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<研究論文>経験した授業と出会った教師から大学生が描く家庭科(第2報) ―校種別に見た授業の印象と教師の印象及びめざす教師像―

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Academic year: 2021

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(1)性・社会性>を多くの学生が選択している。また、. 引用・参考文献. 教師の印象でも、多くの学生が「明るい」「やさし. 注 1: 『家庭科教育』第 6 1巻 5号 p p 6 1 0、家政. 経験した授業と出会った教師から大学生が描く家庭科(第 2報 ). 教育社 1 9 8 7. い」「話しやすい」を選択しており、人間性にひか れている。これらは教師の資質として備えてほし. 注 2 :『報徳に生きた人. い大事な条件であるので、このような結果であっ. ABC出版 1 9 9 6 ). U n i v e r s i t yStudentI m p r e s s i o n so fHomeEconomicsBasedonT h e i rC l a s s. たことは喜ばしいことである。しかし、本研究で. 『人間形成の日米比較かくれたカリキュラム』. は「学生はく授業力><子ども理解><人間性・. (恒吉僚子著. 社会性>の内容を均等に選択する」と推測したが、. 『教師格差ーダメ教師はなぜ増えるのか』(尾木. E x p e r i e n c e sandT e a c h e r s. 中公新書 2 0 0 0 ). 直梢著角川o n eテーマ 2 1 2 0 0 7 ). <授業力>を選択する学生は少なかったため調査. ー校種別に見た授業の印象と教師の印象及びめざす教師像一. 二宮尊徳』(大貫章著. ( 2 )I m p r e s s i o n so fL e s s o n sandT e a c h e r sa tEachS c h o o lS t a g eand I n f e r r e dG o a l so fHomeEconomicsT e a c h e r s. 『教育とは何だ』(重松清編著筑摩書房 2 0 0 4 ). 仮説③は認められなかった。. h t t p : / / w w w . j i n k e n . n e . j p / f l a t _ n o w / g e n d e r / 2 0 0 3 / 0 7 / 2 2 / 1 5 5 0 . h t m lょり 「家庭科は 「衣食住」を通し. く子ども理解><人間性・社会性>を大切にす ることは大事なことであるが、高い知識と専門性、. 伊東千絵 2). 小嶋槙子 3). て考えることのできる暮らしの哲学. 技術力、授業内容が問われる<授業力>をつける. 中澤孝江 4). h t t p : / / w w w . c m . o r . j p / L I B R A R Y f f E A C H E 即r _ w /200012/DAILHTMより「大学生の教師観」調査 より ( 2 0 0 0年 7 10月実施の調査結果についての. ことも肝要である。<授業力><子 ども理解> < 人間性・社会性>共に大切に考え、学ぶ こと を期 待する。. コメント等. (4) 教科内容のさらなる充実を 「生活の中で科学的・合理的な生き方をめざし. 田中一枝 1). 池崎喜美恵 6). KazueTANAKA1l ChieITO2l MakikoKOJ1MA3l TakaeNAKAZAWA4lTomokoMASUM05 l KimieIKEZAK.J6 l A b s t r a c t. 注 3 :『教科指導法シリーズ小学校指導法家庭』. ている」「科学的な根拠を持って授業をすすめるこ. (池崎喜美恵編玉川大学出版部 2 0 1 1 ). とができる」は 2 4項目の中で最も回答数が少な. 『教師を目指す人の介護等体験ハンドブック』. かった。科学が発達し、情報が氾濫する現在、科. (現代教師蓑成研究会編集. 大修館書店. 学的・合理的な解決力、社会の変化に対応できる. 2 0 0 8 ). 内容等、授業内容の充実がより一層求められてい る。家庭科の教師を目指す者として今まで以上に. 『教職入門 ー教師への道』(吉田辰雄・大森正著 図書文化 1 9 9 9 ). これらのこと に留意して精進することが望まれる。. 注 4:本部会会員が神奈川県内 A大学において 2. 年生が受講している「家庭科概論」の授業時に 本研究は横浜国立大学家政教育学会の平成 2 5. 実施した自由記述アンケート等からキーワード. 27年度にわたる研究助成金により実施できた。. を抽出した。. ご協力いただいた関係各位に御礼申し上げます。. 増茂智子 5). Wes p e c i f i c a l l yexaminedt h ec o n n e c t i o no ft h es t u d i e dl e s s o n sandt h ei m p r e s s i o n so fhome e c o n o m i c st e a c h e r s .Wea l s oa s s e s s e dd i f f e r e n timageso fi d e a lt e a c h e r sdependingont h e i r g r a d e . Thef o l l o w i n gr e s u l t swereo b t a i n e d . I fr e s p o n d e n t st h i n kt h a thomee c o n o m i c sl e s s o n sa r egoodandhaveap o s i t i v eimage o ft h e i rs c h o o ld a y s ,theya l s ohavep o s i t i v ei m p r e s s i o n so ft h et e a c h e r . 2. Evenr e s p o n d e n t swhot h i n kt h a thomee c o n o m i c sl e s s o n sweren o tgoodduringt h e i r. 1 .. elementaryandj u n i o rhighs c h o o ldaysdon o tn e c e s s a r i l yhaven e g a t i v ei m p r e s s i o n so f t e a c h e r s .However , t h e i rn e g a t i v ei m p r e s s i o n so fl e s s o n sd u r i n ghighs c h o o la r e a s s o c i a t e dwithn e g a t i v ei m p r e s s i o n so ft h et e a c h e r . 3 . Manyu n i v e r s i t ys t u d e n t sc h o s e "Understandingc h i l d r e n "a sanimportantf a c t o rf o r ani d e a lt e a c h e r .Fewc h o s e " T e a c h i n gA b i l i t y . " 1 )育児相談員 〒1 6 6 0 0 1 2 東京都杉並区和田 2・ 2 3 1 4 N u r s i n gC o u n s e l l o r 2 ・ 2 3 1 4 ,Wada,Suginami ・ ku, T o k y o ,1 6 6 0 0 1 2 〒2 45 0023 横浜市泉区和泉中央南 2 ・ 2 7 ・ 1 2 )横浜市立伊勢山小学校(非) IseyamaE l e m e n t a r yS c h o o l 2 2 7 ・ 1 ,Izumichuouminami , I z u m i k u ,Yokohama,2 4 5 0 0 2 3 〒2 5 0 0 8 5 4 小田原市飯田岡 4 8 1 3 ) (元)小田原市富水小学校 TomizuE l e m e n t a r yS c h o o l 4 8 1 , I i d a o k a ,Odawara・ s h i ,2 5 0 0 8 5 4 〒1 3 3 8 5 8 5 東京都江戸川区西小岩 57 1 4 ) (元)愛国学園短期大学 AikokuGakuenJ u n i o r C o l l e g e 5 7 1 ,N i s h i k o i w a ,E d o g a w a k u ,T o k y o ,1 3 3 8 5 8 5 非 ) 〒2 1 4 8 5 6 5 川崎市多摩区西生田 1 1 1 5 ) 日本女子大学 ( JapanWomen'sU n i v e r s i t y 1 1 1,N i s h i i k u t a ,Tama ・ k u ,K a w a s a k i ・ s h i ,2 1 4 8 5 6 5 6 )東京学芸大学 〒1 8 4 8 5 0 1 東京都小金井市貫井北町 41 1 T o k y oGakugeiU n i v e r s i t y 4 ・ 1 1,N u k u i k i t a ・ m a c h i ,K o g a n e i ・ s h i ,T o k y o ,1 8 4 8501. -22-. -2 3-.

(2) 上位では「優しい」「明るい」「親のような」教師に、. 第 1報では教員志望の学生が受けてきた家庭科. 6.4%とわずかではあったが高学年のほうが嵩かっ た(有意差 5%)。全くく授業力>を選択しなかった のは低学年 1 7 . 5% 、高学年 1 2 .9% で、漸学年の意識. 教師とのかかわりや、授業の印象や理想の教師像. が若干高い傾向がみられた(有意差 5%)。 さらに、. 印象は、「難しかった」授業では 「ベテ ラン」教師. について調査し報告した。本報ではさらに、対象. 項目別にみると「実験や体験を取り入れた授業を組. に、「面倒くさかった」授業では「細かい」「親の. である大学生の 1・2年生を低学年、 3・4年生を. み立てることができる」では、この項目を選択した. ような」教師に、「退屈だった」授業では「厳しい」. 高学年として、低学年と高学年によってめざす教. のは低学年 3 6 . 9 %高学年 6 3 .1 %であった(有意差. 「うる さい」教師と「印象にない」に、また、下位. 師像が変わるのかという点について注目し検討し. 5%)。この結果から、高学年のほうが体験や実践を. では「退屈だった」授業に対する「元気な」教師に有. た。さらに小・中・高校別に学生が経験した授業. 授業に取り入れることが重要と考えていることが. 意差が あった(図 5 7)。マイナスイメ ージの授. の印象と教師の印象との関係についても調査仮説. わかっ t : . oこれらの結果は 3・4学年で教育実習を. 業にはプラスとマイナス両イメ ージの教師のかか. ④ 「授業の印象がプラスイメージであると教師の. 経験し、授業の難しさ 、おもしろさ、現場での人問. わりがあり、必ずしも「授業の印象がマイナスな. 印象もプラスイメージになる。またマイナスイメ. 関係の大切さ等を学び、授業に対する意識が高くな. ら教師の印象もマイナスである」 という調査仮説. ったことによると推測される。さらに、教育実習の. ④には当てはまらなかった。. 現場の経験が学生にとって意義があるということ. : 1 :n n. 1 . はじめに. とに、統計ソフト SPSSを活用し、クロス集計と. ( 2 ) 家庭科の授業の印象と家庭科担当教師の印. 象との関係 アンケート結果から設問 1の 「 これまでに受け. はx 2検定を用いて検討した。本文において、危. た家庭科の授業の印象Jの項目から「覚えていな い」を除いた 7項目について、設問 2の「出会った. と家庭科担当教師の印象との関係を検討するため. 多いもの上位 3位と少ないもの下位 3位を固 1か. に、相関係数も求めた。. ら図 21に表した。. . , ,0. 40 36.6 35. 9. 10. 10. 5 .9. 0. I•. • I ••. , ••. ,. 明 優 話. る し し し、し、や :::::: す し : 、. 小 ・中・高校別に教師の印象について選択項目の. 4.1. . ■,■ .~. 繹 怖 う か い る. ぃ. . ,. :. さ. 、 : , ¥. 図 1小学校における授業の印象「楽しかった」. し 、 疇. さ. し 、. と教師の印象との関連. * *1 %水準の有意差(以下同様). プラスイメージと考えられる授業に対する教師. ! し. 囮 4小学校における授業の印象「息抜きができた」. x 2検定の結果 :*5%水準の有意差. く小学校 >. 3 . 結果と考察. 20. 親のような*. 家庭科教師の印象」 1 7項目とのクロス集計を行い、. と教師の印象との関連. 明るい峰. 1%)、危険率 5%で有意差が認められたものを(有 意差 5%) と略記している。家庭科の授業の印象. 図 3小学校における授業の印象「ためになった」. 優しいえそ. 険率 1 %で有意差が認められたものを(有意差. 10. ゜. その結果の分析をメインに行い、有意差の検定に. 21.7. 6一. 第 1報と同様である。本報では素集計結果をも. 〗t➔—臼. 20. ,. 2.研究方法. %. 23.8. ー. を示しているのではないだろうか。. 30. 更に、マイナスイメージの授業に対する教師の. ゜. ージにも同じことが言える」を立て検討を行った。. 40o / . ,. 下位では「細かい」教師に有意差があった(図 4)。. の印象は、いずれも上位 1位から 3位までを「明. るさい」「怖い」教師が共通している。有意差が認め. -24-. '. れる「息抜きができた」授業に対する教師の印象は、. 0.9 布い. 選択した学生は 5 . 5%であったが、高学年では. 図 2小学校における授業の印象「わかり易かった」. うな. 認められt~ また、プラスとマイナス両面が考えら. 1.1 友だちのよ. 5項目. <授業力>においては、低学年では 4. 1.1 うるさい. 印象もプラスイメージになる」とい う調査仮説④が. 3.2 優しい. は重要と考えているとし分析を行った。. 3.9. 親のような. れ、「授業の印象がプラスイメージであると教師の. ペテラン `. 以上が選択されていると、その領域について学生. うるさい. スイメ ージの教師から指尊を受けていると考えら. 怖い. を選択してもらった。その結果、各領域で 2項目. 厳しい峰. プラスイメージの授業を抱いている学生はプラ. 話しやす. 間性 ・社会性>の 24項目から重要と思う 5項目. 4.1. ゜. 「厳しい」教師であった(図 1 3)。. 10. 一優しい**. べた。ここでは、く授業力><子ども理解><人. 日ロロ明るい**. めざす教師像に対する低 ・高学年別の意識を調. い」「細かい」教師に、「わかり易かっ た」授業での. ﹃5-. られたのは「楽しかった」授業での「うるさい」「怖. 性>における低 ・高学年別意識. 竺. (1) <授業力><子ども理解><人問性・社会. 30. ⑬. が認められた。下位 3位にはいずれの授業でも「う. %. 20. □. ( 4 3 7名)に対する割合で示している). 40%. 2. るい」「優しい」「話しやすい」教師が占め有意差. OO) 2 ー. (図中の%は複数回答による回答数を回答者数. 図 5小学校における授業の印象「難しかった」. と教師の印象との関連. と教師の印象との関連. -2 5-.

(3) %o. %. 30ん ・ 127 .0 _ 25. 6. ゜. 授業での教師の印象は、プラスイメージの授業と. 2. 0 2. スとマイナス両面が考えられる「息抜きができた」. 22. 9. 似た結果であり、「明るい」「優しい」「ベテラン」. 20 ・. 0 1. 教師が上位を占め有意差が認められた(図 11)。 また、マイナスイメージ⑬寃鎚では「難しかった」. 6.0. 印象にない. 怖い**. 話しやすい**. 図 10 中学校における授業の印象 「 ためになった」 と教師の印象との関連. 教師、「退屈だった」授業には「親のような」教師に. サバサパしている. うるさいや骨. し. 有意差が認められた(図 1 2 1 4 )。マイナスイメー. と教師の印象との関連. 明るい. ' c :. 優しい. う 怖 印 る い 象 さ に. は、「面倒くさかった」授業に「怖い」「話しやすい」 図 6小学校における授業の印象「面倒くさかった」. 4.1. ベテラン. ペテラン 峰筆. 「優しい」教師に有意差があった。下位の教師像で. 明るい**. 優しい寄疇. るさい」教師に、「退屈だった」授業では「うるさい」. ゜. ゜. バしている」教師に、「面倒くさかった」授業では「う. 怖い. 世話好き. 友だちの. 紐かい貸*. ペテラン. 親のような*. 話しやすい. 0. _ I J J t. 10. 授業において「厳しい」「頼りがいがある」「サバサ. 10. 図1 3 中学校における授業の印象「面倒くさかった」 と教師の印象との関連. ジ⑬受業にはプラスとマイナス両イメージの教師の かかわりが見られ、調査仮諒砂誌忍められなかっ t~. 2 o o , ( o 16.9 16.7. 10 . ,. 10. 10 4. 8. ゜. 4.6. 1.8. 1.1. 1.1. 栢りがいがある. 1,- ,. 親 怖. の い. 亥 :. 図1 4中学校における授業の印象「退屈だった」. と教師の印象との関連. と教師の印象との関連. 3.9. 優しい壽. 印象にない**. ﹁. 囮 11 中学校における授業の印象「息抜きができた」. 4.1. ベテラン. うるさい峰峰. 印象にない. 怖い. 厳しい. ベテラン峰. 明るい峰峰. 優しい亭*. ゜. ,I. 3. 怖い. うるさい*峰. ペテラン `斗. 明るい*疇. * 伍しい *. 図 7 小学校における授業の印象「退屈だった」. 7. 6.6. , o. 元気な*. 個性的な. ユーモアのある. ベテラン. 親のような. うるさい**. 滋しい**. 印象にな. ゜ •~. 20'.Yo 15.6. と教師の印象との関連. 圏 8 中学校における授業の印象「楽しかった」. と教師の印象との関連. く中学校> すべて上位 1位から 3位まで「優しい」「明る い 」. 30o / c ,. 印象にない. 友だちのよう. 細かい. 侵しい. - 26-. と教師の印象との関連. 1 ,. 頼りがいがある*叶. かわりは大きく、調査仮説④は認められた。プラ. I. 厳しい壽*. 図 9 中学校における授業の印象「わかり易かった」. 徴的である。また、下位 3位の教師の印象も「う サパサバしている峰. 立一印象にない叶峰. 怖い. 註・うるさい. する「うるさい」教師であった(図 8 10)。プラ スイメージの授業とプラスイメージの教師とのか. 「ベテラン」教師の回答率が上がっているのも特 ベテラ ン. □. る「印象にない」教師と、「楽しかった」授業に対. 明るい峰斗. た」「わかり易かった」という 3つの授業に対す. ﹂. 笠しい峰* 1. のはプラスイメージの「楽しかった」「ためになっ. 10. ゜. と「印象にない」であったが、有意差がみられた. 教師が占めて有意差が認められた。中学校よりも. 。. とは異なっており注目するところである。また、 下位の教師像は共通して「うるさい」「怖い」教師. , 5. 20. 位 1位から 3位を「優しい」「明るい」「ベテラン」 10. 冒. 「ベテラン」の教師が上位に入ったのは、小学校. き. 「ベテラン」の教師が占め有意差が認められた。. プラスイメージの授業に対する教師の印象は上. 胃ロロ. プラスイメージの授業に対する教師の印象は、. く高校>. るさい」「怖い」「印象にない」が共通しており、 「楽しかった」授業と「うるさい」教師およびプ ラスイメージの「楽しい」「ためになる」「わかり やすい」と言う 3つの授業と「印象にない」に有. 図1 2中学校における授業の印象「難しかった」 と教師の印象との関連. 意差があった。(図 1 5 17) 小 ・中学校と同様調 査仮説④は認められた。プラスとマイナス両イメ ージのある「息抜きができた」授業に対する教師 の印象は、プラスイメージの授業と同様に「優し. -2 7-.

(4) い 」 「 ベテラン」「明るい」教師が上位を 占め、 下 められた。(図 18 ). マイナスのイメージの授業. 20. '' '' '. 印象にない. 教師」であった。また、プラス ・マイナス両面の 「息抜きができた授業」に対しては「優しい教師」. 20. であった。マイナスイメージの「面倒くさかった 授業」に対しては「うるさい教師」であり、「退屈 だった授業」に対しては「うるさい教師、厳しい. 5 1. 5 1 一. 体的にやや低い相関を示 した 。. 、. 中学校において相関が見られたのは、プラスイ メージの 「 楽しかった授業」に対しては「明るい 教師、優 しい教師、親のような教師、話しやすい 教師、元気な教師」であり、「わかり易かった授業」 に対しては「明るい教師、優しい教師、話しやす. J. つ. た. だ 屈. ,9,. ﹁ 頼りがいがある直. L. 一 象 蒻好き 印 の 5•l友だちのよう 業 連 ﹁ 授関 =ーモアのある るの ナと お象 に印 ,. 日 口 明るい. 豆口且ぅるさい疇壽. □. 高と. 諏寧 等教. ー. 2. 図1 8高等学校における授業の印象「息抜きができた」. 砂. ペテラ ン. i. し. 教師」であった。小学校では、中 ・高校に比べ全. -. 竺日日. 10. 図. ー. と教師の印象との関連. い教師、親のような教師」であり、「ためになった 授業」対しては「優しい教師、明るい教師、話し. 表 1 授業の印象と教師の印象の相関関係. 教~、菓. , Jヽ. 中. わかり易かった 高. 小. 中. 高. 中. 息抜きができた 高. J / ヽ. ■. □. ﹁. 友だちのような. ﹁. L. 親のような 疇. l. 幽しい疇疇. るい. ぃ 一 印象にない. 口. 0256 a 304. '明るい. 0241 02 8 1 0. 3 0 1. 03 1 0255. 0. 3 1 4 0322. 優しい. 02 5 1 a 21 0333. 0 . 2 8 2 0 .3 1 8 0. 2 7 3 0. 322 0 . 3 2 7 0 . 2 0 6. 友還のような. J. △ `. つ. た. 易. ヵ. m ヵ r b. E. の 業麟. 図1 9高等学校における授業の印象「難しかった」. ためになった 小. 0 . 2 2 6 02 7 1. 元気な 籟りがいがある. 02 0 8 02 0 4 0. 2 4 3 02. 難しかった. J 1 ヽ. 中. 面倒くさかった 高. / ) ヽ. 中. 高. 退屈だった. 1 , ヽ. 0 . 2 2 8 0. 2 3 5 0. 275. 02 1 1 0. 308. ペテランの. 0 . 206. 0204 02 8 6 0. 2 7 7 0 . 3 0 2. 02 4 1 0 . 2 8 8 0, 2 4 9 0. 329 0241 03 0 2 0. 284 0255. 0281. 0277. 0204. 024. 0209. 怖い. 02 3 5 03 0 8. 巌しい. 0207. 02 0 4 0 . 2 4 7. う るさい. -28-. 高. 02 3 3. ほしやすい. 値性的な. 中. 0204. ユーモアがある. 世ほ好きな. と教師の印象との関連. 楽しかった 0. 2 3 7 0302. 観のような. 3. □. 、. -. 竺 L. ︱ペテラン 疇. 一. 竺且明. 3-. ー. 00. ぃ象. ぅるさい. 授 る の. nu~. 二印象にない疇・り. ■. ゜ 59. 3. 一. 等教. ベテラン 疇 疇 細 鰤. 6. ー 図. 優しい疇高高と. ゜. 冒月日明るい峰*字暉. 9 3 I l. 5 2 10. 対しては「優しい教師、話しやすい教師、元気な. %. ゜. :. 教師、明るい教師、元気な教師」(相関の強い順に. と教師の印象との関連. 註 一 印象にない峰*. し、ほ. と教師の印象との関連. 20. ?[さい. さ. 図1 5 高等学校における授業の印象 「 楽しかった」. 30 %. [. ペテラン 疇*. 明るい**. 優しい**. う 1 布 印 る い 象. ヘテラ ン [. 3.0. 一優しい疇`. 1, ■ 4. 1. ︱︱. ゜. 、. ー. 10. メージの「楽しかった授業」に対しては「{憂しい. 図2 0嵩等学校における授業の印象「面倒くさかった」. 4 4. 20. 口甘甘;るい叶事. —. ''r. -. OO) 2. 26.1 25.9. 小学校において相関がみられたのは、プラスイ. 示す。以下同じ)であり、「ためになった授業」に. と教師の印象との関連. ー. ユーモアのある. : c. 、 し. 友達のよう. う 怖 印 る い 象 さ に. %. や弱い正の相関関係を示していた( 表 1) 。相関係 数は全て 1% 水準で有意であった。. 図 17高等学校における授業の印象「ためになった」. % 30 ,28.1. 結果、該当する各々の関係は全て +0. 2 0. 4でや. 4.6. _I~~~. 明るい**. ペテラン **. 優しい* 鵞. わりがあり調査仮説④は認められた。. 6.6. ばやや弱い相関を示すことを基準に注 1判断した. 預りがいがある. メージの授業ではマイナスイメージの教師にかか. 10 -. ゜↑. 教師に有意差があった。(図 19 21)マイナスイ. 教師の印象との相関係数から、土 0 . 2 0 . 4であれ. o v. 00 ー. 20. では「難しかった」授業において「厳しい」「ベテ ラン」教師に、「退屈だった」授業では 「うるさい」. 統計ソフト SPSS により算出された授業の印象と. %. 口 戸 日. 位の教師像の「印象にない」 とと もに有意差が認. %. 30 7 27. 2 26.8 25.9. 02 2 3 02 2 7. -29-. 02 3 5 0. 2 6 5. 中. 高.

(5) やすい教師、元気な教師、親のような教師、頼り. 認識されたといえよう。それにともない実習生を. い」「怖い」教師の印象が低かった。小学校では「ベ. さらに、相関が見られたものは全てやや弱い正. がいがある教師」であった。マイナスイメージの. 受け入れる学校側の積極的な取り組み姿勢やカリ. テラン」「親のような」教師はマイナスイメージの. の相関ではあったが、これらから、小・中・高校. キュラムの充実が期待される。. 授業の上位であったが、プラスイメージの授業で. を通して見ると調査仮説④は認められたと考えら. く子ども理解>では全学年の学生がその必要性. も 6位以内であり、どちらにもとらえられている. れる。. を認めていた。子どもを理解することは、若くま. ことがわかった。また、校種が上がるにつれ「ベ. 先行調査である大学生の家庭科についての自由. 高校において相関が見られたのは、プラスイメ. だ子育て未経験の学生にとっては、難しいことと. テラン」教師の印象が多くなるのは、授業内容が. 記述注2に「一人暮らしをして家庭科で習ったこと. ージでは「楽しかった授業」に対して「優しい教. 思われる。しかし、子どもたちの年齢に近い彼ら. 高度になり、より専門的になることが理由と考え. が役に立っている」「料理をする時、思い出しなが. 師、話しやすい教師、親のような教師、明るい教. であるからこそ、理解できることもあるだろう。. られる。「息抜きができた」授業の印象が小・中学. ら作っている」などの感想から、家庭科の授業は. 師、元気な教師、ベテランの教師、頼りがいがあ. 子どもを理解しようとする気持ちが何より重要で. 校より高校に多く見られたのは、受験教科ではな. 印象に残り、役に立っていることがうかがえる。. る教師」であり、「わかり易かった授業」に対して. ある。大学教育では「児童•青年心理学」などの. いということで気持が安らぐということだろうか。. は「話しやすい教師、優しい教師、頼りがいがあ. 講義を教育実習周辺時期に学ぶようにすると、学. 「難しかった授業」には「怖い教師、厳しい教師」 であった。中学校ではプラスイメージの授業の印 象に相関が見られたものが多かった。. 「難しかった」「面倒くさかった」「退屈だった」. 本研究は第 1報と同様横浜国立大学家政教育学. る教師、世話好きな教師、親のような教師、明る. 生は 1 ・ 2学年で学ぶよりもこれらの教科の重要. というマイナスイメージの授業では小・中学校で. 会の平成 25 27年度にわたる研究助成金により. い教師、ベテランの教師、ユーモアがある教師」. 性を認識し、学ぶ意識もさらに高くなり、おおい. はプラスとマイナス両方の教師の印象があり「授. 実施できた。ご協力いただいた関係各位に御礼申. であり、「ためになった授業」に対しては「優しい. に家庭科教育でも生かされるのではないだろうか。. 業の印象がマイナスイメージなら教師の印象もマ. し上げます。. 教師、明るい教師、親のような教師、頼りがいが. さらに授業の印象がプラスイメージであると、教. イナスイメージである」という調査仮説④は認め. ある教師、話しやすい教師、ベテランの教師、元. 師の印象もプラスイメージになることが明らかに. られなかったが、高校においては調査仮説④が認. 気な教師、個性的な教師、友達のような教師、世. なった。このことから、授業において教材研究や. められた。また、ほとんどの授業において、教師. 脚注. 話好きな教師」であった。また、プラス・マイナ. 授業方法を研究し、児童生徒にとってわかり易く、. についての「印象にない」が最下位を示していた. 注 1: 小木曽道夫著『SPSSによるやさしいアン. ス両面の「息抜きができた授業」に対しては「優. 魅力ある授業が自分の印象にもつながっているこ. ことから教師について多くの児童生徒が記憶に残. しい教師、話しやすい教師、明るい教師、親のよ. とを、学生はもとより教師は心にとめていてほし. していることがうかがえた。また、授業について. うな教師」であった。さらに、マイナスイメージ. い。さらに、家庭科は知識・理解の学習に加えて、. の項目で「覚えていない」における教師の印象は、. によるアンケートの調査 ・集計・解析』第 2版. の「難しかった授業」に対しては、「怖い教師、厳. 実技・実習も重要な部分を占める教科である。教. どの授業の項目も 2% 以下の低い回答率であり、. 東京書籍 2 003 、 辻 功著『教育調査法』誠文堂. しい教師」であり、「面倒くさかった授業」に対し. 師は授業における実技 ・実習の過程で、子ども理. 授業についても記憶に残っていることが推察でき. ては「うるさい教師、怖い教師」であった。高校. 解を深めていく技量を習得していくことも望まれ. た。家庭科の教師は「明るい」「優しい」「話しや. では、いろいろなタイプの教師に相関が見られ、. る 。. すい」「親のような」「ベテラン」教師がイメ ージ. プラスイメージの教師に、マイナスイメージの授. 他に参考文献として、内田治著『すぐわかる SPSS. 新光社 p 276 1981 等 注 2:前掲第 1報脚注 4. としてとらえられており 、 「怖い」「うるさい」教. 小・ 中学校に比べやや強い相関の傾向があった。 小 ・中 ・高校を通してプラスイメージの授業には. ケート分析』オーム社 p . 9 6 2006. (2) 小・中・高校で受けた家庭科の授業とその. 師とのかかわりは少ないことも推察できた。. ときの担当教師との関連. 業にはマイナスイメージの教師に相関が見られた. クロス集計の結果から次のような結論を得た。. ことは、調査仮説④を裏付けるものと考える。. 小・中・漸校を通して、家庭科の授業にプラス のイメージをもっている学生はプラスイメ ージの 教師から指導を受けていると考えられ「楽しかっ. 4. まとめ. た」「わかり易かった」 「ためになった」というプ (1) <授業力><子ども理解><人間性 ・社会. ラスのイメージを多くがもち、家庭科担当教師は 「明るい」「優しい」教師が共通の印象である。異. 性>における低・高学年別意識 大学で 4年間学び、さらに教育実習の経験をつ. なる点は、これに加えて小学校は「話しやすいJ. むとく授業力><人間性 ・社会性>を重要視する. 教師、中 ・高校は「ベテラン」教師の印象が上位. 傾向がみられた。学校という現場での経験が、学. にあり 、「授業の印象がプラスイメージなら教師の. 生たちの思考に大きく影薯を与えていることがわ. 印象もプラスである」という調査仮説④は認めら. かった。この結果からも、教育実習の重要性が再. れた。また、どの授業の印象においても「うるさ. - 30-. -3 1-.

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