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計画素案 伊達市地域公共交通活性化協議会 福島県伊達市ホームページ

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(1)

伊達市

公共交通総合連携計画

(素案)

平成20年12月

伊達市地域公共交通活性化協議会

(2)

【 目 次 】

1 . 計画策定の背景と 目的・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

1- 1 背景と 目的・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

1- 2 計画策定のながれ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

2 . 伊達市の概況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

3 . 公共交通の現況・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

3- 1 主な交通資源の現状・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

3- 2 公共交通の運行状況と 利用動向・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

3- 3 公共交通空白・ 不便地域・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

3- 4 路線バス・ デマンド 型乗合タ ク シーの

運行経費と 公的補助・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

4 . 路線バスの利用実態・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

4- 1 利用実態調査の概要・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

4- 2 路線別の利用特性概要・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

5 . 公共交通に対する市民ニーズ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

5- 1 市民アンケート の実施概要・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

5- 2 市民アンケート の結果概要・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

6 . 伊達市の公共交通の課題・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

7 . 伊達市の地域公共交通総合連携計画の基本方針・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

7- 1 上位計画における公共交通の考え方・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

7- 2 地域公共交通総合連携計画の基本方針・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

8 . 伊達市の公共交通総合連携計画・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

8- 1 計画年次・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

8- 2 計画範囲・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

8- 3 連携計画の内容・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

8- 4 具体的な施策・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

8- 5 短期計画・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

8- 6 中長期計画・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

8- 7 計画推進のための組織体制・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

1

1

2

3

5

5

8

15

16

19

19

21

22

22

23

27

29

29

30

35

35

35

36

38

56

58

59

(3)

1.計画策定の背景と目的

1 - 1 . 背景と 目的

わたしたちの日常の暮らしは自家用車に大きく依存し、公共交通の利用は低迷していますが、 自動車を運転しない方の市民生活に最低限必要な交通手段の確保、特に高齢者や遠距離通学の児 童生徒等の交通手段の確保、さらには地球規模の課題である地球温暖化防止において、公共交通 はとても重要な役割を担っています。

伊達市は市域が広いために、公共交通は医療機関への通院や学校等への通学に欠かせないもの となっています。

しかしながら、これまで自家用車の普及が進み公共交通離れの現象が続いた結果、現在の伊達 市内の公共交通、特に路線バスを維持するには多大な行政負担が必要となっており、その負担額 は年々増加しています。

一方では、現在も公共交通を利用できない地域もあります。

昨今の厳しい財政状況の中で、公共交通空白・不便地域*への対応を含め、いかにして市民生活 に必要な公共交通を持続していくかが課題となっています。

また、平成1910月に施行された「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」は、公共交 通の問題を地域の問題として捉え、市町村が中心となって関係者とともに総合的に検討し、合意 形成を図り、長期的に持続できる公共交通の実現に向けて取り組むことが重要であるという基本 的な考え方を示しており、そのような取り組みに対して国も支援するとしています。

このような状況を踏まえ、伊達市では、地域住民はもとより交通事業者、商工関係者、関係行 政機関、学識経験者など多くの関係者による伊達市地域公共交通活性化協議会を設置し、伊達市 の実態にあった公共交通、将来にわたって持続可能な公共交通のしくみを構築することとしまし た。

この伊達市公共交通総合連携計画は、市内の様々な公共交通資源をもとに、伊達市の特性に応 じたアイディアを絞り、市民との協働を促しつつ、長期的に持続可能な公共交通を実現していく ことを目的としています。

公共交通空白・不便地域:公共交通を利用できない地域、具体的な地域は15頁で規定しています。

(4)

伊達市の公共交通の現状

既存の主な交通資源

鉄道(路線、ダイヤ)

路線バス(路線、ダイヤ)

デマンド型乗合タシー(エリア、サービス内容)

その他

シー事業者、所有車両数)

公共交通の利用状況

路線バス運行 経費と公的補助

路線バスの利用実態

路線バス利用実態調査

対象/収支率5%以下の路線バス 把握事項/バス停毎の利用状況

便毎の利用者数

公共交通に対する市民ニーズ

市民アンケートの実施 対象/市民2,000人

把握事項/存在需要、利用実態 改善点

伊達市の公共交通の基本的な考え方

整理、抽出された公共交通の課題及 び計画策 定の基 本スタンスに基 づいて 設定。

伊達市の公共交通総合連携事業

路線の効率化と利便性の改善、ならび に路線 バス利用 の意識 付けの展開 を 基本に構成。

公共交通総合連携計画の進め方

計画推進のための組織体制

実施計画スケジュール

伊達市の公共交通の課題

公共交通の現状を把握し路 線バスの 利用実 態や市 民の ニーズ を分析し 公共交通の課題を抽出。

1 - 2 . 計画策定のながれ

(5)

2.伊達市の概況

・ 伊達市は、平成 18 年 1 月 1 日に伊達町、梁川町、保原町、霊山町、月舘町の5町新設合併に より発足しました。

・ 福島県の北部に位置し、県都福島市の北東に隣接しています。

・ 東に阿武隈山系の霊山、西には吾妻連峰、北方には宮城県境の山々が遠望できる福島盆地の中 にあります。

・ 地勢は、市の西部は阿武隈川が流れ、海抜も約50メートルと低くなっています。市の西部か ら中心部周辺は平坦地となっており砂質壤土で耕地に適しています。市の南部及び東部には南 北に500メートルから800メートル程の阿武隈高地が連なっています。

・ 伊達市民の産業別人口は、第一次産業が 16%、第二次産業が 33%、第三次産業が 51%となっ ており、第一次産業従事割合が福島県平均(9. 2%)に比べ高くなっています。

・ 伊達市民の自動車保有台数は、47, 044 台(軽自動車、乗用車計)となっています(市民 1. 5 人に 1 台の割合)。

・ 伊達市民の通勤・通学先は市外では福島市が 26%と多く、通勤・通学手段は 71. 7%が自動車 となっています。

資料:H17 国勢調査

図 伊達市民の通勤・通学先構成比

資料:H12 国勢調査

図 通勤・通学時の利用交通手段構成比

伊達市 50%

福島市 26%

福島県外 2% その他福島県

22%

伊達市の 15歳以上の 就業者・通学者

38,953人

8.9

7.4

9.4

26.6 2.6

4.1

5.1

3.7

71.7

69.2

64.6

45.5

11.4

11.8

13.0

15.6 4.9

6.9

7.4

7.4 0.3

0.5

0.5

1.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

伊達市計

N=31,440) 福島県計

N=981,663) 東北平均

N=4,579,291) 全国平均

N=62,105,123)

鉄道 バス 自家用車 二輪車 徒歩 不明

(6)

・ 世帯数は 21, 734 世帯、人口は 68, 723 人(福島県の 3. 3%)、高齢化率は 26. 6%となっていま す。高齢化率の福島県平均は 24. 1%であり、これは伊達市の平成 14 年の値と同等であること から、伊達市の高齢化は、福島県平均に比べ 6 年ほど進んでいる状況となっています。

(伊達市:平成 20 年 10 月 1 日現在、福島県:平成 20 年 9 月 1 日現在)

・ 人口密度は、伊達地域、保原地域、梁川地域西部で高く、霊山地域、月舘地域、梁川地域東部 では低くなっています。

・ 高齢化率は、月舘地域、霊山地域、梁川地域東部で高くなっており、伊達地域、保原地域、梁 川地域西部では低くなっています。

資料:H17 国勢調査

図 伊達市の人口分布図

資料:H17 国勢調査

図 伊達市の高齢化率分布図

梁川地域

霊山地域

月舘地域 保原地域

伊達地域 市役所

梁川地域

霊山地域

月舘地域 保原地域

伊達地域 市役所

凡例

市役所(本庁舎) 分庁舎・総合支所

人口密度(人/k㎡)

1000未満 1000以上

500未満 200未満 100未満 総合支所

凡例

市役所(本庁舎)

総合支所

高齢化率(高齢人口/人口)

35%未満 35%以上

30%未満 25%未満 20%未満 分庁舎・総合支所

(7)

3.公共交通の現況

3 - 1 主な交通資源の現状

・ 伊達市内を運行する鉄道は2路線あり、東北本線が市の西端部を縦断し、伊達駅があります。 また、阿武隈急行線が市を横断し、市内に10の駅があります。

・ 伊達市内を運行する路線バスは23路線あり、そのうち、16路線は民間企業(福島交通株式会 社)により運行されています、残り7路線は伊達市が運行(福島交通株式会社に運行を委託) しています。

・ デマンド型乗合タクシーについては、保原地域では、ほばらまちなかタクシー「のってみっカ ー」が平成153月から運行しており、梁川地域では、市自主運行路線バスであった「梁川・ 藤田」線上を「国見まちなかタクシー」が平成206月から運行しています。また、霊山地 域、月舘地域でも「霊山・月舘まちなかタクシー」が平成2010 月から1年間の試験運行 を開始しています。

・ その他の交通資源として、タクシー会社5社で82台の車両を保有しています。

(8)

(有)梁川タシー 小型車 13台 福祉車両 :1台 14台

国 見 まちなかタシー

保 原 まちなか タシー

の ってみっカー)

(有)ふくま中央交通 小型車 32台 ジャンボ 2台 34台

(有)月舘タシー 小型車2台 2台 (有)丸和保原タシー 小型 19台 中型 1台 ジャンボ 3台 福祉車両:3台 26台

霊 山 ・月 舘まちなかタクシー

霊 山 エリア)

霊 山 ・月 舘まちなかタクシー

月 舘 エリア)

梁川地域

伊達地域

兜駅

富野駅

やながわ希望の森公園前駅

梁川駅

新田駅

二井田駅

大泉駅

保原駅 上保原駅 高子駅

(有)丸和保原タシー 霊山営業所 新達交通株式会社

小型車 3台 ジャンボ 2台 福祉車両:1台 6台

図 伊達市公共交通網図

※ 土曜・日曜・祝日は運休する路線バスあり。

市役所(本庁舎)

総合支所

バス停 東北新幹線 東北本線 阿武隈急行

シー 分庁舎・総合支所

路線バス系統)

掛 田 ・追分

(9)

表 伊達市の交通資源一覧

交通資源 内容

東北本線 伊達駅: 上り22本/日、下り22本/日

阿武隈急行線 高子駅 :上り28本/日、下り28本/日 上保原駅:上り28本/日、下り28本/日 保原駅 :上り28本/日、下り28本/日 大泉駅 :上り28本/日、下り28本/日 二井田駅:上り28本/日、下り28本/日 新田駅 :上り28本/日、下り28本/日

梁川駅:上り28本/日、下り29本/日 やながわ希望の森公園前駅

:上り27本/日、下り29本/日 富野駅:上り27本/日、下り29本/日 兜駅 :上り19本/日、下り17本/日

福島交通株式会社が16路線運行。全て生活交通路線として補助。 民営路線バス

【第4条】 ①藤田

②桑折

③伊達

④藤田経由小坂

⑤伊達経由保原

⑥伊達経由掛田

⑦五十沢

⑧月の輪経由梁川

⑨月の輪経由保原

⑩月舘経由川俣

⑪大波経由掛田

⑫伊達経由湯野

⑬白根

⑭山舟生

⑮川俣・掛田

⑯新助待

7路線を市が事業主となって運行をバス事業者(福島交通株式会社)に委託。 市自主運行

路線バス

【第4条】

①梁川・掛田

②掛田・移藪

③掛田・追分

④掛田・中川・霊山神社

⑤掛田・山野川・霊山神社

⑥掛田・中川・掛田(循環線)

⑦掛田・山戸田・掛田(循環線)

デマンド型 乗合タクシー

【第4条】

国見まちなかタクシー

国見町商工会で運行するデマンド型乗合タクシーで、伊達市内は、旧梁川・藤田線 の運行経路上での乗車可能。(平成206月運行開始)

デマンド型 乗合タクシー

【第21条】

ほばらまちなかタクシー「のってみっカー」保原地域を5エリアに分けて運行

・(有)丸和保原タクシー(小型1台、ジャンボ1台、計2台)使用

・新達交通(株) (小型2台、ジャンボ1台、計3台)使用

・平成15年4月運行開始

霊山・月舘まちなかタクシー 霊山地域を4エリア、月舘地域を1エリアで運行

・霊山地域 (有)丸和保原タクシー(小型2台、ジャンボ1台、計3台)使用

・月舘地域 (有)月舘タクシー(小型1台、使用)

・平成20年10月1日から試験運行中 タクシー タクシー会社数: 5

保有台数: 82

通院バス 市内複数の医療機関で運行している。 医療機関と病院間を往復するものもあり。

その他 送迎バス等

伊達市立梁川病院(1台)、霊山総合支所(2台)、(社)霊山子供の村管理会(1台) つきだて花工房(1台)、伊達市社会福祉協議会(25台) 30 福祉タクシー

事業

障がい者タクシー料金助成

対象:身体障害者手帳(12級)、療育手帳(知的障害者)A

申請者に500円分のタクシー利用券を年間12枚配布。超過する分は自己負担。

通学補助 通学距離による補助、路線バス定期代に対する補助有り。

(10)

27 29 上り 下り やながわ 希望の森 公園前駅 19 17

上り 下り 兜駅

27 29 上り 下り 富野駅

28 29 上り 下り

梁川駅

28 28 上り 下り

新田駅

28 28 上り 下り 二井田駅

28 28 上り 下り 大泉駅

28 28 上り 下り

保原駅 28 28 上り 下り 上保原駅

28 28 上り 下り

高子駅 22 22

上り 下り 伊達駅

3 - 2 公共交通の運行状況と利用動向

1)鉄道

(1)鉄道の運行状況

・伊達市内では、東京駅から盛岡駅を結ぶ東北本線と福島駅から槻木を結ぶ阿武隈急 行線が運行されています。

・東北本線は市内に伊達駅があり、一日に上り列車22本、下り列車22本が運行され ています。

・阿武隈急行線は市内に10駅あり、一日に上り下りそれぞれ、1729本が運行され ています。

図 阿武隈急行線駅別運行本数(平日) 資料:阿武隈急行㈱HP 本/ 日

上り 下り

東北本線 伊達駅 22 22 44

阿武隈急行線 高子駅 28 28 56

上保原駅 28 28 56

保原駅 28 28 56

大泉駅 28 28 56

二井田駅 28 28 56

新田駅 28 28 56

梁川駅 28 29 57

やながわ希望の森公園前駅 27 29 56

富野駅 27 29 56

兜駅 19 17 36

伊達市内における鉄道の運行状況一覧

(11)

(2)鉄道の利用状況

・JR東日本伊達駅の乗客数は平成 14 年度以降 1, 100 人/ 日程度で推移しています。

・伊達市内の阿武隈急行線駅(10 駅)のうち、最も乗客数が多い駅は保原駅(平成 19 年度 509 人/ 日)となっており、次いで、やながわ希望の森公園前駅(平成 19 年度 303 人/ 日)となっています。

・伊達市内の阿武隈急行線の乗客数は上保原駅を除き、年々減少傾向にあります。

図 鉄道利用状況

表 鉄道利用状況

単位:人/ 日 駅名 H15年度 H16年度 H17年度 H18年度 H19年度 伊達駅 1, 074 1, 063 1, 074 1, 082 1, 071

高子駅 79 77 79 67 62

上保原駅 251 261 263 267 265

保原駅 557 544 548 540 509

大泉駅 243 229 226 235 233

二井田駅 56 61 61 61 52

新田駅 166 154 156 161 154

梁川駅 261 250 247 252 240

やながわ希望の森 公園前駅

359 341 333 310 303

富野駅 73 64 60 52 48

兜駅 7 9 10 9 8

計 3, 127 3, 054 3, 058 3, 037 2, 945

資料:福島県統計年鑑、伊達市資料

0 200 400 600 800 1,000 1,200

伊 達 駅

高 子 駅

上 保 原 駅

保 原 駅

大 泉 駅

二 井 田 駅

新 田 駅

梁 川 駅

や な が わ 希 望 の 森 公 園 前 駅

富 野 駅

兜 駅

乗客数(人/日)

H15年度 H16年度 H17年度 H18年度 H19年度

(12)

2)路線バスおよびデマンド型乗合タクシー

(1)路線バスの運行状況

・ 路線バスの運行本数が多い地域は、伊達地域、保原地域、梁川地域、霊山地域の市街 地部で、20 本/ 日以上運行しています。

・ 一方、梁川地域∼霊山地域間や、月舘地域∼川俣町間など山間部では運行本数が少な くなっており、10 本/ 日以下の運行となっています。

・ 最も一日の運行回数が多い路線は、民営で運行されている「大波経由掛田」(福島駅東 口∼霊山町掛田間を結ぶ)の 11. 2 回となっています。

・ 一方、最も運行回数が少ない路線は、市自主運行路線である「梁川・掛田」の 2. 1 回 となっています。

図 路線バス(民営路線、市自主運行路線)の路線別運行本数

伊達市 バス総路線・総運行本数表 (H20. 10. 1現在) 平均

上り 下り 上り 下り

( 回) ( 回) ( 回) ( 回) ( 回)

民営路線バス藤田 7 8 6 7 7. 2

16路線 桑折 5 3 1 2 3. 2

伊達 7 8 5 5 6. 7

藤田経由小坂 8 8 7 7 7. 7

伊達経由保原 7 8 6 6 7. 0

伊達経由掛田 9 9 7 8 8. 5

五十沢 4 5 3 4 4. 2

月の輪経由梁川 6 6 5 5 5. 7

月の輪経由保原 9 10 6 7 8. 6

月舘経由川俣 3 3 3 3 3. 0

大波経由掛田 12 12 9 10 11. 2

伊達経由湯野 4 4 3 3 3. 7

白根 5 6 4 4 5. 0

山舟生 5 5 4 4 4. 7

川俣・掛田 7 7 3 3 5. 7

新助待 3 3 3 3 3. 0

市自主運行 梁川・掛田 3 3 0 0 2. 1

路線バス 掛田・移藪 9 9 0 0 6. 2

7路線 掛田・追分 7 7 0 0 4. 8

掛田・中川・霊山神社 4 5 0 0 3. 1

掛田・山野川・霊山神社 5 4 0 0 3. 1

掛田・中川・掛田(循環線) 掛田・山戸田・掛田(循環線)

23路線計 135 133 75 81 118. 6

6 0

路線名称

平日 休日

4. 2

凡例 平均運行本数(1日当たり

市役所(本庁舎)

総合支所

バス停 20以上

15‐ 20 10‐ 15 0 ‐ 10

分庁舎・総合支所

(13)

(2)デマンド型乗合タクシーの運行状況

①ほばらまちなかタクシー「のってみっカー」

・ 保原地域では平成 15 年度より、デマンド型乗合タクシーであるほばらまちなかタク シー「のってみっカー」が運行されています。

・ 運行エリアは、保原地域の 5 つのエリア(まちなか、東部、西部、南部、北部)。

・ 料金は、まちながエリアとそれ以外のエリアで分けられており、まちなかエリアは 200 円、その他のエリアは 300 円に設定されています。

梁川地域

伊達地域

霊山地域

月舘地域 保原地域

南 部 西 部

北 部 東 部 まちなか エリア

図 ほばらまちなかタクシー(のってみっカー)

凡例 平均運行本数(1日当たり

市役所(本庁舎)

総合支所

バス停 20以上

15‐ 20 10‐ 15 0‐ 10

分庁舎・総合支所

(14)

表 ほばらまちなかタクシー「のってみっカー」運行概要

運行主体 保原町商工会 (市の補助事業)

運行のための協議会 保原町まちタクシー運行委員会

実際の運行 (有)丸和保原タクシー 新達交通(株) 【商工会と委託契約】 道路運送法の許可 道路運送法第21条許可を取得

運行開始日 平成15年3月3日(試験運行) 平成15年度より本格運行

愛称 のってみっカー

運行路線数 まちなか・東部・西部・南部・北部 5エリア 運行日 月曜日∼金曜日 (祝日、年末、年始は運休)

運行時間 8:30∼17:00

まちなかエリア (20分間隔で運行) まちなか行き 8便、 方部行き 7便

運行範囲 保原地域

まちなかエリア内 200円

その他 300円

子供料金(小学生以下)は普通料金の半額。

未就学児が一人で乗車する場合は、子供料金とする。 未就学児一人目については、保護者同伴に限り無料。 未就学児二人目からは、子供料金とする。

運行車種

  小型タクシー ジャンボタクシー 計

(有)丸和保原タクシー 1台 1台 2台

新達交通(株) 2台 1台 3台

計 3台 2台 5台

タクシー会社からの借り上げ  (1時間当り単価 2,000円※ 運転手込み) 運行システム IT活用デマンドシステム

システムの会社名 NTT東日本 (東日本電信電話株式会社)

予約情報の伝達 mova(ムーバ)対応カーナビゲーションシステムを使用 運転手との連絡 携帯電話、タクシー無線

車両の現在地把握 GPSにより,常時パソコン画面に表示

CTI(電話とコンピューターシステムを統合する技術)により、電話を受信すると 自動的に登録者の情報が表示され、そのまま予約情報を入力

(自動的に住宅地図も表示される) 予約受付 30分前まで(1週間前から予約可能) 予約センター まちなかお茶の間  『まわらん処』 オペレーター 3名(交代制により、常時2名勤務) 利用回数 35,322回 (平成19年度) 1日平均乗客数 146.0人 (平成19年度)

運行日 242日 (平成19年度)

市補助金 13,000,000円 (平成19年度) 県補助金 1,038,000円 (平成19年度) 運

行 形 態

運 行 状 況

運行回数

料金

運行車両

伊達市 → 商工会 福島県 → 伊達市 運

行 シ ス テ ム

予約受付システム

財 政

資料:伊達市資料

②霊山・月舘まちなかタクシー

・ 平成 20 年 10 月 1 日より、1 年間の試験運行を開始しています。

(15)

0 200 400 600 800 1,000 1,200

H15年度 H16年度 H17年度 H18年度 H19年度

輸送人員(千人/年)

民営路線バス

市自主運行 路線バス デマン 乗合タクシー

単位:人 H15年度 H16年度 H17年度 H18年度 H19年度 民営路線バス 1,120,923 1,039,748 985,047 964,430 948,917 市自主運行

路線バス

165,786 161,586 154,973 157,525 149,323 デマンド型

乗合タクシー

27,452 33,112 35,460 35,469 35,322 計 1,314,161 1,234,446 1,175,480 1,157,424 1,133,562

(3)路線バス、デマンド型乗合タクシーの利用状況

・ 路線バスの輸送人員は平成 15 年以降減少傾向にあります。

・ 市自主運行路線バスの利用者についても、減少傾向となっています。

・ デマンド型乗合タクシー「のってみっカー」の利用者は、本格運用が開始された平成 15 年度から年々増加し、平成 17 年度以降は約 35, 000 人で推移しています。

資料:伊達市資料

図 運行種類別輸送人員の推移

表 運行種類別輸送人員の推移

資料:伊達市資料

(16)

民営路線 大波経由掛田 154,959

民営路線 伊達経由掛田 132,570

民営路線 月の輪経由保原 89,998

民営路線 藤田経由小坂 84,005

民営路線 伊達経由保原 79,693

民営路線 藤田 72,134

民営路線 月の輪経由梁川 51,978

民営路線 五十沢 51,681

民営路線 伊達 51,327

民営路線 川俣・掛田 50,593

市自主運行路線バス 掛田・追分 42,114

民営路線 月舘経由川俣 38,423

民営路線 伊達経由湯野 36,436

デマンド型乗合タシー のってみっカー(保原地域) 35,322

市自主運行路線バス 掛田・移藪 34,126

民営路線 桑折 27,736

市自主運行路線バス 循環線 23,632

市自主運行路線バス 掛田・中川・霊山神社 19,245 市自主運行路線バス 掛田・山野川・霊山神社 17,520

民営路線 新助待 11,472

民営路線 山舟生 9,815

民営路線 白根 6,097

市自主運行路線バス 梁川・掛田 5,595

輸送人員

人/ 年)

運行形態 路線名称

・ 平成 19 年の路線バスの輸送人員が最も多い路線は、民営路線の大波経由掛田線で、最 も少ない路線は、梁川・掛田線となっています。

・ 民営路線バスのうち、市自主運行路線バスよりも輸送人員が少ない路線は、6 路線と なっています。

・ 市自主運行路線で最も輸送人員が多い路線は、掛田・追分線となっています。

資料:伊達市資料

図 平成 19 年度路線別乗車人員 表 平成 19 年度路線別乗車人員

資料:伊達市資料 0

2 4 6 8 10 12 14 16 18

輸送人員万人/年)

民間路線 市自主運行(委託) デマンドクシー

(17)

梁川地域

伊達地域

保原地域

霊山地域

月舘地域

3 - 3 公共交通空白・不便地域

・ 鉄道駅から 600m、バス停から 300m圏外で、公共交通が利用しにくく、かつ人口密度 が 100 人/ km² 以上の地区を「公共交通空白・不便地域」と定義しました。

・ 梁川地域の粟野、二野袋、細谷は、鉄道・路線バスの運行圏域から外れており、公共 交通の空白・不便地域となっています。

梁川地域

伊達地域

保原地域

霊山地域

月舘地域

図 伊達市内の公共交通空白・不便地域

市役所(本庁舎)

総合支所

バス停

バス停圏域(バス停300m圏内) 駅圏域(駅600m圏内)

凡例

路線バス 人口密度(人/k㎡)

500∼1000 1000以上

200∼500

100∼200

0∼100

主な公共交通空白地域 分庁舎・総合支所

(18)

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000

H15年度 H16年度 H17年度 H18年度 H19年度

欠損金(万円/年)

民営路線バス

市自主運行 路線バス デマンド 乗合タシー

単位:円 H15年度 H16年度 H17年度 H18年度 H19年度 民営路線バス 79,920,201 102,164,567 108,696,714 119,042,080 132,326,058 市自主運行

路線バス

37,860,628 38,619,677 43,516,442 43,672,474 51,268,222 デマンド型

乗合タクシー

13,620,902 12,729,273 12,306,318 12,776,360 12,638,316 計 131,401,731 153,513,517 164,519,474 175,490,914 196,232,596

3 - 4 路線バス・デマンド型乗合タクシーの運行経費と公的補助

1)路線バス等の運行による欠損額

・ 民営路線バス運行による欠損額は、利用者数の減少に伴い年々増加しています。

・ 市自主運行路線バスについても同様に、利用者数の減少に伴い年々増加しています。

・ ほばらまちなかタクシー「のってみっカー」の欠損額は、ほぼ横ばいとなっています。

資料:伊達市資料

図 運行種類別欠損金の推移

表 運行種類別欠損金の推移

資料:伊達市資料

(19)

2)路線バス運行に対する公的補助

・ 民営路線バスへの補助金は、利用者数減少に伴う欠損金の増加と供に年々増加してい ます。平成 19 年度では、伊達市 4, 923 万円、国・県 3, 342 万円、計 8, 265 万円と平成 15 年度の 1. 4 倍になっています。

・ 市自主運行路線バスの補助金および輸送人員一人あたりの補助金も、路線バスと同様 に、年々増加しています。平成 19年度の補助金は、伊達市 4, 144万円、福島県 584 万円、計 4, 728 万円で、平成 15 年度の 1. 4 倍になっています。

・ デマンド型乗合タクシー「のってみっカー」の補助金は、本格運用が開始された平成 15 年度から平成 17 年まで 1, 300 万円、平成 18 年度以降は約 1, 200 万円(平成 18 年 度から福島県からの補助金約 100 万円が支給)となっており、輸送人員一人あたりの 補助金は横ばいです。

0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000

H 1 5

H 1 6

H 1 7

H 1 8

H 1 9

H 1 5

H 1 6

H 1 7

H 1 8

H 1 9

H 1 5

H 1 6

H 1 7

H 1 8

H 1 9

民営路線バス 市自主運行路線バス デマンド型乗合タシー

/

国・県の補助金(万円) 伊達市の補助金(万円) 輸送人員一人あたりの年間補助金(円/人)

資料:伊達市資料

図 運行種類別補助金と輸送人員一人あたりの補助金

表 運行種類別補助金と輸送人員一人あたりの補助金

H15年度H16年度H17年度H18年度H19年度H15年度H16年度H17年度H18年度H19年度H15年度H16年度H17年度H18年度H19年度

伊達市の補助金(万円) 2,198 3,384 3,722 3,660 4,923 2,851 3,039 3,419 3,554 4,144 1,300 1,300 1,300 1,195 1,196 国・県の補助金(万円) 3,865 3,694 3,978 4,323 3,342 585 593 666 500 584 0 0 0 105 104 補助金 計(万円) 6,062 7,078 7,701 7,983 8,265 3,436 3,632 4,085 4,055 4,728 1,300 1,300 1,300 1,300 1,300 輸送人員一人あたりの年

間補助金(円/ 人)

54.1 68.1 78.2 82.8 87.1 207.3 224.8 263.6 257.4 316.6 473.6 392.6 366.6 366.5 368.0 デマンド型乗合タクシー 自主運行バス(委託バス)

路線バス

※ デマンド型乗合タシーは、平成 18 年度以降福島県から補助金(年間約 100 万円)が交付されている

資料:伊達市資料

(20)

運行形態 路線名 収支率

民営路線 大波経由掛田 88.8%

民営路線 月の輪経由保原 76.6%

民営路線 伊達経由保原 76.2%

民営路線 伊達経由掛田 75.5%

民営路線 伊達 69.4%

民営路線 桑折 66.8%

民営路線 伊達経由湯野 64.0%

民営路線 藤田 59.7%

民営路線 藤田経由小坂 58.3%

民営路線 月舘経由川俣 57.9%

民営路線 川俣・掛田 57.2%

民営路線 月の輪経由梁川 57.0%

デマンド型乗合タシー のってみっー(保原地域) 46.1%

民営路線 五十沢 45.7%

市自主運行路線バス 掛田・中川・霊山神社 35.8%

民営路線 山舟生 33.1%

市自主運行路線バス 掛田・追分 33.1% 市自主運行路線バス 掛田・山野川・霊山神社 31.7%

民営路線 新助待 25.3%

市自主運行路線バス 循環線 25.1%

民営路線 白根 20.1%

市自主運行路線バス 梁川・掛田 16.6% 市自主運行路線バス 掛田・移藪 12.2%

3)路線別の収支率と補助金

・ 民営路線バスの収支率は 4 路線(白根、新助侍、山舟生、五十沢)を除き、55%以上

となっています。

・ 市自主運行路線バスの収支率は、7路線全て収支率が 55%以下となっており、最も収 支率が低い路線は「掛田・移藪」であり、補助金は年間約 2, 200 万円となっています。

・ デマンド型乗合タクシー「のってみっカー」の収支率は 46. 1%、補助金は約 1, 200 万 円となっています。

資料:伊達市資料

図 路線別補助金と収支率 表 路線別補助金と収支率

資料:伊達市資料

バ ス 運 行 対 策 費 補 助 金 交 付 要綱における、生活交通路線 維 持 費 国 庫 補 助 金 に 定 め ら れている基準。

55% 以上

0

500 1,000 1,500 2,000 2,500

助金(万円)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

収支率(%)

民営路線バス 補助金 市自主運行路線バス 補助金 デマンド型乗合タシー 補助金 収支率

(21)

4.路線バスの利用実態

4 - 1 . 利用実態調査の概要

1)調査の目的

伊達市の公共交通のうち、路線バスの利用実態を把握し、より利便性の高い公共交 通とするための基礎的情報を得ることを目的とします。

2)対象路線の設定

伊達市内を運行する 23 路線のうち、収支率が 55%を下回る 11 路線を調査対象路線 としました。

3)調査項目

乗車、降車のバス停名および乗降者の属性、人数を調査しました。

4)調査方法

調査員が対象路線バスに乗り込み、乗降客数等の調査項目について調査票に記入す る方法としました。

表 調査概要

幼児 小学生 中学生 高校生 大人 幼児 小学生 中学生 高校生 大人 幼児 小学生 中学生 高校生 大人 降車

バス停名

属性別人数

調査項目 乗車中 属性別(乗車中)人数 乗車

属性別人数 バス停名 市自主運行路線バス

民営路線バス

五十沢線 白根線 山舟生線 新助待線 梁川・掛田 掛田・移藪 掛田・追分

掛田・中川・霊山神社 掛田・山野川・霊山神社 循環線

調査路線

平成20年7月9日(水)

民営路線バス

市自主運行路線バス

平成20年7月8日(火) 調査日

(22)

図 収支率の低い路線

梁川地域

伊達地域

霊山地域

月舘地域 保原地域

市役所(本庁舎)

総合支所

バス停

民間路線

分庁舎・総合支所 市自主運行路線バス

(23)

4 - 2 . 路線別の利用特性概要

路線名

1 日の 運行本数

上下線計)

1 日の 利用者数

上下線計)

特性

五十沢線 9 19

・ 梁川幼稚園児が降園時に利用しているほか は大人が利用している。

・ 乗降の多い停留所は、福祉会館前。 白根線 11 12

・ 児童生徒の利用はほとんど見られない。

・ 乗降の多い停留所は、宮本、福祉会館前、 梁川駅。

山舟生線 10 19

・ 利用者の大半が大人であるが、梁川幼稚園 児も利用している。

・ 乗降の多い停留所は、除石、福祉会館前、 梁川駅。

民営 路線バス

新助待線 6 9

・ 利用者の多くは川俣町内で乗降している。

・ 月舘地域からの利用者は、川俣高校行きで は「赤井堂∼障子」で乗車し、新助侍行き は「小手農協∼赤井堂」で降車している。 梁川・掛田 6 9

・ 利用者が少なく、利用者の特性は特にない。

・ 梁川地域と霊山地域を繋ぐ路線だが、ほと んどが霊山地域内での移動となっている。

掛田・移藪 18 63

・ 霊山中学校生徒の通学利用と、石田小学校 児童の通学利用が多いが、その他にも属性 に関係無く利用されている。

・ ほとんどの生徒は、登校時は中学校前で下 車し、下校時は掛田駅前で乗車している。

・ 乗降の多い停留所は、掛田駅前、移藪、石 田小学校、中学校前。

掛田・追分 14 115

・ 小国小学校児童・霊山中学校生徒の通学利 用が多いが、掛田幼稚園児も利用している。

・ 高校生の利用はほとんどない。

・ 乗降の多い停留所は、下小国、大木、小国 中島、掛田駅前、追分。

掛田・中川・ 霊山神社

10 38

・ 霊山中学校生徒の下校利用が多く、大人も 利用している。

・ 生徒は、下校時に掛田駅前で乗車している。

・ 乗降の多い停留所は、掛田駅前、霊山神社。

掛田・山野 川・霊山神社

8 47

・ 霊山中学校生徒の通学利用が多く、幼稚園 も通園に利用している。

・ 生徒の登校時は中学校前で下車している。

・ 乗降の多い停留所は、掛田駅前、霊山神社、 支所前、上舘。

市自主 運行 路線バス

循環線 6 106

・ ほとんどが掛田小学校児童の通学利用。

・ 掛田幼稚園児・児童以外の利用はほとんど ない。

・ 乗降の多い停留所は、掛田小学校、中川集 落センター、薄木集会所前、石橋。

(24)

5 公共交通に対する市民ニーズ

5 1 市民アンケートの実施概要

)目的

公共交通利用 減少傾向 ある伊達市 今後 公共交通 あり方を検討するため 伊達市民 公共交通 利用状況や公共交通 対するニーズ 現状 問題点を把握するこ を目的 しま す

)調査対象

伊達市民 2,000 人を対象 郵送配 郵送回収方式 アンケート調査を実施しました 5地域 伊達地域 保原地域 梁川地域 霊山地域 月舘地域 人口分 年齢構成を考 慮し 対象を抽出しました

)回収状況

郵送配 した 2,000 票 うち 802 票 回収率 40.1% ら回答を得ました

回収票数 地域別構成比 人口 配 数 地域構成比 同 割合 っ います

表 アンケート実施概要

配布部数 部

配布方法 郵送

配布期間 成 月 日~ 月 日

回収方法 郵送

回収期間 成 7月 日~ 月 日

人口 配布数 回収数

構成比 構成比 構成比 回収率

保原地域 % % % %

梁川地域 % % % %

伊達地域 % % % %

霊山地域 % % % %

月舘地域 % % % %

無回答 %

合計 % % % %

表 回収状況

(25)

5 2 市民アンケートの結果概要

)公共交通に関する市民ニー

回答者属性

・ 50~64 歳 回答者 3 割 多く 次い 65~74 歳 2 割 っ いる

・ 回答者 男女構成比 男性 4 割 女性 6 割 っ いる

・ 回答者 8 割 免許を保 し いる

・ 自家用車を保 し い い回答者 全体 2% 無回答を除く9割 自 家用車を 1 台以上保 し いる

路線バ

・ 回答者 72.8% 路線バス 全く乗ら い

・ 路線バスを利用し いる地域 伊達地域 5.5% 霊山地域 5.3% 回答者 週 回程度以上利用し いる

・ 路線バスを利用し い理由 運賃 高い 最 多く 32.9%

・ 路線バスを利用するため 必要 改善点 手をあ れ こ 乗 れるよう する 最 多く 41.0%

鉄道

・ 67.5% 回答者 年 数回 以上鉄 を利用し いる

・ 鉄 利用 多い地域 伊達地域 保原地域 あり 伊達地域 7.0% 保原地域 6.8% 回答者 週 1 回程度 以上利用し いる

・ 鉄 駅 ら遠い霊山地域 月舘地域 鉄 をまったく利用し い 回答 多く霊山地域 42.1% 月舘地域 45.5%

・ 鉄 を利用し い理由 他 交通手段 自家用車 路線バス等 方 早く移動 る 最 多く 67.6%

・ 鉄 駅 ら遠い 霊山地域 月舘地域 自宅 ら駅 遠い いう 理由 多く 霊山地域 67.2% 月舘地域 67.6.%

・ 鉄 を利用するため 必要 改善点 全市 運賃 値 を求 める人 46.3% 最 多く 特 阿武隈急行線を する2地域 梁川 地域 56.5% 保原地域 55.6%

・ スR東日本伊達駅を する伊達地域 駐車場 整備 必要 し い る回答者 多く 64.8%

・ 駅 ら遠い月舘地域 い 駐車場 整備 必要 し いる回 答者 多く 50.0%

・ 霊山地域 路線バス 乗り継 改善 を望 回答者 54.9%

公共交通の利用状況

デマンド型 乗合 タクシー

・ デマンド型乗合タクシー 乗ったこ ある また 知っ いる 乗ったこ い する回答者 割合 67.8%

・ 既 運行され いる保原地域 乗ったこ ある 7.2% 知っ いる 乗ったこ い 80.9%

・ 認知度 最 低 った地域 伊達地域 39.8%

公共交通に対するニー

・ 今後 公共交通 対するニーズ そ 他交通手段 確保されれ 路 線バス 廃止 縮小し や を得 い 最 多く 33.8%

・ 市 負担を増やし 公共交通 充実を望 回答者 7.6% 少 い

・ 伊達地域 そ 他交通手段 確保されれ 路線バス 廃止 縮小し や を得 い 割合 25.0% 5 地域中最 少 い

・ 霊山地域 月舘地域 そ 他交通手段 確保されれ 路線バス 廃 止 縮 小 し や を 得 い 割合 高 く 霊 山 地 域 37.9% 月舘地域 40.0% っ いる

・ デマンド型乗合タクシー ニーズ し 全市 値段 安けれ 乗 りたい 49.2%を占め 最 多く っ います

公共交通を維持するために 負担している費用について

・ 市 公共交通を維持するため 負担し いる費用 い 59.0% 回 答者 認知し い い

・ 公共交通維持へ 費用認知度 高い地域 霊山地域 月舘地域 っ り 霊山地域 48.4% 月舘地域 56.3.% 回答者 認識し いる

表  伊達市の交通資源一覧  交通資源  内容  東北本線  伊達駅:  上り 22 本/日、下り 22 本/日 鉄 道  阿武隈急行線  高子駅  :上り 28 本/日、下り 28 本/日  上保原駅:上り 28 本/日、下り 28 本/日  保原駅  :上り 28 本/日、下り 28 本/日  大泉駅  :上り 28 本/日、下り 28 本/日  二井田駅:上り 28 本/日、下り 28 本/日  新田駅  :上り 28 本/日、下り 28 本/日  梁川駅:上り 28 本/日、下り 29 本/日 やな
図  収支率の低い路線 梁川地域伊達地域 霊山地域月舘地域保原地域市役所(本庁舎)総合支所駅バス停凡例民間路線分庁舎・総合支所市自主運行路線バス
図 - 効率化後の路線バス 定 時 定 路 線 デマンド 型乗 合 タクシーで対 応霊 山 循 環掛 田 ・ 霊山神社ル ート変 更 路線白 根山 舟 生梁 川 ・掛田掛 田 ・移藪掛 田 ・追分(路線バス系統)

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