主な授業内容としていた。

 また、学習内容の提示および練習問題や応用練習の答え合わせは、

Zoom

の画面共有機能を使っ た資料の共有で行い、「手を挙げる」などの反応ボタンやチャット機能を活用するなどで、常に学 生と円滑なコミュニケーションが取れるようにしていた。表

5

に、韓国語

3A/3B

授業の流れを示す。

(9)

表 5. 韓国語 3A/3B 授業の流れ

内 容 詳 細

3A

単語 単語の意味や使い方、既習表現との関連性や組み合わせなどを説明し、全 員で発音練習をする。

本文 本文を読んで日本語訳を発表させた後、全員で発音練習をする。

文法・表現の紹介 文法・表現の意味や使い方、既習文法・表現との関連性や組み合わせなど を説明し、全員で例文の発音練習をする。

練習問題 問題を解く時間を与えた後、答えと日本語訳を発表させ、答え合わせと説明を 行い、全員で発音練習をする。

3B

復習 3A での文法、本文などを復習する。

応用練習A 答えを発表させ、答え合わせと説明を行った後、全員で発音練習をする。

応用練習B 提示文を読んで日本語訳を発表させた後、質問と答えの順に読みと日本語訳 の発表を行い、答え合わせをする。

応用練習C ペアで会話を行わせ、適切な修正や説明を与える。

4.3.2.3. 韓国語 3A/3B の明星 LMS での課題

3A

クラスでは、各課で学習する文法・表現が含まれている会話文(本文)を利用し、授業の予 習や復習ができるようにした。まず、明星

LMS

の「レポート」で、次の授業で学習する各課の単 語(韓国語および日本語訳)と本文(韓国語のみ)を書いたものを提出させ、これから学習する表現 を予習できるようにした。また、授業が終わったら、学習した課の本文を日本語訳と共にもう一度 書かせることで、学習した内容の確認を行えるようにし、必要に応じてはコメント機能を利用して 添削を行った。

3B

クラスでは、

3A

クラスで学習した本文、単語、文法を復習してから、予習課題として出して いた「応用練習」の解答の確認及び、会話練習などの口頭練習を中心に進めた。毎回の課題として、

予習の他に、本文や応用練習

B

の読解文を読み上げた録音ファイルを提出させ、教員は発音につ いてのフィードバックを行い、学生自ら自分の発音を修正・改善できるような指導を試みた。

4.3.3 授業実践の成果及び課題

2020

年度前期、急遽行うことになった遠隔授業であり、最初は、教員と学生ともに戸惑いや失 敗もあった。しかし、相互の努力や協力のおかげで、予想外の収穫や発見も多々あった。

 良い点としては、学生の出席率が例年より高く、課題の提出率もよく、画面越しではあるが、教 員と学生との距離も近く、学生の達成度も思ったよりはるかに良かった点が挙げられる。また、教 員としては、教室での活動のほかに、

Zoom

や明星

LMS

のようなツールが使いこなせるようになり、

今後の授業活動に有効に活用できると考えられる。

 しかし、課題もたくさん見えてきたのも否めない。まず、授業終了時のアンケートで、数は少な いものの遠隔授業における自分の達成度への不安を示す意見が一部見られた。遠隔授業の弱点であ る教員と学生のコミュニケーション、学生同士のコミュニケーションの低下を避けるため、

LMS

の「アンケート」や「個人指導(コレクション)」、「掲示板(スレッド)」などの機能や、

Zoom

の「画 面共有」や「チャット」、「反応」、「ブレイクアウトルーム」などの機能を適切に活用し、学生が不 安を持たずに授業に参加できるよう、これからも工夫を続けていく必要があると考えられる。次に、

(10)

学生からは、他の科目も含め課題が多いという意見が多く、また教員は課題のチェックや添削など で追われるとの声があった。今後は、

Zoom

授業内での活動を増やすなどして、課題の量を調整す ることも必要であろう。

 さらに、学生の通信環境により、

Zoom

授業が安定的に受けられなかった学生が一部いたり、明

LMS

へのアクセスがうまくできない障害も起きていた。そのような課題は大学側とも緊密に連 携し、改善策や対応を講じていくことも求められる。

4.4 自由会話レッスンとハングル補習の実践

 韓国語科会では、学生の自主的な学びの場を提供するべく、正規授業のほかに、自由会話レッス ン(初級と中級)とハングル補習クラスを運営している。例年は、履修登録が確定した時から学期 ごとに

13

回ずつ実施していたが、

2020

年度前期は、遠隔授業への対応などで、

7

回だけの実施となっ た。

 会話クラスは、韓国人の先生と実際に話してみて、また繰り返し表現練習を行うことで、会話力 が身につくことを実感したという学生の感想など、大変満足度の高い実践的体験の場となっている。

通常の授業に比べ少人数で運営されるため、各回の参加者の興味や要望に合わせたテーマで韓国語 の表現を身に付けることができ、個々の参加者の会話能力や持っている疑問などについて、迅速か つ詳細なフィードバックができるといった長所を持つ。

4.4.1 初級自由会話レッスン

 初級自由会話レッスンは、基本的に韓国語を初めて学習する学生を対象としているが、中級レベ ルの学生も参加できる。前期の参加者数は、

1

回目

9

名、

2

回目

8

名、

3

回目

7

名、

4

回目

5

名、

5

3

名、

6

回目

7

名、

7

回目

6

名で、延べ

45

名であった。

 通常の韓国語の授業とは別の内容で運営されるレッスンではあるが、授業で学習した内容も活用 できるよう、通常の授業の進め具合を考慮した内容で各回のテーマを決めている。例えば、通常の 授業で文字を学習する時期には、文法的な活用は全くせず、表現を覚えるだけですぐ使えるあいさ つや自己紹介の表現などで会話練習をし、助詞の付け方や用言の活用などが分かってきたら、その ようなことを活かせる文型で練習をする。

 また、学期ごとに参加者のレベルや要望が変わってくるため、練習するテーマや文型も変えてい るが、

2020

年度前期の初級会話レッスンでは、「あいさつ、好悪表現、希望表現、名詞文(ヘヨ体)、

疑問詞文、漢字語数詞、固有語数詞」の内容で進めた。

 レッスンでは、文字を見せるための資料は使わず、練習する表現を繰り返し発音していくことで、

表現全体を自然に覚えられるようにしていた。そうすることで、書かれた文字に依存して読むので はなく、頭の中に入っている内容を自ら話すことができると考えるからである。

 テーマや練習する文型によって、レッスンの進め方も少しずつ異なるが、多くの場合、次のよう な手順でクラスを進めた。また、授業が終わった後には、その日の学習内容をまとめた資料を明星

LMS

に載せ、練習した文型や表現の正確な表記も確認できるようにした。

(11)

表 6. 初級自由会話レッスンの流れ

内 容 詳 細

文型練習① 練習する文型を、まずは韓国語で繰り返し、その後、教員が日本語で言っても韓国語 で返すようにする。

文型練習② 練習した文型で答えられる質問を、文型練習①と同様、韓国語→韓国語→日本語→

韓国語の順に繰り返し練習する。

会話練習① 教員が文型練習②の表現で参加者に質問をし、参加者は文型練習①の表現で答える。

応用練習② 参加者が文型練習②の表現で他の参加者に質問をし、当てられた参加者は文型練習

①の表現で答える。

ゲーム 練習した文型を用いて、他の参加者について予想をして当てたり、ビンゴなどのゲームを し、参加者ごとに点数をつける。

4.4.2 中級自由会話レッスン

 中級自由会話レッスンでは、発話の場面や発話者の状況に合わせた様々な表現を練習するため、

用言の活用が必要となることが多くある。そのため、

1

年間の初級韓国語を学習した学生を対象に している。参加者数は、

1

回目

9

名、

2

回目

5

名、

3

回目

1

名、

4

回目

2

名、

5

回目

3

名、

6

回目

1

名、

7

回目

2

名で、延べ

23

名であった。

 韓国語を初めて学習する参加者が中心となる初級クラスに比べ、中級クラスの場合には、参加者 の間でレベルにも差が見られ、興味や要望もそれぞれ異なる傾向が強い。そのような学生のニーズ を考え、参加者が興味を持って練習できるようなテーマを設定すべく、

2020

年度前期の中級会話 レッスンでは、「過去の出来事の表現、未来の出来事の表現、数詞を使った表現、文の連結、接続助詞、

略語、心理テスト、早口言葉」の内容で進めた。

 中級会話レッスンでも、初級会話レッスンと同様、中心的な文型およびその文型で答えるための 質問を反復練習で覚えさせた後、教員と参加者の会話、参加者同士の会話で、会話の練習を繰り返 し行った。それに加え、より多くの単語や表現を習得している中級レベルであるといった特徴を活 かし、複数の文をつなげて自分について発表してもらった後、その内容について他の参加者との質 疑応答の時間を設けることで、話す練習と聞く練習が両方できるようにした。

4.5 学期終了時の学生アンケート

 明星大学では、

Web

修学支援システム「勉天」にて、学期末に「授業に関する学生アンケート」

を実施している。

2020

年度前期は、

2020

7

15

日〜

9

9

日の期間で行った。その中で、韓国

1A/1B

3A/3B

のアンケート結果、及び詳細を示す。なお、アンケートの内容は、「付録」に記す。

 まず、授業アンケートに回答したのは、韓国語

1A

179

(55.7%)

1B

では

186

(66.7%)

3A

では

46

(55.4%)

3B

では

49

(56.3%)

である7

 図

3, 4, 5, 6

に、韓国語

1A/1b, 3A/3B

のアンケート結果を示す。

(12)

図 3. 韓国語 1A の授業アンケート結果 図 4. 韓国語 1B の授業アンケート結果

図 5. 韓国語 3A の授業アンケート結果 図 6. 韓国語 3B の授業アンケート結果8)

(13)

 図

3

6

の主な結果を以下にまとめる。

 まず、出席状況について、

1A/1B

では回答者全員が毎回出席と回答しており、

3A/3B

でも、全 員が毎回出席、または

2/3

より多く出席と回答し、高い出席率を示している(設問

1

)。次に、シラ バス(授業計画)と授業について、

1A/1B

3A/3B

共に、

8

割以上の学生が、シラバス通り授業が 進んだと回答していて、またシラバスを確認していない学生は、

10

%以下であった(設問

2

)。

 授業に対する学生の満足度においては、

1A/1B

3A/3B

共に

9

割以上の回答者が、大変満足、

または概ね満足と回答していて、授業への満足度の高さが読み取れる(設問

3

)。満足している理由

(設問

4

)としては、

1A/1B

3A/3B

共に、授業がよく(または、まあまあ)理解できたことが大半 を占めている。また、自由記述では、「分かりやすい授業だったし、先生も優しかった」、「先生の 対応が素晴らしく楽しく学べた」など、教員との関係が良い刺激になっている。一方、満足してい ない人は

1

割以下ではあるものの、その理由(設問

5

)は、授業が理解できなかった点の他に、自由 記述から、オンライン授業の学習しづらい点や、教員の指導に納得いかなかった経験や教員の態度 などがあって、満足度には、教員と学生の関係が影響していることが分かった。

 加えて、予習・復習については

30

60

分程度かかったという声が最多で(設問

6

)、履修の理由 は、「シラバスを見て授業内容に興味を持った」がもっとも多く、ついで「時間割を考慮して決めた」

であった(設問

8

)。最後に、多くの学生は、教科書や配布資料が授業内容に効果的だと理解してい て、授業の進度も概ね適切であると回答していた(設問

9

10

)。

5. 終わりに

 本稿では、

2007

年度から始まった明星大学での韓国語教育の歩みをまとめた上で、

2020

年度前 期に行った遠隔授業の実践を報告した。履修者数の増加及び学習者のニーズの多様性をはじめ、カ リキュラムに適した教科書作成や授業運営の試みが確認できた。また、韓国語

1A/1B, 3A/3B

、自 由会話レッスンにおける、

Zoom

と明星

LMS

による遠隔授業の実践を報告し、その成果と課題を まとめた。遠隔授業を通して、教員と学生ともに、

Zoom

や明星

LMS

といった学習形態を経験す ることで新たなツールが使えるようになり、それらは、従来の対面授業を補い、併用できる教育方 法の一つとして位置付けられることが分かった。一方、学生からは学びへの不安や通信環境による 学習への不公平さ、過重な課題などの声があり、また教員も過重な業務に追われることもあり、そ れらを解決していくことが今後の課題と言える。

1

文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室「大学における教育内容等の改革内容について」での、

外国語開設に関する情報は

2014

年度資料が最新である。

2

本稿での人名は、日本人は姓のみで、韓国人は姓名で表す。

3

7

学部の詳細は、理工、経済、経営、教育、情報、デザイン、建築学部であり、その学部生は英語以外の 言語は、選択科目として履修できる。

4

2019

年度から新カリキュラムが施行され、

2021

年度からは「上級韓国語

1

2

」は「中級韓国語

1

2

」に、「上

(14)

級韓国語

3

4

」は「上級韓国語

1

2

」に科目名が変更される。

5

歴史認識問題や領土問題などをめぐる日韓関係の悪化、韓流ブームなどの影響の現れと考えられる。

6

教科書が入手できるまで、出版社の了承を得て、明星

LMS

を通して教科書の

PDF

ファイルを提供していた。

7

全体の回答率は

29.0%

、共通科目の回答率は

32.1%

、英語を除く外国語(独仏中韓西日)の回答率は

45.9%

で、

例年より低い回答率である。

8

設問

3

c,d,e

を選択した受講者が一人もいなかったため、設問

5

への回答も

0

件になっている。

引用文献

小栗

(2007)

「日本における韓国語教育の現在―大学等の調査にみる現状と課題―」『韓国語教育論講座』

1

巻、くろしお出版

桂正淑(

2005

「日本における韓国語学習・教育の問題点−韓国語テキストの比較−」『文化情報学』第

12

巻第

2

pp.33-45.

高等教育局大学振興課大学改革推進室(

2014

「大学における教育内容等の改革内容について」

(2014

年資

),

文部科学省

.

国際文化フォーラム(

2005

『日本の学校における韓国朝鮮語教育:大学等と高等学校の現状と課題』

珍希(

2016

「日本における韓国語教育に関する研究−大学の韓国語学習者調査にみる現状と課題−」『岡山 県立大学教育研究紀要』第

1

1

号、

pp.21-31.

―――(

2017

「日本の大学における教養外国語科目としての韓国語教育―学習者への調査結果をもとに―」『岡 山大学教師教育開発センター紀要』、第7号、

pp.117-126.

朴瑞庚・林河運(

2017

「第

2

外国語としての韓国語学習に関する意識調査―島根大学の事例分析─」『島根大 学外国語教育センタージャーナル』

12

pp.111-122.

박종후정선영

(2019)

일본 대학에서 비전공 한국어 과목 수강자의 수강 동기에 대한 현황과 추이

국어로서의 한국어교육

55, pp.119-156.

오고시 나오키

2015

일본 대학의 한국어교육과 한국어 교육과정

국제한국어교육학회 제

25

차 국제 학술대회 논문집

pp.325-330.

오기노 신사쿠

2015

일본 대학 내 교양으로서의 한국어교육 발전 방향 연구국립시즈오카대학의 한 국어 학습자의 요구 분석 결과를 중심으로

국제한국어교육학회 제

25

차 국제학술대회 논문집

pp.66-77.

타니자키 미쯔코

2012

일본 대학교 한국어 문화교육의 현황과 과제

2

외국어교육으로서의 한국어 교육을 중심으로

언어사실과 관점

30, pp.209-230.

(15)

付録:明星大学 2020 年度前期 授業に関する学生アンケート

【設問

1

】この授業へのあなたの出席状況について答えて下さい。

a.

毎回出席した

b. 2/3

より多く出席した

c. 1/3

以上欠席した

【設問

2

】この授業の内容はシラバス

(

授業計画

)

通りのものでしたか?

a.

全くシラバス通りだった

b.

おおむねシラバス通りだった

c.

シラバスと少し違っていた

d.

シラバスと全く違っていた

e.

シラバスを読んでいないので判断できない

【設問

3

】この授業に対するあなたの満足度について答えて下さい。

a.

大変満足している

b.

まあまあ満足している

c.

あまり満足していない

d.

全く満足していない

e.

どちらともいえない

【設問

4

『設問

3

Q3

)』で『

a

』あるいは『

b

』と答えた理由は何ですか?

a.

授業がよく理解できたから

b.

授業がまあまあ理解できたから

c.

(理解とは関係なく)学修に有意義だと思ったから

d.

学修意欲が喚起されたから

e.

その他(次の回答フォームにてご記入ください)

【設問

4

続き】『設問

4

Q4

)』で『

e:

その他』と答えた方は理由をご記入ください。

【設問

5

『設問

3

Q3

)』で『

c

d

』あるいは『

e

』と答えた理由は何ですか?

a.

授業が全く理解できなかったから

b.

授業があまり理解できなかったから

c.

学修に有意義でないと思ったから

d.

学習意欲が喚起されなかったから

e.

その他(次の回答フォームにてご記入ください)

【設問

5

続き】『設問

5

Q6

)』で『

e:

その他』と答えた方は理由をご記入ください。

【設問

6

】あなたは1回あたりの授業に対して、予習・復習をどの程度しましたか?

a.

90分以上

b.

90分程度

c.

60分程度

d.

30分程度

e.

しなかった

【設問

7

】あなたはこの授業がよりよいものであるためには、どのような授業であったらよいと思いますか?

a.

主に知識や技能・技術を学ぶ授業

(16)

b.

(受講生の数に関係なく)自ら考えることで課題解決の方法を学ぶ授

c.

プレゼンテーションやディスカッションの方法を学ぶ授業

d.

知的におもしろいと思える授業

e.

特に希望はない

f.

その他(自由記述:次の回答フォームにてご記入ください)

【設問

7

続き】『設問

7

Q9

)』で『

f:

その他』と答えた方は理由をご記入ください。

【設問

8

】あなたはどのような理由でこの授業を履修しましたか?(複数応答可能)

a.

シラバスを見て授業内容に興味を持った

b.

シラバス以外の情報(友人等)により、授業内容に興味を持った

c.

履修モデルを見て決めた

d.

時間割(曜日時限)を考慮して決めた

e.

その他

【設問

9

】教科書・配付資料等は授業内容を理解するうえで効果的でしたか?

a.

そう思う

b.

ややそう思う

c.

どちらとも言えない

d.

ややそう思わない

e.

そう思わない

【設問

10

】この授業の進度はあなたにとって適切でしたか?

a.

そう思う

b.

ややそう思う

c.

どちらとも言えない

d.

ややそう思わない

e.

そう思わない

【設問

11

】あなたは、この授業が、将来社会人となったときに求められる教養を身につける上で有益だったと思いますか?

a.

そう思う

b.

ややそう思う

c.

どちらとも言えない

d.

ややそう思わない

e.

そう思わない

【設問

12

】あなたは、この授業を受けて、この学問分野についてもっと深く学んでみたいと思いましたか?

a.

そう思う

b.

ややそう思う

c.

どちらとも言えない

d.

ややそう思わない

e.

そう思わない

表 5. 韓国語 3A/3B 授業の流れ 内 容 詳 細 3A 単語 単語の意味や使い方、既習表現との関連性や組み合わせなどを説明し、全員で発音練習をする。本文本文を読んで日本語訳を発表させた後、全員で発音練習をする。 文法・表現の紹介 文法・表現の意味や使い方、既習文法・表現との関連性や組み合わせなど を説明し、全員で例文の発音練習をする。 練習問題 問題を解く時間を与えた後、答えと日本語訳を発表させ、答え合わせと説明を 行い、全員で発音練習をする。 3B 復習 3A での文法、本文などを復習する。応用練
表 6. 初級自由会話レッスンの流れ 内 容 詳 細 文型練習① 練習する文型を、まずは韓国語で繰り返し、その後、教員が日本語で言っても韓国語 で返すようにする。 文型練習② 練習した文型で答えられる質問を、文型練習①と同様、韓国語→韓国語→日本語→ 韓国語の順に繰り返し練習する。 会話練習① 教員が文型練習②の表現で参加者に質問をし、参加者は文型練習①の表現で答える。 応用練習② 参加者が文型練習②の表現で他の参加者に質問をし、当てられた参加者は文型練習 ①の表現で答える。 ゲーム 練習した文型を用いて、
図 3. 韓国語 1A の授業アンケート結果  図 4. 韓国語 1B の授業アンケート結果

参照

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