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就実短期大学卒業生に対する学生時代に ついてのアンケート調査

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(1)

― 162 ― ― 163 ―

就実短期大学卒業生に対する学生時代に ついてのアンケート調査

―卒業後評価―

On the Results of the SJC Graduate Survey 2013

芳 賀   修

原 田 龍 宜 森 安 秀 之 国府島   泉

1.はじめに

 このたび第三者評価に向けた自己点検評価での利用も視野に入れた客観的な資料を収集 する手段の一つとして、卒業生に対して、学生時代についてのアンケート調査を実施した。

 調査対象者は、卒業して20年を迎えた年に卒業生を招待する卒業生招待会(平成25年5 月26日開催)出席者70名、同窓会総会(平成25年7月28日開催)出席者156名、合わせて 226名で、これまでの教育の実績や効果を知るために学生時代の取得資格、履修科目、課 外活動の有用性や本学卒業生の社会的評価などについて回答してもらった。

 第三者評価は、文部科学大臣による設置認可後または評価を受けた翌年度から7年以内ご とに受けなければならない。本学は、平成27年度に短期大学基準協会が行う第三者評価第 2クールを受ける予定にしている。第三者評価は、短期大学教育の継続的な質の保証を図り、

加えて短期大学の主体的な改革・改善を支援して短期大学教育の向上・充実に資するとと もに、評価システムや評価の結果を公表することによって広く社会の理解と支持を得るこ とを目的にしている。ALO(第三者評価連絡調整責任者)対象説明会での内容によると、

今回の評価で重視されているのは、それぞれの短期大学が説明責任を果たすための① Plan:

まず目標を設定し、それを具体的な行動計画に落とし込む。 ② Do:組織構造と役割を決め て人員を配置し、組織構成員の動機づけを図りながら、具体的な行動を指揮・命令する。

③ Check:途中で成果を測定・評価する。 ④ Action:必要に応じて修正を加えるといった

PDCA サイクルをあらゆる局面で用意できているかという点であると思われる

1)

。  今回実施したアンケート調査は、卒業生の年齢に偏りはあるものの、本学の卒業生が、

実地有用、去華就実を校是とした在学時を振り返って、自らの学生時代をどのように評価

しているのかを知ることにより、今後の就実短期大学教育に対して示唆を与えてくれるも

のと考えている。

(2)

― 164 ―

2.アンケートの方法と内容

 平成25年度卒業生招待会(5月26日開催)および平成25年度就実短期大学同窓会総会(7 月28日開催)において、本学卒業生に対して学生時代についてのアンケート調査を行った。

無記名、任意回答で回収した。アンケートの内容は次のとおりであり、自由記述欄も設けた。

平成25年7月28日

同窓会にご参加の皆様へ

       学生時代についてのアンケート調査

      就実短期大学自己点検・評価委員会 問 1 年令をご記入ください。

   (        )才 問 2 卒業年をご記入ください。

   昭和 ・ 平成   (         )年 卒業 問 3 所属された学科に○を付けてください。

 1 幼児教育(保育)学科  2 家政科  3 生活科学科  4 生活文化学科 

 5 文化コミュニケーション学科 6 国文科  7 英文科  8 生活実践科学科  9 実践コミュニケーション学科 問 4 現在の職業について該当するものに○を付けてください。

 1 会社員、公務員など   2 自営(農業を含む)   3 パートなど  4 主婦  5 その他(       ) 在学中の教育について

問 5 在学中に取得された免許・資格に○を付けてください。

 1 幼稚園教諭免許 2 保育士  3 中学校教諭免許 4 司書教諭  5 司書資格 6 衣料管理士 7 秘書士    8 訪問介護員  9 情報処理士 10 レクリエーション・インストラクター  11 プレゼンテーション実務士 問 6 在学中に取得した資格は現在役に立っていますか、いずれかに○を付けてください。

 1 役に立っている  2 役に立っていない

問 7 本学で学んだことが卒業後役に立っていると思いますか、各々1つだけ○を付けてください。

役に立っ ていると思

どちらかと 言えば役 に立って いると思う

どちらとも いえない

どちらかと 言えば役 に立って いないと 思う

役に立っ ていない

a.一般教養科目 5 4 3 2 1

b.外国語科目 5 4 3 2 1

c.専門講義科目 5 4 3 2 1

d.専門実験・実習科目 5 4 3 2 1

在学中の学生生活について

問 8 在学中のクラブなどの課外活動について該当するものに○を付けてください。

1 積極的におこなった  2 ふつう  3 していない  

問 9 在学中の課外活動が現在でも役に立っていますか、いずれかに○を付けてください。

 1 役に立っている  2 役に立っていない

問 10 役に立っていると答えた方はどのようなことに役に立っているか該当するものに○を付けてください。

 1 仕事  2 技術 3 友人関係  4 その他(       ) 問 11 在学中に不備だった施設がありましたか、該当するものに○を付けてください。

 1 体育館 2 実習室  3 図書館  4 クラブ部室など  5 食堂・ラウンジ  6 その他(      )  全体として

問 12 就実短期大学を卒業して良かったですか、該当するものに○をつけてください。 

 1 良かった  2 やや良かった  3 ふつう  4 あまり良くなかった  5 良くなかった 問 13 就実短期大学の卒業生に対する社会の評価について、該当するものに○を付けてください。

 1 良かった  2 やや良かった  3 ふつう  4 あまり良くなかった  5 良くなかった 問 14 この他、記述したいことがあれば裏面に自由に書いてください。

       ご協力いただきありがとうございました

 同窓生の皆様には日頃より本学へのご支援を賜りありがとうございます。 さて、このアンケートの趣旨は、就実短期大学 の自己点検・評価のため卒業生の皆様から評価を受けることを目的に実施するものです。ご記憶が薄れていることもあろう かと存じますが、何卒ご協力の程よろしくお願い申し上げます。なお、アンケートの結果は上記目的以外には使用致しませ んので、ご迷惑をおかけするようなことは一切ございません。

(3)

― 164 ― ― 165 ―

3.結果および考察

 卒業生招待会は卒業後20年目に卒業生を本学に招待する会であり、今年度は70人が参加、

その内43人が回答してくれた。年齢は全員40歳代である。

 就実短期大学同窓会総会は卒業生全員を対象に隔年で開催されており、今年度は170人 が参加、その内143人が回答してくれた。年齢は20~70歳代であるが、50歳代以上の参加 者が多かった。就実短期大学は昭和28年に家政科が開学し、平成25年には創立60周年を迎 えており、参加者の中の最高齢者は79歳であった。

 アンケートに回答してくれた卒業生の年齢構成を表1に示す。回答者には40歳代以上が 多く、これは卒業生招待会への参加者が40歳代であり、同窓会総会への参加者は50歳代以 上が多いことによる。

表 1 アンケートに回答してくれた 卒業生の年齢構成

20歳代 3人 30歳代 2人 40歳代 52人 50歳代 50人 60歳代 43人

70歳以上 36人  

 アンケートに回答してくれた卒業生の在籍した学科を表2に示す。幼児教育学科、家政 科の回答者が多かった。これは、40歳代以上は家政科または幼児教育科の卒業生がほとん どであることに起因している。

表 2 在籍した学科

幼児教育(保育)学科  65人

家政科  100人 生活科学科  ― 生活文化学科  11人

文化コミュニケーション学科  1人 国文科   3人

英文科 6人

生活実践科学科   ―

実践コミュニケーション学科 ―  

3

.結果および考察

卒業生招待会は卒業後

20

年目に卒業生を本学に招待する会であり、今年度は

70

人が参 加、その内

43

人が回答してくれた。年齢は全員

40

歳代である。

就実短期大学同窓会総会は卒業生全員を対象に隔年で開催されており、今年度は

170

が参加、その内

143

人が回答してくれた。年齢は

20

70

歳代であるが、

50

歳代以上の参 加者が多かった。就実短期大学は昭和

28

年に家政科が開学し、平成

25

年には創立

60

周年 を迎えており、参加者の中の最高齢者は

79

歳であった。

アンケートに回答してくれた卒業生の年齢構成を表

1

に示す。回答者には

40

歳代以上が 多く、これは卒業生招待会への参加者が

40

歳代であり、同窓会総会への参加者は

50

歳代 以上が多いことによる。

1

アンケートに回答してくれた 卒業生の年齢構成

20

歳代

3

30

歳代

2

40

歳代

52

50

歳代

50

60

歳代

43

70

歳以上

36

アンケートに回答してくれた卒業生の在籍した学科を表

2

に示す。幼児教育学科、家政 科の回答者が多かった。これは、

40

歳代以上は家政科または幼児教育科の卒業生がほとん どであることに起因している。

2

在籍した学科

幼児教育(保育)学科

65

家政科

100

生活科学科

生活文化学科

11

文化コミュニケーション学科

1

国文科

3

英文科

6

生活実践科学科

実践コミュニケーション学科

3

.結果および考察

卒業生招待会は卒業後

20

年目に卒業生を本学に招待する会であり、今年度は

70

人が参 加、その内

43

人が回答してくれた。年齢は全員

40

歳代である。

就実短期大学同窓会総会は卒業生全員を対象に隔年で開催されており、今年度は

170

が参加、その内

143

人が回答してくれた。年齢は

20

70

歳代であるが、

50

歳代以上の参 加者が多かった。就実短期大学は昭和

28

年に家政科が開学し、平成

25

年には創立

60

周年 を迎えており、参加者の中の最高齢者は

79

歳であった。

アンケートに回答してくれた卒業生の年齢構成を表

1

に示す。回答者には

40

歳代以上が 多く、これは卒業生招待会への参加者が

40

歳代であり、同窓会総会への参加者は

50

歳代 以上が多いことによる。

1

アンケートに回答してくれた 卒業生の年齢構成

20

歳代

3

30

歳代

2

40

歳代

52

50

歳代

50

60

歳代

43

70

歳以上

36

アンケートに回答してくれた卒業生の在籍した学科を表

2

に示す。幼児教育学科、家政 科の回答者が多かった。これは、

40

歳代以上は家政科または幼児教育科の卒業生がほとん どであることに起因している。

2

在籍した学科

幼児教育(保育)学科

65

家政科

100

生活科学科

生活文化学科

11

文化コミュニケーション学科

1

国文科

3

英文科

6

生活実践科学科

実践コミュニケーション学科

(4)

― 166 ―

 ここで就実短期大学の沿革について簡単に述べる。昭和28年に開学した家政科は平成2 年生活文化学科および平成4年生活科学科に改組された。その後、生活文化学科は平成12 年文化コミュニケーション学科、平成23年実践コミュニケーション学科へと名称変更、生 活科学科は平成23年生活実践科学科に名称変更した。昭和40年に増設された幼児教育科は 平成4年幼児教育学科に名称変更、平成16年幼児教育保育学科に、平成19年幼児教育学科 へと再度名称変更している。昭和47年に増設された国文科および英文科は、昭和54年に開 学した就実女子大学の日本文学科および英米文学科へと発展し廃止された。

 次に図1に現在の職業を示す。全体ではパートを含むと半数近くが職業に就いている。

図には示さないが年代別の集計では、70歳代では78%、60歳代では67% が主婦であるが、

50歳代では就業者(パートを含む)が56%、40歳代では同75% であった。幼児教育学科の 卒業生には幼稚園や保育所で資格を活かして活躍している者も多い。

図 1 現在の職業

 図2には在学中に取得した免許・資格を示す。幼児教育学科では創設時より幼稚園教諭 二種免許状の取得が卒業要件になっており、加えて多くは保育士資格も同時に取得して卒 業している。家政科・生活科学科では中学校教諭二種免許状(家庭)の取得が可能であり、

70歳代は回答者全員が取得、60歳代は回答者の70%、50歳代は同55%、40歳代は同12% が 取得していた。最近の免許状取得状況が1学年数名(割合で数 %)であることを考えると 隔世の感がある。近年の生活科学科・生活実践科学科および生活文化学科・文化コミュニ ケーション学科・実践コミュニケーション学科の卒業生は秘書士資格を取得した者が多く なっている。

 在学中に取得した資格が役に立っているかとの問いには、役に立っている32%、役に立っ ていない45%、無回答23% であった。幼児教育学科で保育士資格を取得した者については

ここで就実短期大学の沿革について簡単に述べる。昭和

28

年に開学した家政科は平成

2

年生活文化学科および平成

4

年生活科学科に改組された。その後、生活文化学科は平成

12

年文化コミュニケーション学科、平成

23

年実践コミュニケーション学科へと名称変更、生 活科学科は平成

23

年生活実践科学科に名称変更した。昭和

40

年に増設された幼児教育科 は平成

4

年幼児教育学科に名称変更、平成

16

年幼児教育保育学科に、平成

19

年幼児教育 学科へと再度名称変更している。昭和

47

年に増設された国文科および英文科は、昭和

54

年に開学した就実女子大学の日本文学科および英米文学科へと発展し廃止された。

次に図

1

に現在の職業を示す。全体ではパートを含むと半数近くが職業に就いている。

図には示さないが年代別の集計では、

70

歳代では

78%

60

歳代では

67%

が主婦であるが、

50

歳代では就業者(パートを含む)が

56%

40

歳代では同

75%

であった。幼児教育学科 の卒業生には幼稚園や保育所で資格を活かして活躍している者も多い。

1

現在の職業

2

には在学中に取得した免許・資格を示す。幼児教育学科では創設時より幼稚園教諭 二種免許状の取得が卒業要件になっており、加えて多くは保育士資格も同時に取得して卒 業している。家政科・生活科学科では中学校教諭二種免許状(家庭)の取得が可能であり、

70

歳代は回答者全員が取得、

60

歳代は回答者の

70%

50

歳代は同

55%

40

歳代は同

12%

が取得していた。最近の免許状取得状況が

1

学年数名(割合で数

%

)であることを考えると 隔世の感がある。近年の生活科学科・生活実践科学科および生活文化学科・文化コミュニ ケーション学科・実践コミュニケーション学科の卒業生は秘書士資格を取得した者が多く なっている。

(5)

― 166 ― ― 167 ―

資格が役に立っているケースが多いと考えられる。また、60歳代以上では退職により現在 では役に立っていないとしたケースもあると考えられる。

図 2 在学中に取得した免許・資格

 在学中に学んだことが卒業後に役に立っているかどうかを科目群別に5段階評価で回答 してもらった結果を図3に示す。専門実験・実習科目、次いで専門講義科目の評価が高かっ た。一般教養科目も比較的評価が高かったが、外国語科目に対する評価はほぼ二分された。

 専門実験・実習科目は自ら体験して習得する科目であるため、卒業後にも役に立ち記憶 に残るのであろう。外国語科目については、卒業生の置かれた立場により相違があるので はないかと推察される。結果からは、総じて本学在学中に学んだことが役に立っているケー スが多いと判断できる。

図 3 履修科目群別の卒業後の有用性評価(5段階)

在学中に取得した資格が役に立っているかとの問いには、役に立っている

32%

、役に立 っていない

45%

、無回答

23%

であった。幼児教育学科で保育士資格を取得した者について は資格が役に立っているケースが多いと考えられる。また、

60

歳代以上では退職により現 在では役に立っていないとしたケースもあると考えられる。

2

在学中に取得した免許・資格

在学中に学んだことが卒業後に役に立っているかどうかを科目群別に

5

段階評価で回答 してもらった結果を図

3

に示す。専門実験・実習科目、次いで専門講義科目の評価が高か った。一般教養科目も比較的評価が高かったが、外国語科目に対する評価はほぼ二分され た。

専門実験・実習科目は自ら体験して習得する科目であるため、卒業後にも役に立ち記憶 に残るのであろう。外国語科目については、卒業生の置かれた立場により相違があるので はないかと推察される。結果からは、総じて本学在学中に学んだことが役に立っているケ ースが多いと判断できる。

3

履修科目群別の卒業後の有用性評価(

5

段階)

次に在学中の学生生活として、クラブなどの課外活動への参加について尋ねた結果を表

3

に示す。課外活動に参加した者が

68%

127/186

人)と多く、そのうちの半数近くが積極 的に参加していた。在学中の課外活動が現在でも役に立っているかとの問いには

90

人が役 に立っていると答えた。

3

クラブ活動など課外活動への参加 積極的におこなった

59

ふつう

68

していない

36

無回答

23

在学中の課外活動が現在でも役に立っていると答えた

90

人に対して、その内容を尋ねた 結果が表

4

である。学生時代に築いた友人関係が最も多く

53

人、次いで仕事で役立ってい るとの回答が

35

人であった。

(6)

― 168 ―

 次に在学中の学生生活として、クラブなどの課外活動への参加について尋ねた結果を表 3に示す。課外活動に参加した者が68%(127/186人)と多く、そのうちの半数近くが積極 的に参加していた。在学中の課外活動が現在でも役に立っているかとの問いには90人が役 に立っていると答えた。

表 3 クラブ活動など課外活動への参加

 在学中の課外活動が現在でも役に立っていると答えた90人に対して、その内容を尋ねた 結果が表4である。学生時代に築いた友人関係が最も多く53人、次いで仕事で役立ってい るとの回答が35人であった。

表 4 課外活動が卒業後に役に立っている事項

(90人の複数回答)

 図4は在学中に不備だった施設についての回答である。食堂・ラウンジ、クラブ部室な どへの不満が多く、次いで体育館、図書館となっている。回答者のほとんどが40歳代以上 なので、在学当時は学内施設に不備が多かったことによる結果であろう。現在では、体育 館、図書館が建替えられ、新築の学生会館にはクラブ部室と広い食堂が整備されており、

学生の学内施設に対する不満はほぼ解消していると思われる。卒業生の中には久しぶりに 母校を訪れて、学内施設の充実ぶりに目を見張った者もあると思われる。また、平成20年 に JR 西川原就実駅が開業したことにより、通学の利便性は飛躍的に向上している。

3

履修科目群別の卒業後の有用性評価(

5

段階)

次に在学中の学生生活として、クラブなどの課外活動への参加について尋ねた結果を表

3

に示す。課外活動に参加した者が

68%

127/186

人)と多く、そのうちの半数近くが積極 的に参加していた。在学中の課外活動が現在でも役に立っているかとの問いには

90

人が役 に立っていると答えた。

3

クラブ活動など課外活動への参加 積極的におこなった

59

ふつう

68

していない

36

無回答

23

在学中の課外活動が現在でも役に立っていると答えた

90

人に対して、その内容を尋ねた 結果が表

4

である。学生時代に築いた友人関係が最も多く

53

人、次いで仕事で役立ってい るとの回答が

35

人であった。

4

課外活動が卒業後に役に立っている事項

90

人の複数回答)

仕事

35

技術

10

友人関係

53

その他

19

4

は在学中に不備だった施設についての回答である。食堂・ラウンジ、クラブ部室な どへの不満が多く、次いで体育館、図書館となっている。回答者のほとんどが

40

歳代以上 なので、在学当時は学内施設に不備が多かったことによる結果であろう。現在では、体育 館、図書館が建替えられ、新築の学生会館にはクラブ部室と広い食堂が整備されており、

学生の学内施設に対する不満はほぼ解消していると思われる。卒業生の中には久しぶりに 母校を訪れて、学内施設の充実ぶりに目を見張った者もあると思われる。また、平成

20

JR

西川原就実駅が開業したことにより、通学の利便性は飛躍的に向上している。

4

在学中に不備だった施設

5

には就実短期大学を卒業してよかったかどうかを

5

段階で評価してもらった結果を 示す。良かった

74%

137/186

人)、やや良かった

14%

26/186

人)、ふつう

11%

20/186

人)で、あまり良くなかった、良くなかったと回答した者はなかった。回答者の

88%

が良 かった、やや良かったと答えており、本学の卒業生としての誇りを持っていることが窺え た。

(7)

― 168 ― ― 169 ―

図 4 在学中に不備だった施設

 表5には就実短期大学を卒業してよかったかどうかを5段階で評価してもらった結果を示 す。良かった74%(137/186人)、やや良かった14%(26/186人)、ふつう11%(20/186人)

で、あまり良くなかった、良くなかったと回答した者はなかった。回答者の88% が良かっ た、やや良かったと答えており、本学の卒業生としての誇りを持っていることが窺えた。

表 5 就実短期大学の卒業生としての満足度

 表6は就実短期大学の卒業生に対する社会の評価について5段階評価で尋ねたものであ る。良かった41%(76/186人)、やや良かった22%(40/186人)、ふつう34%(63/186人)で、

あまり良くなかった、良くなかったと回答した者はなかった。回答者の56% が良かった、

やや良かったと答えており、本学卒業生の社会的評価は概ね高いことが窺える。

5

就実短期大学の卒業生としての満足度 良かった

137

やや良かった

26

ふつう

20

あまり良くなかった

0

良くなかった

0

無回答

3

6

は就実短期大学の卒業生に対する社会の評価について

5

段階評価で尋ねたものであ る。良かった

41%

76/186

人)、やや良かった

22%

40/186

人)、ふつう

34%

63/186

人)

で、あまり良くなかった、良くなかったと回答した者はなかった。回答者の

56%

が良かっ た、やや良かったと答えており、本学卒業生の社会的評価は概ね高いことが窺える。

6

就実短期大学の卒業生に対する社会の評価 良かった

76

やや良かった

40

ふつう

63

あまり良くなかった

0

良くなかった

0

無回答

7

最後に自由記述欄に書かれたことを年代別に分けて列挙する。

70

歳代

第一期生にして不備の中卒業しましたが、現在このような現状を目の前に拝見して大 変うれしく思います。一卒業生として今は誇りを持ち話が出来、未来の学生を一人で も多く送りたいと思います。母校の発展をお祈りします。

 60

年前弓之町の校舎で学びました。高校の延長の様な感じで真面目に学びました。年 老いてボランティアをしています。学んだことは十分に役立てています。

卒業して

50

年心に短大生活わずか

2

年でしたが、誇りを持って生きてきました。教員 免許は私にとって世の中に通じました。指導するすべてにとって心の支えになりまし た。ありがとうございました。

短大で学んだ事を今も続けています。公民館 手芸教室、百人一首の会

(

木畑学長の授 業を思い出しながら

)

家政科で学んだ事は実生活で大変役に立っています。

60

歳代

今までの卒業生の風評はよろしいが、これからの卒業生の指導をよろしくお願いしま

4

課外活動が卒業後に役に立っている事項

90

人の複数回答)

仕事

35

技術

10

友人関係

53

その他

19

4

は在学中に不備だった施設についての回答である。食堂・ラウンジ、クラブ部室な どへの不満が多く、次いで体育館、図書館となっている。回答者のほとんどが

40

歳代以上 なので、在学当時は学内施設に不備が多かったことによる結果であろう。現在では、体育 館、図書館が建替えられ、新築の学生会館にはクラブ部室と広い食堂が整備されており、

学生の学内施設に対する不満はほぼ解消していると思われる。卒業生の中には久しぶりに 母校を訪れて、学内施設の充実ぶりに目を見張った者もあると思われる。また、平成

20

JR

西川原就実駅が開業したことにより、通学の利便性は飛躍的に向上している。

4

在学中に不備だった施設

5

には就実短期大学を卒業してよかったかどうかを

5

段階で評価してもらった結果を 示す。良かった

74%

137/186

人)、やや良かった

14%

26/186

人)、ふつう

11%

20/186

人)で、あまり良くなかった、良くなかったと回答した者はなかった。回答者の

88%

が良 かった、やや良かったと答えており、本学の卒業生としての誇りを持っていることが窺え た。

(8)

― 170 ―

表 6 就実短期大学の卒業生に対する社会の評価

 最後に自由記述欄に書かれたことを年代別に分けて列挙する。

70歳代

◦ 第一期生にして不備の中卒業しましたが、現在このような現状を目の前に拝見して大 変うれしく思います。一卒業生として今は誇りを持ち話が出来、未来の学生を一人 でも多く送りたいと思います。母校の発展をお祈りします。

◦ 60 年前弓之町の校舎で学びました。高校の延長の様な感じで真面目に学びました。

年老いてボランティアをしています。学んだことは十分に役立てています。

◦ 卒業して 50 年、心に短大生活わずか 2 年でしたが、誇りを持って生きてきました。

教員免許は私にとって世の中に通じました。指導するすべてにとって心の支えにな りました。ありがとうございました。

◦ 短大で学んだ事を今も続けています。公民館 手芸教室、百人一首の会 ( 木畑学長の 授業を思い出しながら )

  家政科で学んだ事は実生活で大変役に立っています。

60歳代

◦ 今までの卒業生の風評はよろしいが、これからの卒業生の指導をよろしくお願いしま す。余り良いことを聞かないので。

◦ クラブで茶道部に入っていました。今でも老後の楽しみに少しですが若い方を教えて います。

◦ 部活で先輩、後輩の絆ができ今もおつき合いができている。人間関係は卒業しても就 実カラーでおつき合いできるので一番です。安心して交際できます。学問も大切で すが、部活で得るものも大きかったと思います。

◦ こども園が完成し、念願のことがかない、とても優越感を持っています。ぜひ一度 内部の公開をして頂きたいですね。学生の時ボランティア、将来役立つと思います。

ぜひ多方面で活動して頂きたいと思います。

50歳代

◦ 就実が増々、大きくなるのはうれしいです。同窓会をとても楽しみにしています。こ れからもよろしくお願いします。

5

就実短期大学の卒業生としての満足度 良かった

137

やや良かった

26

ふつう

20

あまり良くなかった

0

良くなかった

0

無回答

3

6

は就実短期大学の卒業生に対する社会の評価について

5

段階評価で尋ねたものであ る。良かった

41%

76/186

人)、やや良かった

22%

40/186

人)、ふつう

34%

63/186

人)

で、あまり良くなかった、良くなかったと回答した者はなかった。回答者の

56%

が良かっ た、やや良かったと答えており、本学卒業生の社会的評価は概ね高いことが窺える。

6

就実短期大学の卒業生に対する社会の評価 良かった

76

やや良かった

40

ふつう

63

あまり良くなかった

0

良くなかった

0

無回答

7

最後に自由記述欄に書かれたことを年代別に分けて列挙する。

70

歳代

第一期生にして不備の中卒業しましたが、現在このような現状を目の前に拝見して大 変うれしく思います。一卒業生として今は誇りを持ち話が出来、未来の学生を一人で も多く送りたいと思います。母校の発展をお祈りします。

 60

年前弓之町の校舎で学びました。高校の延長の様な感じで真面目に学びました。年 老いてボランティアをしています。学んだことは十分に役立てています。

卒業して

50

年心に短大生活わずか

2

年でしたが、誇りを持って生きてきました。教員 免許は私にとって世の中に通じました。指導するすべてにとって心の支えになりまし た。ありがとうございました。

短大で学んだ事を今も続けています。公民館 手芸教室、百人一首の会

(

木畑学長の授 業を思い出しながら

)

家政科で学んだ事は実生活で大変役に立っています。

60

歳代

今までの卒業生の風評はよろしいが、これからの卒業生の指導をよろしくお願いしま

(9)

― 170 ― ― 171 ―

◦ 私は就実を卒業して誇りに思っております。昔女子大であったのが、時代の流れにと もなって、男女共学になりましたことが、少し淋しく思います。これからも頑張っ て短期大学をなくさないで頑張って下さいませ。

◦ 短大でもっと実習 ( 特に家政系 ) 必須にして増やせば良いと思う。非常に役立つ!

◦ 現役でまだ保育士をしているが、今と昔では子どもも保育士もずい分変わってきてい るし、又、とりまく社会の常識もずいぶん変わってきたと思う。

◦ 2 年という短い期間ではありましたが、先生方の学生を想うあたたかさに包まれて、

学び、実習もあり、夢中でかけぬけた時期だったように思います。「子どもたちを大 切に」という教えを今もなお引き継いで頑張っております。就実のますますのご発 展をお祈りしています。今日はありがとうございました。

◦ 現在は専門外の仕事ですが、昔と比べ、グローバル社会になっていることから、英語 特に英会話に力を入れて身につく教育が必要です。今、英語が苦手で話せないので、

とても苦労しています。

◦ 短大の存続の可否は、やはり存続していただきたく、今まで培ってきた伝統は受け継 いでいってほしいという思いです。

40歳代

◦ レクリエーションインストラクターは今も取得できるのですか?知人がその資格が取 れるのは美作大学しかない ( 香川だと香川短大 ) というのでHP・オープンキャンパ スなど資格を多く取れることをアピールすべき。

◦ 同窓会に関してもHPでアップしてほしい。

◦ 短大より大学へ移行すべき。

◦ クラス会を希望しています。住所などを教えてほしい。

◦ 少子化なのに経営科や小学校を作るとは…大丈夫ですか。

20歳代

◦ 在学中の時は好き勝手させてもらい、とてものびのび出来た学生生活でした。ここで 学んだコトは社会人になってとても役にたっています。文コミが無くなってしまう?

合併?するのがとても残念です。でも就実を卒業したのは変わらないので、胸をはっ て、生活していきます。

 以上の記述から、卒業生の母校に対する情熱が伝わり、母校のさらなる発展への願いが 読み取れた。卒業生のこの熱い思いを現職の教職員が真摯に受け止め、日々の学生教育に 邁進することが求められていると感じる。

 今後の課題としては、今回のアンケート調査の回答者は40歳代以上の卒業生がほとんど

であるため、20歳代、30歳代など最近の卒業生へのアンケート調査も行いデータ解析をす

る必要があると考えられる。

(10)

― 172 ―

4.まとめ

 今回のアンケート結果をまとめると以下のようになる。

(1) 年齢構成に関しては、卒業年次が限定されている招待会、比較的参加年齢が高い総会 を対象としているため、40歳代以上の比率が高い。出身学科についても、卒業年次時 点での学科を反映しているため、家政科・幼児教育学科出身がほとんどである。

(2) 現時点でパートも含めると半数近くが何らかの職業についているが、60歳代以上では 現役を退いているケースもある。

(3) 在学中に取得した資格についても、出身学科を反映しており、幼稚園教諭二種免許状、

保育士資格が多いが、特筆すべきは、家政科・生活科学科の中学校教諭二種免許状の 取得者数が多いことである。

(4) 専門実習科目・実技科目・講義科目を中心に、おおむね在学中に学んだことが卒業後 にも役に立っていると考えられる。

(5) 課外活動についても積極的に参加していた卒業生が多く、卒業後もそこで築いた友人 関係を継続している場合が多い。

(6) 在学中の施設に関する不備については、指摘されている体育館・図書館・クラブ部室・

食堂は全て新しく整備され改善されている。

(7) 就実短期大学を卒業してよかったと答えている卒業生が9割近くおり、社会的評価も半 数以上が良かった、やや良かったと答えており、本学卒業生としての誇りを持ち、社 会的評価も高い卒業生の姿が窺える

2)

。 

 卒業生と一言で言っても、卒業した年度により、学科・カリキュラム・施設・行事すべ てにおいて様々なバリエーションがある。今回は、全体の傾向を探るためのアンケートと して行ったが、自己点検・評価・改善委員会短期大学部会で就実学園生涯メールを利用し た違う切り口のアンケートなどの検討も行いたい。

 外部アンケートなどの客観的なデータは、よくないところをあぶりだすためだけのもの ではなく、よい点を知るための資料でもある。改善はよいところをさらによくすることも 含むという視点も忘れずに第三者評価に向けて準備を進めたい。

参考文献

1)短期大学基準協会:『短期大学評価基準について』, 短期大学基準協会 ,2013.

2)就実短期大学自己点検・評価委員会:『就実短期大学学生生活に関するアンケート結

果 2007 年度』, 就実短期大学 ,2008.

参照

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