西松建設技報VOL 4
( 5)計 測工
計測 は
5 0m
間隔で3
点式 内空変位測定, 1 5 0m
間隔 で地 中変位測定(
掬麦4
m)を行 った。
内空変位 は計 器設置直後の発破 で1‑3
mm生 じ, その後の発破 で は 2m頑呈度 しか見 られなか ったO地 中変位 も同様で計器
設置
直
後の写
錘安です生 じたゆ るみ領域 が,
岩盤 の深 さ1 m
以 内で 1m m
程度であ った。3. まとめ
(1)
NATM
施工の場合,在来工法で は考 え られない程, 切羽 が安定 してい るため,
肌落 ちによる災害 が皆無 に 等 しか った。ただ し,吠付時 の粉塵が現
在のエ アによ る換気だ けで は充分 に排除で きず,今後留意すべ き問
題であ る。
( 2)
掘削進行 につ いては,支保工建込 と吹付 コンク リー ト時間が ほぼ同 じであ るた め,支保工 間隔 に限定 され るこ とな く掘進長が得 られ るので有利であった。( 3)
ロ ックボル ト接着法 は亀裂度の多い地質 には, モル タル よ りも発泡酬 旨系 の方が早期 に定着効果が得 られ, 取 り扱 いが便利 なた め作業能率が よかったQ■抄 鐘
泥水シール ドによる初期掘進時 の急カーブの施工について
阿 野 豊 * 伊 藤 仁 行 **
1
.工 事 概 要工事 名 :山 FI市公共下 水道事業補助 第5
二 日
夏汚
水管施 設工事企業先 : L
L=1市工 期 :自
昭和5 4
年1 0月 1 日
至 昭和5 6 年 3
月31E ] 延 長 :475m
シール ド外径 :
¢2, 2 80m m 土質
,土被 り:砂機,6. 8m
2.
施 工 上 の 問題 点( 1)
発進 直後 よ り曲率半径60r
のり白線 があ る。( 2)
磯 層で,め300‑400m m
の玉石 が点在 し,多量の地*中国 (支)山 口(出)
=中国 (支)山 口(出)
泥水シ‑ルドによる初期掘進時の急カーブの施工について
下水 を含 むO
( 3)
lrTIJl悟F3の土被 りが1. 0 m
位であ る。( 4)
交通量の非常 に多い県道 及 び同道 交差点下 を通過す る。( 5)
地表付 近埋設物 として, ガ ス,電 々ケー ブル等 があ る。今回は
,
曲率半径 r‑60m
(以下60r
と略す)の急 カ ーブ箇所の施工 につ いて, シール ド機 の改良等 を中心 に 述べ る。3.
急カーブの 施 工 に伴 うシール ド枚 の 改 良( 1)
シール ド機 長の短縮当初設計 の シー ル ド機長径比
L/D
:=1 . 9
を, ブ ラ シ状 テールシールの使用及 び750mm
幅 のセグメン トの 使月甘二よ りL/D ‑1. 7に短
縮 した。( 2)
オーバ カ ッタの改良60r
施工のた め,オーバ カ ッタを最大伸長1 5 0mm
ま で使用で きるよ うに した。 また,機層 なので耐 摩耗性 母材 にインサー ト型チ ップ を取 り付 け,形状 は丸型 とした。実際の施工 において
,1 50mm
で は カ ッタフェー スの回転 は不可能であ り,最大使用長 さは80 m m
であっ た。( 3)
ジャ ッキ配置シール ド機 掘進用 ジャ ッキは全部で
1 0
本 とし,左右1
本ずつ に80 t
fジ ャ ッキを配置 し他 を60 t
fジ ャ ッキ と した。紘
推力は640t
fとした。( 4)
スタビライザカー
フ 髄 日
二時の片押 しに よるシール ド機 の ロー リン グ防止 のた め, スタビライザ を機 外 に出せ るよ うに計 画 したが,使用 まで には至 らなかった。( 5)
抵抗板カー フ、途 中 よ り抵抗板 を使用 して,非常 に大 きな効 果 を得た。形状 は
,2 40m mX3 00m m(
機 外2 00m m)×3 2 m m
で,
板序の決定 は スキ ンプ レー ト摩以下 として32 m m
に決定 した。抵抗板 の取 り付 け ・取 りはず しは,坑 内 よ り止水薬注 を行 って実施 した。( 6)
側 面 ソ リ60r
施工のた め図‑ 1
に示 す よ うに,脱落式準固定 ソ リを設置 した。形状 は幅1. 2mX
長 さ1. 0m
,最大厚 さ5 0mm,2
分割 とした。施 工で は, 発進坑 口付近 に お ける注入率42 %
の全断面薬注
区間 においては,非常 に大 きな効果 を発揮 したが,注入率32%
の隼断面薬注 区間 においでは効果 は期待で きなかった。225
テレスコピック方式スライドフォームを用いた施工 西 松 建 設 技 報 VOL 4
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935 i330 ‑ト 1585‑
メ ′\,!プ / γ
図‑ 1 シール ド機≡
全体組立図
写寛一1
6 0 r
付近 の‑一次覆、 ̲
1二状 況4. まとめ
( 1 ) 脱落式 判司
定 ソリについては,
鞘 r暮,:シル ト層等の自 立する地盤 において大 きな効果が
得 られ ると思 われるOまた
,油
圧による‖ 働
型であれば, さらに有効である と考 えられる。( 2) 抵 抗
板 については,薬注によ り地
Lの
反力がある程 度期待で きたため,非常に大 きな効果があった。カー ブ施二Lには,
薬注による地盤
反力の改良 と抵
抗板の使 用は有効であった。( 3 )
セグメン ト幅7 5 c m
への変更によ り, シール ド機長を 短 くで き,カーフ胤
二1二には有効であったが, その後の蛇行
管哩に苦労 した。( 4) 今
回の曲線施」二の結果, シール ド機 自体の掘
進は,4 0r
程度 まで施 l 二 可
能であ ると思われるが,泥水シー ル ド」
二法の場合,後方設備が存在す るため,特 にシー 226I),,I:,:JJ∴.・∵二..
ル ド外径
¢2, 0 0 0m m
程度の極小断
面の場合,6 0r
程度 が限度であると思われる。{抄 録
テ♭スヨピック方式スライド ヲオームを用いた施=
( バ ンコク導水 トンネル)
林 昇 * 井沢 尚武 **
泰
闇
首都圏水道公社終‑
一期導水 トンネルの2
次 ライニー ドルビーム方式のスライ ドフォームを採用せず, テ レ
スコピック方
式を 採
用 した。 これは次の哩由による。①
泰闇における初めての トンわ レ」二事で,現地の技 術者,
作業員が不慣れなため,機構的 に簡単な もの が望 ましいこと。②
狭い空間で容易に型枠
作業がで き,型枠敗産後は
広 い作業 スペー スが確保で きること。