15
2
公益社団法人日本広告写真家協会 発行人:白鳥真太郎 編集人:善本喜一郎 隔月発行 通巻 29 6号 〒 10 8-00 71 東京都港区白金台 3-15 -1 白金台 シ テ ィ ハ ウ ス 2F TE L.03 ( 5449 )0580 F AX. 03 ( 544 9) 06 51 http://www .a pa-ja pan.com広告作品部門/写真作品部門
APA
アワード
2016
審査会開催!
The Professional
福原
毅
SONY
α
7R
Ⅱ
「美術授業にカメラ」レポート
2015 November
no.
152
02 A PA 連 絡 帳 C O V E R D A T A 公益社法人日本広告写真家協会(APA)では、毎年正会員を募 集しております。 APAは1958年広告写真家たちの職能団体として設立され、以来 国内外で広告写真に関わる活発な教育、啓蒙活動を続けてきました。 1989年からは社団法人としてさまざまな事業を展開し、2012年から は公益社団法人として、広告写真映像に関する文化の展開に寄与す ることが大きな目標となっています。広告写真を通じ、活力に溢れ た協会運営と社会への発信力を増すためにも、常に新しい仲間の力 が必要です。 我々とともに、社会文化に貢献するAPAの一員として、広告写 真の未来を切り拓いてみませんか! 2016年度新入正会員 申請期間 2015年11月2日(月)∼2016年1月15日(金)※当日消印有効 お問合せ 公益社団法人日本広告写真家協会 正会員入会係 〒108-0071 東京都港区白金台3-15-1 白金台シティハウス2F 電話:03-5449-0580 FAX:03-5449-0651
2016
年度
新入正会員募集!
この写真は生活雑貨の店“ファーマーズテーブ ル”のショップカード用に撮影したものです。 雑貨店ですので、もちろんモノを売っている訳 ですが、生活環境そのものを提案をしているラ イフスタイル・ショップなのです。これはフィ リピンのハンドクラフトのワイヤー・バスケット、 モノの撮影ではありますが、素敵な生活の空気 感を写したいと思いました。被写界深度をうん と浅くして手前の部分にだけピントを、向こう 側のエッジはもうとろけています。そのまた背 景には木立がぼけています。 広告主:ファーマーズテーブル 江戸切子協同組合で毎年行われるコンテストの 最優秀賞が次年度のポスターを飾るという形で この年度は写真の作品が選ばれました。 繊細な模様の中に猛禽類の様な瞳が見つめる作 品は直接光を当てると不思議な世界を醸し出し ます。デザイナーの外川陽一さんとすぐに意見 が纏まりこのような構図になりました。 伝統を踏まえつつ新たな表現に挑戦している作 家さん達の意欲的な世界に是非直接触れていた だければ幸いです。 広告主:江戸切子共同組合 フォトグラファー: 石川 源 APA正会員 フォトグラファー:中村成一 APA正会員APA NEWS[Shun]2015 Nov. No.152
C O N T E N T S
photo by Akihiko Nagumo "Reykjavik"
Canon EOS 1D C 4K動画より書き出し EF70-200 F2.8L IS II USM、f/11 1/160 ISO100
APA
アワード
2016
審査会開催!
広告作品部門/写真作品部門
04The Professional
福原
毅
08Information & Report
14 10SONY
α
7R
Ⅱ、
4240
万画素のフルサイズミラーレス登場!
12「美術授業にカメラ」レポート
03文:善本喜一郎 写真:長嶋正光 岡部ユミ子 福永仲秋 コタニシンスケ
A
P A ア ワ ー ド 2 0 1 6 広 告 作 品 部 門 へ は 4 0 6 作 品 総 枚 数 9 7 6 枚 が 寄 せ ら れ 、 10 月 2 日( 金 )、 日 本 写 真 芸 術 専 門 学 校 ( 渋 谷 ) に て 審 査 会 を 開 催 し ま し た 。 一 次 審 査 は 付 箋 方 式 に て 選 考 、 二 次 審 査 は 記 述 方 式 、 そ し て 各 審 査 委 員 の 一 押 し 作 品 の 理 由 を 聞 い た 上 で 再 度 記 述 方 式 で の 三 次 審 査 、 そ の 結 果 を 元 に 入 賞 作 品 選 考 の た め の 審 議 と な り ま し た 。 高 井 哲 朗 審 査 委 員 長 他 、 審 査 委 員 6 名 に よ る 厳 密 な 審 議 の 結 果 、 今 年 度 の 経 済 産 業 大 臣 賞 に い ち ば ん 相 応 し い 作 品 が 選 出 さ れ ま し た 。 選 出 さ れ た 作 品 は 経 済 産 業 大 臣 よ り 承 認 を い た だ い た 後 に 正 式 発 表 ( A P A H P に て 11月 上 旬 予 定 ) と な り ま す 。 追 っ て の 発 表 を 楽 し み に お 待 ち く だ さ い 。な お 、 経 済 産 業 大 臣 賞 は 平 成 28年 2 月 27日 ( 土 ) 公 益 社 団 法 人 日 本 広 告 写 真 家 協 会 本 部 ギ ャ ラ リ ー で の 表 彰 式 に て 交 付 予 定 で す 。 ま た 、 経 済 産 業 大 臣 賞 ほ か 入 賞 、 入 選 作 品 は 2 0 1 6 年 2 月 末 に 玄 光 社 よ り 発 刊 さ れ る 「 年 鑑 日 本 の 広 告 写 真 2 0 1 6 」( コ マ ー シ ャ ル ・ フ ォ ト ・ シ リ ー ズ ) に 掲 載 さ れ ま す 。 一次審査は応募作品多数のため2回に分けての付箋方式による審査を実施。1作品に対し付箋枚数を上限3票までとし、3票の付箋を獲得した作品が二次審査へと進んだ。APA
アワード
2016
広告作品部門審査会開催!
第
44
回公益社団法人日本広告写真家協会公募展
入賞作品は
APA HP
にて
11
月上旬発表予定!
04APAアワード2016 広告作品部門審査会参加スタッフ
善本喜一郎、小山敦也、長嶋正光、矢野雅也、ハヤシアキヒロ、舞山秀一、山田愼二、 岡部ユミ子、硯谷昭広、勝尾仁、福永仲秋、コタニシンスケ、太田淳、唐亨、竹内陽子、 西川隼矢、HiroOTSUKA、MITCH IKEDA
川本康 (株)玄光社 コマーシャル・フォト統 括編集長 高橋淳子 経済産業省 課長補佐 審査委員長 高井哲朗 公益社団法人日本広告 写真家協会 副会長 鶴田直樹 公益社団法 人日本広告写真家協会 正会員 中島祥文 東京アート ディレクターズクラブ 事務局長 永嶋勝美 公益社団法 人日本広告写真家協会 理事 三次審査により多数票を獲得した作品を中心に審査委員が集まり審議。場合によって は挙手により入賞作品を決定! 一次審査で付箋3票を獲得した作品を集結。審査委員は受付番号を記述し作品を選考。 審査委員全員の選考が終了してから、作品受付番号を書き出し公開。二次審査の 選考理由を審査委員それぞれが説明。 APAアワード2016 広告作品部門 審査委員 三次審査は再度記述により選考。真剣な面持ちで作品を選考する中島祥文審査委員と 川本康審査委員。 新村則人 公益社団法 人日本グラフィックデ ザイナー協会 会員 05
去
る 10月 10日 ( 土 )、 A P A ア ワ ー ド 2 0 1 6 写 真 作 品 部 門 審 査 会 が 、 日 本 写 真 芸 術 専 門 学 校 ( 渋 谷 ) に て 7 名 の 審 査 委 員 を 迎 え て 行 わ れ ま し た 。 本 年 の テー マ は 『 美 ・ う つ く し い 』。 写 真 家 を 目 指 す 者 、 常 に 美 し い 作 品 を 撮 影 し よ う と し て い る 人 に と っ て 正 に う っ て つ け の テー マ で あ っ た た め な の か 、 昨 年 を 大 き く 上 回 る 6 7 5 作 品 ( 1 , 2 6 9 枚 ) も の 応 募 作 品 が 寄 せ ら れ ま し た 。 し か し 、 テー マ 通 り の も の が 必 ず し も 選 ば れ る わ け で は な い の が 本 審 査 会 の 面 白 い と こ ろ 。 分 か り や す く 美 し い だ け の 作 品 は 一 次 審 査 の 段 階 で こ と ご と く は じ か れ、 入 選 以 上 の 資 格 を 得 た 作 品 は い ず れ も 見 る 者 の 美 的 価 値 観 を 試 し て い る か の よ う な 、 一 見 し た だ け で は 捕 え き れ な い ― 、 細 部 ま で 何 度 も 見 返 し た く な る 味 わ い 深 い も の ば か り が 選 ばれ ま し た 。 そ し て 、 二 次 審 査 を 経 て 入 賞 を か け た 最 終 選 考 に 残 っ た 作 品 の 中 か ら 各 審 査 委 員 が い ち 推 し と し た の は 見 事 に 票 が 割 れ て 7 作 品 。 そ こ か ら 学 生 賞 と 奨 励 賞 以 外 の ト ッ プ 3 を 決 め る べ く 熱 い デ ィ ス カ ッ シ ョ ン が 交 わ さ れ ま し た 。 そ の 際 、 佐 々 木 広 人 審 査 委 員 の 発 し た 「 生 ま れ 故 郷 を 思 い 出 す 」 と い う 言 葉 や 、 丹 羽 晴 美 審 査 委 員 の「 日 本 の も の が 写 っ た も の を 選 び た い 」 と い う 発 言 か ら 徐 々 に 共 通 の 価 値 観 が 築 か れ た よ う に 思 わ れ ま す 。 そ の 結 果 、 総 括 の 談 話 で の 鈴 木 英 雄 審 査 委 員 長 の「 茶 道 の 『 侘 び と 寂 び』 の 感 覚 と は 、 自 然 の 命 を 享 受 し て 生 き て い る こ と へ の 感 謝 の 思 い で あ り 、 そ れ が 日 本 人 の 美 意 識 」 と い う 言 葉 に 集 約 さ れ た 、 華 美 な 美 し さ と は 別 次 元 の 日 本 人 独 特 の 感 覚 を 見 事 に 表 現 し た 作 品 が 文 部 科 学 大 臣 賞 に 選 ば れ ま し た 。日 々 の 生 活 の 中 で 失 い か け て い た 我 が 国 の 持 つ 誇 る べ き 一 面 を 再 発 見 さ せ て く れ た 、 そ ん な 印 象 が 残 る 審 査 会で し た 。 入 賞 作 品 は A P A H P に て 11 月 中 旬 頃 発 表 を 予 定 し て い ま す 。 今回は応募多数のため異例の3回に分けての 審査となった。広告作品審査会同様1作品に 対し付箋枚数を上限3票までとし、3票の付 箋を獲得した作品が二次審査へ進む。 一次審査で付箋3票を獲得した作品は 二次審査へ。記述方式により、他の 審査委員票にとらわれず各々の視点 で作品が選考される。 一次審査は組作品と単作品を分けて 審査した。 文:コタニシンスケ 写真:善本喜一郎 永嶋勝美APA
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2016
写真作品部門審査会開催!
第
44
回公益社団法人日本広告写真家協会公募展
「美・うつくしい」をテーマに日本人独特の感覚を見事に表現した作品が最高賞の
文部科学大臣賞に選出されました!
06APAアワード2016 写真作品部門審査会参加スタッフ 高井哲朗、善本喜一郎、坂本隆志、小山敦也、永嶋勝美、原貴彦、長嶋正光、栗山貴志、 矢野雅也、舞山秀一、菅野秀明、gami、濱竜司、倉田亜希、コタニシンスケ、今道しげみ、 太田淳、唐亨、竹内陽子、西川隼矢 佐々木広人 (株) 朝 日新聞出版アサヒカメ ラ編集部編集長 ハービー・ 山口 フォ トグラファー 審査委員長 鈴木英雄 公益社団法人日本広告 写真家協会副会長 細川 晃 公益社団法 人日本広告写真家協会 正会員 棚橋芳雄 (株) 電通 クリエイティブディレ クター レスリー・キー 公益 社団法人日本広告写真 家協会正会員 再度、それぞれの審査委員の様々な視点から説明がされ、当然のことながら意見が割 れることも。 二次審査選考作品を一気にホワイトボードに書き出すと、周囲の思いもかけず広い範 囲に票がわかれた。三次審査で記述するレスリー・キー審査委員。 棚橋芳雄審査委員より選考作品について「組作品の意味がある作品。組作品とし てデザインされているところがいい」との説明があった。 三次審査での上位作品を囲み審査委員がそれぞれ選考作品について説明。「人間 のいとなみの美しさを感じる作品」と説明する丹羽晴美審査委員。 入賞作品決定のため、審議に突入。審査会参加スタッフと一般見学来場者も緊張感あ る空気の中皆身を乗り出してその様子を見ていた。 丹羽晴美 東京都写真 美術館学芸員 APAアワード2016 写真作品部門 審査委員 07
昨 年 の 春 か ら プ ロ サ ポ ー ト を 開 始 し た ソ ニ ー か ら、 今年の8月 プ ロ 向 け と も 思 え る 有 効 画 素 数 4240 万 画 素 の 35ミ リ フ ル サ イ ズ ミ ラ ー レ ス 一 眼 が 発 売 さ れ た。 外 観 的 に は 前 モ デ ル の α 7R と 同 じだが、 中身は全く別物に仕上がっ て い る。 詳 細 は カ タ ロ グ 等 を ご 覧 頂 き、 今 回 は 魅 力 的 な ツ ァ イ ス レ ン ズ と 共 に テ ス ト し た 印 象 を 報 告 す る。 テ ス ト は 福 原 正 会 員 が ス チ ルライフ、 筆者は手持ちでのスナッ プ で 行 っ た。 作 例 写 真 に 関 し て は キ ャ プ シ ョ ン を 一 読 頂 け れ ば と 思 う。 35ミ リ フ ル サ イ ズ で は 世 界 初 と な る 裏 面 照 射 型「Exmor R」 C MO S セ ン サ ー( 電 子 回 路 を 受 光 す る フ ォ ト ダ イ オ ー ド の 裏 側 に 配 置 し、 受 光 素 子 と オ ン チ ッ プ レ ン ズ と の 距 離 を 最 小 限 に 抑 え た ) と 画 像 処 理 エ ン ジ ン BIONZ X の 組 み 合 わ せ で 忠 実 な 色 再 現 と 解 析 低 減 処 理 を 実 現 し て い る。 世 界 最 多 の399点 像 面 位 相 差AFセ ン サ ー を 高 密 度 に 配 置 し た 広 いAFカ バ ー 範 囲。 光 学 式5軸 ボ デ ィ 内 手 ぶ れ 補 正。 13種 類 の ク リ エ イ テ ィ ブ ス タ イ ル。 フ ァ イ ン ダ ー は 有 機 EL パ ネ ル に 加 え、 接 眼 レ ン ズ に 両 面 非 球 面 レ ン ズ を4枚 使 用 し た 新 規 光学系「 X G A OLED Tru − Fi nd er」 を 採 用、 フ ァ イ ン ダ ー 倍 率 0. 78 倍 で 更 に ツ ァ イ ス T * コ ー テ ィ ン グ と 相 ま っ て ク リアでとても見やすい。 防 塵・ 防 滴 の フ ル マ グ ネ シ ウ ム 合 金 の ボ デ ィ と、 ホ ー ル ド 性 の 良 い グ リ ッ プ は プ ロ の ハ ー ド な 使 用 にも耐える強固さが特徴。 使 用 し た 印 象 は、 ミ ラ ー レ ス と い う 事 で、 一 般 的 な フ ル サ イ ズ 機 よ り 一 回 り 以 上 小 さ く そ し て 薄 く 更 に680 g と 軽 い、 手 に し た 感 触 は と て も 良 く、 屋 外 で の 手 持 ち 撮影には最適だと思った。 描 写・ 色 再 現 に 関 し て は、 特 に シ ャ ド ー 部 分 の 描 写 が 良 く ダ イ ナ ミ ッ ク レ ン ジ が 広 く 感 じ る。 ク リ エ イ テ ィ ブ ス タ イ ル は 全 て ニ ュ ー ト ラ ル で 撮 影 し た が、 そ の 色 再 現 性 も と て も 素 直 な 感 じ で 好 印 象、 ツ ァ イ ス レ ン ズ の 軟 ら か な 中 に 芯 の あ る 描 写 と、 暖 か み さ え も 感 じ る し っ と り し た 色 再 現 性、 こ の 組 み 合 わ せ は と て も 魅 力 的 だ と 思 っ た。 今 回 テ ス ト し た 画 像 は R a w で 撮 っ て キ ャ プ チ ャ ー ワ ン・ プ ロ 8 に て 無 調 整 で 書 き 出 し て い る。 α 7R Ⅱ に は キ ャ プ チ ャ ー ワ ン・ エ ク ス プ レ ス( S on y ) が 無 料 で ダ ウ ン ロ ー ド 出 来 る よ う に な っ て いる。 そ し て、 最 後 に 落 ち が 一 つ あ っ た。 福 原 さ ん に カ メ ラ を 渡 し た 後 「 永 嶋 さ ん ボ デ ィ 内5軸 手 ぶ れ 補 正 がOFFに な っ て た け ど、 敢 え て 使 わ な か っ た の で す か?」 と、 O ff と は 知 ら ず「 ミ ラ ー レ ス + ボディ内手振れ、 流石スローシャッ タ ー で も 全 く ブ レ 無 い 」 と 思 い 込 んで使ってました。笑 a7R2_CC_03_OL.indd すべてのページ 2015/10/22 12:11
昨 年 の 春 か ら プ ロ サ ポ ー ト を 開 始 し た ソ ニ ー か ら、 今年の8月 プ ロ 向 け と も 思 え る 有 効 画 素 数 4240 万 画 素 の 35ミ リ フ ル サ イ ズ ミ ラ ー レ ス 一 眼 が 発 売 さ れ た。 外 観 的 に は 前 モ デ ル の α 7R と 同 じだが、 中身は全く別物に仕上がっ て い る。 詳 細 は カ タ ロ グ 等 を ご 覧 頂 き、 今 回 は 魅 力 的 な ツ ァ イ ス レ ン ズ と 共 に テ ス ト し た 印 象 を 報 告 す る。 テ ス ト は 福 原 正 会 員 が ス チ ルライフ、 筆者は手持ちでのスナッ プ で 行 っ た。 作 例 写 真 に 関 し て は キ ャ プ シ ョ ン を 一 読 頂 け れ ば と 思 う。 35ミ リ フ ル サ イ ズ で は 世 界 初 と な る 裏 面 照 射 型「Exmor R」 C MO S セ ン サ ー( 電 子 回 路 を 受 光 す る フ ォ ト ダ イ オ ー ド の 裏 側 に 配 置 し、 受 光 素 子 と オ ン チ ッ プ レ ン ズ と の 距 離 を 最 小 限 に 抑 え た ) と 画 像 処 理 エ ン ジ ン BIONZ X の 組 み 合 わ せ で 忠 実 な 色 再 現 と 解 析 低 減 処 理 を 実 現 し て い る。 世 界 最 多 の399点 像 面 位 相 差AFセ ン サ ー を 高 密 度 に 配 置 し た 広 いAFカ バ ー 範 囲。 光 学 式5軸 ボ デ ィ 内 手 ぶ れ 補 正。 13種 類 の ク リ エ イ テ ィ ブ ス タ イ ル。 フ ァ イ ン ダ ー は 有 機 EL パ ネ ル に 加 え、 接 眼 レ ン ズ に 両 面 非 球 面 レ ン ズ を4枚 使 用 し た 新 規 光学系「 X G A OLED Tru − Fi nd er」 を 採 用、 フ ァ イ ン ダ ー 倍 率 0. 78 倍 で 更 に ツ ァ イ ス T * コ ー テ ィ ン グ と 相 ま っ て ク リアでとても見やすい。 防 塵・ 防 滴 の フ ル マ グ ネ シ ウ ム 合 金 の ボ デ ィ と、 ホ ー ル ド 性 の 良 い グ リ ッ プ は プ ロ の ハ ー ド な 使 用 にも耐える強固さが特徴。 使 用 し た 印 象 は、 ミ ラ ー レ ス と い う 事 で、 一 般 的 な フ ル サ イ ズ 機 よ り 一 回 り 以 上 小 さ く そ し て 薄 く 更 に680 g と 軽 い、 手 に し た 感 触 は と て も 良 く、 屋 外 で の 手 持 ち 撮影には最適だと思った。 描 写・ 色 再 現 に 関 し て は、 特 に シ ャ ド ー 部 分 の 描 写 が 良 く ダ イ ナ ミ ッ ク レ ン ジ が 広 く 感 じ る。 ク リ エ イ テ ィ ブ ス タ イ ル は 全 て ニ ュ ー ト ラ ル で 撮 影 し た が、 そ の 色 再 現 性 も と て も 素 直 な 感 じ で 好 印 象、 ツ ァ イ ス レ ン ズ の 軟 ら か な 中 に 芯 の あ る 描 写 と、 暖 か み さ え も 感 じ る し っ と り し た 色 再 現 性、 こ の 組 み 合 わ せ は と て も 魅 力 的 だ と 思 っ た。 今 回 テ ス ト し た 画 像 は R a w で 撮 っ て キ ャ プ チ ャ ー ワ ン・ プ ロ 8 に て 無 調 整 で 書 き 出 し て い る。 α 7R Ⅱ に は キ ャ プ チ ャ ー ワ ン・ エ ク ス プ レ ス( S on y ) が 無 料 で ダ ウ ン ロ ー ド 出 来 る よ う に な っ て いる。 そ し て、 最 後 に 落 ち が 一 つ あ っ た。 福 原 さ ん に カ メ ラ を 渡 し た 後 「 永 嶋 さ ん ボ デ ィ 内5軸 手 ぶ れ 補 正 がOFFに な っ て た け ど、 敢 え て 使 わ な か っ た の で す か?」 と、 O ff と は 知 ら ず「 ミ ラ ー レ ス + ボディ内手振れ、 流石スローシャッ タ ー で も 全 く ブ レ 無 い 」 と 思 い 込 んで使ってました。笑 a7R2_CC_03_OL.indd すべてのページ 2015/10/22 12:11
12 曇り空の下、自分が好きな居心地のい い場所を求めて、広い校内で撮影した。 やわらかな光の変化を捉えた作品、美 しいボケ感が表現された作品が撮れた。 生徒は真剣な眼差しで、ファインダー をのぞきシャッターを押すたび、自分に 自信をもっていくようだった。カメラの 眼で「私の居場所」を見つけ、まわりの 人とかかわり、互いのよさや美しさを認 め合うことができた気持ちのよい時間 だった。 第五回に応募して以来2回目、天候は雨、 晴れの光を活かしての撮影は無理でし たが、美術室が1階ですぐそばがピロ ティなので出入りが自由にでき、更に 防水のミラーレス一眼カメラを用意い ただいので、果敢にも雨に濡れながら 撮影している生徒もいました。どんな プリントが出来上がってくるのか楽し みです。今回は2クラス同時展開で時 間も約110分、鑑賞までゆとりある展 開となりました。 なんと、今回残念なも雨降りです。昨 年は小降になり校庭で撮影が出来まし たが、今年はずーっと土砂降りでした。 しかし、カメラを首からぶら下げた1 年生たちは自作の縄文土偶を抱え、階段、 廊下、鏡、靴箱、窓、植木鉢など、様々 な場所で半ば拝むような姿で写真を撮 っていました。お互いの写真を見せ合い、 歓声をあげていました。この体験から 『写真』で未来の開ける生徒が生まれた ら良いです。 東京都中野区立北中野中学校 神奈川県松田町立松田中学校 東京都足立区立青井中学校 第1学年4学級132名 福島淳子教諭の授業 第2学年2学級67名 江原 正教諭の授業 第1学年1学級30名 高崎美也子教諭の授業 平成27年9月3日(木) 平成27年9月8日(火) 平成27年8月26日(水)
“私の居場所”
“土偶に願いをこめて”
“立体全身自我像”
テーマ テーマ テーマ 図工で作った紙粘土の「お友達」と学 校探検に出かけました。初めに体育館 やステージ、体育倉庫などを「お友達」 に案内しました。その後は特別教室、 校庭を「お友達」と巡り、遊具や樹木 の枝などから「お友達」のバックに広 がる秋の空に向けてシャッターをきり ました。デジカメなのでで安心して撮 影することができ、、100枚を超えた 数のすてきな作品ができました。APA の皆様ありがとうございました。 神奈川県横浜市立荏田西小学校 第1~6学年1学級9名 池田美也子教諭の授業 平成27年9月15日(火)“お友達との学校探検”
テーマ13
公益社団法人日本広告写真家協会
学校教育事業部「美術授業にカメラ」、
平成
27
年
8
月∼
10
月初旬までの実践記録です。
APA参加スタッフ 杉山親生9/15・9/30 坂本隆志9/3・9/15・9/24 小山敦也9/8・9/15 東隆石10/1 熱海俊一9/15・9/30 栗栖誠紀9/3・9/8・9/24 石田美菜子8/26・9/3・9/8 その江8/26・ 9/3・9/24 小口隆志8/26 竹内陽子8/26 川島幸延9/3・9/24 山田愼二9/3 勝尾仁9/8 佐藤浩視9/15 志子田英子9/15 硯谷昭広9/15 野口勝宏9/15 加藤友一9/30 佐 藤英9/30 あみ美宏10/1 中田明10/1 杉野讓10/1 牧野和馬10/1 松谷泰孝10/1 森誠10/1 学校には生徒たちに貸せるだけの機材 もなく諦めていた内容です。私のやり たい気持ちが伝わったのか、生徒たち も心待ちにしていた授業でした。実施 後「面白かった」「またやりたい」「カメ ラ買っちゃおうかな」という声が聞かれ、 二年生までも「一年生だけ∼?自分たち もやりたい」と言っていました。出来栄 えも良く、これは描くことやつくること が得意でない子も美術を好きになるき っかけになる、と感じました。 埼玉県鴻巣市立吹上北中学校 第1学年3学級82名 北島麻由美教諭の授業 平成27年9月24日(木)“陶芸
∼自分土器をつくろう∼”
テーマ 図工嫌いだった子が、目を輝かせなが ら作品に工夫をこらしレンズを向けて いる。そんな姿を、今回も幾度となく 見ることができました。遠目にそっと 見守っていようと思っているはずなの に、おせっかいなアドバイスをしてし まう自分がありました。子どもだけで なく教師も楽しんでしまう、とてもす てきな時間でした。「今まで気づかな かった自分を発見できる授業」、今後 も続けていきたいです。 奈良県五條市立北宇智小学校 第5・6学年2学級53名 岸本 昇教諭の授業 平成27年10月1日(木)“ふしぎな生き物/すてきな
マイ
ワールド”
テーマ 粘土でつくったそれぞれの「思い」を 様々な場所で撮影をしました。すると、 どんどんアイデアが浮かんでくるため、 生徒たちは「撮った写真は雰囲気が少 し違う!向こうで撮ったらどうなるの かな!?」と予定を変更して撮影場所 を行ったり来たりしていました。一方 的な視点で終わらず、様々な視点から 見ることができた今回の体験は、美術 への興味や関心がより高まったと思い ます。 宮城県仙台市立高森中学校 第2学年3学級100名 佐藤美喜教諭の授業 平成27年9月15日(火)“思い”
テーマ 1時間目の講義の授業では、生徒たちが 講師の先生の説明にあまり反応がなく 心配でしたが、撮影を実践する時間に なると生き生きと活動を開始しました。 講師の先生方にも質問をして、工夫し ながらシャッターを押していた姿が印 象的でした。普段の絵画などの制作活 動では表現が苦手な生徒でも、この授 業では積極的な活動ができていたよう です。生徒にとって表現力を身に付け る貴重な体験になりました。 宮城県仙台市立南吉成中学校 第2学年3学級80名 原 也寸志教諭の授業 平成27年9月30日(水)“学校に現れたオリジナルキャラ”
テーマ東京展に続き関西での開催です。皆様のご来場をお待ちしております。 会期:2015年12月18日(金)∼ 12月25日(金) 時間:10:00 ∼ 19:00(最終日 14:00まで) 会場:富士フイルムフォトサロン大阪 住所:大阪市中央区本町2-5-7 大阪丸紅ビル 1F 電話:06-6205-8000 http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/osaka/ 月刊「フォトテクニックデジタル」(玄光社)に 8年間連載した「かりそめの一夜」が100回を迎 え、これを記念して写真展を開催する運びと なりました。被写体の方々は私の友人や仕事 で出会った数多くのアーティストばかりです。 彼らの新たな一面と個性あふれるクリエイタ ー達ととが融合したちょっとおもしろいポー トレートをぜひご覧ください。 会場:キヤノンギャラリー 会期:銀座 2015年10月29日(木)∼11月4日(水)日・祝休館 10:30∼18:30(最終日15:00) 札幌 2015年11月19日(木)∼12月1日(火)土・日・祝休館 10:00∼18:00 仙台 2015年12月10日(木)∼12月24日(木)土・日・祝休館 10:00∼18:00 梅田 2016年2月4日(木)∼2月10日(水)日・祝休館 10:00∼18:00(最終日15:00) 15年前に京都で衝撃的感動 をした日本庭園の美。今回 はそのときの日本庭園各所 を撮影し、見つめてみた。自身の感覚でピンポイントな空間を切り撮った 作品。全カットPENTAX645Zで撮影。約40点で構成。是非、ご高覧くださ いませ。 会場:リコーイメージングスクエア新宿(ペンタックスフォーラム) ギャラリーI&II 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階) 会期:2015年12月2日(水)∼ 12月14日(月) 火曜定休 時間:10:30 ∼ 18:30(最終日 16:00終了) 電話:03-3348-2941 茶器の底に月を模した絵柄を描くなど日本 人の精神には「見立て」という美意識が存在 しています。また八百万の神々、自然のも のすべてに神が宿るという意識の中、月は 古来より様々な形で日本人の生活様式に入 り込んでいました。その月を写真という表 現方法で「見立て」ることはできないか。そ んな思いから始まった連作です。昨年の池 袋WACCAでの展示作品を一部入れ替える形 で新作を追加発表いたします。 会場:Fireking cafe 会期:2015年12月7日(月)∼2016年1月11日(月・祝)※元旦のみ休 協賛:ジェットグラフ株式会社 協力:イルフォード・ジャパン株式会社 エプソン販売株式会社 ライカカメラジャパン株式会社 http://www.fk-cafe.com/02.html 関西から個性的なメッセージを送る9人の 作家展です。写真のジャンルは違っても、 向かい合うスタンスには共通したものがあ ります。ある人は頑固に、ある人は美意識 にあふれ、またある人は遊び心と優しさで、 それぞれの“Dose it Work”を展開します。 出展者は北岡悟、奥脇孝一、他7名。 会場:キヤノンギャラリー 会期:銀座 2015年11月19日(木)∼11月25日(水)日・祝休館 10:30∼18:30(最終日15:00) 梅田 2015年12月10日(木)∼12月16日(水)日・祝休館 10:00∼18:00(最終日15:00) 森 裕人/関西支部 丑番直子/九州支部 小嶋 隆/中部支部
公益社団法人日本広告写真家協会
2015
年新入正会員展 関西展
村尾昌美
写真展「
PICTURES
」
∼かりそめの一夜∼
佐藤倫子
写真展
「
TSU-BU
[粒子]」
中村成一
写真展
『月読
-TUKUYOMI
』
「
DOSE IT WORK?! 2015
」
–
関西・
9
人の作家展
–
147月22日(水)◎関西支部「ライティングセミナー」 クリップオンストロボ編をビュジ ュアルアーツ専門学校大阪にて開催しました。伊坂謙正会員を講師に迎えての今回の セミナーは、147名の多くの参加者がありました。前半にクリップオンストロボの効果、 方法などのテクニックを中心に、後半には舞台上で実践を行うセミナーとなりました。 8月29日(土)◎東北支部大会 岩手県鶯宿温泉にて28名の参加にて行いました。活 動報告と今後の予定の説明の後、特に「美術授業にカメラ」の活動について、活発な 意見交換が行われました。その後、ホテルの庭園にて法人賛助会員による機材のデモ が行われ、懇親会に突入。翌日のオプションツアーまで、楽しく実りのある支部大会 でした。 9月5日(土)◎中部支部大会 今年度の事業計画等の報告後、会員それぞれがAPAへ の思いをコメントしました。「約40年前のAPA入会時の思い」「APAのメリット」「支部 活性化の為には会員に直接声かけが必要」「APAをチャレンジする場に」「メリットを考 えるよりアウトプットの後にメリットが有る」など貴重な意見が出されました。会議 終了後の懇親会では地元の企業様やスタイリスト、モデルエージェンシーも交え、と ても賑やかな会になりました。 9月12日(土)◎関西支部大会 池坊短期大学にて開催しました。参加者は52名。支 部大会に先立ち行われた特別講演には池坊中央研究学院研究員の島津範好氏によるデ モンストレーションがあり、花を生ける心と写真を結びつけた講演をしていただきま した。支部集会では支部運営のありかた、支部写真展のテーマについて活発な議論が ありました。その後懇親会を輝庭にて行い、ここでも会員間での交流が深まりました。 9月26日(土)◎北海道支部「ステップアップセミナー」 Profoto(株)様とカメラの川 田様のご協力で開催しました。あいにくの天気にもかかわらず11名の方にご参加い ただきました。オフカメラ・フラッシュProfotoB 1とB 2にいろいろなライトシェービ ングツールを利用して室内外でのモデル撮影。様々なライティングを試すことができ、 とても好評でした。最後にProfoto(株)森豊氏にご挨拶いただき終了しました。ライ ティングの方向性が広がりステップアップしていけるセミナーになりました。 9月26日(土)◎APAアワード2016写真作品部門・応募用プリント実践セミナー&ワ ークショップ APA本部会場にてキヤノンマーケティングジャパン(株)、加賀ハイテ ック(株)ご協力のもと行いました。キヤノンマーケティングジャパン(株)川田北斗 氏よりインクジェットプリンターについてご説明いただき、永嶋勝美正会員からプリ ントの基本について話がありました。そして各自持参したデータを出力。そのまま APAアワードに応募する参加者が多く、期待以上の仕上がりに満足いただいたようです。 発行人 編集人 企画 部長 副部長 委員 事務局員 白鳥真太郎 善本喜一郎 公益社団法人日本広告写真家協会 出版情報事業部 永嶋勝美 佐藤正樹 福原毅 舞山秀一 小林伸幸 香出剛志 福永仲秋 石川源 小川義文 倉田亜希 コタニシンスケ 安江とも代 公益社団法人日本広告写真家協会 事務局 東京都港区白金台3-15-1 白金台シティハウス2F TEL 03-5449-0580 FAX 03-5449-0651 印刷 共同印刷株式会社 禁・無断転載「APA NEWS・瞬」2015 APAアワード2016への応募数が近年稀に見 る増加でアワード事業部、事務局ともに準 備で嬉しい悲鳴状態でした。特に写真作品 部門は前年比で約2倍の応募増!今回は APA本部でのアワード展開催となりますが、 次年度(2017)は大改修後の東京都写真美 術館にて開催いたします。この勢いに加え て、会員各位のAPAアワードへの益々のご 応募お待ちしております。 ◎善本喜一郎 15