2016 年度計算数学Ⅰ 第 3 回
contents
1. 前回の補足 2. TeX 実習の目的 3. 中間レポート 4. 今後の予定 5. おまけ
4/21 訂正 レポート提出期限 (誤)14:50 → (正)14:55
前回の補足
ネットワーク設定の追加
前回経験したネットワーク混雑を回避するため、設定を追加します。実習資料集の「Windo ws 10 ネットワーク設定」3. プロキシの設定(追加)(赤字の部分)を参照して作業してくだ さい。
TeXLive 2015 インストーラ
ダウンロードなしで TeXLive 2015 がインストールできるように、TeX インストールに使う ファイルを USB メモリに追加しました。今日 TeX インストールを行う人はこれを利用して ください。
日誌
既にかなりの人が書いてくれていますが、まだの人も必ず書いてください。たくさん並んで いるので少し見にくいですが、自分の投稿に返信する形で毎回書いていってください。 もし、ITC-LMS にログインできない、または使用法がわからない人がいたら、TA に聞いた りして使えるようにしておいてください。今後 ITC-LMS の他の機能を使うこともあるので、 早めに。
TeX 実習の目的
1. TeX (LaTeX) とは何かを知り、数学科におけるその必要性を理解する。 2. TeX システムを Windows にインストールし、使うための環境構築ができる。
3. LaTeX の基本的な使い方を理解し、簡単な数式を含む文書のタイプセットができる。 4. 基本的な組版上のルール1を理解し、それに合ったタイプセットができる。
中間レポート
TeX 実習の成果を生かしてもらうため、以下のレポートを出します。今回・次回の間に、 内容ややり方について TA と相談しておくことを勧めます。
課題
LaTeX を用いて、数学の講義ノートを作る。
1 組版ルールは、細かいことを言い出すと分野や出版社によってまちまちですが、ここでは実習テキ スト(TeX 実習)の後ろの方に載せている程度のことを想定しています。
講義は今学期に行われているものに限る。数式を含み、定義・定理・証明など数学らしい構 成とすること。講義 1 回分以上の分量であること。数学科以外の所属の人は、数学的な内容 を多く含む講義であればよい。そのような講義を取っていない人は相談すること。
提出方法
ITC-LMS の「課題」機能を用いて、使用したファイル(LaTeX ソースファイル、画像ファ イルなど)及び生成した PDF ファイルを提出する。
評価
条件を満たすものが提出されたか否かの 2 値。
提出期限
5 月 12 日(木)14:55
今後の予定
4 月 28 日(木) 第 4 回 TeX 実習(最終回)
5 月 12 日(木) 第 5 回 数学ソフトウェア(1)、中間レポート締切
おまけ
ACM プログラミングコンテスト
案内が来ましたので紹介します。 学生の皆さんへ
* 「ACM プログラミングコンテスト」に参加しよう! http://icpc.iisf.or.jp/2016-tsukuba/
ACM プログラミングコンテスト (ACM-ICPC)は、ACM というコンピュータ科学の 国際学会が主催する世界規模の学生プログラミング・コンテストです。。同一 大学の3名の学生で1チームを構成し、1チーム1台のコンピュータで、7-8 問程度のプログラミングの問題を、多く、速く、解くことを競うコンテストです。 今日、多数のプログラミングコンテストがありますが、ACM-ICPC は、その中 でも、伝統(今年で 41 回目)と規模(世界 100 か国以上から 4 万人以上が参加) の 両面で群を抜いた存在であり、成績優秀チームは、大学および産業界の注目を 集める存在となります。学生の皆さんは、是非 ICPC にチャレンジしましょう。
* 2016 年度の地区大会は、昨年に引き続き、筑波大学が主催。
日本在住の皆さんにとって、ACM-ICPC のコンテストは、(1) 国内インターネッ ト予選、(2) アジア地区大会(本選)、(3) 世界大会 の 3 段階から構成されます。 今年度の日本開催の ACM-ICPC は筑波大学がホスト校となって開催します。 (1) で成績優秀なチームは (2) の本選に進出し、そこで成績優秀なチームは、 日本を代表して (3) の世界大会に参加します。つまり、世界への道が開かれ
ているのです。
* 日程は?
参加申し込み締切は 6 月 10 日(金), そして第一関門となる国内インターネット 予選は、6 月 24 日(金) の午後となります。(コンテストの時間は未定)
国内インターネット予選では、所属大学の一室を借りて、インターネット経由 で問題を解きます。参加を考えている人は、今すぐ、準備を始めるのがよいで しょう。
* 参加するには?
参加費は無料です。気軽に参加できます。
参加するには、同一大学 3 名の学生でチームを作る必要があります。1 年生 から 4 年生まで、どの学科の人と組んでも構いません。また、一定年齢以下で あれば大学院修士課程の人も参加できます。1 年生や 2 年生のうちから参加する 人は特に歓迎です。早目に経験しておくと、どんどん上達します。
* どこから始めるか?
気軽に参加できるコンテストですが、コンテストで出る典型的な問題を何問か 解く練習を、事前にしておくことが、解答率アップには欠かせません。また、 3 人で 1 台のコンピュータを共有して使うので、役割分担についても、事前に相 談しておくのがよいでしょう。
このための情報源をリストアップしておきます。
-「まずは 1 題解こう」 http://icpc.iisf.or.jp/acm-icpc/problems/ - ACM-ICPC 日本サイト・トップ http://icpc.iisf.or.jp/
- ACM-ICPC OB/OG の会 http://acm-icpc.aitea.net/
「プログラミング」の技術を磨いて、世界を目指す、またとない機会です。 多くの皆さんが参加することを期待しています。
亀山幸義 (筑波大学、ACM-ICPC 2016 アジアつくば大会 実行委員長) 筧 捷彦 (早稲田大学、ICPC 日本サイト運営委員長)
mail icpc2016@cs.tsukuba.ac.jp (実行委員会) web http://icpc.iisf.or.jp/2016-tsukuba/
twitter @icpc2016jp
=================================================================== ACM-ICPC FAQ
* ACM-ICPC とは何か知りたい
-> 3 分でわかる ICPC http://icpc.iisf.or.jp/acm-icpc/3min/
* どんな問題が出るか知りたい
-> まずは 1 題解こう http://icpc.iisf.or.jp/acm-icpc/problems/
* 出場資格は?
-> 同一大学所属の 3 名の学生で構成するチームで問題を解くチーム戦です。 参加資格の詳細は、ウェブページで御確認ください。
* 参加費は?
参加無料です。さらに、本選へ進出したチームは、つくばまでの旅費と 宿泊費の補助を受けられます。世界大会でも、もちろん旅費等をサポー トしてもらえます。
* 使用言語は?
国内インターネット予選では、問題文は英語・日本語併記で、つくば大 会本選および世界大会は英語で実施されます。使用可能なプログラミン グ言語は、予選・本選とも C,C++,Java です。
* 何チームが出場するの?
2015 年度の本選には、国内から 36 チームが参加しました。2016 年 5 月に おこなわれる世界大会には、日本から 4 チームが参加します。
* 誰が問題を作るの?
審判団(Judge)が作問と解答チェック等を行います。2016 年度審判長は、 近山隆先生(東京大学)です。審判団は、国内のコンピュータサイエン ス研究者・技術者の方々から構成されていて、名簿は、上記ウェブペー ジで公開されています。
* 重要日程は?
国内インターネット予選 申込み締切 2016 年 6 月 10 日 国内インターネット予選 実施日 2016 年 6 月 24 日 つくば大会 本選 (アジア地区大会) 2016 年 10 月 15-16 日
* 主催者は?
主催:筑波大学,(公財)情報科学国際交流財団、つくば大会実行委員会 共催:茨城県,つくば市
* スポンサーとなって応援したい、ボランティアとして参加したい、等。 ACM-ICPC つくば大会実行委員会 にお問い合わせください。
ICPC2016@cs.tsukuba.ac.jp
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