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〈総説〉大腸鋸歯状病変とは

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Academic year: 2021

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(1)近畿大医誌(MedJKi nkiUni v)第37巻1,2号. 3∼9 2 0 12. 3. 大腸鋸歯状病変とは 樫 田 博 近畿大学医学部内科学教室(消化器内科部門). た웋 . 월 욹 웋 웎 本邦で漸く s er r at e d ade nomaの概念が普及し始. Ⅰ.大腸鋸歯状病変の概念 過形成性ポリープは非腫瘍であり,従来,治療の 対象とは. えられていなかった.ところが,一見過. 形成性ポリープ(HP)に類似した鋸歯状の構造を有. めるのと相前後して,欧米ではさらに s es s i l e s er r at edpol yp(SSP;s es s i l es er r at edadenomaと呼 ぶ研究者もあり,SSA/ Pと記載されることが多い) 生した웋 .その病理学的特徴や診断 웏. する病変の中で明らかに細胞異型を有し腫瘍と判断. という概念が. されるものが発見されるようになり,1 99 0 年ころよ り鋸歯状腺腫 s er r at edade noma(SA)と名づけら. 基準は,原著웋 ,Hi 웎 guchiら웋 원の報告,新しい WHO 類웋 웑などに記載されている(表1)が,HPとの差. れた웋 .さらに欧米を中心に,hype r pl as t i cpol ypos i s. 異の要点は, 内腔に粘液を有する寸胴型の拡張腺管,. において高率に大腸癌が発生すること,明らかな癌. 陰窩底部における側方への. の一部に鋸歯状構造を伴う病変が存在すること,な. どと表現される) ,陰窩の癒合や不規則な. どが次々と報告されるようになった워 . 遺 伝 子 的 解 析 の 結 果,BRAF遺 伝 子 変 異웍 , 욹 웎. である.SSA/ Pは癌化のポテンデャルを有すると されるが,HPとは異なる別の e nt i t yとして扱うべ. hMLH1など mi s mat ch修復遺伝子の発現消失やメ )원 ,CpG チル化웏 ,mi t abi l i t y(MSI cr os at e l l i t ei ns. きか,また腫瘍とみなすべきどうかに関して賛否が. i s l andの メ チ ル 化( CpG i s l and met hyl at or. ずしも普及しているわけではない.最近では大腸癌. ;CI phenot ype MP) 웑 욹 웒など,大腸癌の一部に認める と同様の遺伝子異常が SA や HPにおいても次々. 研究会が,より簡略化した診断基準(表1)を提唱. と報告されるようになった.また癌を合併した SA・ HPにおいて,癌は SA や HP部 と同様の粘液形 質を呈し,通常の大腸癌とは異なることが判明し た웓 .以 上 よ り,従 来 の adenomacarci noma とは異なる, や を介した発癌経路 e quenc e HP SA s. 岐(逆T字,L字状な 岐,など. 存在し,診断基準に関しても本邦の病理医の中で必. している웋 . 웒 現在,大腸鋸歯状病変は,古典的鋸歯状腺腫 t r adi P, t i onals er r at edade noma(TSA),HP,SSA/ SSA/ P wi t hc yt ol ogi c aldys pl as i a(以前の mi xe d pol yp)の4者に大別される웋 웑が,主に前3者につい て解説する.. s e r r at ed pat hwayが 想 定 さ れ る よ う に な っ. 表쏯 SSA/ P診断基準 Hi guc hi 웋 원の基準 1)陰窩における鋸歯状構造 2)腺管の多 岐や水平方向に配列 する腺管 3)陰窩の拡張 4)上皮/ 間質比の増加 ( >5 0%以上) 5)陰窩上部の核 裂像 6)陰窩上部における細胞異型 明瞭な核小体や腫大した小胞状 のクロマチンパターンの核 7)粘液産生の増加 ( 細胞内・細胞外) 以上,7項目の内,4項目以上を満 たすもの. WHO웋 웑の基準 1)陰窩の拡張 2)陰窩の不規則 岐 (逆T字・L字型陰窩) 3)陰窩における鋸歯状構造 (mi MVHP c r ove s i c ul arhype r pl as 成 が病変の5 0 %以下で, t i cpol yp) これらの SSA/ Pの所見が連続する 2∼3 陰 窩 に 見 ら れ る 場 合 は, SSA/ Pに 類すべき.. Yao웋 웒の基準 1)陰窩の拡張 2)陰窩の不規則 岐 3)陰窩底部の水平方向の変形 ( 逆T字・L字型陰窩の出現) 以上,3項目の内,2項目以上を病 変の1 0 %以上の領域に認められるも の..

(2) 4. 樫 田 博. が併存していた(図5) .また,TSA の中には通常. Ⅱ.鋸歯状病変の内視鏡所見. 型腺腫と混在するものや,絨毛腺腫と鑑別困難な場 合がある.. 大腸鋸歯状病変の内視鏡所見に関しては,これま でも報告してきた웋 ( 웓 욹워 워表2).病変の. 布に関して. は,TSA は左側に多く,HPもやや左側に多いが, SSA/Pは逆に右側に多かった.肉眼形態を隆起と 平坦の2者に. a. b. c. d. けると,TSA は隆起型が多いが,. HPや SSA/Pでは平坦型の方が多かった.色調を 発赤調と褪色-常色調の2者に けた検討では, TSA は発赤型がやや多いが,HPと SSA/ Pでは褪 色-常色調が多かった.平 腫瘍径は, 1. 0 ± TSA が1 6.6mm,SSA/Pが13 .8±7. 0mm,HPが7 .6 ±3 . 0 mm であった.これは切除された病変のみを対象に して得られた結果であり,HPの多くは直腸からS. 図쏯 大腸鋸歯状病変の拡大内視鏡所見 a) 毬状 b)羊歯状 c)星芒状 d)二段状(混在型). 状結腸に存在し,平坦型,褪色-常色調で,5mm 未 満の小型のものは治療されていないと思われる. SSA/Pは右側結腸,褪色-常色調で大きいものが多 く,従来 l ar gehyper pl as t i cpol ypと言われていた. a. b. ものの多くがこれに一致すると思われた. 大腸鋸歯状病変における拡大内視鏡所見として は,. 毬状,羊歯状,星芒状に. た웋 (図1) .pi 웓 욹워 워 tpat t er n工藤. けて検討してき 類における絨毛状. のⅣ型に似ているが先端が太く,血管や発赤が目立 ち,. 毬・魚鱗・鶏冠様形態のものを. Ⅲ웳型や. 毬状(図2),. c. 枝状・脳回転状のⅣ型に似ているが明ら. かにギザギザしているものを羊歯状(図3),Ⅱ型も しくはそれに類似し腺口が大きく開口しているもの を星芒状(図4),とした.. 毬状や羊歯状を呈した. 病変のうち約95%が TSA であり(表3),これらの 拡大所見を呈するものは,ほぼ TSA と診断できる ものと思われた.一部の病変では,明らかに性状の 異なる部 表쏰. が二段状を呈し, 毬状/羊歯状と星芒状. 図쏰 I p型病変 a.内視鏡通常像 発赤が目立つ b.イン ジゴカルミン撒布拡大像 毬状 c.病理 標本強拡大像 鋸歯状構造の表面は棍棒状に 肥大し,浮腫・血管が目立つ. TSA,SSA/ P,HPの内視鏡所見の比較 特徴 布 近位/ 遠位. 病理診断 4 ) TSA(n=17 60/ 114. 7 ) SSA/ P(n=2. ) HP(n=71. 1 8 / 9. 3 4 / 3 7. 1 0 / 1 7. 3 1 / 4 0. 6 / 2 1. 5 1 6 / 5. * 肉眼型 隆起/ 平坦. 115 /59 **. 色調 発赤/ 褪色. 95/7 9 ***. 平. 径(mm). 11. 0±6.6. 1 3. 8 ±7 . 0. 7 . 6 ±3 . 0 ****. ***** .0001 ,웬웬P=0. 0014,웬웬웬P<0.0 001 ,웬 . 0 0 1 ,웬 . 0 0 1 웬 P<0 웬웬 웬 P<0 웬 웬 웬 웬P<0.

(3) 大腸鋸歯状病変とは. 5. 類. しかし当時はまだ SSA/ Pという概念がなかった.. に当てはめ る の が 困 難 だ っ た か ら で あ る.藤 井 ら워 ,羊歯状のものをⅢ윍 , 웍 욹워 웎も, 毬状のものをⅣ윍. HPの9割近くは星芒状の所見を呈しており, 毬状の所見は認めなかった(表3) .SSA/ Pでも7. と表現しており,工藤. 割以上が星芒状を呈していた(表3) (図6) .すな. 工藤. 類を敢えて用いなかったのは,従来の. 類とは. けて扱っていた.. わち,星芒状を呈する病変には HPと SSA/ Pの両 a. 者が含まれることになる워 .ただし,SSA/ 월 욹 워 워 Pでは より腺管開口部が開大している傾向があり(図 HP. b. 6) , これは豊富な粘液産生を反映しているものと思 われる.工藤. 類のⅡ型という表現を敢えて用いな. かったのもこの理由による.SSA/ Pで腺管開口部 が開大していることは他の研究者も指摘しており, “開Ⅱ型” ,“Ⅱ型拡張(di D型)워 ”, 워 웏 l at at i on)型(Ⅱ원 “Expande (EⅡ型) ” ,などと呼称されてい dⅡ型 워 웑. c. る. SSA/ Pの病理所見で述べた“内腔に粘液を有す る寸胴型の拡張腺管”は開大したピットとして観察 される可能性があるが, “陰窩底部における側方への 岐(逆T字,L字状などと表現される) ”は,内視 鏡では表面からの観察であるため指摘困難であろ 図쏱 I s型病変 a.内視鏡通常像 布拡大像 羊歯状. う.従って,HPと SSA/Pの鑑別は,拡大内視鏡所 見のみでは十 ではなく,発生部位や大きさを加味. b.インジゴカルミン撒 c.病理標本強拡大像. して診断する必要がありそうである.. a. b a. c. c. 図쏲. Ⅱa型病変 a.通常内視鏡像 布拡大像 星芒状. b.インジゴカルミン撒 c.病理標本強拡大像. b. 図쏳 二段状(混在型) a.通常内視鏡像 b.インジゴカルミン撒 布拡大像 毬状+星芒状 c.病理標本 強拡大像. 表쏱 TSA,SSA/P,HPの,拡大内視鏡所見の比較 Pi tpat t e r n 毬状 羊歯状 星芒状. 病理診断 4) TSA( n=17 4 6 (26. 4%) 1 03 (59. 2%) 2 5 (14. 4%). 計. 7) SSA/ P( n=2. 1) HP(n=7. 1. 0. 4 7. 6. 10. 1 1 9. 20 ( 7 4 .0 %). 61 . 9 %) ( 85. 1 0 6. 8 5 . 6 %.

(4) 6. 樫 田 博. a. b a. c. d c. b. 図쏵. e. TSA の NBI像 a.通常内視鏡 像 b.NBI像 全 体 的 に 褐色に見えている c.同 拡大像. a. 図쏴 SSA/ Pの NBI像と pi tpat t er n a.通常内視鏡 像 b.NBI像 褐 色 の ド ットが見えている. c.クリスタルバイオ レ ッ ト 染 色 中 拡 大 像 d.同 強 拡 大 像 e.切除標本中拡大像. b. c. Ⅲ.鋸歯状病変の NBI所見 大腸病変の NBI所見に関しては,いくつかの 類が存在するが,ほとんどが TSA を除外して検討. 図쏶. されており,鋸歯状病変全体としても,その NBI所 見に関しては,まだ確立された見解はない워 . 원 웦 워 웑 は通常内視鏡で観察すると発赤調であり, 病 TSA 理組織でみても表層で血管増生・拡張が目立つ. NBI所見は,非拡大観察では,病変が全体的に濃い ブラウン調である.NBI拡大観察では,個々の血管. (昭和. 類の de ns epat t e r n)場合(図7)と,. 毬. 状の. 葉1枚1枚の中に,木の葉の葉脈の様に. 枝. した血管を観察できる場合(図8)が存在する. SSA/Pは,通常内視鏡でも色素拡大内視鏡でも HPに似た所見を呈するが,NBI像も基本的には似 ている.HPは血管が視認しにくい(昭和. 類の. 類の ne (図9) .SSA/ t wor kpat t e r n) 워 웒 Pの. 方が HPより血管が増生・拡張している可能性があ るが,それを支持するデータはまだない.. が識別できず全体的にベタッとブラウンに見える (昭和. TSA の NBI像 a.通常内視鏡像 b.NBI中拡大像 c. 同 強拡大像 葉状構造の中に,葉脈のよ うな血管を認める. Ⅳ.鋸歯状病変の nat ur alhi s t oryと発癌워 웓 ⑴. SSA/ Pは HPから発生するのか?. SSA/ Pは HPか ら 変 化 し て そ う な る の か? SSA/ Pと HPは,肉眼形態,色調,拡大所見などが 類似している.しかし. 布では,前者は右側に多い. のに対し,後者は左側に多い.SSA/ Pが HPから発. f ai ntpat t er n)が,SSA/Pでも基本的には認識しが たい.従って非拡大では全体的に褪色調を呈するが,. 生すると仮定すると,右側の HPは SSA/ Pに変化. 腺管開口部の拡大を反映して,淡い褐色の斑点が. うことになる.左右の環境の差でそうなる可能性も. HPより目立つ(図6).また,拡大観察では病変の 一部に網目状の細い血管を観察できることがある. 否定できないが,右側と左側では最初から性格が異. しやすいが左側の HPは SSA/ Pになりにくいとい. なる病変である,と. えるのが妥当であろう.経験.

(5) 大腸鋸歯状病変とは. 7. 論的にも直腸など左側結腸の HPのほとんどは年. や大きい傾向がある(表2) .また,担癌 SSA/P病. 月を経ても HPのままで留まるように思われる.た. 変には TSA 部. だし,左側大腸に SSA/P,右側大腸に TPが発生す. を認めないことも多く,TSA を介 した癌化とは別の pat hwayが存在するのではない. ることもある.. かと. ⑵. ⑶. TSA は HPや SSA/ P由来か? TSA と HPは, 布が似ているが,形態や色調が. えられる. 鋸歯状病変は,放置すると癌になるのか?. かなり異なる.従って通常は,後者から前者が発生. TSA は通常の腺腫より癌化率が高いとする報告 もあったが,最近では同等とする立場が多い.我々. するとは. の経験でも 5mm 以上の TSA のうち担癌例(図10). えにくい.しかし,一部の病変で,星芒 毬状. は6 .3 %であり,同時期の早期大腸癌の1 .1 %を占め. や羊歯状の pi tpat t er nを呈する隆起があり,二段構 造を呈していることがある(図5).こういった病変. るにすぎなかった워 . 월 욹 워 웋 SSA/ Pは発癌のポテンシャルを有するとされ,. は組織像から見ても,HPから TSA が発生したも. スクリーニングで見逃された大腸癌,特に右側のも. のと思われる.. のは SSA/ P由来ではないかという意見もある.ま. SSA/Pは TSA の 前 駆 病 変 か? SSA/Pと TSA は 布,肉眼形態,色調において有意差をもっ. た,過去に TSA 由来大腸癌とされた症例の中に,実. て異なり(表2),拡大内視鏡所見もかなり異なって. る.しかし SSA/ 3例しか経験 P担癌例を我々は2-. いる(表3).従って少なくともすべての TSA が. しておらず (図1 1 ),同時期に経験した早期大腸癌全. 状の pi tpat t e r nを呈する平坦な病変の上に. は SSA/ P由来のものが混じっていた可能性があ. SSA/P由来で発生するとは思えない.その証拠に, 平 腫瘍径は両者で差がなく,むしろ SSA/Pでや. a. a. b. c. d. e. f. b. c. d. d. e. 図쏷. Vas cul arpat t er nが混在した大腸鋸歯状病 変 a.通常内視鏡 像 b.NBI拡 大 像 病 変 の右3 の1では網目状の血管を認めた c.同 病変の中央では血管は認めず,腺管 開口部が褐色に見えるのみ d.インジゴカ ルミン撒布拡大像 病変の中央部に開大した pi tを認めた d.クリスタルバイオレット 染色拡大像 病変の中央部に開大した pi tを 認めた e.切除標本中拡大像. 図쏙쏢 TSA 癌化例 a.通常内視鏡像 腫瘍径 8mm の I p病変 b.クリスタルバイオレット染色弱拡大像 大部 の pi tpat t er nは羊歯状であった. c.同強拡大像 一部の pi tpat t e r nはⅤ윎型 軽度不整であった. d.ポリペクトミー標本ルーペ像 e.同強拡大像 病変の大部 は TSA であ った. f.一部に癌の部 が含まれていた.最終診 断は adenocar ,pM,l ,v0 ci noma(pap) y0 i ns e r r at e dade nomaであった..

(6) 8. 樫 田 博. 体の0.2 %程度にすぎない워 .SSA/ 월 웦 워 웋 Pを長期間経. の中に担癌例は全く認めず,少なくとも HPから直. 過観察した報告はほとんどなく,放置した場合の癌. 接発癌することはほとんどないものと思われた.一. 化率は不明である.. 方 HPから TSA を経て癌に至ったのではないかと えられる症例の報告は認められる.. 文献上は HPに随伴した癌の報告を若干例認め るが,これらの HPが典型的な HPであったのか, それとも SSA/ Pとみなすことができる病変であっ たのか,再検討が必要と. Ⅴ.大腸鋸歯状病変の臨床的取扱い워 월. える.我々の経験では HP. a. b. 発癌例は大きい TSA からの発癌例は存在するが, ものが多く,発癌率も通常型腺腫と差がない.典型 的な TSA であれば,通常型腺腫同様,5mm 未満の 小さいものは,早急な治療は必ずしも必要ないもの と思われる. SSA/Pも治療の対象と えてよいかもしれない が,内視鏡的に HPと鑑別するのは容易ではない. 切除して病理を見なければ完全な診断はできない が,そうすると,すべての鋸歯状病変を切除しなけ. c. d. ればならなくなる.それは非現実的であり,また不 必要であろう.直腸などに多発する小さい HPは放 置してもほとんど変化がない.一般に右側に存在す るものや大きい鋸歯状病変は SSA/Pである可能性 が高く,癌化する可能性がある.しかし,癌化のポ テンシャルを有するといってもそれほど高いもので はない.早急に治療をしなくとも,増大傾向や pi t. e. f. pat t e r nの変化を経過観察すれば,治療の時期を逸 することはないのではないかと える.むしろ,経 過観察で nat ur alhi s t or yが明らかにされることを 期待する. 文. g. h. 献. 1.Longac 1 99 0 ) Mi r e TA,Fe nogl i oPr e i s e r CM ( xe d hepe r pl as t i cade nomat ouspol yps/s e r r at e dade nomas: ol or e ct alneopl as i a. Am J Sur g a di s t i nc tf or m ofc 4:5 24 53 7 Pat hol1 2 .War 1 99 4 )Mul ne rAS,Gl i ckME,FogtF ( t i pl el ar ge he col on c oi nc i de nt wi t h hyper pl as t i c pol yps of t 23 125 ade noc ar c i noma.Am JGas t r oe nt e r ol89:1. 図쏙 쏙 SSA/ P癌化例 a.通常内視鏡像 肝弯曲腫瘍径2 2mm の 平坦な病変(矢印) b.クリスタルバイオレット染色拡大像 大 部 の pi tpat t er nは星芒状ないし羊歯状で あった. c.インジゴカルミン撒布弱拡大像 病変の 辺縁近くに陥凹局面を認めた d.クリスタルバイオレット染色強拡大像 陥凹部の pi tpat t er nはⅤ윎型高度不整であっ た. .手術標本ルーペ像 e .同 強 拡 大 像 病 変 の 大 部 は SSA/ f P であった. g.同 強拡大像 陥凹部には癌を認めた. h.同 中拡大像 深部の一部は粘液癌成 が 存 在 し た.最 終 診 断 は ade nocar c i noma (t >muc ,pSM (3250 m) ,l ,v1 ,pN0 ) ub1 y0 i nSSA/Pであった.. 3 .ChanTL,ZhaoW,LeungSY,etal 20 0 3)BRAFand .( nc ol or ec t alhype r pl as t i cpol ypsand KRAS mut at i onsi 8 78 48 8 1 s er r at edadenomas .Canc e rRes63:4 2 00 6 )Hi 4.Spr gh i ngKJ,ZhaoZZ,Kar amat i cR,e tal .( pr e val e nc e ofs es s i l es e r r at ed ade nomas wi t h BRAF mut at i ons:apr os pe ct i ves t udyofpat i e nt sunde r goi ng 31:1 4 00 14 0 7 c opy.Gas t r oent er ol ogy1 col onos 5.Kambar 200 4) aT,Si mmsLA,Whi t ehal lVLJ ,e tal .( BRAF mut at i onsi nas s oc i at edwi t hDNA met hyl at i on i ns e r r at e dpol ypsandc anc er soft hecol or e ct um.Gut 53:1 1 37 11 4 4 6.I 19 9 9)DNA mi i no H,Jas sJ R,Si mmsLA,e tal .( t abi l i t yi n hype r pl as t i cpol yps ,s e r r at ed c r os at e l l i t ei ns adenomas ,andmi xe dpol yps:ami l dmut at orpat hway 2:59 hol5 f orc ol or ec t alcanc er ? JCl i nPat 7.Par 0 03 )Fr kSJ ,Ras hi dA,Le eJH,etal .(2 eque ntCpG.

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