健康生活における児童の主体性を高める健康教育実践の試み-小学校6年生を例にして-
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(2) 92−84点が12人(40.O%)、83点2人(6.7%)82−74. がっていない児童(4人)、4)意欲の高まりが未だ. 点9人(30.O%)、73−61点3人(1O.0%)であった。. 弱い児童(4人)となった。ただし、実践終了時に. 2)保健指導. おける主体性の育ちによる成果の進度がどの段階. 12. に該当する場合も、学習の経過につれて自らの課. 取り組みの実際. 自分と. ふりかえり. の約束. 月. 記号. 分. 14 15. 火. 16. 水. 17. 木. 18. 金. 90. 内容・理由 ウォーキング“&ランニング“・・. カゼ以外はだ. ランニング“, キャッチホ“一ル. いぶ習慣づ. ランニング, ストレッチ. いた生活が. ラン斗グ,ストレッチ. できたので. ランニング, ストレッチ. 冬休み中も. ラン=シグ, ストレッチ. がんばりた. カセ“をひきました. い。. 1時間. 30分. 90. がノル マ!. 19 目. 主. 60. 20. 題への気付きがみられたことは注員された。. 4.考察 前述した学習成果で1)の段階にある児童の保健 学習のテストは、一般に好成績であった。このよう な結果は、保健学習で習得した知識が自らの健康課 題への気付きを促していることを示唆しているよう. に考えられる。ところが、学習成果で4)の段階に. ある児童4人については、テスト結果が84点以上で. あった児童が3人、73点以下が1人であり、従来か. <自発的な課題意識(主体性の高まり〕について〉. ら本校児童にもよくみられた結果であった。これら. ○ 主体性の段階… 習慣化をさらに改良している状態コ. 週末にかぜをひいたとき以外は、毎日自分に課したrノルマ」を達成す るために日々の積み重ねを継続している。「ふりかえり」からも、冬休. の結果が推定させることは、習得した知識が生活場 面で生きるとはかぎらないことのように考えられる。 しかし、これらの例は、前述の知識の習得が健康課. み中の生活に対する意欲がみられる。. 表2.単元最終週における生活記録の例(運動について). 題への気付きを促す可能性を否定するものではなく、 各児童が学習成果を得るまでに必要な期間には個人. 提出された生活記録とその分析の一部を表2、に. 差があること、あるいは各児童の「主体性」を育む. 示した。この例はある児童の単元最終週のr運動」. には今回の実践をさらに改善することが必要である. についての部分である。各児童は9週にわたって、. ことを推定させているかもしれない。. 「運動」の他「食事」「魑民」等について記録した。. 以上のように考えると、主として身体的健康に関. したがって、学習成果については、生活目標の達成. わる生活に課題があり、知識を生活場面で生かさな. 度における自己評価、取組んだ内容・理由などをも. いために健康課題に気付かないし、知識も定着しな. とにして、個人ごとに分析された。. いという、本枝児童の実態を改善する一つの方法と. ここでは、個人ごとに分析された学習成果につい. して、保健学習と保健指導を連携させた教育実践は. て、単元終了時における結果をクラス全体としてま. 一定の効果をもたらす可能性が示された。. とめてみた。その結果、r主体性」の育ちにおける生. 主任指導教員 荒木 勉. 活実践の進度には大きい個人差がみられた。その進. 指導教員高田俊他. 度を基に分類すると、1)意欲が高く、自ら設定した. 生活目標を比較的順調に達成できるようになった児 童(6人)、2)意欲は高くなってきたが、生活目標 の達成には未だ十分につながっていない児童(11人)、. 3)意欲は高まりつつあるが、生活目標の達成につな. 一427一.
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