第 75 回情報公開・個人情報保護審査会議事要旨
1 開催日時 平成 27 年6月 18 日(木) 午後4時~午後6時
2 開催場所 浦安市中央公民館第3会議室
3 出 席 者
(委 員) 飯田委員、小川委員、大野委員、永冶委員、下井委員
(事務局) 高橋総務課長、宇田川、柴田、兵頭
4 議 事
(1) 諮問第38号「浦安市情報公開条例及び浦安市個人情報保護条例の一部 改正に伴う意見について(諮問)」
(2) 平成 26 年度情報公開・個人情報保護制度実施状況について
5 資 料
[事前に配布されたもの]
・諮問第38号 資料1(行政手続における特定の個人を識別するための 番号の利用等に関する法律)
資料2(独立行政法人通則法)
・平成26年度情報公開・個人情報保護制度実施状況 [当日に配布されたもの]
・諮問第38号 諮問書
6 会議経過
○諮問第 38 号配布資料について事務局から説明
本件諮問に対する質問、回答及び意見は次のとおり。 委 員 条例改正案の中で外部提供を削除した理由は。
事務局 実施機関内部での目的外利用と実施機関以外への提供とのいずれ もが「外部提供」と読まれてしまうおそれがあるため、今回条例の規 定を整理し、実施機関内部で目的外利用することと実施機関以外へ提 供することとのすみわけを行った。
委 員 現行では、同一市町村の市長部局から教育委員会へ提供するときも 外部提供となるが、これは一般的に馴染みがないため、改正案が適切 と感じる。
委 員 法律に規定していない「保有特定個人情報」を定義づけしているが、 制度上齟齬がなければよいと思う。
事務局 最終的に齟齬がないよう確認する。
委 員 法律で規定しているから利用制限に関する規定は設けないという
ことか。
事務局 一般的な考え方では、法律が直接適用されるものについては、原則 として条例では規定しないこととされている。
委 員 一般の個人情報の開示請求等では任意代理人を認めず、より重要な 特定個人情報の開示請求等では任意代理人を認めることは、違和感が ある。
事務局 任意代理人を認めることについて、国においては、厳格な措置を講 ずる一方、特定個人情報をどのように利用されているかを知ることも 重要とされており、高齢者等本人が請求することが難しいとされてい るため任意代理人を認める考え方がある。
委 員 インターネットを通じて利用することも予定されており、アクセス する手段が限定されている。それを扱えない高齢者等がいることが任 意代理人を認める理由として、ひとつ念頭にあるようだ。
また、代理人は一般的に税理士や社会労務士が行っている点と併せ て考えがあるようだ。
委 員 開示手数料について、写しの交付に係る実費部分の減免は考えてい ないということか。
事務局 開示請求に係る手数料を徴収していないこともあり、写しの交付に 係る実費部分については、減免を考えていない。
事務局 他の法令に基づく開示実施部分に係る条例改正については、平成 29 年1月に予定されている国が構築するマイナ・ポータルの詳細が把握 出来ていないため、マイナ・ポータルが実施されるまでに条例改正す る必要があるか検討する。
委 員 今後条例改正も考えられるが、今回は条例改正を見送ると。
委 員 独立行政法人通則法の改正に伴う条例改正の趣旨について、事務局 からの説明では、原則開示とすべき事項なのに原則不開示とすべき事 項のように伝わるため、誤解を与える。
事務局 誤解のないよう訂正する。
○平成 26 年度情報公開・個人情報保護制度実施状況について
事務局から平成 26 年度情報公開・個人情報保護制度実施状況について報告 を行った。
以上