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(1)

不動産マーケットレポート

Ju n e , 2 0 1 8 6

東京圏と大阪圏における

分譲マンションの着工動向����� 2 経済トレンド�ウォッチ������� 4 不動産市場トレンド�ウォッチ���� 6 名古屋市�札幌市�福岡市における

分譲マンションの着工動向 ����� 8

■本レポ ートに 関 するお 問 い 合 わ せ 先■

みずほ信託銀行株式会社 不動産業務部

金子 伸幸 TEL.03-3274-9079(代表)

(2)

2

東京圏と大阪圏における分譲マンションの

分譲マンションの着工戸数

※1

は、分譲マンションの発売戸数である新規供給戸数の先行的な指標です。

国土交通省「建築着工統計」によると、2017年の分譲マンションの着工戸数は、東京圏

※2

で前年と同水準 の6.5万戸(前年比▲0.02%)、大阪圏

※3

では2年連続減少して2.1万戸(前年比▲12.8%) となりました。

東京圏では、中央区や品川区、江東区などタワーマンションの開発が進む湾岸エリアを中心に東京23区 で着工戸数が増加する一方、大阪圏では大阪市の着工戸数がホテルとの用地取得競争などにより2年連 続で減少するなど、エリアのボリュームゾーンとなる都市間で直近の着工戸数の動向に違いがみられました。

国土交通省「建築着工統計」によると、2017年の東京 圏の分譲マンションの着工戸数は、前年比14戸減少し、

横ばいの6 万 4,755 戸でした。2015 年以降、東京圏の 分譲マンション着工戸数は、概ね6.3万戸〜6.5万戸/年 の範囲で堅調に推移しています[図表1]。

[図表 2]は、東京圏の分譲マンション着工戸数をエリ ア別に整理したものです。着工戸数は都心エリア、城東 エリア、横浜・川崎エリア、城南エリアがボリュームゾーン で、そのなかで最も着工戸数が少ない城南エリアでも約 7千戸〜8千戸/年で推移しています。横浜・川崎エリア の着工戸数が 2年連続で減少した一方、千葉エリアと さいたまエリアでは2016年比増加しました。

東京圏の分譲マンション着工戸数の過半数を占める 東京23区では、中央区、品川区、江東区など、タワーマン

●東京圏の分譲マンション着工戸数は中央区と品川区、江東区に集中

[図表1]分譲マンションの着工戸数(東京圏) [図表3]分譲マンションの着工戸数(2017年、東京23区)

[図表2]エリア別の分譲マンション着工戸数(東京圏)

データ出所:国土交通省「建築着工統計」 データ出所:国土交通省「建築着工統計」

データ出所:国土交通省「建築着工統計」

注)各エリアの定義は以下のとおり。

・都心エリア:千代田区、港区、新宿区、渋谷区、文京区

・湾岸エリア:中央区、品川区、江東区

・城南エリア:世田谷区、目黒区、大田区

・城東エリア:台東区、墨田区、江戸川区、足立区、荒川区、葛飾区

・城北エリア:豊島区、板橋区、北区

・城西エリア:中野区、杉並区、練馬区、武蔵野市、三鷹市

・多摩エリア:小金井市、国分寺市、国立市、西東京市、清瀬市、調布市、

府中市、立川市、八王子市

・町田・相模原エリア:町田市、相模原市

・横浜・川崎エリア:横浜市、川崎市

・湘南エリア:鎌倉市、藤沢市、逗子市、茅ヶ崎市、平塚市

・千葉エリア:市川市、船橋市、千葉市、習志野市

・松戸・柏エリア:松戸市、柏市

・さいたまエリア:さいたま市、川口市、上尾市、川越市

ションの建設が活発な湾岸エリアで多くなっています

[図表3]。しかし、東京23区内で最も着工戸数が多かっ た中央区は、定住人口の維持・回復を目的に1990年代 に導入した住宅の容積率緩和を今夏廃止する計画であ ると公表しました。タワーマンションの相次ぐ建設による 人口増加に、交通インフラや学校・保育所等の社会インフ ラの整備が追いつかないことも一因であると中央区の公 表資料から推察されます。住宅の容積率緩和が廃止さ れた場合、容積率緩和適用時と比べて分譲マンションの 階層を低くするなど、規模を小さくする必要があります。

その結果、採算性の悪化によりマンション用地の仕入れ が難しくなる可能性や、建設されるマンションの戸数が減 少する可能性があり、中央区で高水準の着工戸数が今 後も続くかどうかは不透明です。

30 35 40 45 50 55 60

0 2 4 6 8 10 12 14

東京圏(除く東京23区) 東京23区の割合(右軸)

(万戸)

2005 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 東京23区

(年)

(%)

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500

5,000 各区の湾岸部で大規模マンションの建設が活発

中央区 品川区 江東区 渋谷区 大田区 板橋区 港区 練馬区 墨田区 台東区 新宿区 北区 世田谷区 荒川区 文京区 江戸川区 中野区 足立区 葛飾区 千代田区 豊島区 目黒区 杉並区

(戸)

(戸)

エリア都心 エリア城南エリア湾岸 エリア城東 エリア城北 エリア城西 エリア多摩 エリア町田・相模原 エリア横浜・川崎 エリア湘南 エリア千葉 エリア松戸・柏 エリアさいたま 0

2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000

2015年 2016年 2017年

(3)

3

着工動向

●大阪市の分譲マンション着工戸数が2年連続で減少。ホテルなどとの用地取得競争激化が要因か。

[図表4]分譲マンションの着工戸数(大阪圏)

[図表5]分譲マンションの新規供給戸数に占めるワン

ルームマンションの割合(大阪市) [図表6]大阪市における新規ホテル等開発目的の 不動産取引件数

[図表7]主要都市別の分譲マンション着工戸数(大阪圏)

データ出所:国土交通省「建築着工統計」

データ出所:不動産経済研究所「近畿圏のマンション市場動向」

データ出所:都市未来総合研究所「不動産売買実態調査」

データ出所:国土交通省「建築着工統計」

※1:建築着工統計でいう分譲マンションとは、鉄骨造・鉄筋コンクリート 造・鉄骨鉄筋コンクリート造の共同住宅のうち、利用関係が分譲住 宅であるものを指す。

※2:東京圏:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県

※3:大阪圏:大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県

注)ワンルームマンションは、間取りがワンルームと1Kのマンションの合計値で、

投資用物件も含む。また、図表の数値は3ヶ月後方移動平均値 注)不動産売買実態調査は、上場企業等が譲渡・取得した土地・建物の売主 や買主、所在地、面積、売却額、譲渡損益、売却理由などについてデータを 集計・分析したもの。情報開示後の追加・変更等に基づいて既存データの 更新を適宜行なっており、過日または後日の公表値と相違する場合がある。

2005 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17(年)

(%)

(万戸)

25 30 35 40 45 50

0 1 2 3 4 5

大阪市 大阪圏(除く大阪市) 大阪市の割合(右軸)

0 10 20 30 40 50

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1112 1 2 3

2016 2017 2018

月/年

(%)

2005 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 0

2 4 6 8 10 12 14 16 18 20

(年度)

(件)

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000

大阪市 神戸市 京都市

(戸)

22.0%減少 2015年 2016年 2017年

0 200 400 600 800 1,000 1,200

吹田市 尼崎市 高槻市 茨木市 西宮市 豊中市 池田市 芦屋市 箕面市 摂津市 宝塚市

(戸)

2015年 2016年 2017年 1.6倍

2.1倍

2017年の大阪圏の分譲マンションの着工戸数は、前年 比12.8%減少の2万1,163戸でした[図表4]。大阪圏の 分譲マンション着工戸数は、2016年に続き減少しており、

今後、大阪圏の新築分譲マンション供給戸数が減少する 可能性が考えられます。

また、大阪圏の分譲マンション着工戸数の4割強を占 める大阪市の割合も2015年の46.5%をピークに低下基 調です。ワンルームマンションが分譲マンションの新規供 給戸数の約4割を占める大阪市では([図表5])、訪日外

国人観光客の増加などを背景に、ホテルなどの開発を目 的とした不動産取引件数が増加しています[図表 6]。

ワンルームマンションは、ビジネスエリアへの交通利便性が よい立地が選好される傾向にあります。そのため、開発 が活発化するホテルとの用地取得競争にさらされる可能 性が高く、結果的に大阪市における分譲マンションの着 工戸数を押し下げる要因となっていると推察されます。

[図表7]は、大阪圏の主要な都市別に分譲マンション の着工戸数を整理したものです。これによると、大阪市 をはじめ多くの都市で着工戸数が減少するなか、吹田市 と高槻市は2年連続で増加しています。特に、吹田操車 場跡地や千里山団地の再開発、建替えなどが進む吹田 市では、2017年の着工戸数が千戸を超えました。

(以上、都市未来総合研究所 正村 美里)

(4)

4

経済トレンド・ウォッチ

■景気の動向(全国)

図1  景気動向指数

注:平成29年(2017年)1月分以降、「中小企業出荷指数(製造業)」公表休止のため、「景気動向指数」の一致指数採用系列は10指標から9指標に変更された。

データ出所:内閣府「景気動向指数」

図2  景気ウオッチャーの景気判断指数

データ出所:内閣府「景気ウォッチャー調査」

図3  企業の業況判断指数

注:「大企業」は資本金10億円以上、「中堅企業」は資本金1億円以上10億円未満、「中小企業」は資本金2千万円以上1億円未満。

( )内の数値は直近調査の3ヶ月後に関する予測値(本稿は2018年6月を対象とする予測値)。

データ出所:日本銀行「全国企業短期経済観測調査(短観)」

140 130 120 110 100 90 80 701月

2005年 1月 2006年 1月

2007年 1月 2008年 1月

2009年 1月 2010年 1月

2011年 1月 2012年

A.先行指数

B.一致指数

C.遅行指数 1月2013年 1月

2014年 1月 2015年 1月

2016年 1月 2017年 1月

2018年

(景気動向:CI指数 2010年=100)

B114.3 B114.3 B114.3 A109.4 A109.4 A109.4

(2月)

(2月)

C117.0 C117.0 C117.0

70 60 50 40 30 20 10

A.景気の現状判断DI

B.景気の先行き判断DI

(景気の方向性:DI指数)

1月2005年 1月 2006年 1月

2007年 1月 2008年 1月

2009年 1月 2010年 1月

2011年 1月 2012年 1月

2013年 1月 2014年 1月

2015年 1月 2016年 1月

2017年 1月 2018年

B50.1 B50.1 B50.1

(3月)

(3月)

(3月)

A51.7 A51.7 A51.7

30 20 10 0

‒10

‒20

‒30

‒40

‒50

‒60

(業況判断指数:業況DI)

全規模合計

大企業

中堅企業

中小企業

2008年 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 3月 2015年 3月 2016年 3月

2018年 6月 9月 12月 6月 9月 12月 6月 9月 12月 6月 9月 12月

2017年 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月

(3月)

(3月)

(3月)

23(20)

23(20)

23(20)

20(15)

20(15)

20(15)

17(12)

17(12)

17(12)

11(7)

11(7)

11(7)

【データ概要】 図1 景 (CI:コンポジット・インデックス)

気動向指数の CI 指数 :CI 指数は、景気の拡大・後退の大きさやテンポを示す。

景気先行指数は、景気一致指数より数ヶ月先行して動き、景気を予知するための指数。

景気一致指数は、実際の景気動向とほぼ一致して動き、景気の現状を示す指数。

景気遅行指数は、景気一致指数より数ヶ月遅れて動き、景気の変化を確認する指数。

図 2 景気ウオッチャーの景気判断指数 :景気の動きに敏感な職業の人を景気ウオッチャーに選び、街中の景気の現状や先行き

( 2 , 3ヶ月先)について、景気ウオッチャーの判断による景気の方向性を示す指数。

(DI 指数:50=変わらない・横ばい、50より高い =良くなる、50より低い = 悪くなる)

図 3 企業の業況判断指数 :業況が「良い」と答えた企業の割合から、「悪い」と答えた企業の割合を引いた値を

業況判断指数とするもの。「良い」と「悪い」の回答割合が同じ場合は「0」となる。

(5)

5

■物価�雇用�金利等の動向(全国)

図4  物価指数

データ出所:総務省「消費者物価指数」、日本銀行「企業物価指数」

図5  雇用情勢

注:図の値は季節調整値。完全失業率の2011年3月から8月は、岩手県、宮城県、福島県を除く全国の結果。

データ出所:総務省「労働力調査」、厚生労働省「職業安定業務統計」

図6  主要金利

データ出所:日本銀行「金融経済統計」、日本相互証券及び住宅金融支援機構ホームページ公表資料

(2015年=100)

B. 消費者物価指数

(民営家賃)

C. 国内企業物価指数

(総平均)

A. 消費者物価指数

(生鮮食品を除く総合)

1月2005年 1月 2006年 1月

2007年 1月 2008年 1月

2009年 1月 2010年 1月

2011年 1月 2012年 1月

2013年 1月 2014年 1月

2015年 1月 2016年 1月

2017年 1月 2018年 90

95 100 105 110

C100.3 C100.3 C100.3A100.6A100.6A100.6 B99.2 B99.2 B99.2

(3月)

(3月)

(3月)

(完全失業率 : %) (有効求人倍率 : 倍)

完全失業率

(左目盛)

有効求人倍率

(右目盛)

8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.01月

2005年 1月 2006年 1月

2007年 1月 2008年 1月

2009年 1月 2010年 1月

2011年 1月 2012年 1月

2013年 1月 2014年 1月

2015年 1月 2016年 1月

2017年 1月 2018年

1.8 1.6 1.4 1.2 1.0 0.8 0.6 0.4 0.2 1.59 1.59 1.59

2.5%

2.5%

2.5%

(3月)

(3月)

長期固定金利型 住宅ローン 都市銀行住宅ローン(変動)

長期プライムレート

長期国債(10年物)

新発債流通利回り 4.000

3.500 3.000 2.500 2.000 1.500 1.000 0.500 0.000

-0.500

(%/年)

2005年1月 1月 2006年 1月

2007年 1月 2008年 1月

2009年 1月 2010年 1月

2011年 1月 2012年 1月

2013年 1月 2014年 1月

2015年 1月 2016年 1月

2017年 1月 2018年

(返済期間20年以下)

1.940 1.940 1.940 2.475 2.475 2.475

1.000 1.000 1.000

0.045 0.045 0.045

(3月)

(3月)

【データ概要】 図 4 消費者物価指数 :全国の家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価を時系列的に測定する指数。

国内企業物価指数 :企業間で取引される国内向け国内生産品の価格水準を示す指数。

図 5 完全失業率 :労働力人口 (15 歳以上で働く意志をもつ人)に占める完全失業者の割合。完全失業者は一定 期間中に収入を伴う仕事に従事しなかった人で、実際に求職活動を行った人。

有効求人倍率 :公共職業安定所で扱う求職者1人に対する求人数。

図 6 長期固定金利型住宅ローン :民間金融機関と住宅金融支援機構の提携商品「フラット35」の借入金利の最高。

 (保証型は含まない。2010 年 4月以降は融資率が9 割以下の場合。2017年10月以降は融資 率が 9 割以下、新機構団信付きの場合)

都市銀行住宅ローン (変動) :個人向け都市銀行住宅ローンの変動金利型の基準金利。

長期プライムレート :民間金融機関が信用力の高い企業に資金を1年以上貸付ける際の基準となる貸出金利。

長期国債新発債流通利回り :金融機関や機関投資家などの間で取引される長期国債新発債の利回り。

注記:図1から図6はいずれも2018年5月2日時点で入手できたデータに基づき作成

(6)

6

不動産市場トレンド・ウォッチ

■東京圏

図1  用途別平均地価(公示地価の前年比)

注:各年1月1日現在の地価の対前年変動率の平均。

データ出所:国土交通省「地価公示」

図2  総人口の推移

注:各年4月1日現在の値。

データ出所:各都市の「推計人口」及び総務省公表資料

図3  J-REIT保有賃貸マンションのNOI評価額利回り[運用時NOI利回り]

注:各投資法人の2017年6月末までの決算資料による。

データ出所:都市未来総合研究所「ReiTREDA(リートレーダー)」

7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0

(%)

東京23区 多摩地域 横浜市 川崎市 さいたま市 千葉市

住宅地2017年

住宅地2018年

商業地2017年

商業地2018年 3.0

3.0

0.7

0.7 0.9 0.9 1.1 1.1 1.1 1.1

0.4 0.4 3.9

3.9

0.8

0.8 1.0 1.0 1.4 1.4 1.4 1.4

0.7 0.7 5.5

5.5

1.9 1.9

2.6

2.6 3.0 3.0 2.7 2.7

1.4 1.4 6.4

6.4

2.0 2.0

2.8 2.8

3.9 3.9

3.1 3.1

2.2 2.2

(千人) (%)

12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0

2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 -0.5

東京都区部 東京都下 横浜市 川崎市 さいたま市 千葉市 -1.0

2016年4月(左目盛) 2017年4月(左目盛) 2018年4月(左目盛)

2018年4月 前年同月比増減率 (右目盛) 2017年4月 前年同月比増減率 (右目盛)

(%)

0.0 2.0

1.0 0.5 0.0 -0.5 -1.0 -1.5 -2.0 -2.5 -3.0

‒0.1 ‒0.1 ‒0.1 0.0

‒0.2

‒0.1

4.8 4.5 5.1 5.7 5.6 5.2

4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0

全国 東京23区 都下 神奈川県

(多摩地域) 埼玉県 千葉県

2015年9月期 (左目盛) 2016年9月期 (左目盛) 2017年9月期 (左目盛) 2016年9月期 前年同月比増減率 (右目盛) 2017年9月期 前年同月比増減率 (右目盛)

【データ概要】 図1 用 (公示価格・基準地価)

途別平均地価 「地価公示」は、一般の土地の取引価格に対して指標を与え公共事業用地の取得価格の算定の基準 となる等により、適正な地価の形成に寄与することを目的として、国土交通省の土地鑑定委員会が 毎年1回、標準的な土地についての正常な価値を示すもの。

  「都道府県地価調査」は、国土利用計画法施行令に基づき、都道府県知事が毎年 7月1日における 調査地点の正常価格を不動産鑑定士の鑑定評価を求めた上で判定するもの。

図 2 総人口 :各都市の行政区域に常住する人口総数の推計値。

国勢調査人口を基準とし、これに毎月の住民基本台帳等の増減数を加えて推計したもの。

図 3 NOI 評価額利回り :NOI 評価額利回りは、J-REIT(上場不動産投資信託)の全投資法人が保有する住居専用型賃貸 マンションの期末鑑定評価額に対する直近1年間の純収益(NOI)の割合を示す。

図は地域別に物件毎(賃料保証・固定賃料物件を除く)のNOI 評価額利回りを単純平均したもの。

(7)

7

【データ概要】

■主要大都市(札幌�仙台�名古屋�京都�大阪�神戸�福岡)

図4  用途別平均地価(公示地価の前年比)

注:各年1月1日現在の地価の対前年変動率の平均。

データ出所:国土交通省「地価公示」

図5  総人口の推移

注:各年4月1日現在の値。

データ出所:各都市の「推計人口」及び総務省公表資料

図6  J-REIT保有賃貸マンションのNOI評価額利回り[運用時NOI利回り]

注:各投資法人の2017年6月末までの決算資料による。

データ出所:都市未来総合研究所「ReiTREDA(リートレーダー)」

12.0 10.0 8.0 6.0 4.0 2.0 0.0

(%)

札幌市 仙台市 名古屋市 京都市 大阪市 神戸市 福岡市

住宅地2017年

住宅地2018年

商業地2017年

商業地2018年 2.0

2.0

4.0 4.0

1.2 1.2 0.8 0.8 0.5 0.5 0.2 0.2

3.5 3.5 2.3

2.3

4.6 4.6

1.3

1.3 1.3 1.3

0.6

0.6 0.3 0.3

4.3 4.3 6.1

6.1

9.0 9.0

4.8 4.8

6.5 6.5

9.0 9.0

3.4 3.4

8.5 8.5 7.4

7.4

8.7 8.7

6.2 6.2

9.1

9.1 8.8 8.8

5.5 5.5

10.6 10.6

2018年4月 前年同月比増減率 (右目盛)

(千人) (%)

3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0

2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 -0.5

札幌市 仙台市 名古屋市 京都市 大阪市 神戸市 福岡市 -1.0

2016年4月(左目盛) 2017年4月(左目盛) 2018年4月(左目盛) 2017年4月 前年同月比増減率 (右目盛)

(%) (前年同期比:%ポイント)

政令指定都市 札幌市 仙台市 名古屋市 京都市 大阪市 神戸市 福岡市 1.0 0.5 0.0 -0.5 -1.0 -1.5 -2.0 -2.5 -3.0

2015年9月期 (左目盛) 2016年9月期 (左目盛) 2017年9月期 (左目盛)

0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0

2016年9月期 前年同月比増減率 (右目盛) 2017年9月期 前年同月比増減率 (右目盛)

5.2 5.6 5.8 5.1 5.1 5.0 5.0 5.3

-0.1

-0.1 -0.1-0.1

-0.3 -0.3

-0.2

-0.2 -0.1-0.1

-0.2

-0.2 -0.2-0.2

0.0 0.0

注記:図1から図6はいずれも2018年5月2日時点で入手できたデータに基づき作成

図 4 用

(公示価格・基準地価)

途別平均地価 「地価公示」は、一般の土地の取引価格に対して指標を与え公共事業用地の取得価格の算定の基準 となる等により、適正な地価の形成に寄与することを目的として、国土交通省の土地鑑定委員会が 毎年1回、標準的な土地についての正常な価値を示すもの。

  「都道府県地価調査」は、国土利用計画法施行令に基づき、都道府県知事が毎年 7月1日における 調査地点の正常価格を不動産鑑定士の鑑定評価を求めた上で判定するもの。

図 5 総人口 :各都市の行政区域に常住する人口総数の推計値。

国勢調査人口を基準とし、これに毎月の住民基本台帳等の増減数を加えて推計したもの。

図 6 NOI 評価額利回り :NOI 評価額利回りは、J-REIT(上場不動産投資信託)の全投資法人が保有する住居専用型賃貸 マンションの期末鑑定評価額に対する直近1年間の純収益(NOI)の割合を示す。

図は地域別に物件毎(賃料保証・固定賃料物件を除く)のNOI 評価額利回りを単純平均したもの。

(8)

不動産マーケットレポート 2018.6

発  行 みずほ信託銀行株式会社 不動産業務部  〒103-8670 東京都中央区八重洲1-2-1

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編集協力 株式会社都市未来総合研究所

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名古屋市・札幌市・福岡市における分譲マンションの着工動向

〈お 問 合 せ 先〉

宅地建物取引業:届出第2号

所属団体:一般社団法人不動産協会、一般社団法人不動産流通経営協会 公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会加盟

みずほ信託銀行株式会社

 

[図表1]は、東京圏および大阪圏以外の都市を人口の多い順に整理したもので、 [図表2]は[図表1]の都市 における転入超過人口

の推移を表したものです。これらによると、人口が多い名古屋市、札幌市、福岡市(以 下、3都市という。)に転入超過人口が集中していることが分かります。

[図表3]は、3都市の分譲・賃貸マンションの着工戸数の推移を表したものです。2017年の分譲マンションの 着工戸数は、名古屋市が4,017戸、福岡市が2,492戸で、札幌市が、1,730戸でした。札幌市は、人口対比の分 譲マンション着工戸数が、3都市で最も少ないものの、賃貸マンションの着工戸数が多いため、マンションの着工 戸数は3都市で最大の約1.2万戸でした。 (以上、都市未来総合研究所 正村 美里)

データ出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び 世帯数」

データ出所:総務省「住民基本台帳人口移動報告」 データ出所:国土交通省「建築着工統計」

[図表1]都市別の人口(2017年1月1日) [図表3]分譲・賃貸マンションの着工戸数

[図表2]転入超過人口(2014〜2016年)

0 50 100 150 200

(万人)250

名古屋市 札幌市 福岡市 広島市 仙台市 北九州市 浜松市 新潟市 熊本市 静岡市 岡山市

名古屋市

賃貸マンション 分譲マンション 賃貸マンションの割合(右軸)

(戸) (%)

(年)30 40 50 60 70 80 90 100

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000

2014 2015 2016 2017

札幌市

賃貸マンション 分譲マンション 賃貸マンションの割合(右軸)

(戸) (%)

(年)30 40 50 60 70 80 90 100

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000

2014 2015 2016 2017

福岡市

賃貸マンション 分譲マンション 賃貸マンションの割合(右軸)

(戸) (%)

(年)30 40 50 60 70 80 90 100

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000

2014 2015 2016 2017

名古屋市 札幌市 福岡市 広島市 仙台市 北九州市 浜松市 新潟市 熊本市 静岡市 岡山市

-4,000

-2,000 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000(人)

2016年 2015年 2014年

※転入超過とは転入者数が転出者数を上回ることを指す。転出超過とは転出者数が転入者数を上回ることを指す。[図表2]のマイナス

数値は転出超過を示す。

図 3 NOI 評価額利回り :NOI 評価額利回りは、J-REIT(上場不動産投資信託)の全投資法人が保有する住居専用型賃貸 マンションの期末鑑定評価額に対する直近1年間の純収益(NOI)の割合を示す。
図 6 NOI 評価額利回り :NOI 評価額利回りは、J-REIT(上場不動産投資信託)の全投資法人が保有する住居専用型賃貸 マンションの期末鑑定評価額に対する直近1年間の純収益(NOI)の割合を示す。

参照

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