• 検索結果がありません。

特集 診療科紹介 小児科(ザ ジャーナルVoll.11 No.3より抜粋)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "特集 診療科紹介 小児科(ザ ジャーナルVoll.11 No.3より抜粋)"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

T H E JO U R N A L !!

8

2016.12 Vol.11 N o.3

小児科の概要

小児科では現在、小児科専門医7名、レジデント7名の 計14名で診療にあたっています。予防接種や乳幼児健診 など、子どもの健康管理・健康増進を図るとともに、地域の 救急医療の中核病院の小児科として24時間・365日体制で 小児科医が常駐し小児の救急疾患に対応しています。一 方で、非常に幅広い小児科の診療範囲に対応すべく、内分 泌・代謝疾患、アレルギー疾患、感染症、腎疾患、神経疾 患、心疾患など各分野のスペシャリストの小児科医が連携 しつつ、高度かつ専門的な医療を提供しています。また、 日本小児科学会の認定研修施設として全国各地から研修 医やレジデントを受け入れ、若い医師たちの卒後臨床教育 に力を注いでいます。

スタッフ

久保 俊英(診療部長) 白神 浩史(医長) 金谷 誠久(医長) 古城真秀子(常勤医師) 清水 順也(常勤医師) 井上 拓志(常勤医師) 浦山 建治(常勤医師) 藤永 祥子(レジデント) 江渕 有紀(レジデント) 茂原 研司(レジデント) 服部真理子(レジデント) 西村 佑真(レジデント) 越智 元春(レジデント) 齋藤 大志(レジデント)

診療実績(平成27年度)

当小児科は岡山市の二次応需輪番体制の半数近くを担 当するとともに、担当日以外でも転送患者の受け入れを 行って地域医療に貢献しています。

診療内容

小児科では高度専門医療と救急医療を2本柱とし、あら ゆる小児内科疾患に24時間対応しています。その中で、 特に特徴ある活動をしている分野についてご紹介いたします。 内分泌・代謝疾患 低身長、糖尿病、甲状腺疾患、副腎疾患、先天代謝異 常症などに対応しています。低身長から発見される虐待児 や近年増加している小児の生活習慣病の治療、岡山県の新 生児タンデムマススクリーニングで発見されるクレチン症、 フェニールケトン尿症などの19疾患の精密検査とその後の治 療を行っています。移行期医療の支援例として周産期セン ターと協力し内分泌・代謝疾患女性患者の妊娠・出産のフォ ローを行っています。また希少疾患・難病と言われている先 天性代謝異常症のうちライソゾーム病(ファブリー病・ムコ多糖 症・ゴーシェ病など)に対して酵素補充療法を行っています。 アレルギー疾患 乳児~小児のアレルギー疾患を対象に診療を行っています。 1)気管支喘息:急性期発作の治療・発作コントロール が難しい児の対応 2)アトピー性皮膚炎:皮膚科と協力して原因の検索 3)食物アレルギー:原因食材の特定と減感作 アレルギー児に対する予防接種も行っています。 腎疾患 当院は、日本腎臓学会の研修施設(責任者は腎臓内科 太田医長、専門医3名、うち2名は指導医)に認定されていま す。小児領域では、学校検尿などの有所見者の精査フォ ローはもちろん、ネフローゼ症候群、急性・慢性腎炎、急性・ 慢性腎不全、遺伝性腎疾患、電解質異常、先天性腎尿路 奇形、尿路感染症など、ほぼすべての小児腎関連疾患の 診断治療管理を、小児外科、腎臓内科、臨床検査科とも密 ■小児科医師 井上 拓志

特集

診療科等紹介

<疾患別入院患者数> 1348人(平均在院日数は5.0日) 入院患者総数 1日平均101.1人 外来患者数 年間7767人(うち救急車での来院は472人) 救急外来受診患者数 小児科スタッフ T H E JO U R N A L !!

9

2016.12 Vol.11 N o.3 に連携しながら行っています。岡山県では数少ない、小児 の腎生検や在宅腹膜透析管理を施行している施設です。 神経疾患 けいれん性疾患(熱性けいれん、てんかん)、中枢神経感 染症(脳炎・脳症、髄膜炎)、脳性麻痺、先天性神経疾患(染 色体/遺伝子異常、先天代謝異常症)、発達障害(自閉症、 ADHD)などのお子さんの診療をしています。なかでもけい れん性疾患は小児では非常に多く、小児救急医療の代表的 疾患でもあります。当科では年間1000件以上の脳波検査を 行うなど、小児神経専門医、てんかん専門医が中心となっ て診療に励んでいます。近年は新規抗てんかん薬が相次い で認可・発売されており、これまで難治であった患者さんがよ り良い生活を送れるようになることが期待されています。

臨床教育

当院小児科は日本小児科学会の認定臨床研修施設に指 定されています。3年間の後期研修で小児科、新生児科、 小児外科をローテー トしながら300症例以 上の患者を受け持っ て小 児 医 療の臨 床 経験を積むことがで きます。当院の研修 医のみならず、県内 の他病院の研修医の 小児科ローテートも 受け入れています。 入 院 患 者 の治 療 方針のカンファレンス を週に3回行うほか、 毎朝8時から各種勉強会を行って知識・技術の研鑽に励ん でいます(救急トレーニング、集中治療勉強会、抄読会、レ ントゲンカンファレンスなど)。 また、卒後教育だけでなく、全国の医学部4~6年生を対 象とした学生セミナーを毎年開いて実際の小児科診療を体 験してもらっています。

研究活動

胎児から始まり、新生児期・小児期・思春期を経て、次世 代を生み育てる成人期に至るというリプロダクションの連続 性を重視して包括的に支援する医療のことを成育医療とい います。小児科は成育医療推進研究室に所属しており、多 方面にわたる分野でメンバーそれぞれが専門性を生かした 研究活動を行っています。 救急医療と研究活動の両立は厳しいものがありますが、 各自年1回の学会発表と論文発表を努力目標として取り組 んでいます。

おわりに

以上、小児科の活動についてご紹介しました。 小児科医はつねに、子どもたちの幸せな将来を見据えて診 療を行っています。健康を守り病気を治すことはもちろんです が、子どもたちが豊かな生活を送るための諸問題すべてに対 応する総合的な診療科が小児科です。子どものことならどん なことでもご相談ください。これからもよろしくお願いいたします。 金 木 水 火 月 午 後 午 前 午 後 午 前 午 後 午 前 午 後 午 前 午 後 午 前 久 保 金 谷 白 神 久 保 清 水 一般外来 井 上 浦 山 古 城 浦 山 藤 永 古 城 久 保 古 城 内分泌・代謝 専 門 外 来 金 谷 金 谷 金 谷 アレルギー 白 神 井 上 白 神 神経 清 水 腎臓 担 当 医 循環器 青 木 小児整形 当 番 予防接種 当 番 シナジス 月・水・金曜日(夕) 小児科カンファレンス 木曜日(夕) 合同カンファレンス 火・金曜日(朝) 救急トレーニング 水曜日(朝) 集中治療勉強会 月曜日(第2・第4週) レントゲンカンファレンス 木曜日(朝) 抄読会 <外来担当表> <カンファレンス・勉強会スケジュール> (上)カンファレンス (下)救急トレーニング 小児医療は、新生児から思春期までの内科疾患・外 科疾患全てに対応する広大な診療分野です。より充実 した医療を提供するため、当院では小児にかかわる各 科が連携し合って診療に取り組んでいます。 小児科・新生児科・小児外科スタッフ

参照

関連したドキュメント

 尿路結石症のうち小児期に発生するものは比較的少

明治33年8月,小学校令が改正され,それま で,国語科関係では,読書,作文,習字の三教

東医療センター 新生児科部長   長谷川 久弥 先生.. 二酸化炭素

在宅医療 注射 画像診断 その他の行為 検査

在宅の病児や 自宅など病院・療育施設以 通年 病児や障 在宅の病児や 障害児に遊び 外で療養している病児や障 (月2回程度) 害児の自

key words : children with medical complexity, home care medicine for children, neonatal intensive care unit, community based integrated care system, community based

②Zoom …

イ小学校1~3年生 の兄・姉を有する ウ情緒障害児短期 治療施設通所部に 入所又は児童発達 支援若しくは医療型 児童発達支援を利