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精 神 病 者 赤 血 球 の 炭 酸 脱 水 酵 素

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Academic year: 2022

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(1)612.. 128:. 577.. 154:. 616.. 89. 精 神 病 者 赤 血 球 の 炭 酸 脱 水 酵 素 第3篇 電 撃 ・ イ ン シ ュ リ ン ・植 物 神 経 毒 等 に よ つ て 処 置 せ られ た 精 神 病 者 赤 血 球 の 炭 酸 脱 水 酵 素 に 就 い て 岡 山 大学 医学部精 神病学敎 室(主 任: 藤 原高 司敎授) 松. 緒. 谷. 民. 子. 〔昭和30年6月15日. 受 稿〕. 言. (1) 電 気 衝 撃 の 場 合 検 査 し た 症 例 は 分 裂 病 者7名,非. 従 来 精 神 病 者 に 対 す る治 療 と し て 最 も 広 く. 分 裂病 性. 行 われ て きた ものは 電気 衝撃 療 法 とイ ン シ ユ. 精 神 病 者6名. に 就 い て で あ り,電 撃 直 前 と通. リ ン療 法 で あ る.こ れ 等 の処 置 が 脳 髄 グ ル タ. 電 後3〜8分. 以 内 に 採 取 し た 肘 動 脈 血 に就 い. ミナ ー ゼ に 与 え る 影 響,(伊 原)α‑ケ トグ ル タ. て で あ る.通 電 後3〜8分. ー ル 酸 ,焦 性 葡 萄 酸,ア. 攣 発 作 の 持 続 期 間 炉 個 人 に よつ て 異 な る事,. (森 本)血. ン モ ニ ア窒 素 の 増 減,. 球 性 状 の 変 化(帆. 種 々 の 事 が 分 つ て い る.こ. 秋)等. 以 内 とし た の は 痙. に就 いて. 又 其 の 時 々 の 採 血 手 技 に よつ て も 長 短 が 生 ず. ゝで は 電 撃 及 び イ. るわ け で あ り,痙 攣 発 作 よ り採 血 迄 の 時 間 は. ン シ ユ リ ン処 置 が 炭 酸 脱 水 酵 素 の 活 性 度 に 与. 限 度 と し て8分. え る変 化 並 び に 各 種 自律 神 経 毒‑ア. きな か つ た も の は 総 て 捨 て ゝ条 件 の 変 化 を さ. ドレ ナ リ. ン ・ア トロ ピ ン ・ピ ロ カル ピ ン‑を 与 え た 場. 第8表. 指導. 高坂 睦年 助敎授. 分. 非. そ の 成 績 を 第7,. 裂. 分. 時 間 内に 採血 で. け る 事 と し た.. 合 の 炭 酸 脱 水 酵 素 活 性 度 の 変 化 を 検 索 し た.. 第7表. を 越 えず,同. 病. 裂. の. 病. 場. の. 合. 場. 合. 8表 に 掲 げ る..

(2) 1418. 松. 谷. 検 査 した分 裂病 の症例 は遇 然 全例 とも男子. 民. 子. で 年 令 は19才 か ら41才 迄 の6例 で あ る.こ れ. で 女 子 は 一 例 も な く,年 令 は22才 か ら55才 迄. 等 に 於 け る変 化 も又 分 裂 病 群 と同 じ く6例. で あ つ た.7例. も全 部 活 性 度 の 減 少 を み て 最 大 は61%,最. あ との3例. の うち 初 め の4例. は 好転 例 で. は 慢 性 進 行 中 の も の で あ る.こ れ. を み る と好 転 例4例. を含め て 全例何 れ も活性. 度 の 減 少 を 示 し て い る.好 転4例. の減 少 率 は. 平 均43%弱. で あ り,慢 性 進 行 型3例 の平 均 減 少. 率 は31%強. で あ る.非 分 裂 病 群 も又 全 例 男 子. が15%,平 (2). 均42.5%減. と 小. で あ つ た.. イ ン シ ュ リ ン衝 撃 の 場 合. 検 査 症 例 は 分 裂 病14例,躁 あ る.そ. の結 果 を第9表. は46.4%減. で あ つ た.. 病1例. の15例 で. に 記 載 す る.. 第9表. 実 験 方 法 は 早 朝 空 腹 時 イ ン シ ュ リン 注 射 前 に 採 取 し た 動 脈 血 に 就 い て 先 づ 測 定 し,次 午 後8時. に. に イ ン シ ュ リン昏 睡 量 を 注 射 し,普. 通 の 経 過 を 辿 つ て 昏 睡 に 陥 る を待 ち,昏. 睡状. 次 に イ ン シ ュ リ ン昏 睡 の 覚 醒 と減 少 し た 本 酵 素 活 性 度 の変 化 で あ る が,こ れ を検 す る た め に 前 例 の患 者1,. 2, 7, 9, 14に 就 い て 覚. 態20分 に し て 採 血 し た 動 脈 血 に 就 い て 再 び 測. 醒 後90分 再 度 採 血 し て酵 素 値 を 測 定 し て み た.. 定 し これ を比 較 し た.表. これ ら の 患 者 は 特 に 選 択 し た わ け で は な い.. は,採. 中I. S.回. 数 とあ る. 血 時 の イ ン シ ュ リ ン衝 撃 療 法 を 含 め て. 実 験 手段 の 便 宜 上 検 し 易 い も の を 例 と し. の そ の 患 者 に つ い て 施 行 せ られ た 衝 撃 療 法 回. た の で あ る.そ. 数 で あ る.. こ れ を み る と1,. 表 に 見 る如 く酵 素 の 活 性 度 は 全 例15例 総 て 減 少 し て お り1例 の 例 外 も な か つ た.分. 裂病. の 関 係 を 第10表 2, 7, 9の4例. に 示 す. は大体 覚. 醒 に 従 つ て 酵 素 活 性 度 は 注 射 前 の 値 に 返 る事 が 分 る.唯. この 中 で 衒 奇 症 著 明 な る 患 者 第14. 14例 に 就 い て み れ ば 慢 性 進 行 型11例 で は 最 高. 例 は,こ. 74%,最. が 高 度 に な つ て い る.こ れ は イ ン シ ュ リ ン注. 小11%,平. 均35%弱. の減 少 率 を 示 し,. れ の減 少 率 が 昏 睡 中 よ り覚 醒 後 の方. 慢 性 停 留 型2例,急 性 進 行 型1例. で は前 者 の平. 射 に よつ て 起 され た 体 液 環 境 の 変 動 が 覚 醒 後. 均 減 少 率 は45%,後. のみで あ るが. も 尚 引 統 い て い る事 を 示 す の で あ ろ うか.本. 49%で. 者 は 唯1例. あ る.分 裂 病 全 例 の 平 均 減 少 率 は37%. 強 とな り,電 撃 の 場 合 の42.5%減 度 で あ る.躁 病 の1例. よ りは 稍 軽. も又 減 少 を 示 し そ の 値. 酵 素 活 性 度 が 単 に 血 糖 曲 線 と一 致 す る も の で な い 事 を 示 唆 し て い る も の と 考 え られ る.か ゝる 例 は 検 査 を 施 行 す れ ば 尚 多 数 発 見 で き る.

(3) 精神病者赤血球 の炭酸脱水酵素. 1419. 第10表. 事 が 期 待 され る.何 故 な れ ば 一 つ の衝 撃 が 与. し た.そ. え られ た 場 合,例. ア ドレ ナ リン注 射 後 全 例 に 於 て 多 少 の 血 圧 亢. えば 電 撃 の 場 合 に90分 後 に. の結 果 を第11,. 於 て 尚 赤 血 球 ヘ マ トク リ ッ トや 血 清 蛋 白 の 増. 進,脈. 加 が み られ る如 くそ の 影 響 が 後 に 残 るの は 当. の 何 れ か が 認 め られ た.. 然 で あ り,そ れ が 又 病 機 の 変 換 に対 して 期 待. (3) a). 自律 神 経 毒 に 対 す る 反 応. ア ドレナ リ ン に 対 し て. 分 裂 病7例,非. 分 裂 病9例. に就 い てそ の影. 0.5ccを. の 塩 酸 エ ピ レ ナ ミ ン液. 皮 下 に 注 射, 15分 後 に 再 び 採 血 測 定. 第12表. 分. もの2例,平. あ る.非 分 裂. 非. 分. 均 増 加 率45.4%で. で は,表. 裂. に み る通 り第8例. 例 外 的 に18%の. ・杓 ○ ・. 減 少 度 を 示 した. 外 全 例 分 裂 病 と同 様 術 後 増 加 し,そ. の増 加率. は 最 大86%,変. を除 い た. らぬ も の2例 で 第8例. 平 均 で は36%の. 裂. もな く全 例 増 加 を 前 値 と変 らぬ. 痴 愚 が 唯1例. 動 脈血 に つ き. 第11表. 中減 少 は1例. 悸 亢 進 等 の症 状. 示 し,最 高 増 加 率 は166%,術. 病 群8例. 響 を み た.先 づ 早 朝 空 腹 時,肘 測 定 し,次 に1000倍. 搏 増 加,手 指 振 顫,心. 分 裂 病7例. を持 た れ る わ け で あ る か らだ.. 12表 に 記 載 す る.尚. 病. 病. の. の. 場. 場. 増 加 で あ る.分 裂 病 群 で は 非. 合. 合.

(4) 1420. 松. 谷. 民. 子. 分 裂 病 群 よ り10%内 外 活 性 度 の 増 加 が 認 あ ら. 時,. れ る.. 下 に 注 射 し,ア. b). ピ ロカル ピ ン. 分 裂 病9例,非. 分 裂 病6例. 分. 非. の 他 軽 度 の 脈 搏 増 加,顔. 裂. 分. 面紅. 潮 を 認 め た もの もあ つ た. 表 に 示 す 如 く分 裂 病9例 少 を み た も の3例,増. 中酵 素 活性 度 の減. 加 し た もの4例,変. で あ り,増 加 或 は 減 少 の 一. 方 的 変 化 を 示 さな か つ た.臨 異 性 の 如 き を 求 め れ ば,急 第8, 9の2例. ら. 床 型 に 於 け る特. 性進 行 型に 属 す る. が 増 加 を 示 し て い るが,(尚 第5. の 症 例 は 第8例. の昏 迷期 に 測定 した もので あ. る)慢 性 進 行 型 で は1例. が 減 少, 2例 が 変 らず,. 病. 裂. の. 病. 場. の. 皮. ド レナ リ ン と同 じ くそ の注 射. 14表 に 記 載 す る.尚. に 対 し早 朝 空 腹. 第14表. な か つ た もの2例. の 塩 酸 ピ ロ カ ル ピ ン 液0.5ccを. 前 と注 射 後 と を 比 較 し た.そ. 第13表. の 流 誕 を み,そ. 100倍. の 結 果 を 第13,. 全 例 に 於 て注射 後 多少. 合. 場. 合. 射 前 と注 射 後 との 酵 素 値 を比 較 し た.そ. の結. 果 を第15,. 16表 に 記 載 す る.尚 注 射 後,分. 病 群 第4,. 5, 7の 例 が 中等 度 の 口 渇 感 を,. 非 分 裂 病 群 第7例. 裂. が 軽 度 の 口 渇 感 を訴 え た 外. は 血 圧,脈 搏 そ の他 著 変 は 認 め られ な か つ た. この 表 に み る 如 くア トロ ピ ン注 射 に よ り分 裂 病 群9例. 中,第9例. 三 〇 を 除 く8例 は 全 例. 何 れ も著 明 な 減 少 を 示 し,そ の 率 は 最 高60%, 最 低26%,同. 値1例. で 平 均37%減. で あ る.と. ころ が 非 分 裂 病 群 に 於 て は 反 応 態 度 が ま ち. 2例 が 増 加 を 示 した.非. 分 裂 病 群 で は 第14表. ま ち で 減 少 す る も の4例,変. に 示 す 通 り6例 中 第6例. 神 経 症 の1例. 反 つ て 増 加 す る も の4例. とな つ て お り,内 訳. は3例. が 減 少,. 1例 が 増 加,. 3例 の ヒ ス テ リー で2例 が 増 加,. 1例 が 変 ら. 20%の. のみ が. 増 加 を み せ た 外 は 何 れ も減 少 し,最 大. 60%,最. 小22%,平. c). ア トロ ピ ン. 分 裂 病9例,非. 均40.2%の. ず,神 分 裂 病10例 に1000倍 の 硫 酸. ア トロ ピ ン液0.5ccを ア ドレ ナ リン,ピ. 減 少 を 示 し た.. 皮 下 に 注 射 し,前 述. ロ カ ル ピ ン の 場 合 と同 様 注. の 脳 水 腫 中2例. 経 症2例. うつ 病1例. らぬ も の2例,. で は1例 減 少,. は 減 少,バ. 1例 変 らず,. セ ドウ氏 病 の 疑1例 は. 増 加 で あ る. 以 上 は 電 気 〓イ ン シ ュ リ ン衝 撃 療 法 施 行 中.

(5) 精神病者赤血球 の炭酸脱水酵素 第15表. 分. 第16表. 非. 裂. 分. の 血 中 炭 酸 脱 水 酵 素 の状 態 変 化 を 追 求 し て き た の で あ るが,治. 病. 裂. の. 病. 場. の. 1421 合. 場. 第17表. 合. 分 裂病 の場 合. 療 と し て 行 わ れ る電 気 ・イ. ン シ ュ リン 衝 撃 療 法 の連 続 施 行 が,血. 中 炭酸. 脱 水 酵 素 に 如 何 な る影 響 を 与 え て い るか に 就 い て 少 し く追 加 し て み よ う. 全 患 者 を 分 裂 病 群,非 分 裂 病 群 の2群 け,夫. 々 の 群 に 於 て 治 療 群,未. に分. 治 療群 の差. 異 を検 討 し た.電 気 ・イ ン シ ュ リ ン衝 撃 療 法 を 只1回. で も受 け た もの は 総 て治 療 群 中 に 包. 含 せ し め た.尚. 電 撃 も イ ン シ ュ リ ン衝 撃 も共. に 本 酵 素 活 性 度 を 低 下 せ し め た の で,こ は 電 撃,イ. ゝで. ン シ ュ リン 衝 撃 を 別 に 取 扱 わ ず 一. 括 し て 治 療 群 とな し た.測. 定 は総 て早朝 空腹. 時 の 肘 動 脈 血 に よ る. 1.. 分 裂病 群. 分 裂 病 群 の治 療,未 治 療 群 の 測 定 結 果 を 第 17表 に 記 載 す る.表 中 興 奮,昏 迷 とあ る は,. 各 病 型 の 患 者 中 よ り著 明 な 興 奮 或 は 昏 迷 症 状 を 呈 す る者 の み を 集 め た も の で あ る. 各 型 に 就 い て 平 均 値 を 計 算 し て み る と,表 の 如 く急 性 進 行 型 及 び 慢 性 進 行 型 の 治 療 群 平 均 値 は,未. 治 療 群 の そ れ に 比 し て か な り低 い.. 電 撃 及 び イ ン シ ュ リン 衝 撃 そ の も の の 与 え る 影 響 は酵 素 活性 を低 下せ しめ る もので あつ た.

(6) 1422. が,こ. 松. 谷. れ の連 続施 行 が体 内 環境 を酵 素 活 性 の. 民. 子. れ て き た.一. つ の 組 織 が 与 え られ た 酸 素 を 何. 低 下 で 表 現 され る状 態 に 維 持 せ し め た の で あ. に 幾 ら使 うか,す. ろ う.こ れ の 可 能 性 に 就 い て は 第3篇. 配 分 に 就 い て は 誰 も明 確 な 解 答 を 与 え る事 は. ュ リ ンの 項 で 記 述 し た.そ. イ ンシ. うし て 好 転 ・寛 解. で きな い.し. な わ ち その組 織 或 は細胞 内. か し 外 部 よ り与 え られ る酸 素 の. 例 で 平 均 値 が 上 昇 し て い る の は か ゝる体 内 環. 与 え ら れ 方 に よつ て 組 織 の 代 謝 機 能 が 大 き く. 境 か らの 脱 皮 な の で あ ろ うか.本. 左 右 さ れ る 事 は 云 う まで も な い.か. 取 る事 の 意 味 に 就 い て は 第2篇. 型 が 高値 を. に於 て 記 し た. と ころ で あ る. 2.. を 運 搬 す る と云 う重 要 な 仕 事 を 行 つ て い る も の が,赤. 非分 裂 病群. 血 球 の ヘ モ グ ロ ビ ン,炭 酸 脱 水 酵 素. と云 う一 貫 し た 機 能 系 で あ る.組 織 へ の ガ ス. 非 分 裂 病 群 の 治 療,未. 治療 群 に就 い ては第. 18表 に そ の 成 績 を 記 した.各. 第18表. ゝ る酸 素. 病気 に 就 い ての. 交 換 に は 更 に 多 くの 因 子 が 関 聯 し て い る.例 えば 血 流 量,血 流 速 度,赤 血 球 数 等 々 で あ り, 更 に脳 各部 に於 て そ れ 等 が 又 一様 で はな い. 非分裂病 の場合. で あ ろ う.し か し 乍 が ら,こ れ 等 の 諸 因 子 を も含 めて 脳代 謝 を論 ず るに は現在 の処 尚多 く の 障 碍 を 克 服 し な け れ ば な らな い だ ろ う. イ ン シ ュ リン注 射 に よつ て 引 起 され る 脳 代 謝 異 変 は,グ. ル コー ズ消 費 及び 酸 素消 費 の極. 度 の減 少 で あ り,こ れ は 現 在 多 くの 学 者 の 認 め る と こ ろ で あ る.一 方 これ は イ ン シ ュ リン 注 射 に よ り炭 酸 脱 水 酵 素 活 性 が 低 下 し,必 然 的 に 脳 組 織 へ の酸 素 供 給 は 減 少 す る と云 う私 の 実 験 成 績 と合 致 す る も の で あ る.元 来 脳 の グ ル コー ス 酸 化 は イ ン シ ュ リ ンで 影 響 され な い と云 わ れ て い るか ら,イ の 酸 素 消 費 の 減 少 は,単. ン シ ュ リ ン昏 睡 時. に イ ン シ ュ リ ンに よ. つ て 惹 起 され た 低 血 糖 の た め に 起 つ た 二 次 的 の も の とは 云 え な い事 に な る.実 際 グ ル コ ー ス の 注 射 に よつ て,血 糖 値 を 上 昇 させ て も脳 の 酸 素 消 費 が 同 時 的 に 上 昇 し な い 事 で も分 か る.脳 平 均 値 は,分. 裂 病 急 ・慢 性 進 行 群 同 様 に 治. 療 群 に 於 て減 少 の 傾 向 を示 した.. 内 酸 素 消 費 と 云 う観 点 か らみ て も,. Ashby19)は 本 酵 素 の 脳 内 分 布 は 驚 く程 各 部 の 酸 素 消 費 量 と よ く一 致 し て い る と云 つ て お り, これ と私 の 実 験 結 果 よ り イ ン シ ュ リ ン昏 睡 中. 考. 案. の 脳 酸 素 消 費 量 の 減 少 とは 密 接 な 関 係 が あ る. 以 上 本 篇 に 於 け る 実 験 結 果 か ら電 撃,イ. ン. 事 が 想 像 され る の で あ る.一 方,又. 炭酸脱 水. シ ュ リン 衝 撃 施 行 時 に 於 て は 炭 酸 脱 水 酵 素. 酵 素 が 酸‑塩 基 平 衡 に 大 き な 影 響 を 与 え る と. 活 性 度 が 低 下 し,自 律 神 経 毒 注 射 に よつ て も. 云 う事 を 想 起 し な け れ ば な らな い.脳 細 胞 代. 又 強 く影 響 され る事 が 分 つ た.電. 謝 は 酸‑塩 基 平 衡 関 係 に 於 て 容 易 に 攪 拌 さ. 撃或はイン. シ ュ リ ン衝 撃 等 の 処 置 が 脳 の 代 謝 に 如 何 な る. れ,直. 影 響 を 与 え,又 分 裂 病 病 機 に ど の 様 に 関 係 し,. で あ つ て これ 等 に 就 い て は 第2篇. そ うし て 症 状 の 改 善 を も た らす の で あ ろ うか. で 詳 述 し た.こ. と云 う事 に 就 い て は 今迄 に 幾 多 の 考 察 が な さ. よ り本 酵 素 を 阻 害 す る と,赤 血 球 に 於 け る塩. 接 細 胞 内 外 イ オ ン の 動 態 を 決 す る もの 分 裂病 の項. ゝで は ス ル フ ァニ ー ル 剤 に.

(7) 精 神病者赤血球 の炭酸脱水酵 素 素 イ オ ン の 移 動 が 停 止 す る と云 う報 告11)が あ. 1423. 射 に よ り,. り,こ れ も本 酵 素 活 動 阻 止 に よ る 酸‑塩 基 平 衡. 1,. 酸 素 消 費 量 が 低 下 し て い る.. 攪 拌 の 現 れ で あ ろ う事 を 附 記 し て お くに と ゞ. 2,. グ ル コ ー ス の 消 費 量 が 低 下 し て い る.. め た い. Ashbyに. よ る と炭 酸 脱 水 酵 素 は 脳 の. 3,. 酸‑塩 基 平 衡 上 の 攪 拌 が あ る.. 新 領 野 に 多 く存 在 し て お り,そ の 機 能20)は細. 4,. 脳 細 胞 は カ リ ウム の 欠 乏 状 態 に お か れ. 胞 膜 を 自 由 に 通 過 し 得 るCO2を. 不透 過 性 の. H2CO3に. て特 異 的 に. と云 つ た 事 態 が 起 つ て い る事 とな る.こ れ 等. 神 経 伝 導 の 速 度 を 調 整 し,又 神 経 の 被 刺 戟 性. は 夫 々 独 立 に 起 つ て い る もの で な い 事 は 勿 論. 抑 制 に 働 ら くCO2の. で あ つ て,神. 変 ず る事 を 促 進 し,以. 蓄 積 を 防 いで 神 経 細胞. て い る.. 経 細 胞 界 面 が 主 場 とな る代 謝 変. を 保 護 す る に あ る と述 べ て い る.さ す れ ば イ. 動 の 多 方 面 的 現 れ に す ぎ な い.こ. ン シ ュ リン昏 睡 中 に 本 酵 素 活 性 が 低 下 して い. 不 全 な 状 態 を 脳 細 胞 に 持 ち きた ら し め る 事 が,. る事 は,細. ゝ. 分 裂 病 病 機 の 改 善 に 如 何 な る意 義 を有 す るか. る面 か ら も脳 細 胞 の代 謝 の停 滞 を き た し て い. に 就 い て は 勿 論 今 後 の 発 展 に 俟 た ね ば な らな. る事 が 考 え られ る.. い が,想. 胞 内CO2量. を 増 加 せ しめ,か. 次 に無 機 イオ ンの態 度 に就 い て考 えてみ よ. の様 な酸 化. 像 され る事 は か ゝる 代 謝 の 攪 拌 が 脳. の 分 裂 病 代 謝 過 程 を 一 度 瓦 解 せ し め て,健. 常. う.カ リ ウ ム に 就 い て論 ず る と,元 来 カ リ ウ. 代謝 過程 の再構 成 へ の機会 を与 え る もの と考. ム の 出 入 は 細 胞 の 機 能 と密 接 に 関 係 し て い る. え られ な い だ ろ うか.そ. と云 わ れ て い る.特. 再 構 成 は,ホ. に物 質代 謝 との関係 は 重. うし て 健 常 過 程 へ の. メ オ ス タ ー シ ス な る概 念 で 表 現. 要 で あ る.し か も そ れ は 脳 細 胞 に 限 つ て カ リ. せ られ る"生 命 の 源"に そ の根 底 を お く もの な. ウ ム効 果 と名 づ け られ る代 謝 促 進 作 用 を もつ. の で あ ろ う.分 裂 病 患 者 を よ り直 接 的 に 無 酸. て い る.従 つ て 脳 細 胞 は カ リ ウ ム の 増 減 に 鋭. 素 の 状 態 に 置 い て,そ. 敏 に 反 応 す る事 が 予 想 され る.こ の カ リ ウ ム. に 次 の 様 な め が あ る. Loevenhart21)22)等. が イ ン シ ュ リン 昏 睡 中 で は 脳 細 胞 に 欠 乏 して. Cyanide. い る 事 が 考 え られ る.原 因 と し て は,第. 一に. の 含有 率 を増 加せ しめ て酸 素 の供 給 を減 少 せ. 本 酵 素 活 性 が イ ン シ ュ リ ン昏 睡 中 に は 低 下 し. し め る と,分 裂 病 症 状 が 寛 解 す る の を み た と. て い る事,本. 云 う.そ. 酵 素 活 性 と カ リ ウ ム の 細 胞 内保. 持 に 就 い て は 第2篇 た.第. 分裂病 の 項 に於 て 記 し. 二 に イ ン シ ュ リン 注 射 に よ り低 カ リ ウ. の影響 を観察 した もの. ionの 注 射,或. は. は 吸 気 中に炭 酸 ガ ス. うし て 彼 等 は 何 れ か の 方 法 で 酸 素 供. 給 或 は 消 費 の 減 退 が,脳. に一 つ の刺 激 として. 働 く と云 う仮 設 を 述 べ た. Gerard23)は. 酸素. ム血 が 起 つ て い る.こ れ は カ リウ ム の 細 胞 内. 欠 乏 と神 経 刺 激 に 就 い て 次 の 様 に 云 つ て い る.. 移 動 に よ る もの が 主 因 だ が,こ. す な わ ち"酸. れ は脳 以外 の. 組 織 細 胞 で 行 わ れ た も の で あ り,脳. に於 て. 化不 全 の初 期 或 は 一 定 期 の 後. に 於 て は ノ イ ロ ン は 興 奮 状 態 に あ る"と.. は 下 の 理 由 に よ つ て 寧 ろ 奮 取 され た と云 つ た. Gellborn24)一 派 に よ る と,イ. 状 態 に あ る と思 わ れ る事,以. 睡 や 電 撃 等 に よ り交 感 神 経 系 が 興 奮 状 態 に な. 上 で あ る.こ の. ン シ ュ リ ン昏. 第 二 の原 因 に 就 い て 説 明 す る と,グ ル コー ス. る と 云 つ て い る し,更. と イン シ ュ リ ン は カ リ ウ ム を 細 胞 内 に 移 動 せ. 感 神 経 部 位 に 於 け る興 奮 が 皮 質 部 の 興 奮 を 引. し め る 作 用 を 有 す る が,イ. 起 し,分 裂 病 病 機 と な つ た 抑 圧 され た 反 応 の. ン シ ュ リン は 脳 代. にHypothalamus交. 謝 に影 響 を与 え な くして それ 以 外の 組織 のグ. 回 復 を もた ら す と云 う.林1)や. ル コー ス代 謝 を 促 進 す る も の で あ る 故 に,イ. と,分 裂 病 病 機 を 脳 性 因 子 と全 身 性 因 子 とに. ン シ ュ リ ン注 射 は 脳 以 外 の 組 織 に 於 け るK保. 分 け て 後 者の 関 与 を も高 く 買 つ て い る.私. 持 を ま し,か. か ゝる 全 身 性 因 子 に 及 ぼ す イ ン シ ュ リ ン衝 撃. く て 低 カ リウ ム血 症 が 起 つ て く. る. 以 上 述 べ た 事 を 要 約 す る と イ ン シ ュ リ ン注. 高 坂2)に よ る. は. 療 法 の 影 響 も軽 視 で き な い と思 う.何 故 な ら D. H. Henneman,. M. D. Altschule, R. M. Garicy6).

(8) 1424. 松. 谷. 民. 子. に よ る と饑 餓 者 と精 神 病 者 とに 同 じ様 な代 謝. が 発 見 され て い るか らで あ る27).電 撃 療 法 に. 態 度 が 認 め られ る と云 う事 で あ る.彼 等 は 相. 於 て か ゝる 一 次 的 な 細 胞 環 境 の 変 化 が そ の 後. 似 点 と して 高 血 糖,高. の 組 織 代 謝 に 強 く影 響 を 与 える もの であ ろ う.. 乳 酸 血,グ. レ ラ ン ス の 低 下 を挙 げ,又. ル コー ス ト. 血 漿 の枸櫞 酸 は 正. 次 に 自律 神 経 毒 の 本 酵 素 活 性 に 及 ぼ す 影 響. 常 人 では グ ル コー ス摂取 後 に は低 下 す るが寧. を み るに,ア. ド レナ リン で は 分 裂 病 及 び 非 分. ろ 増 加 す る事,そ. 裂 病 群 の1例. を 除 い て他 は 全 部 酵 素 値 は 増 加. う して 充 分 栄 養 を保 持 せ る. 精 神 病 者 と同 じ よ うに 饑 餓 者 も又 ケ トン体 値. し て い るか,同 値 で あ る.ア トロ ビ ン の 場 合 は. の 上 昇 と イ ン シ ュ リ ン抵 抗 を保 つ て い る と云. 分 病 裂 病 群 の 殆 ん ど全 部 が 減 少 し,非 分 裂 病. う.こ れ 等 は 丁 度 糖 尿疾 患 者 の 如 き酸 化 不 全. 群 で は 態 度 が ま ち まち で あ つ た.ア. の 相 を もつ て お り,後 者 の イ ン シ ュ リ ン療 法. の 薬 理 的 態 度 か ら推 察 す れ ば,そ. を 考 え合 せ れ ば イ ン シ ュ リン の 対 全 身 効 果 も. す る影 響 は ア ド レナ リン と類 似 し て い る事 が. 又 無 視 で き な い の で は あ る ま い か.. 期 待 され る が,実 測 に よ る とそ うで な い.分 裂. 次 に 電 撃 の 場 合 は ど うで あ ろ うか.こ. の場. 病 者 に 硫 酸 ア トロ ピ ン3mgを. の酵素 に対. 注 射 す る と收. 合 で も イ ンシ ュ リン 衝 撃 に よつ て お こ る事 態. 縮 期 血 圧 が 軽 度 下 降 を 示 す が,非. と同 じ様 な 像 を 呈 し て く る と思 うが,イ. は 反 対 に 上 昇 を 示 す.後. ンシ. トロ ピ ン. 分 裂 病者 で. 者 の 場 合 は ア トロ ピ. ユ リン 衝 撃 で は 動 力 源 の 断 絶 に よ る代 謝 機 構. ンが 交 感 神 経 節 細 胞 を 刺 激 し て ア ドレ ナ リン. の 続 発 的 停 止 と 表 現 され る が,電 撃 の 場 合 は. を 出 す に よ る と思 わ れ,分. 直接 に原 発 的 に代 謝機 構 の変 革 を 引起 す もの. 経 系 の 能 力 が 低 く ア トロ ピ ン に 対 し て 反 応 す. と考 え られ る の で は な か ろ うか.電. る事 が で き な い と し, A. Hoffer28)は. 撃 が生 体. 裂 病 者 では 交感 神. ア トロ. に とつ て 一 つ の 強 力 な ス トレ ス に な る 事 は 異. ピ ン注 射 に よ る 白 血 球 反 応 か ら こ の 事 に 賛 成. 存 は な い 様 で あ る.分 裂 病 患 者 が ア ド レナ リ. し て い る.私 の 場 合 で は 酵 素 値 は ア トロ ピ ン. ン注 射 に よ る好 酸 球 の減 少 反 応 に 不 全 が あ る. 注 射 で は 分 裂 病9例. 事 か ら,分 裂 病 患 者 に 下 垂 体‑副 腎 系 機 能 不. 減 少 率40%以. 全 の あ る事 を 追 認 した の は 私 達 許 りで は な い. あ る が,非. が, Altschule派 は電 撃 に よ り副 腎 皮 質 の 賦 活. し,そ の 中 で40%以. が 起 る と した.. 全 く な い.こ. で は何 故 に電 撃 時 に炭 酸脱 水 酵 素 活性 は下 る の で あ ろ うか.こ い が,電. れ に 就 い て は よ く分 ら な. 撃 に よる体 液 内分 泌環 境 の急 変 が酵. 中,. 7例 が 減 少 し,. 上 の もの が7例. 中,. 分 裂 病 群 で は10例 中,. 4例(57%) 4例 が 減 少. 上 の 減 少 率 を 示 す もの は. の様 に 両 者 間 に 明 瞭 な る反 応 態. 度 の 相 違 が 認 め られ る.ア. ド レナ リ ンに 対 し. て は 両 群 共 等 し い 反 応 力 を 示 し て い るが,ア トロ ピ ンに 対 し て は 分 裂 病 群 で 特 に 反 ア ドレ. 素 活 性 の 低 下 を き た し もの と 考 え られ な い だ. ナ リ ン的 態 度 を 示 す 事 は,矢. ろ うか.前. よ る と電 撃 後. の 反 応 力 の不 全 が 分 裂 病 者 に 存 在 し て い る事. 球 ヘ マ トク リ ッ. を 現 わ し て い る も の で あ ろ う.ピ ロ カル ピ ン. 述Altschule25)に. 30分 に し て 血 漿 量 の減 少,血. 張 り交 感 神 経 系. ト値 の 上 昇 及 び 血 漿 蛋 白 の 上 昇 が み られ. に 対 し て も分 裂 病 群 で は 甚 だ 多 彩 な 反 応 様 式. る と 云 う.又. を 示 し て い る が,こ れ 等 に 就 い て の 意 義 は 今. Thiocyanate. 数 回 の 電 撃 の 反 復 に よ り, spaceで. み た 細 胞 外液 の増 加 と. 体 重 の 増 加 が み ら れ る.こ. れ 等 の 所 見は 畔. の と こ ろ 明 らか に し 得 な い.電 撃,イ. ンシ ュ. リ ン衝 撃 療 法 を 経 続 施 行 した も の に 於 て は,. 柳26)の 云 う線 維 素 溶 解 現 象 と軌 を 一 に す る も. 分 裂 病 昏 迷 群 を 除 き分 裂 病,非. の と思 わ れ,こ. ず 大 体 酵 素 活 性 度 の 低 下 を 示 し,寛 解 ・好 転. の 変 化,性. れ に よる血 漿 蛋 白質 の分 散 相. 状 の変化 が 炭 酸脱 水酵 素 を 押 えた. に 至 れ ば 再 び 正 常 活 性 値 に も ど る ら し い.. の で は な か ろ うか.何 故 な らば 本 酵 素 は 共 存 す る 蛋 白 質 に よ り鋭 敏 に そ の 特 性 が 左 右 され, 血 中 にそ の賦 活物質 や 阻 害 物質 が 存 在 す る事. 分 裂 病 を問 わ. 結 1.. 語. 電 撃 ・イ ン シ ュ リ ン衝 撃 療 法 に よつ て,. 分 裂 病 及 び 非 分 裂 病 何 れ も赤 血 球 の 炭 酸 脱 水.

(9) 精神病者赤血球 の炭酸脱水酵素 酵 素 活 性 値 は 低 下 す る. 2.. 態 度 は 一 定 し な い.. ア ドレ ナ リ ン注 射 に よ つ て 本 酵 素 活 性. 値 は 総 て 増 加 す る. 3.. 1425. 5.. 電 撃 ・イ ンシ ュ リン 衝 撃 等 の 経 統 治 療. 中 は,一. ア トロ ピ ン注 射 の 場 合 は,分. 裂病群に. 般 に 本 酵 素 活 性 値 の 低 下 を 見 る.. 稿 を終 るに 際 し,本 研 究 に 御 指 導 を賜 つ た藤 原 高. 於 て は 活 性 値 の 減 少 を 来 し,非 分 裂 病 群 で は. 司敎 授,御. そ の 態 度 は まち まち で あ る.. ん で 感 謝 の意 を 捧 げ る と 共 に,終. 4.. ピ ロ カ ル ピ ン 注 射 に 対 し て は,何. れも. 林,高 6,. 2). 坂,佐. 々 木,三. 193〜245,昭. 高坂. 感 謝 す る,. 7,. 30〜61,. 高 坂:仝. 上,. 4). 松 枝:岡. 山 医 誌,. 7,. N.. Physiol,. 51,. 1953.. 80,. et. neurologica. 17〜29, 66,. 84,. 1953. 5,. 1〜14,昭. and. 和29.. Roughton,. F. J.. 113, 1933.. 6) D. H. Henneman. et al... archives. of Internal. E. P., and Henneman,. Neurol.. &. Psychiat,. u. Greving. Erch.. Psychiat,. 9) Davies,. 新 医 学,第10巻,第1号,. 18). 林 〓高:最. 19). Ashby. W;. J.. Biol.. 20). Ashby. W;. Am.. J.. Edelman; Biochem.. Physiol,. Hollander. Ann.. Rev.. 12). 10巻,. 2号,. Kalinsky. H. J.,. Bioc. 1944. 30,. 2,. Clini.. C. K.. Dis,. 29,. 12, 10.. 30,. 1,. 29,. 10.. 12,. 10.. Chem,. 152,. 235,. 1944.. Physiol,. vol. 170,. page. et. al.;. Arch. Int.. Med.,. 1918. A.. S.. et. al.;. J. A. M. A.. 92,. 1929. R. W.:. 40,. 1936.. 985,. Cellhorn, 216,. Arch.. E.. Neurol.. Arch.. & Psychiat,. Neurol.. & Psychiat,. 1946.. Altschule. M. D.;. Psychiat,. 62,. et. 618,. al.. Arch.. Neurol.. &. 1949.. 26). 畔 柳 武 雄 ・線 維 素 溶 解 酵 素,医. Invest.. 27). Ann.. 28). Bakker, A.:. Halpern. child,. 学 書 院,. 1954.. 10.. 32, 7 july 1953. 14) Friedberg. 109,. A. S,. Gemamd,. 56,. Am. J. 25). 11) Keilin & Mann. 13) Nadell J.. F.. 174, 2, 1953.. ・最 新 医 学,. 1073,. 1952.. Lovenhart, 880,. 24). D. and. J.. 新 医 学,第9巻,第12号,. Lovenhart, 21,. J,. 50, 190, 1951.. 田 坂. 21). 23). R. E. and J.. 10) Birnbaum,. 12,. 1952. 新 医 学,第9巻,第12号,. 105,. 105, 1936.. 771,. 沖 中:最. 22). 8) Jahn.. 31,. Am.. 吉 川:最. 67, 64,. 1952.. W. H. et al.;. 17). 116,. 7) Altschule, M. D., Siegel, Arc.. Invest,. 16). medicine 94, 3, 1954.. D. H.:. Clini.. 15) Bergstrom. 1953.. V.. J.. 1952.. psychiatrica. 3). 5) Meldrum,. 精 神 神 経 誌,. 献. 和25.. Folia. japonica,. 好:. 始熱心 に御協 力下. さ つ た 文 部敎 官 長 田堯 氏 を 始 め敎 室 員 諸 子 に 心 よ り. 文 1). 指 導 御 校 閲 を 頂 い た 高坂 睦 年 助敎 授 に 謹. M. Taymor,. R.. 1954.. Rev.. Physiol, Leiner,. Arch.. Neurol.. IX. 363•`364,. Roughton, &. 1947.. Booth, Psychiat.. Hoffer, 72,. 348,.

(10) 1426. 松. 谷. 民. 子. Department of Psychiatry, Okayama University Medical School (Directer. Prof. Dr. T. Fujiwara) (Directed by Assist. Prof. Dr. Mutsutoshi Kosaka) Carbonic. Anhydrase. In The. Erythrocytes. of Schizophrenics. By Tamiko. Matsutani. Some investigations having been directed toward the measurement of carbonic anhydrase activity in the erythrocytes either of any normal subject, schizophrenic, or non-schizophrenic patient, together with a study as to the correlations that exsist between that and electric or insulinshock, or various toxines of vegetative nervous quality, (e. g., adrenalin, pilocar pine, 1). atropine etc.) that should by administered to it; In the case of schizophrenics, the activity of carbonic anhydrase. has proved in. general to be rather low than in normal subjects; exitatory type has proved the lowest. Then, in the course of transition from acute type to chronic, or improving, the activity has inclined to increase. 2) As for those non-schizophrenic patients, in the greater half it has proved to be lower than in normal subjects; with such diseases as hysteria, depression, or neurosis, which chiefly are consisted of psychiatric symptoms, it has proved distinctly to be lower than in those diseases in which physical symptoms are considered with importance such as hydro cephalus, brain haemorrage, and chronic toxicity. 3) When treated by electric or insulinshock, anhydrase activity both of schizophrenics or non-schizophrenic patients show a sure drop. If adrenalin may be injected, it would prove an increase invariably; in case atropine is applied, d drop in activity will occur in the schizophrenic group, while various attitude may take place among the non-schizophrenic grouper. Toward the injection of pilocarpine, both group; repsond with various attitudes. 4) I have tried certain investigations as to the significance those changes of anhydrase activity may suggest to us..

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参照

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