成
度 第
回
山 陽 小 野 田 市 男 女 共 同 参 画 審 議 会
と
き
成
月
日 ㈭
午 前
時 か ら
と こ ろ
市 役 所
階
大 会 議 室
次
第
議
題
さ ん
う
の だ 男 女 共 同 参 画
ラ ン
改 定 版
に 対 す る パ
ッ ク ・ コ
メ ン ト に つ い て
さ ん
う
の だ 男 女 共 同 参 画
ラ ン
改 定 版
に 関 す る 答 申 に つ い て
さ ん
う
の だ 男 女 共 同 参 画
ラ ン
改 定 版
に つ い て
答
申
書
成
月
日
め に
本 審 議 会 で は 、
成
月
日 に 山 陽 小 野 田 市 長 か ら
さ ん
う
の だ 男 女 共 同 参 画
ラ ン
改 定 版
の 諮 問 を
け 、慎
に 審 議 を
て ま い
り ま し た 。
市 で は 、
成
7
に 男 女 共 同 参 画 の 基 本 理 念 と 基 本 的 施 策 を 規 定 し た
山
陽 小 野 田 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例
制 定 さ
、 ま た 、
成
9
月 に は
男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 係 る 具 体 的
施 策 を 掲
た
さ ん
う
の だ 男 女 共 同
参 画
ラ ン
策 定 さ
ま し た 。
し か し 、 依 然 と し て 固 定 的 性 別 役 割 分 担 意 識 や 女 性 の 能 力 に 関 し て の 偏 見
残
し 、 セ ク
ャ ル ・
ラ
メ ン ト や ド メ
テ
ッ ク ・ バ イ
ン
の 問 題
顕 在 化 す る
、 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 を 阻 害 す る 要 因
数 多 く
在 し て い ま す 。
こ う し た 中 、
さ ん
う
の だ 男 女 共 同 参 画
ラ ン
改 定 版
別 添
は 、
本 市 の 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に つ い て 、 こ
ま で の 取 組 を 承
し
ら ポ
テ
・
ク
ョ ン や ワ
ク ・ ラ イ
・ バ ラ ン
の 推 進 、 男 性 ・ 子
も に と
て の 男 女 共 同 参 画
、 時 代 に 即 応 し た 実 効 性 の あ る も の と
て
り 、 妥
当 で あ る と 認 め ら
ま す 。
今 後 、
ラ ン の 推 進 に 当 た
て は 、 本 審 議 会 の 意 見 や 要 望 を 十 分 に 尊
さ
、 効 率 的 か つ 効 果 的
施 策 の 展 開 を 図 り 、 目 標 達 成 に 向 け て 着 実 に
ラ ン
を 実 施 さ
る
う 期 待 し ま す 。
2
プ ラ ン の 推 進 に 当 た っ て 留 意 す べ
意 見 及 び 要 望
基 本 目 標 Ⅰ
男 女 の 人 権 の 尊 重 と 意 識 の 改 革
重 点 項 目
人 権 尊 重 の 視 点 に 立 っ た 男 女 共 同 参 画 の 推 進
男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 を 阻
も の の 根 底 に は 、 固 定 的 性 別 役 割 分 担 意
識 や 女 性 の 能 力 に 関 す る 偏 見
あ る と 思 い ま す 。 男 女 の 区 別
く 一 人 ひ と
り
尊
さ
、 生 き
い を 持
て 生 活 で き る 状 況
あ
て 、 始 め て 男 女 共
同 参 画
推 進 で き る と 思 い ま す の で 、 基 本 的 人 権 の 尊
に 関 す る 総 合 的
講 習 会 や 研 修 の 開 催 を 要 望 し ま す 。
男 女 共 同 参 画 に 関 す る 市 民 意 識 の 醸 成 を 図 る た め 、 広 報 ・ 啓 発 活 動 の 充
実 を 要 望 し ま す 。
ラ ン の 実 施 に 当 た
て は 、 家 庭 に
い て 男 女
助 け 合
て
護 の で き
る 環 境 の 整 備 を 要 望 し ま す 。 ま た 、 男 性
も
と 積 極 的
護 に 参 加 で き
る
う 、
護
ラ ン テ
制 度 の 充 実 を 要 望 し ま す 。
基 本 目 標
男 女
働
や す い 職 場
く
重 点 項 目 9
男 女 共 に 能 力 を 発 揮
る 就 業 環 境 の 整 備
女 性 の 就 労 率
30
歳 代 で 一
低 下 す る い わ ゆ る
M
の 問 題
あ
り ま す 。 こ
は 、 育 児 休 暇
終 わ
て か ら 仕 事 に 復 帰 し
う に も 、 保 育 園
の
入
の 問 題 で 、 女 性
思 う
う に 復 職
果 た せ
い 状 況
あ る か
ら で す 。 本
ラ ン で は 、 特 別 保 育 の 充 実 を 図 る
う に
て い ま す
、 実
施 計 画 に
い て は 、 未 就 学 児 を 持 つ 女 性 に 対 し て 、 就 労 意 欲 を 喚 起 す る
う
施 策 の 展 開 を 要 望 し ま す 。
こ
ま で は 運 送 業 は 男 性 の 社 会 で し た
、
最 近 で は 労 働 力 の 不 足
で 、
女 性 ド ラ イ バ
増 加 し て い ま す 。
ま た 、
企 業 の 中 で は 男 女 共 同 参 画 の 様 々
取 組 を 行
て い る と こ ろ も あ り ま す 。 し か し 、 未 だ 多 く の 企 業 で は 、 現
状 の 労 働 環 境
ベ タ
と 考 え 、 男 性 中 心 の 雇 用 慣 行
残
し て い ま す 。 こ
う し た こ と か ら 、 男 性 の 育 児 休 暇 の 取 得 や 男 女 の 賃 金 格 差 の 解 消
、 男
女
働 き や す い 職 場
く り に 向 け 、 積 極 的
施 策 の 展 開 を 要 望 し ま す 。
プ ラ ン の 推 進
ラ ン を 実 施 す る 手 法 と し て P
A サ イ ク ル と い う も の
あ り ま す 。
本 審 議 会 は こ の サ イ ク ル の う ち 、 主 に P
ラ ン
計 画
に つ い て 審 議 す
る 場 と 考 え ま す
、 今 後 は 、
チ ェ ッ ク
評 価
の 機 能 に も 着 目 し 、 実
施 報 告
を 通 し て し
か り と
ラ ン の 評 価 を 行 い た い と 思 い ま す 。
本
ラ ン に は 、
充 実
、
、
強 化
抽 象 的
目 標 設 定 と
て
い ま す
、 実 施 計 画 に
い て は 、 誰
見 て も わ か り や す い 目 標 値 を 設 定 さ
る こ と を 要 望 し ま す 。
さんようおのだ
男女共同参画プラン
(改定版)
男 女 共 同 参 画 社 会 と は 、 男 女
互 い に 人 権 を 尊
し つ つ 責 任 も 分 か ち 合 い 、 性 別 に か か わ り
く 、 そ
の 個 性 と 能 力 を 十 分 に 発 揮 す る こ と
で き る 社 会 の
こ と で す 。
少 子 高 齢 化
急 速 に 進 展 し 、 人 々 の ラ イ
タ イ
ル
多 様 化 す る 中 で 、 一 人 ひ と り
心 豊 か で 充 実 し
た 生 活 を 送 る と と も に 、 安 心 ・ 安 全 で 元 気
地 域
く り を 進 め る た め に は 、
男 女 共 同 参 画 社 会 を 実 現 し 、
男 性 も 女 性 も 意 欲 と 能 力 を 十 分 に 発 揮 し 、 家 庭 、 職
場 、 地 域 、 学 校
で い き い き と 活 躍 し て い く こ と
大 切 で す 。
本 市 で は 、 山 陽 小 野 田 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例
と
成
9
に 策 定 し た
さ
ん
う
の だ 男 女 共 同 参 画
ラ ン
に
り 、 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 に 向 け た
様 々
取 組 を 推 進 し て ま い り ま し た 。
特 に 、
成
に は 、 全 国 に 先 駆 け
月
日 を
女 性 の 日
と 定 め 、 固
定 的 性 別 役 割 分 担 意 識 の 解 消 や 実 効 性 の あ る 積 極 的 改 善 措 置
ポ
テ
・
ク
ョ ン
の 推 進 に 取 り 組
ま し た 。
こ う し た 中 、 昨 今 の 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 対 応 す る た め 、 こ の た び 、 今 後 5
間 に
け る 基 本 目 標 や
点 項 目 、 具 体 的
施 策
を 示 し た
さ ん
う
の
だ 男 女 共 同 参 画
ラ ン
(
改 定 版
)
を 策 定 い た し ま し た 。
こ の
ラ ン で は 、 現 下 の 課 題 に 対 応 す る た め 、 新 た に
男 性 、 子
も に と
て の 男 女 共 同 参 画 の 推 進
や
仕 事 と 生 活 の 調 和
ワ
ク・ラ イ
・バ ラ ン
の 推 進
を 盛 り 込
、 男 女 共 同 参 画 を
り 一 層 推 進 す る こ と と い た し ま し
た 。
男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 は 、 行 政 の 取 組 だ け で で き る も の で は
く 、 事 業 者
や 各 種 団 体 、 そ し て 市 民 一 人 ひ と り
そ の 必 要 性 を 理 解 し 、 そ
主 体 性
を も
て 取 り 組
こ と
何
り も 肝 要 で す 。 皆 様 の
り 一 層 の 御 理 解 、 御 協 力
を い た だ き ま す
う
願 い 申 し
ま す 。
終 わ り に 、 こ の
ラ ン の 策 定 に 当 た り 、 貴
御 意 見 を
寄 せ い た だ き ま し
た 市 民 の 皆 様 、 熱 心 に 御 審 議 い た だ き ま し た 山 陽 小 野 田 男 女 共 同 参 画 審 議 会 委
員 の 皆 様 に 心 か ら
礼 を 申 し
ま す 。
目
次
第
章
プランの改定にあたって
.プラン改定の趣旨
---
2.プラン改定の背景
---
第2章
プランの基本的
考え方
.基本理念
---
2.プランの構成---
.プランの期間
---
.体系表
---
第
章
プランの内容
基本目標Ⅰ
男女の人権の尊重と意識の改革
---
6
重点項目
人権尊重の視点に立った男女共同参画の推進 ---
7
重点項目2
男女共同参画の視点に立った生涯学習の推進 ---
重点項目
男性、子
もにとっての男女共同参画の推進 ---
重点項目
男女互いの性の理解と尊重 ---
8
重点項目
男女間における暴力の根絶 ---
9
基本目標
施策等の立案及び決定への共同参画の推進
---
22
重点項目6
あらゆる分野における政策・方針決定過程への
女性の参画の拡大 ---
2
基本目標
家庭、地域における男女共同参画の推進
---
27
重点項目7
男女
自立して支え合う家庭
く
---
28
重点項目8
男女共同参画に
る豊
地域社会
く
---
基本目標
男女
働
やすい職場
く
---
6
重点項目9
男女
共に能力を発揮
る就業環境の整備
---
7
基本目標
国際理解を通した男女共同参画の推進
---
第
章
プランの推進
.プランの推進体制
---
6
2.庁内の推進体制
---
6
.国、県、関係機関、民間等との連携 ---
6
.進捗状況の検証
---
6
参考資料
男女共同参画に関する行政のあゆみ ---
7
山陽小野田市男女共同参画推進条例 ---
山陽小野田市男女共同参画審議会規則
---
山陽小野田市男女共同参画推進本部設置要綱
---
山陽小野田市男女共同参画推進本部幹事会運営要綱
---
7
男女共同参画社会基本法 ---
9
配偶者
らの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律 ---
6
1
第 1 章
プ ラ ン の 改 定 に あ た っ て
. プ ラ ン 改 定 の 趣 旨
本 市 に お い て
、 平 成
7 年 に
山 陽 小 野 田 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例
を
制 定 し 、 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 関 す る 基 本 理 念 と 基 本 的 施 策 を 定 め る と と も
に 、 平 成
9 年
月 に
さ
う お の
男 女 共 同 参 画 プ ラ ン
を 策 定 し 、
時 代 に 即 応 し た 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 係 る 具 体 的
施 策 に
い て 、 そ の 推 進
に 努 め て ま い
ま し た 。
し
し 、
依 然 と し て 性 別 に
る 固 定 的
役 割 分 担 や こ
を 反 映 し た 慣 行
、
社 会 の あ ら ゆ る 分 野 に 根 強 く 残
、 セ ク シ ュ ア ル ・ ハ ラ ス メ ン ト や
メ ス テ
ッ ク ・ バ イ オ
ン ス
の 問 題
顕 在 化 す る
、 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実
現 を 阻 害 す る 要 因
、 今 日 も 数 多 く 存 在 し て い ま す 。 ま た 、 少 子 高 齢 化 の 進
展 や 社 会 経 済 情 勢 の 変 化
ら 生
る 様 々
課 題
、 男 女 共 同 参 画 を 取
巻
く 環 境 等
、 大
く 変 化 し て い ま す 。
こ の
う
状 況 の 中 、 本 市 の 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に
い て 、 こ
ま
の 取
組 を
承 し
ら 実 効 性 の あ る 積 極 的 改 善 措 置 (ポ
テ
ブ ・ ア ク シ ョ ン
)
の 推 進 や 仕 事 と 生 活 の 調 和
ワ ー ク ・ ラ イ フ ・ バ ラ ン ス
の 新 し い 動
に も 弾 力 的 に 対 応 す る た め 、
さ
う お の
男 女 共 同 参 画 プ ラ ン(改 定 版)
を 策 定 し 、
男 女 共 同 参 画 施 策 を 総 合 的
計 画 的 に 実 施 す る こ と と し ま し た 。
2 . プ ラ ン 改 定 の 背 景
少 子 高 齢 化 の 進 展 と 社 会 情 勢 の 変 化
本 市 に お い て
、 昭 和 6
年 を
ー ク と し て 、 人 口 減 少
続 い て い ま す 。
そ の 主
要 因 と し て
、 出 生 率 の 低 下 や 高 齢 化 の 進 展 に
、 死 亡 数
出 生
数 を 上 回 っ て い る こ と
自 然 減
や 、 就 職 、 進 学
に
る 市 外 へ の 人 口 流
出
社 会 減
あ
ら
ま す 。
人 口 の 推 移 単 位 人
昭 和 55年 昭 和 60年 平 成 2年 平 成 7年 平 成 12年 平 成 17年 平 成 22年
68,312
70,133
69,481
68,745
67,429
66,261
64,550
人 口 動 態 平 成 22年 単 位 人
出 生 数 死 亡 数 転 入 転 出
2
ま た 、本 市 の 高 齢 化 率
65
歳 以 上 の 高 齢 者 の 総 人 口 に 占 め る 割 合
、平
成
22
年
27.2% と
っ て お
、 全 国 の
23.0% を 上 回 っ て 高 齢 化
進 展 し て
い ま す 。
さ ら に 、長 引 く 景 気 の 低 迷 に 加 え 、平 成
20
年 の 金 融 危 機 の 影 響 に
、雇
用 環 境
急 速 に 悪 化 し て お
、 長 時 間 労 働 、 賃 金 格 差 、 非 正 規 雇 用
の 課
題 解 決 の 取 組
求 め ら
て い ま す 。
こ の
う に 、 少 子 高 齢 化
進 み 、 社 会 情 勢
大
く 変 化 す る 中
、 家 庭 、
職 場 や 地 域
生 活 の あ ら ゆ る 場 面 に お い て 、 男 女
そ
持 て る 能 力 を
発 揮 し 共 に 課 題 を 解 決 す る こ と
求 め ら
て お
、 男 女 共 同 参 画 推 進 へ の 更
る 取 組
必 要 に
っ て
て い ま す 。
2
国 ・ 県 の 動
国
、 平 成 2 2 年
2 月 に 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 に 基
く
第
次 男 女
共 同 参 画 基 本 計 画
を
議 決 定 し ま し た 。こ の 計 画
、
少 子 高 齢 化 の 進 展 と
人 口 減 少 社 会 の 到 来 、 家 族 や 地 域 社 会 の 変 化 、 経 済 の 長 期 低 迷 と 閉 塞 感 の 高
ま
、 非 正 規 労 働 者 の 増 加 と 貧 困 ・ 格 差 の 拡 大
社 会 情 勢 の 変 化 や 経 済 社
会 の グ ロ ー バ ル 化
に 伴 う 課 題 を 解 決 す る た め に も 、 男 女 共 同 参 画 社 会 の
実 現
必 要 不 可
あ る
と し 、
国 に お け る 男 女 共 同 参 画 の 形 成
一 層
加 速 さ
る
う 、 実 効 性 の あ る ア ク シ ョ ン ・ プ ラ ン と し て 策 定 さ
ま し た 。
県 に お い て も 、 こ の
う
国 の 動
や 、 社 会 情 勢 の 変 化 に 弾 力 的 に 対 応
る
う 、 平 成 2
年
月 に 山 口 県 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画
ら め
山 口 ハ
ー
ニ ー プ ラ ン
の 改 定
行 わ
ま し た 。
本 プ ラ ン の 改 定
さ
う お の
男 女 共 同 参 画 プ ラ ン
改 定 版
に あ た っ
て
、 社 会 情 勢 の 変 化 、 国 ・ 県 の 計 画 の 改 定 等 、 さ ら に
こ
ま
の 取 組 や
3
第
2
章
プランの基本的な考え方
.基本理念
第一次山陽小野田市総合計画に掲
ら
ている将来都市像
人と出会い
支え合
い
自然とふ
あう
活力ある
住み
さ創造都市
に向け、
山陽小野田市男女
共同参画推進条例
に掲
る6
の基本理念の下、
市民一人ひと
互いにその人
権を尊重し
責任も分
ち合い、
性別に
わ
く社会のあらゆる分野におい
て、
その個性と能力を十分に発揮すること
る男女共同参画社会の実現を目指
します。
6
の基本理念
男女の人権の尊重
2
社会
け
制度又
慣行
いての配慮
施策等の立案及び決定への共同参画
4
家庭生活等への共同参画
生殖
関す
意思の尊重及び健康への配慮
国際社会の取組の理解
2.プランの構成
山陽小野田市男女共同参画推進条例
に掲
る 6
の基本理念に基
、次の
の基本目標を定めました。
◆基本目標
Ⅰ
男女の人権の尊重と意識の改革
・・・基本理念
・
2
・
Ⅱ
施策等の立案及び決定への共同参画の推進・・・基本理念
家庭、地域
け
男女共同参画の推進・・・基本理念
4
男女
働きやすい職場
く
・・・基本理念
4
Ⅴ
国際理解を通した男女共同参画の推進・・・基本理念
さらに、本市の実情や国・県の計画改定の考え方を踏まえ、重点項目・施策を設定
しました。
◆国の第
3
次基本計画
いて改めて強調さ
てい
視点
女性の活躍に
る経済社会の活性化
男性、子
もにとっての男女共同参画
様々
困難
状況に置
ている人々への対応
女性に対するあらゆる暴力の根絶
4
◆山口県男女共同参画基本計画
第
2
次改訂版
男性、子
もにとっての男女共同参画の推進
新た
重点項目
貧困
生活上の困難に直面する男女への支援
新た
重点項目
家庭、地域、職場における両立支援
→
仕事と生活の調和の推進
重点項目の
称変更
◆重点項目・施策
★
新規
基本目標Ⅰ
男女の人権の尊重と意識の改革
…基本理念
・
2
・
重点項目
1
人権尊重の視点
立
た男女共同参画の推進
重点項目
2
男女共同参画の視点
立
た生涯学習の推進
重点項目
3
男性、子
と
ての男女共同参画の推進
★
重点項目
4
男女互いの性の理解と尊重
重点項目
5
男女間
け
暴力の根絶
基本目標Ⅱ
施策等の立案及び決定への共同参画の推進
★
…基本理念
重点項目
6
あ
ゆ
分野
け
政策・方針決定過程への女性の参画の拡大
★
基本目標
家庭、地域
け
男女共同参画の推進
★
…基本理念
4
重点項目
7
男女
自立して支え合う家庭
く
★
重点項目
8
男女共同参画
豊か
地域社会
く
★
基本目標
男女
働きやすい職場
く
…基本理念
4
重点項目
9
男女
共
能力を発揮
き
就業環境の整備
基本目標Ⅴ
国際理解を通した男女共同参画の推進
★
…基本理念
重点項目
10
国際交流
国際規範・基準の浸透
★
.プランの期間
本プランの期間
、平成2
年
2012
年
度
ら平成28年
2016
年
度ま
の
年間とします。
基本目標 重点項目 施策 Ⅰ男女の人権の尊重と
意識の改革
1 人権尊重の視点に立った 男女共同参画の推進
(1)男女共同参画に関する市民意識の醸成 2 男女共同参画の視点に
立った生涯学習の推進
(1)男女平等を推進する学校教育の充実 (2)男女平等を推進する家庭教育の充実 (3)男女共同参画を推進する社会教育の充実 (4)女性のエンパワーメントのための学習機会 の充実・リーダーの養成
3 男性、子 もにとっての
男女共同参画の推進
(1)男性への意識啓発及び家庭・地域参画に 向けた支援
(2)子 もの発達段階に応 た男女共同参画の
理解の促進 4 男女互いの性の理解と
尊重
(1)性と生殖に関する健康・権利 リプロダク
テ ブ・ ルス/ライツ に関する意識の
浸透 5 男女間における暴力の
根絶
(1)あらゆる暴力を許さ い社会意識の醸成
(2) メステ ック・バイオ ンス対策の推進
(3)セクシュアル・ハラスメントの防止対策の 推進
施策等の立案及び決定 への共同参画の推進
6 あらゆる分野における 政策・方針決定過程への 女性の参画の拡大
(1)各種審議会等への女性の参画の促進 (2)市政等への女性の参画の促進
(3)市、企業等の意思決定過程への女性の参画 の促進
家庭、地域における 男女共同参画の推進
7 男女 自立して支え合う
家庭 く
(1)仕事と生活の調和 ワーク・ライフ・バラ
ンス の推進
(2)子 もを育てやすい環境 く
(3)福祉の充実と健康 く
8 男女共同参画に る
豊 地域社会 く
(1)地域活動における男女共同参画の推進 (2)防災分野における男女共同参画の推進
男女 働 やすい
職場 く
重 男女 共に能力を発揮
る就業環境の整備
(1)男女の均等 雇用機会と待遇の確保
(2)貧困 生活上の困難に直面する男女への
支援
(3)育児・介護休業制度の普及・啓発
(4)多様 働 方を可能にする条件整備
(5)農林水産業・商工業等自営業における労働 環境の整備
国際理解を通した 男女共同参画の推進
10 国際交流に る
国際規範・基準の浸透
(1)国際理解・国際交流の推進
さ
うおの
男女共同参画プラン(改定版
体系表
男
女
共
同
参
画
社
会
を
目
指
し
て
6
第
3
章
プランの内容
基本目標Ⅰ
男女の人権の尊重と意識の改革
山陽小野田市男女共同参画推進条例
、その基本理念の最初
、男女の
人権の尊
重
を掲
ています。
男女共同参画社会を実現するために
、
一人ひと
性別
けにとらわ
るの
く、お互いを一人の人間として認め合い、尊重するとともに、社会制度や慣行
男
女の社会における活動の選択に対して中立的に働く
う、
こ
らを必要に応
て見直し、
解決していく意識をも
こと
大
す。
こ
、
男女共同参画の推進にあたっての基本と
るもの
すの
、
あらゆる場面
、
市民の意識醸成、と
わけ教育・学習を通した普及啓発を図ってい
ます。
今回の改定
男女共同参画の裾野を広
る
う、
男性や次代を担う子
も・若者世
代への取組を進めます。
また、近年、大
社会問題と
っている
メステ
ック・バイオ
ンス
(※)の
女性に対する暴力を根絶するためにも、
あらゆる場面において、
人権尊重の意識を
浸透さ
る取組
必要
す。
重点項目
1
人権尊重の視点
立
た男女共同参画の推進
重点項目
2
男女共同参画の視点
立
た生涯学習の推進
重点項目
3
男性、子
と
ての男女共同参画の推進
重点項目
4
男女互いの性の理解と尊重
重点項目
5
男女間
け
暴力の根絶
(※) メステ ック・ イオ ンス: 配偶者やパ ト 親密 関係 あ (あ い あ た)者か の暴力をいう 身体
7
重点項目
1
人権尊重の視点
立
た男女共同参画の推進
施策
(1)
男女共同参画
関す
市民意識の醸成
現状と課題
男女共同参画社会の実現の障害と
っているものの一
に、
人々の意識の中
長い時
間を
けて形作ら
て
た、
固定的性別役割分担意識
女
こう
いといけ
い
あ
ます。
本市
平成22年に実施した
男女共同参画に関するアンケート調査
、
各分
野における男女の地位の平等感
に
いて、
学校教育の場
6割以上
男女平等と答
える
平等感の醸成
比較的進
います
、社会通念・慣習、政治経済活動
不平等感
強く、男性
優遇さ
ているという意識
高く
っています。
山陽小野田市男女共同参画推進条例
、その基本理念の中
、
男女
性別に
差別さ
ること
く、
個人として個性と能力を十分に発揮する機会
確保さ
るととも
に、男女の個人としての人権
尊重さ
ること
(
第
条第
号
)
と規定しています。
男女共同参画の推進にあたって
、
この理念に対する理解を深めることを基本にして
取組を進める必要
あ
ます。
方向性
男女共同参画に関する市民意識の把握を通して、 人権尊重の基本理念の徹底を図
、
こ
を各種施策へ反映するとともに、あらゆる機会・媒体を活用して、積極的
啓発・
広報活動に努めます。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
男女共同参画
関す
意識調査
の実施
・プラン改定時
け
市民
ンケ
ト調査の実施
・講演会、学習会等の参加者
対す
ンケ
ト等の実施
男女共同参画担当
出前講
啓発
男女共同参画担当
充実
意識啓発のための講演会の開催等
・男女共同参画講演会の開催
・
女と男の一行詩
鑑賞会の開催
男女共同参画担当
市広報等
啓発
再掲Ⅰ-3- 1
・
女と男の一行詩
冊子掲載作品の中か
男女共同参画のキ
ワ
作品を市広報及びポスタ
掲載
男女共同参画担当
ホ
ムペ
等を活用した啓発活動の展開
再掲Ⅰ-3- 1
・市ホ
ムペ
男女共同参画
関す
情報を掲載
男女共同参画担当
充実
女と男の一行詩
の公募・発行
男女共同参画担当
男女共同参画
関す
情報収集・提供
再掲Ⅰ-3- 1
・国・県・他市
か
の情報誌、小冊子等
情報収集・提供
8
新た
取組
内
容
担当部署
女性の日
の普及啓発
・
女性の日
10
月
1
日
記念事業の開催
男女共同参画担当
男女共同参画社会の実現に向
啓発活動の一環とし
成11
本市独自
に募集・発行を開始し
女と男の一行詩
日本全国
ま
遠く海外
らも寄せ
ら
ま
の作品の中
ら
歴代の最優秀作品を紹介します
★第1回
成11
最優秀賞★
家事分担という
やっ
もらう
といい
あな
やっ
あ
る
という
9
男性の方 非常に優遇さ ている。 ちら といえ 男性の方 優遇さ ている。
平等 ある。 ちら といえ 女性の方 優遇さ ている。
女性の方 非常に優遇さ ている。 わ ら い・無回答
ンケ
ト調査
各分野
け
男女の地位の平等感
(
山陽小野田市
)
1.3 0.8 9.4 10.6 63.6 58.8 3.7 3.1 0.5 0.3 21.4 26.5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
22年度調査
17年度調査
学校教育の場
15.2 17.6 58.0 53.6 15.5 12.7 4.3 4.0 1.1 0.6 5.9 11.5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
22年度調査
17年度調査
社会通念・慣習・し
た
19.0 21.6 48.1 41.0 17.9 17.3 2.4 3.4 0.0 0.3 12.6 16.4
0% 20% 40% 60% 80% 100%
22年度調査
17年度調査
10
ンケ
ト調査
男女
あ
ゆ
分野
と平等
ため
重要
こと
(
山陽小野田市
)
3.9
17.1 11.1
16.1 17.5 12.7
21.6
5.3
14.5 13.9
17.3 18.1 13.0
17.9
0 10 20 30
その他・わ ら い・無回答
子 もの時 ら家庭や学校 男女の平等に いて
教えること
行政や企業 の重要 役職に一定の割合 女性
を 用する制度を採用・充実すること
女性の就業、社会参加を支援する施設やサービス の充実を図ること
女性自身 経済力を けた 、知識・技術を習得
する 、積極的に力の向上を図ること
法律や制度の面 の見直しを行い、女性差別に
るものを改めること
女性を取 巻く様々 偏見や固定的 社会通念・
慣習・し た を改めること
22年度調査(回答総数929 17年度調査(回答総数1,557
%
複数回答
★第
回
成1
最優秀賞★
あな
にとっ
の日曜日
11
重点項目
2
男女共同参画の視点
立
た生涯学習の推進
施策
(1)
男女平等を推進す
学校教育の充実
現状と課題
学校教育の場
、
男女の地位の平等感に
いて平等と感
る人の割合
6割を超え
ています。
し
し、
学校教育の場
、
子
もたちのものの見方や考え方
を形作っていく重要
役割を担っているの
、
学校運営のあ
方や授業方法
男女の平等意識に大
影響を与えることを認識し、
男女平等や人権尊重の視点にたった教育をさらに進めてい
くこと
必要
す。
方向性
学習指導、進路指導、学校生活全般において男女平等教育の推進を図
、男女平等の
意識に立った人間形成を目指します。
特に、
人権に関する教育、
性教育、
道徳教育
、
生
る力
を育
教育を通して男女平等意識の浸透を図
ます。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
学習指
の充実
再掲Ⅰ-3- 2
・教科指
の充実と
間指
計画の明確化
・遈徳、学級活動
け
特設・参観授業の実施
・人権教育啓発
係
作品募集
標語、詩、ポスタ
学校教育担当
充実
地域
根
した学校
く
の推進
・学校評議委員会の実施
・学校便
等各種通信の地域への発行
・地域人材活用事業
心ときめき教室
の開催
・学習支援
ランテ
の募集と学習支援活動の推進
・学校関係者評価及び第三者評価の
入と公表の在
方
い
ての検討
学校教育担当
保護者
対す
男女平等の意識啓発
・ 人 権 教育を 題 材 と した授 業 参観 及 び 研修 会の開 催 及 び学 校 通
信
啓発
学校教育担当
教職員への意識啓発・研修の充実
・校内研修会の実施
・人権教育推進講
への教職員の参加
進
・県教育委員会等関係機関開催研修の参加
進
12
施策
(2)
男女平等を推進す
家庭教育の充実
現状と課題
男女平等に
いての意識
、
生ま
た時
らの育てら
方や
けて
た教育、
本人を
取
巻く環境
大
く関わっています。
特に、家庭において
、親の考え方
子
もに大
影響を与えます。このため、男
女平等意識に根
した教育
さ
る
う、
家庭教育のための学習機会の提供
必要
す。
家族のふ
あいや親子の共同体験
る環境
く
を進め
ら、
子
もの発達に
応
た心の教育を充実さ
ること、
また、
男女
共に協力し支えあって子育てをするこ
との大
さを理解してもらうためにも、
父親の家庭教育への参加を促す学習情報の提供
や学習機会の充実を図ること
必要
す。
方向性
人権尊重に基
いた男 女平等観の形成を推進 する家庭教育 のための 学習機会の提供
及び啓発を行います。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
公民館講
の開催
再掲Ⅰ-3- 1
・家庭教育や男性料理教室等男女平等を推進す
内容の講
の
開催
社会教育担当
★第
回
成1
最優秀賞★
あな
ゴル
クラ
貸し
13
施策
(3)
男女共同参画を推進す
社会教育の充実
現状と課題
男女共同参画の実現のために
、
次代を担う子
もたちの教育と合わ
て、
す
に社
会
活躍している多くの人々の認識を、
様々
学習の場
を通して、
深めていく
こと
重要
す。
このため、地域、職場
において、男女平等に向けた意識定着を図るとともに、男
女
共に社会の対等
構成員として参画
る
う、
男女共同参画に関する学習情報や
学習機会の提供を図る必要
あ
ます。
方向性
市民
参加しやすい行事の開催や、
各種講
の啓発にさらに進めること
、
生
涯学習の一環としての男女共同参画学習環境の整備・充実を図
ます。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
人権を考え
集いの開催
・講演会、講
の開催
人権推進担当
公民館講
及び地域行事の開催
・公民館の講
や地域
の行事を通した男女共同参画の推進
社会教育担当
学校施設の地域開放
・ 男女を問わ
、 日常のスポ
活動を通 し た 交流 の場を広 く提
供す
ため、学校の体育館、運動場を市民
開放
教育総務担当
体育施設の充実
・市民を対象
日常生活
け
スポ
活動を活発
す
ため
運動す
場の提供
体育振興担当
情報提供の充実
・市広報、生涯学習情報誌等
学習機会の情報提供
・市広報
随時
情報誌
1
回
14
施策
(4)
女性のエンパワ
メント
(※)のための学習機会の充実・リ
の養成
現状と課題
近年、多くの女性
社会に進出し、様々
分野において活躍してお
、こ
ら
今
以上に幅広い活動
期待さ
ています。
このため、
女性
新しい社会
く
の
主体者
として、責任をもって、その個性や能力を発揮
る
う、女性に対する学習機会の充
実や社会参画の促進を図ること
必要
す。
方向性
女性
自らの意思に
って社会のあらゆる分野の活動に参画するため、
女性自身のエ
ンパワーメントを支援する学習機会の充実を図
、
女性
主体的に活動している地域団
体間の交流や情報提供を促進します。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
女性のエンパワ
メントのための学習機会や情報の提供
・ 女 性 の能 力 開発 や 人材育 成 を目 的 と し た 講
等の 学 習 機会
の情報の提供
男女共同参画担当
社会教育担当
女性団体
対す
支援
・女性団体の育成、自主的活動及び団体間の交流活動を支援
男女共同参画担当
社会教育担当
組織
く
対す
支援
・女性リ
の養成や組織
く
対す
支援
社会教育担当
(※)エンパワ メント: 自己決定の力、仕事の技術や能力、経済力、物事を決定す 場の発言力 、一人 と 力を
15
重点項目
3
男性、子
と
ての男女共同参画の推進
施策
(1)
男性への意識啓発及び家庭・地域参画
向けた支援
現状と課題
人々の意識の中
長い時間を
けて形成さ
た固定的性別役割分担意識
、時代とと
もに変わ
あ
ます
、いま
に根強く残っています。
男女
互いにその人権を尊重し責任を分
ち合い、
個性と能力を発揮すること
る男女共同参画社会を形成すること
、
男性にとっても重要
事柄
すの
、
男性
暮らしやすい社会と
るということに
いて理解を深める必要
あ
ます。
方向性
男性自身の男性に関する固定的性別役割分担意識の解消を図るとともに、
男性にとっ
ての男女共同参画の意義に関する広報啓発活動を推進します。
また、男性の家庭や地域への参画に向けた環境
く
の促進を図
ます。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
男女共同参画
関す
広報啓発活動
再掲Ⅰ‐1‐
1
・市広報
、市ホ
ムペ
啓発
・男女共同参画
関す
情報収集・提供
男女共同参画担当
充実
公民館講
の開催
再掲Ⅰ‐2‐
2
・家庭教育や男性料理教室等男女平等を推進す
内容の講
を
開催
社会教育担当
男性の家事・育児・介護等への参画
進
再掲
‐7‐
1
、
‐9‐
3
・特定事業主行動計画
※の推進
・男性職員
育児休業等を取得しやすい職場環境の整備
人事担当
強化
・男性の家事・育児・介護等への参画啓発
人事担当
児童福祉担当
高齢者福祉担当
障
い者福祉担当
商工労働担当
強化
・次世代育成支援対策の着実
推進
児童福祉担当
(※)特定事業主行動計画: 次世代育成支援対策推進法 基 き、特定事業主 国の各府省や地方公共団体 、自 の
16
ンケ
ト調査
男
仕事、女
家庭
という考え方
いて
(
山陽小野田市
)
3.4 9.2 6.1
27.1 33.7 29.7
36.7 23.9 30.7
25.1 22.1
24.1
7.7 11.0
9.4
0% 20% 40% 60% 80% 100%
女性 207人 男性 163人 全体 374人
賛成 ちらかといえば賛成
ちらかといえば反対 反対
わから い・無回答
★第
回
成1
最優秀賞★
振
向
ない
17
施策
(2)
子
の発達段
応
た男女共同参画の理解の
進
現状と課題
次代を担う子
もたち
健や
に育ち、
個性と能力を発揮
る社会を目指す視点
ら、子
もの頃
ら男女共同参画の理解を促進すること
重要
す。また、安全
安心
して暮ら
る環境の確保や健や
成長に向けた支援
必要と
っています。
方向性
子
もの頃
ら男女共同参画を促進するため、
幼児期
ら発達段階に応
て人への愛
情、人権の尊重、男女の平等、男女の相互理解と協力、家庭生活の大
さ
に関する
教育を推進するとともに、
自ら健康管理
る
う、
学校や地域における健康教育や性
教育の充実を図
ます。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
学習指
の充実
再掲Ⅰ-2- 1
・教科指
の充実と
間指
計画の明確化
・遈徳、学級活動
け
特設・参観授業の実施
・人権教育啓発
係
作品募集
標語、詩、ポスタ
学校教育担当
充実
男女間
け
暴力の根絶・相談体制の充実
再掲Ⅰ-5- 1
・小・中学校生徒指
担当者会議の実施
・各校への教育相談室の整備・拡充
・スク
ルカウンセラ
の配置
学校教育担当
子
の安全確保と健全育成
・要保護児童対策地域協議会
子育て支援ネットワ
ク協議会
を
中心とした児童虐待や発達障害児対策等の充実
児童福祉担当
★第
回
成1
最優秀賞★
あな
と
18
重点項目
4
男女互いの性の理解と尊重
施策
(1)
性と生殖
関す
健康・権利
(
リプ
クテ
ブ・
ルス
ライ
)
(※)関す
意識の浸透
現状と課題
男女
そ
異
る身体的特質を十分に理解し合った上
、
一人ひと
の人権を尊
重し認め合い
ら、
相手に対する思いや
をもって生
ていくことこそ
、
男女共同
参画社会の実現のための前提といえます。
女性
、
その身体に妊娠や出産のためのしくみ
備わっているため、
生涯を通して男
性と
異
る健康上の問題に直面します。思春期、妊娠・出産・育児期、更年期、高齢
期
、
生涯を通して健康に関する自己管理
る
う、
健康支援の取組も必要に
って
ます。
方向性
女性
生涯を通して、自らの健康に
いて自由に選択し、意思決定
る
う、性と
生殖に関する健康・権利 (リプロダクテ
ブ・
ルス/ライツ) に関する意識啓発や学
習機会の充実に努めます。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
性と生殖
関す
健康・権利
リプ
クテ
ブ・
ルス
ライ
関す
意識啓発
再掲Ⅰ-3- 2
・
性と生殖
関す
健康・権利
関す
意識啓発
男女共同参画担当
・新生児訪問
併
て家族計画指
を実施
母子保健担当
・性
関す
相談の実施
保健担当
・学校、家庭
け
性
関す
学習機会の充実
学校教育担当
(※)リプ クテ ブ・ ルス ライ :1994 カイ 開催さ た国際人口・開発会議 いて提唱さ た概念 リプ
19
重点項目
5
男女間
け
暴力の根絶
施策
(1)
あ
ゆ
暴力を許さ
い社会意識の醸成
現状と課題
男女間における暴力
、そ
自体
身体・精神を問わ
重大
人権侵害
あ
、近年
深刻
社会問題と
っています。
特に女性に対する暴力
、
男女共同参画の推進を阻害
する大
要因の一
す。
この
う
中、
平成
年
月に
配偶者
らの暴力の防止及び被害者の保護に関す
る法律
(
DV
(※)防止法
)
制定さ
、配偶者
らの暴力
被害者の人権を侵害する犯
罪
あること
明ら
にさ
ました。
個人の人権を侵害する暴力行為
、
の
う
場合
あっても、
決して許さ
るもの
あ
ま
。
様々
場
人権意識の浸透を図るとともに、
法制度の周知
の啓発
活動を通して、決して
暴力を許さ
い
という社会的認識を高めること
重要
す。
方向性
配偶者
男女間の暴力
犯罪
あ
、
重大
人権侵害
あるという認識を浸透さ
、
あらゆる暴力を許さ
い社会風土を醸成するために、
啓発活動や相談体制の充実を図
ます。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
暴力を許さ
い意識醸成のための啓発
・市広報等
DV
関す
法制度の周知
男女共同参画担当
・要保護児童対策地域協議会
子育て支援ネットワ
ク協議会
を
中心とした児童虐待や発達障害児対策等の充実
児童福祉担当
相談体制の充実
再掲Ⅰ-3- 2
・職員
一般相談
・相談窓口のネットワ
ク化
・人権擁護委員
相談
男女共同参画担当
・弁護士、司法書士
法
相談
市民相談担当
・家庭児童相談業務との連携
児童福祉担当
・小・中学校生徒指
担当者会議の実施
・各校への教育相談室の整備・拡充
・スク
ルカウンセラ
の配置
学校教育担当
(※)DV( メステ ック・ イオ ンス)(再掲): 配偶者やパ ト 親密 関係 あ (あ い あ た)者か の暴力をい
20
施策
(2)
メステ
ック・
イオ
ンス対策の推進
現状と課題
メステ
ック
・
バイオ
ンス(DV)に対して
、
関係機関との連携協力の下、
相談、
保護、自立支援
様々
取組を行っています。
今後も、啓発活動や相談体制の充実を図るとともに、県、関係機関との連携をさらに
強化すること
必要
す。
方向性
男女間の暴力を根絶するため、
DV防止法
や
配偶者暴力相談支援センター
の相談窓口の周知を図
ます。また、被害者の保護及び自立支援のため、県、関係機
関との連携強化に努めます。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
配偶者・パ
ト
か
の暴力対策の推進
・職員
DV相談
・被害者の適
か
迅速
保護
・県や庁内課と連携した支援のための情報提供
男女共同参画担当
新た
取組
内
容
担当部署
配偶者・パ
ト
か
の暴力対策の推進
・相談体制の充実強化
男女共同参画担当
●
山口県男女共同参画相談センタ
の相談状況
(単位: 件)
平成 度 平成 度 平成2 度 平成2 度 平成22 度
相談件数総数
3,340
6,517
3,972
2,335
3,352
うち
DV
354
308
344
360
420
21
施策
(3)
セク
ュ
ル・
ラスメントの防止対策の推進
現状と課題
平成
年
月に改正さ
た男女雇用機会均等法において
、
女性に対するセクシュ
アル・ハラスメント
(※)を防止するための事業主の配慮
義務
けら
ました。セクシ
ュアル・ハラスメントの被害
、男女い
にも起こる可能性
あること
ら、平成
8年6月の改正
、
男女
方に対するセクシュアル・ハラスメント対策の強化
盛
込ま
ました
、依然女性の被害者
多数を占めているの
現状
す。
セクシュアル・ハラスメント
、対象と
った個人の尊厳を不当に傷
け、働く男女
の職場環境を悪化さ
、
そ
原因と
って個人の能力
十分発揮
く
る
け
く、
事業主にとっても円滑
業務を妨
、
社会的評価に影響を与える
の問題にも
ます。
また、
こ
職場
け
く、
学校生活や社会生活においても起こ
うるものとし
て、常に敏感
視点
考えていくこと
求めら
ています。
方向性
職場や学校、
地域
社会のあらゆる場におけるセクシュアル・ハラスメントの防止
のため、情報提供や啓発活動の充実に努めます。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
セク
ュ
ル・
ラスメントの防止対策の推進
・セク
ュ
ル・
ラスメント防止の啓発と相談体制の整備
男女共同参画担当
・市職員
対す
啓発
人事担当
・企業等
関す
情報提供・啓発
商工労働担当
●
山口労働局雇用均等室のセク
ラ相談実績
(※)セク ュ ル・ ラスメント: 広義 、 他の者を不快 さ う 性的 言動 を指す 男女雇用機会均等法 い
て 、 職場 いて行わ 性的 言動 対す その雇用す 労働者の対応 当該労働者 その労働条件 き不 利益を け、又 当該性的 言動 当該労働者の就業環境 害さ こと とさ てい
度
H
H
7
H
H
H2
件
数
242
22
基本目標Ⅱ
施策等の立案及び決定への共同参画の推進
男女共同参画の
参画
という言葉
、単
る
参加
にと
まら
、社会のあらゆ
る意思決定の場において、
主体的に、
立案の段階
ら関わっていくことを意味していま
す。
特に、
男女
施策
の立案や決定の過程に共に参画すること
、
男女共同参画社会
を実現する上
極めて重要
す
、
こうした意思決定過程への女性の参画
いま
十分
と
いえま
。
このため、積極的改善措置(ポ
テ
ブ・アクション)
(※)を取
入
ら、行政
もと
、関係機関、団体、企業
へも働
け、男女
共に個性や能力を十分に発
揮
る
う、平等にチャンス
与えら
る環境
く
を促進します。
重点項目
6
あ
ゆ
分野
け
政策・方針決定過程への女性の参画の拡大
(※)積極的改善措置(ポ テ ブ・ ク ョン):男女間の参画の機会の格差を改善す ため必要 範囲内 、男女のい
23
重点項目
6
あ
ゆ
分野
け
政策・方針決定過程への女性の参画の拡大
施策
(1)
各種審議会等への女性の参画の
進
現状と課題
近年、
政治
・
経済、
行政、
地域活動
、
様々
分野
活躍する女性
増えています。
その一方
、特に政策・方針の決定過程への女性参画
極めて低調
、大
課題と
っているの
現状
す。
アンケート調査における
審議会等行政への女性の参画
に
いても、同
社会の構
成員として同等に参画すべ
との意見
大多数を占めています。
市の各種審議会への女性委員の
用率
、
平成2
年(2011
年)
月現在、
26.
%
と
っています。
今後、あらゆる分野
男女
能力を発揮
る
う、人材の発掘・育成や適
情報
の提供とあわ
て、
平等にチャンスを与えるという視点
らも各種審議会
への女性
の参画を一層推進し、
る
け幅広い世代、分野
ら女性を
用するためにも、公募
制の拡大
の取組を強化する必要
あ
ます。
方向性
市の審議会等委員にお ける女性委員の割合を
%以上に増やすこ とを目標として
女性委員の積極的
用を図
ます。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組
女性委員の参画状況の定期的
調査
目標の早期達成
・各種審議会等への女性委員
用の指
人事担当
強化
24
ンケ
ト調査
審議会等への女性の参画
いて
(
山陽小野田市
)
37.7 46.0 41.7
53.6 47.9 50.8
0.5 2.5 1.3
8.2 3.7 6.1
0% 20% 40% 60% 80% 100%
女性 207人 男性 163人 全体 374人
積極的に参画するべきだ できるだけ参画した方 い
あまり参画し いほう い わから い・無回答
★第
回
成1
最優秀賞★
あな
の心が春風
ら
25
施策
(2)
市政等への女性の参画の
進
現状と課題
まち
く
の基本理念
ある
市民参加に
る市民本位
に重点をお
、
市民との
対話の日
や
市政説明会
、
市民意見公募
(
パブリックコメント
)
制度
に
、
市政への関心を高め、その参画を促進しています。
調和のと
た住み
いまち
く
を推進するために
、
男女を問わ
、
すべての市民
市政に関心を持ち、
自らの考えや意見を述べ、
政策や施策の方針を決定する場に参画
すること
重要
す。
方向性
女性の市政への自主的
参画を促進するとともに、女性
政策・方針決定過程に積極
的に参画
る
う環境の整備に努めます。
具体的取組
内
容
担当部署
今後の取 組