第十章 接続詞
レクチャー1
等位接続詞と従位接続詞。
接続詞には「等位接続詞」と「従位接続詞」という2種類があり、それぞれの 働きは全く異なります。
⑴等位接続詞。
①等位接続詞とは
等位接続詞とは、具体的にはand[そして]、but[しかし]、or[又は]、for[というのは~だからだ] nor[もまた~ない]などのことです。
特にforが後ろに「S+V」をとって、「, for S+V~」という形で上記のような意味の接続詞になることを知らない学習者が 意外と多い。要注意。
②等位接続詞の働き
等位接続詞の最大の特徴は、語と語、句と句、節と節とを 対等の関係で 結 びつけるということです。
それから、等位接続詞は、前後を対等の関係で結ぶのであり、
AndS+V~,S+V… 等位接続詞の後ろに2つの「S+V」がきてしまっている。
ButS+V…. 等位接続詞が、前後の語句を結んでいない。
のような形はありえません。ただし、
S+V~. ForS+V…. 同じ「S+V」同士を結んでいる。
S+V~. ButS+V….
という形は(「S+V~」と「S+V…」に内容的な関連性があれば)ありえます。
(ex) John and Mary love each other.
ジョンとメアリーは愛し合っている
andは、語と語(JohnとMary)を対等の関係(つまり両者共に主語になっている)で接続している。
-1-
I will write either to the secretary or to the president.
私は秘書か社長のどちらかに手紙を出すつもりです
orは、句と句(to the secretaryとto the president)を対等の関係(つまり両者共にwrite を修飾している)で接続している。
I wish to come, but I am going out with someone else this evening.
ご一緒したいのですが、今晩は別の人と出かける予定です
butは節と節(I wish to~ とI am going~)を対等の関係で接続している。
③等位接続詞によって結びつけられた両者は、構造的にも等しくなる
つまり、等位接続詞によって結ばれた一方が「名詞」ならば、もう一方も必 ず「名詞」であり、「動詞」だなんてことはありえない。一方が「S+V」
なら、もう一方も「S+V」の同構造をしているというわけです。
形容詞
{
and}
形容詞S+V but S+V 前+名 or 前+名
… …
読解においては、文中に等位接続詞(and, but, orなど)を発見したら、それ らが何と何(誰と誰)を結んでいるのか、等位接続詞の前後の「同構造」を ヒントにして、正確に見極めて下さい。その結ばれたもの同士には以下の ような2つの共通点があるはずです。
⒈構造的に等しい 例えば一方が「名詞」なら、もう一方も「名詞」。一方が「S+V」ならば、もう一方も「S+V」のはず。
⒉文中での働き(機能)が等しい 例えば一方が文の主語になっているなら、もう一方も文の主語のはず。
《 もう一歩深く!!》
「等位接続詞によって結ばれているもの同士が 等しい構造になっていない場合がある」
その理由は、異なる品詞同士でも、文中での機能が同一ならば、等位 接続詞によって結ばれることがあるから。
(ex) I walked walk slowly and with great care.
私はゆっくりとしかも大変な注意を払って歩いた
-2-
上の英文では副詞(slowly)と前置詞句(with great care)と、構造は異な るがどちらも動詞(walk)を修飾する副詞の機能を果たしているので、
構造や品詞よりも、機能を優先してandによって結ばれている。
(ex) He was well known to everyone and a great teacher.
彼はみんなによく知られた人であり、偉大な教師であった これも、形容詞(well known)と名詞(a great teacher)と、品詞は異な るがどちらもC(補語)として機能しているのでandによって結ばれ ている。
特に3つ以上の語句を結びつける場合、「A,Band(or)C」のように、結 びつける最後の語句の直前にand(or)をつけることが多いです。したがって、
英文中で「A,Band(or)C」あるいは「A,B,Cand(or)D」といった構造 を発見したら、それらA~C(D)は共通して前後の語句にかかっており、そ れらは共通して1つの文の要素になっていると判断することが大切です。
⑵従位接続詞。
①従位接続詞とは
従位接続詞は、具体的にはif, because, when…とたくさんあるんですが、要 するに先程説明したand、but、orなどの等位接続詞以外の接続詞、と覚えた らいいでしょう。
②従位接続詞の働き
従位接続詞は、(一部の例外を除いて)必ず後ろに「S+V」の形をとり、その
「(従・接)S+V」全体が主節(従位接続詞などのついていない、いわゆる裸の「
+」)に対して、従属(した)節になります(つまり両者の関係は”対等”ではない)。
従位接続詞が頭に付いた節(S+V)のことを従位節(従属節・従節)と言う。
言い方を変えれば、従位節と主節を結びつけるのが従位接続詞の働きです。
で、従位節は、具体的に主節に対してどのように”従属”するかというと、そ れは以下のように2種類の従属の仕方があります。
-3-
⒈名詞節(名詞の働きをする節。つまり文中でS、O、Cのどれかになる、又は前置詞の目的語になる)になる。
名詞(として働く)節をつくる従位接続詞にはthat、(「~かどうか」という意味になる)ifと
whetherがありますが、その中のwhetherを使って名詞節を含む英文の
例をあげてみましょう。
区別しやすいように、主節の主語が、主節の動詞がなのに対して、
従位節の主語はS、従位節の動詞はVと以下の例文では表す。
(ex) Whether she said so is uncertain.
S V O C
彼女がそう言ったかどうかは不確かだ
I don’t know whether she said so .
S V O
O
彼女がそう言ったかどうかは私にはわからない
. The problem is whether she said so
S V O
C
問題は彼女がそれを言ったかどうかだ
Everything depends on whether she said so .
(前) S V O
[前置詞の目的語]
すべては彼女がそれを言ったかどうかにかかっている
that節と、if節に関しては、(in that, exept that以外は)基本的に前置詞の目的語にはならない。
⒉副詞節(副詞の働きをする節。つまり文中の動詞や文全体を修飾する。S、O、Cにならない)になる。
副詞(として働く)節をつくる従位接続詞にはwhen、because、though、 (「もし~」「たとえ~としても」という意味の)if、(「~であろうとなかろうと」という意味の)whether、that などがあります。
⑴ +~ (従・接)S+V…
主節 従位節
-4-
(ex) I was late for school because I had missed my train.
私は列車に乗り遅れたので学校に遅刻した
従位接続詞のbecauseがつくる節全体が、副詞節として主節全体を修飾している。
⑵ (従・接)S+V…, +~ 副詞節が主節より左側に置かれる場合、主節とはカンマ(,)で 従位節 主節 区切られることが多い。
(ex) If Mom was here, she’d make us a hot cup of tea.
もしお母さんがここにいたら,熱いお茶を入れてくれるのに
従位接続詞のifがつくる節全体が、副詞節として後ろの主節全体を修飾している。
③主節は1つの文に1つだけだが、従位節は1つの文にいくつあってもいい 中には、従位節の中に、更に従位節があるなんていう文もあります。
⒈ (従・接)S+V…, +~ (従・接)S+V…
従位節 ↑主節↑ 従位節
⒉ (従・接)S+V… (従・接)S+V…, +~
従位節 従位節 ↑↑主節
⒊ +~ (従・接)S+V… (従・接)S+V…
主節↑↑ 従位節 従位節
⒋ +~ (従・接)S+V(従・接)S+V…
主節↑ O(節内のOになる)
(ex) I came to like him since he said that he believed my story .
(従・節) S V O
彼が私の話を信じてくれたので、私は彼が好きになった
⒌
+~ (従・接)S+V~(従・接)S+V…
主節↑ ↑ (節内のVを修飾)
-5-
(ex) He got angry with her as she was singing when he was asleep .
(従・節) S V ↑
彼女は彼が寝ているときに歌を歌っていたので、彼は腹を立てた 一つの文の中にいくつ節があってもかまわないとなると、一体どの節が一番 大事なんだろうと思うかもしれません。それはなんといっても主節です。主 節はその英文の情報[骨組み]の中心といってもいいでしょう。複数の節を持 つ英文を見たら、まずこの主節(裸の「+」)を探し、それを見つけ、そこ から文全体の骨組みを見極めていくことが大切です。
レクチャー2
thatの用法。
英文を読んでいる中で、最も数多く見かける語のうちの1つがthatです。「あれ、
それ」という代名詞のthatにはじまり、接続詞、関係代名詞…と、その用法は多 種多様です。ここでthatについての知識もきちんと整理してみましょう。
thatには大きく分けて以下の5つがあります。
⒈指示代名詞のthat。
⒉(従位)接続詞のthat。
⒊関係代名詞のthat。
⒋強調構文をつくるthat。
⒌その他のthat。
それぞれそのthatの使い方を確認していきましょう。
⑴指示代名詞のthat。 これは
①「(空間的・心理的に話してから遠いものを指して)それ・あれ」
②「既出の内容」の代用。「それ(あれ)」と訳す。
-6-
③「the+既出の単数名詞」の代用。「それ」と訳す。
として用いられるthatで、みなさん一番おなじみのthatです。
(ex) What is that?
あれは何ですか I don’t want to do that.
僕はそれをしたくない
The population of Tokyo is larger than that of Osaka.
東京の人口は大阪のそれ[人口]より多い
最後の例文のthatは「the population」(つまり「the+既出の単数名詞」)の代用です。
またthatは、名詞の前について形容詞的にその名詞を修飾し、「その・あの」
という意味で使われることもありますね(このようなthatを「指示形容詞のthat」 と言う)。
(ex) I don’t like that song.
僕はその歌は好きではない
⑵(従位)接続詞のthat。
これは「thatS+V~」という形で用いられるthat。この接続詞のthatの後の
「S+V~」は「完全な文」がきます。この接続詞のthatが導く「thatS+V~」
(いわゆるthat節)は、文中で
①名詞の働きをする 名詞節と言う
②副詞の働きをする 副詞節と言う
の2つの働きをします。以下にその具体的な働きを見てみましょう。
言い方を変えれば、接続詞のthatの導く節が「形容詞節」になることはな い。「形容詞節(つまり直前の名詞を修飾する節)」になるthatは、関係代 名詞のthat (が導く節)。
①名詞節を作るthat
⒈「S(主語)」「O(目的語)」「C(補語)」になる。
that節が文の「主語(S)」「目的語(O)」「補語(C)」になるというのは、名詞
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節を作るthat節の最も代表的な用法です。この場合、訳し方は「~(する)こ と」となります。以下に例文をあげてみましょう。
(ex) That he said so is true.
主語
彼がそう言ったことは本当だ It is true that he said so.
[仮主語] [真主語]
彼がそう言ったことは本当だ
主語(となるthat節)が長すぎる場合に、その長すぎる主語を文後半に まわし、空いた文頭(の本来の主語の位置)の部分に、仮の主語、It が置かれる。これを「仮主語構文[形式主語構文]」という。
I thought that he was rich.
目的語
私は彼は金持ちだと思った
The trouble is that I have no money.
補語 問題は、金が無いということだ
I found it strange that she wasn’t there.
[仮・目] C [真・目]
私は彼女がそこにいないのが変だと思った
目的語が長すぎる場合に、その(長すぎる)目的語を文後半にまわし、
空いた部分に仮の目的語、itが置かれる。これを「仮目的語構文 [形式目的語構文]」という。文中で「++it+形[分・名]+thatS+V~」
という形を見たら、「it=仮目的語」「that節=真目的語」と見てい い。
⒉「同格節」になる。
これは
名詞+ thatS+V~
という形で、that節が直前の名詞の内容を具体的に説明し直す用法です。こ のような節を導くthatのことを、「同格」のthatと言います(内容的に同じことを言って いるからと考えればいい)。訳し方は「~というA(名詞)」です。
-8-
(ex) I heard the news that he had passed the exam.
名詞↑ 彼が試験に合格したという知らせを聞いた 上の英文ではthat節全体がthe newsを修飾し、その中身を説明しています。
(ex) The suggestion was made that English teaching should be improved.
名詞 ↑ 英語教育を改善しようという提案がされた 上の英文でもthat節全体がthe suggestionを修飾し、その中身を説明していま す。この英文のように、先行する名詞とthat節は離れ離れになる場合もあるの で、その場合は注意が必要です(下線部和訳問題などでは頻出)。
また、that節を同格節としてとれる名詞は、以下の2種類しかありません。
⑴「思考」「認識」「発言」を表す名詞。要するに「言う」「思う」「知る 分かる 」から派生した名詞。
thought 「考え」 feeling 「感情」 notion 「意見・考え」
belief 「信念」 impression「印象」 argument 「主張」
knowledge「知識」 idea 「考え」 realization「自覚」
⑵「事実 真実・証拠・可能性など 」「情報 報告・噂など 」「命令 要求・
提案など 」「機会」などを表す名詞。
fact 「事実」 evidence 「証拠」 order 「命令」 proof「証拠」
news 「知らせ」 possibility 「可能性」 notice「通告」 rumor「うわさ」
remark「意見」 opportunity「機会」 chance「見込み・可能性」
実際、文中で「思考」「認識」「発言」「事実(真実・証拠など)」「機会」
「可能性」「情報(報告・噂など)」「命令(要求・提案など)」を表す名詞の (直)後にthat節を発見したら、まず「同格のthat」であることがほとんどで す。
ただし、最 終的な確認は、that直後に「完全な文」がきているかどうか(「不 完全な文」がきていればそのthatは関係代名詞になる)で判断します。
⒊「前置詞の目的語」になる。
that節が前置詞の目的語になるのは珍しくて、以下の2種類しかありません。
特に⑴は頻出で要注意です(⑵はthatは省略されることが多い)。
⑴in thatS+V~ ①「~の点で」
②「~であるが故に、~なので」=because
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(ex) I was fortunate in that I was able to study under Dr. Smith.
スミス博士のもとで研究できた点で私は幸運だった
Television is very harmful in that it makes your mind passive.
テレビは精神を受動的にするのでとても有害だ
⑵ except (that)S+V~ ①「もし~ということがなければ」
②「~(という点)を除いて」
but[save] (that)S+V~
(ex) This wouldn’t have happened except (that) we were exhausted.
我々が疲れ切っていなかったらこんな事は起こらなかっただろう
⒋名詞節を作るthat節で、決まり文句的なもの。
⑴It~that型。
⒈It seems[appears] thatS+V~ 「~のように見える、思われる」
(ex) It seems (to me) that Jane is the key person.
=It appears (to me) that Jane is the key person.
(私には)ジーンが鍵を握っている人物のように見える
⒉It happened[chanced] thatS+V~ 「たまたま~した」
(ex) It happened that I met him on my way to the station.
=It chanced that I met him on my way to the station.
駅に行く途中で偶然(たまたま)彼に会った
⒊It turned out thatS+V~ 「結果として~だとわかる」
(ex) It turned out (that) I couldn’t do it any more.
私にはもはやそれをすることができないことがわかった
⒋It occurs to A(人) thatS+V~ 「~がAの頭(心)に浮かぶ」
=It strikes A(人) thatS+V~
「A(物事) occur to B(人):AがBの頭に浮かぶ」が下敷きとなっている仮主語構文。
真主語には、that節以外に、to不定詞や疑問詞節がくることもある。
-10-
(ex) It occurred to me that he might be the criminal.
彼がひょっとすると犯人かもしれないという考えが私の心に浮かんだ
=It struck me that he might be the criminal.
strikeの活用はstrike-struck-struck。
=It flashed across my mind that he might be the criminal.
⒌It follows thatS+V~ 「~ということになる」
(ex) It follows from what she has said that the man is innocent.
彼女の言ったことから判断すると、その男は無罪ということになる
⒍It is not too much to say thatS+V~ 「~だといっても過言ではない」
(ex) It is not too much to say that Tiger Woods is a genius at golf.
=It is safe to say that Tiger Woods is a genius at golf.
タイガー・ウッズはゴルフの天才だといっても過言ではない 差し支 えない
⒎It goes without saying thatS+V~ 「~なのは言うまでもない」
(ex) It goes without saying that he succeeded in the entrance exam.
=Needless to say, he succeeded in the entrance exam.
彼が入学試験に合格したのは言うまでもない
⒏It is likely[unlikely] thatS+V~ 「~の可能性がある[ない]」 (ex) It is likely that he will succeed.
=He is likely to succeed.
彼は成功しそうだ
It is unlikely that she misunderstood you.
彼女が君のことを誤解したとは考えられない
⑵その他
⒈It is thatS+V~ 「それは[実情は]~ということである」
(ex) It is that I have my own business to attend to.
実は私には自分の用事があるのです
-11-
この構文の応用形として、助動詞がプラスされた
① It must be thatS+V~「~であるに違いない」
② It may[might] be thatS+V~「~かもしれない」
③ It might well be thatS+V~「きっと[おそらく]~だろう」
④ It cannot be thatS+V~「~であるはずがない」
などがある。
⒉(It is) Not thatS+V~「だからと言って~というわけではない」
前文を受けて用いる。
(ex) I agreed. Not that I am satisfied.
私は同意した。だからといって私が満足しているわけではない
⒊Not thatS+V~but (that)S+V… 「~ではないけれど、…だ」
(ex) Not that it really matters, but how did you know his name.
大して重要なことではないけど、君はなぜ彼の名前を知っているの
②副詞節を作るthat
接続詞のthatの導く、いわゆるthat節が、文中で「主語(S)」「目的語(O)」
「補語(C)」「同格のthat節」のどれにもなっていない場合(つまり名詞節にな っていない場合)、そのthat節は副詞節になっていると見ます。副詞節を導く that節の意味は、基本的に次の3つと見ていいでしょう。
⒈so thatS+may[will,can]+V~ ①「Sが~するために(できるように)」[目的]
②「その結果Sは~する」 [結果] (ex) I got up early so that I could catch the first train.
一番列車に乗れるように私は早起きをした
His mother removed his brushes so that he couldn’t paint.
母親が画筆を片付けてしまい、(その結果)彼は絵を描けなかった
上の英文は「彼が絵を描けないように母親が画筆を片付けた」と(つまり
「目的」として)解することも可能。後半を, so that he wasn’t able to paint とすれば結果の意味のみ。
-12-
⒉
{
形容詞(又は副詞)}
⑴S+Vso thatS+(can)+V…
形容詞+a+単数名詞 「Sはとても~なので…する(できる)」[程度・様態] (ex) He was so kind that he showed me the way to the station.
彼はとても親切だったので、駅までの道を教えてくれた He was so good a boy that he was loved by everybody.
彼はとてもいい子だったので、みんなから愛された
上の英文のように、soの後ろに「a+形容詞+単数名詞」を入れる 時には「形容詞+a+単数名詞」の語順にする。
{
a+形容詞+単数名詞}
⑵S+Vsuch thatS+(can)+V…
(形容詞+)複数名詞(又は不可算名詞)
「Sはとても~なので…する(できる)」[程度・様態] (ex) He was such a good boy that he was loved by everybody.
彼はとてもいい少年だったので、みんなから愛された
上例のようにsuchの後には「a+形容詞+単数名詞」を置くこと ができる。
Betty got such nice presents that she couldn’t get to sleep.
ベティはとても素晴らしいプレゼントをもらったので眠つけなかった
suchの後ろには複数名詞や不可算名詞を置くことができるが、
soの後には置けない。したがって以下のようには言えない。
×She got so nice presents that she couldn’t get to sleep.
⑶S+V~, so thatS+V…「Sは~だ。その結果…だ」[結果]
(ex) He misjudged the situation, so that his company went bankrupt.
彼は状況判断を誤り、その結果、彼の会社は倒産した
⑷S+be動詞+such thatS+V… 「Sは大変なものなので…する」[程度・様態]
「Sは…のようなものである」
(ex)His behavior was such that everyone who knew him disliked him.
彼の態度は彼を知る者みなが彼を嫌うようなものだった Such was her anger that she became ill.
彼女の怒りは大変なものだったので彼女は病気になってしまった
-13-
上例のように、suchが文頭に移動すると、直後のS+Vは倒置 が起きる(つまりV+Sの語順になる)。
⒊S+V(be動詞等)+形容詞[分詞] + thatS+V…
⑴「S(人)+be動詞+形容詞[分詞]+that S+V~」の構文の「be動詞+形容詞[分詞]」の部分は「think (思っている)」や「know(知っている)」で言い換えられることが多い。
(ex) Are you sure that you locked the door?
確かにドアにカギをかけましたか
上の英文も「あなたはドアに鍵をかけたと思ってますか」で訳せてしまいま す。
⑵ that節の(直)前に「感情を表す形容詞・分詞」があった場合、そのthat節は
「~して」「~できて」と訳します。これは副詞用法の不定詞の場合と同じ です。
(ex) She was angry that he had not won the race.
彼が競争に勝てなくて彼女は怒った I am glad that I could see you again.
あなたに再会できてうれしいです
⑶ that節の(直)前に「人の性格[質]を表す名詞・形容詞[分詞]」「good/bad型の 形容詞[分詞]」があった場合、そのthat節は「~なんて」「~とは」と訳し ます。
(ex) Is he mad that he should say such a silly thing?
そんなバカなことを言うなんて彼は気がおかしいのか
⑶関係代名詞のthat。
①関係代名詞のthatとは
thatには関係代名詞のthatもあります。その用法は以下の2つです。
⒈主格の関係代名詞(who, which)や目的格の関係代名詞(whom, which)の代用 として用いられる。
-14-
(ex) Baseball is a sport that boys like.
野球は少年達が好むスポーツです
上の英文では、thatが目的格の関係代名詞(which)の代用として 用いられ、that節全体がa sportを修飾している。
⒉補語格の関係代名詞として用いられる。
(ex) Ted is not the kind man that he was ten years ago.
テッドは十年前の親切な人間では(今はもう)ない
そして関係代名詞のthatが導く節の働きは、1つしかありません。それは(直) 前の名詞(先行詞)を修飾することだけです。
②関係代名詞のthatか? 接続詞のthatか? その見極め方
名詞の直後に置かれるという点で、関係代名詞のthatと、同格のthat(接続詞)は 見分けがつきにくいですね。簡単な見極め方法は、
⒈関係代名詞の後には「不完全な文」が来る。
「不完全な文」とは、S、O、C又は所有格のどれか一つが欠けた文のこと。
⒉接続詞の後には「完全な文」な文が来る。
という点です。
(ex) This is a fact that is known to everybody.
名詞
上の英文のthatの後ろは、主語が欠けた不完全な文。したがってthatは「関 係代名詞」と分かります。訳は「これはみんなに知られている事実です」。
(ex) Most people denied the fact that the earth is round.
名詞
上の英文のthatの後ろは、「地球は丸い(the earth is round)」という完全な文。
したがってthatは同格の「接続詞」と分かります。訳は「ほとんどの人々は 地球が丸いという事実を否定した」。
-15-
⑷強調構文をつくるthat。
①強調構文とは
強調構文とは、It is□that~ の形で、□の部分に自分が強調したい語(句)を入れ るというものです。この強調構文をつくるthatについては、品詞は考えなくて 結構です(「関係詞だ、接続詞だ…」と言い切れないので)。
下記の英文を強調構文にせよ、という場合、それぞれ以下のようになります。
I saw Jack at the party a week ago.
一週間前私はパーティでジャックを見た
⒈ Jackを強調したければ
It was Jack that I saw at the party a week ago.
⒉ Iを強調したければ
It was I that saw Jack at the party a week ago.
⒊ at the partyを強調したければ
It was at the party that I saw Jack a week ago.
⒋ a week agoを強調したければ
It was a week ago that I saw Jack at the party.
②強調構文か? 仮主語構文か? その見極め方
It is~that… となるという点では、強調構文と仮主語構文は区別がつきにくい
ですね。そんな区別のつきにくい両者を、一瞬で見極める方法を紹介します。
⒈It isとthatの間に「形容詞・分詞」や「副詞(句・節)」がある場合。
It isとthatの間に「形容詞」や「分詞」があったら、それは仮主語構文だと
みて間違いありません。
It isとthatの間に「副詞(の仲間)」があったらそれは強調構文だとみて間違
いありません。
⑴ It is 形容詞・分詞 that 完全な文 . 仮主語構文
⑵ It is 副詞(句・節) that 完全な文 . 強調構文
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副詞(の仲間)とは、具体的には以下の3つです。
①副詞一語
(注)語尾が ~lyで終わることが多い。あるいはyesterdayのような時を表す名詞も副詞として用いられることが多い。
(ex) It was recently that the accident happened.
It was yesterday that I finished this work.
②前置詞+名詞
(ex) It was at nine thirty that I came home.
③接続詞+S+V~
(ex) It was since I was ill that I couldn’t come here.
ただし「前置詞+名詞」が形容詞句になっている場合は例外。仮主語構文 とみなし「前置詞+名詞」がC(補語)になっているとみる。
そのような代表例としては「of+抽象名詞」や「beyond+範囲・限界を表 す名詞」など。特に「of+抽象名詞」は形容詞化するというルールは頻 出。以下はすべて仮主語構文(that節が真主語)。
(ex) It is of importance that you should study hard.
=important
君が一所懸命勉強することが大事だ
It is beyond belief that he was killed in the accident.
=unbelievable
彼がその事故で死んだということが信じられない It was beyond a joke that you said such a thing in public.
人前でそんなことを言ったのは冗談の域を超えている
⒉It isとthatの間に「名詞(句・節)」がある場合。
It is とthatの間に「名詞(の仲間)」があった場合、thatの後ろの英文が「完 全な文」なら仮主語構文、「不完全な文」なら強調構文とみていいでしょう。
⑴ It is 名詞 that 完全な文 . 仮主語構文
⑵ It is 名詞 that 不完全な文 . 強調構文
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③注意すべきポイント
⒈「不完全な文」とは、S(主語)・O(目的語)・C(補語)のどれかが欠けた文の こと。
⒉It is~thatの構文で、thatの後ろが「不完全な文」であれば、それは強調構
文と見てほぼ間違いない。
もちろん文頭のItが直前の単数名詞や直前の内容を指す代名詞、その後のthatが直前の名詞にかかる関係代名詞という英文も中にはあるので、
先頭のItが文中で役割を持っているかどうかを確認する必要はある。つまりそのItが「それ」と訳せるなら強調構文ではない。逆にそのItが 訳がつかない(文中での役割を持っていない)のなら強調構文ということになる。下の英文は強調構文のように見えるが、Itは「それ」と訳せ、また thatは単なる関係代名詞で、強調構文ではない。
(ex) Then it rained. It was a problem that we had been worried about.
[関・代]
その時、雨が降ってきた。それは私たちが心配をしていた問題だった
⒊強調構文だとわかったら、It isとthatをカッコでくくってしまうといい。 すると文の骨組みが浮かび上がってくる。
⒋強調したい語(句)が「人」の場合は、thatの代わりにwho, whomが使われる こともある。
(ex) It is Tom who broke the window.
窓を壊したのはトムなんです It is Nancy whom Jack loves.
ジャックが好きなのはナンシーです
⒌また強調したい語(句)が「物(事)」の場合は、thatの代わりにwhichが使わ れることもある。
(ex) It is the dog which bit me yesterday.
昨日私を噛んだのはその犬です bite(かむ)の活用はbite-bit-bitten。 It is the PC which I want to buy.
私が買いたいのはそのパソコンです
場合によっては(副詞句を強調した強調構文において) thatの代わりに関係副 詞が使われることもあります。
-18-
(ex) It was at that time when I first met him.
私が彼に最初に出会ったのはその時でした
⒍強調構文が下線部訳問題になっていた場合、うまく和訳するポイントは、上 記の例文の訳し方のように、強調されている語句を和訳の最後にもってくる ことである。
ただし、以下のように強調されている語句が「only+語(句・節)」の場合は、
「~してはじめて[ようやく]…した」と、前から普通に訳せばいいでしょう。
(ex) It was only through their help that we coped with the crisis.
彼らの助けによってようやく私たちその危機を乗り切ることができた
⒎イディオム的な強調構文として以下の構文は頻出。
It is[was] not until~thatS+V….「~してはじめて…する[した]」 (ex) It is not until we lose our health that we realize its value.
健康を失ってみてはじめてその価値が分かる
⒏疑問詞付き疑問文の強調構文。
疑問詞付き疑問文の強調構文の公式は以下の通りです。
疑問詞 is[was] it that +平叙文の語順?
要するに、疑問詞の後ろに「is[was] it that」を置き、その後を「平叙文の語 順」に戻すわけです。たとえば以下のような普通の疑問文の場合、
(ex) What do you want to know?
君が知りたいのは何ですか
これを強調構文にすると以下のようになります。
What is it that you want to know?
平叙文の語順
構造を読み取る際には、is[was] it thatの部分を( )でくくってしまうといい でしょう。また和訳の際には、「一体全体」という訳を足してあげるといい でしょう。
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⑸その他のthat。
①先行詞を明示するthat
that/thoseの後に来る名詞が、先行詞であることを明示する用法があります。
下の例文の場合、which節の先行詞はtendernessではなく、lookであること を示しています。このようなthat/thoseは、日本語に訳出する必要はありま せん。
冠詞のtheとほぼ同じと考えていい。
(ex) She smiled with that look of motherly tenderness which is natural to all women.
彼女はすべての女性に本来備わっている母性的なやさしさに満ちた表情 で微笑んだ
②副詞のthat
副詞のthatは会話などで用いられることが多いですね。通例、疑問文や否定 文で用います。副詞のsoとほぼ同じ意味。用法も同じです。
⒈「そんなに」「それほど」
(ex) Don’t go that far.
そんなに遠くへ行くな He isn’t all that rich.
彼はあまり裕福ではない
否定文では、allが強調の意味で前につくことがある。
If you are that rich, why do you need my money?
そんなに金持ちなら、何故私の金が必要なのか
⒉ 結果を表す節を伴って 「とても」「それほど」
(ex) I failed the exam;it was that difficult.
その試験はとても難しくて私は落ちました
that muchで「それだけ」「そんなに」といった用法もある。
(ex) He’s spent that much. 彼はそれだけ使ってしまった
I don’t like tennis that much. テニスはそれほど好きではない
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レクチャー3
whetherの用法。
⑴whether節がS・O・Cになったり、又は前置詞の後ろに置かれている場合、
その whetherは「~かどうか」と訳す。
(ex) Whether it was true or not is still an open question.
S V C
それが本当かどうかは依然として未解決の問題です I doubt whether it is true.それが本当かどうか疑わしい
S V O
The question is whether he was there.問題は彼がそこにいたかどうかだ
S V C
It depends on whether it will rain or shine tomorrow.
(前) [前置詞の目的語]
それは明日雨が降るか晴れるか どうか による
whether節内のor notは、whetherが「~かどうか」という意味になる場合、つけなくてもいい。逆に言えばor notがない whether節は、100%、「~かどうか」だと思って間違いない。
ただしor notがついている場合は、「~かどうか」、「~であろうとなかろうと」両方の意味の可能性があるから注意。
whetherの直後に「or not」がくることもある。
(ex) I asked him whether he liked her or not.
=I asked him whether or not he liked her.
「whether to do[原形]~」という形で、「~すべきかどうか」という用法もある。
(ex) I can’t decide whether to go (or not).
行くべきかどうか決心がつかない
⑵ whether節がS・O・Cにならない場合、そのwhetherは「~であろうとなかろ
うと」と訳す。
(ex) Whether he succeeds or not, he will do his best.
S V O
成功してもしなくても、彼は最善を尽くすだろう
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S・O・Cにならない場合のwhetherは、必ずor not[A or B]とセットで用いる。
⑶「~かどうか」となる場合のwhetherとifの使い分け方。
カンタンな覚え方は、ifが「~かどうか」となるのは、他動詞の目的語になる 場合で、それ以外でifが「~かどうか」という意味になることはないというこ とです。
know「分かる」
ask 「尋ねる」
doubt「疑う」
S see 「調べる」 ifS+V~
tell 「分かる」 O wonder「思う」
V
例外としては、if節が真主語になる場合は「~かどうか」という意味になるこ とはある。ただしこれはくだけた(ものの)言い方である。
(ex) It is not important whether[=if] he will come or not.
[仮・主] [真・主]
それ以外は「~かどうか」は基本的にwhetherを用いる。
詳しくは以下を参照してほしいが、これらは特に丸暗記の必要はない。
①他動詞の目的語となる場合、whetherとifはどちらを用いてもよい。
(ex) I doubt whether[=if] it is true.
S V O
それが本当かどうか疑わしい
②whetherは直後にto不定詞をとって「whether to do[原形]~:~すべきかどうか」
という形があるが、ifにはこれがない(×if to do[原形]~)。 (ex) I can’t decide whether[×if]to go (or not).
行くべきかどうか決心ができない
③whetherは直後にor notを持ってくることができるが、ifにはこれがない。
×if or notS+V~
○whether or notS+V~
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④whetherは「主格補語」になれるが、ifはなれない。
(ex) The question is whether[×if]she knew the fact (or not).
S V C
問題は彼女がその事実を知っていたかどうかだ
⑤whetherは「主語」になれるが、ifはなれない。
(ex) Whether[×if]it was true (or not) is still an open question.
S V C
それが真実であるかどうかは依然未解決の問題です
⑥whetherは、名詞の後ろに置かれてその名詞と同格になることがあるが、ifに
はこの働きはない。
(ex) There remains the question whether[×if]he knew the secret (or not).
名詞 = 「同格」のwhether節 彼がその秘密を知っていたかどうかは疑問が残る
⑦whetherは前置詞の後ろに置けるが、ifは置くことはできない。
(ex) It depends on whether[×if]it will rain or shine tomorrow.
それは明日雨が降るか晴れるかによる
レクチャー4
接続詞を用いた「時」に関する重要構文。
⑴ It will not be long beforeS+V~.「まもなく~するだろう」
(ex) It won’t be long before you can speak English. won’t = will not すぐに君は英語を話せるようになるだろう
⑵ It was not long beforeS+V~. 「まもなく~した」
(ex) It was not long before I realized their trick.
まもなく私は彼らの計略に気付いた
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⑴⑵は、共にsoon, before longを用いて書き換え可能。
→ I realized their trick soon.
⑶S+had not+p.p.~before[when]S+V[過去形]….「~しないうちに…した」
(ex) I had not waited long before he came along.
そんなに待たないうちに彼がやってきた I had not gone very far before it began to rain.
そんなに遠くに行かないうちに雨が降りだした
⑷ by the timeS+V~ 「~する頃までには」
(ex) I will have finished my work by the time you come back.
君が戻ってくる頃までには、私は仕事を終えてしまっていることだろう
特に主節が未来完了形の場合には、上例のように「~するころまでには…して しまっているだろう」と訳すといい。
⑸ every[each] timeS+V~「~するたびごとに」
「~する時はいつも[必ず]」=whenever, any time (ex) Each time a man came in, another went out.
1人が入ってくるたびに、別の1人が出ていった She says something every time I turn around.
私が顔を出すと彼女はいつも文句を言う
⑹ any timeS+V~ 「~するときはいつも[必ず]」=whenever (ex) Any time he couldn’t have his own way, he got angry.
彼は思い通りにならないときはいつでも腹を立てた
have one’s own wayで「思い通りにする」。
⑺ The first[next/ last] timeS+V~ 「はじめて[今度/最後に]~する時(に)」 (ex) The first time I visited the town, I met my wife.
はじめてその街を訪れた時、私は妻と出会ったのだ
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⑻ It is not until~thatS+V…. 「~してはじめて…する」
(ex) It is not until we lose our health that we realize its value.
健康を失って初めて我々はその価値に気付く
上例は以下の英文を強調構文にしたもの。
We do not realize its value until we lose our health.
私達は健康を失うまで、その価値に気付かない
It isとthatが省略されると、後半の主節は疑問文と同じ語順になる。
→Not until we lose our health do we realize its value.
[疑問文の語順] 同じ書き換えの例をもう1つだけあげてみよう。
I didn’t know the news until last night.
私は昨夜までその知らせを知らなかった
=It was not until last night that I knew the news.
私は昨夜になって初めてその知らせを知った
=Not until last night did I know the news.
[疑問文の語順]
レクチャー5
「~までに は 」と「~まで は 」の違い。
⑴「~までに は 」。
「~までに(は)」という意味を表すものにはbyとby the timeがあります。
両者の違いは品詞で、byは「前置詞」。by the timeは「接続詞」です。つま り、両者は同じ意味でもbyは(前置詞なので)直後に「名詞(の仲間)」を取り、
by the timeの方は(接続詞なので)直後に「S+V~」を取ります。以下の例で
その違いを確認してみてください。
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(ex) I will finished it by 8 o’clock.
名詞 8時までにそれを終えます
I will have a house of my own by the time I’m fifty.
50歳になるまでには自分の家が持てるだろうS+V
⑵「~まで は 」。
「~まで(は)」という意味を表すのはuntil[till]です。until[till]の場合、前置詞、
接続詞両方の品詞があります。つまりuntil[till]の後ろに「名詞」があればそ
のuntil[till]は前置詞、「S+V~」があれば接続詞と思ったらいいでしょう。
(ex) She will stay here until next Sunday.
[前置詞] [名詞]
彼女は次の日曜日までずっとここにいる Until she came back, none of them went out [接続詞] S+V
彼女が戻るまで誰も外に出なかった
⑶「by(又はby the time)」と「until[till]」の使い分け。
byやby the timeは、期限(行為の完了・達成)に焦点があります。
till[until]は期限までの(行為・状態の)継続に焦点があります。
by⇒ の焦点
↑ ↑●=
⇒ 期限(完了・達成) till[until]の焦点
by(又はby the time)は「までに(は)」、until[till]は「まで(は)」です。
大学入試などで両者の区別を問う問題に出会ったら、まずは上記のどちらの 意味でその問題文は訳せるのかを考えてみたらいいでしょう。意味から区別 がつきにくい場合には、以下を参考にしてください。
①「by(又はby the time)」は、「(終了・達成[完了]の)期限」にその焦点がある。
⒈主節には「(期限までの)完了・達成」の意味を表す動詞が来ることが多い
⒉したがって、自身の後ろには「期限」を表す語句が来る
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のが特徴です。いくつか例をあげてみましょう。
(ex) I shall have finished it by tomorrow.
明日までにはそれを終えてしまっているだろう The work will be finished by 8 o’clock.
仕事は8時までには終わるだろう Will you finish it by tomorrow morning?
明朝までにそれをやり終えてくれませんか Daylight had come by the time the meal was over.
食事が終わるころまでには夜が明けていた
確かに上の例文でもfinish, be finished, comeは「完了・達成」の意味を表 す動詞であり、by (the time)の後ろには「期限」を表す語句がありますね。
②「until[till]」は「期限」までの「行為・状態」にその焦点がある。
⒈主節には「(期限までの)継続」の意味を表す動詞が来ることが多い
⒉したがって、自身の後ろには「継続の終点を示す」語句が来る のが特徴です。これもいくつか例をあげてみましょう。
(ex) He will stay here until next Sunday.
彼は次の日曜日までずっとここにいる Wait until tomorrow morning.
明日の朝まで待ちなさい
Don’t give up until you attain your goal.
目標を達成するまであきらめるな
確かに上の例文でも、stay, waitは「継続」の意味を表す動詞です。
Don’t give upも、「あきらめない」ということは、裏を返せば「がんばり
続ける」わけで、これも「継続」を表しています。そしてuntilの後ろに それぞれ「継続の終点を示す」語句がきていますね。
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レクチャー6
「理由」を表す意外な接続詞。
⑴ , forS+V~ 「というのは~だからだ」
(ex) It was just noon, for the church bell was ringing.
ちょうど正午だった。というのは教会の鐘が鳴っていたからだ
⑵ now (that)S+V~ 「(今はもう)~だから」
(ex) Now (that) we are all here, we can begin.
みんな集まったからには始められるぞ
⑶ seeing (that)S+V~ 「~だから」
(ex) Seeing (that) you didn’t know the fact, nobody can blame[非難する]you.
それを君はその事実知らなかったのだから、誰も君を非難できない
⑷ on the ground(s) (that)S+V~「~という理由で、~なので」
(ex) My nephew was excused on the ground that he was young.
私のおいは若さに免じて許された
groundは「根拠、理由」という意味。
⑸ in thatS+V~ 「~という点において、~だから」
(ex) Humans differ from brutes in that they can think and speak.
人間は、考えたり話したりできるという点で、けだものとは違う
レクチャー7
「条件」を表す意外な接続詞。
⑴ in caseS+V~ 「もし~の場合に(備えて)」
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