高山小避難所読本
特 記
この「高山小避難所読本」は、三鷹市の避難所運営マニュアル「初 動の3日間」を補足するものとして高山小避難所運営連絡会が作成 しました。「高山小避難所資料集」と2部構成になっております。 実際の活動時には「初動の3日間」とともに活用するようしてくだ さい。
「高山小避難所読本」の内容は夜間など、高山小の閉校時を想定し てあります。開校時については正副校長先生などの学校管理者と連 携して活動するようにしてください。
目 次
特記・目次...1
避難所開設のながれ・避難所運営委員会の組織...2
1 高山小開放・避難所準備...3
2 避難所の開設...4
3 避難所運営会議の開催...6
4 避難所運営委員会の組織...7
5 職務分掌...8
5-1 避難所運営正副委員長の仕事...8
5-2 総務部の仕事...8
5-3 物資供給部の仕事...9
5-4 施設管理部の仕事...9
5-5 救護保健部の仕事...10
5-6 各地区代表・副代表の仕事...10
編集履歴...11
避難所開設のながれ
参集条件:震度5以上かつ地域が被災
高山小避難所運営委員会組織
1 高山小開放・避難所開設準備
鍵保有者の主導のもと、高山小学校を開放し、避難所開設の準備をします。
1-1、一時避難所開設
1)正門解錠
第三・第五分団に正門の鍵を取りに行き、正門を解錠し、大きく開く。 2)避難者誘導
避難して来た住民に、校庭の真ん中に誘導し待機させる。 3)北門解錠
校舎の簡単な外観調査を行いピロティの安全を確認する。 散乱物がある場合は片付けを行う。
安全が確認・確保できたら鍵管理者が北門を開け、大きく開く。 4)備品取り出し
鍵管理者が校舎玄関を解錠し、職員室の無線機・PHS・メガホン・災害 用キーボックスの中の防災倉庫の鍵を持ち出す。
1-2、避難所開設準備
1)避難所開設要請
三鷹市災害対策本部と東防連災害対策本部(牟礼コミ)に避難所開設の 要請をする。方法:無線機ダメなら、PHS→電話→伝令
a.三鷹市災害対策本部:無線 091、094 電話 0422-45-1151 b.東防連災害対策本部(牟礼コミ):無線 320 電話 0422-49- 3441
資料 19 2)避難所開設準備
防災倉庫を開け、避難所開設セットを取り出す。夜間の場合は発電機・ 投光器も用意。
避難所開設セット 1(全般)
避難所マニュアル、掲示物(資料 48)、ガムテープ、ビニールヒ モ、立入禁止テープ、トラロープ、ハサミ、カッター
避難所開設セット 2(受付周り)
受付看板、町会自治会看板、避難者カード、筆記具、文具、書類バ スケット、ファイル、ガムテープ
避難所開設セット 3(スタッフ用)
1-3 、設営・その 1
1)災害用トイレ組立
ボランティアを募り(4~6人)、指定場所にトイレを設置する。資料 4
2)仮設救護所設営
ボランティアを募り(4人)、防災倉庫からテント・ブルーシートを取 り出し、仮設救護所を設置する。
仮設救護所での救護活動は参集医師が行い。ボランティアはそれを補助 する。
3)避難所開設準備
ボランティアを募る。必要に応じて増員する。
受付(12名):受付周りの設営・テーブルの配置・張り出しものの掲 示・誘導 資料 5
安全確認(4名):校舎内外の安全確認を避難所運営連絡会委員を含む 複数名でチェックシートを利用して実施する。資料 1
散乱物の片付け(2名):ガラスなどの散乱物の片付けをし、危険と認 められた箇所に立入禁止措置をとる。とくにピロティ周辺、体育館 4)報告
東防連災害対策本部(牟礼コミ)に、施設の安全性・避難者状況等を報 告する。
2 避難所の開設(開設決定連絡を受けて)
三鷹市から避難所開設の決定連絡を受け、避難所開設の活動開始を報告する。 資料 3
2-1 設営・その 2
1)立入禁止区域の設定
避難所で使用する区域を決定し、立入禁止区域を設定・明示。 2)開放区域の設定
原則的に一時解放区域から、避難所で使用する区域を決定する。体育館 の照明の落下の危険がある場合、教室の開放を検討する。資料 4,7 3)体育館にござを敷く
ボランティアを募る(4~6人)
ガラス等の散乱物がないのを確認する。
防災倉庫からゴザを出し、体育館など避難所で使用する区域に敷く。資 料 6
4)避難者誘導準備
・避難者受付準備
避難者カード・カードを入れる箱(町会ごと)・筆記具を用意し、受 付看板(町会ごと)・カードの記入見本を掲示する。
5)個々の設営作業
・発電機・投光器設置
ピロティ、体育館、多目的室に準備する。
・水の確保
校舎東側階段の地下受水槽の流出バルブを閉じる。
生活用水の確保:プール・雨水の受水槽を確認しておく。
・ペット飼育所
ペット飼育所を校庭東側角に設置する。 6)注意事項の徹底
・女性専用スペース・ペット用スペースを避難者に説明。
・使用出来るトイレの場所を避難者に説明。とくに学校の水道・トイレな どの設備は使用できないことは繰り返し説明。資料 4,7
7)掲示物
掲示物を張り出す。 i.ピロティ
(a)避難所の生活ルール 資料 8 (b)避難所施設の使用方法 資料 4,7 ii.体育館
(a)体育館のゴザレイアウト 資料 6 (b)避難所の生活ルール 資料 8 (c)避難所施設の使用方法 資料 4,7 (d)ペットの飼い主の皆さんへ 資料 15 iii.水道・トイレ
(a)原則的に校舎の水道・トイレは使用禁止
2-2 誘導
1)避難者カード
・受付で「避難者カード」を世帯ごとに配付する。資料 11
・「避難者カード」を提出した方から避難所に受け入れをする。
・町会単位で回収。その町会に割り当てられている場所に誘導。資料 6 2)誘導
i. 健常者:解放区域に誘導
ii. 要介護者と障がい者:付き添いとともにイングリッシュルームに誘導。
iii. ペット: 校庭東側角のペット飼育所へ。ペット同伴避難者に対し注意 事項を説明する。資料 15,16
2-3 報告
三鷹市東部住区防災連合会(牟礼コミ)に、避難所開設と現在までの状況 報告をする。資料 3
3 避難所運営会議の開催
1) 多目的室に避難所運営本部を設営する。
2) 初めのメンバーは、高山小避難所運営連絡会の委員を中心とし、避難 者の中から各地区代表と参集医師の代表にも参加してもらう。
3) 無線機で三鷹市東部住区防災連合会(牟礼コミ)に状況報告。 i. 避難者の人数・世帯数、負傷者の有無
ii. 今までの活動状況 4) 第1回避難所運営会議の開催
1.避難所運営正副委員長の決定 2.現在状況の把握
ア).避難者の人数・世帯数
イ).負傷者・要救助者の人数確認と医療救護所の活動状況 ウ).高山小の施設・設備の状況
エ).周辺状況 3.今後の予定
1)避難所運営委員会の組織作り。資料 18 (a)避難所運営委員長
(b)避難所運営副委員長 (c)総務部
総務班 名簿班 情報班 (d)物資供給部
物資供給班 食料班 (e)施設管理部
避難所設備班 学校施設班 (f)救護保健部
参集医師
医療救護所サポート班
要配慮者サポート班 (g)地区別グループ
牟礼中町会 牟礼上本町会 三鷹台団地自治会 牟礼団地自治会
三鷹市のその他の地域 他市の帰宅困難者
2)今後の活動は部または班単位で行う
4.避難所運営委員会の組織
これからは、避難所運営委員会の組織をしっかり作っていきながらの活動に なります。
1)ボランティア
避難者の中から避難所運営を手伝ってくれるボランティアを募る。 2)本部役員
避難所運営委員会の正副委員長・各部長・各地区代表、学校管理者、参集 市職員を本部役員とする。
3)総務部
総務部の中に、総務班・名簿班・情報班を作る。
総務班: 運営委員会の事務局、地域との連携、活動記録、ボランティアの 受入・管理、その他
名簿班: 避難者名簿管理、食料・物資などの配給名簿作成 情報班: 避難所外情報の収集、避難所内外向けの情報発信 4)物資供給部
物資供給部の中に、食料班・物資供給班を作る。 物資供給班: 食料・物資の調達・受入・管理・配給 食料班: 食事対策、炊き出し
5)施設管理部
施設管理部の中に、避難所設備班・学校施設班を作る。
避難所設備班: 災害用トイレの設置・管理、飲料水用水槽の設置・管理 学校施設班: 学校施設の管理全般
6)救護保健部
救護保健部に医療救護所サポート班と要配慮者サポート班を作る。 医療救護所サポート班: 参集医師の補助的仕事をする
要配慮者サポート班: 要配慮者の補助をする 7)地区別グループ
それぞれの代表・副代表を決める。必要に応じてそれらの中を小グルー プに分ける。
・牟礼中町会
・牟礼上本町会
・三鷹台団地自治会
・牟礼団地自治会
・三鷹市のその他の地域
・他市の帰宅困難者
5.職務分掌
5-1 避難所運営正副委員長の仕事
1)避難所運営会議の開催 2)各部・各地区の統括
3)学校管理者・市職員との連携 4)外部団体との連絡・折衝
5)高山小のカギの管理。(学校管理者不在時) 6)避難所日誌の記載
7)副委員長は委員長の補佐及び代表不在時の代理をする。
5-2 総務部の仕事
部長・副部長を決める。
ボランティアの中に外国語の堪能な方がいると良い。 1)ボランティアを募り、総務班・名簿班・情報班を編成する。
2)無線機で三鷹市災害対策本部及び三鷹市東部住区防災連合会(牟礼コ ミ)と交信する。(総務班)
3)物資関係を除く受付全般。(総務班)
4)避難者カードを整理し、避難者名簿を作成する。(名簿班) 5)他市の帰宅困難者の把握。(総務部)
6)各地区別に代表者と副代表者を決めておく。(総務班)
7)避難者名簿から、食事・物資配給用の名簿を作成する。それを物資供 給班に渡す。(名簿班)
8)活動記録を記載。(正副部長)
9)各種お知らせの周知や掲示物の張出し。(情報班) 10)避難所周辺の情報収集。(情報班)
11)三鷹市や他の避難所に避難者情報の開示。(名簿班)
12)負傷者と要配慮者の把握をし、救護保健部と連携し対応する。(総 務部)
13)外部ボランティアの受入れと仕事の割り振りをする。(総務班) 14)避難所運営委員会の議事録を記載する。(総務班)
15)避難所のパトロールや見守りのローテーションを組む。(総務部)
5-3 物資供給部の仕事
部長・副部長を決める。
1)ボランティアを募り、食料班・物資供給班を編成する。
2)防災倉庫または体育館倉庫よりテントを出し、安全な場所に建てる。 その場所に、大釜・テーブル・発電機・投光器を設置し、炊き出し用 のスペースとする。(食料班)
3)名簿班より食料・物資配給用の名簿を受け取り、給食の数量などを把 握しておく。(食料班)
4)同じく、物資供給班も前述の名簿を共有し、配給物資の数量を把握し ておく。毛布など受付時に配給したものがある場合は名簿にその情報 を記載しておく。(物資供給班)
5)資材搬入口にテーブルを置き、供給物資受付とする。(物資供給班) 6)ミーティングルームを供給物資の仕分け・倉庫とする。(物資供給
班)
7)防災倉庫・ミーティングルームの物資の管理。(物資供給班) 8)不足物資があれば三鷹市災害対策本部に要請する。(物資供給班) 9)生活ルールに記載されている時間割に基づき、炊き出しを実施する。
(食料班)
10)活動記録を記載。(正副部長)
5-4 施設管理部の仕事
部長・副部長を決める。
ボランティアの中に建築・設備の専門家がいると良い。 1)ボランティアを募り、避難所設備班・学校施設班を編成する。
2)災害用トイレの設置管理。一部は女性専用にする。(避難所設備班) 3)危険箇所・立ち入り禁止区域の明示と周知。(学校施設班)
4)学校施設の点検と管理。原則的に使用禁止とする。(学校施設班) 5)受水槽設備の管理・利用。(学校施設班)
6)プール・雨水槽の管理・利用。(学校施設班)
7)ゴミ集積所の設置・管理・運用。(避難所設備班)資料 4,7
8)校舎 3 階に女性専用の洗濯場・更衣室・授乳室を設け、周知させる。
5-5 救護保健部の仕事
部長・副部長を決める。参集医師と連携して活動する。 ボランティアの中に医療関係の専門家がいると良い。
1)ボランティアを募り、医療救護所サポート班・要配慮者サポート班を編 成する。
2)参集医師と協力し、1年生教室に医療救護所を設置する。(医療救護所 班)
3)負傷者の把握。(医療救護所班)
4)重篤な負傷者または専門的な治療を要する避難者は参集医師と協議し対 応を決める。その場合、三鷹市災害対策本部に連絡する。(医療救護所 班)
5)イングリッシュルームを要配慮者および障がい者のためのスペースとす る。(要配慮者班)
6)要配慮者および障がい者の把握。(要配慮者班)
7)要配慮者と障がい者の方への食事等の配給と情報伝達。(要配慮者班) 8)活動記録を記載。(正副部長)
5-6 各地区代表・副代表の仕事
1)必要に応じて、地域内を小グループに分ける。小グループのリーダーを 副代表とする。
2)各地域内の避難者の把握。名簿班の作成した避難者名簿の擦り合わせ。 まだ避難者カードを提出していない者がいれば速やかに提出させる。 3)各地域の避難者の健康状態の見守り。具合の悪そうな避難者がいれば運
営委員に報告する。
4)食事・物資配給の窓口業務をする。 5)代表は避難所運営会議に出席する。
編集履歴
第1版:平成 28 年 1 月 27 日 第 24 回運営連絡会