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3歳未満児保育の検討 佐々 加代子

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Academic year: 2021

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46 研究実績の概要

 2018年4月から、保育所保育指針が改訂される。

3歳未満児と3-5歳児が区分されている。次年 度からの実践にあたる保育士として、今年度は3 つの課題を掲げた。

1. 2017年度現行の保育所保育指針及びそれ以前 2回あった保育所保育指針内容について再考 し、歴史のなかでの推移、変化した内容など について再確認をすること

2. 2018年4月からの保育所保育指針内容につい ての理解を深めること

3. 保育所保育の実践者として、1.2を、ふま えたうえで、次年度からの保育における保育 者の責務内容を明確にすること、

である。

 歴史のふりかえりは同時に、保育士として勤務 した19年間の実践の振り返りができたことにあ る。保育所保育は集団保育でありながらも、子ど もの成長段階を見極めながら保育計画を立てるこ との意義があること、子ども一人一人については 個別の育ちを詳細に把握することになること、保 育所機能拡大にともない、保育所が子育て支援の 場でもあること;すなわち場が在園児のみならず 地域の保護者とその子どもたちも対象であるこ と、子育て支援の幅広い内容は今後ともに保育所 保育士が果たす役割があることなどを再認識し た。

 2018年度からの改訂保育所指針における3歳未 満児保育は、個別の育ちの把握が、保護者との関

係のもち方とも連動することについて明確にし た。保護者のそれぞれの事情によって、子どもが 保育所に託される。どのような保護者であるのか はそれまでの、及び現在の保護者の考え方・在り 方についてとらえることになる。どのような保護 者であるのかの把握は、保育所保育で出会う子ど もの成長に保育者と保護者がどのように機能分担 するのかということをあらたかにすることにもな る。一人の人間の基盤形成の時期故に保育所での 保育者の責務は大になる。保護者との関係づくり にも連動することを再認識した。保護者とともに 進めていくにあたっての事項は、子どもたちとの 対応と同様に、保護者との一人一人との丁寧なか かわりを要することになる。0歳児から未満児保 育における問題実践例から、どのような事例にお いてもその子どもの基盤形成が可能になるように 対応することが重要であり、それらが形成されて こそ、その後の幼児教育段階につながることを見 出した。

 2018年4月からは今回見出した内容をふまえた うえに、実践を重ねることと、そこで見出された 課題について取り組んでいくことにある。

3歳未満児保育の検討

佐々 加代子

・福嶋 一恵

**

 *子ども学部 子ども学科(~ 2018年3月31日)

**嘱託研究員

 

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