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論文題名.リハビリテーションと栄養状態、 AOL との関連

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Academic year: 2021

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論文内容要旨

論文題名.リハビリテーションと栄養状態、 AOL との関連

専攻領域名・臨床栄養学領域

氏名.秋元瑞穂

内容要旨

急性期病院では、早期退院に向け、早期離床、早期リハビリテーション(リハ)に対し注 目が高まっている。実際の臨床現場では、 l . ! l . 者の高齢化に{半い、日常生活動作( AOL )の自 立度が低く、低栄養の患者に対してリハを実施する機会が増加しているが、とのような息 者に対してもリハの強化により AOL 自立度の向上を図ろうとする傾向にある。そこで本 研究では、急性期病院において効果的なリハを行うために、栄養状態および AOL 自立度 が改蕎しにくい患者の特性を知ることを呂的に、リハと栄養状態、 AOL との関連について 検討した。昭和大学膝が丘病院

j

脳神経内科、脳神経外科に 2016 年 l 月から I O 月に入院

し、リハ介入した 1 0 4 例中 5 1 例を対象に、リハ介入前後の Alb で群分けを行った。リハ 介入前 3 . 0 g / d L 未満、リハ介入後 3 . 0 g / d L 未満 5 伊j を栄養不良群、介入前 3 . 0 g / d L 未満、介 入後 1 1 3 . 0 g / d L 以上 1 3 例を栄養改善群、介入前 3 . 0 g / d L 以上、介入後 3 . 0 g / d L 以上 3 1 1 7 t l を栄 養良好群とし、性別、年齢、 BM!, Alb 、機能的自立度評価法 F i m c t i o n a lI n d e p e n d e n c e   M

回S町

e(FIM )得点、栄養補給方法などについて比較検討した。性別の比較では、栄養不良 鮮は労 l l 7 t l 、女 4 例であり、栄養良好群の男 22 例、女 9 例と比べ、有意に女 f 生が多かっ た ( p

0 . 0 5 )。年齢の比較では、栄養不良 l l 手は 80

1 0 歳であり、栄養改善群の 6 1

1 8 歳、栄 養良好若干の 65

1 0 歳と比べ有意に高かった(それぞれ p

0 . 0 5 )。リハ介入前後の B M !は全て

の群で有意差を認めなかった。ただし、栄養不良群はリハ介入後の BM ! が 1 8 . 1 ± 2 . 6 k g / n f と 低体重であった。リハ介入前後の Alb は 2 . 8

O . l g / d L から 2 . 7

0 . 2 g / d L と上昇が認、められ ず、リハ介入後の比較では、栄養改善群の 3 . 4

0 . 3g / d L 、栄養良好税。の 3 . 7

0 . 4g / d L と比べ 有意に低値であった(それぞれ p < 0 . 0 0 0 5 、 p

0 . 0 0 0 1 )。リハ介入前後の FIM は 4 6 . 8

2 9 . 2 点か

ら 3 4 . 8

3 4 . 3 点と改善を認、めず、リハ介入後の比較では、栄養良好群の 7 9 . l

3 5 . 7 点と比べ 有意に低値であった( p

0 . 0 0 5 )。リハ介入後の栄養補給方法の比較では、栄養不良訴は経管 栄養 4 例 ( 80% )、経口摂取 i 例 ( 20% )に対して、栄養良好群はそれぞれ 3 例 ( 10% 、 ) 28 例 (90% )であり、経管栄養の割合は栄養良好鮮と比べ有意に多かった( p < 0 . 0 0 5 )。また、栄養 不良鮮ではリハ介入後に経管栄養から経口侠取へ移行できた症例は見られなかった。ただ

し、退院後の長期的な経過では 7 例中 3 伊 1 ] ( 4 3 % ) が Alb や FIM の改善、経口摂取への移行

を認めた。以上より、栄養状態および AOL が改善しにくい忠者の特性として、 80 歳以上

の高齢女性が多く、リハ介入前から栄養状態や AOL の低下がみられ、経管栄養管理の症

(2)

例が多く、栄養状態および ADL の改善、経口狭取への移行に時間を要する症例が多いこ

とが明らかとなった。このような態者に対して ADL の改善を図るためには、リハ介入前

から積極的に栄養管理を行い、経口摂取へ移行できるよう急性期からリハ介入する必要が

ある。また、急性期病院退院後も多織種で連携し、栄養管理とリハを継続することが重要

と考えられる。

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