JAIST Repository: ホットフィラメントCVD法による炭素系薄膜の作製とその表面観察
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(2) CVD. ホットフィラメント 法による 炭素系薄膜の作製とその表面観察 坂入 真子. (富取研究室). シリコンをベースとしたデバイスに新たな機能を付加するために、Si とヘテ ロな材料との複合化が注目されており、炭素系薄膜との複合化もそのひとつである。とく にダイヤモンドはその負性電子親和力ゆえに電子放出材料として有望であり、化学的気相 合成法 (CVD) での薄膜成長が成功している。しかし、その薄膜成長メカニズムは十分に は解明されていない。そこで本研究では、既存の STM・FEM 装置に接続した CVD 装置 を製作し、大気に曝すことなく試料を観察チェンバーに搬送して成長表面を観察し、Si 上 の炭素系薄膜の成長機構を解明することを目的とした。. 緒言. CVD チェンバーの製作. 本研究では、薄膜成長法として成功している CVD 法の なかでも比較的簡便な hot-
(3) lamentCVD 法を採用し、CVD 反応装置を設計・製作した。 装置の概要を図 1 に示す。CVD ガスであるメタン・水素が、流量を調節して導入できる。 トランスファーロッドの先端にサンプルホルダーステージがあり、ここに試料・フィラメ ントが設置される。. CVD による薄膜作成. 基板にはダイ ヤモンドペーストでスクラッチした Si(100) V.G. または Si(111) を用いた。30Torr の CVD ガス (CH4 /H2 = 2∼10% )雰囲気中で基板を 800∼ current feed through 900 度、タングステンフィラメントを 1450∼ STM 1800 度(パイロメータ指示値)に加熱し、堆 FEM reactor 積時間は 2∼9 時間とした。 transfer rod. methane hydrogen. substrate V.G.. turbo pump 図 1: CVD チェンバーの概要. keywords. 薄膜の評価 CVD 成長させた薄膜試料 は光学顕微鏡で観察したのち、走査型オージ ェ電子顕微鏡 (SAM) で SEM 像を観察しなが らオージェ電子スペクトル (AES) を測定し た。AES のピーク位置で表面に炭素薄膜が 形成されていることを確認し、ケミカルシフ トによる炭素の AES ピークの変化を解析し た。また、XRD で成長した炭素膜の結晶性 を評価した。. ホットフィラメント CVD, 炭素系薄膜, AES, XRD. Copyright c 1998 by Masako Sakairi.
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